就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マンです!
僕が就活生の時、徹底的に力を入れていたのが3大質問への回答です。
3大質問とは、どの企業からもされる「自己PR・志望動機・学生時代に力を入れたこと」の3つの質問のことを指します。
中でも自己PRは“どの企業からもされる超頻出の質問”ですよね。
しかし、評価される自己PRを考え抜いている人は意外と少ない。
だからこそ差別化することができるので、この記事を通して「評価される自己PRの作り方と例文」を詳しく解説していきます。
出題頻度の高い質問にこだわることは、選考を効率的に突破するのに有効。
ぜひこの記事を通して、どの企業からも評価される自己PRを完成させましょう!
自己PRはどの企業からも求められる超重要質問!事前に用意することができる質問の1つで、対策が必須だからぜひ参考にしてくださいね!
- そもそも自己PRとは何か?
- 就活で評価される自己PRとは?
- 自己PRの例文集【アピールする能力別の一覧】
- 【主体性】をアピールする自己PR例文
- 【積極性・行動力】をアピールする自己PR例文
- 【忍耐力・ストレス耐性】をアピールする自己PR例文
- 【向上心の高さ】をアピールする自己PR例文
- 【責任感・真面目さ】をアピールする自己PR例文
- 【気配り・思いやり】をアピールする自己PR例文
- 【柔軟性・臨機応変さ】をアピールする自己PR例文
- 【継続力】をアピールする自己PR例文
- 【論理的思考力】をアピールする自己PR例文
- 【明るさ・笑顏】をアピールする自己PR例文
- 【情報収集力】をアピールする自己PR例文
- 【創造力・想像力】をアピールする自己PR例文
- 【コミュニケーション力】をアピールする自己PR例文
- 【探究心・好奇心旺盛さ】をアピールする自己PR例文
- 【観察力・洞察力】をアピールする自己PR例文
- 【計画性】をアピールする自己PR例文
- 【負けず嫌い】をアピールする自己PR例文
- 【集中力】をアピールする自己PR例文
- 経験別の自己PRの例文集
- 就活における800文字指定の自己PR例文
- 自己PRのNG例文|マイナス評価される要因を共有
- 評価される自己PRの書き方について
- 【補足】自己PRの入力文字数(制限文字数)が少ない場合
- 本記事の要点まとめ
そもそも自己PRとは何か?
最初にそもそも「自己PR」とは何かという定義から説明しておきます。
志望動機や学生時代に力を入れたことは、言葉のままの意味なのでわかりやすいですが、自己PRって意外と曖昧な言葉なんですよね。
曖昧だからこそ、「とりあえず自分のことをアピールすることかな?」と考えて、とにかく自分の長所をアピールしまくるよう回答する人が目立ちます。
(これは自己PRの定義を理解しておらず、マイナス評価に繋がるので注意!)
就活における自己PRの定義について
じゃあ自己PRの定義、意味は何なのか?
自己PRの「PR」とは「パブリックリレーションズ」の略です。
パブリックリレーションズとは、「相手との良い関係作り」を示す言葉。
よって就活における自己PRとは「相手企業と自分が良い関係を築くことができると説明すること」だと定義することができます。
ここを理解できていると、ただ自分の長所をアピールするだけじゃダメだと理解できますよね。
自己PRで大事なことは、自分の長所・能力を示した上で、「この能力があることで御社で◯◯という貢献ができますよ!だから私達は良い関係を築くことができますよ」と説明することです。
自己PRと長所の違いを把握しておこう
自己PRの定義が分かると、長所との違いも理解できます。
自己PRはあくまで「◯◯という能力があることで会社側にどんな利益が生まれるのか」ということを伝えます。
一方で、長所は「◯◯という能力があることで自分にとってどんなメリットがあったのか」という自分主体の意味を持ちます。
ちょっと分かりづらいと思うので、例を示しますね。
自己PRは会社側に対するメリットが中心。長所はあくまで自分へのメリットが中心であることが分かると思います。
【自己PR】
会話が必要な場面が多い御社において、私のコミュニケーション力は取引先だけでなく、社内の社員さんとの信頼関係の構築に活かすことができる。
(だからコミュニケーション力という能力を持つ私と御社は良い関係を築くことができますよ!)
【長所】
コミュニケーション力が高いことで、初対面の人ともすぐに打ち解けることができ、より長い時間会話を楽しむことができる。
エントリーシートや面接にて、自己PRと長所の両方を聞かれることがあります。
こうして違いを把握しておけば、その時に同じ能力を元にして伝えても問題なく伝えることができますよ!
なるほど!こうして自己PRの定義をしっかり押さえておくことで、自己PRの伝え方や長所との伝え方の違いを明確にできますね。
そうなんだよ。自己PRという言葉は曖昧だからこそ、意味・定義を押さえておくことで、採用担当者の質問意図を満たすことができるようになるよ。
就活で評価される自己PRとは?
自己PRの定義を押さえたところで、評価される自己PRのポイントが気になります。
どんな自己PRなら評価されるのか?
それは非常にシンプルで「相手企業が求める人物であることを示すこと」です。
そもそも企業は自社との適性が高く、活躍してくれそうな人を採用したいと考えていますよね。
そして企業は毎年「採用計画」を設けているので、「今年はこんな人材を採用したい」というターゲットが事前に決まっていることが多いです。
自己PRによって、「自分がまさにその人材ですよ」と示すことができれば評価されるとうシンプルな結論になります。
ちなみに企業が新卒に求める能力というのは、ある程度決まっています。
以下の表は新卒に求める上位能力を一覧化したものなので、絶対に押さえておいてください。
▼企業が新卒に求める能力ランキング
画像引用:経団連「高等教育に関するアンケート結果」
あくまでアピールする能力は、自分が思う最大の強みであるべきです。
しかし、自分の強みが複数ある場合は、上の表を参考に“より多くの企業が求める能力”を自己PRでアピールすると評価されやすくなりますよ。
▼例:多くの企業が言語力よりも積極性を重視する=積極性の方が評価されやすい
ここで「企業ごとの求める人物像の把握」が重要だと分かりますよね
自分が志望する企業がどんな能力を新卒に必要とするかが分かれば、自分がその能力を持っている場合にアピールポイントになります。
求める人物像とは、企業が「こんな人材を求めているよー!」ということをそのまま書いたもの。これを把握しない手はありません。
そんな求める人物像を把握するためには、以下の方法がおすすめです!
【求める人物像を把握する方法】
- 企業の採用ページに書かれている場合は見る
- マイナビやリクナビに書かれている場合は見る
- 就職四季報という本で求める人物像の欄を確認する
- 会社説明会などで質問する
- 口コミサイトを見て「活躍している人物」の特徴を探る
これらの方法を使っても、求める人物像が分からないことがあります。
その場合は、自分の持つ複数の能力の中から「新卒に求める上位能力」で多くの企業が求める能力をアピールしましょうね!
評価される自己PRは、要するにその企業が求めている能力がアピールできているかどうかってことですね。
そのとおり!そのために「求める人物像」をしっかりと把握しておこう。就職四季報やその企業の採用ページに書かれている場合が多いからね。
自己PRの例文集【アピールする能力別の一覧】
それでは、自己PRの定義と評価ポイントを押さたところで!
この章では自己PRの例文を徹底的に共有していこうと思います。
まず僕が考える自己PRの文章構成を説明しますね。
自己PRは400文字以上の長文で求められることが多いので、「文章構成を考える⇒実際に書き始める」という順で作成することをおすすめします。
【おすすめの自己PRの文章構成】
- 貢献できる能力
(まずはその企業で活かせる自分の能力が何かを伝える) - 具体的な貢献内容
(その能力によって具体的にその企業に対してどんな貢献ができるのか伝える) - 根拠となるエピソード(課題・行動・結果)
(その能力を持っているという根拠となるエピソードを伝える) - 自分の信条
(なぜその能力を大事にしているのか、その元となる自分の信条を伝える) - 入社後の抱負
(その能力を活かしていかに活躍したいと考えているのか入社後の抱負で締める)
それではこの文章構成を元にした例文を、アピールする能力別で共有しますね。
特に自分の強みの例文を参考にしてもらえると良いかと思います。
【主体性】をアピールする自己PR例文
まずは「主体性」をアピールする自己PR例文を共有しますね。
主体性とは、自らやるべきことを発案して、実行に移すことができる能力のこと。
企業が新卒に求める能力として圧倒的1位を誇っています。
企業の立場に立つと、自分から動いてくれる新卒を欲しがるのは当然ですよね。
よって主体性がある人は、ぜひ主体性を全力でアピールしていきましょう。
【例文】
「私は主体性を持って物事に取り組むことに自信があります。①
貴社においても、指示された業務をこなすだけではなく、自ら課題を設定し解決することでより大きな成果を上げます。②
私がこの主体性を発揮したエピソードが大学時代にあります。
大学3年生の時、野球部の主務として対外試合の調整を担当していました。
当時は周辺大学との練習試合がメインとなっており、対戦相手が変わらないことから学びも少ないことが課題でした。
そこで私は近隣の社会人チームと交渉し、試合を組むことができました。
その結果、格上のチームから得る学び、自チームの課題点が明確化し、新しいメニュー設定などを行うことができました。③
私がここまで主体性を重視している理由は「成長に主体性は欠かせない」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社した暁には、現状に満足することなく常に成長を意識して行動することで、利益を上げます。⑤」
【例文】
「私は持ち前の主体性を活かし、積極的に行動することに自信があります。①
貴社においても、主体的に考えた根拠のある積極性を発揮することで、利益に貢献します。②
私がこの強みを発揮したエピソードが大学時代にあります。
大学3年生の時、広告会社の長期インターンに参加しました。
私は社員の方から指示された業務をこなすだけでは学びが少ないと考え、自ら企画を考案し提案しました。
何度も改善を求められましたが、結果的に企画が通り、実際のサービスとして採用されました。③
私がこのように主体性を重視する理由は「主体的な行動は最大のモチベーションとなる」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社した暁には、新人だからと遠慮することなく、今ある知識を最大限に活かした行動、提案を徹底することで成果を上げます。⑤」
【積極性・行動力】をアピールする自己PR例文
続いて「積極性・行動力」をアピールする自己PRの例文を紹介します。
これらの積極性や行動力は本当に多くの企業が評価する能力です。
要するに、自分からどんどん行動してくれる人材を求める企業が多いんですよ。
【例文】
「私の持つどんなことにも「まずは絶対に挑戦する」という積極性によって貴社に貢献します。①
与えられた全ての仕事はもちろん、入社後には貴社が抱えている課題に対して解決できる施策に積極的に取り組むことで、利益を生み出します。②
具体的にこの積極性を発揮した経験が大学時代にあります。
私は大学祭の実行員を担当したことがあるのですが、その際にメインステージを盛り上げる必要がありました。
在校生が出し物をするというのが通例だったのですが、現状を打破するために、前例のない「芸人を誘致する」ということを実行。
予算を確保するために、大学との交渉を積み重ねることで、結果芸人さんを呼んで周辺大学の学生を集客することに成功し、大盛況となりました。③
なぜ私がこれほど、挑戦することを重要視しているのかと言うと、「うまくいかなかったらどうしよう」という思考よりも、それで動かないことが一番の失敗だと考えているからです。④
貴社に入社することができたのなら、この積極性・挑戦心を活かして、新卒がこれまで成し得なかった課題解決に取り組んで必ず貢献致します。⑤」
【例文】
「私は誰もがそれは無理だろうと考えることを「行動力」で解決することに自信があります。①
貴社に入社したならば、誰よりも行動し、お客様の想像を超えるサービスを提供することで利益を生み出します。②
私が持つこの行動力を最も発揮したのは、大学時代です。
野球部に所属し、指導者のいないチームの中で副主将として試合のマッチングなどを担当していました。
決して強いチームではなかったため、毎回練習試合の相手も定番化していました。
そこで思い切ってこれまで依頼したことのない社会人チームに自ら訪問し、練習試合を直談判しました。
その結果、私の行動力に感心した監督が練習試合を受けてくださり、今では毎年練習試合を組めるようになりました。③
私がこのように行動することを重視する理由は「考えるより動く方が結果に繋がる」という信念を持っているからです。④
貴社に入社することができたならば、この行動力を存分に発揮して誰よりも結果を残すことをお約束します。⑤」
【忍耐力・ストレス耐性】をアピールする自己PR例文
次は「忍耐力・ストレス耐性」をアピールするための自己PRを共有します。
このストレス耐性を求める企業も非常に多いです。
なぜなら単純な話で、離職する人がめっちゃ多いからですね。
新卒を採用する上で、すぐに離職されてしまうことが、企業にとって最も大きなダメージになります。(新卒は即戦力にならないから特に。)
また「ストレス耐性」をテーマに自己PRを作成する人は少ないです。
(自分はストレスに負けないという人が少ないから)
だからこそ、それをテーマに語ることで差別化することができますし、人事からすれば「辞めなさそうだな」と思い評価することができます。
ストレス耐性に自信がある人はぜひアピールしてみましょう。
【例文】
「私はどんな大きなストレスがかかっても絶対に諦めないストレス耐性の高さによって、長期的に貴社に貢献致します。①
社会人になってからどれだけ大きな失敗やストレスがかかろうとも、そこから学び、改良することを繰り返すことによって、利益を上げていこうと考えております。②
具体的にこのストレス耐性を発揮した経験が過去にあります。
私は小学生の時に親が離婚、転校もして環境が一変し、相当に大きなストレスを克服する必要がありました。
しかし、その状況下で、「もう上がるしかない」とポジティブに考えることによって、新しい環境での友人の作り方から両親の慰め方までを学ぶことに注力。
辛いという感情を無視して、学ぶことに集中することで、その時の学びから対人関係が非常にスムーズに進むようになっています。③
「どれだけストレスがかかろうと、その後は上がるしかない」それが私の信条であり、ストレスに負けなければ、長期的に成功できると考えております。④
貴社に入社した暁には、他のどんな新卒よりも粘り強く、時に失敗してしまった時も必ずそこから学びを得ることによって、貢献し続けることを誓います。⑤」
【例文】
「私はどんなネガティブな状況でも成し遂げる『忍耐力』に絶対の自信があります。①
社会人となり、環境が変わればストレスに感じることも多々あると思います。そんな中、どれだけストレスがかかっても折れない継続力によって、貴社で長期的に働くことで利益を出し続けます。②
私のこの忍耐力を発揮したエピソードが大学時代にあります。
私は大学入学時に「毎日1時間走る」という目標を設定。暴風雨の時も、雪の時も1時間走ることを続け、親から変人扱いされるほどでした。③
私がこれだけ忍耐力を重視する理由は、「何かを達成するためには実行力が。実行し続けるためには継続力が。継続力を発揮するためには忍耐力が必要であり、忍耐力が目標達成の根幹である」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社後は、私のこの忍耐力を活かし、長期的に利益を上げる人材になることを誓います。⑤」
【向上心の高さ】をアピールする自己PR例文
次は「向上心の高さ」をアピールする自己PRの例文です。
向上心が高いということは、同時に「行動力」や「主体性」の高さを示すことにも繋がってくるので、非常に多くの企業から求められる能力なんですよね。
よって向上心が高く、何事にも挑戦するようなタイプの人は、ぜひ向上心の高さをどんどんアピールするようにしましょう。
ポイントとしては、しっかりと「向上心が高いことを示すエピソード」を書いて根拠を示すことですね。
【例文】
「私は現状に満足しない「向上心」に誰にも負けない自信があります。①
新卒1年目から高い目標を設定し、確実に達成する。そこに満足せずに来年度は更に高い目標を設定、そうして目標を上げていくことで利益を出します。②
私がこの向上心を発揮したエピソードが大学時代にあります。
大学入学から1ヶ月後、普通の生活じゃ満足できずに、より学生生活を充実させようと考えました。
具体的には年間で50冊の読書と、社会人と話す機会を毎月作ることを実行。
結果、その翌年には目標を倍にして、100冊の読書と毎月2人の社会人と必ず会うことで、学生のうちから幅広い知識を得ることができました。③
私がこれほどまでに向上心を重視する理由は、「現状に満足せずに努力を続けることで人生の密度が高まる」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社した暁には、私のこの向上心を活かして、3年後には「そんな高い目標も達成できるのか」と思われる人材になることをお約束します。⑤」
【例文】
「私は次から次に高い目標を設定して実現する「向上心」が最大の強みです。①
1サラリーマンとして与えられた仕事や目標だけを遂行するのではなく、自分なりに付加価値を付けて、会社が求める以上の成果を上げることで利益を生みます。②
私がこの向上心を発揮したエピソードがが大学時代にあります。
大学は化学専攻だったのですが、知識の幅を増やし続けたいと考えました。
そこで大学1年時は経営学、2年時は心理学、そして現在はアルバイトを通したマーケティングを独学し知識を探求しています。
その結果、私生活の中で見る景色やお店、商品などより深く見て考えられるようになりました。③
私がこれほどまでに向上心を重視する理由は「常に指針となる目標があることで毎日努力し、結果的に生活の密度が上がる」という信条を大事にしているからです。④
御社に入社した暁には、この向上心を発揮して、「常に目標を持って行動しているよね」と周りから評価される人材に必ずなります。⑤」
【責任感・真面目さ】をアピールする自己PR例文
次に「責任感・真面目さ」をアピールする自己PRを紹介します。
責任感や真面目さは企業によっては一番に重視するところもあります。
責任感のある人材は、簡単には辞めないと判断できたり、内定を出した時にしっかりと入社まで進んでくれるだろうといったポジティブな判断をすることができます。
よって責任感の強さ、真面目さをアピールするのも非常に効果的ですよ。
【例文】
「私は一度取り組んだことに対して妥協しない責任感によって貴社に貢献します。①
「新卒だから仕方ない」というマインドではなく、私は新卒から誰からも信頼される人材になりたいと考えています。そうして信頼されることによって、貴社の売上だけでなく、信用を積み重ね利益を生みます。②
具体的にこの責任感の強さを発揮した経験が大学時代にあります。
私は大学時代から少しでも他人のせいにしてしまうと、罪悪感に襲われるという習性がありました。
そこで徹底的に他人のせいにせず、自責を重んじることに集中。具体的には少しでも自分ではなく、他人のせいにしてしまったなと後悔したらノートに記載するという行動を取りました。
その結果、今ではどんな出来事に対しても自分に責任があることを実感し、改善するように行動できるようになっています。③
私がこれほどに責任感を重視している理由は、「自分が責任をもつことで、1つ1つの行動が丁寧になる」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社することができたのなら、「新卒だから」という言い訳や他人のせいにすることは一切せずにプロ意識を持って必ず貢献致します。⑤」
【例文】
「私の強みは公言した目標をやり切る責任感です。①
社会人になっても、自分の発言や目標に責任を持ち、最大限やり切ることで貴社の利益に貢献します。②
私がこの責任感を発揮したエピソードが大学時代にあります。私は大学3年生の1年間、野球部の主将を務めました。就任当時、まずは自身の姿勢で引っ張るリーダーになることを決意し、部員に対し「無遅刻無欠席で練習に参加すること」を表明しました。正直、ランニング中心の冬季練習などモチベーションが低下する期間もありました。しかし、有言実行の姿を見せることこそ、部全体の士気向上に繋がると考え、1年間無遅刻無欠席を貫くことができました。③
私がこれだけ有言実行の責任感を重視する理由は「自身の言葉には常に責任を持つ」という信念を大切にしているからです。④
貴社に入社した暁には、自身の力量を見極めつつ最大限のレベルで目標を公言、達成することでチームの士気向上、利益向上に貢献します。⑤」
【気配り・思いやり】をアピールする自己PR例文
次は「気配り・思いやり」をアピールする自己PR例文です。
すこし余談ですが、営業職を志望する人に「話し上手ではないのですが営業はできますか?」と聞かれることがあります。
これに対する答えは「もちろんできます」です。
営業は話のうまさだけでなく、ここで紹介する気配りや思いやりが重要な職種。
営業の基本はトーク力よりも、顧客との信頼関係を築くことにありますからね。
その点、気配りができたり、思いやりのある人は顧客から信頼されやすい。
営業職を志望している場合でも、あえてコミュニケーション力や主体性ではなく、気配りや思いやりをアピールして差別化するというのもおすすめです!
【例文】
「私はどんな小さなことにも気づくことができる気配り力によって貴社に貢献します。①
貴社に入社することが叶ったら、取引先に対して、誰よりも気を配り「◯◯さんだからお願いしたい」と言われる人間関係を構築することによって、利益を生みます。②
具体的にこの気配り力を発揮した経験が大学時代にあります。
大学時代に私は新しい友人を作るのが少し苦手でした。
そこで、友人が少しでも気分が落ち込んでいることを察することに集中して、それを感じたらすぐに相手の話を聞いてあげることを徹底しました。
結果として、その友人との間には絶大な信頼関係ができましたし、相手も自分に対してすごい気を配ってくれているのを感じます。③
「自分から気を配って寄り添うからこそ信頼が生まれる」これは私が大事にする信念です。④
貴社に入社後は、社内の誰にも負けない気配りの力によって、取引先から一番に信頼される人材に必ずなることを誓います。⑤」
【例文】
「私の強みは相手の立場に立った気遣いができることです。①
社会人として同僚や上司に限らず、取引先や顧客など関わる全ての方々それぞれの立場に立ち、相手に合わせた気遣いを徹底することで信頼を勝ち取ります。②
私がこの強みを最も発揮したのは大学時代の結婚式場でのアルバイトです。私は主に新郎新婦の進行補助を担当していました。結婚式は新郎新婦にとって一生に一度の行事であるため、大きな責任が伴います。
そこで私は、担当プランナーから新郎新婦の人柄を徹底的にヒアリングし、その人柄に合わせ補助の手順や内容を変えるようにしました。
その結果、担当した15組全ての方からお礼の手紙をいただくことができました。③
私がこのように気配りを重視する理由は「人に喜びを与えるためには、その人の立場に立って何が嬉しいかを考えることが必須」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社した暁には、商品を売るのではなく、顧客の生活をより豊かにする手段として商品を提案することで利益に貢献します。⑤」
【柔軟性・臨機応変さ】をアピールする自己PR例文
次は「柔軟性・臨機応変さや」をアピールする自己PR例文です。
僕はこれらの能力は、これからの時代に最も必要な能力だと思っていますし、柔軟性をアピールすることで同時にストレス耐性もアピールできます。
まず変化の激しい時代において、生存のために必要なのは「柔軟性」です。
進化論を提唱したダーウィンの名言の中に「この世に生き残る生物は、最も強いものではなく、最も知性の高いものでもなく、最も変化に対応できるものである」という言葉があります。
まさに今の時代にぴったりの名言ですよね。
また柔軟性があることで、上司など他の社員からのアドバイスや注意を積極的に捉えることができ、人間関係を良好に保つことにも繋がります。
このように柔軟性や臨機応変さは、伝え方を工夫することで、いくらでも会社にとって利益のある能力だと伝えることができますよ。
【例文】
「私はどんな状況でも臨機応変に対応することで、貴社に貢献します。①
今の時代は変化が激しい時代と言われていますが、変わりゆく消費者のニーズに対応することによって、貴社の商品を売り続けます。②
具体的にこの臨機応変さを発揮した経験が大学時代にあります。
私は大学時代に「これからの時代に必要なものは臨機応変さだ」という言葉を聞いたのですが、自分にはそれが足りないと実感していました。
そこで逆境に立った時に、臨機応変な対応を取ることに注力。アルバイトでは、お客さんが減った時に自分からインスタ映えする新メニューを提案。学業では、専攻する化学だけではなく必要となりそうな「心理学」を独学しました。
結果として、今では逆境に立った時こそアイデアが溢れて行動できます。③
「変化の激しい時代だからこそ、常に自分自身が変化できる状態にしておくこと」これが今の私の持つ信念です。④
貴社に入社後は、変わりゆく時代のニーズに一番に対応し、利益を上げることを約束致します。⑤」
【例文】
「私の強みは周囲の意見等を素直に受け入れることのできる柔軟性です。①
社会人として学ぶべきことを素直に受け入れ吸収し、自己成長することで貴社の利益に貢献します。②
私がこの柔軟性を発揮したエピソードが大学時代にあります。大学入学後サッカー部に入り、日々サッカーに打ち込みました。しかし課題である持久力のなさから試合に出ることができませんでした。
そこで私はサッカー部の仲間以外にも、陸上部の長距離選手や水泳部にトレーニング方法などを聞いて回り、そこで得た意見の全てを実践しました。
その結果、持久力が格段に向上し、レギュラーの座を掴むことができました。③
私がここまで周囲の意見を重視する理由は「情報はまず受け入れ、実践したうえで判断すべき」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社した際には、意見やアドバイスを聞いて終わるのではなく、必ず実践することで成果を上げていきます。⑤」
【継続力】をアピールする自己PR例文
次に紹介するのは「継続力」をアピールする自己PR例文です。
ちなみに僕が人事として、社員を採用するとなれば、第一に必要とする能力がこの継続力かなと思いますね。
例えば、主体性が高くアイデアを出して行動に移せる人がいるとしましょう。
しかし、やってみて成果が出ずにすぐに投げ出してしまうのでは、結果として微妙ですよね。
何事も成功するため、成果を出すためには継続が必要です。
例えば、この「就活攻略論」も最初の1年は1ヶ月のアクセスが100とかでした。
それが今4年以上継続して、月に50万アクセスまで増えています。
結果が出るまで粘り強く継続できる人は、特に社会人になってからは重宝されます。
よって継続力が高く、継続することで何か成果を出したことのある人は、積極的に継続力をアピールしていきましょう。
【例文】
「私は一度やると決めたことを必ずやり抜く継続力によって貴社に貢献します。①
新入社員として今後先輩方から学ぶ仕事の習慣を徹底的に継続することで、誰よりも利益を上げ続けます。②
具体的にこの継続力を発揮した経験が大学時代にあります。
私は学生時代にアメフトの部活を行っておりました。始めたばかりで基本的な動作ができないことが課題でした。
そこで毎晩、帰宅後に公園でパス練習を毎日1時間実施。土日も含め、1日も休まず基本動作を繰り返すことを徹底しました。
結果として、ベテランの先輩方以上に基本動作でのミスはなくなり、全体としてのスキルも向上したことを実感しています。③
私がこれほどまでに継続力を意識するのは「小さな継続こそが大きな変化を生む」という信念を持っているからです。④
貴社に入社後は、先輩方に教わった小さなことを全て継続することによって、必ず大きな利益を生むことを誓います。⑤」
【例文】
「私は大嫌いな作業でも、細く長く行うことができる「継続力」があります。①
今後、社会人になるにあたり、どの作業も好きで行えるとは限らないと考えています。しかし、その際に諦めるのではなく、距離を置くのではなく、細く長く継続することで長期的に成果を上げます。②
私がこの継続力を発揮したエピソードが大学時代にあります。
苦手な「数学」の授業に対して、私はそれを避けるのではなく、毎日数学の勉強を10分だけ続けるという習慣を設定。
それを現在まで3年間続けることで、今では数学の成績は学年トップまで上がりました。③
私がこれほど継続力を重視する理由は「諦めず少しずつでも続ければ苦手を克服することができる」という信念を大切にしているからです。④
貴社に入社した暁には、私のこの継続力を活かし、どんな苦手な仕事に直面しても、細く長く継続することで、結果「得意分野」と言い切れるほどに利益を上げます。⑤」
【論理的思考力】をアピールする自己PR例文
続いて「論理的思考(ロジカルさ)」をアピールする自己PR例文です。
論理的思考という言葉は難しいですが、簡単に言うと「主張に対する「なぜ」がしっかりしていること」を指します。
つまり常に考えて行動しているような人は論理的思考を持っていると言えますね。
例えば、僕の場合は新しく何かを始める時に、「これをやることで◯◯が手に入って、長期的には利益が出そうだから始めるか。◯◯の施策をすることで伸ばせそうだな」と常に戦略を練ります。
このように行動に対して、常に「理由」を持っているような人は論理的思考をアピールしてみてください。
社会人として評価されやすい能力です!
【例文】
「私は常に「理由」を考えて行動する論理的思考によって貴社に貢献します。①
貴社の事業内容について、「どう利益が生じているのか」そして、「どうすれば利益を上げられるのか」を徹底的に分析することで利益を生みます。②
具体的にこの論理的思考力を発揮した経験が大学時代にあります。
私が所属している学部はテストの量と難易度が非常に高く、最初のテストにて低い点数を取ってしまいました。
これに対して、「最も効率的なテスト対策」を設定。詳細は以下です。
・過去問をまずは仕入れる
・過去問から出題される問題をまずはマーキング
・過去問から出題されない問題の特徴分析
この手順を実行することによって、結果として2回目のテストからは高得点をマークすることができるようになり、友人にこの対策法を共有して喜ばれました。③
私がこれほどに論理的思考を重視しているのは、「物事の成功には必ずロジックがある」という信念があるからです。④
貴社に入社後は、私のこの徹底した論理的思考によって売上の増加を手助けすることをお約束致します。⑤」
【明るさ・笑顏】をアピールする自己PR例文
次は「明るさ・笑顔」をアピールする自己PR例文です。
ポジティブな性格であることは「ストレス耐性があること」や「他人との信頼関係を構築する能力の高さ」などを同時に伝えることができます。
よって早期退職しない人材としての評価にも繋がりますし、自社の社員と良い関係を作ることができそうな人材として採用しやすいという結論も狙えます。
【例文】
「私は誰にも負けない明るさによって貴社に貢献致します。①
営業職として、私が一番に大事だと思うのが明るさです。取引先の方々に愛されることで信頼を生み、利益を出すことによって貢献していきます。 ②
具体的にこの明るさを発揮した経験が大学時代にあります。
私の大学時代の親友は非常にネガティブ思考でした。そして彼の性格を変えることはできずとも、毎日をハッピーにしてあげたいと考えたのです。
そこで私が実行したのは、本当に些細なことですが以下のことです。
・出会った瞬間ハイタッチで挨拶する
・常に悩みに対してポジティブな解決策や思考法を提示してあげる
これを徹底することで、先日彼から「最近毎日楽しいんだよね」という言葉を聞くことができ、少し涙ぐみました。③
私がこれほどまでに明るさにこだわる理由は、「1度きりの人生なんだから楽しんだもんがち」という信念があります。④
もちろん貴社に入社後は、辛いこと、大変なことが沢山あると思いますが、常に周りの人の気持ちを明るくさせることで、より愛される会社へと磨き上げることを誓います。⑤」
【例文】
「私は自分の明るさをベースに、持ち前の笑顔で周りの士気を高めることが出来ます。①
貴社においても、全体の士気向上に貢献します。②
私がこの強みを最も発揮したのは、大学時代の部活です。
アメフト部に4年間所属しておりましたが、全国でも有名な強豪校だったこともあり、日々の練習は非常につらいものがありました。
真夏の炎天下であっても基礎トレーニングは欠かさずに行っており、誰もが辛いと嘆く中で、私はキャプテンだったこともあり、常に笑顔で部員全体のモチベーション維持に努めました。
くじけそうな人がいれば、なるべく早く気付いてフォローできるように邁進した結果、自分たちの代では全国ベスト4に入賞することができました。③
私がここまで明るく振る舞うことを重視しているのは「ポジティブな姿勢こそチーム力向上には不可欠」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社した暁には、自分の強みを更に意識し、全体の雰囲気を向上させることで貴社の利益にも貢献していきます。⑤」
【情報収集力】をアピールする自己PR例文
続いて「情報収集力・アンテナの高さ」をアピールする自己PRです。
普段からニュースアプリや新聞で情報収集することを習慣化している人や、流行に対して敏感である人はアピールできる能力ですね。
ちなみに僕もこの情報収集力を企業によってはアピールしていました。
趣味に「読書」と書いていたのですが、読書に対しての食いつきが良い面接官にはこの情報収集力をアピールすると効果的でしたね。
おそらく本人も情報収集が好きな人だったんだと思います!
このように、しっかりと自分が持っている能力であれば、面接官の趣味趣向に合わせてアピールすることを面接でカスタマイズしても良いですよ。
アピールする能力を1つに絞る必要はありません。
【例文】
「私は常に最新の情報を入手する情報収集力によって、貴社に貢献します。①
近年、1日1日目まぐるしく情報が流れる中でそれらの情報を入手し、事業に役立つ情報へと変換することで利益を生み出します。②
具体的にこの情報収集力を発揮した経験が大学時代にあります。
大学1年時、新しく出会う友人との会話の盛り上がりに欠けるなという課題がありました。
そこで「新聞」と「ニュースアプリ」を計10個活用することで、常に情報を入手し友人との会話の材料にするという施策を行ったことがあります。
すると周りの友人も、ニュースが好きになり会話も盛り上がる。そこから「◯◯なんかの新サービスが出そうだよね」といったアイデアや予測ができるようになり、非常に楽しい会話を繰り広げております。③
そんな経験から私は「情報こそが人との会話やアイデアの元である」という信念を持つようになりました。④
貴社に入社後は、誰よりもアンテナを高く張ることで最新の情報を仕入れ、売上向上策や課題の改善策の発案をすることを誓います。⑤」
【創造力・想像力】をアピールする自己PR例文
次に紹介するのは「創造力・想像力」をアピールする自己PRです。
ちなみに創造力と想像力の違いですが、「創造力」は実際に考えたことを行動に移すのに対して、「想像力」とは頭の中だけで考えるというニュアンスの違いがあります。
よってアピールするなら、創造力の方が良いですよ(超細かい話ですが)
普段からアイデアを考えるのが好きだったり、新しいことを企画することが好きな人はアピールしていきましょう。
企業は新卒に「若者ならではのアイデア」を求めていることが多いので、「自分は若者目線でのアイデアを出すのが得意ですよ」とアピールできれば、採用することのメリットを伝えることができます。
【例文】
「私は新しいことを考えることが大好きでして、この創造力によって貴社に貢献します。①
アイデアを出すような仕事は最初のうちはないかもしれませんが、少しでも業務を効率化できるような案を出すことから始めて、利益を上げます。②
具体的にこの創造力を発揮した経験が大学時代にあります。
私は大学時代に、ボランティア活動をしていたのですが、そのボランティアで人員が足りないという問題が生じました。
その際に、「大学生がボランティアに参加したくなる施策」を考えることに。
私は大学生の立場として、アイデアを考えた結果、「自慢したくなるボランティア」をテーマに、仮装でゴミ拾いを行ったり、活動後にバーベキューを実施することで集客に成功しました。③
私は「アイデアによって人生を面白くする」という信念を持っています。④
貴社に入社後は、この創造力を活かしてより貴社を“面白い会社”にしていくことを約束します。⑤」
【例文】
「私は新しいことを考え、形にする創造力に自信があります。①
この創造力を活かすことで、若者視点で御社のサービスを考え、新しい価値の発案や営業としてお客様に常に新しい提案をし続けることで利益を生みます。②
私がこの創造力を発揮したエピソードが大学時代にあります。
大学生活の充実度がそこまで高くないことを課題とし、生活の充実度を高めるためにどうしようかと考えました。
そこでありきたりなことをしても仕方ないと考え、新しいサークルを立ち上げようと決意。友人と2人で活動内容を発想し、毎月新しい行事を行うイベントサークルを立ち上げることに。
バーベキューやキャンプ、沢登りなどその季節に合ったイベントを常に考え、主催することで10人と少数ですが非常に活気のあるサークルになりました。③
私がこれほどまでに創造力を重視する理由は、「考える時間の長さが人生の充実度を決める」という信条を大切にしているからです。④
御社に入社した暁には、お客様から「いつも新しい提案をありがとう」と言われるようなアイデアマンな営業として活躍することをお約束します。⑤」
【コミュニケーション力】をアピールする自己PR例文
続いて「コミュニケーション力」をアピールする自己PRを紹介します。
このコミュニケーション力をアピールする上では注意点があります。
それは「コミュニケーション力」というのが、非常に抽象的な能力ということ。
話すのが上手でもコミュニケーション力が高いと言いますし、聞くのが上手でもコミュニケーション力が高いと言いますよね?
よってコミュニケーション力をもっと具体的な能力に言い換えてアピールすることが必要なのです。
【例文】
「私は誰にも負けない心からの傾聴力によって、貴社に貢献します。①
傾聴力によって、私はお客様の話をとことん聞く。そこからニーズや悩み、不満を明確化することで、それを解決する手段を提供。お客様に寄り添った傾聴によって、売上だけでなく満足度も必ず取りにいきます。②
具体的にこの傾聴力を発揮した経験が大学時代にあります。
大学時代、友人からよく相談されることが多かったのですが、うまく相談に乗れない自分を悔やむことがありました。
しかし、自分の主張を相手にぶつけるだけでなく、相手の話に真摯に耳を傾けることだけに注力。
それによって、相手の根本的な悩みを理解することにも繋がり、相手は話をすべて聞いてくれるという安心感によって私のことをより信用してくれるようになったのです。③
「自分が主張する以上に、まずは相手に寄り添って相手を尊重すること」私はこの思いを一番に大切にし続けています。④
入社した暁には、必ず「◯◯社って本当に頼りになるね」「今度はいつ来てくれるの?」と言ってくれるお客様を増やし、そして、満足度と利益、この2つを追求するために私の傾聴力を全て注ぐことをお約束します。⑤」
【例文】
「私はどんな人とも楽しく会話するための雑談力によって、貴社に貢献します。①
社会人になってから重要なことはまさに会話だと考えているのですが、その会話をいかにしやすくするのかは雑談にかかっています。
雑談によってどんな人とも会話しやすい雰囲気を作ることで、社内だけでなく社外の関係者とも良好な関係を作ることで、結果として利益を生みます。②
具体的にこの雑談力を発揮した経験が大学時代にあります。
もともと大学時代まで、そこまで初対面の人と親身に話すことが得意ではありませんでした。
しかし、「初対面の人といかに仲良くなれるか?」ということを考えた結果、雑談の重要性を考え始め、大学2年時に「超一流の雑談力」という本を読んでから雑談に注力しました。
結果として、今では初対面の人に対して「この人が好きな話題は何かな?」と深堀りながら雑談し、初対面でも難なく話せるようになりました。③
「雑談によって誰よりも会話しやすい雰囲気を作る」それが私が大切にしている信念です。④
貴社に入社した暁には、誰よりも話しやすい営業マンと呼ばれるようになることで、必ず利益に貢献致します。⑤」
【探究心・好奇心旺盛さ】をアピールする自己PR例文
次は「探究心・好奇心旺盛さ」をアピールする自己PRです。
僕の場合は、大学時代にビジネス書を読んで経営学から心理学、哲学などあらゆる学問について独学していました。
このように独学できる能力は、人によって本当に差があります。
よって独学で勉強することが好きな人は、その探究心によってどう会社に貢献できるのかをしっかりと示すと評価される自己PRを作成できますよ。
【例文】
「私は常に新しいことを学ぶ独学力によって貴社に貢献します。①
新入社員として会社で学ぶことを、書籍などを通してより専門性を高まることで、いち早く即戦力になることで売上を上げていきます。②
具体的にこの独学力を発揮した経験が大学時代にあります。
私は大学在学中に与えられた時間を、より有意義に使う必要性を強く感じていました。
そこで大学の講義の時間だけでなく、「書籍」から自分で学ぶことを考え、心理学や経営学など専門外の学問を独学することを決意。それぞれ10冊以上を読破することで専門性の幅を広げました。
結果として、文系の学生以上にそれぞれの学問への理解を深めることができましたし、それらの知識からアイデアが浮かぶことも多々あります。③
私はこの経験を通し、「常に独学で学ぶことで時間を最大限に活用することが重要」だという信念を持ちました。④
貴社に入社した暁には、常にビジネスに関する情報だけでなく、関係ないと思われる分野も独学して知識を増やすことで、新しい発想を生み出すことを誓います。⑤」
【例文】
「私は何事にも好奇心を持つことで、多くのことを吸収することに自信があります。①
入社1年目から自分自身の業務はもちろん、他部署も含めた幅広い業務理解に努めることで誰よりも貢献できる人材になります。②
私がこの強みを発揮したエピソードが大学時代にあります。
小学生からサッカー部を始め、大学でもサッカー部に所属しました。
しかし、大学サッカーのレベルは高く、試合に出られない日々が続きました。
そこで私は自身の課題であるフィジカルの弱さを克服するため、ラグビー部やウエイト部の練習に参加し、サッカーとは違ったフィジカルトレーニングを学びました。
その結果、3年生でレギュラーとなり、リーグ戦で得点王を獲得。③
私がここまでいろんなことに好奇心を持って取り組める理由は「常識に囚われず色んなことを試すことで自己成長を遂げる」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社した後も、これまでの常識に囚われず、試行錯誤を繰り返すことで最終的には貴社の利益向上に貢献します。⑤」
【観察力・洞察力】をアピールする自己PR例文
次は「観察力・洞察力」をアピールする自己PR例文を紹介します。
この観察力ですが、例えば「あれ?前髪切った?」と相手の変化に敏感な人はアピールできますね。
人だけでなく、あらゆることに対して観察する能力は社会人になって役立ちます。
観察力をアピールする人は少ないからこそ、他の就活生との差別化が可能になる能力の1つだと言えますよ!
ちなみに観察力という能力をアピールする人は少ないです。
だからこそ、書き方次第で差別化できます。
(下記の例文で言うと...「貴社の商品を最近は消費者目線でよく観察しているのですが」という部分。
企業の人事は、もちろん自社の商品の評価を気にしています。
よってこうしたイチ消費者としての意見を文中にいれることで、より注意深く読まれるんですよね。
ちょっとしたテクニックですが、ぜひ使ってみてください!)
【例文】
「私は小さな変化にも気づく観察力によって貴社に貢献します。①
営業職として貴社の商品を、最近は消費者目線でよく観察しているのですが、パッケージデザインが少し若者向けに変更になっているように感じました。
このように競合他社の商品を含めて、常に観察し、売上増加に活かす策を考えることで、売上の増加に貢献します。②
私がこの観察力を発揮した経験が大学時代にあります。
趣味がウインドウショッピングなのですが、ハイブランドのディスプレイがなぜあれほどまでに興味をそそるのか気になりました。
それからハイブランドの店舗を定点観測し、配置の特徴やインテリアの特徴を押さえていきました。
結果して、ハイブランドのディスプレイはマネキンを非日常感たっぷりに演出し、季節ごとにポーズまで変えることによって、世界観を引き出していることに気がつくことができました。③
本当に小さな発見ですが、私にとっては小さな発見が非常に面白いです。
私がこれほどまでに観察を重視するのは、「日常生活の中で小さな発見を繰り返すことで人生は面白くなる」という信念を持っているからです。④
貴社に入社したら、この観察力を活かして競合他社との差別化を測り愛される商品作りに尽力致します。⑤」
【計画性】をアピールする自己PR例文
次は「計画性」をアピールする自己PR例文です。
僕が大学時代に持っていなかった能力の1つですw
計画性がある人は、例えば旅行の予定などを事前に決めたり、目標を設定することが上手ですよね。
ちなみに企業によって、この計画性を重視するタイプの企業と、主体性や行動力などのすぐ行動するような能力を重視するタイプに分かれます。
ここは正直に自分がどちらのタイプなのか振り切って伝え、もし落ちたら「自分とは違うタイプの人材を今は求めているのか」と考えるようにするのが懸命です。
【例文】
「私は常に目標から逆算する計画性の高さによって、貴社に貢献します。①
新入社員のうちから高い目標を立て、それを実現するための小さな階段を逆算によって立てることで目標を達成し、売上を増加させます。②
具体的にこの計画性の高さを発揮した経験が大学時代にあります。
私は大学時代、最初90kgの巨体でした。
このままではいけないと思いたち、マイナス20kgの減量を決意、具体的に以下の行動を設定しました。
・朝食は必ずプロテインのみを取る
・ 夕食は500キロカロリー以下とする
見てわかるとおり、「食事」に特化した減量法です。これは私が運動を主要とするダイエットに不向きだと最初からわかっていたこと。そして実現可能性の高い行動だったためです。
これらを徹底した結果、2年でマイナス20kgの減量に成功。目標を立て、そこから逆算した「行動」の精度の高さの重要性を再認識致しました。③
私はこの経験を通して、1つの信念を持ちました。それは「どんな高い目標でも登れる1段を設定すれば叶う」ということです。④
貴社に入社後は、時には無謀な目標も設定しつつ、実現可能な精度の高い計画を作ることで必ず達成致します。⑤」
【例文】
「私は誰もが行動できるレベルまで落とし込んだ行動計画を作成し実行する計画性の高さによって、貴社に貢献します。①
会社から与えられた目標に対して、それを具体的に行動できるレベルに細かく落とし込むことで、その目標を達成し、成果を出します。②
具体的にこの計画性の高さを発揮した経験が大学時代にあります。
私は大学時代のうちに「語学力を少しでも鍛えたい」という課題を設定。
具体的に以下の計画を立てることで、実行しました。
・まずは1500の英単語を1ヶ月集中して覚える
・覚えたらフィリピン留学の申込みをする
・夏季休暇を使って1ヶ月フィリピン留学をする
・次回の留学予定をフィリピン在住中に決めてしまう
このように計画を細かく設定し、行動にうつすことで英語力が確実に身につきました。③
私がこれほどに計画力を重視する理由は、「細かい計画を立ててこそ、行動力が発揮される」という信念を大事にしているからです。④
貴社に入社後、必ず目標を達成するための細かな計画を立てることで、積極的に行動し必ず利益を出すことをお約束致します。⑤」
【負けず嫌い】をアピールする自己PR例文
次は「負けず嫌いな性格」をアピールする自己PR例文を共有します。
特に体育会系の人材を求めるような企業だと、この負けず嫌いさを高評価するところは多いんですね。
【例文】
「私はどんな逆境にも負けずに立ち向かうことに自信があります。①
貴社においても、さまざまな逆境に負けず乗り越え続けることで最大限の成果を上げます。②
私がこの強みを発揮したのは大学時代の部活においてです。
大学入学と同時にサッカー部に入り、3年生の時に念願のレギュラーになりました。しかし試合中に骨折してしまい、レギュラーを後輩に奪われてしまいました。
そこで私は諦めることなく骨折前よりもレベルアップすることを決意し、トレーニングを重ねた結果、最後のリーグ戦で再びレギュラーに返り咲くことができました。③
私がここまで逆境に立ち向かうことを重視する理由は「逆境でこそ本当の強さが試される」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社した暁には、日々の準備を怠ることなく逆境でこそ実力を発揮することで、さらなる発展に貢献します。⑤」
【例文】
「私は何事にも競争心を持って取り組むことに自信があります。①
貴社においても常に競争心を持つことで自己成長を促し、貴社の利益に貢献します。②
私がこの競争心を最も発揮したのは大学時代のアルバイトです。
派遣社員としてビラ配りや携帯登録の勧誘など、日々違う現場において、その日ごとに成果を上げることが求められてきました。
そこで私は周りのアルバイト生より必ず成果を上げることを意識。
良い部分は積極的に盗み、悪い部分は反面教師として学ぶことで差別化を図った結果、ほぼすべての現場で1位の成果を上げることができました。③
私がここまで競争心にこだわる理由は「競争を意識することで常に向上心を持つことができる」という信条を大切にしているからです。④
貴社に入社した暁には、同期やもちろん先輩方も競争相手として捉え、常に高い目標に立ち向かうことで成果をあげます。⑤」
【集中力】をアピールする自己PR例文
続いては「集中力」をアピールする自己PR例文です。
集中力の持続性や深さは人によって異なりますよね。
「人よりも集中力があると思う」という人は、ぜひアピールしましょう。
集中力をアピールする上でのポイントは、集中力があることでどう会社で役立つのかを明確に伝えることです。
集中力があるだけでは意味がないので、“集中力をどう活かせるのか”までしっかりと踏み込んで伝えることを意識してください!
【例文】
「私は3時間なにがあっても切れない集中力によって貴社に貢献します。①
一度集中すると、周りが見えなくなるほど集中するために、作業を誰よりも早くこなすことが可能です。それによって、新入社員の中で最も早く仕事を終え利益に貢献する人材になります。②
具体的にこの集中力を発揮した経験が大学時代にあります。
私は大学時代に教養をより身につける必要性を強く感じました。
そこで書店に行き、ビジネス書を購入。帰りの電車に乗りながら読んだのですが、集中しすぎて最寄りの駅から50分も離れた終点まで到着してしまいました。
結果として、今まで本に触れていなかったにも関わらず分厚いビジネス書を即日で読破。今でも1日1冊の読書を徹底しています。③
私はこの集中力こそ、自分の武器だと考えており、「どんな技術や知識の習得の土台には集中力が必要である」という信念を持っています。④
貴社に入社したら、この集中力を活かして誰よりも教わったことを最短で習得し貢献することを誓います。⑤」
【例文】
「私は目の前のことに集中して取り組むことに自信があります。①
社会人になっても、日々やるべき一つ一つの業務に真摯に向き合い、集中して取り組むことで成果を上げます。②
私がこの集中力を発揮したエピソードが大学時代にあります。
大学入学後、自分自身の考え方や視野を広げたいと考え、毎日1時間読書をする時間を作りました。
部活やアルバイトをしていたことから、忙しさを理由にやめたくなる時期もありました。
しかし、忙しさと読書を切り離して考え、読書のための1時間だけはとにかく目の前の書籍に集中するよう心掛けることに。
その結果、今まで400冊以上を読了し、多くの学びを得ることが出来ました。③
私がこれだけ集中力を重視する理由は「一つ一つに集中して取り組んだ積み重ねこそ成長に繋がる」という信念を大切にしているからです。④
御社に入社した際にも、やるべきことの優先順位を明確にし、一つ一つの業務に集中して取り組むことで利益を上げることをお約束します。⑤」
自己PRを採用担当者から直接フィードバックしてもらう方法
ここまで能力別の自己PR例文を共有してきました。
作成した自己PRが評価されるかどうか、自分で判断するのは難しいですよね。
そこで採用担当者に直接評価してもらうようにしましょう。
それをネットだけで可能にするのが「スカウト型サイト」です。
スカウト型サイトは、プロフィールを登録することで企業からスカウトが届きます。
チャットを通してスカウトをもらった企業と繋がれるので、「自分の自己PRを読んでどう思いましたか?」と直接聞いて、評価してもらってください。
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「キミスカ」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
ちなみに就活において、こうした神サイトは複数存在します。
スカウト型サイト以外にも、内定者が書いたエントリーシートを無料で閲覧できるサイトも存在します。
それを使うことで「内定者が書いた自己PR例文」も見ることができるので、ぜひ活用してくださいね。
僕がおすすめする就活サイトはすべて以下の記事にまとめておきました。
スカウト型サイトを活用して、採用担当者に自己PRを直接評価してもらうってすごい便利ですね!
そうなんだよ!キャリアセンターで添削してもらうよりも、よりリアルな意見がもらえるし、スカウトを通した内定獲得にも繋がるしと一石二鳥!
経験別の自己PRの例文集
前の章では「アピールしたい能力別」にて、自己PR例文を紹介しました。
こちらの章では「題材にする経験別」の自己PR例文を合わせて紹介しますね!
①サークル活動を題材にした自己PR例文
サークル活動を題材に自己PRを作成したい人は多いですよね。
サークル活動を題材にする場合の注意点は3点。
- 複数の能力をアピールしようとしないこと
- サークル長だと無理に嘘をつかないこと
- サークルの話を書く人は多いので「信条」に特に力を入れて差別化すること
これらの注意点を押さえた上で、自己PRを作成しましょう。
サークル活動をベースとした自己PRを作成する人は多いので、しっかりと文章構成や伝え方で差別化を図りましょうね。
【例文】
「私は、相手の立場に立って常に考える共感力によって貴社に貢献します。①
私が志望する営業職は、相手がどんな悩み、ニーズを持っているのかをまずは明確化することが重要だと考えており、それを相手の立場に立って考えることで信頼を生み、同時に利益を生みます。②
具体的にこの共感力を発揮した経験が大学時代にあります。
私はボランティアサークルに所属していたのですが、そこでは「大学生がどんなボランティアに参加するのが最も喜ばれるのか?」ということを常に課題としていました。
その時に、自分がボランティアに参加する他の方々の立場だったら、「孫と一緒にボランティアできることが楽しい」と感じるのではないかと考え、お年寄りの参加者が多い河川敷でのゴミ拾いに積極的に参加。
結果として、他のボランティア参加者さん達のリピート参加率を上げることができ、サークルメンバーも参加者の方々との交流を楽しんでいました。③
私がこれほどまでに共感力を重視するのは、「相手の立場に立ってこそどんな問題も解決できる」という信念を大事にしているからです。④
御社に入社したら、この共感力によって1つでも多くの悩みを解決し、同時に売上を最大まで作ることをお約束します。⑤」
②留学経験を題材にした自己PR例文
次に「留学経験」を題材に自己PRを作成したい人も多いと思います。
留学経験について書く場合の注意点は2つあります。
- 留学経験を特別視しすぎないこと
- なぜ留学したのかという「課題」の部分を明確化すること
留学経験は他の就活生との差別化にも役立ちます。
せっかく良い経験をしているので、上記に気をつけて素晴らしい自己PRを作成してください!
【例文】
「私は貴社で、誰よりも目標設定からの最速の実行をこなす計画性によって利益に貢献します。
貴社は展開されている事業の範囲が広く、担当する顧客数も多いと伺いました。
だからこそ、各担当ごとに目標設定した後、最速で実行に移すことで利益を生むことができます②
大学2年生の時、「自分を困難な状況に追い込んで成長する」という目標を設定。
設定した1週間後、私はオーストラリアの日本人が1人もいない村に1ヶ月滞在していました。
英語が全くできない私は、なんとかジャスチャーで現地の人と会話をし、最後には現地人の農業を手伝うまでに。なんとかなるものです。
その経験を通して、行動する前よりも成長した自分を実感しました。③
「人生は1度きり。だから1秒でも悩んでいるなら行動してから考える。」それが私の信条です。④
御社に入社したら、設定した目標を誰よりも早く実行します。ミスすることを怖がらずに、ただ実行して考える。
そんな『目標設定からの最速の実行』によって、必ず貴社に貢献します。⑤」
③起業・副業経験を題材にした自己PR例文
続いて、大学在学中の起業や副業経験を元にした自己PRを紹介します。
大学在学中に事業を興したエピソードは、就活においてとんでもない武器となりえます。
【例文】
「私は徹底した利益追求思考によって、貴社に貢献します。 ①
新卒としての入社となりますが、1日でも早く御社の収益構造を理解することに勤めることで、誰よりも早く売上を出します。 ②
私のこの利益追求思考を発揮した経験が大学時代にあります。
趣味である「写真撮影」を、趣味に留めるだけでなく、収益化したいと考えました。
そこで調べたところ「ピクスタ」というオンラインの写真素材ショップに出会い、そこで使われやすい写真について研究し、販売を開始。
2年継続したところ、年間で100万円の利益を上げることができました。③
私がこれほどに利益を追求するのには理由があります。それは「利益はお客様に与えた価値のご褒美」という信念を大事にしているからです。④
利益を生むことは同時に誰かに価値を提供していることです。この考え方を貴社に入社後も大切にし、1日でも早く利益という名の価値提供を実現致します。⑤」
上記のとおり、実際に得た利益などの数字も絡めることによって、「即戦力になりそうだな」「利益を生み出してくれそうだな」と面接官に明確なイメージを与えることができますよね。
別記事にて大学生におすすめの副業、そしてこの自己PRの作成法を詳しく解説しています。
ぜひこうした素晴らしい経験を持つ人は参考にしてくださいね!
経験から自己PRを作成する場合でも、その経験を通して発揮した自分の強みをベースに、構成に沿って作成すれば良いんですね。
そうだよ!大事なことはやっぱり構成から作成すること。伝わりやすい文章を作るのには必須の文章術だから覚えておこう。
就活における800文字指定の自己PR例文
ここまで自己PRの例文を一覧で共有してきました。
紹介した自己PRのほとんどが300〜500文字なのですが、企業によっては800文字以上の自己PRを求められる場合があります。
800文字となると、紹介した文章構成だと対応できないですよね。
(もちろん紹介した構成で1つ1つをより詳細に書いて対応できますが)
そこで僕なりに、800文字指定の自己PRの構成を考えました。
ぜひ参考にしてください。
【800文字指定の自己PRの構成】
- 貢献できる能力
(まずはその企業で活かせる自分の能力が何かを伝える) - 相手企業の特徴
(自分の能力を活かせると考えたその企業の特徴を示す) - 具体的な貢献内容
(相手企業の特徴を踏まえた上でどのように貢献できるかを伝える) - 根拠となるエピソード(課題・行動・結果)×2
(その能力を持っているという根拠となるエピソードを伝える) - 自分の信条
(なぜその能力を大事にしているのか、その元となる自分の信条を伝える) - 入社後の抱負
(その能力を活かしていかに活躍したいと考えているのか入社後の抱負で締める)
要するに、先に紹介した構成に加えて「相手企業の特徴」と「根拠となるエピソード」を1つ追加して800文字を超える自己PRを作成するという手法です。
これなら全体の流れ、伝わりやすさが変わることなく柔軟に対応できます。
わかりやすいように、1つ例文を作成したので800文字以上の指定をされた場合の参考にしてくださいね。
【例文】
「私は成果が出るまで粘り強く作業を続ける「継続力」に自信があります。①
御社はIT業界において、新しく「ニュースキュレーション」という分野で大きな売上を上げている企業だと認識しています。
私自身、元々ニュースは新聞や経済誌を通して得るようにしていたのですが、今では御社が提供するニュースキュレーションアプリ1本で取得するようになりました。
3年前からニュースキュレーションという分野に進出し、地道に広報活動を続け知名度を高める強さが御社の強みだと勝手ながら認識しています。②
そんな御社において、私の「継続力」がまさに合致すると考えており、今後も新領域に事業展開する際、既存事業の知名度を更に広げる際に、結果が出るまで泥臭くとも行動を止めないことで、必ず貢献することができます。③
私のこの継続力を発揮したエピソードが大学時代に2つほどあります。
まず1つ目が「筋トレ」です。
大学入学前は体重が80キロを超えており、痩せて自分を変えたいという思いがありました。
そこで朝起きてから2キロのジョギングと、100回の腕立て伏せ、2年の炭水化物抜きを実施することで、今では60キロまで体重を落とすことができました。④
継続力を発揮した2つ目のエピソードとしては、営業会社での長期インターン経験があります。
光回線の営業を商業施設で行うという仕事だったのですが、1ヶ月の成約件数100件という高い目標を立て、とにかく地道にお客さんとの会話や広報活動の改善を繰り返すことで2年2ヶ月目で達成することができました。④’
私がこれほどまでに「継続力」にこだわる理由は、「どんな成功・実績も止めなければ実現できる、諦めなければ失敗することはない」という信条を大切にしているからです。⑤
御社に入社した暁には、どんな事業だろうが成果が出るまで、泥臭く継続することによって大きな成果を上げて利益を生み出すことをお約束します。(807文字)」
なるほど!指定文字数が多かったら、まずは構成を変えて対応するのが良いんですね。
まずは「その構成でその文字数を書ききれるのか?」を考え、難しい場合は構成そのものにテコ入れするのが有効だよ。
自己PRのNG例文|マイナス評価される要因を共有
ここまで紹介してきた自己PR例文は全て見本としての例文でした。
一方で「こんな自己PRは評価されない」というNGな自己PR例文もチェックしたいところですよね。
僕はこれまで数百枚のエントリーシートを添削したことがあります。
その中で考える評価されない自己PRの特徴は以下の4つです。
(これら3つに当てはまってしまう自己PRが多いので注意してください!)
【評価されない自己PRの特徴】
- 結論ファーストになっていない
- ただの強みの羅列になってしまっている
- その強みを持っているという根拠が不明確
- 余談が長過ぎる
これらの評価されない特徴に当てはまるNG例文を1つずつ見ていきましょう。
エントリーシートでも面接でもこうした回答は評価されにくいので要注意。
NG例文① 結論ファーストになっていない
まず第一に、就活においてはどんな質問でも基本は結論から回答しましょう。
友人との会話では結論が後回しでグダグダ話すのが楽しいところですが、就活などのビジネスシーンにおいては“伝わりやすさ”が最も重要です。
どれだけ学歴や実績が良くても、伝わりにくければ評価されない。
逆に伝え方が上手な人は、それだけでコミュニケーション力が高いとして評価されるんですよね。
自己PRにおける結論は①と②に当てはまる部分です。
要するに「貢献できる能力+具体的な貢献内容」を伝えることが、自己PRに対する結論となります。
【NG例文】
「私は大学時代、農学部に所属していました。
農学部では化学の分野に特化して研究を行っており、大学の本格的な機材を使った研究は非常に楽しい時間でした。
また自宅でも化学に関する知識を蓄えるために、参考書を読み込むことを徹底。
学年の中でも化学分野に関する知識は誰にも負けない自信があります。
この私の「探究心」こそが最大の武器だと言えます。
社会人になった暁には、この探究心を存分に発揮し、御社の事業内容への理解や顧客理解を深めることで必ず貢献します。」
アピールするテーマは良いのですが、結論までが長いですよね。
エントリーシートならまだマシですが、これが面接となると聞き手は「結局いつになったら言いたいことが分かるの?」と困惑してしまう。
冒頭から「私の最大の武器は探究心です」と結論を伝えましょう。
それから探究心がいかにその会社で役に立つか、その後、根拠となる具体的なエピソードを伝えた方が圧倒的に伝わりやすいですよね!
NG例文② ただの強みの羅列になってしまっている
続いては、自己PRがただの強みの羅列になってしまっている例文です。
冒頭で自己PRの定義を伝えましたが、就活における自己PRとは「相手企業と自分がいかに良い関係を作ることができるのか説明すること」だと言えます。
よってただ強みを羅列するのではなく、「その強みがあることで相手企業に対してどんなメリット、貢献ができるのか」まで踏み込んで伝えることが有効ですよ。
【NG例文】
「私は忍耐力には誰でにも負けない自信があります。
大学というモラトリアム期間を充実させるために、大学時代に以下の3つの決まりを自分に課すことにしました。
・毎朝3キロのジョギングをおこなう
・毎日3リットル以上の水を飲むようにする
・毎日寝る前に1時間の半身浴を行う
健康への意識が高いため、これらの習慣を付けることで、大学時代を振り返った時に良かったと思えるようにと考えました。
どの決まりも自分にとっては非常に過酷で、3年間継続することは非常にストレスのかかることでしたが、なんとか耐えて今日まで継続しています。
この私の忍耐力を御社で発揮します。」
こちらの例文も悪くないですが、「忍耐力が会社でどう活かせるのか」という具体的な貢献まで踏み込めていると良い自己PRになりますよね。
採用担当者が全員「忍耐力があるから◯◯に活かせるな」と貢献内容まで把握してくれるとは限りません。
貢献内容をこちらから伝えることで「なるほど!たしかに忍耐力があると自社にとってそういった利益がありそうだ」と思わせることができる。
就活は企業に対して自分を売り込む営業活動でもあるので、こうした視点を持って回答することも重要ですよ!
NG例文③ その強みを持っているという根拠が不明確
続いて、強みを伝えるだけで「その強みを持っているという根拠」が不明確な自己PRも目立ちます。
強みを伝えたら、必ずその強みを持っていることに対して納得してもらう必要がありますよね。
よって結論を伝えたら、その強みを持っているという根拠になるエピソードを加えることをおすすめします!
【NG例文】
「私はとにかく創造力に誰にも負けない自信があります。
創造力を発揮することによって、若者にウケるような新商品を企画したり、顧客の問題解決を新しい方法で実現するなど、御社に貢献することができます。
更に具体的に言うと、私はまず営業職として入社後、企画職への配属を希望しています。
なぜなら企画職はまさに私の創造力を存分に発揮できる職種であると考えているからです。
御社に入社した暁には、必ずこの企画職での活躍をお約束します。」
創造力が強みであることは理解できますよね。
しかし、「本当にそこまでの創造力を持っているの?」という疑問が残ります。
このように勢いも新卒には重要です。
しかし、「勢い」はその裏付けとなる「根拠」があって初めて華を咲かせると僕は考えています。
何か主張する時は必ず理由も示して、説得力を持たせること。
そうすれば企業が重視する「論理的思考力」も同時に持ち合わせていることを伝えることができますよ。
NG例文④ 余談が長過ぎる
最後のNGな自己PRは「余談が長すぎる」という特徴ですね。
構成を先に用意しないで書き始めてしまうと、文字数を埋めるために余談が長くなってしまう傾向にあります。
文章における「贅肉(不要な表現や説明)」は極力省きましょう。
特に就活では少ない文字数、少ない時間で選考されるので、要注意ですよ!
【NG例文】
「私は心理学部に在籍しており、人間の心理について学んでいます。
心理学は非常に面白く、勉強するうちにドンドンのめり込むようになりました。
私の強みはそんな心理学を元にした「人間観察力」にあります。
人間観察力というのは、人の行動や表情を観察して、その人の心理状況を把握することを示しています。
人間観察力を発揮することで、相手の悩みに寄り添うことができるので、営業職として非常に活躍することができると考えています。
ちなみにですが、毎日カフェに行くのですが人間観察力をするようにしています。
座る席や頼むドリンクによってその人の性格などを考える作業は、意外と楽しいです。」
構成を用意せずに、都度思ったことを書き足しているような例文ですよね。
これだと結果的に何を伝えたいのかが不明確になります。
スリムな文章・回答を作るためにも、先に構成の用意が重要です!
(面接でも構成をざっくり頭の中で思い浮かべてから回答するようにすると、話が長くなりすぎずに済みますよ!)
先にこうしたNGな自己PRの特徴を押さえておくと、いざ自分が自己PRを考える時に回避できるようになりますね!
そうなんだよ。「失敗」から学ぶことは、評価されるために重要なことだよね。
評価される自己PRの書き方について
ここまで自己PRの例文を紹介してきました。
一応、補足として自己PRの書き方を詳しくこの章で解説しておきますね。
ステップ① 貢献できる能力を書く
どんな文章を書くにも、まずは「結論」から書くことが重要です。
結論ファーストですね!
自己PRでの結論とは、自分が持つ能力になります。
「私はこんな能力があるから、あなたの会社に貢献できるんだよ!」ということをまずは伝えるべきですね。
つまり、採用するメリットを簡潔に伝えることこそが自己PRです。
以前、ツイッターでの添削企画をやった時に、この視点が抜けている人が多いことに気づきました。
添削している中で、自己PRの結論で「どんな能力によってどう役立つのか」という視点が抜けている人が多い。
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) January 12, 2020
君は企業に何を提供できるの?
ダイソンは吸引力。
吉野家は早さ・安さ・旨さ。
スタバは居心地の良さ。
もう一度言う。
君は企業に何を提供できるか?
雇うメリットを教えてやれ。
よく質問されるのですが、自己PRと長所でアピールすることがカブっても問題はありません!
2つの質問で同じことをアピールすることで、その能力がめちゃくちゃ備わっていることが伝わりますからね。
その際のテクニックとしては、あとで書く方に追加で「長所でも伝えた能力ですが、こちらでも伝えたいほどに大切にしていることです」のように補足するとグッドです。
その能力を企業が必要としていれば、評価されますね。
まずはどんな能力を持っている人材なのかを、面接官にバシッと伝えるということです!
ステップ② 具体的な貢献内容を書く
貢献できる能力が書けたら、次に具体的にどう貢献できるのか?
つまり、貢献内容を書く必要があります。
「私はどんな単純作業でも継続する誰にも負けない継続力によって貴社に貢献します」とだけ伝えると、まだその継続力がどう役立つのか分かりにくい。
読み手が明確に「たしかにそれはありがたいな」とか「たしかにそれなら利益を出してくれそうだな」と思う方が当然評価に繋がります。
そこで、その継続力によって入社後にどのように貢献するのか、その具体的な内容を続けて記載しましょう。
先ほどの継続力で言うなら、「私は与えれた1つ1つの仕事に対して、どれだけ小さく単純な仕事にも「何か工夫ができないか?」と考えます。
そんな意識によって、どんな仕事も継続し続けることで、誰よりも早く仕事を覚えて利益を生み出します」のように具体的な貢献内容が書けますよね。
相手に何かを伝える時は、それが具体的であればあるほどに伝わりやすい。
文章が抽象的になりすぎてしまう人は、ぜひ具体的な内容を書くことを意識しましょう!
ステップ③ 根拠となるエピソードを書く
次に書くべきは「根拠となるエピソード」です。
先ほど「継続力があります」と書きましたが、読み手としては「本当に継続力があるのかな?」と疑問に思いますよね。
その疑問を少しでも払拭するために、継続力を裏付けるエピソードを記載することが重要です。
そしてこの根拠となるエピソードの中には、「課題」と「行動」と「結果」を導入すると非常に効果的に根拠を伝えることができます!
課題:エピソードの中にはこんな課題があった
行動:課題解決のためにこんな行動をとった
結果:その結果どうなったのか
これらが明記されていれば、面接官は読んだ時に「なるほど!こういう行動を取れる人なんだな!」と納得できますよね。
例えば僕の場合は、大学在学中に毎朝「アイデアノート」というのを書いていました。
2500円もする高いノートを買って、そこに思いついたアイデアを記載するというものです。
継続力をアピールするためには、このアイデアノートを毎日記載していたことは根拠になりますよね。
ちなみに、このノートを面接で持参して面接官に見せるとより効果的です。就活には正解がないので、なんでもありですwやっちまいましょうw
自分がアピールする能力の根拠となるエピソードを書いたら自己PRとして完成形に近づきます。
ステップ④ 自分の信条を書く
更に印象深い自己PRにするために、僕は「信条」を記載していました。
例えば、継続力という能力に対する自分の考えや思い入れですね。
僕は継続力という能力をめちゃくちゃ重要視しています。
それはなぜか?
まずは継続することによって、そこに工夫が生じてより良くなって最終的に完成すると考えているから。
ほとんどの人は継続ができません。
途中でうまくいかないとすぐにやめてしまう。
しかし、そもそも最初からうまくいくことなんて少ないですよね。
物事を成功させるためには、まず最初に「継続」があってから、「工夫」や「慣れ」が生じて、できるようになります。
つまり何事を成功させるためにも、その土台には「継続」があるんですよ。
これがまさに僕が継続力に対して持つ僕の「信条」です。
こうした自分の考えを記載することによって、面接官は僕の人間性や考え方を理解しますよね。
エントリーシートにはこのように自分独自の考え方や価値観を積極的に書くようにしてください。
そうすることで、面接官は「なるほど、面白い考え方を持っているな」とか「この会社に合いそうな考え方だな」と思ってくれます。
そしてそれを確認するために、面接まで通過させるんですね。
ステップ⑤ 入社後の豊富を書く
それでは信条が書けたら、いよいよ文章を締めていきましょうか。
自己PRでおすすめなのは、最後に「入社後の豊富」を書くことです。
最初に話したとおり、評価される自己PRは読み手に対して「この子は活躍してくれそうだな」と明確にイメージさせることです。
入社後の豊富を“強気で”書くことによって、そのイメージを植え付けることができるんですよね。
ちなみに「強気に書く」とは、「〜しようと思います」や「〜と考えています」と書くのではなく。
「必ず〜します」というように、断定的に書くことを示します。
別に入社後に必ず実現できなくても、クビになりませんw
それならめちゃくちゃ強気に書いてしまって、面接官に活躍してくれそうだと期待を持たせるべきです。
就活生は謙虚な人が多いですが、新卒には若さゆえの勢いが求めれます。
それを必要とする企業は多い。
よって、強気に断定的に書いてしまいましょうね!
ではここまで解説した①〜⑤をまとめてみましょう。
【自己PRの例文】
私はどんな単純作業でも継続する誰にも負けない継続力によって貴社に貢献します。(①)
私は与えれた1つ1つの仕事に対して、どれだけ小さく単純な仕事にも「何か工夫ができないか?」と考えます。
作業に対して工夫できることを見つけるというゲーム感覚を持つことで、継続し、誰よりも早く仕事を覚えて利益を生みます。(②)
具体的にこの継続力を発揮した経験が大学時代にあります。
大学在学中に「アイデアノート」を作って、毎朝思いついたアイデアを記載し続けることを決意したのですが、最初は3日坊主で終わりそうになってしまいました。(③課題)
しかし、そこで以下の行動を取ることを決めました。
・必ず朝同じ時間にノートを開く
・必ず朝同じカフェに行く
・必ず制限時間を設けてアイデアを出す(③行動)
このように「習慣化」するためのテクニックを駆使することで、今日までずっとアイデアノートの作成を継続しています。(③結果)
ぜひ面接に進めた暁には、このノートをお見せしたいと考えております。(+α)
私がこれだけ継続力を重視するのには理由があります。
それは「継続力こそが、何事の成功の土台になる」という信条があるからです。
どんなことに挑戦する時でも、必ず継続する先に成功はあります。途中で諦める人がほとんどなので、いかに継続できるかこそが、成功を左右すると思うのです。(④)
貴社に入社するという夢がもし叶うのなら、必ずこの継続力によって小さな仕事にも工夫点を見出し、利益を生むことをお約束致します。(⑤)」
このように①〜⑤の文章構成に沿って作成すれば、読み手が「なるほど、自社で活躍してくれそうだな」と思う文章を作成することができます!
1つ1つの手順をとにかく丁寧に考えて書いてください。
1度素晴らしい自己PRが作成できれば、多くの企業に使える武器になりますから!
自己PRの書き方・作り方に関して細かい情報ごとに記事を用意しています。
自己PRに関して疑問点があれば、対応する記事を読んで頂きクリアにしてください。
▼自己PRの書き方に特化した解説記事
» 【自己PRの書き方は5ステップ】就活生向けの自己PR作成法!
▼自己PRできる強みがないという方のための記事
» 自己PRがない時の解決法は?【3ステップ・20分で完成!】
▼自己PRの書き出しに特化して説明した記事
» 【自己PRの書き出し例文13選】“複数内定者が”書き方を伝授!
▼自己PRの締め方に特化して説明した記事
【補足】自己PRの入力文字数(制限文字数)が少ない場合
ここで書き方について少し補足します。
先ほど紹介した自己PRの文章構成では、文字数が足りない場合があります。
その場合は以下のように簡略化した文章構成で作成すると良いですよ!
【入力文字数が少ない場合の自己PR構成】
①貢献できる能力
②根拠となるエピソード(課題・行動)
③自分の信条
④入社後の豊富
これは「具体的な貢献内容」と「根拠となるエピソード(結果)」を除くことで、簡略化したものです。
「自分の信条」などは、他の就活生と差別化するために必ず入れるべきなので、入力文字数が少ない場合は、こちらの構成で作成してみてくださいね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
自己PRの例文を一覧で紹介しましたが、もちろんこれが正解という訳ではありません。
就活において正解はないので、結局のところその自己PRを聞いた面接官、採用担当者がどう考えるか次第なんですよね。
しかし、「いかに伝わりやすい自己PRを作成するのか」という点においては、ある程度正解があると思っていて、この記事を通してそれを伝えることができたと思います。
ぜひ採用担当者の立場に立ち、評価される自己PRの構成からまずは考えてみてください。
「この表現は伝わりやすいな」「これを伝えると他の就活生と差別化できそうだな」などなど、工夫を凝らすことが重要です。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 就活における自己PRとは、自分と相手企業がいかに良い関係を築くことができるのかを説明することである。
- 自己PRとしておすすめの文章構成は「貢献できる能力+具体的な貢献内容+根拠となるエピソード(課題・行動・結果)+自分の信条+入社後の抱負」の5部構成である。
- 評価されない自己PRの特徴は大きく4つあり、「結論ファーストになっていない」「ただの強みの羅列になってしまっている」「その強みを持っているという根拠が不明確」「余談が長過ぎる」なので避けるべき。