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【5分で完成】自己分析用のモチベーショングラフの書き方!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

今回は「自己分析に役立つモチベーショングラフの書き方」を解説します。

 

僕はこの就活攻略論で、自己分析に関する記事を40記事以上書いています!

自己分析に関しての情報は誰にも負けない自信がある。

 

そんな僕が考えるに、モチベーショングラフはサクッと作るのに留めるべきです。 

ぶっちゃけた話、モチベーショングラフは就活における自己分析に合わないんですよね。

 

なぜかというと、モチベーショングラフから得られる気づきが少なすぎるから。

今回の記事ではそのあたりも含めて、「自己分析を完了させる方法」を網羅的に解説していきます。

 

もちろんモチベーショングラフの書き方も詳しく解説するので安心してください。

自己分析は就活の土台となる作業です。一緒に完了させましょうね!

 

モチベーショングラフはそもそもなぜ作るべきなのか?どう作れば良いのかよく分かりません。

モチベーショングラフはただ作れば良いというわけじゃない。そこから何を得て、どう就活に活かすのか把握することが重要だよ!

就活用の自己分析はモチベーショングラフでは終わらない

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最初に伝えたとおりで、就活用の自己分析にモチベーショングラフは合わないです。

そもそもモチベーショングラフとは「自分の人生の中で気持ちが充実したことと、不満を感じたことを可視化するグラフ」。

 

要するにモチベーショングラフから得られるのは、“自分の気持ちが充実することと不満を感じることに対する気付きのみ”なんですよね。

 

就活における自己分析はそれだけじゃ足りません。

「どんな人と相性が良いのか」「具体的にどんな仕事内容が合うのか」「自分の得意なことは何か」「自分の苦手なことは何か」など、自己分析によって得るべき気づきの幅はもっと広い。

 

モチベーショングラフよりも有効な自己分析方法とは?

 

じゃあモチベーショングラフじゃなくて何をすれば良いのか?

そんな声が聞こえてきたので回答すると、以下の8ステップで自己分析を完了させることが僕が提唱する自己分析法となります。

 

【自己分析のやり方8ステップ】

  1. 手元に「客観的データ」を用意する
  2. 過去の出来事を洗い出す
  3. 過去の出来事に対して「なぜ」を問う
  4. 過去の出来事に対して「結果どうなったか」を問う
  5. 過去の出来事に対して「今何を思うか」を考える
  6. これまでの記載内容から「企業選びの軸」を記載
  7. これまでの記載内容から「自分の魅力」を記載
  8. これまでの記載内容から「自分の欠点」を記載

 

この手順を実行するための自己分析シートも用意しています。

8ステップを完了させると、以下のようなシートが完成し、企業選びの軸や自分の長所や短所を明確化することができます。

 

▼完成した自己分析シート

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この8ステップの自己分析方法は別記事で詳しく解説しました。

まずはマンガで全体像を把握した上で、8ステップの実行手順を解説してます。

 

モチベーショングラフを作るよりも圧倒的に多くの気づきが得られ、就活に役立つ本質的な自己理解を深めることができます。

ぜひ参考にしてくださいね!!

 

 

モチベーショングラフの作成方法の記事なのに、モチベーショングラフを否定するのは就活マンらしいですねw

就活生にとって大事なことは自己分析による自己理解を深めて、企業選びの軸を作成すること。そして長所や短所を伝えられるようになること。

それらを達成する上でモチベーショングラフは非効率なんだよ。

自己分析に役立つモチベーショングラフとは?

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就活の自己分析においてモチベーショングラフは非効率だと話しました。

そうは言ってもモチベーショングラフを作りたいという人のために作成方法を共有していきますね。

 

まず、そもそも「モチベーショングラフとは何か」を理解している人はいるでしょうか?

 

【モチベーショングラフとは】

自分の人生における心の充実度の浮き沈みをグラフ化したもの。

その原因を深堀りすることで、自分の志向を理解することに役立つ。

 

こう説明するよりも現物を見る方が早いと思います。

僕が作成したモチベーショングラフの実例を見てください!

横軸が「時間の経過」を示し、縦軸に「心の充実度」を示しています。

 

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ここでは小学生時代に注目して、自分の心の充実度をグラフ化してみました。

めちゃくちゃ浮き沈みのある小学生ですよねw

 

なるほど!モチベーショングラフとは自分の心の充実度に着目して、自分の志向を明確化するためのグラフなんですね。

そうだよ。グラフとして視覚化することによって、自分がどんな時に幸せを感じて、どんな時に不幸を感じるのか分かるようにするんだ。 

自己分析のためのモチベーショングラフの書き方

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ではこの章から具体的なモチベーショングラフの書き方を解説します。

モチベーショングラフは以下の5ステップで作成することができますよ。

 

【モチベーショングラフの書き方】

  1. 紙に縦軸と横軸を書き込む
  2. 年齢ごとの心の充実度をグラフ化する
  3. その充実度の根拠となる出来事を書き込む
  4. その充実度と根拠に対して「なぜ」と問いかける
  5. 自分の志向への気づきを書き込む

 

ステップ① 紙に縦軸と横軸を書き込む

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まずは紙やノートに、縦軸と横軸を記載してください。

モチベーショングラフにおいて縦軸は「心の充実度」を示し、横軸は時間の経過を示しています。

 

縦軸:心の充実度(上にいくにつれて充実度が高い)

横軸:時間の経過(右にいくにつれて最新)

 

ちなみに1つのモチベーショングラフで一生を表すよりも、1つのモチベーショングラフで例えば「小学生時代」を表すように区切って作成するのがおすすめです。

その方が細かく自分の過去を深堀りできて、自己理解が深まるので。

 

ステップ② 年齢ごとの心の充実度をグラフ化する

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次に年齢や時代ごとの「心の充実度」をグラフ化しましょう。

今回は小学生時代にフォーカスしたモチベーショングラフを例として書いていきます。

 

グラフは上にいくにつれて心が充実した状態。

下にいくにつれて、心が充実していない、つまり不幸せを感じていることになります。 

 

ステップ③ その充実度の根拠となる出来事を書き込む

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次に作成したグラフに対して、その充実度の根拠となるエピソードを記載しましょう。

 

例えば僕の場合は、小学1年生の時の心の充実度が高いですよね。

この時充実していたといえる根拠は、ゲームにドハマリしていたからです。

 

ゲームができるだけで幸せだったし、友人とゲームしている時間は至福の極み。

よってこの時代の充実度が高かったと言えます。

 

ステップ④ その充実度と根拠に対して「なぜ」と問いかける

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続いて、その充実度と根拠に対して「なぜ」と問いかけます。

なぜその出来事によってその充実度になっているのかという理由を洗い出すことができるんですよね。

 

例えば、先ほど「ゲームにハマっていたから充実度が高かった」と言いました。

しかしここに「なぜ」を問いかけると、「そもそもなぜゲームにハマっていたら充実度が高いのか?」と考えることができますよね。

 

僕の場合は、ゲームの中で成長することがすごい好きだったんですよね。

ゲームは向上心をうまく煽ってくるので、その感覚が非常に好きだったんだと理由付けすることができるのです。

 

ステップ⑤ 自分の志向への気づきを書き込む

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では最後の作業に入りましょう。

ここまで書いた内容に対して、自分の志向への気づきを書き込みましょう。

 

僕の場合、先ほど「ゲームが向上心をうまく煽ってくるから好きだった」と言いました。

ここから「自分は向上心が昔から高い方なのかも」という気づきが得られますよね。

 

こうした気づきが得られることによって、「向上心が常に高まるような成績が見えやすい仕事内容が合うかもしれない」といったかたちで就活に活かすことができるんですよね。

 

ここまでの作業は5分でサクッと終わらせることができます。

ですが、作成して終わるだけじゃ全く意味がありません。

自己分析の目的である以下の2つを達成するために、モチベーショングラフをじっくり見て気づきを得るようにしましょうね。

 

【自己分析の目的】

  • 企業選びの軸を作成すること
    ー自分はどんな仕事内容(職種)が合うのか?
    ー自分はどんな環境の職場に合うのか?
    ー自分はどんな社員が働く企業と合うのか?
  • 面接官に自分のことを伝えられるようになること
    ー自分の長所は何か?なぜそれが長所といえるのか?
    ー自分の短所は何か?なぜそれが短所といえるのか?
    ー自分が社会人になったらどう役立つのか?

 

なるほど!モチベーショングラフによって心の充実度を可視化して、それを深堀りすることで自分の志向がわかるようになるんですね。

そうだよ!それによって自己分析の目的である「企業選びの軸を作成すること」と「面接官に自分のことを伝えられるようになること」を達成しよう。 

自己分析でモチベーショングラフを作成するメリットデメリット

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ここまで自己分析をモチベーショングラフでやる方法を解説しました。

モチベーショングラフを用いることのメリットが知りたい就活生も多いはず。

また同時にデメリットも確認したいところですよね。

 

モチベーショングラフを作成するメリット

 

僕が考えるにモチベーショングラフを作成するメリットは以下の2つです。

この2つのメリットに魅力を感じた人のみ作成すべきですね。

 

【モチベーショングラフを作成するメリット】

  • 自己分析を始めるきっかけにしやすい
  • 自分の心の充実度を見つめる機会になる

 

自己分析を始めるきっかけにしやすい

まずモチベーショングラフを利用するメリットは自己分析のきっかけにしやすいこと。

この記事で紹介したように5分もあれば1つのモチベーショングラフが完成します。

その手軽さゆえに、まず最初に自己分析を始める人には向いていますよ。

 

自分の心の充実度を見つめる機会になる

次に自分の心の充実度を見つめる機会ってほとんどありません。

そんな中、自分がどんなことに対してワクワクするのか、萎えるのか、そんな志向が知れるのはモチベーショングラフを作成する大きなメリットと言えますよ。

 

モチベーショングラフを作成するデメリット

 

一方でモチベーショングラフを作成するデメリットもあります。

この点は冒頭でも説明したとおりですが、しっかり押さえておきましょう。

 

【モチベーショングラフを作成するデメリット】

  • モチベーショングラフだけでは自己分析は甘い
  • 心の充実度は思い出しにくい

 

モチベーショングラフだけでは自己分析は甘い

これは冒頭でも言いましたが、モチベーショングラフだけでは自己分析が甘いです。

なぜなら就活における自己分析は、もっとも様々な問いかけを通して幅広く自己理解を深める必要があるからです。

モチベーショングラフを作成して「やった気」になってしまうのがリスクですね。

 

心の充実度は思い出しにくい

モチベーショングラフの欠陥としては、心の充実度の思い出しにくさにもあります。

小学生の時の心の充実度を覚えている人って少ないですよね?

心の充実度を思い出せることが、モチベーショングラフを作成する前提にあり、その前提を満たしにくいのがモチベーショングラフのデメリットと言えますよね。

 

これらメリットとデメリットを比較した時に、僕は自己分析をモチベーショングラフで行うことをおすすめしていないんだよね。

モチベーショングラフよりも簡単に、かつ深く自己理解できる方法を「自己分析の簡単なやり方【3つのステップで完了します!】」にも書いたから合わせて参考にしてください! 

【PDFで共有】モチベーショングラフのテンプレート

 

今回のモチベーショングラフですが、一応PDFのテンプレートを作成しました。

紙やノートがあれば作ることができるので、テンプレートは基本的に不要です。

もし使いたいという方がいれば、使ってくださいという程度に共有しますね。

 

モチベーショングラフのダウンロード手順

 

PDFは以下の2ステップでダウンロードすることができます。

非常に簡単にダウンロードが可能なのでダウンロードして使用ください。 

 

▼モチベーショングラフのPDFファイルはこちらから!

 

【ダウンロード手順】

①右上の矢印ボタンをクリックする

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②右上のダウンロードボタンをクリックする⇒完了です!

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モチベーショングラフに関してよくある質問

 

この章ではここまでで解説しきれなかった質問に回答していきます。

モチベーショングラフに関しての疑問を更にクリアにしていきましょう。

 

質問① モチベーショングラフを作っても意味ないと言われるのは本当ですか?

 

モチベーショングラフに限らず、それをする「目的」を把握していないまま、その作業に取り組んでも意味ない場合がほとんどです。

 

僕は自己分析が就活の土台だとよく話しています。

なぜなら自己分析によって「自己理解」ができると、自分はどんな企業が向いているのかが分かって、企業選びの精度が上がっていきますよね。

 

更にはエントリーシートや面接で聞かれるのは、すべて「あなたとは?」なので、それに答えるためには自己理解が必須です。

 

自社の商品を理解していない営業マンが、全然売れないように、自己理解をしていない就活生は企業に何もアピールできないし採用されない。

 

だから就活において自己分析は重要です。

 

モチベーショングラフもこのように取り組む目的を把握していないと意味がない。

モチベーショングラフを作成することで、「自分はどんな時に幸せを感じるのか?」「自分はどんな作業や取り組みにやりがいを感じるのか?」「自分はどんな時にストレスを感じるのか?」という自己理解に繋げるなら意味はある。

 

逆にこうした目的を理解していないまま、ただ言われたとおりテンプレ的に作業しても意味ないですね。

 

質問② モチベーショングラフの作成ツールでおすすめはありますか?

 

モチベーショングラフの作成ツールにおすすめはありません。

ノートに手書きするのが一番早いし、色々と好きに書き込むことができます。

 

よってモチベーショングラフの作成ツールとして、おすすめは強いて言うなら「紙のノートとペン」ですね!

 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

就活における自己分析に役立つモチベーショングラフの作成方法が理解できたと思います。

 

他のサイトに書かれているモチベーショングラフの作成方法を見ても「これだけじゃ自己分析は完了しないだろ...」と思ってしまいます。

個人的にモチベーショングラフを作成する優先度は非常に低いですね。

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 就活においてモチベーショングラフだけでは自己分析は完了しない。
  • 自分の心の充実度を見つめ直す機会としては有効である。
  • 「過去の自分の心の充実度を思い出しにくい」というのがモチベーショングラフの最大の欠陥なので直近の大学時代に対してモチベーショングラフを作成するのが最もおすすめです。

 

今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた600の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/