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【自己分析1000問】前田さんの自己分析法は就活に役立つのか?

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

SHOWROOM株式会社の社長である前田さんという方がいます。

彼の書籍「メモの魔力」の付録として付いている「自己分析1000問」について、これが就活における自己分析に役立つのかどうか?

本日の記事で深堀りしていこうと思います。

 

SHOWROOM株式会社の前田さんの講演に、何度か参加したことがあるのですが、考え方や仕事への姿勢、生き様は素晴らしいです。

(あの石原さとみさんと付き合っていたことも考えたら最強でしかない...。)

 

そんな前田さんがおすすめする「自己分析1000問」について見ていきましょう!

 

1000問の自己分析ってエグすぎませんか?

実際に1000問全て“やり切ること自体には”意味はないよ。1000の質問をどう活用するかが重要だね。

自己分析1000問とは?

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前田さんが著者である『メモの魔力』という本の付録として付いている質問集です。

ちなみにこの本は、発売日に僕は読みました。

 

本の概要は「事実⇒抽象化⇒転用」という自己分析のステップを日常に取り入れる重要性。

これに尽きますね。

 

メモの魔力の自己分析1000問のやり方

 

メモの魔力についている「自己分析1000問」は、先述した「事実⇒抽象化⇒転用」のステップで行なっていきます。

 

この「事実⇒抽象化⇒転用」とは何か?

それぞれの工程について、詳しく解説すると次のようになります。

 

事実:実際におこったこと・そこにあること

抽象化:実際におこったことについて、なぜそうなったのかを考えること

転用:抽象化したことを自分が抱えている他のことに利用できないか考えること

 

実際今やってみます

まずは日常生活の中で「事実」を探します。

例えば、今僕はスタバにいるんですけど、「向かい側にあるドトールは並んでいないのにスタバは並んでいる」という事実があります。

 

事実を見つけたらこれを「抽象化」してみましょう。

「商品の味よりも新作という話題性を買っている人が多いのかもしれない」

 

この抽象化した内容を今の僕が行っている就活ブログに「転用」します。

「話題性の高い情報を提供すれば、読者が増える可能性がある」

 

事実:向かい側にあるドトールは並んでいないのにスタバは並んでいる

抽象化:商品の味よりも新作という話題性を買っている人が多いのかもしれない

転用:話題性の高い情報を提供すれば、読者が増える可能性がある

 

このように日常の中にある事実を抽象化し、それを転用することで自分が抱える問題を解決したり、新しいアイデアを生むことの重要性こそが、メモの魔力で訴えていることの根幹です。

 

正直このエッセンスさえ理解しておけば、書籍は買う必要ないかな!自己分析1000問もPDFでネット上で無料公開されているからね!  

自己分析1000問の質問例

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それでは具体的に「自己分析1000問」の内容について見ていきましょうか!

先程言ったとおり、この自己分析1000問は書籍を購入しないでも、ネット上で無料公開されています。

 

下記はメモの魔力を編集された幻冬舎の箕輪さんのツイートです。

このツイートに添付されているファイルから、自己分析1000問をダウンロード可能ですよ!

 

 

では具体的にどんな質問が掲載されているのか?

少し例を挙げていきますね!

 

【自己分析1000問の質問例】

  • あなたの信念は何か?
  • 30代になったときどんな仕事をしたいか?
  • 40代の年収は?
  • 何に優先的にお金を使いたいか?
  • 理想の住まいは?
  • 理想の食生活は?
  • コンプレックスだったことは?
  • 座右の銘は?
  • 他人のアドバイスを聞くタイプか?

 

質問引用:メモの魔力「自己分析1000問

 

このようにかなり詳細な質問が、幼少時代〜現在に渡って質問されます。

自分についてこれほど詳細に考える機会はほとんどないと思うので、かなり大変な作業ですね。

 

覚えてない質問は飛ばしてOK!

 

メモの魔力についている自己分析は1000問もあるので、過去のことなど「覚えてない」と感じる質問もあります。

覚えてない質問は飛ばして、どんどん先に進めてOKです。

 

この点については、以下のツイートで前田さんも回答されています。

 

 

ツイートにあるように、ほぼ覚えてないなかで覚えているものがあったら、自分にとって大きな気づきになります。

覚えてないはどんどん飛ばしながら、1000の質問を進めていきましょう!

 

自己分析と同時に就活サイトも利用しよう!

効率的に内定を獲得するには、自己分析をしつつ、同時に就活サイトの利用もはじめることが大事です。

自己分析は、最初だけでなく何度もくり返して自己理解を深めていくことが重要。

 

よって、自己分析が終わってから求人を探しはじめるのでは遅いんですよね。

(そもそも自己分析はここまでやったら終わり、というのはない)

 

自己分析をしながら、逆求人サイトの「Offerbox(オファーボックス) 」 や就活エージェント「ミーツカンパニー就活サポート」を利用しましょう。

逆求人サイトは、はやいうちから利用をはじめることで獲得できるスカウトの数も多くなります。

 

就活エージェントは、求人紹介だけでなく自己分析もサポートしてくれるので、ある程度じぶんで分析したあとに深掘りしてもらうのが有効です。

効率よく内定に近づきたい人は、自己分析をしながら有益な就活サイトへの登録も進めてくださいね!

 

 

なお、就活の成功に役立つサイトは他にもいくつかあります。

以下の記事で、「僕がいま就活生だったら絶対に使うサイト」を6つまとめました。

これまで見てきた100以上のサイトの中から厳選したので、ぜひ参考にして利用してください!

 

 

前田さんの自己分析法は就活に役立つのか?

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それでは本題です!

この自己分析1000問は就活で役立つのかどうか?

結論から言うと「役立ちます」ね!

 

しかし注意が必要で、これらの質問に“ただ回答するだけ”では全く意味ありません。

目的なく回答しているだけでは、「多くの質問に答えること」が目的化してしまって、やって満足になりかねない。

就活において目的のない行動は何度も言っていますが、無意味です。

 

よって次の章にて、自己分析1000問を就活に活かすポイントを詳しく解説していきますね!! 

自己分析1000問を就活に活かすポイント

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それでは自己分析1000問をしっかりと就活に活かしきるポイントを解説します。

大きく2つのポイントを押さえて実行してもらえると、就活に役立ちますよ。

 

自己分析の目的を理解する

 

まずは「そもそもの自己分析の目的」を把握してください。

意外にも自己分析の目的を把握しないままに、「とりあえず自己分析するか」と惰性で自己分析を進める人がいます。

 

しかし目的のない行動の9割は無駄になりますね。

無駄にはならずとも、目的が定まっていない行動は確実に“非効率”です。

 

よって就活における自己分析の目的を整理しましょう。

僕が考える就活における自己分析の目的は以下の2つです。

 

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自己分析を通して「自分はどんな会社が合うのかを明確化すること」

まずはこれが自己分析の第一の目的となります!

 

就活ってシンプルに言うと、

「自分に合った企業にエントリー」して「そこの内定を獲得すること」ですよね。

 

目的① 企業選びの軸を作成すること

この分解した最初の部分、「自分に合った企業にエントリー」というのを可能にするためには、自分に合う企業を定義する必要があります。

これがいわゆる「企業選びの軸の設定」です。

 

 

目的② 面接官に自分について伝えられるようになること

そして次にすべきは「そこの内定を獲得すること」です。

そのためには面接官にうまく自分のことを伝える必要があります。

 

「面接官に自分について理解してもらう⇒その上で会社との適性を判断してもらう」というルートをたどるからです。

 

よって、そもそも「面接官に自分について理解してもらう」ということができない人は、その時点で不採用になります。

(だって面接官はあなたについて理解できないんだから、適性を判断することができないから!)

 

面接官に自分のことをしっかり伝えられるようになるためには、“まずは自分が自分を深く理解している必要がある”というのは当たり前の話。

自己分析を通してこれを可能にするのです!

 

なるほど!1000問の質問に答え始める前に、そもそも自己分析する目的をこうして把握する必要があるんですね!

そのとおり!じゃないと“答えること”が目的になってしまうからね。

 

1問1問をしっかり深堀りする(大事なのは数じゃない)

 

そして次に重要なことは、「1問1問をしっかり深堀りする」ということです。

自己分析において大事なことは「数」ではありません!

 

「1000問!」ってなっているから数が重要に見えますが、大事なことは「1問に対する深さ」です。

 

例えば「あなたの信念は何か?」という質問がありましたよね。

これに対して僕なら「人生は1度きりだから何事にも挑戦すること」という回答をします。

 

あなたの信念は何か?

=人生は1度きりだから何事にも挑戦すること 

 

※これだけだと、自己分析の目的である「企業選びの軸の作成」に繋がらない

 

回答を更に深堀り!深堀り!深堀りせよ! 

このように1度回答しただけでは、自己分析の目的は達成できない。

面接官から「信念は?」と聞かれた時の回答は準備できたかもしれないですが、それだけじゃわざわざ自己分析する意味がありません。

 

よってここですべきは「更なる深堀り」の一択です。

自己分析の目的を達成する材料にぶつかるまで掘り続けてください。

 

あなたの信念は何か?

=人生は1度きりだから何事にも挑戦すること 

 

↓ じゃあどんな仕事が合うか?

 

若いうちから挑戦できるような環境がある企業

 

↓ それって具体的にどんな企業

 

老舗の大手じゃなくて、ベンチャー企業

(更には成長業界だとなお良い)

 

※ここまで深堀りできると「企業選びの軸」が1つ見つかったね!

 

上記のとおりです。

深堀りすることによって、前述した「自己分析の目的」を達成する。

これこそが自己分析をする意味であり、自己分析1000問はその“きっかけを与えてくれる質問材料”であると認識しましょう!! 

  

具体的な自己分析法も紹介してます!

具体的な自己分析のやり方について、就活攻略論では「8ステップで完了する自己分析法」という記事を用意しています。

こちらの記事はグーグル検索で「自己分析」と検索すると上位に表示されるような重要な記事になるので、ぜひそちらを参考に自己分析を進めてくださいね!!

 

おわりに

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

僕は自分で言うのもなんですが、「自己分析マニア」です。

 

幼い頃から両親が離婚し、「自分はなんで生まれたんだろう?」そんなことを小学生の頃から考えていました。

今思うとそれが僕の自己分析の始まりなんですよね。

 

しかし自己分析をすることで「自分にとっての幸せ」も見えてくる。

僕は辛い状況でも「将来こうなりたい!」「こんなことをしたい!」そんな希望を自己分析によって見出し、これまで走り抜けてきました。

 

自己分析を通してあなたにとっての幸せを見つけ、それに近づくための就活ができることを、心から祈っています。