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【就活】留学経験を自己PRとガクチカでアピールする方法!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

僕が就活生の時、とにかく「留学経験」を話す人が多かった。

集団面接では「アメリカに1年間行っていた」「フランスでチャリティーに参加していた」そんな話をよく聞いていました。

 

しかし彼らの話を聞いていると、その目的や留学を通して得たものが曖昧。

それではせっかくの留学経験も評価されないだろと、もったいなく感じていたんですよね。

 

そこで今回は、留学経験を自己PRとガクチカでアピールするための書き方を詳しく解説します!

せっかくの素晴らしい経験を評価されるためにも、ぜひ書き方のポイントを押さえてくださいね。

 

留学経験ってそれだけで特別だから書き方とかにこだわらない人が多い気がします。

そうなんだよね。だからこそ差別化できるように書くことで評価されることができるんだよ。

自己PRやガクチカで留学経験を書く際の注意点

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最初にエントリーシートに留学経験を書く際の、注意点について解説します。

 

留学は“書きやすい題材”だからこそ、それに安心して適当に書いてしまう人が多いんですよね。

それでは評価されないので、まずはここで紹介する3つの注意点を押さえてください!

 

注意点① 留学経験を特別視しないこと

 

まず「留学経験を書けば評価されるだろう」という特別視はNGです。

留学経験者は少ないとはいえ、特に大手になれば同じように留学を経験している人はいます。

 

留学経験は珍しい時代じゃない

よくよく考えてみると、留学って「海外で暮らすこと」ですよね。

結構単純なことだし、それほど特別なことじゃないんですよ。

 

それよりも「なぜ留学を決めたのか」「留学をしてどう成長したのか」そういったことに特別感はあります。

ぜひ留学経験を特別視することなく、経験の1つとしてうまく利用することを考えてください!

 

注意点② 語学力だけを強みとしないこと

 

続いて、これはかなり重要なんですけど「語学力」ばかりアピールしないことです。

 

ガクチカや自己PRで語学力をアピールする留学経験者は多いです。

しかし、そもそも相手企業が新卒に語学力を重視していないと意味がない。

 

語学力はさりげなくアピールがベスト

語学力は「資格」の部分にさりげに書いておくぐらいが実はちょうど良いんですよね。

もし語学力について興味のある企業なら、面接で詳しく聞いてきますから!

 

「こいつ語学力しかアピールできないのかよ!」と思われないようにする。

これ、結構大事ですよ。

 

注意点③ 留学の目的を必ず明確化しておくこと

 

最後に3つ目の注意点!

留学の目的は必ず明確化と深堀りをしておきましょう。

 

もしあなたが人事なら、留学経験者にこう言いませんか?

「なぜ留学をしようと思ったんですか?」と。

 

しかしこう面接で聞かれて、「うーん」と悩んでしまう人が多いんですよね。

それはおそらく「とりあえず留学に行ってみよう」ととりあえずで行動している人が多いからです。

 

明確な目的の上での留学が重要 

しかし、目的を聞いた時に悩む人に対して、人事なら良い印象は持たないですよね?

人事の立場に立てば、簡単にわかることなのですが、それができない人が多い。

 

留学経験者のあなたは、ぜひ留学の目的を聞かれた時に「◯◯です!」と即答できるようにしましょう。

そして更に「なぜその目的を達成しようと思ったのか?」ということも深堀りしておいてください。

これも人事なら追加で聞きたい情報ですからね!

 

たしかに人事の立場に立って考えるだけで、質問したいことって浮かぶものですね。

そのとおり。人事もただの人間でプロじゃない。僕らと同じようなことを疑問に思うんだよ。

留学経験を自己PRする時は「さりげなく」がおすすめ

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この記事を書くにあたって、他の就活サイトを見てみました。

すると留学経験の書き方としては、以下のようなことが書かれていましたね。

 

・留学中に困難を乗り越えた経験を書きましょう

・留学の目標を書きましょう

・留学に至った背景を書きましょう

 

どのサイトも例文は用意されているものの、書き方の具体的な説明が薄い...。

僕が留学経験者だったら、そういった「細切れの情報」では文章を書けません。

 

そこで本記事では、次の章から5ステップで書ける具体的な書き方を紹介します。

 

さりげなく留学をアピールするのがベスト

 

そして僕が考える留学のベストのアピール法は「さりげなく」です。

留学経験はさりげなく入れるのがちょうど良いと考えています。

 

「さりげなく入れる」とは何か?

例えばガクチカで「打ち込んだことは留学経験です!」と書くのではなく、「打ち込んだことは◯◯です。具体的には留学をしました」と書く。

留学を具体例の1つとして、さりげなく紹介する程度にするということです。

 

他にも例を挙げると、「私は異文化を知ることに打ち込みました。そのために留学まで行ってしまったんですよ」というように留学を具体例として書く。

そうすれば、面接官から「お!行動力がすごいな!」と思われるってことです。

 

留学を全面に出して、「留学に力を入れましたー!」っていうのはちょっと留学を特別視しすぎですね。

 

さりげなく留学経験を具体例として出すことによって、読み手は「どんな留学をしたんだろう?」と興味を持つ。

だからこそ、あえて書きすぎないことをテクニックとして紹介しておきます。

 

次の章では留学をさりげなく入れた文章の書き方を紹介していくよ!

留学経験をあえてさりげなく書くっていうのは新しい視点ですね。 

留学経験を自己PRでアピールするための文章構成

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では自己PRとして留学経験をアピールするための文章構成を紹介します。

ちなみに僕は手を動かしやすいように、5ステップで紹介するようにしています。

 

【留学経験を用いた自己PRの書き方】

①貢献できる能力

②具体的な貢献内容

③根拠となる留学エピソード

④自分の信条(強みをもう一回言う)

⑤入社後の豊富

 

ちょっとここで補足を!

今回は留学に特化した書き方を紹介していきますが、「自己PRの書き方」については別記事でも詳しくまとめています。

そちらの記事も合わせて参考にすると、より自己PRの書き方への理解が深まります。

 

 

ステップ① 貢献できる能力を書く

 

まずは自己PRとして結論を提示しましょう。

「結論ファースト!結論ファースト!結論ファースト!」と就活生は念仏のように唱えてください。

面接でも結論が全然出てこない人本当に評価されません。

 

よって自己PRでは「自分のどんな能力によって会社に貢献するのか」を冒頭でバシッと決め込みます。

 

読んだ時に興味が湧く表現が良い

今回は「実行力」をベースに例文を作りますが、ただ実行力と書いても面白みがありません。

 

面接官が読んだ時に、「ん?」と興味を引く表現にできるだけ変えたい。

 

そこで「留学を決意して、すぐに実行する」ここに着目してみます。

これって結構すごいことですよね。

 

「留学を通して◯◯を達成するぞ!」と考えてすぐに実行に移せる。

これは能力以外の何物でもない。

 

そこで「実行力」を「目標設定からの最速の実行」という言葉に変えてみます。

実行にうつすスピードが早い人は当てはまる能力ですよね。

 

このように一回読んだだけでは、理解しにくい表現をあえて使うのは僕の大好きなテクニックです。

読み進めるうちに「なるほど」と納得する。

そこに面接官の興味が生まれるんですよ。

 

【例文】

「私は貴社で、誰よりも『目標設定からの最速の実行』をこなし、利益に貢献します。」

 

ステップ② 具体的な貢献内容を書く

 

ではどんな能力によって貢献するのかを提示したら、次に「どのように貢献するのか?」を追記します。

 

『目標設定からの最速の実行』という能力によって、その会社でどう活躍するのか?

 

ここをなるべく深堀りできるとベストです。

面接官の納得度や理解度が増しますからね!

 

深堀りすればするほど評価される

この深堀りについて補足しておくと、具体的な内容を話せれば話せるほどに「この就活生はよく考えている」と評価されます。

 

自己PRとしても、「具体的にこのようにして貢献します」というところまで語れる人は少ないですからね。

差別化にも繋がるので、時間をかけてでも深堀りすることは重要です。

 

その会社のことを調べて、その会社ならではの特徴に沿った貢献内容を書けると良いですね!

 

【例文】

「貴社は展開されている事業の範囲が広く、担当する顧客数も多いと伺いました。
だからこそ、各担当ごとに目標設定した後、最速で実行に移すことで利益を生みます。」

 

ステップ③ 根拠となる留学エピソードを書く

 

ここまで「貢献できる能力+具体的な貢献内容」を書きました。

つまり宣言ですよね。

これだけだと根拠が足りません!

 

そこで自分が宣言した能力を補足するための「具体例」を追加する必要がある。

ここで登場するのが「留学経験」ですよね。(やっと出てきましたねw)

 

今回の場合、能力を『目標設定からの最速の実行』としました。

これを裏付ける留学のエピソードを加えるんですね。

 

この部分については、留学経験を詳細に書いて構いません。

なぜなら「能力の根拠」として書く必要があるので、内容が曖昧すぎると根拠にならないからです。

 

【例文】

「大学2年生の時、「自分を困難な状況に追い込んで成長する」という目標を設定。
設定した1週間後。私はオーストラリアの日本人が1人もいない村に1ヶ月滞在していました。

英語が全くできない私は、なんとかジャスチャーで現地の人と会話をし、最後には現地人の農業を手伝うまでに。なんとかなるものです。
その経験を通して、行動する前よりも成長した自分を実感しました。」

 

ステップ④ 自分の信条(強みをもう一回言う)を書く

 

自己PRの根拠が書けたら、文章を締めに向けていきましょう。

 

ここで僕が徹底しているテクニックなのですが、「信条」を加えます。

この信条とは、「その能力がいかに重要かを示す自分が持つ考え」です。

 

これを導入することで文章の締りがよくなります。

読み手にも自分の考えが伝わりやすくなる。

「なるほど、この子はこういう考えを持っている子なんだな」とね!

 

自分の考えや価値観を伝えるための方法として信条を導入しましょう。

 

【例文】

「人生は1度きり。だから1秒でも悩んでいるなら行動してから考える。」それが私の信条です。」

 

ステップ⑤ 入社後の豊富を書く

 

それでは最後です。

入社後の豊富を導入することで、読み手にあなたが活躍しているイメージを植え付けましょう。

「自分が持つ能力を入社後にどう活かすのか?」それをもう一度伝えるイメージです。

 

文章の最後がポジティブな終わりだと、読み手からの好感を得ることができます。

 

文章の最後は「断定」にすることが重要

また「断定」にすることも重要。

「~できると思います」ではなく「~できます」と断定して言い切ってしまった方が評価されますね。

中途と比べて、新卒には即戦力を期待していません。

 

だから言い切ったからといって、できなくても良いんですよね。

ぜひ自信を持って言い切るということを癖付けてくださいね。

 

【例文】

「御社に入社したら、設定した目標を誰よりも早く実行します。ミスすることを怖がらずに、ただ実行して考える。

そんな『目標設定からの最速の実行』によって、必ず貴社に貢献致します。」

自己PRでの留学経験の書き方の例文

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では以上5ステップを通して作成した例文を合体させますか!

完成した自己PRは以下となります!

 

【完成した自己PR例文】

「私は貴社で、誰よりも『目標設定からの最速の実行』をこなし、利益に貢献します。
貴社は展開されている事業の範囲が広く、担当する顧客数も多いと伺いました。

だからこそ、各担当ごとに目標設定した後、最速で実行に移すことで利益を生みます。
大学2年生の時、「自分を困難な状況に追い込んで成長する」という目標を設定。

設定した1週間後。私はオーストラリアの日本人が1人もいない村に1ヶ月滞在していました。

英語が全くできない私は、なんとかジャスチャーで現地の人と会話をし、最後には現地人の農業を手伝うまでに。なんとかなるものです。

その経験を通して、行動する前よりも成長した自分を実感しました。

「人生は1度きり。だから1秒でも悩んでいるなら行動してから考える。」それが私の信条です。

御社に入社したら、設定した目標を誰よりも早く実行します。ミスすることを怖がらずに、ただ実行して考える。

そんな『目標設定からの最速の実行』によって、必ず貴社に貢献致します。(382文字)」

 

いかがでしょうか?

留学経験をメインで語るのではなく、メインはあくまで「会社に役立つ能力」です。

自己PRとは、自分がいかにその会社に役立つのかを語ることですからね。

 

例えば「地震に強い家」があったとしましょう!

地震に強い家のPRポイントは「耐久度」。

 

「震度7の揺れに1000回耐えました」というのは具体例の1つに過ぎませんよね。

そして大事なことはそれをアピールする相手が「耐久度」を必要とするかどうかです。

つまりPRポイントは、相手が求めているものでなくてはならない。

 

たとえ留学経験をしていようが、それは具体例の1つに過ぎません。

その留学経験によってアピールしたい能力の方が大事です。

 

留学経験者はその視点が抜けていることが多いので、語学力が必要ない企業に対して平気で「語学力」をアピールします。

 

自己PRはいかにその企業が求めていることを提示できるのか。

それがいかに魅力的にうつるのか、それがポイント。

 

今回の例文では、『最速の目標設定と実行』をアピールしてみました。

多くの企業が若者には挑戦して欲しいと言いますよね。

それを満たすことをアピールしたのです。

 

「その会社が求めていること」からの逆算で、自分がアピールできる能力を設定する。

これが評価される自己PRです。

 

このことに関しては、以前次のようにもツイートしているので参考に!

 

自己PRは「その企業が求めていること」からの逆算で設定すべし。

たまに留学経験者で語学力がいらない企業に「語学力」をPRするけど、それは実家暮らしの人に洗濯機を売り込んでいるのと同義。

PRってのは、相手の立場に立ち、欲すことをイメージ、そして自分が満たせる手札を提示することに他ならない。

 

ぜひ自己PRを書く時は、会社がどんな能力を求めているのか?

多くの会社で求められる能力とは一体どんなことがあるのか?と考えてくださいね。

 

また「他にももっと自己PRの例文が読みたい!」という方のために、自己PRの例文を20例用意しました。

そちらも合わせて参考にしてください!

 

 

自己PRはその会社が特に必要とする能力を提示できれば最高ですね。

もちろんその通り。でもそれを判定するのは難しいよね。

今回の例文で紹介したような「実行力」なんかはどの企業も求める能力だから評価されやすいよ!

 

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまで留学経験を自己PRでアピールする方法を紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

ホワイト企業ナビOfferbox(オファーボックス)

※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

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留学経験によって得られる強みまとめ

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ここまで留学経験を自己PRでアピールする方法を解説しました。

 

その中で何度も話したように、あくまでアピールする「能力」がメインであり、それをどう活かして貢献するのか?ということが重要です。 

 

では留学経験によって、どんな能力が身につくのでしょうか?

次の6つの能力が留学経験によって身につくと考えたので、紹介します。

 

【留学経験によって得られる強み】

・語学力

・環境適応力

・共感力

・計画力

・実行力

・日本大好き力

 

①語学力

 

まず第一に挙がるのは「語学力」ですね。

留学することで得られる能力の代表例だと思います。

 

しかし、代表例だからこそ全面に押し出すべき能力でもないのも事実。

例えばガクチカとして「英語力を高めること」とした場合、英語を使う機会がない企業からしたら「いらん」の一言に尽きます。

 

英語だけをアピールするのは要注意!

ましてや、「そんなに英語頑張ったなら英語が使える業界いきなさい」と思われてしまいます。

よって語学力は、エントリーシートのスキルの欄に記載しておく程度がおすすめ。

 

全面に出しすぎるのではなく、「え?英語できるけど?」という隠れ能力として持っておくのがベストです。

 

②環境適応力

 

「環境適応力」もありますよね。

これは留学経験者がアピールできる重要な能力です。

 

会社は新卒に対して、とにかく「辞めにくさ」を求めています。

3年後離職率は約30%(※1)ですが、企業からすれば即戦力にならない新卒を採用して、すぐに辞められたら赤字です。

 

僕みたいに入社後1年で退職するような新卒は欲しくないんですよ。

人事の役目は、僕みたいにすぐに辞める人ではなく、長く働いてくれて利益を出してくれる人を採用することにあります。

 

環境適応力がある人は辞めにくいので評価される

環境適応力についてですが、これが高い方が辞めにくい人材と言えますよね。

大学から企業へと環境が変わり、これまでは仲良し同士で楽しくやってきたのに、突然上司がついて仕事をすることになる。

 

まさに大学生から社会人になるには、環境適応力が必要です。

この能力が高い人は、会社に適応しやすく辞めにくいと判断できる。

 

よって環境適応力を留学経験者がアピールするのは、かなり良い手ですね。

 

(※1)出典:厚生労働省「新規学卒者の離職状況

 

③共感力(多様性の受容)

 

次に「共感力」も留学を通して身につけることができる能力になります。

これはガクチカの例文でも紹介した、「自分以外の価値観を受け入れること」にも繋がりますね。

 

会社という組織では、自分と全く違う価値観を持つ人と働く必要があります。

大学生までは「めっちゃ分かるー!」と共感できる相手ばかり、似たもの同士で仲良くできていたのですが、社会人になるとそうはいきません。

 

だからこそ企業側も「自社の社員との適性」をエントリーシートや面接で測っているんですよね。

 

共感力は会社という組織で重要 

共感力がある人は、価値観の異なる相手に対しても「そういう考えもあるな」「あなたの立場になると言いたいことすごい分かるよ」と理解を示すことができます。

 

よってこの共感力はどの会社でも求められる能力になるので、ぜひアピールしてみましょう。

 

④目標設定力

 

「目標設定力」も留学を通して身につけることができますよね。

そもそも何か目的がなければ、わざわざ留学をしようって思わないはずです。

 

僕も大学生の夏休みを使って、フィリピンへの語学留学を考えたことがありました。

その時はとにかく英語力を身につけて、将来海外で仕事をしようと考えたんですよね。

 

しかし英語力よりもまずは経営学や基礎教養を身につけるべきだと判断してやめました!

留学の代わりにスタバにこもって、読書ばっかりしていましたね。

 

目標設定力がない人は留学になんかいけない 

このようにそもそも留学を決意した時点で、目標を設定できているはずです。

 

「何か変わるかも」という漠然とした考えで留学をした人でも、「自分を成長させるため」とか「新しい価値観を見つけるため」といった目的が必ずある。

 

大学時代という“空き時間”で、しっかりと目的をもって行動できるのは素晴らしい能力の1つと言えますよ。

 

⑤計画力

 

次に「計画力」も留学を通して身につくでしょう。

「留学にいこう!」と決意するだけでは実行することはできません。

 

決意してから、どんなサイトで予約して、何を用意して、留学中には何をするのか、それらを計画する必要があります。

この計画力は社会人になってめちゃめちゃ必要になる能力なので誇ってください。

 

仕事はPDCAサイクルの繰り返し

仕事というのは、設定した目標を達成するために具体的なアクションを計画をして実行することの繰り返しです。

ビジネスでよく使われるPDCAサイクルを回すのが仕事とも言えます!

(PDCA:Plan計画 Do実行 Check検証 Action行動)

 

僕が入社した時もそうでしたが、仕事ができない人って「目標設定力」と「計画力」がないんですよね。

 

ただ何も考えずに目の前の仕事をこなすだけ。

それじゃうまくいくかいかないかは運任せになってしまいます。

 

計画力はどの会社でも必要とされる能力です。

「自分は計画を立てることが好き!」という方はぜひアピールしましょう。

 

⑥実行力

 

留学経験者の誰もがアピールできる能力としては「実行力」を挙げることができます。

 

理由はどうであれ、在学中に留学をしたという事実は実行力の証明になりますからね。

そしてこの実行力は先ほど紹介した「目標設定力」と「計画力」があってこそです。

 

目標設定力・計画力・実行力はセットでアピール可能!

よって留学経験者は「目標設定力・計画力・実行力」をセットでアピールすることができますね。

 

また少し細かいですが、留学自体の計画だけでなく、“留学中に設定した計画”についてもアピールすると良いんですよ。

 

例えば「留学中に日本語が全く使えない環境に身をおいてそれを実行した」とかね。

留学へ行ったという事実に加えて、留学先でも細かい実行を繰り返していること。

 

これはまさに実行力をアピールする上で納得度が高いものになります。

ぜひこのテクニックを使って、エントリーシートを磨いてください!

 

⑦日本大好き力

 

それでは最後、「日本大好き力」も留学を通して身につくでしょう。

 

僕は先日、グアムへ行きました。

もちろん楽しかったのですが、一番強く感じたことは「日本が一番」ってことなんですよね。

 

トイレにウォシュレットがあったり、サービスの質が高かったりと日本はやっぱり良いなと思いました。

グアムに5日間いただけでそう思ったので、ましてや留学で何ヶ月も行った人ならその思いは強いと思います。

 

海外に身を置くことで「日本がやっぱり一番でしょ!」という思いが深まれば、まさにこれは能力になります。

 

愛国心は日本企業に対して十分アピールする能力になる

「日本大好き力」がある人は、「日本に貢献したい!」という思いが強い。

会社は日本経済を良くする存在でもあるので、その思いを持つ人は日系企業から必要とされるでしょう。

 

特に社会貢献性の強い企業(社訓が日本に貢献する系の企業)ならこの能力は意外とアピールすると効果的ですよ!

 

留学経験から得られる強みってこんなにもあるんですね!

留学経験を通して、特に身に付いた能力はどれなのか考えてみようね。

留学経験をガクチカでアピールするための文章構成

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自己PRについてここまで解説してきました!

しかし留学経験に関しては、「自己PRに書くのではなく、ガクチカでアピールしたいな!」と考える人もいると思います。 

 

そこでこの章からは、留学経験をガクチカでアピールするための書き方を解説しますね。 

最初にこちらも5ステップで書けるよう、文章構成を用意しています。

 

【留学経験を用いたガクチカの書き方】

①留学の目的をガクチカとして設定する

②なぜそのガクチカに取り組んだのか

③留学経験について

④留学経験で得た信条

⑤締めの言葉

 

ステップ① 留学の目的をガクチカとして設定する

 

まずガクチカの基本ですが、多くの方が「打ち込んだこと」として何を書けば良いのか迷います。

 

打ち込んだことって別に「具体的な行為」でなくても構わないんですよね。

例えば「自分以外の価値観を受け入れること」っていう抽象的なことに打ち込んでも構いません。

 

しかしこの自分以外の価値観を受け入れることっていうのは、会社で重要なスキル。

なぜなら会社には色々な人がいるからこそ、自分と違うタイプの人を受け入れることが重要だからですね。

 

このように会社で必要とされやすい能力から逆算してガクチカを設定することも可能です。

もちろん学生時代にそれに打ち込んでいないとダメですけどね。

 

そこで今回は、「留学した目的」をガクチカとして設定しましょう!

もし留学を通して広い視野を得ようとした人なら、先ほど解説した「自分以外の価値観を受け入れること」をガクチカにしても良いですよね。

 

他にも「環境適応力を高めること」や「実行力を高めること」をガクチカ、つまり留学の目的として設定すると良いかもしれません。

 

エントリーシートを書く時は常に結論を先に。

自己PRと同様に、結論ファーストが重要なので、これを冒頭に書いていきましょう。

以下のようになります。

 

【例文】

「私が大学時代に最も打ち込んだことは、「自分以外の人の価値観を受け入れる」ことです。」

 

ステップ② なぜそのガクチカに取り組んだのか

 

ガクチカが書けたら、次になぜそのガクチカに取り組んだのかという「理由」を書きましょう。

 

理由が書かれていないと、そのガクチカに取り組むことの重要性を読み手は理解できません。

最初に理由をしっかり説明しておくことによって、留学をした目的も同時に説明できるのでここはしっかりと深堀りした納得できる理由を書いてくださいね。

 

先ほど設定した「自分以外の人の価値観を受け入れる」というガクチカをなぜ実行したのか?

それを書いていきます。

 

例えば、ずっと他人からの反対意見に悩んできた過去がある。

それを克服するためには、自分以外の価値観を受け入れることが重要だと助言された。

だからそれに打ち込むことを学生時代に決めたんだ!

 

こんな流れで理由が説明できれば、「なぜそれに打ち込んだのか」という疑問も読み手の中から消えますよね。

これを理由としてうまくまとめると次のような文章が書けます。

 

【例文】

「私は高校時代まで他人との意見の食い違いや、他人からのネガティブな評価を過剰に気にしていました。

しかし、ある日友人が「他人と自分の価値観は違うのが当たり前」と言っていたのを聞いて考えが変わり、それから他人の価値観を受け入れることを重要視するように。」

 

ステップ③ 留学経験について

 

次にいよいよ具体例として留学経験のことを書いていきます。

 

ここまでの文章構成は「結論+理由」です。

それに続いて「具体例」を導入することができれば、説得力のある文章を書くことができるんですよね。

 

「結論+理由+具体例」が伝わる文章の基本!

文章術の本を読んでみても、多くの本に「結論+理由+具体例」で構成することの重要性が書かれています。

 

理解しにくい文章にならないよう、ぜひこの構成を覚えておいてください。

面接でも使えるので!

 

ではでは、ここで具体例として留学について書き加えましょう。

留学経験の中で、ガクチカである「自分以外の人の価値観を受け入れる経験」の部分を切り取って導入します。

 

例えばアメリカのカフェで様々な人種の人がいること、彼らはそれぞれ言語もジェスチャーも全然違うことなどを書けそうですよね。

 

他にもアメリカで出会った人から言われた印象深い言葉を用いたりしても良いかもしれません。

それを自分の留学経験から引っ張り出しましょう。

 

【例文】

「その結果、「もっと色々な価値観に触れたい!」という思いが増し、アメリカへの3ヶ月の短期留学を決めました。

アメリカのカフェに入ると、本当に様々な人種の方がいます。振る舞いもそれぞれ違う。言語も違う。

そんな景色を見た時に、色んな価値観の人が集まることの素晴らしさと、そこから新しいアイデアが生まれることを実感しました。」

 

ステップ④ 留学経験で得た信条

 

ここまでの文章構成を整理しますね。

「結論+理由+具体例」この3つを書くことができました。

 

この3つが書ければ、最低限内容が伝わる文章になります。

読み手の脳内では次のようになっているはず。

 

「なるほど、こういうことに打ち込んだんだな。ふむふむ、そういう理由で打ち込んだのか。お、たしかに打ち込んでいるな。」

 

しかし具体例を提示して終わりでは、どうしても歯切れが悪いですよね。

そこでおすすめなのが、自己PRと同様に「信条」を書くというテクニックです。

 

今回の場合は、例えば「価値観が違うことが当たり前。だから良い。」みたいな信条を得られますよね。

 

個人個人、価値観が違うからこそ新しいアイデアが生まれる。

話していても新しい発見があるものですから。

 

このようにしてガクチカから得た信条を追加してください。

 

【例文】

「『価値観が違うことが当たり前。だから良い。』それがアメリカ留学を通して得た私の信条です。」

 

ステップ⑤ 締めの言葉

 

そして最後です。

「結論+理由+具体例+信条」まで書くことができたら、最後は文章を締めるだけですね。

 

ここで先ほど加えた「信条」がポイントになってきます。

信条が前に書かれているので、それにかぶせて「これからもこの信条の元・・・」のように締めることができます。

 

文章というのは本当に終わりが大切です。

終わりが綺麗な文章は読んだ後味が良い。

 

ぜひ読み手が「この子と働きたいな!」「この子にまずは会ってみたいな!」そう思うような締めを導入してください。

 

【例文】

「これからもこの信条の元、多くの価値観に触れて、新しい発想を生み続けられる人間でいたいと考えています。」

ガクチカでの留学経験の書き方例文

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ガクチカへの留学経験の書き方を5ステップで解説しました。

読み手が読んで納得できる文章は書けましたか?

 

ではこの章では、5ステップを通して作成した例文を紹介します。

 

【完成したガクチカ例文】

「私が大学時代に最も打ち込んだことは、「自分以外の人の価値観を受け入れる」ことです。

私は高校時代まで他人との意見の食い違いや、他人からのネガティブな評価を過剰に気にしていました。

しかし、ある日友人が「他人と自分の価値観は違うのが当たり前」と言っていたのを聞いて考えが変わり、それから他人の価値観を受け入れることを重要視するように。

その結果、「もっと色々な価値観に触れたい!」という思いが増し、アメリカへの3ヶ月の短期留学を決めました。

アメリカのカフェに入ると、本当に様々な人種の方がいます。振る舞いもそれぞれ違う。言語も違う。

そんな景色を見た時に、色んな価値観の人が集まることの素晴らしさと、そこから新しいアイデアが生まれることを実感しました。

「価値観が違うことが当たり前。だから良い。」それがアメリカ留学を通して得た私の信条です。

これからもこの信条の元、多くの価値観に触れて、新しい発想を生み続けられる人間でいたいと考えています。(423字)」

 

冒頭でも紹介しましたが、この例文の通り、僕はあえて留学経験を大々的に出さないような文章が好きです。

なぜならその方が「アメリカでは何をしたんだろう?」と気になるから。

 

面接官の興味をうまく引ければ勝利

エントリーシートは「会いたい」と思わせるためのラブレター。

「この就活生、気になる!」と思わせたら勝ちなんですよね。

 

しかし当然、「会社に貢献してくれそうだ」と思わせることも重要です。

僕はこの例文を通して、「他人の価値観を受け入れることのできる人」ということをアピールしました。

 

会社はチームです。

価値観が違う人どうしで集まって、利益を生む集団です。

 

だからこそ他人の価値観を受け入れて、長く働いてくれる人を欲するんですよね。

よって留学を通して得ることのできる「様々な価値観の受容」を武器にして例文を作成してみました。

 

「留学で課題を達成したよ!」「留学で語学スキルを身に着けたよ!」という他の留学経験者も当たり前に言うことばかり書くのでは、差別化できない。

あえてアピールポイントをずらすことによって、読み手に興味関心を与えられるということをぜひ覚えておいてください!

(他のサイトで書いてあることは、なんか平凡すぎる内容だからね~。)

 

たしかに留学の具体的な内容が書かれていないから気になりますね!

留学の説明ばかり書くと、一番大事な「自分の考えや価値観」が伝えられなくなってしまうからね。あえてさりげなく書くことで興味を引くんだよ。

「わざわざ留学に行っているのに、こんなサラッと説明!何者!?」って思うかもしれませんw

そうそう。「こんな留学行って、こんな経験までした私すごいでしょ~!」っていう文章よりも評価されるよね。

留学経験に関するその他の質問

 

ここまでお疲れ様でした。

この章では留学経験に関するよくある質問をまとめて紹介したいと思います!

 

大学生の留学経験者の割合は?

 

大学生の留学経験者はどのぐらいいるのでしょうか?

 

大学生の留学経験者の割合は年々上がっています。

日本学生支援機構のデータ(※2)をわかりやすくグラフ化してみました。

 

▼日本人学生の留学者数の推移 

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2011年:36656人

2012年:43009人

2013年:45082人

2014年:52132人

2015年:54455人

2016年:60810人

2017年:66058人

 

これは高等専門学校(高専)の留学経験者も含まれているデータですが、2017年だけ見ても意外と多くの人が留学を経験していますね。

 

しかし日本の大学生の総数は「265万人」です。

つまり留学経験者は約2.5%。

40人に1人ですから少ないですね。

 

このデータからも留学を経験した事実が、実行力や計画力の証明になることを物語っています。

 

ですが、そうは言っても40人に1人は留学を経験しているので、留学経験だけを全面に押すのではなく、あくまでの自分の考えや価値観を伝えることを重要視してください。

留学経験はその根拠の1つに過ぎません。

 

(※2)出典:日本学生支援機構「協定等に基づく日本人学生留学状況調査

 

留学先としてはどこが多いのか?

 

留学先として大学生はどの国を選んでいるのでしょうか?

 

次に大学生の留学先として人気の国についてです。

こちらも日本学生支援機構にデータがあります。

 

アジアへの留学が約38%。アメリカなど北米への留学が約28%。ヨーロッパへの留学が約19%です。

これらを足して85%になります。

 

つまりアジア、北米、ヨーロッパへの留学者がほとんどですね。

 

僕も大学時代はフィリピンへの留学を考えていました。

データからもフィリピン留学に行く人の多さが分かりますよね。

 

アジアとしては他にはマレーシアや香港への留学が人気です!

 

語学力を重視する企業の特徴は?

 

語学力を重視する業界や企業の特徴は何でしょうか?

 

語学力を活かせる業界の代表としては以下があげられます。

 

【語学力を活かせる業界・職種】

・外資系全般

・旅行業界

・航空業界

・商社業界(海外営業)

・貿易業界

・通訳や翻訳

・現地での旅行案内者

・自動車業界(※少なめ)

 

外資系企業は語学力が重要

まずは「外資系企業」はまさに外国語を必要とする企業が多い。

そもそも足切りとしてTOEICの点数が800点以上あることを課している企業も多いですね。

 

旅行・航空業界も語学力がアピール材料になる

続いて「旅行業界」や「航空業界」も代表例としてあがります。

こうした業界に入社することを目的として、海外留学をする女性は多いです。

 

実際に在学中の留学経験者は男性よりも女性の方が多いですよ!

 

一部商社では海外担当として英語力が必要になる

次に「商社」も外国語を使う可能性があります。

しかし専門商社だと日本国内にしか展開していないところが多いです。

 

伊藤忠商事や三菱商事、丸紅などの総合商社の海外営業。

他にも繊維商社になると、海外からの仕入れ担当として外国語を使う場面がありますね。

 

貿易業界も語学力を使う場面がある

続いて「貿易業界」も外国語を使う場面があります。

しかしそもそも貿易業界は知名度が低いので就活生からの人気度が低かったりします。

よって語学力がなくても、普通に採用される可能性は高いですよ。

 

反対にITや通信業界は語学力がいらない

反対に「IT業界」や「通信業界」は外国語を使いそうで使わない業界の代表です。

だからこそ語学力を全面に出しすぎると「うちではいらんよ?」と思われてしまう。

 

よって語学力を全面にアピールするのではなく、本記事で解説したような能力をアピールしてください!

 

まとめ

 

最後までお疲れ様でした!

留学経験を自己PRやガクチカでアピールするための書き方が分かったでしょうか?

 

留学経験がある人は、自分の能力を証明する手札を他人よりも多く持っている状態にあります。

だからこそ、そこで手を抜かずに「いかに留学経験をうまく使えるか?」を考え抜くことが重要です。

 

僕が入社した食品大手企業の最終面接でこんなことがありました。

就活生Aさんが最終面接で「なんで競合他社ではなく、うちなの?」と聞かれた時に、こう答えたんですよね。

「他の食品企業よりも売上の海外比率が高く、私の英語力を活かせると考えました」と。

 

それに対する社長や役員の回答はこうでした。

「いやー、うちの会社別に海外にそこまで力いれてないよ?新卒が海外事業に携われる可能性も低いし。他の業界のがいいんじゃない?」

この回答にその就活生は戸惑うばかりでしたね。

 

ですが、考えてみればこの社長や役員の言うことも分かります。

「そんなに英語力を活かしたいのなら、もっと活かせる業界を選択した方が良いでしょう!」と。

 

ぜひ留学経験者は「その企業は新卒に何を求めているのか?」この視点を常に最重要視してエントリーシートを作成くださいね。応援しています! 

 

今日も読んでくれてありがとう。

君の就活はきっとうまくいく。