就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回の記事1つで、就活や転職ですべき自己分析の方法がマスターできます!
意外と「自己分析の具体的なやり方」が書かれた記事は少ないですよね...。
(自己分析のやり方◯選!とか言われても、1つで良いんだよってなるw)
そんな自己分析を、まずはマンガで全体像をザックリ理解した上で、自己分析シートを使って8ステップで完了させていきましょう。
▼完成した自己分析シート例
どのサイトよりもわかりやすく、具体的に自己分析のやり方をまとめました!
自己分析は就活や転職の土台となる作業です。
ぜひ丁寧に進めていきましょうね!!
自己分析について調べてもあまりわからないので、詳しく教えて欲しいです…!シートを見るだけでも期待大です!
自己分析は就活を成功させる上で、最も重要な作業の1つ!わかりやすいようにマンガと自己分析シートを使って説明していくよ!
- マンガで分かる自己分析のやり方まとめ
- 自己分析に役立つ自己分析シートを共有
- 自己分析のやり方を解説【8ステップで完了】
- 自己分析の結果を選考に活かす方法
- その他の自己分析方法と関連記事まとめ
- 自己分析に関するよくある質問まとめ
- 本記事の要点まとめ|皆さんへのメッセージ
マンガで分かる自己分析のやり方まとめ
今回の記事は「自己分析のやり方の解説マンガ+自己分析シート」の2つを活用して、徹底的に解説していきます!
最初にマンガで全体的な流れを把握。
その次に自己分析シートを使ってワーク形式で実行していくという流れです!
よって、まずはマンガで僕が考える自己分析の全体像を把握していきましょう。
「自己分析とは何か?」「どんな流れですべきなのか?」が理解できますよ。
(このマンガは動画でも見ることができるので、好きな方をチョイスしてください!)
【自己分析をする目的】
「就活生はまず自己分析をしなさい!」と言われますよね。
しかし、どんな行動をするにも“それをする目的”を把握することが重要です!
僕が考えるに、就活生が自己分析をする目的は以下の2つです。
- 自分の企業選びの軸を作ること
- 自分の考えや性格を理解して面接官に伝えれるようになること
【自己分析の基本的なやり方】
僕が考える自己分析のやり方ですが、まず過去の出来事を1つ明確化します。
それに対して、「なぜ」「今の自分はどう思う」「結果どうなった」の3つの質問を投げかけるんですよね。
そうすることで、自分の考えや価値観、長所、短所、特徴などが1つずつ明確化されていくんです!
【過去の出来事を深堀りすると自己理解が深まる】
過去の出来事を深堀りすることで、自己理解が深まりますよね。
それによって「自分に合う職種・企業の特徴」だけでなく、「自分の魅力」について語れるようになります。
これができるようになれば、それをそのままエントリーシートや面接に落とし込むことができるのです!!
(詳しくは次の章から解説します!)
【殿堂入り人気記事】
いかがだったでしょうか!
(このマンガ、全部の構成やセリフを僕が考えてマンガ家さんに書いてもらったんです!だから読んで良かったと少しでも思ってもらえたら嬉しいなぁ!笑)
僕が大学生の時、「自己分析って何?やる必要あるの?」と思ってました。
でも自分なりに、自己分析の目的は「企業選びの軸を作ること」と「自分の考えや性格を理解して面接官に伝えれるようになること」の2つだなと考えた。
そしてその2つの目的を達成するために、「過去の出来事の深堀りをすれば良いんだ」と思った時に、自己分析の必要性を認識できたんですよね。
僕はこれまで1000記事以上の就活記事を書いています!
その中で、思うことは「就活を成功させるためには深い自己分析が必須である」ということ。
次の章から、そんな超重要な自己分析を自己分析シートによって行っていきましょう!
ES対策をするにも、面接対策をするにも、企業選びをするにも、ここで行う自己分析がすべての土台になってきますよ!
自己分析の材料として「適性検査」も受けておこう!
自己分析をするなら、客観的な視点を取り入れることも大事です。
自分だけでは気づけない特徴や強みなんかもありますからね。
客観的な視点を入れるためにも、「適性検査」は受けておきましょう!
僕はこれまで20以上の適性検査を受けてきましたが、おすすめはキミスカの適性検査です。
キミスカは逆求人サイトですが、登録すると質の高い適性検査が受けられます。
以下が僕が受けたキミスカの適性検査データです。
上記のとおり、詳細なデータがもらえるのでぜひ一度受けてみてください!
また、キミスカは逆求人サイトなので、登録しておくと企業からのスカウトが届くのも僕がおすすめする理由です。
もちろん登録から退会まで無料なので、まだ使ったことがない人はぜひ今のうちに登録してみてくださいね。
自己分析によって自己理解ができている人は、エントリーシートや面接で何を聞かれてもスラスラ答えることができる。
一方で、自己分析が甘い人は、何を聞かれても自己理解ができていないから、すぐに答えることができない。この差が本当に大きいんだよね。
自己分析に役立つ自己分析シートを共有
ここからは、実際に手を動かしていきましょう。
どんなノートや紙を使ってもできるのですが、効率的に自己分析できるよう「自己分析シート」を作成しました!
こちらの自己分析シートは、就活攻略論の公式ラインを追加したらすぐにアクセスできる「公式ライン限定資料集」にあるのでダウンロードください。
(この公式ラインは完全無料で、「面接超頻出42問対策集」や「優良企業リスト200社」などの資料も無料でダウンロードできます!ぜひ追加しておいてくださいね!)
▼ダウンロードできる自己分析シート(めちゃくちゃ頑張って作りました!!)
» 就活攻略論公式ラインを追加してダウンロードする(完全無料)
この自己分析シートとこの記事があれば、自己分析が完了するように設計しました!「自己分析がまだ甘いと思う...」「これから自己分析をするところだった!」という方はぜひ活用くださいね!
自己分析のやり方を解説【8ステップで完了】
それではこの章から具体的な自己分析のやり方を解説していきます!
まずはそもそもの自己分析の目的を把握しましょう。
目的を把握してから始めないと、「どこまでやれば自己分析は終わりなの?」と迷子になってしまいますからね。
僕が考える自己分析の目的は大きく2つあります。
【自己分析の目的】
- 企業選びの軸を設定するため
- 面接で自分のことを伝えられるようになるため
まずは自分がどんな企業に合うのかを把握すること(=企業選びの軸の設定)が就活には必須ですよね。
次に自己分析によって自己理解を深めることで、エントリーシートや面接で何を聞かれても答えられるようにする必要があります。
これら2つの目的を達成するために、今回は8ステップで自己分析を進めます。
以下の8ステップとなるので、まずは目を通してください。
【自己分析のやり方8ステップ】
- 手元に「客観的データ」を用意する
- 過去の出来事を洗い出す
- 過去の出来事に対して「なぜ」を問う
- 過去の出来事に対して「結果どうなったか」を問う
- 過去の出来事に対して「今何を思うか」を考える
- これまでの記載内容から「企業選びの軸」を記載
- これまでの記載内容から「自分の魅力」を記載
- これまでの記載内容から「自分の欠点」を記載
この8ステップを全て完了させることで、共有した自己分析シートは下記のようになります。
僕が提唱する自己分析は「過去の出来事の深堀り」によって進めていきます。
全体像は以下のようになるので、確認してみてください!
②小学生の頃に1番良かった出来事は何だったか?
→家にあるパソコンを使って良いと言われて使い始めたこと。
↓ この過去の出来事を深堀りして自己理解を深める!
③なぜ?
・パソコンがまだ新しい技術として浸透した時で、新しい物にすごい興味と使っている優越感があったから。
④その結果どうなった?
・ワードで小説を書くようになった。
・オンラインゲームなども自分でダウンロードしてやり始めた。
⑤今何を思う?
・昔から新しい物好きだったんだな(今もiphoneすぐに新しくする)。
・昔から文章を書くことや自己表現、創造することが好きだったんだ。
⑥企業選びの軸は?
・自分の創造力を活かすような職種(営業や企画職)が合う。
・単純作業は絶対に合わない。
⑦自分の魅力(長所)は?
・新しい物に対してアンテナを張っており敏感に察知して取り入れられる。
・文章力には自信がある。
・創造性を発揮する作業にのめり込むことができる。
⑧自分の欠点(短所)は?
・1度何かにハマると周りが見えなくなる。
それでは、1ステップずつの詳しい解説に入っていきますね!
僕なりにめちゃくちゃ丁寧に解説していくので、ぜひじっくりと進めてください。
ステップ① 手元に客観的データを用意する
では早速!自己分析を進めていきましょう。
最初のステップは自己分析に「客観」を取り入れることです。
実は自分のことでも、自分じゃよく理解できていないことが多いんですよね...。
友達や知り合いから「◯◯って、意外と◯◯だよね」って言われたことはありません?
僕もよく言われて「ああ!自分ってそんな性格があったんだ」と思います。
自分を客観視するためにも適性検査は有効
具体的に自分を客観視する方法は2つあります。
それは「適性検査」と「他己分析」ですね。
適性検査は先に少し説明しましたが、検査を受けることでデータを入手できます。
他己分析とは友人や親から自分の性格を聞くことですね。
他己分析は手間がかかるので、僕は適性検査を受けることをおすすめします。
【絶対に活用すべき自己分析ツール】
ー就活生は完全無料で受験できる。
ー自分の長所や短所を文章で教えてくれるので結果が非常にわかりやすい。
ー就活生は完全無料で受験できる。
ー能力ごとに偏差値を割り出してくれるので長所の理解に便利。
ー受験することでオファーボックス本来のスカウトが来やすくなる。
下のデータは実際に僕が受けて得た診断結果。
25項の特性が偏差値として出るので、突出している項目を「長所」に設定できます。
また下の方に「あなたの強み」と「あなたの弱み」がコメントで表示されます。
長所だけでなく、“短所の理解にも繋がる”のが良いですよね!
他の自己分析ツールについては、以下の記事でランキング形式でまとめました!
実際に20以上の自己分析ツールを利用してきた僕が、心からおすすめできるものだけを厳選しています。
メリットや注意点も解説しているので、自己分析ツールを効率よく使いたい!という就活生はぜひチェックしてみてくださいね!
たしかに客観的な視点って、自分では見えない自分像を知るきっかけになりますね!
そうなんだよ。自分が思っている自分と、他人から見た自分の“違い”を把握しておくこと就活生としては必須だからね!
ステップ② 過去の出来事を洗い出す
では適性検査によって、客観的な自己分析データを入手できたらいよいよ作業です。
僕が提唱する自己分析は、過去の出来事の洗い出しによって進めていきます。
よってここではまず過去の出来事を洗い出す作業を行いましょう。
「過去の出来事を洗い出すための質問項目100問」を用意しておきました!
質問項目さえあれば、以下のように過去の出来事の洗い出しができますよ。
過去の出来事を洗い出すための質問項目
ちなみにこれら100問をすべてやりなさいってことじゃないですよ!
ここから質問を選択して、過去の出来事を1つでも多く洗い出して深堀りしましょうということです。(もちろん100問すべてやれれば理想ですが!)
【幼児期に関する質問項目】
- どんな家庭に生まれたか?
- 何を大事にしている家庭だったか?
- 名前の由来は何か?
- 他の幼児との違いは何かあったか?
- 幼児の頃の癖は何かあるか?
- 幼児の時に印象的だった記憶は残っているか?
- 成長は早い方だったか?
- 最初に発した言葉は何だったか?
- 幼児期に母親を最も困らせたことは何か?
- 幼児期に母親を喜ばせたことは何か?
- 幼児期に父親を最も困らせたことは何か?
- 幼児期に父親を喜ばせたことは何か?
- 幼児期に周りの親戚からはなんて言われていたか?
【幼少期に関する質問項目(幼稚園・保育園)】
- 幼稚園や保育園の先生からどんな子だと言われていたか?
- 他の子供との違いは何かあったか?
- 幼少期に1番嫌な出来事は何だったか?
- 幼少期に感じた1番悲しかったことは?
- 幼少期に1番良い出来事は何だったか?
- 幼少期に感じた1番感動したことは?
- 幼少期の癖はどんなことだったか?
- 幼少期に好きだった遊び(ハマったもの)は何か?
- 幼少期に嫌いだった行動はあるか?
- 幼少期に苦手だったものは何か?
- どんな友達と関わることが多かったか?
- 変わった経験をしたことがあるか?
- 親の教育はどんなものだったか?
- 幼少期にどんなことで親から怒られていたか?
- 幼少期にどんなことで親から褒められていたか?
- 幼少期の習い事は何をしていたか?
- 幼少期の特技は何だったか?
- お泊り保育ではどんな行動を取っていたか?
- 幼少期に外に出かけると何をすることが多かったか?
【小学生時代に関する質問項目】
- 小学生の頃に好きだった遊びは?
- 小学校の放課中は何をして遊んでいたか?
- 小学生の時に好き(得意)だった教科は?
- 小学生の時に嫌い(苦手)だった教科は?
- 小学生の頃に1番嫌だった出来事は何だったか?
- 小学生の頃に1番良かった出来事は何だったか?
- 小学生の頃に感動したことは?
- 小学生の頃どんな性格の友達が多かった?
- 小学生の頃どんな性格の人が嫌いだったか?
- 小学生の頃に好きだった先生の特徴は?
- 小学生の頃に嫌いだった先生の特徴は?
- 小学生の頃に自分から率先して行動したことがあるか?
- 小学生の頃はどんな習い事は何をしていたか?
- 小学生の頃に獲得した賞はあるか?
- 小学生の頃に親から褒められたことは何?
- 小学生の頃に親から叱られたことは何?
- 小学生の頃の癖は?
- 小学生の時のあだ名やニックネームは?
【中学生時代に関する質問項目】
- 中学生の時に一番嫌だった出来事は何だったか?
- 中学生の時に一番良かった出来事は何だったか?
- 中学生の時に好き(得意)だった教科は?
- 中学生の時に嫌い(苦手)だった教科は?
- 中学生の時に好きだった先生の特徴は?
- 中学生の時に嫌いだった先生の特徴は?
- 中学生の時に好きな遊びは何だったか?
- 中学生の時はどんな友達と仲良しだったか?
- 中学生の時どんな人が苦手だったか?
- 中学生の時にはどんな係を経験したか?
- 中学生の時の趣味は?
- 中学生の時に初めてした挑戦はあるか?
- 中学生の時に喧嘩したことがあるか?
- 中学生の時に他人には言えない秘密があったか?
- 中学生の時に大切にしていた信念は?
- 中学生の時に親からはどんな性格だと言われていたか?
【高校生時代に関する質問項目】
- 高校生の頃に一番嫌だった出来事は何だったか?
- 高校生の頃に一番良かった出来事は何だったか?
- 高校生の時に好き(得意)だった教科は?
- 高校生の時に嫌い(苦手)だった教科は?
- 高校生の時の悔しい思い出はあるか?
- 高校生の時は休みの日にどんなことしていた?
- 高校生の時の趣味はなにか?
- 高校生の時はどんな友人が多かった?
- 高校生の時はどんな人が苦手だった?
- 高校生の時に一大イベントのような経験はあったか?
- 高校生の時に先生や親から褒められたことは何か?
- 高校生の時に先生や親から叱られたことはあるか?
- 高校生の時に貫いていた信念はあるか?
- 高校生の時にしていたアルバイトは何か?
- 高校生の時にどんな異性が好きだったか?
- 高校生の時に憧れている人はいたか?
【大学生時代に関する質問項目】
- 大学時代に一番嫌だった出来事は何だったか?
- 大学時代に一番良かった出来事は何だったか?
- 大学時代の時に好き(得意)だった講義は?
- 大学時代の時に嫌い(苦手)だった講義は?
- 大学時代の今どんな友人が周りに多い?
- 大学時代の今どんな人が苦手?
- 大学時代どんな作業に熱中しやすい?
- 大学時代どんな作業は飽きやすい?
- 大学時代の趣味は何か?
- 大学時代友人とどんな遊びをするのが好きか?
- 大学時代のアルバイトは何をしたか?
- 大学時代に一人ではどんなことをして過ごすか?
- 大学時代に複数人ではどんなことをして過ごすか?
- 大学時代の最大の成功は何か?
- 大学時代の最大の失敗は何か?
- 大学時代に貫いている信念はあるか?
- 大学時代に1番悔しかった思い出は?
- 大学時代に1番感動した思い出は?
これらの質問項目に対して回答することで、過去の出来事や自分の性格や価値観を洗い出すことができるんですね!
そうだよ!こうした質問項目に沿って過去の出来事を洗い出す方が効率的だからね。
ステップ③ 過去の出来事に「なぜ」を問う
過去の出来事を1つ洗い出すことができれば、その出来事に対して「なぜ」と理由を問いましょう。
「なぜ」という質問によって物事を深堀りすることができます。
僕が小学生の時に1番良かったことは「家にあるパソコンを使って良いと言われて使い始めたこと」なんですよね。
パソコンが世の中に普及し始めた頃だったので、最先端な感じがして最高でした。
そんな新しい物にすごい興味を持ったことと、それを使う優越感が理由でしょう。
ステップ④ 過去の出来事に対して「結果どうなったか」を問う
次に過去の出来事に対して「結果どうなったか」と問いかけてください。
その出来事の結果を明確化することで、“自分の行動原理”を知るきっかけになります。
行動はそもそも自分の価値観や性格が元になるので、それらを洗い出すためにぴったりなんですよね。
僕の場合は、パソコンを使いはじめてからワードでオリジナル小説を書いたり(もちろん内容はクソしょぼいですよw)、オンラインゲームを自分でダウンロードして始めたりしてました。
ステップ⑤ 過去の出来事に対して「今何を思うか」を考える
次にその過去の出来事を洗い出してみて、今何を思うかを考えましょう。
僕は今回、小学生の時に1番嬉しかったことを洗い出してみて「昔から新しいものが好きだったんだな!」と再認識しました。
たしかにiPhoneとかすぐに新しいの買うし、家電も新しいものをチェックするのが好きですw
他にも今こうして文章を書く仕事をしていますが、その原点は小学生の時にパソコンで小説を書いていたことに起因するなとも。
1つの過去の出来事だけでも本当に多くの自己理解ができますね!
ステップ⑥ これまでの記載内容から「企業選びの軸」を記載
過去の出来事を洗い出して、それを深堀りしたらいよいよ自己分析の1つ目の目的である「企業選びの軸の設定」に繋げていきましょう。
これまでの記載内容から「企業選びの軸」を記載してください。
(企業選びの軸とは、自分が働く会社を選ぶ上でのポイントや絶対条件のことです)
僕の場合は、文章を書くという「創造的な作業」が好きでした。
それゆえに仕事にも創造性を欲しています。(そして単純作業は無理ですね!)
企業選びの軸としては、こうした職種に対して以外にも様々な軸があります。
そこで参考になる企業選びの軸の一覧を共有しますね。
企業選びの軸として参考になる7つの軸
具体的に企業選びの軸としてどんなことがあるのか?
詳しくは「企業選びの軸について」の記事で解説しましたが、以下の7つの軸が「幸福度を高める7つの職場の要因」となります。
これは「科学的な適職」という書籍に書かれていた内容で、非常に共感しました。
以下の7つの軸を満たす職場を選ぶと幸福度が高まるとのこと。
【仕事の幸福度を決める7つの軸】
- 自由(仕事内容や働き方に裁量権がある)
- 達成(前に進んでいる感覚を得られる)
- 焦点(モチベーションタイプに合っている)
- 明確(なすべきこと、ビジョン、評価軸が明確である)
- 多様(作業内容にバリエーションがある)
- 仲間(組織内に助けてくれる友人がいる)
- 貢献(どれだけ世の中の役に立っているかわかる)
▼マジでこの本は企業選びの上でおすすめでした!必読!
またこれらに加えて、以下のような基本的な軸も重要になります。
概要 | 企業選びの軸の内容 |
---|---|
事業概要 | BtoBかBtoCか、どんな事業を展開しているか等 |
業界 | どんな業界が良いのか、逆に避けるべき業界は、成長業界か、今後成長する業界か等 |
職種(仕事内容) | 職種は何か?また具体的な仕事内容はどんな仕事がよくて、反対に避けるべき仕事内容は何か等 |
社訓・ビジョン | どんな社訓やビジョンを掲げている企業が良いか等 |
成長性 | 会社の成長性や自分自身が成長できることを求めるかどうか等 |
給料 | 給料は具体的にどれぐらい必要か |
残業時間 | 残業時間は1日何時間まで許容できるか |
年間休日 | 年間休日はどれぐらい求めるか(平均の年間休日は120日と言われています) |
福利厚生 | 福利厚生に求めるものは何か(住宅手当、出産後の復職保証等) |
勤務地 | 勤務地はどこが良いのか、転勤は可能か |
評価制度 | どんな評価制度を求めるか(評価方法の仕組みや成果報酬型など) |
離職率 | 離職率の高さはどこまで許容できるか(平均の3年後離職率は30%と言われています) |
社長の人柄 | 社長の人柄や価値観に求めるものはあるか |
社員の性格傾向 | 社員の性格の傾向に求めるものはあるか |
自己分析を進めていく上で、こうした企業選びの軸を増やしていきましょう。
それぞれの企業選びの軸に対して、優先度を付けるのも有効です。
▼企業選びの軸シートを自己分析を進めながら完成させましょう!
ステップ⑦ これまでの記載内容から「自分の魅力」を記載
企業選びの軸を考えることができましたよね。
次に2つ目の目的である「面接官に自分のことを伝えられるようになること」をステップ⑦と⑧で達成しましょう。
そもそも就活っていうのは、自分の長所・短所・性格を伝えることに尽きます。
よってそれらを明確に理解しておくことが重要なんですよ。
そこでこれまでの記載内容から「自分の魅力」を記載していきましょう。
要するにここで自分の長所と、良い性格を洗い出すのです。
僕の場合は、ここまでの内容を見ると「新しい物に対してアンテナを広く貼れること」は大きな長所と言えますよね。
また「文章力」や「創造性を発揮するような仕事に熱中できること」を魅力として挙げることができました。
ステップ⑧ これまでの記載内容から「自分の欠点」を記載
いよいよ最後のステップです!
自分の魅力を洗い出したら、次に欠点も洗い出していきましょう。
これまでの記載内容から「自分の欠点」を記載してください。
僕の場合は、新しい物だろうが文章を書くことだろうが、1度何かにハマると周りが見えなくなることが欠点と言えます。
これは今でもそうなので、昔からの性格なんですね。
これらの作業によって、自分の長所・短所・性格への理解が1歩深まりましたよね。
ここでは1つの質問項目に従って自己分析を進めてきました。
1つの過去の出来事の深堀りだけで、これだけのことを明確化できるんですよ!!
すごくないですか!?
こうして自己理解を深めることで、どんな企業を選べば良いのか分かるようになり、面接で何を聞かれも答えられるようになるんです。
更には「過去の出来事」をベースとして深堀りしているので、どの性格や長所・短所に対してもエピソードを話すことができます。
例えば、「なぜ創造性があるといえるのですか?」と僕は聞かれたら、「考えること自体が好きだからですね。小学生の頃からパソコンのワードで文章を書くことが好きでした。」と回答できます。
このように過去の出来事(エピソード)を語ることができるから、説得力が増すんですよ!
これがこの自己分析方法の魅力であり、最大のメリットと言えますね。
▼自己分析の完了例
この自己分析を更に深めて企業探しに繋げる方法
ここまで解説した8ステップを質問を変えて繰り返すことで、自己理解が深まります。
ここで「更にこの自己分析を深めて企業選びに繋げたい!」という人は多いと思うのですが、僕が今就活生ならそこで就活エージェントを活用しますね。
就活エージェントとは、面談を元に自分に合った企業の紹介から、選考支援までを一貫しておこなってくれる無料のサービス。
こうして自己分析を通し、企業選びの軸を1度設定しておくと、就活エージェントに対して「◯◯な企業を紹介して欲しい」とお願いすることができます。
更には就活エージェントから他己分析をしてもらうことで、自己理解が更に深まっていくので一石二鳥。
ちなみに就活エージェントは様々なサービスがありますが、僕なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
(大手で保有求人数が多く、オンライン面談に対応かつ、全国の就活生を対象にしているから。他のエージェントは関東だけ、など保有求人が少なすぎることが多い)
就活エージェントに関しては、おすすめランキングも書いているので、ぜひ合わせて読み込んで活用してみてください!
» 就活エージェントおすすめランキング【1位〜20位】※5/25更新
なるほど!このように過去の出来事を深堀りすることで、自己理解が進んでいくんですね。自己理解した上で就活エージェントを利用したら、うまく活用できそう!
就活エージェントは担当者に対して「自分にはこんな企業が合うからこんな企業を紹介して欲しい!」と伝えることが重要。だからこそ、解説してきた自己理解をしっかりとおこなった上で活用するのがおすすめだよ。
自己分析の結果を選考に活かす方法
ここまでで自己分析の具体的なやり方を深くご理解いただけたかと思います。
自己分析を徹底的に行うことで、他の選考でより熱意や説得力を伝えられるんです。
とくに、自己分析で自分に対する理解を深めておくことで、以下の選考フェーズで評価されやすくなります。
【自己分析の結果を活かせる選考】
- 志望動機
- ガクチカ
- 自己PR
① 志望動機
まず自己分析を徹底することで、志望動機の質が高まります。
自己分析で自分の価値観を深掘りできていると、企業選びの軸が明確になるからです。
志望動機が曖昧なままだと、なぜその企業の選考を受けているのかを伝えられず評価されにくい。
しかし、自己分析により企業選びの軸が明確になっていれば「私の企業選びの軸である◯◯という点に合致する御社だからこそ入社したいんです!」と熱意を伝えることができます。
さらにここで「業界研究」も同時に行っておくのがおすすめです。
効率もぐっと上がりますし、企業選びの精度も抜群に上がります!
自己分析と業界研究を同時に行う方法は以下の記事を参考にしてみてください。
また、併せて就活を7年研究し続けてきた僕が見つけた”絶対に評価される志望動機の書き方”も必ず読んでくださいね!
② ガクチカ
次に自己分析の結果が役立つのが、就活の3大質問の中でも悩む人の多い「ガクチカ」。
自己分析で学生時代のことを振り返り「なぜ?」と深掘りしていくことで、学生時代に頑張ったことと、その理由が明確になりますよね。
そうすると、「私は学生時代に△△に打ち込みました。それは◯◯が理由です。」と論理的で説得力のあるガクチカを作成できます!
また、自己分析で明らかになった自分の価値観や長所も合わせて伝えられるので、評価されるガクチカに仕上がるんですよ。
自己分析の結果から得られたガクチカや自分の価値観を活かした文章例は、以下の記事を参考にしてください。
この記事を読めば、確実に質の高いガクチカが完成します!
③ 自己PR
そして3つ目は、ほとんどの企業から聞かれる「自己PR」。
自己PRをするには、そもそも自分を理解できないとアピールできませんよね。
自己分析を徹底的に行うからこそ、自分だけの魅力を言語化して伝えられるのです。
自己PRにおいて大切なのは、「自分は御社に貢献できる能力を持っていますよ」と伝えること。
そこで、「貢献できる能力」に対するエピソードがあることで説得力が増すのです。
根拠となる過去の経験は、自己分析を深く行うからこそ出てくるもの。
きちんと根拠のある自己PRは納得感もありますし、採用担当者の心にも響きますよ。
具体的な自己PRの例文は以下の記事でまとめました。
NG例文や評価されるポイントもまとめているので、「面接官に刺さる自己PRが知りたい!」という就活生は必見ですよ!
どの選考でも自己分析がベースになると言っても過言ではないですね!
そのとおり!企業は就活生の人柄や価値観をみているからね。自己分析で自分について言語化できてこそ、存分にアピールができるんだよ。
その他の自己分析方法と関連記事まとめ
この記事では「具体的な自己分析のやり方」を紹介してきました。
他にも自己分析に関して、「もっと簡単にやる方法はないの?」「自己分析用のテストがもっと知りたい」などの要望があると思います。
まずはその他の自己分析方法を4つ紹介します。
①他己分析
自己分析のやり方としては「他己分析」があります。
他己分析とは、親や友人、大学の教授など他人からの私像を把握する自己分析方法。
自分の主観だけでなく、他人からの客観を取り入れることで自己理解の精度が上がります。
他己分析用のシートを作成したので共有しますね。
質問項目はシートに記載してあるので、これに従って質問すると良いですよ!
【他己分析のやり方】
- 質問相手を決定する(親・友人・教授など)
- 「第一印象」を質問して記載する
- 「私の好きなところ」を質問して記載する
- 「私の嫌いなところ」を質問して記載する
- 「私のすごいところ」を質問して記載する
- 「私の意外な一面」を質問して記載する
他己分析シートのダウンロードはこちらから
▼シートの記載例
②モチベーショングラフ(人生グラフ)
次に紹介する自己分析のやり方は「モチベーショングラフ」です。
これは自分の過去に対して、充実度のグラフを作成して、自分の心理や価値観を明確化することが狙いですね。
個人的にはモチベーショングラフの重要度は低いと考えていますが、共有しておきます。
【モチベーショングラフを用いた自己分析のやり方】
- 分析する時代を設定する
- その歳ごとの充実度をグラフ化する
- 1つ1つの山に対して出来事を記載する
- なぜその出来事のグラフがそうなるのか記載する
モチベーショングラフのダウンロードはこちらから
▼シートの記載例
③マインドマップ
続いて紹介する自己分析のやり方はは「マインドマップ」です。
これは先に紹介した8ステップの自己分析方法を図を使って進めるものですね。
よって基本的な自己分析シートよりも、マインドマップの方がやりやすいという人はこちらを使って自己分析を進めてみましょう。
【マインドマップを使った自己分析のやり方】
- 中央に分析する時代を記載する
- 周りの枠に過去の出来事を洗い出すための質問項目を記載する
- 洗い出した過去の出来事に対して「なぜ」「結果どうなった」「今何を思う」を記載する
- 全体の記載内容から「企業選びの軸」と「自分の長所短所」を洗い出して記載する
▼マインドマップの記載例(エクセルやGoogleスプレッドシートで作成するのがおすすめ)
④SWOT分析
最後に紹介する自己分析のやり方は「SWOT分析」です。
SWOT分析は1920年にハーバード大学の経営大学院で開発されてきた分析法。
もともとは経営者などが、環境や市場の変化などの外部環境を考慮して経営判断をする際に利用するものとして広まったものなんですよね。
これは「強み・弱み・機会・脅威」を分析するマーケティング手法ですが、自己分析にも少し活用することができます。
ここまで紹介した8ステップの自己分析方法と比較すると、精度が低いので重要度は下がりますが王道の分析方法なので共有しておきます。
【SWOT分析を用いた自己分析のやり方】
- 強みの欄に自分の強みを記載する
(その時、なぜそれが強みといえるのか理由も記載すると良い) - 弱みの欄に自分の弱みを記載する
- 機会の欄に就活市場の良い現状を記載する
- 脅威の欄に就活市場の悪い現状を記載する
SWOT分析シートのダウンロードはこちらから
▼シートの記載例
ここで4種類の自己分析方法を共有しました。
更に合わせて、更に自己分析への理解を深める記事を一覧化しておきます。
どれも必ず役立つ記事なので、気になった記事があれば読んでみてください!
1.簡単に自己分析をする方法【3ステップ】
ー自己分析のやり方を最速で理解できる記事です!
ーまずはざっくり自己分析を進めたい人におすすめ
2.自己分析に役立つ自分史の作り方
ー自己分析を「自分史」によって進めたい人におすすめ
3.自己分析に役立つ長所一覧表【30の長所まとめ】
ーそもそもどんな長所があるのか知りたい人必見
ーそれぞれの長所ごとにアピール方法も解説しています!
4.自己分析に役立つ短所一覧表【30の短所まとめ】
ーそもそもどんな短所があるのか知りたい人必見
ー就活における短所の伝え方も解説しています!
5.自己分析の診断サービス10選
ー今回紹介した適性検査に加えておすすめ度の高い診断を紹介
ー有名なストレングスファインダーやエニアグラム診断も解説
自己分析に関するよくある質問まとめ
この章では、自己分析に関する就活生からの質問をまとめておきます。
自分が持っている疑問をぜひクリアにしてくださいね!
質問① 自己分析が終わった後に何をすべきか?
他の記事にて、2月中にやるべきリストをまとめています。
3月、4月でも以下の作業の中にまだやっていないことがある就活生は、ぜひやってみてくださいね。
質問② 就活生は自己分析をいつから始めるべきか?
「自己分析はいつから始めるべきか?」と聞かれたら、僕はいつもこう答えています。
たった今から始めてください!と。
なぜなら前の章で説明した通り、自己分析こそが就活の土台となるからです。
深い自己分析によって「企業選びの軸」や「面接官に伝えるための自己理解」ができていれば、圧倒的にその後の作業が早く進みます。
反対に自己分析ができていないまま、企業選びやエントリーシートの作成を進めても、それは行く先のわからない船旅のようなものです。
その都度その都度、なんとなくで行動してしまうことになる。
そうならないためにも、すぐに自己分析を開始してください。
質問③ 自己分析におすすめの本はありますか?
自己分析のやり方を紹介している中で、「おすすめの自己分析に関する本を紹介してください」という質問をされることがあります。
そこで就活攻略論では自己分析におすすめの本を10冊紹介しています。
【自己分析におすすめな本10選】
- 「人を動かす」 著:Dカーネギー
- 「7つの習慣」 著:Rコビー
- 「嫌われる勇気」著:岸見一郎
- 「ゼロ」 著:堀江貴文
- 「LIFE SHIFT」著:リンダグラットン
- 「金持ち父さん、貧乏父さん」著:ロバートキヨサキ
- 「人生ドラクエ化マニュアル」著:JUNZO
- 「男はお金が9割」著:里中李生
- 「人生は、運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている」 著:ふろむだ
- 「メモの魔力」著:前田裕二
上記の10冊について、1冊ずつ「なぜ自己分析に役立つのか」を解説した記事を書いているので、自己分析のために本を活用したいという就活生はぜひ参考にしてくださいね!
▼自己分析におすすめの本についてはこちら!
質問④ 自己分析に本はいらないですか?
自己分析におすすめの本を紹介してきましたが、一方で「自己分析に本はいらないですか?」という質問もよく見かけます。
結論から言うと、自己分析に本は必須ではありません。
そもそも自己分析は「自己理解」を深めることで、自分に合う企業を選ぶことが可能になったり、選考で自分のことを伝えられるようにすることを目的とします。
要するに自己理解を深めることができれば、それで良いわけで、この記事で紹介したような「自己分析のための質問項目」さえ押さえておけば、自己分析できますよね。
極論、普段の生活の中で「自分はなぜこのアルバイトが合わないのか?」「自分はなぜこういう人と相性が悪いのか」といった自己分析ができている人は、自己分析がほとんど必要ない可能性もあります。
よって自己分析に本は必須ではなく、あくまで参考になるものだと認識しておくことをおすすめします。
質問⑤ 自己分析に役立つサイトを教えてください
自己分析に役立つサイトは、主に適性検査を受けられるサイトになります。
その中でも無料でおすすめの自己分析サイト、トップ10は以下のとおりです!
- キミスカ適性検査
- オファーボックスの適性診断AnalyzeU+
- マイナビの適性診断MATCH+
- CIY(COLOR INSIDE YOURSELF)
- ハローワークの適職診断
- リクナビ診断
- Questi(クエスティ)
- FutureFinder(フューチャーファインダー)
- キャリタス就活のキャリタスクエスト
- ジョブティ(Job-T)
これらのサイトの具体的な説明は別記事で解説しています。
» おすすめの自己分析サイトランキング【1位〜20位】|全50サイトから厳選!
こうした自己分析サイトを利用することで、他己分析に繋がるので利用価値は高い。
ですが、最も重要なことは「自己理解」であり、そのためには、この記事で解説してきたように、自分で自分の過去を洗い出して、自分について考える・深掘りすることが最も重要です!
よって「自己分析サイトを使って結果が出たから自己分析は終わり」としないようにしてください。
就活は企業選びにも、選考対策にも自己理解の深さが1番の鍵になります。
僕が見てきた中で、就活がうまくいく就活生に共通するのが「自己理解が深いこと」でした。
自己理解が深ければ自分に合った企業を選ぶことができるし、面接で何を聞かれても答えることができる。その回答も簡潔です。
ぜひこうした自己分析サイトはあくまで補強として利用しつつ、この記事で紹介した方法を用いて自己理解を深めてくださいね!
本記事の要点まとめ|皆さんへのメッセージ
本日の記事はいかがだったでしょうか!
何度もお伝えした通り、自己分析による「自分の性格や価値観の理解」は就活をする上での基盤となります。
普段の生活で自分について考える機会がないからこそ、就活という時間を使って見つめてみるのも長い人生においては素晴らしいことだと個人的に思っています。
また自己分析をしていると「もっと早くしておけば良かった!」「今から自己分析をしても遅いのではないか?」と悩むことがあるかもしれません。
しかし以前、下記のようにツイートしたように、就活の後半こそじっくりと企業選びをすることができます。
その時に必要なのは「自分にぴったりの1社を決めるための軸」なんですよね。
この時期に内定がなくても全く悩む必要ないからね。
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) June 22, 2019
8月以降の「秋採用」の時期は今よりももっと内定が取りやすいから。
大きな理由は下記の2つ。
・企業側も採用に焦り出す
・優秀な就活生がいない
8月〜2月でも6ヶ月もある。
この時期でもゆっくりじっくり自分に合った企業を探せるからね。
だからこそ自己分析をするのに「遅い」ということはありません。
ぜひ今すぐに始めてください。
焦らずじっくり、自分がどんな企業に入社すべきなのか、そして将来どんな人生を送りたいのかを考えてみてください。
僕は自己分析を、就活や転職だけのものだとは思っていません。
人生は死ぬ寸前まで「満足」と言えるか分からない。
どんな大企業に入社しても、病気になるかもしれません。
反対に就活で満足した結果が出せなくても、転職によって最高の職場に巡り会えるかもしれません。
その時に自分の人生を「満足」へと導くためには、自分の価値観を明確に理解しておく必要があります。
だからこそ自己分析は人生のあらゆる場面に必要だと思うのです。
僕は両親がお金の関係で小学生の頃に離婚し、それから「お金」に執着するという価値観を得ました。
そして同時に、両親がうまくいっている家庭への憧れから「愛」を大事にしています。
「お金」と「愛」という自分の中で大事な価値観があるからこそ、新卒で入社した大企業を1年で辞めるという選択ができました。
周りからは「安定を捨てていかれている」「アホだ」と馬鹿にされました。
しかし自分の価値観に従った選択は正しかったと心から思います。
ぜひ皆さんも自己分析を通して、自分の価値観を明確化してください。
すると“自分の価値観に基づいた人生の選択”ができます。
周りに何を言われようが関係ない。他人と自分の価値観は違うんだから。
この記事によって、自分の価値観を知り、自分の人生を最後に「満足」で終わらせる人が1人でも増えたら本当に嬉しいです。
ぜひ10年後、20年後でも自分の価値観を信じて生きて、人生を楽しんでいる皆さんと飲みにでもいけたら最高ですね。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりたいと思います。
【本記事の要点】
- 自己分析とは過去の出来事を深堀りして、自己理解を深めること。
- 自己分析の目的は2つで、「企業選びの軸を設定すること」と「面接官に自分のことを伝えられるようになること」である。
- 自己分析に客観視も取り入れることで精度が上がる。
(客観視には適性検査か他己分析が有効である) - 自己分析は8ステップで完了することできる。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/