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【人間科学部の就職先は?】企業例や主な職種を徹底解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

就活攻略論では、各学部ごとの主な就職先をくわしく調べています。

今回まとめるのは「人間科学部の主な就職先や人気職種」ですね。

 

僕は農学部出身ですが、他の学部の学生の就職先がどこなのか気になりました。

 

また、人間科学部出身者が具体的にどんな企業に就職しているのか?

それに加えて、どんな職種に就いているのか?

 

就活でアピールできる能力など知りたい情報を網羅的に解説していきます。

人間科学部の方は、ぜひ参考にしてくださいね!

 

人間科学部って学べる内容が、幅広い業界に役立ちそうなので、就職先の範囲も広そうですよね。

そうだね。どの学部も共通して言えることだけど、「◯◯学部だから◯◯業界ばかり」っていうのは意外と少ない。どの学部も様々な業界に就職しているよ。

人間科学部の主な就職先一覧

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では、さっそく「人間科学部の学生がどのような業界に就職しているのか」について紹介をしていきます!

 

人間科学部の学生の主な就職先は、以下の業界が多かったです。

(のちほど解説しますが、人間科学部は業界・業種問わずに就職幅がかなり広いので、ここに書いていない業界への就職もたくさんしています!)

 

【人間科学部の主な就職先業界】

  1. 教育(公務員含む)
  2. 製造業(メーカー)
  3. 建築業界
  4. 金融業界

 

①教育(公務員含む)

 

人間科学部生の就職先として、まずは「教育業界」があげられます。

みなさんも1番イメージしやすいところなのではないでしょうか?

 

教育業界には、学校先生や教育委員会職員のような公務員の他にも、通信教育会社や学習系出版会社などの教育関連企業もあります。

 

人間科学部では、教育の仕事に就くための知識やスキルが学べるので、これらの業界を志望する人が多い。

初めから教育業に就きたくて人間科学部に入学する学生もいます。

 

僕の個人的な意見を言うと、教育業界で働きたい人は、いきなり教師になるよりも、1度教育系の企業勤めをしてみるのがいいと感じています。(教師は後からでもなれる)

 

大学卒業後にいきなり教師は、「学校」という世界から広い「社会」に出るという経験ができなくなるので視野が狭くなる可能性があるんですよ。

「絶対に教師になる!」という強い意志がない限り、企業勤めも視野に入れてみるのもいいかと思います!

 

教育業界の主な就職先例
学研、ベネッセホールディングス、ヒューマンホールディングス、ナガセ、リソー教育、東京個別学院、JPホールディングス、ライクキッズネクスト、TAC、教育委員会

 

②製造業

 

続いて多かったのが「製造業(メーカー)」。

自社で製品を生産・提供する企業のことです。

ひとくちに製造業といっても、食品や自動車、金属加工、繊維、半導体など分野はさまざま。

 

人間科学部の学生に限らず、多くの学生から製造業は人気。

企業数もめちゃくちゃ多いし、興味のある分野のメーカーを狙い撃ちもしやすい。

 

この後の章で、各大学の具体的な就職先企業名も見ていくのですが、分野問わずにいろいろな業界の企業に入社をしていました。

 

メーカーはいろんな企業があるから選ぶのに少し迷ってしまいそうですね…。

メーカーを選ぶ際には自分の興味のある分野に加えて、競争が少ない・安定・参入障壁の高い企業を選ぶといい!

 

製造業(メーカー)の就職先企業例
キーエンス、レーザーテック、ファナック、ウルトラファブリック・ホールディングス、三菱ケミカルホールディングス、東京エレクトロン、ソニー、富士フイルム、積水化学工業、住友化学、東芝、トヨタ自動車、日産自動車、マツダ

 

③建築業界

 

意外な就職先として「建築業界」もあります。

建築業界と聞くと、理系のイメージがとても強いですよね。

ですがどの大学の就職先企業を見ても、建築関係企業の名前があがっていました。

 

人間科学部は、文系ですが理系分野の人間工学や都市開発に関する分野を学べる学科があることから、建築業界への就職する学生が一定数いるんですね。

 

建物や都市って、「人」とものすごく近い関係にありますよね。

「人」が身体的にも心理的にも使いやすい建物でないといけない。

とくに今後の日本は高齢者社会が待っているから、どんな人にも使いやすいユニバーサルデザインが更に注目されることも見込まれます。

 

人間科学部で学んだ知識は、「建築」に活かせる部分がたくさんあります。

したがって建築業界は、人間科学・人間工学に精通している人間科学部の就職先として適していると言えるでしょう。

 

建築業界の就職先企業例
大和ハウス工業、積水ハウス、大林組、鹿島建設、積水建設、大成建設、大東建託、住友林業、長谷工コーポレーション、五洋建設、関電工、戸田建設、三井住友建設、九電工、ミサワホーム

 

④金融業界

 

文系学生の人気就職先としてまず名前の挙がる「金融業界」。

金融業界は人間科学部の学生にももちろん人気の業界。

金融業界には、銀行・保険会社・証券会社の3つがあります。

 

証券はブラック率高め

ハッキリ言って証券会社は年収は結構いいですが、やめておいた方がいいと思っていますw

 

ノルマ達成のプレッシャーも半端ないですし、身内や友人にも「証券口座作って」の営業を掛けないといけない場合がある。

お金以外の大切なものを失う可能性がありますw

 

投資について詳しくないご年配の方に、ゴリ押しして投資信託を始めさせる生活で、メンタル病んだ知人もいます。

元の性格が超体育会系・メンタル強靭な人以外にはオススメできません!

 

金融業界こそ企業研究が大切

金融業界って、銀行・保険・証券のそれぞれの分野ごとに、どの会社もかなり似ているイメージがありませんか?

業務内容も似ている。

 

しかも金融業界は「なんとなく」で受ける学生がメチャクチャ多いから「なんでうちの企業?」って聞かれると答えられない学生が本当に多い。

金融業界を目指す際には、なぜその業界・企業で働きたいのか「なんとなく」ではなく、突き詰めて面接を受けましょうね!

 

金融業界の就職先企業例
三菱UFJ銀行、野村證券、SMBC日興証券、三井住友海上火災保険、日本銀行、岡三証券、オリックス、JCB、損害保険ジャパン、JCB、住友生命保険、アイフル、丸井グループ、大同生命保険、りそな銀行、第一生命、アフラック、第一生命、みずほフィナンシャルグループ

 

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまで人間科学部の主な就職先を紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

ホワイト企業ナビOfferbox(オファーボックス)

※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

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人間科学部の学生におすすめのホワイト企業への入社法

ここまで主な就職先について解説してきました。

説明したとおりで、人間科学部の就職先は多岐に渡るので、一概に「この業界に就職すべき」という指定がありません。

 

ですが、僕が個人的におすすめするのはホワイト企業に入社すること。

心理的にも肉体的にも働きやすい環境に身を置くことで、実績を残すことができるし、転職などの手段も落ち着いて考えることができますからね。

 

そんなホワイト企業の探し方と内定を獲得する方法について、下記の記事で解説しました。

就職先の縛りがないからこそ、ホワイト企業への就職をぜひ狙ってみてください。

 

\人間科学部の学生は特に要チェック!/

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どの業界を就職先として選んでも良いからこそ、ブラック企業を避けてホワイト企業に入社することをおすすめします。

大学が公開している「人間科学部の就職先情報」をチェック

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ここまで人間科学部生の主な就職業界についてみてきました。

この章では、実際に「各大学が公表している人間科学部生の主な就職先」をみてみましょう!

 

ちなみに大学が公表している就職先企業名は、大企業が目立って掲載されていることが多いです。

しかし他にもさまざまな企業に就職していますので、参考にする際にはその点を念頭に置いておいてくださいね。

 

神奈川大学(=中堅私立大学)

 

まず初めに神奈川大学の就職先企業名についてみていきましょう!

 

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引用:神奈川大学「資格・卒業後の進路

 

とにかく公務員への就職がかなり目立ちますね!

しかも地方公務員から国家公務員、警察官、自衛隊など、さまざまな公務員に就いています。

 

やはり公務員は主に地域や住民の問題について解決する業務や、社会の仕組みを改善する業務、生活をサポートする業務などがあり、「対人」の仕事が多いので、多くの人間科学部の学生が志望する傾向にあるんですね。

他には金融業界、製造業、サービス業、IT業界など本当に多岐に渡っています。

 

早稲田大学(私立上位大学)

 

続いて私立上位大学の早稲田大学についてみていきましょう。

早稲田大学の就職先情報は、グラフと具体的な企業の2つが掲載されていました。

まずは業界ごとのグラフがコチラです。

 

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引用:早稲田大学「卒業後の進路

 

業界ごとに、目立つほどの大きな差はなく神奈川大学同様かなりバランスがいい!

その中でも多かったのがサービス業への就職ですね。

 

具体的な企業名も確認してみましょう。

 

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引用:早稲田大学「卒業後の進路

 

聞いたことある大企業ばかりですね!

(調べたところ早稲田大学の人間科学部は2000人ほど学生数がいるため、他にも中小企業含め色んな企業に就職していることが推測できます。)

 

おそらくですが早稲田大学は「サービス業」というカテゴリの中に、インフラ・通信・広告も入れています。

 

サービス業界は「サービスを提供する業界」というとても大きな枠組みとして、インフラ・通信・広告もその中に含まれることがあります。

どこからどこまでをサービス業に入れるかは、大学によって異なるんです。

他には金融・製造業もあるし、理系学生が多そうな建設業界企業もありますね。

 

人間科学部は学科やコース、選択する授業によっては理系寄りの学問も学べる場合があるので、他の文系学部に比べ理系への就職もしやすいことがよく分かります。

 

大阪大学(=国立上位大学)

 

最後に、国立大学である大阪大学の人間科学部の就職先企業を見てみましょう!

 

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引用:大阪大学「就職支援

 

ここでも文系学部の割には理系寄り企業の名前があがっていますね。

とくに医療会社・建築会社・電力会社など、エントリーの過半数が理系学生の企業名もかなりある。 

ここまで3つの大学をみてきましたが、どの大学も本当に就職業界・企業の幅が広い!

 

希望すればどんな業界にも行けるんですね。

だから就職活動をするときは、まずは興味のある業界からしっかり絞った方がよさそうです。(幅が広がりすぎると、手あたり次第受けてしまうというリスクもある)

 

もしこの記事を読んでいるアナタが2.3年生で就活までまだ準備期間があるのだったら、業界研究を早めにして、興味のある業界に関係のある講義を履修するという手もあります。

 

大学が公表している人間科学部の主な就職先を見ても、就職先の幅広さがよく分かりますね。

そうなんだよ。だから人間科学部の学生は、学部によって業界を絞るのではなく、自分の意思で業界を決定すれば良いよ。 

人間科学部の卒業生が就く主な職種

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次に「人間科学部の学生はどんな職種に就くのか」について解説をしていきます。

なんとなく内勤のイメージが強いですが実際はどうでしょうか。

 

人間科学部出身者は、以下の職種に就くことが多いです。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

 

【人間科学部生が就く主な職種】

  1. 人事
  2. 事務職
  3. 研究職
  4. 専門職(士業などの)
  5. 営業

 

①人事

 

まずは人間科学部生の就く職種として、1番イメージが付きやすく、実際に多いのが人事ですね。

人事とは、社内の人材管理に関する業務を行います。

いきなり人事部に配属されることは少ないですが、人間科学部で学んだことを生かして人事部に配属される人は少なくありません。

 

ちなみに人事と言えばみなさんが今後控えている就職活動に関わる面接官(人材採用)のイメージが強いかもしれませんが、むしろそれは就活期間という限定期間の人事の仕事。

それ以外にも以下のような役割を担っています。

 

人材育成

人事は、企業の経営ビジョンや今後の企業展開を実現するために、教育や研修を通して企業内の人材育成を行います。

研修内容を計画する役割も人事が担っていることが多いです。

 

人事評価

社員の業績や能力を正当に評価・把握をし、昇格や昇給の判断を行うための管理作りをします。

社員個々の評価は直属の上司が行うことが多いですが、その評価を元に行う、実際の昇給や昇格、人事異動の判断は人事が行います。

 

②事務職

 

続いて多いのが事務職の仕事。

事務職で入社した後に、人事や総務などのさまざまな部署に異動をする場合もあります。

 

事務職には、経理専門の事務を行う「経理事務」や、法的な業務に携わる「法務事務」、輸出輸入に関わる事務の「貿易事務」などさまざま。

事務なので基本的には内勤になります。

 

企業によりどんな事務があるかは異なりますが、人間科学部生を含め、文系の学生が事務職に就く割合はかなり多いです。

 

③研究職

 

意外かもしれませんが、研究職も人間科学部出身の学生が多く就く職種の1つ。

人間科学部は、理系寄りの文系と言われるだけあって、理系出身者の多い研究職に就くこともできます。

 

なかでも、人間理解・教育研究・対人研究など、「人の思考」について大学では学ぶため、教育分野での研究職・心理・カウンセリング分野での研究職に就く人が多いようですね。

 

また、企業以外にも教育委員会で「人の教育」について研究・改善提案を行ったり、児童相談センターで親と子どもの関係に悩む人たちをサポートする仕事などがあります。

 

④専門職(士業など)

 

次に士業などの専門職があげられます。 

人間科学部は、在学中にスペシャリストとして将来働くことのできる、資格が取れる場合が多い。

 

大学や学科ごとに取れる資格の範囲は異なりますが、主に教員免許・社会福祉士・認定心理士の資格を取得することが可能なんです。

早稲田大学の人間科学部のホームぺージにも以下の記載がありました。

 

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引用:早稲田大学「卒業後の進路

 

こういった資格は、秘書検定や簿記のように学生が自由度高く受験できる資格と違い、特定の科目を履修し、認定大学を卒業していないと取れないもなのです。

 

かなり複雑な現代社会において、心理士や社会調査士のような専門知識のニーズは高まっているので、今後も社会からも求められることに間違いありません。

企業専属のカウンセラーや、病院やNPO法人のスタッフという道があります。

 

⑤営業職

 

営業職」とは、企業のサービスや製品を個人や法人に売り込む職種のことです。 

総合職でエントリーをして入社した場合(初めから営業職でエントリーできる場合もある)、初めのうちは何年間か営業職で経験を積んでから、事務職や人事などの「管理する側」にまわるというコースが多いかな。

 

営業職と聞くと、めちゃくちゃ身体的にも精神的にもキツイというイメージが強いかもしれませんが、それは営業の形態によります。

以下に営業の種類を解説しますね!

 

新規営業

多くの学生がイメージする「キツイ営業」とは、このこと。

いわゆる新規顧客にカードや口座を作ってもらったり、保険に加入してもらえるように自宅訪問を行ったりする。(飛び込み営業ともいう)

 

いきなり営業をかけるから、もちろん門前払いされることもあるし、きついことを言われることだってあります。

目に見えて結果が数字で表れるから、同期との比較を嫌でもされてしまうし、個人ノルマも厳しい企業が多い。

 

既存営業(ルート営業)

オススメなのがこっちの営業職!

すでに過去に取引したことのある企業に、新製品を紹介したり、他に必要なものが自社製品の中にないかを確認するなどして、新たな契約に繋げます。

 

以前取引したことのある企業相手に営業をするから、メンタル的にも少し安心。

証券・保険・銀行は新規営業かつ個人消費者への新規営業が多いのに対して、すでに多くの取引先を持っている大手メーカーは、この既存営業が多いです。

 

営業が嫌になって転職する人は正直かなり多い(向き・不向きがかなりある)ので、志望する際には自分の適性や、企業の営業スタイルもしっかりと確認しましょう!

 

企業選びだけでなく、業種選びによっても働き方がも随分変わってくるんですね…!

働きやすさやライフプランに合わせた職種選びも企業選びと同じぐらい大切。企業研究の際に業種ごとの仕事内容も調べておこう!

人間科学部生が就活でアピールできる能力は?

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この記事の最後に人間科学部生が就活でアピールできる能力について解説してきます! 

もう何度も述べましたが、人間科学部は本当にいろんな業界に就職できる可能性を秘めています。 

就活の際にはその強みをしっかりと活かして、アピールしていきましょう!

 

①資格を習得する

 

1つ目は資格を習得すること。

個人的には資格の習得はそこまでおすすめしていないですが、志望業界に直接的に関わりのある資格がある場合は取得しておくと良いでしょう。

 

職種の章でも少し述べましたが、人間科学部には取得出来る資格が豊富にあります。 

「どの業界のどんな職種に就きたいのか」をなるべく早めに明確化して、それに必要な資格や役に立つ資格を習得するとアピール材料になりますよね。

 

もしその業界・企業に資格が関係なかったとしても、資格は「何かに打ち込んだ」「学問を頑張った」という目に見えて分かる証拠にもなるので無駄にはなりません。

 

【人間科学部生が取得可能な主な資格】

  • 認定心理士
  • 公認心理士
  • 社会調査士
  • 社会福祉士
  • 教員免許状

 

②人間科学部とは?に対する答えを先回りして用意しておく

 

人間科学部は、文系学部の中でも1番理系の要素を多く含んでいる学部。

そのため、技術・研究要素の強い製造メーカーや製薬会社、建築会社への就職も、他文学部に比べて有利な傾向にあるということは、すでにお分かりいただけたかと思います。

 

ですが、学部名が少し珍しく、そもそも人間科学部のある大学が少ないので「人間科学部とは何をするところなのか知らない」という面接官も結構多い。

あとはガッツリ文系な学部だと思っている面接官も多いですね。

 

そのため面接では「人間科学部で何について勉強してきたのか」について高確率で聞かれます。

よって面接を受ける前に、「大学で学んだこと」をしっかりと深堀し、まとめておきましょう!

 

もし受ける企業が理系要素の強い企業の場合、企業に合わせて、学んだ内容の中にも関連のある理系要素の内容を入れておくと良いですよ。

(全く業界と関係のない学部という印象もなくなる!)

 

③企業研究を徹底的に行う

 

これは人間科学部に限った事ではありませんが、企業研究は徹底的に行ってください! 

人間科学部は、さまざまな業界・企業に就職できる可能性が高い学部ですから、「手あたり次第面接を受けながら業界・企業を選んで行こう。」というスタンスに陥りやすい可能性があります。

 

就活を進めながら業界や企業選びをしていくのもいい方法かと思いますが、企業研究や業界研究を何もせず、面接を受けると必ずボロが出てきますw

 

いろいろな業界を受けるのも決して悪いことではないのですが、就活期間前に業界研究を行い、せめて2.3業界に絞り、企業研究を行ってください!

 

企業研究を行わないと、志望動機が薄っぺらい内容になってしまい「うちは本命企業ではない」と面接官に思われてしまいますし、深堀質問にも答えられなくなってしまいます。

企業研究のやり方は、こちらで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

 

【基礎情報】人間科学部とは?

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この章では、簡単に人間科学部の概要について説明しておきます。

人間科学部とは「人間の心や身体について探求することで"人間とは何か"を研究する学部のこと」です。

 

似たような学部に心理学部があります。

心理学部のように1つの分野を突き詰めるというよりは、人間とは何かということを探求するために、さまざま方向から多角的に学ぶのが特徴ですね。

 

全ての人は、学校や会社、家庭、地域といったざまざまなコミュニティの中で、人とかかわりを持ちながら生きています。

その中で社会問題や教育問題、生活問題、人間関係などたくさんの問題に直面する。

 

人間科学部では、こうした人々の生活する上での問題や人との関わり方を、心理学や社会学、政策学といった多方面から考え、アプローチすることで解決できる人材になることを目標としているのです。

授業では心理学・社会学・福祉学・身体学など、さまざまな学問を広く学んでいきます。

 

こうした人間科学部の特徴を踏まえると、人間科学部の就職先は幅広いと想定できます。

どのような業界・職種に就いたとしても、人との関わりは必ず生じますので、幅広い場所で人間科学部で学んだことを活かすことができますよ!

 

なるほど!人間科学部の専門分野は、社会で必ず必要とされる幅広い知識に繋がっているから就職先の範囲も広いんですね。

そうだね。だから「人間科学部だから◯◯業界に就職すべき」という決まりは全くないよ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

 

人間科学部の主な就職先や職種だけでなく、どのようなポイントに気をつけながら面接を受ければよいかなども理解できたかと思います。

 

人間科学部はいろいろな業界を目指せるところが魅力的な学部なので、業界研究をシッカリと行って、まずは自分の行きたい業界選びから始めてみてください!

 

自分はどんな仕事がしたいのか、どんな働き方をして将来どんな人生を送りたいのか、自己分析もしっかりとして、就職活動に臨みましょう。

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 人間科学部の就職先は多岐に渡るので、一概に「人間科学部の主な就職先はここです」とは言えない。
  • 大学によって人間科学部の主な就職先として多いのは、公務員やサービス業。
  • 人間科学部の就職先として、理系出身者が多い医療会社・建築会社・電力会社なども含まれるため、これらからも人間科学部の就職先の幅広さが伺える。