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【自己分析の簡単なやり方】3ステップで完了する方法を解説!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

就活で最も大事な作業を1つ挙げてください。

僕がそう言われたら、真っ先に挙げるのが「自己分析」です。

大学でも自己分析をしなさいってめちゃくちゃ言われますよね。

 

でも自己分析ってなにをすればいいのかよくわからない。

それが皆さんの本音だと思います。

 

そこで本記事では、自己分析の簡単なやり方を解説します。

手順は以下のとおり。

 

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上記のステップごとにやり方を解説していきますので、ぜひ読み込んでくださいね!

また、自己分析を簡単にするために利用できるツールも紹介しますので参考にしてください。

 

自己分析って面倒で手間がかかるイメージです…。

そうだね。自己分析は就活を進める上でかなり重要な”土台”ともいえる作業だからね。この記事ではできるだけ作業ステップをシンプルにしたやり方を共有していくよ!

自己分析を簡単に行うための事前準備

 

簡単に自己分析を進めるためには、事前準備をしておくことが大切です。

さきに必要な準備を行っておくことで、手順自体は簡単でも質の高い自己分析ができます。

 

準備① 自己分析の目的を知る

 

自己分析をはじめる前にまず、「自己分析の目的」を把握しましょう。

目的がわかっていないと「なんでこんなことするんだろう」とやる気も出ませんからね。

自己分析の目的は以下の2点。

 

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企業選びの軸を作成すること

1つめの目的は、「企業選びの軸を作成すること」です。

そもそも就活は「自分がどんな企業に入るべきか」が分からないと何もできない。

 

そこを理解していないと「とりあえずどこでも良いや」と思ってしまうし、そんな適当な思いの人は企業から評価されにくいんですよ...。

 

そこで、自分がどんな仕事に向いているのか、どんな長所や短所があり、どんな会社で活かせるのかを把握すること。

 

その上で自分はこんな会社に入社したいという「企業選びの軸」を作成することが自己分析の1つ目の目的となります。

 

面接官に自分のことを伝えられるようになること

2つ目の目的は、自分のことを深く理解することで面接官に自分について伝えられるようになることです。

 

売れない営業マンって、自社の商品のことを全然理解してないんですよね。

それと同じで、「自分」という名の商品を理解していないと、採用担当者にうまく売り込めません。

 

自己分析を通して、自分の長所・短所、価値観、考え方を理解すること。

そうすることで面接官に自分のことを伝えられるようになることが目的です。

 

準備② 適性検査を受ける

 

自己分析を簡単に進めるためには、「適性検査」が必須です。

適性検査とは、表示された項目にチェックを入れて回答していくことで、自分の性格を洗い出してくれる便利ツールのこと。

 

1つの適性検査だけ受けるよりも複数併用すべきです。

併用することで、「共通する検査結果」は信頼度の高いデータになるからですね。

(僕も就活生の時は、3つほどの適性検査データを参照してました!)

 

僕はこれまで20以上の適性検査を受けてきました。

その中でも就活生向けにおすすめは2つだけでしたね。

 

それぞれの適性検査は、無料会員になれば就活生は無料で利用できます!

(世の中の適性検査はほとんどが有料なので就活生のうちに受けておくべき)

 

【絶対に利用すべき適性検査】

 

オファーボックスが提供する「AnalyzeU+」

ー無料会員の就活生は完全無料で利用することができる

ーグラフで自分の性格が可視化されるので分かりやすい

 

キミスカが提供する「適性検査」

ー無料会員の就活生は完全無料で利用することができる

ー長所や短所の文章化から職務適性のデータまで得られて最高

 

準備③ 自己分析ノートを用意する

 

自己分析を深めるためにも、専用のノートを用意しましょう。

自己分析は、感覚的に認識していた「自分」のことを深掘りして、どんどん言語化していく作業です。

よって、ノートに書き込んで整理していくのが効果的なんですよね。

 

用意するノートはなんでもいいですが、小さい手帳サイズよりA4以上のサイズのものがおすすめ。

書き込む余裕があるノートを選んでみてくださいね。

 

なお、自己分析ノートの1ページ目には②で準備した適性検査の結果を貼りましょう。

そうすることで、客観的なあなたの分析データをいつでも見返せます。

 

 

適性検査は受けるだけで自分に関する客観的なデータを取得できるのが便利ですね! 

そうなんだ!自分だけで行うとどうしても主観的になりがちだからね。

自己分析の簡単なやり方【3ステップ】

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ここから3つのステップで自己分析を完了させます!

簡単と言っても1つ1つが重要な作業なので、丁寧に実行してください。

 

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【自己分析の簡単なやり方3ステップ】

  1. 「好き」と「嫌い」をアウトプットする
  2. 企業選びの軸を明確化する
  3. 自分の魅力を伝える練習をする

 

ステップ① 「好き」と「嫌い」をアウトプットする

 

まず重要なのが、「自分の好きと嫌いを明確化すること」です。

 

入社後にすぐ退職する人は「どんな仕事が好きなのか?」とか「どんな人が嫌いなのか?」を把握していなかったケースが多いんですよね。

 

つまり自分にとっての好きと嫌いを事前に把握していなかったことで、入社後に「あ!これ嫌いだわ」とミスマッチが起きてしまう。

 

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自分にとっての「好き」と「嫌い」を明確にすることで、入社後のミスマッチを減らせるんですよね!

 

とにかく自分を理解するためには、紙に書き出す作業が必要です。

「好き」と「嫌い」をそれぞれ箇条書きすることから始めよう!

理由をあわせて書いてくださいね。

 

好き 嫌い
読書
(成長を感じるから)
筋トレ
(成長を感じるから)
焼肉
(おいしいから)
仲良い先輩と話すこと
(高め合えるから)
映画
(思考力と想像力を鍛えることができるから)
ニュースアプリを読むこと
(情報収集によってインプットが増えるから)
睡眠
(気持ちいいから)
スタバ
(集中力が高い状態で作業できるから)
暇な時間
(せっかちだからムズムズする)
愚痴を聞くこと
(無意味だから)
馴れ合い
(つまらない人と関わるのが時間がもったいない)
集団行動
(一人で行動する方が楽)
テレビ
(つまらないから)
グリーンピース
(口がぱさぱさになるから)
たばこ
(臭いし健康に悪いから)
喧嘩
(うるさいから)

 

やってみると分かるのですが、まぁ大変!

「好き」と「嫌い」は普段の生活の中では、“感覚的に把握している”だけで言語化することはしない。

よっぽど考えて生きている人じゃないと難しい。

 

しかし言語化するのが難しいからこそ、一度言語化することで自分の特徴を知る大きな手がかりになります!

大変ですが、この作業に時間をたっぷりかけてください。

 

ステップ② 企業選びの軸を明確化する

 

次のステップは、企業選びの軸を明確化する作業です。

「企業選びの軸」としては以下のような軸が挙げられます。

 

【仕事の幸福度を決める7つの軸】

  1. 自由(仕事内容や働き方に裁量権がある)
  2. 達成(前に進んでいる感覚が得られる)
  3. 焦点(モチベーションタイプに合っている)
  4. 明確(なすべきこと、ビジョン、評価軸が明確である)
  5. 多様(作業内容にバリエーションがある)
  6. 仲間(組織内に助けてくれる友人がいる)
  7. 貢献(どれだけ世の中の役に立っているかわかる)

 

上記の7つは僕が企業選びの軸としておすすめしている基準でもあります。

7つの中から、自分が大切だと思う順に優先順位をつけてみてください。

優先順位をつけるには、先ほど書き出した「好きと嫌いリスト」を使います!

 

たとえば、僕が挙げた「好き」の一覧と理由をみていくと、僕にとって「成長すること」が重要だと分かりますよね。

7つの軸の中でも「達成」がもっとも大事な軸になるというわけです。

 

逆に「嫌いなリスト」をみると、意味のないことに時間を費やすことが嫌いだとわかります。

自分の好きと嫌いが明確化できていれば、自然と企業選びの軸を作成することができるようになります!

逆に言うと、企業選びの軸がない人は、自分の好きと嫌いがよくわかっていないということですね。

 

企業選びの軸の選定については、とても重要かつ難しいところです。

「ここだけ読んでも理解できなかったよ!」という方のために、別記事で企業選びの軸の選定方法について解説したので、そちらも参考にしてください!

 

 

ステップ③ 自分の魅力を伝える練習をする

 

最後のステップは、「自分の魅力を伝える練習をすること」です!

まず就活生のみなさんに覚えていてほしいのが、企業が内定を判断する基準。

それは、「あなたが自社で利益を出す人間かどうか」です。

 

受ける企業に対して「自分は使える人間だぜ!」と伝われば内定は取れるということ。

そこで、自分の魅力をしっかり伝えられるかどうかが重要になってくるのです。

 

 

「好き嫌いリスト」をもとに、自分が企業にどう貢献できるかを考えてみて5分間のプレゼンを作ってみてください!

あなたが面接官だったら採用したくなるようなプレゼン内容にしましょう。

 

ポイントは、アピールだけではなく「理由も一緒に」伝えること!

多くの人はアピールばかりしがちですが、「好き」や「嫌い」という具体例を用いることで、それが根拠になります。

 

たとえば、ただ単に「成長意欲があります!」と答えるのはありきたり。

しかし、「私は成長意欲の高い人間です。趣味も読書や筋トレなど自分の成長につながることが好きです。」と答える方が説得力がありますよね。

根拠となるアピールをした上で、その特性をどう入社後に活かせるかどうかを伝えていきましょう。

 

より深い自己分析のやり方を共有!

ここまでで自己分析の簡単なやり方をご紹介しましたが、より深い自己分析のやり方を別記事で用意しました。

効率的に質の高い自己分析ができるよう、オリジナルの自己分析シートも作成して解説しています!

 

 

自己分析でしっかり自己理解を深められていれば、そのぶんESや面接でも説得力のある回答ができます。

「自己理解をもっと深めたい!」という人は、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!

(自己分析シートも以下の記事を経由して無料でダウンロードできますよ!)

 

 

【重要】自己分析と同時に「企業探し」も進めよう!

 

自己分析は就活において土台となる重要な作業です。

ただ、自己分析ばかりに時間をかけていると就活も止まったまま。

なので、自己分析をおこなうのと同時に「企業探し」も進めてください!

 

企業探しも時間がかかる作業ですが、あなたの進む道を決めるものなので適当には済ませられませんよね。

そこでおすすめなのが、企業探しを効率よくおこなえるサイトを使うこと。

 

就活を7年以上研究してきた僕としては、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ミーツカンパニー就活サポート」がベストだと考えています。

それぞれ逆求人サイトと就活エージェントです。

これら2サイトを使うと、企業からスカウトが届いたりエージェントから求人を紹介してもらえるので、企業探しの手間をおおきく減らせます。

 

”逆求人サイトのスカウト”や”就活エージェントの紹介”を経由するのはメリットも大きいです。

まず、あなたの特性を把握した上でのスカウトや紹介なので適性がある企業と出会いやすい。

さらに、いきなり個人面接からはじまるなど選考を有利に進められることもあります。

 

効率よく就活を進めたい人は、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ミーツカンパニー就活サポート」の2サイトをぜひ利用してください!

 

▼オファーボックスで内定を獲得した人の声

 

ちなみに、以下の記事で就活をすすめる上で役立つサイトをまとめています。

これまで200以上のサイトを見てきた僕が「いま就活生だったら絶対に使う!」というサイトを6つだけ厳選しました。

相性の良いホワイト企業の内定をスムーズに獲得したい人は、ぜひ読んでくださいね!

 

 

「好き」と「嫌い」を明確にすることが重要なんですね!

そう!「好き」と「嫌い」をはっきりさせることで、自分の就職への価値観がわかりやすくなるんだ。

自己分析を簡単にする診断ツール

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記事の冒頭で「適性検査ツール」のご紹介をしましたが、以下のツールも自己分析を行う上で役に立ちます。

 

 

この中でおすすめは「キャリタスの自己分析」と「ストレングスファインダー」です。

特に就活で自分を語るのに大切な「強み」について、ストレングスファインダーを使えばよく分かります。

 

僕はこれまでに20以上の自己分析ツールを使いました。

無料のおすすめツール・サイトをランキング形式でまとめたので、ぜひ参考にしてください。

» おすすめの自己分析サイトランキング【1位〜20位】|全50サイトから厳選!

 

自己分析用のツールっていろいろあるんですね。

たくさんあるけれど、僕としてはまず無料のものから試してみて満足できなかったら有料ツールを使うのがおすすめだよ!

簡単に自己分析できる他のやり方

 

つぎに、本記事でご紹介した以外の自己分析のやり方をご紹介しますね!

簡単にできる自己分析の方法としては、以下のようなやり方があります。

 

【他の自己分析のやり方】

  • マインドマップ
  • SWOT分析
  • モチベーショングラフ

 

やり方① マインドマップ

 

マインドマップとは、自分の思考や考えを紙に書いて整理する方法です。

真ん中に過去の出来事を書いて、その周りに考えを書き広げていきます。

 

 

自分の思考をどんどん深堀りできるので、価値観や考え方の特徴がわかりやすくなるのがメリットです。

 

【マインドマップのやり方】

  1. 過去の出来事を中央に書く
  2. 中央の出来事に対して「なぜ?」を書く
  3. 中央の出来事に対して「何を思ったか」を書く
  4. 中央の出来事に対して「結果どうなったか」を書く
  5. 客観視した気づきを赤ペンで書く
  6. 客観視した気づきから職種やおすすめの企業などを書く
  7. 自己分析の目的に当てはめていく

 

 

やり方② SWOT分析

 

SWOT分析とは、「強み・弱み・機会・脅威」の4つの要素を分析していく方法。

もともとは経営判断やマーケティングで利用される方法で、自己分析に活かすこともできます。

 

 

就活の自己分析としてめちゃくちゃ使えるわけではないので、あくまでも一つの分析法として知っておくとよいでしょう。

 

【SWOT分析のやり方】

  1. 強みの欄に「自分の強み」を書く
  2. 弱みの欄に「自分の弱み」を書く
  3. 機会の欄に「就活市場のメリット」を書く
  4. 脅威の欄に「就活市場のデメリット」を書く

 

 

やり方③ モチベーショングラフ

 

モチベーショングラフとは、人生の中でのモチベーションの上がり下がりをまとめたグラフのこと。

 

 

自分がどのようなときにモチベーションが上がるのか、どういったときに下がるのかがわかります。

ただ、モチベーションの浮き沈みしかわからないので、あまり時間をかけずに作成しましょう。

 

【モチベーショングラフのやり方】

  1. 縦軸と横軸を書く
  2. 年齢ごとの心の充実度をグラフにして書き込む
  3. 根拠となるエピソードを書き込む
  4. 充実度・根拠に対して「なぜ?」を問いかける
  5. 自分の志向の気づきを書き込む

 

 

いろんなやり方があるんですね!

どれも簡単に自己分析できる方法だよ!ただ十分に深掘りできるわけではないから、「自己分析シート」を活用するのを僕はおすすめしているよ!

自己分析を行うメリット

 

ここからは、自己分析を行うメリットを解説していきますね。

就活において自己分析を行うメリットは、以下の3つ。

 

【自己分析を行うメリット】

  • 企業選びの軸を見つけられる
  • 自分に向いている仕事がわかる
  • アピールポイントが明確になる

 

メリット① 企業選びの軸を見つけられる

 

ひとつ目のメリットは、企業選びの軸を見つけやすくなること。

自己分析によって自分の価値観がはっきりしてくるからです。

 

自己分析を行わず自己理解が浅いままだと、「将来やりたい仕事なんてない…」と悩んでしまうでしょう。

しかし、自己分析を行うことで自分の志向を把握することができます。

 

自分の志向がわかってくれば、おのずと企業を選ぶ基準がわかってくるのです。

企業選びの軸が見つかると、企業選びに迷いにくくなり選考でも志望動機を熱意を持って伝えられるでしょう。

 

メリット② 自分に向いている仕事がわかる

 

企業選びの軸とともに「自分に向いている仕事」もわかるようになります。

自己分析によって、「好きなこと(得意)」「嫌いなこと(苦手)」を明確にすることでどんな仕事が向いているのかが見えてくるんですよね。

 

たとえば僕だと、「読書(成長を感じられるから)」が好きで「馴れ合い(時間がもったいないから)」が嫌いです。

この好き嫌いから「成長できる環境で、年功序列より成果主義の仕事」が向いていると分かります。

 

就活生の中には企業選びの段階で悩んでいる人も多いです。

自己分析をしっかり行うことで、向いている企業や仕事が明確になるのは就活を進める上で大きなメリットといえます。

 

メリット③ アピールポイントが明確になる

 

自己分析を行うことで、自分の強み・弱みもわかるので選考でアピールできるポイントが明確になります。

面接で質問されても迷わず回答できるようになるでしょう。

 

また、自己分析では「なぜ?」を自分に投げかけて思考を深掘りしていきます。

よって、たとえば面接で「なぜ◯◯が強みだと思うのですか?」と聞かれても焦ることなく答えられるんですよね。

 

ただアピールするだけでなくきちんと理由も伝えられると、説得力も増し面接官からの印象も良くなりますよ!

 

自己分析が就活を進めるうえでベースになるんですね!

そのとおり!自己分析をしっかり行なっているかどうかで、就活をスムーズに進められるかが変わってくるよ。

自己分析を行うときの注意点

 

メリットがわかったところで、自己分析を行う際の注意点も知っておきましょう。

自己分析を行うときの注意点は以下のとおり。

 

【自己分析を行うときの注意点】

  • 自己分析サイトだけで終わりにしない
  • 事実を書く
  • 客観的な視点も取り入れる

 

注意点① 自己分析サイトだけで終わりにしない

 

就活生を見ていると、サイトで適性検査を受けて自己分析を終わりとしている人が目立ちます。

ここまで解説したとおり、自己分析で自己理解を深めることによって、企業選びができますし、面接で何を聞かれても答えられるようになります。

 

しかし、サイトの適性検査だけで自己分析を終わらせていると、自分についての理解は深まりません。

自己理解ができていないまま面接にのぞんでも、自分に関しての質問に答えられないのです。

 

よって、簡単に自己分析を終わらせたいとしても、サイトの適性検査や診断を受けるだけではNG。

その結果をじぶんでもしっかり深掘りしてくださいね。

 

注意点② 事実を書く

 

自己分析では事実を書くのも注意点のひとつです。

たとえば、志望企業の求める人物像が「上昇志向がある人」だった場合。

本当は安定した働き方がしたいのに、上昇志向があると書くのはNGです。

 

嘘や希望を書いては、正しく自己分析できません。

また、事実ではない内容をもとに自己分析を行うと、入社後のミスマッチにつながる可能性もあります。

自己分析では必ず「事実」を書くことを意識しましょう。

 

注意点③ 客観的な視点も取り入れる

 

客観的な視点を取り入れることも大事です。

じぶんでは気づけない強みや弱みもありますし、あなた自身の認識と他人からの印象がズレている場合もあるから。

 

客観的な視点も取り入れることで、新たなじぶんの魅力を発見できる可能性があります。

また、冷静に自分を分析できるので、本当にあなたに合う企業や職種を判断しやすいです。

他人からの客観的な評価が加わることで、自己PRにも説得力が出ますしね。

 

客観的な視点を取り入れるには、他己分析も同時に行うのがおすすめです。

他己分析とは、家族や友人など自分をよく知る第三者に印象を聞く分析方法のこと。

他己分析の詳しいやり方は、以下の記事でまとめているので併せて読んでみてください。

 

 

【補足】自己分析のやり方が不安な人は就活エージェントに相談しよう

 

自己分析のやり方が不安な人は、プロである就活エージェントを頼るのがおすすめです!

就活エージェントとは、面談を通してあなたに合う求人を紹介してくれる無料サービスのこと。

要望に合う求人を紹介するためにも、自己分析をサポートしてくれます。

 

プロである就活エージェントと一緒に自己分析を行っていくことで、企業選びの軸や自分の強み・弱みも明確にしやすいです。

自分ひとりで自己分析をするのは不安…という人はぜひ就活エージェントに頼ってみてください。

 

ただ、就活エージェントを利用する場合でも、事前に自分でも自己分析は必ず行っておきましょう!

自分で行った自己分析をもっていくことで、就活エージェントはより深掘りしやすくなりますからね。

 

就活エージェントは複数利用して見極めるのが重要!

就活エージェントは数が多いので、まずいくつかのエージェントの初回面談を受けて自分に合う担当者を見つけることが重要です。

なぜなら、担当者によってサービスの利用価値が大きく変わるから。

 

初回面談で「自己分析を深く行ってくれるか」「希望に合った求人を紹介してくれるか」の2点をチェックしてみてください!

上記2点が適当な担当者であれば利用する価値は低いです。

 

 

僕はこれまでに50以上の就活エージェントを見てきましたが、「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」がおすすめです!

どれもオンライン面談に対応しているので、地方に住んでいても利用しやすいんですよね。

利用者の口コミも良いので初めて使う就活エージェントとしては上記3つが最適です。

 

他の就活エージェントについては「就活エージェントおすすめランキング【1位〜20位】」でランキング形式でまとめているので、こちらも参考にしてみてください!

 

プロにサポートしてもらえるのは心強いです…!

そうだよね。そのうえ、求人紹介やES添削、面接対策も行ってもらえるからね。無料だし使わない理由がないよ。

自己分析結果の活かし方

 

ここからは自己分析の結果の活かし方をお伝えしていきますね!

自己分析の結果は、以下の選考時に役立ちます。

 

【自己分析結果の活かし方】

  • 志望動機
  • 自己PR
  • ガクチカ

 

① 志望動機

 

自己分析を行うことで、企業選びの軸が明確になるので志望動機の説得力が増します。

志望動機はどの企業に応募しても聞かれる質問です。

よって、どれだけ説得力のある志望動機を伝えられるかが重要!

 

自己分析をせずに、「興味があるから」「好きだから」といった曖昧な志望動機を伝えてしまうとNGです。

「他の企業にも当てはまるよね?じゃあうちの会社じゃなくてもよくない?」と思われてしまうから。

 

自己分析をおこない企業選びの軸を明確にできていれば、その「軸」を志望した根拠として伝えられます。

そうすることで、説得力のある志望動機になるのです。

 

以下の記事で就活を7年研究し続けて確立した”絶対に評価される志望動機の書き方”をまとめています。

合わせて読んでみてください!

 

 

② 自己PR

 

自己分析で自分の強みを明確にすることで、自己PRに活かすことができます。

「自分の強みがわからない…」という人はかなり多いです。

 

自分の何が強みなのかわからない状態で選考を受けても、回答に自信がもてず面接官にもマイナスな印象を与えてしまうでしょう。

自己分析を徹底的に行うからこそ、自分の強みや弱みをはっきりと伝えられるようになるのです!

 

また、評価される自己PRとは根拠があること。

自己分析をしっかり行うことで、強みの根拠となる経験やエピソードが出てくるはずですよ。

自己PRの例文は「【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有 」でまとめているので、こちらも合わせて読んでみてくださいね!

 

③ ガクチカ

 

自己分析で過去の経験を深掘りすることで、質の高いガクチカが仕上がります。

就活3大質問ともいわれるガクチカは、評価にも大きく影響します。

 

だからこそ、ただ頑張ったことを話すだけではNG。

志望動機や自己PRと同じで、根拠を示すことが重要です。

 

自己分析を行うことによって、学生時代に「なぜ」それを頑張ったのか、その経験から「なにを」学んだのかを答えられるまで深掘りすることができます。

「経験+理由」が伝わるガクチカは納得感も高いので、高く評価してもらえますよ!

 

ガクチカの例文は、以下の記事でまとめています。

評価されるポイントや文章構成も詳しく解説しているので、こちらも読んでおいてください!

 

 

なるほど!自己分析を行うことで、その後の選考での回答に説得力が出るんですね!

そのとおり!自己分析をしっかり行えているかどうかで、志望動機や自己PRの質もかなり変わってくるよ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

自己分析は簡単に終わらそうと思っても、最低でもこの記事で書いたぐらいのことは絶対にすべきです。

 

なぜなら自己分析は、就活におけるあらゆる活動の土台になるからです。

いくら立派な建物を立てようと、土台がしっかりしてないと崩れますよね。

「徹底的な自己分析」というのは就活の土台にあたるがゆえに重要です。

 

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ちなみに、「自己分析におすすめの本10選【就活のプロが厳選!】」では自己分析に役立つ本をご紹介しています。

自己分析を行う上で本を絶対に読むべきというわけではありません。

しかし、自己分析だけでなくその後の人生でも役にたつ知識が得られるので、ぜひ目を通してみてください!

 

それでは本記事の重要な要点をまとめて終わりたいと思います。 

 

【本記事の要点】

  • 自己分析の目的は「企業選びの軸を作成すること」と「面接官に自分について伝えられるようになること」の2つである。
  • 自己分析を簡単に終わらせるためには、とにかく自分の好きと嫌いを徹底的に洗い出すことが重要。
  • 自己分析の簡単なやり方は「①好きと嫌いを洗い出す」「②企業選びの軸を明確にする」「③自分の魅力を伝える練習」の3ステップ。
  • 簡単に質の高い自己分析をやりたいなら就活エージェントに頼るのがベスト。
  • 自己分析は就活の土台となる作業なので、簡単といえど本記事で紹介した作業は行うべき。