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【自己PRで向上心をアピールする方法】5つの例文で解説!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

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※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回は自己PRを「向上心」という強みをベースとした作成する方法を解説します!

就活において、自己PRの出題頻度は異常に高い。

だからこそ、魅力的な自己PRを作成することが、選考通過率の底上げに繋がります。

 

僕が就活生の時に使っていた自己PRの文章構成を共有し、それに向上心を当てはめ、作成した例文も多数紹介していきますね。

 

「向上心の高さには自信がある!!」という就活生にとって絶対に参考になります。

ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

自己PRにて向上心をアピールする時のポイント

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いきなり例文や書き方を紹介するのではなく、自己PRにて向上心をアピールする際のポイントから解説していきますね!

 

自己PRにて向上心をアピールする際、絶対に押さえて欲しいポイントは3つあります。

最低限、この3つは自身の自己PRに導入してください。

 

【自己PRにて向上心をアピールする時のポイント】

  • 結論ファーストで回答する
  • 向上心が具体的にどう会社で役立つか明確化する
  • 文末は断定にして自信ある人材だと思ってもらう

 

①結論ファーストで回答する

 

まずは就活で絶対的に大事な「結論ファースト」を徹底してください。

その質問で採用担当者が聞きたいことに対して、まずはその回答から述べる。

 

自己PRに対して、採用担当者が聞きたいことは何か?

最初に説明したとおりで「あなたはうちの会社と良い関係を築くことができますか?」が聞きたいことなんですよね。

 

よってその質問に対する結論である「私には◯◯という能力があります、具体的に◯◯という貢献ができます(だから私は御社で活躍することができて良い関係を築けますよ)」と伝えることが重要です。

 

※詳しい文章構成については後の章で解説しますね!

 

②向上心が具体的にどう会社で役立つか明確化する

 

次に向上心が具体的に、相手の会社でどう役立つのか明確化しておきましょう。

先ほど言ったように結論として「強み+貢献内容」を伝えることを、僕は自己PRでおすすめしています。

 

強みは伝えることができるけど、「貢献内容」まで考えてない人はほとんどです。

「向上心があることでその会社でどう役立つのか」まで踏み込んで考えてください。

 

売れる営業マンは、自社の商品がお客様の生活の中でどう役に立ち、どう生活を変えるかまで踏み込んで伝えることができます。

 

あなたも売れる営業マンのように、自分の向上心という能力が会社でどう役立つのかまで考え抜いておいてください。

 

③文末は断定にして自信ある人材だと思ってもらう

 

そして最後に、自己PRの文末(自己PRの締め方)はめちゃくちゃ重要です。

これまで数百人の就活生のエントリーシートを添削してきました。

 

その中で自己PRの文末が「推定」の人が多かったんですよね。

「〜できると思います」や「〜したいと思います」などの推定は、頼りない印象を持ちませんか?

 

それよりも新卒は勢いよく、自信を持って問題なしです。

「必ず〜します」「〜することを約束します」など、断定で言い切りましょう。

 

この方が、求める上位能力である実行力がある人材だと思います。

新卒には勢いを求める企業が多い。

だからこそ、文末は自信をもって断定で言い切りましょう!

細かいですが、就活において「伝え方」は評価を左右しますよ。

 

自己PRは簡潔かつ、自己PRを通して人事に何を伝えるのか、自分の中で明確化しておくことが重要!自己PRでアピールする能力が具体的に会社でどう役立っていくのかまで明確化しておくと良いよ。

自己PRにて向上心をアピールする時の注意点

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続いて、自己PRにて向上心をアピールする際に意識して欲しい注意点も共有します。

採用担当者の立場に立って考えると、以下の点には注意が必要ですよ。

 

【自己PRにて向上心をアピールする時の注意点】

  • 向上心には「行動」が伴っていないといけない
  • 達成不可能な目標ばかり立ててしまっていないか

 

注意点① 向上心には「行動」が伴っていないといけない

 

まず最初に押さえておくべきは、「あなたの向上心には行動が伴っていますか?」ということです。

向上心という言葉は、「現状に満足せずに更に高い目標を持って努力しようとすること」という意味を持ちます。

 

要するに向上心は「心の持ちよう」でしかないんですよね。

「テストで100点取るぞ!」という向上心がある人でも、全く勉強しないのなら、それは“向上心だけがある人”でしかありません。

 

よって向上心があって評価される人は、行動が伴っている人。

自己PRでも向上心が高いことを伝えるだけでなく、向上心によって高い目標を設定し、それに向かって実際に行動したことまで語る必要があると覚えておいてください。

 

(要するに向上心があるだけじゃんと思われないようにしましょうってことです!)

 

注意点② 達成不可能な目標ばかり立ててしまっていないか

 

向上心は行動が伴っている必要があると話しましたよね。

行動が伴っていても、これまで全く目標を達成できていなかったらどうでしょう?

 

これも「向上心が高くて行動はしているけどやりきれてないよね」と思われてしまう。

その場合は達成不可能な、非現実的な目標設定をしてしまっている可能性があります。

 

新卒に求められる能力である「課題設定力」とは、達成不可能な課題を設定して、達成できないと意味がないんですよね。

 

ここまでの内容をまとめると、向上心に合わせて必要なのは「行動」と「適切な目標を設定して実際に達成した実績」と言えます。

 

向上心が強みだと考えている人は、「向上心が高いだけじゃなく、行動も伴っていたか?」と「設定した目標をしっかり達成した実績があるか」という2点は必ず明確化しておいてください。

 

そしてそれらを自己PR内に組み込んでアピールすることで、採用担当者から「向上心が高いだけでなく、実際に行動もして目標達成もできる人材なんだな」と思ってもらうことができます。

 

なるほど!向上心をアピールする上での注意点は、「向上心が高いだけの人」と思われないようにしましょうということですね。

まさにそのとおり!向上心だけじゃないとアピールするには、行動と目標達成の面も合わせて伝えることが効果的だよ。

向上心をアピールする自己PRの文章構成

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では自己PRで向上心を伝えるポイントと注意点を押さえたところで。

この章からは「具体的な自己PRの作成方法」を解説していきます。

 

自己PRなどの比較長い文章は、必ず構成から用意すべきなんですよね。

いきなり書き出しても、途中で「後は何を書けば良いんだっけ?」「あ、◯◯を書き忘れてた」など思考がグチャグチャになってしまう。

 

最初にどんなことをどんな順番で伝えるのかという構成を用意するのが有効です!

そして僕が自己PRとして使用していた構成が以下ですね。

 

【自己PRにおすすめの文章構成】

  • 貢献できる能力
  • 具体的な貢献内容
  • 根拠となるエピソード(課題・行動・結果)
  • 自分の信条(=なぜ責任感を重視しているのか)
  • 入社後の抱負

 

まずは自己PRの結論から伝える

 

まずは結論として、「貢献できる能力+具体的な貢献内容」を伝えます。

指定文字数が100文字ぐらいの短い自己PRの場合は、この結論だけ伝えれば良いですね。

 

根拠となるエピソードで説得力を高める

 

しかし、大抵は自己PRの文字数は300文字以上なので、結論に加えて「根拠」を伝えるようにするのがおすすめです。

 

「自分には本当に向上心が備わっていますよ」と採用担当者に伝えるための根拠として、大学時代のエピソードを話すのが良いですね。

向上心を発揮して、目標を設定し、それを実際に達成したエピソードを語ってください。

 

向上心を大事にしている理由となる信条を伝える

 

ここは僕が就活生の時に使っていたのですが、「その能力を大事にしている理由となる信条」を伝えるのは良いですよ。

 

なぜそれほどまでに向上心を大事にしているかと言うと、「高い向上心を持ち、常に目標を設定しておくことで1日の充実度が跳ね上がる」という信条を大事にしているからです。

 

このように、自分の考えを伝えることで、採用担当者はあなたの考え方や価値観を理解するのにも繋がります。

「こういう考え方を持っている人は自社に合いそうだな」という採用判断のきっかけにもなりますし、向上心を大事にしていることもより一層伝わるので一石二鳥です。

 

入社後の抱負を断定で締める 

 

そして最後は、入社後の抱負で締めるのがシンプルでおすすめですね。

この時、ポイントでもお伝えしたように「断定」で締めるようにしてください。

 

「この向上心を活かし、必ず〜します」や「向上心を活かし、〜することを約束します」という断定で締めることで、自信を感じさせることができますからね。

 

この文章構成を元に、次の章では向上心をアピールする例文を作っていくよ! 

自己PRにて向上心をアピールする自己PR例文

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それでは自己PRの文章構成が分かれば、後は例文を見ていくだけです。

ちなみに無料のエントリーシート閲覧サイトを使うと、他の就活生が書いたエントリーシートを無料で見ることができるので合わせて活用しましょう。

 

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ちなみに上記は最もおすすめなユニスタイルというES無料閲覧サイトです。

無料の会員登録さえすれば、4万枚以上のESが見れる神サイトですよ。

ユニスタイル無料会員登録登録から利用しましょう)

 

向上心をアピールする例文①

 

【例文】

「私は現状に満足しない「向上心」に誰にも負けない自信があります。

新卒1年目から高い目標を設定し、確実に達成する。そこに満足せずに来年度は更に高い目標を設定、そうして目標を上げていくことで利益を出します。

私がこの向上心を発揮したエピソードが大学時代にあります。

大学入学から1ヶ月後、普通の生活じゃ満足できずに、より学生生活を充実させようと考えました。

具体的には年間で50冊の読書と、社会人と話す機会を毎月作ることを実行。

結果、その翌年には目標を倍にして、100冊の読書と毎月2人の社会人と必ず会うことで、学生のうちから幅広い知識を得ることができました。

私がこれほどまでに向上心を重視する理由は、「現状に満足せずに努力を続けることで人生の密度が高まる」という信条を大切にしているからです。

貴社に入社した暁には、私のこの向上心を活かして、3年後には「そんな高い目標も達成できるのか」と思われる人材になることをお約束します。」(421文字)

 

向上心をアピールするエピソードとしては、毎年目標がどんどん上がっていったような話題は伝わりやすいですよね。

僕も大学生時代に、読書に力を入れており、向上心から月の読書数をどんどん増やしていってました。

 

また基本的に「自己PRで細かい情報まで伝えきる」という考えは捨てて大丈夫です。

この例文の場合、「どんな本を読んでいたのか」「どんな手段で社会人と会っていたのか」などは、採用担当者が気になれば質問してきます。

 

質問されたら回答する。

採用担当者が気になる部分は面接で回答すれば良いので、エントリーシートの段階で伝えきろうとして「事実の説明」ばかりにならないよう注意してください!

 

向上心をアピールする例文②

 

【例文】

「私は次から次に高い目標を設定して実現する「向上心」が最大の強みです。

1サラリーマンとして与えられた仕事や目標だけを遂行するのではなく、自分なりに付加価値を付けて、会社が求める以上の成果を上げることで利益を生みます。

私がこの向上心を発揮したエピソードがが大学時代にあります。

大学は化学専攻だったのですが、知識の幅を増やし続けたいと考えました。

そこで大学1年時は経営学、2年時は心理学、そして現在はアルバイトを通したマーケティングを独学し知識を探求しています。

その結果、私生活の中で見る景色やお店、商品などより深く見て考えられるようになりました。

私がこれほどまでに向上心を重視する理由は「常に指針となる目標があることで毎日努力し、結果的に生活の密度が上がる」という信条を大事にしているからです。

御社に入社した暁には、この向上心を発揮して、「常に目標を持って行動しているよね」と周りから評価される人材に必ずなります。」(419文字)

 

向上心を会社で発揮することで、めちゃくちゃ貢献してくれそうな感じがしますよね?

大学時代のエピソードで「実行力」があることを示しているので、向上心が高いだけでなく、実際に目標を達成しそうだと説得力があると思います。

 

ちなみに過去のエピソードを伝えるときは、「課題→行動→結果」の順で伝えると、伝わりやすいのでおすすめですよ!

 

向上心をアピールする例文③

 

【例文】

「私は周りから常に目標を掲げていて熱いよねと言われる向上心に自信があります。

社会人になった際、与えられた目標の達成だけを目的とするのではなく、自分なりに新しい課題を見つけ、それを達成することで目標以上の成果を出し、会社に貢献します。

私がこの向上心を発揮したエピソードが大学時代にあります。

大学祭の実行員として活動していたのですが、従来の大学祭を超えた、一層の盛り上がりの大学祭を実現させたいと考えました。

そのためにゲストとして芸能人を誘致することを決め、交渉から当日の誘導までを担当。

結果として、芸能人を見ることを目的として外部の人の集客も大成功に終わりました。

私がこれほどまでに向上心を重視する理由は「達成感こそが自分が最も強く感じる幸せだ」という信条を大事にしているからです。

達成感を味わうためにも、貴社に入社した暁には、常に高い目標の設定と実現を繰り返すことを約束します。」(402文字)

 

大学祭に芸能人を呼んで成功させるという体験ですが、これは実行員全体で達成した場合だろうがこのように伝えることができますよね。

より魅力的に伝えるにはどうすれば良いのか?を嘘をつかない中で考えてみてください。

 

NG例文① 結論ファーストで話せていない

 

ここからはNGな自己PR例文も見ていきましょう。

それぞれ「なぜこの例文はNGなのか」を解説するので、参考にしつつ読んでみてくださいね。 

 

【NG例文】

「私は大学時代、経営学部に所属して企業の経営を学んでいました。

元々、経営の仕組みに興味があり、高校時代から経営学部に進むことを決めていました。

実際に経営学を学んでいる中で、もっと実践的な内容が知りたいと考え、長期インターンシップにてベンチャー企業で働くことを決定。

社長から直接話を聞いて座学では学べないような知識まで得ることができました。

このように私は向上心が強みです。

貴社に入社した暁には、向上心を活かして、高い目標に対して愚直に取り組んでいこうと思います。」

 

この例文、実際のエピソードが根拠として書かれているので良いのですが、結論がなかなか見えてこないですよね。

ただでさえ選考時間は短いので、どの質問も結論ファーストで答えることが重要です。

 

NG例文② 強みが多すぎる+貢献内容まで踏み込めてない

 

【NG例文】

「私の最大の強みは向上心と積極性、加えてコミュニケーション力です。

常に高い目標を設定することを重視しており、それを達成することに満足感を感じます。

また積極性も高く、常に人とのコミュニケーションを大事にすることから、コミュニケーション力にも自信があります。

向上心と積極性、それにコミュニケーション力は社会人にとって非常に重要な能力だと考えているので、今も磨き続けています。

大学時代は実際に、100人の社会人に会うという目標を設定して、それに積極的に取り組みました。

貴社に入社後もこれらの強みを最大限に発揮していきます。」

 

この自己PRはまずアピールする強みが多すぎて、結局のところ、その就活生の特徴が不明確になってしまっていますよね。

特に大手企業になれば、採用担当者は1日に何人ものエントリーシートを見るし、何人も面接をします。

その中で特徴付けられない、印象付けられないのは致命的なんですよね。

 

よって僕のおすすめとしては、強みは1つに絞ってそれを徹底的に伝えきる。

それが重要だと考えています。

 

また強みによる具体的な貢献内容まで踏み込めていないですよね。

これだと「自己PR」ではなく「強み」をただ答えているだけに過ぎません。

 

採用担当者が聞いた時に「なるほど!採用すればそのように貢献してもらえるのか」と思うような自己PRを作成しましょうね。 

 

 

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまで自己PRの書き方と例文を紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

ホワイト企業ナビOfferbox(オファーボックス)

※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

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そもそも自己PRとは何か?

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ここからは補足として基本的な情報を共有していきますね。

この章では「自己PR」についての基礎理解を深めておきましょう。

採用担当者はなぜ、これほどまでに自己PRを質問してくるのか気になりませんか?

 

「自己PRを通して強みを理解したいのだろう」と理解してしまうと、とにかく自分の強みをたくさん伝えるという行動を取ってしまいます。

 

しかし、「PR」とは“相手との良い関係作り”のことを示す言葉なんですよね。

(PR:パブリック・リレーションズ)

よって自己PRはただ強みを伝えれば良いというものじゃありません。

 

就活における自己PRは以下のように定義することができます。

 

【就活における自己PRの定義】

自己PRとは、相手企業と自分が良い関係を築くことができると説得することである。

 

僕はこのように自己PRを解釈しています。

よってただ強みを伝えるだけでなく、「その強みを通して、相手企業にどのように貢献できるのか」まで伝えるのが自己PRとして有効だと言えるんですよね。

 

「自分の強み+具体的な貢献内容」を結論として伝えることで、採用担当者は「なるほど!だからこの就活生はうちの会社で活躍できるってわけか、なるほど」と思ってくれる。

 

ただ強みだけを伝えるだけだと、「うん、向上心があるんだな」としか思われない。

その向上心によって、どうその会社で貢献できるのかまで語ってこそ自己PRだと、この章を通して覚えておいてください。

 

なるほど!自己PRとは相手企業と自分がいかに良い関係を築くことができるのか、を伝えることだから、貢献内容まで伝えてこそ自己PRだという考えですね。

まさにそのとおり。「強みを教えてください」 と「自己PRをお願いします」という質問の意図の差はここにあるよ。

採用担当者が考える「向上心」の魅力について

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次に、就活において自分の強みがいかに魅力的かを伝えられるようになることは必須です。

僕は就活は「自分という名の商品を売り込む営業」とも考えています。

自社の商品の魅力を伝えられない営業マンが売れるわけないですよね。

 

ましてや、企業は新卒を1人採用するのに100万円近くの採用コストを払ってる。

加えて毎年年収分を払い、簡単にクビにすることもできない。

そりゃ、めちゃくちゃ魅力的に自分という名の商品を伝えないと採用されないわけで。

 

ここでは向上心が採用担当者にとってどのように魅力的かを共有しておきます。

向上心を強みとする人は、自分が持つ向上心という強みの魅力を再確認してください。

 

向上心の魅力① 主体性や実行力につながる

 

まず向上心がある人に感じる魅力は、「主体性や実行力もあるだろうな」と思える点にあります。

「向上心だけが高くて何も行動しない人」は論外ですが、向上心がある人って行動が伴っていますよね。

 

それゆえに、主体性(自分の意志や判断によって責任を持って行動する能力)や、実行力をあわせ持つ場合が多いんですよ。

 

そしてこれら主体性と実行力は、採用担当者が新卒に求める上位能力です。

中途を採用せずに新卒を採用する理由の1つとして、「若者の方がノリ良く行動してくれる」という期待があります。

 

以下は経団連が調査した、企業が新卒に求める上位能力です。

1位と2位が主体性と実行力だと分かりますよね。

 

▼企業が新卒に求める能力ランキング

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画像引用:経団連「高等教育に関するアンケート結果

 

向上心をアピールすることによって、「主体性」や「実行力」までアピールできる。

これが向上心の最大の魅力だと僕は考えています。

(よって向上心が強みという人は、めちゃくちゃ自信を持ってくださいね!) 

 

向上心の魅力② 新たな課題を自分で発見できる

 

続いて、向上心がある人は高い目標を“自分で”設定することができる人ですよね。

そもそも向上心って「◯◯を達成したい」という目標の設定ありきなので。

 

そして、これは「課題発見力がある」とも言い換えることができます。

素晴らしいことに、先に紹介した新卒に求める能力の3位が「課題設定・解決力」なんですよね。

 

よって向上心という強みは、多くの企業が求める「主体性・実行力・課題設定力」という3つの強みを併せもつ“就活において評価されやすい能力”と言うことができます。

 

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もちろん「向上心がある=課題設定力がある」などは、こちらから伝えてあげる必要があります。

採用担当者の質もいろいろなので、ここまで踏み込んであげないと、向上心が課題設定力があることに繋がらない人も多いので...。

(向上心があることで、どんな能力に繋げるかは、自分の向上心がどの能力から派生しているかをじっくり考えると良いですよ)

 

向上心の魅力③ 目標達成のために継続的な努力ができる

 

更に向上心が高い人は、目標達成のために継続的な努力ができる人も多いです。

これまでしっかりと目標を達成してきたからこそ、高い向上心を今の年齢になっても持っていると考えることができるからです。

 

そもそも目標を設定しても、すぐに諦めて達成できなかった。

そのような挫折経験が多い人は向上心が砕けていきます。

 

よって今の年齢まで向上心がある人って、これまで設定してきた目標をしっかり達成してきたがゆえのものだと考えることができます。

 

「向上心がある=これまでの人生において設定した目標に対して継続的な努力をして達成してきた」と言える点も、向上心の魅力だと僕は考えています。

 

「向上心がある」という1つの強みでも、深堀りするとここまで魅力的に表現することができるんですね。

そうだよ!向上心を強みとする就活生は多いけど、ここまで向上心を深堀りしたり、魅力的に解釈できている人は少ない。だからこそ自分の強みを深堀りして、魅力的に伝えられる人は評価されるんだよね。 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

向上心の高さを自己PRでアピールする方法について、理解できたと思います。

 

自己PRはどの企業からもされる超頻出質問です。

それゆえに質を高めておけば、選考通過率が本当に底上げされるんですよね。

 

滅多にされないような質問の回答を考えるなら、どこからもされる質問の回答の質を高めることに尽力すべきです。

1度作成した文章に対して、採用担当者の立場で色々質問を投げかける。

そうして想定される質問を、頭の中で1度アウトプットしておくと良いですよ!

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 向上心は「主体性・実行力・課題設定力」といった企業が新卒に求める上位能力を持つことに繋がる非常に評価されやすい強みと言える。
  • 向上心をアピールする際に、「行動が伴っていない」と思われると評価されないので、向上心とともに実際に行動し、目標を達成していることを伝えられると評価に繋がりやすい。

 

今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた600の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/

 

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