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【そもそも働きたくない就活生はどうすべき?】対処法やリスクを共有!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

大学3年生になって、就活を目前とした時に「そもそも働きたくない」と思う人も多いはずです。(僕も最初はそう思っていました...!)

 

ですが現実的に、お金は必要ですし、やっぱり正社員の方が労働条件が良い。

...でも働きたくないという気持ちがあるから、就活に乗り気になれない!

 

そんな就活生のために、今回は「働きたくないという就活生におすすめの対処法」から「就活するメリットやデメリット」まで詳しく解説していきます!

 

働きたくないと少しでも考えている就活生は、ぜひ参考にしてください!

絶対に役立つような情報を、一生懸命まとめていきます!!

 

自分もそもそも働きたくないので、就活へのやる気が湧きません...。

そんな時にこの記事を参考にして、自分の生き方を決めてほしい!

そもそも働きたくない就活生におすすめの対処法【6選】

 

就活の時期を迎えたものの「そもそも働きたくない」と感じる人は少なくありません。

僕が就活生の頃も、同じように悩んでいた友人が周りにいましたね。

 

この場合は、今の感覚をより細かく言語化して理解を深めたり、第三者に相談して視野を広げたりすることが有効だと僕は考えています。

以下では具体的な対処法を6つまとめたので、ぜひ順に見ていきましょう!

 

【そもそも働きたくない就活生におすすめの対処法】

  • なぜ働きたくないと思うのか?を考える
  • 将来どんな生活を送りたいのか?を考える
  • 将来の夢や叶えたい目標を考える
  • 家族や第三者に相談する
  • 企業説明会やインターンに参加してみる
  • 就活をしない場合の選択肢を知る

 

対処法① なぜ働きたくないと思うのか?を考える

 

そもそも働きたくないと感じる場合は、その理由を具体化することをおすすめします。

就活や社会人として働くことを考えると、多くの人にとってネガティブに感じる要素がいくつも想定されるんですよね。

 

たとえば「就活するのが面倒」「面接でうまく立ち振る舞えるか不安」「しっかり仕事をこなせる自信がない」「週5日も働きたくない」などがあげられるかと。

 

このネガティブに感じる理由は、個々人によって当然違いがあります。

だからこそ「自分がなぜ働きたくないと思うのか?」を整理できていないと、どう対処すべきかも見えてこないんですよね。

 

「就活をしない」「働かない」という選択をすれば、上記のように想定されるあらゆるネガティブな事象を避けられるので魅力的に感じると思います。

でも厳しい捉え方をすると、これは思考停止の状態とも言えるんですよね。

 

仮に「週5日も働きたくない」と思うのであれば、「自分が理想とする労働日数で必要とする収入を得るにはどうしたらよいか?」を考えると先に進めるはずです。

逆に言えば、理由が曖昧な状態では先の選択肢も見えてきません。

 

よってファーストステップは、自分の気持ちや感覚を言語化することです。

気持ちを整理すると次に取るべき行動も自然と見えてくるものなので、漠然と悩んでいる人こそぜひ言語化に取り組んでみてください!

 

対処法② 将来どんな生活を送りたいのか?を考える

 

別の視点として、将来の理想像から人生設計を考えるのもおすすめです。

まずは将来どんな生活を送りたいのか?を考えてみて、その上でその理想を実現するにはどんな選択肢があるかを考えていくイメージですね。

 

例をあげると、たとえば次のような理想像が考えられると思います。

 

【将来どんな生活を送りたいのか?の例】

  • 都市圏に一軒家を買って生活したい
  • 自然豊かな場所で暮らしたい
  • 海外や地方などいろんな場所で暮らしたい
  • 地域と触れ合うような仕事をしていたい
  • 休日に地元の友達と遊べるような暮らしをしたい
  • 年に1回は海外旅行に行きたい
  • 週末にはキャンプやアウトドアを楽しみたい

 

上記はあくまで例ですが、同様の理想像が1つも浮かばない人はいないかと。

この理想を考えるときには、お金や時間など現実的な制約は一旦考えないでどんな生活ができていたら理想的か?だけを考えてみてください

 

制約付きが前提条件だと、本当に実現したいことが頭に浮かびにくいからです。

何でも自分の理想が叶うとしたら、どんな人生を送りたいかを考えてみましょう。

 

そして理想像を描けたら、その実現のためには?という考えに自然となると思います。

企業に就職するのも、就活をしないのも、本来は自分の理想とする人生像に対しての選択肢でしかないんですよね

 

就活をしない選択肢もありますが、その選択をすることでその後の人生に何かしらの影響が生まれることは間違いありません。

後悔しない人生にするためにも、ぜひ一度理想像も考えてみてくださいね!

 

対処法③ 将来の夢や叶えたい目標を考える

 

2つ目と似ていますが、将来の夢や目標を考えるのもアリかと。

これはプライベートな側面というよりは、仕事などの社会的な活動を通して自分が何を成し遂げたいと思うのか?を考えるイメージですね。

 

わかりやすい例として、スポーツ選手の夢や目標があげられるかと。

大谷翔平選手は「小さい頃からの夢だった」というWBC優勝を達成したり、本田圭佑選手は「12歳の時に作文に書いていた」というACミランで10番をつけることを実現したりと、これらの例はニュースなどになりましたよね。

 

スポーツ選手の例は、やや特殊なものだと感じる人もいるかもしれません。

ただ、夢や目標を明確に描くことでその達成に向けたプロセスでのモチベーションが高まり、充実した日々や成功につながる側面は間違いなくあると思います。

 

自分の人生で考えても、夢や目標を持つことで方向性が決まることはあるかと。

仕事は目標に対する実現手段の1つでしかないとも言えるので、働くモチベーションがない人こそぜひ指針となるものを考えてみてください。

 

対処法④ 家族や第三者に相談する

 

そもそも働きたくないと感じる場合は、第三者に相談するのもおすすめです。

自分以外の人に考えを打ち明けることで今の気持ちや感覚を整理できたり、反応をもらうことで視野が広がったりするんですよね。

 

一見、自分の感覚を理解してくれなさそうな家族でも、正直な気持ちを伝えると家族が今どのような感覚で働いているのかを聞けるかもしれません。

 

同じ就活時期を過ごす友人も同様で、どんな希望や葛藤を抱えながら社会人になることを受け入れているのかが見えてくるかもしれないですよね。

 

いずれにしても、自分一人だけで考えているよりは視野は広がるかと。

結果、自分の悩みの原因や理想とするキャリアが見えてくる可能性もありますし、とくに1人で悩みがちな人はぜひ実践してみるといいですよ!

 

対処法⑤ 企業説明会やインターンに参加してみる

 

より実践的な手段として、企業説明会やインターンへの参加もおすすめです。

そもそも働きたくないと考えている人からすると、インターンなどへの参加はハードルが高く感じるかもしれません。

 

でも、実際に企業や社会人と触れ合う機会を持つことで、自分は何を嫌に感じるか?逆に何ならモチベーションを感じるか?などが見えてくるんですよね。

 

仮に違和感を持つことやネガティブに感じる要素があったとしても、その逆を考えると自分に合う環境や仕事が見えてくることがあります。

自己理解を深める上で、説明会などへの参加は価値があるといえるわけですね。

 

仮に就活するとして、1社目でいきなり100点の会社を探すのは難しいはずです。

でも、自分に合う会社や仕事の情報を増やしていくと、自分にとっての100点を実現できる可能性は確実に高くなっていくんですよね。

 

今働きたくないと感じている人も、すでに世の中には存在している「自分に合っている仕事や会社」を知らないだけかもしれません。

これらに出会う可能性を高めるためにも、自ら動き体験するのはおすすめですね。

 

対処法⑥ 就活をしない場合の選択肢を知る

 

現実的な話として、就活をしない場合の選択肢を知っておいて損はありません。

そもそも働きたくないと考える人は多くいますが、仮に就活をしない場合は自然とそれ以外の選択肢を取ることになりますよね。

 

「就職する以外の選択をする」という選択をしているわけです。

よって「就活しない」という選択をするなら、それ以外に存在している選択肢も把握した上でないと後悔につながる恐れがあるんですよね。

 

【就活をしない場合の選択肢】

  • フリーター
  • ニート
  • 起業
  • フリーランス
  • 大学院
  • 留学

 

もちろん、どの選択肢にもメリット・デメリットが存在します。

だからこそ、自分が理想とする人生プランを考えた上で、その実現のためにはどんな選択を取るべきか?を考えるのが大事なんですよね。

 

「働きたくないから就活をしない」という選択は簡単ですが、その選択をすることでその後の人生に生まれる影響も間違いなく存在します。

後悔を減らすためにも、就活と並列で存在する選択肢を事前に把握しておきましょう。

 

 

たしかに、漠然と働きたくないと考えているだけでも先には進めないですよね…!

働きたくないと思う理由は人それぞれだから、まずはなぜ働きたくないと思うのか?を考えることで次にどう動くべきかが見えてくるはずだよ!

就活生がそもそも働きたくないと思う理由

 

次にこの章では、就活生がそもそも働きたくないと思う理由を共有します。

「そもそも働きたくない」と考える人のなかには、共通している気持ちや感覚がいくつかあるものなんですよね。

 

人によって理由は異なりますが、自分の気持ちを整理する上では参考になると思うので、ぜひ目を通してみてください。

 

【就活生がそもそも働きたくないと思う理由】

  • 会社の人間関係に不安があるから
  • やりたいと思える仕事がわからないから
  • 仕事以外にやりたいことがあるから
  • 漠然とした不安があるから
  • 組織に拘束されたくないから

 

理由① 会社の人間関係に不安があるから

 

1つ目は、会社の人間関係に対する不安です。

就職すると、上司や同僚・取引先の人など新たな人間関係が生まれます。

 

学生時代までは苦手な人とは深く関わらないような選択もできますが、職場となるとなかなか同じようにできない場面も少なくありません。

このような幅広い人と付き合いが生じることに不安を感じる人は多くいますね。

 

また、理不尽な指示や振る舞いをしてくる人、ハラスメントをしてくる人など、ストレスに直結する人間関係を不安視する人もいると思います。

ニュースなどでこうした報道があると、自分は大丈夫か?と不安になりますよね。

 

人間関係は運要素が強いですし、どうしても不安は消えにくい部分だと思います。

究極は実際に環境に入ってみないとわからない部分でもあるので、個人的には悪い想像を膨らませるのはあまりおすすめしないですね。

 

理由② やりたいと思える仕事がわからないから

 

「やりたいと思える仕事がわからない」という人もかなり多くいます。

シンプルにモチベーションがわくような仕事の選択肢を持っていないと、就活や働くことに対する意欲も生まれにくいですよね。

 

この場合は、自分がやりたい仕事を考えるのではなくて、まずは自分の理想とする将来像を考えることを僕はおすすめしたいですね。

将来の想像像を描いた上で、その実現手段として仕事を考えるイメージです。

 

もしくは過去の人生を振り返ってみて、どんなときに喜びやうれしさを感じていたか?を整理するのもアリですね。

似た喜びを感じられる仕事がないか?を考えるとヒントがあるかもしれません。

 

後者はいわゆる自己分析ですが、やはり適職を考える上では有効です。

就活という目的ではなく、自分の人生を充実させるための手段として有効なので、じっくり取り組んだ経験がない人はぜひ実践してみるといいですよ!

 

\どこよりもわかりやすく自己分析のやり方を解説!/

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理由③ 仕事以外にやりたいことがあるから

 

「仕事以外にやりたいことがある」という人も一定数います。

就職すると基本的には週5日働くことになるので、仕事以外の時間は平日の余暇時間と休日の2日間しか確保できなくなります。

 

仕事以外にやりたいことがある人は、これを不満に感じやすいんですよね。

もちろん可能なら休んでいたい人は大多数だと思いますが、他にやりたいことがある人はとくに不満を感じている印象があります。

 

理想は、その仕事以外のやりたいことで生計を立てられることだと思います。

ただ、実際にはそれは現実的ではないからこそ悩みが生まれるわけですね。

 

個々人の状況にもよりますが、人生をかけて本気でやりたいと思えるようなことがあるのなら挑戦してみるのもアリだと個人的には思います

人によっては、羨ましいと思われるような状況でもありますからね。

 

リスクや現実的な部分も考える必要はありますが、自分の人生を充実させるにはどの選択がよいか?という視点で考えるのが僕はおすすめです。

 

理由④ 漠然とした不安があるから

 

そもそも働きたくないと感じる人には、漠然とした不安が原因の人もいます。

社会人インターンなどの経験がなければ、基本的には社会人として本格的に働くのは就職してからが初めてのことですよね。

 

この初めて経験することには、誰しも漠然とした不安を感じるものです。

人生を振り返っても、新しい学校に通うときや習い事を始めるとき、初めて一人暮らしをするときなどは誰しも緊張や不安を感じると思います。

 

ただ、これらの不安は実際に環境に入らないと完全には消えないんですよね。

あえてポジティブに捉えると、事前に考えていたような不安は当たらなかったり、いざ経験すると取るに足らないことだったりもするものかと。

 

よって個人的には、想像で不安を大きくするのはやはりおすすめしません。

前章の最初に紹介したように、漠然とした不安を言語化して整理することも有効なので、モヤモヤを抱えている人はぜひ実践してみるといいですよ。

 

理由⑤ 組織に拘束されたくないから

 

5つ目の理由として、組織に拘束されたくないと考える人もいます。

就職すると基本的には会社に属することになるので、その企業組織が大事にしている考え方やルールに従うことになります。

 

当たり前ですが、週5日間の労働などもルールで決められていますよね。

その会社の本社や支社がある場所に勤務しないといけないなど、時間以外に居住地も縛られることが多いかと思います。

 

最近では働き方改革が進み、自由度の高い働き方を認める会社も増えてきています。

とはいえ、まだまだ会社に所属することで拘束される面は多くあるのが通常かと。

 

会社視点で考えると、あらゆる人が在籍する組織において成果をあげるためにルールを設けざるを得ないのも当然のことだと思います。

どうしても拘束されるのが嫌な場合は、独立や起業が選択肢になるかもしれません。

 

会社の人間関係に不安があったり、やりたいことがわからなかったりして、そもそも働きたくないと感じている就活生は多くいるんですね。

もちろん他の理由で悩んでいる人もいるけどね。漠然と不安を抱えていると対策も考えにくいから、まずは自分の悩みの原因を整理しておくといいよ!

そもそも働きたくないと考えながら就活をするリスク

 

続いては、そもそも働きたくないと考えながら就活をするリスクを紹介します。

「働きたくない」という気持ちを抱えながら就活するのはつらいと思いますが、それ以外にもリスクがあるんですよね。

 

想定される3つのリスクをまとめたので、順に確認していきましょう。

 

【そもそも働きたくないと考えながら就活をするリスク】

  • 選考時に熱意が低いと感じられる恐れがある
  • 適切な判断ができずミスマッチや早期退職につながる
  • 惰性的に就活するゆえにいつまでも終わらない

 

リスク① 選考時に熱意が低いと感じられる恐れがある

 

心の奥底で「本当は働きたくない」と思っていることは自然と伝わります。

前提として働く意欲が低い人は、選考に進んだとしても企業の担当者に熱意やモチベーションの高さを感じてもらいにくいんですよね。

 

本気でその会社で働きたい人が同じ選考に進んでいたとしたら、2人を比べると面接時に志望度の高さをすぐに見抜かれる可能性が高いです。

表面上は取り繕っていても、表情や言葉の細分などに本音が出やすいんですよね。

 

企業側からすると、自社への熱意が低い人材は積極的に採用しようと思いません。

当たり前ですが自社に貢献してくれる人を求めているので、本気で入社を希望していない人は優先度が下がるものなんですよね。

 

つまり本当は働きたくないと思っている気持ちが強いと、就活を進めても選考時に熱意の低さを感じられる可能性があるわけです。

 

選考に苦戦するとよりモチベーションも下がりますし、悪循環に陥らないためにも事前に気持ちや感覚を整理しておくことが大切ですね。

 

リスク② 適切な判断ができずミスマッチや早期退職につながる

 

働きたくないという気持ちが強いと、適切な企業選びも難しくなります。

惰性的に就活を進めることになるので、大手や有名企業・入社しやすい企業などを選ぶことが多く、結果としてミスマッチなどが起きやすいんですよね。

 

本質的な企業選びの軸がない状態なので、自然な成り行きといえるかもしれません。

ただ当然ですが、就活をしていることでの一時的な安心感は得られても、ミスマッチや早期退職につながってしまう可能性があります。

 

結果として改めて就職活動をしないといけない事態になるなど、長期視点で考えるとポジティブな状況になりにくいんですよね。

 

だからこそネガティブな気持ちを強く抱えたまま就活を始めるのではなく、なぜ働きたくないと思うのか?などを整理しておく必要があります。

ミスマッチを避けるためにも、モヤモヤを抱えたまま惰性的に動くのはやめましょう。

 

リスク③ 惰性的に就活するゆえにいつまでも終わらない

 

就活に苦戦し続けてしまうというリスクも考えられます。

本気で内定を得たい気持ちがない状態で就活を進めていると、当然ですが企業側に熱意やモチベーションの高さは伝わりません。

 

すると内定獲得に苦戦しますし、他の企業を受けるモチベーションも生まれにくく、結果としてズルズルと就活を続けることになりがちなんですよね。

 

そもそも働きたくない気持ちを抱えて選考に進んでいるわけなので、その状態で選考に落ちるとメンタル的にもネガティブになりやすいかと思います。

その状態で他社の選考に臨んでも、同様の印象を与える可能性がありますよね。

 

このような悪循環に陥るとかなりつらい状況です。

「働きたくないのに就活をしていて、就活をしているのに内定を得られない」状況を避けるためにも、惰性的に動き続けるのは避けましょう。

 

働きたくないという気持ちを抱えながら就活を進めることにもリスクがあるんですね…!

惰性的に動くことで生じるリスクもあるんだよね。だからこそ大変ではあるけど、本気で今の悩みや理想のキャリア像と向き合うことが重要といえるよ。

新卒で就職しないことによるデメリット

 

次にこの章では、新卒で就職しないことによるデメリットを紹介します。

就職しない選択肢もありますが、その選択をする場合には以下で紹介するデメリットを受ける覚悟はしておく必要があるんですよね。

 

不安を煽る意図はなく、これらを想定せずに就職しない選択をすると後悔する恐れがあるので、参考までにぜひ目を通してみてください。

 

【新卒で就職しないことによるデメリット】

  • 社会的信用が得られない
  • 安定的な収入を得られない
  • 福利厚生を受けられない
  • 就活再開時のハードルが高くなる

 

デメリット① 社会的信用が得られない

 

就職をしないと、一般的には社会的信用を得ることができません。

「企業に勤めている人が優れている」という話ではないですが、一般的には就職していると企業名が信用担保に活用されるんですよね。

 

クレジットカードやローンの審査時に、社会的信用は活用されます。

就職していない場合、こうした場面で信用できる人物だとみなしてもらえず、必要とする審査に通らないことがあるんですよね。

 

多くの人は、社会的信用のために就職しているわけではないと思います。

ただ、就職しない場合のデメリットとして想定される1つではあるので、そもそも働きたくないと考えている人は知っておくとよいでしょう。

 

デメリット② 安定的な収入を得られない

 

企業に就職しないと、安定的な収入も得られません。

もちろんフリーランスや起業家として事業を軌道に乗せることができれば、会社員としてでなくとも収入は得られると思います。

 

とはいえ、会社員になる場合ほどは安定収入を得られる確実性は低いといえるかと。

会社員になれば毎月決まった金額の収入を期待できますが、個人事業主や経営者になると事業の状況に依存しますからね。

 

とくに事業を軌道に乗せるまでは余裕がある状態にはなりにくいですし、軌道に乗ったあともその状況を継続することは簡単ではありません。

わかりきったことではありますが、やはり収入面の安定度はデメリットといえますね。

 

デメリット③ 福利厚生を受けられない

 

毎月の安定的な給料と同様に、福利厚生を受けられないこともデメリットです。

会社に就職すると社会保険や住宅手当などの福利厚生を受けられますが、就職しない選択をした場合は当然その恩恵を受けられません。

 

給料と比べるとプラスαの恩恵のようなイメージがあるかもしれませんが、長期視点で考えると大きな差になりやすいんですよね。

 

たとえば、毎月の家賃補助として3万円支給される会社があった場合、1年間で36万円もの差が生じることになります。

同じ会社に3年間勤めたとすると、それだけで100万円以上の差になるわけですね。

 

社会的信用などと同じく福利厚生のために就職するのも微妙ですが、就職しないことで受け取れない恩恵として把握しておくとよいでしょう。

 

デメリット④ 就活再開時のハードルが高くなる

 

新卒で就職しない選択をすると、再度就活をするときのハードルが高くなります。

大学を卒業して3年以内であれば第二新卒の扱いにしてくれる企業もありますが、卒業後の就活では基本的に中途採用の扱いになるんですよね。

 

新卒採用では社会人経験がない前提なので、人間性や価値観を重視されやすいです。

対して中途採用では、過去の経験やスキル・資格などが重視されるようになるので、とくに社会人経験のない人はハードルが上がるんですよね。

 

いずれ就職活動をする可能性は想定しているものの、現状は働きたくないと考えて新卒で就活しない選択をする人もいると思います。

ただ、上記のような理由で選考で不利になる可能性もあるわけですね。

 

もちろんあくまで傾向の話なので、個々人の状況や企業によって違いはあります。

しかし、これらの事情を想定せずに就職しない選択をするといずれ後悔する恐れもあるので、デメリットの1つとして確実に把握しておきましょう。

 

安定的な収入が得られないことは想定していましたが、そのほかにも社会的信用や福利厚生などの観点でデメリットがあるんですね。

新卒の肩書をなくすことも意外と見落とされがちだから、就職しない選択を考えている人はデメリットの1つとして知っておくべきだよ。

新卒で就活をおこなうメリット

 

続いてこの章では、新卒で就活をおこなうメリットを紹介します。

単純に新卒で就活をすることにはメリットがあるので、就活するorしないについて総合的に判断するためにもぜひ確認してみてください。

 

【新卒で就活をおこなうメリット】

  • スキルや経験がなくても採用してもらえる可能性がある
  • 自分の適性を知るための材料が増える
  • 社会的信用や安定的な収入を得られる

 

メリット① スキルや経験がなくても採用してもらえる可能性がある

 

新卒採用では、スキルや経験がなくても採用してもらえる可能性があります。

別の言い方をすると、中途採用よりポテンシャル採用で内定をもらえる期待値が高いわけですね。

 

新卒者は社会人経験がないので、スキルや過去の経験は基本問われません。

だからこそ人間性や価値観を重視されやすく、その観点で相性のよさを感じてもらえたら幅広い企業から内定をもらえる可能性があるんですよね。

 

中途採用でも未経験から内定を得ることは可能ですが、両者のハードルの高さを比べると新卒者のほうがその期待値は高いといえると思います。

新卒ならではのメリットなので、「新卒カード」はぜひうまく活用するといいですよ!

 

メリット② 自分の適性を知るための材料が増える

 

就活をすると、自然と自分自身についての情報が増えていきます。

企業説明会でも面接でも、実際に企業や社会人と触れ合う機会があると、自分は何に違和感を持つか・何に共感できるかなどが見えてくるんですよね。

 

これは、社会人として働くことでも同じことが言えると思います。

就活でも求人情報を見るだけでなく企業と触れ合って理解が深まるように、社会人としても実際に働き始めてから見えてくる部分があるんですよね。

 

つまり、行動を重ねると自然と自分の適性を知るための材料が増えていくわけです。

そして材料が増えると、自分に合う会社を見定める精度は確実に高くなっていきます。

 

今は働きたいと思えるような会社はなくても、自分の適性に関する情報が増えるなかで思わぬ企業の存在に気がつけることがあるかもしれません。

 

新卒時点で、自分にとって100点の会社が見つかることはかなり稀です。

むしろ多くの人は少しずつその精度を高めていくものなので、長期視点で捉えて材料集めのために動くのも重要だと個人的には考えていますね。

 

メリット③ 社会的信用や安定的な収入を得られる

 

就職をすると、社会的信用や安定的な収入を得られます。

デメリットの裏返しの内容ですが、やはり企業に勤めることで得られるこれらのメリットを享受できる点は大きな要素ではあるんですよね。

 

生活基盤が安定することで、自分が本当にやりたいことが見えてくることもあるかと。

就職しない選択をすると日々の生活は安定しにくくなるので、その状況下だと自分が関心を持った事柄にも手を出しにくいことがあるんですよね。

 

すでにフリーランスなどとして活動していて、会社員と同等の収入を得られている場合にはあまり関係がない話に聞こえるかもしれません。

 

ただ、安定的な収入などが得られることはやはり会社員のメリットなので、就職しない選択を迷っている人は改めて天秤にかけるとよいでしょう。

 

新卒カードによるメリットはあまり考えられていませんでした…!

中途では入社が難しいような企業からも内定をもらえる可能性があるんだよね。自己理解を深める上でも決して損はないから、メリットも総合的に理解しておくといいよ!

そもそも働きたくないと考える就活生からよくある質問

 

最後の章では、そもそも働きたくないと考える就活生からよくある質問に回答します。

似た疑問を感じていた人がいたら、ぜひ以下の回答を参考にしてみてください!

 

【そもそも働きたくないと考える就活生からよくある質問】

  • 働きたくないと思うのはおかしいこと?
  • 働きたくないと思う人に向いている仕事は?
  • 働きたくないというより面接が嫌なときの対処法は?
  • 働きたくない大学4年生はどうしたらいい?

 

質問① 働きたくないと思うのはおかしいこと?

 

決しておかしいことではありません。

普通に就職することが一般的ではありますが、多くの人が抱く感情だと思います。

 

やりたいと思える仕事がわからなかったり、社会人として自分がうまく働けるのかと不安を感じたりすることは珍しい話ではないですよ。

 

ただ、ここまで共有してきたように、働きたくないと思いながら就活するリスク・就職しないことで生じるデメリットなども存在します。

 

よって長期視点で後悔しないために、仮に就職をしない選択をする場合にもこれらのデメリットは事前に押さえておくことを僕はおすすめしますね。

 

質問② 働きたくないと思う人に向いている仕事は?

 

ひと口に「働きたくないと思う人」といっても、その特性はさまざまです。

よって、働きたくないと思う人に向いている仕事を一概に説明することはできません。

 

ただ、働きたいと思う・思わないに関わらず、自分の特性と相性のよい仕事を考えることはできると僕は考えています。

具体的には、自分の適職を見つけるという考え方ですね。

 

僕がおすすめする適職の見つけ方は「【適職がわからない】"適職を明確化する5つの方法"をおすすめ順で紹介!」で共有しました。

興味を持ってくれた人は、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!

 

質問③ 働きたくないというより面接が嫌なときの対処法は?

 

面接が嫌という理由で就活を億劫に感じている人は少なくありません。

この場合は、やはり面接練習をこなして自信をつけるのが個人的にはおすすめです。

 

とにかく面接が嫌と感じている人の多くは、うまく回答できる自信がなかったり、自分が採用されないと考えていたりする印象があります。

端的に言うと、自分の面接での振る舞いに自信が欠けている印象があるんですよね。

 

僕はこれまで7年以上も就活市場に関わってきましたが、やはり面接に自信を持つためには場数をこなすことが最効率です。

 

就活エージェントや大学のキャリアセンターは模擬面接をしてくれるので、ぜひこれらの存在をうまく活用するのがおすすめですね。

 

 

質問④ 働きたくない大学4年生はどうしたらいい?

 

やはりまずは「なぜ働きたくないと思うのか?」を考えるのがおすすめです。

働きたくないと感じている就活生は多くいますが、その根本原因となっている考え方は個々人によって多様なんですよね。

 

そして根本原因がわからないことには、適切な対応を考えることもできません。

ただ原因がわかれば、それを解消するための選択肢を考えて、就活することで得られる可能性と天秤にかけることができるかと。

 

仮に就活する以外の選択をする場合にも、新卒で就職しないことによるデメリットも想定して比較しておく必要がありますね。

 

漠然と働きたくないと悩んでいるとモヤモヤを抱えたままになりやすいので、まずは今の気持ちや感覚を言語化することから始めてみてください!

 

働きたくないと感じるのは決して悪いことではないよ。ただ漠然と悩んでいるだけでは前に進めないから、まずは今の悩みの言語化に取り組むのが個人的にはおすすめだね。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

そもそも働きたくない就活生におすすめの対処法、悩みとしてよくある理由やその状態で就活をするリスクなどを網羅的に共有しました。

 

結論、働きたくないと感じる場合はその理由を言語化するのがおすすめです。

漠然と嫌と思っているだけでは先に進めないですし、言語化することで次に取るべき行動や選択肢が見えてくるからですね。

 

悩みを抱えたまま就活を進めても、企業に対して熱意が伝わらなかったり、そもそも自分に合う会社を選べなかったりとリスクがあります。

総合的な観点で選択肢を整理して、ぜひ自分が心から納得できる選択をしてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【就活したくない時はどうする?】僕が取った7つの方法を共有!」も読んでみてください。

似た内容として、就活したくないときの対処法を具体的に共有しています。

 

多くの人が抱く悩みだからこそ対策として考えられることもあるので、解決の糸口を探している人はぜひ一読してみてくださいね。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • そもそも働きたくない就活生は、まずはその理由を言語化することがおすすめである。
  • 理想の将来像を描いて、その実現手段の1つとして就職を位置付けるのも有効である。
  • ネガティブな気持ちを抱えながら就活を進めることのリスクも知っておくべきである。
  • 就職しない選択肢もあるが、それに伴うデメリットや損失も同時に把握しておくとよい。
  • 貴重な新卒カードを失うデメリットは忘れられがちだが考慮しておくべきである。