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【社会学部の就職先は?】就職先企業や人気職種を徹底解説!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1500以上の就活マンです。

 

(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました!)

 

「社会学部ってどんな企業に就職できる?」と気になる人は多いですよね。

なぜなら社会学部は学習内容が幅広いので、就職先をイメージしにくいから。

 

結論からいうと、社会学部に限らず、どんな学部でも就職先の選択肢は多様です。

社会学部を専攻しているからといって、特定の業界にしか就職できないことはありません。

 

ただし、多くの社会学部生が就職する業界や職種は存在します。

この記事では、社会学部の学生に人気の就職先を紹介するとともに、実際の社会学部生の就職先や就職方法まで共有していきます!  

社会学部の主な就職先業界と企業例

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社会学部は就活で有利でも不利でもないと共有しました。

次にこの章では、本記事の本題である「社会学部の主な就職先」について解説していきます。

 

各業界の概要と代表企業を紹介していくので、一般論として参考程度に読み進めてください!

 

【社会学部出身者の主な就職先業界】

  • マスコミ
  • 金融・保険
  • メーカー
  • IT業界

 

① マスコミ

 

社会学部生の就職先としてもっとも人気なのは、マスコミ業界です。

新聞や広告といったメディアを通じて、情報発信をおこなう業界のことですね。

 

テレビやラジオ、雑誌などの媒体を扱う企業も同様です。

インターネットの普及により、最近ではネット出版社やネット専門の広告代理店なども増えています。

 

テレビや雑誌は日常生活でも目にする機会が多いので、学生からの人気が高い。

とくにメディア系の学科を専攻している学生には、マスコミ業界を志望する人が多いようです。

 

社会に広く情報を届けられたり、自分が関わった媒体を多くの人に見てもらえたりするやりがいのある仕事です。

メディアを通じて社会に価値提供したい人は、マスコミ業界を目指すとよいでしょう。

 

マスコミ業界の主な就職先の例

テレビ:フジテレビ、日本テレビ、NHK

広告:電通、博報堂、ADKホールディングス

新聞:朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞

出版:集英社、講談社、小学館

 

② 金融・保険

 

次に人気なのが、金融・保険業界です。

銀行や証券会社、保険会社など、お金を扱って業務をおこなう業界ですね。

 

金融業界は給料や待遇が優れていることが多く、学生全体に人気があります。

安定しているイメージがあるので、メガバンクや大手保険会社を目指している社会学部生も少なくないでしょう。

 

金融業界は人気が高いですが、移り変わりが激しいです。

近年では、日銀の「マイナス金利政策」により収益が低下していたり、AI・IT技術の発展が大きな脅威になっていたりします。

 

金融・保険業界に就職するなら、時代の変化に対応できるように、常に業界の動向を勉強しておくことが重要です。

 

金融・保険業界の主な就職先の例

銀行:日本銀行、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行

証券:野村證券、大和証券、ゴールドマン・サックス証券

保険:日本生命保険、明治安田生命、三井住友海上火災保険

 

③ メーカー

 

メーカーも社会学部生の就職先として人気があります。

メーカーとは、何らかのモノを生産・販売する会社のこと

 

自動車や電子機器、食品、アパレルなど、モノづくりの対象は多岐にわたります。

自分が興味のある分野のモノづくりに関われることがメーカーの魅力ですね。

 

日本のモノづくりの技術は高く、グローバルに拠点を展開するメーカーも多いです。

最近では、インターネットを使って消費者と直接取引をするBtoC企業も増えてきました。

 

社会学部の学生は、営業や企画といった文系職に就くことが一般的です。

モノづくりに関わる仕事がしたい社会学部生には、メーカーがおすすめです。

 

メーカーの主な就職先の例

トヨタ自動車、サントリーグループ、旭化成、バンダイ、ファーストリテイリング、ニトリ、パナソニック、富士通、村田製作所、ダイキン工業、伊藤ハムグループ

 

④ IT業界

 

IT業界に就職する社会学部の学生も多いです。

IT業界はIT技術を使ってサービスを提供したり、業務の効率化を図ったりしています

 

IT業界と聞くと、プログラマーやシステムエンジニアなどの技術職を思い浮かべるかもしれません。

ですが営業職やコンサル職など、IT業界には文系出身でも活躍できる仕事があります。

また、文系でもエンジニアとして就職して、ITスキルを習得している人も少なくないですよ。

 

誰しもが実感しているように、世の中は急速にIT化が進んでいます。

将来性のある業界に就職したい学生には、やはりIT業界が適しているでしょう。

 

IT業界の主な就職先の例

楽天、LINE、GMOインターネット、サイバーエージェント、NTTドコモ、KDDI、日本オラクル、オービック、NTTデータ、アクセンチュア、日本IBM

 

気になる業界があったらより詳しく調べてみてね!

社会学部出身の学生に人気の職種

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社会学部の学生に人気の業界がわかったところで。

続いては、社会学部生に人気の職種を確認していきましょう。

 

社会学部出身の学生にとくに人気がある職種は、以下の3つです。

 

【社会学部出身の学生に人気の職種】

  • マーケティング
  • 企画
  • 公務員

 

① マーケティング

 

社会学部生にもっとも人気がある職種は、マーケティング職です。

マーケティング職は、市場調査をして自社商品がどのようにしたら売れるのかを考える仕事です。

 

具体的には、効率よく商品を売るための施策や、ほかの商品と差別化して購買につなげるための施策などを考えます。

どんな会社においても、利益を上げるために欠かせない職種ですね。

 

マーケティング職には調査能力や分析力が求められます。

社会学部の学生は、大学での学習を通してこれらのスキルを身に着けていることが多いです。

情報を集めたり分析したりするのが好きな学生は、マーケティング職を目指すとよいでしょう。

 

 

② 企画

 

マーケティング職の次に人気なのが、企画職です。

企画職の業務内容は会社によって異なりますが、大きく以下の3つにわけられます。

 

【企画職の主な種類】

  • 商品企画:新商品の開発、既存商品のアップデートを考える
  • 広報企画:商品の認知度をアップさせるための施策を考える
  • 営業企画:営業活動をスムーズにおこなうための戦略を考える

 

企画職には、情報収集能力や分析力、提案力などが求められます。

マーケティング職と似た能力を求められることがわかるはずです。

 

社会学部の学生はこれらの能力に強みがあるので、自分の長所を活かせる可能性が高いですよ。

企画職を目指すなら、自らイベントを企画したエピソードなどを用意しておくと高評価を受けやすいでしょう。

 

③ 公務員

 

社会学部の学生には、公務員として就職する人も一定数います。

というのも社会学部では、教員免許や社会調査士などの資格を取得できる大学が多いからです。

 

資格を取得する環境が整っていることで、公務員を就職先として意識する人が多いのでしょう。

特定の地域に愛情がある人や、安定した給与に憧れる人は、公務員を目指すのも1つの選択肢です。 

 

情報収集力や分析力を活かせる「マーケティング職」や「企画職」が人気なのですね。

これらの能力に自信がある社会学部生は、就職を目指すのもありだよ。

【大学別】社会学部の主な就職先企業

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社会学部生の就職先として人気の業界・職種を共有してきました。

では次に、大学のデータをもとに社会学部生のリアルな就職先企業を紹介します。

 

以下の大学の就職先企業について、順に確認していきましょう。

 

【就職先データを紹介する大学一覧】

  • 立教大学
  • 法政大学
  • 関西学院大学
  • 関西大学
  • 東洋大学
  • 中京大学

 

① 立教大学

 

まずは、MARCHの1つである立教大学の就職先企業を紹介します。

立教大学の社会学部は、偏差値62.5〜65.0でした。

 

【マスコミ業界】

・サイバー・コミュニケーションズ

・シーエー・モバイル

・時事通信社

・東急エージェンシー

・博報堂DYデジタル

・リクルートキャリア

 

【金融・保険業界】

・りそなグループ

・明治安田生命保険(相)

・三菱UFJ銀行

・千葉銀行

・あいおいニッセイ同和損害保険

・三井住友海上火災保険

・野村證券

 

【メーカー】

・オカムラ

・マキタ

・サッポロビール

・セイコーエプソン

・パナソニック

・ヤマハ発動機

 

【IT業界】

・ぐるなび

・サイボウズ

・アイビーシステムズ

・エヌ・ティ・ティ・データ

・マイナビ

・ヤフー

・レバレジーズ

・楽天

 

【不動産・電気・ガス】
・ティーケーピー

・イオンモール

・旭化成不動産レジデンス

・三井不動産リアルティ

・住友不動産販売

 

【公務員関係】

・横浜市役所

・埼玉県庁

・東京都特別区

 

引用:立教大学「社会学部の就職先

 

上位の大学だけあって、どの業界においても知名度の高い企業に就職を決めているとわかります。

業界別に就職者の割合をまとめたグラフが掲載されていたので、引用しますね。

 

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引用:立教大学「社会学部の就職先

 

幅広い業界に就職していますが、なかでも製造・情報・金融業界の割合が高くなっています。

「公務」の割合が13%なので、公的機関に就職する人も非常に多いですね。

 

② 法政大学

 

続いては、法政大学の就職先を見ていきましょう。

法政大学の社会学部の偏差値は、57.5〜62.5でした。

 

【マスコミ業界】

・朝日新聞社

・中日新聞社

・北海道新聞社

・関西テレビ放送

・講談社

・リクルート

・博報堂

 

【金融・保険業界】

・三菱東京UFJ銀行

・みずほ銀行

・三井住友銀行

・三菱UFJ信託銀行

・千葉銀行

・横浜銀行

・野村證券

 

【メーカー】

・積水ハウス

・サントリー

・明治乳業

・日本電気

・シャープ

・マツダ

 

【IT業界】

・NTTデータ

・NTTコミュニケーションズ

・NTT東日本

 

【鉄道・航空業界】

・JR東日本

・日本通運

・ANA

・JTBグループ

 

【公務員関係】

・教員

・日本郵政公社

・総務省

・財務省

・文部科学省

・都道府県庁

・市区町村

 

引用:法政大学「社会学部の進路・就職・資格情報

 

法政大学の社会学部生も、大手企業へ就職している人ばかりですね。

博報堂や三菱東京UFJ銀行、NTTデータなど、各業界の有名企業へ就職を決めています。

 

法政大学の分野別就職業界は、以下のとおりです。

 

f:id:aoi_writer:20210224153636j:plain引用:法政大学「分野別就職業界

 

マスコミ業界の就職者が多いことが特徴といえますね。

テレビ局や広告代理店などを目指す学生が多いようです。

 

また立教大学と同様に、幅広い業界に就職していることがわかります。

 

③ 関西学院大学

 

3つ目は、関西学院大学の就職先企業です。

関西学院大学の社会学部は、偏差値57.5〜60.0でした。

 

【マスコミ業界】

・博報堂プロダクツ

・TBSテレビ

・サンテレビジョン

・オプト

・オリコム

・マイクロアド

・日刊工業新聞社

 

【金融・保険業界】

・住友生命保険

・損害保険ジャパン日本興亜

・みずほフィナンシャルグループ

・第一生命保険

・三井住友海上火災保険

・東京海上日動火災保険

・三菱UFJ銀行

 

【メーカー】

・ブリヂストン

・本田技研工業

・キリンホールディングス

・安川電機

・山崎製パン

・日本製鉄

・バンダイ

 

【IT業界】

・エイチーム

・マイナビ

・NTTドコモ

・DYM

・エヌ・ティ・ティ・データ

・キャノンITソリューションズ

 

【卸売・小売業界】

・ニトリ

・良品計画

・豊田通商

・高島屋

・セブン-イレブンジャパン

 

【公務員関係】

・国家公務員

・愛知県教育委員会

・国立大学法人大阪大学

・福岡県教育委員会

・裁判所

 

引用: 関西学院大学「2019年度卒業生の就職状況

 

関西学院大学は「全体の就職率が99.7%」と非常に高い数字であることが特徴的でした。

卒業生が681人のときのデータなので、母数も十分です。

 

業種別の就職先データは、以下のとおりです。

f:id:aoi_writer:20210224154902j:plain引用: 関西学院大学「2019年度卒業生の就職状況

 

前述の大学と同様に、製造・金融業界の割合が高くなっています。

反対にマスコミ業界への就職者は、4%と低めの数字であるとわかりますね。

 

④ 関西大学

 

次に紹介するのは、関西大学の就職先企業一覧です。

関西大学の社会学部の偏差値は、55.0〜60.0でした。

 

【マスコミ業界】

・青森放送

・朝日新聞社

・エフエム大阪

・大阪府農協電算センター

・高知さんさんテレビ

・リクルートホールディングス

 

【金融・保険業界】

・三井住友銀行

・りそな銀行

・野村證券

・東京海上日動火災保険

・かんぽ生命保険

・第一生命保険

・日本生命保険相互会社

 

【メーカー】

・小糸製作所

・スズキ

・積水化学工業

・村田製作所

・京セラ

・山崎製パン

・キリンホールディングス

 

【IT業界】

・トランスコスモス

・楽天

・NECソリューションイノベータ

・富士通

・ジュピターテレコム

・西日本電信電話

・日立システムズ

 

【卸売・小売業界】

・イオンリテール

・近鉄百貨店

・良品計画

・ヨドバシカメラ

・ライフコーポレーション

・阪急阪神百貨店

 

【公務員関係】

・国家公務員一般職

・大阪府職員

・東京都特別区職員

・大阪府警察官

・東京消防庁

・石川県職員

・大阪市消防吏員

 

引用:関西大学「卒業生の主な就職先 2019年度

 

関西大学の学生も、数多くの大手企業に就職を決めていますね。

リクルートホールディングスや野村證券、京セラなど名だたる企業が並んでいます。

 

関西大学の業種別就職状況は、以下のとおりです。

 

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引用:関西大学「就職率

 

金融業界の割合が低めで、広告業界の割合が高いことがわかります。

公務員・公立学校教員の割合は3.3%であり、前述の大学よりも少なめになっていますね。

 

⑤ 東洋大学

 

5つ目は、東洋大学の就職先企業データです。

東洋大学の社会学部の偏差値は、50.0〜57.5でした。

 

【マスコミ業界】

・リクルート

・毎日広告社

・読売新聞社

 

【金融・保険業界】

・日本銀行

・三井住友銀行

・みずほフィナンシャルグループ

・三菱東京UFJ銀行

・明治安田生命保険

 

【メーカー】

・カゴメ

・カルビー

・バンダイ

・ぺんてる

 

【IT業界】

・毎日コミュニケーションズ

・コナミ

 

【運輸業界】

・東日本旅客鉄道

・東海旅客鉄道

・東京地下鉄

・日本航空インターナショナル

 

【公務員関係】

・厚生労働省

・国土交通省

・福島県庁

・文京区役所

・横浜市役所

 

引用:東洋大学「社会学部卒業後の進路・卒業生の声」 

 

東洋大学のHPには、業種別の就職者の割合は記載されていませんでした。

ですが就職先企業を見るに、幅広い分野の企業に就職していることがわかります。 

 

県庁や区役所など、公務員職に就く学生も一定数いるようですね。

 

⑥ 中京大学

 

最後に紹介するのは、愛知県にある中京大学の就職先企業です。

中京大学の社会学部は、偏差値47.5〜55.0でした。

 

【マスコミ業界】

・中日アド企画

・NHK水戸放送局

・大広

・日本放送協会

 

【金融・保険業界】

・愛知銀行

・岐阜銀行

・住友生命保険

・日本生命保険

・三菱東京UFJ銀行

・三井住友海上火災保険

・あいおいニッセイ同和損害保険

 

【メーカー】

・豊田自動織機

・フタバ産業

・住友電装

・ブルボン

・ヤマハ発動機

・富士通

 

【運輸業界】

・JTB中部

・東海旅客鉄道

・近畿日本鉄道

・西日本旅客鉄道

・東日本旅客鉄道

 

【公務員関係】

・愛知県庁

・愛知県教育委員会

・名古屋市消防局

・警視庁

・国税庁

 

引用: 中京大学現代社会学部「キャリア・就職実績

 

愛知の大学ということもあり、東海近辺の企業が多い印象でした

また、IT業界への就職者が少ないことも特徴的ですね。

 

中京大学も業種別の就職者の割合は記載がありませんでしたが、他大学と同じように幅広い業界の企業に就職しています。

 

社会学部の学生は、あらゆる業界への就職を目指せるよ。視野を広く持って、気になる企業があれば積極的に挑戦しよう!

社会学部の学生が取得しておくと就活に有利な資格

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大学が公表しているデータをもとに、社会学部の主な就職先企業を紹介しました。

社会学部の学生がどんな企業に就職しているかについて、理解が深まったと思います。

 

続いて本章では、社会学部生が取得しておくと就活に有利な資格を5つ共有します。

就活において資格取得は必須ではありませんが、学ぶ意欲がある学生は取得しておくといいですよ!

 

【社会学部の学生におすすめの資格】

  • 教員免許
  • 社会調査士
  • 認定心理士
  • 司書
  • 学芸員

 

① 教員免許

 

公務員を目指す人は、教員免許を取得しておいてもよいでしょう。

教員免許を取得して教員採用試験に合格すれば、学校の先生として働けます。

 

社会学部の学生は、社会や地理・歴史、公民の免許を取得できることが一般的です。

教員免許を取得できる大学では、免許を取得するために履修が必要な科目が定められています。

免許の取得を考えている学生は、しっかりと規則を確認しておきましょう。

 

② 社会調査士

 

社会調査士は、社会調査に必要な基礎知識や技能があることを証明する資格です。

社会調査士科目を設置している大学で所定の科目を履修し、大学卒業時に申請することで取得できます。

 

調査能力があることを証明できるので、研究機関などへの就職を目指す際にはアピール材料になりますよ。

資格勉強などは不要なので、余力があれば取得しておくとよいでしょう。

 

③ 認定心理士

 

認定心理士は、公益社団法人日本心理学会が認定する心理学の資格です。

その名のとおり、心理学の基礎知識や技能があることを証明する資格ですね。

 

心理学を専攻する学生が、所定の単位を履修したうえで申請すると取得できます。

社会学部のなかでも心理学専攻の学生は、取得を目指すとよいでしょう。

 

④ 司書

 

司書は、図書館の資料の選定や貸し出し、読書案内などをおこなう仕事です。

司書の資格を取得して企業や地方自治体の採用試験に合格すると、司書として働けます。

 

司書の資格は、大学で必要な科目を履修する、もしくは司書講習を受講すると取得できます。

社会学部の学生は所定の科目を履修すれば取得できるので、読書や人と接することが好きな人は取得しておくとよいでしょう。

 

⑤ 学芸員

 

学芸員は、博物館の専門職員として働くために必要な国家資格です。

博物館の資料の収集・保管・整理をしたり、その価値を伝えたりするために必要な資格ですね。

 

前述の資格と同様に、所定の科目を履修すれば資格を取得できます。

歴史や自然科学などに関する資料が好きな人は、取得を目指してもよいでしょう。

 

所定の単位を履修をするだけで取得できる資格が多くあるのですね!

教員免許のほかにも多くの資格取得を目指せるよ!興味・関心がある資格があれば、積極的にチャレンジしてみてね。

社会学部の学生が就活を成功させる方法

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ここまで、社会学部の学生に人気の就職先やおすすめの資格などを紹介してきました。

しかし、社会学部生が本当に知りたいのは「就活を成功させる方法」ですよね!

 

そこで最後の章では、社会学部の学生が就活を成功させる方法を共有します。

ぜひ以下の3つを実践して、就活を成功させてくださいね!

 

【社会学部の学生が就活を成功させる方法】

  • 就活サイトを使いこなす
  • 徹底的に自己分析する
  • インターンシップに参加する

 

方法① 就活サイトを使いこなす

 

何より実践してほしいのは、就活サイトを最大限活用することです。

マイナビやリクナビ以外にも、たくさんの種類の就活サイトがあることを知っていましたか?

 

ざっと有名なものだけを整理しても、以下の種類のサイトがあります。

 

【就活サイトの種類】

  • 総合型サイト
  • 逆求人型サイト
  • 中小・ベンチャーに特化したサイト
  • 専門特化型サイト
  • 就活エージェント型のサイト
  • エントリーシートの閲覧に特化したサイト
  • 中小規模の合同説明会に特化したサイト
  • OB訪問に特化したサイト

 

知らないサイトが多かった就活生は大きなチャンスです。

ほとんどの就活生は、マイナビやリクナビなどの大手ナビサイトしか使っていません。

 

つまりほかの便利なサービスを使うだけで、ライバルと差別化ができるわけです。

どの就活サイトも無料なので、利用しないともったいないですよ。

 

おすすめの就活サイトは別記事で徹底解説しているので、どのサイトを使うべきかわからない就活生はぜひ参考に!

 

\使わないと確実に損する就活サイトだけを厳選!/

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方法② 徹底的に自己分析する

 

就活において自分の強みを的確にアピールするには、自己分析が欠かせません。

また自分と相性がよい企業に就職するためにも、自己分析は必須です。

 

自己分析は、就活においてすべての基本となります。

就活を成功させたいなら、妥協せず徹底的に自己分析をしましょう。

 

自己分析のやり方も別記事でまとめているので、深い自己分析ができていない就活生はぜひご覧くださいね。

 

\自己分析のやり方をどこよりもわかりやすく解説!/

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方法③ インターンシップに参加する

 

インターンシップに参加することも重要ですね。

インターンシップでは実際に業務を体験できるので、仕事内容や会社の雰囲気などを深く理解できます。

自分と相性がよい業界・職種を知るきっかけにもなりますよ。

 

参加すべきは、長期のインターンシップです。

1日だけのインターンシップもありますが、短すぎてあまり学びがありません。

 

面倒に感じるかもしれませんが、将来の自分のためにも積極的に参加しましょう。

 

 

できることから少しずつ実践していこう。まずは就活サイトを使いこなすことから!

そもそも社会学部とは?

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社会学部とは、僕たちが暮らす「社会」について勉強する学部です。

社会の構造や仕組み、社会で起きている問題の原因などについて研究する学部ですね。

 

研究対象が「社会全体」であるため、学習内容が非常に幅広いことが特徴です。

同じ社会学部でも、専攻によって学習内容が大きく異なります。

 

社会問題に興味がある人や、あらゆる分野に興味・関心がある人に向いている学部です。

 

社会学部で学べること

 

社会学部の学習内容について、もう少し踏み込んで解説しますね。

社会学部では、以下などの分野について学習できます。

 

【社会学部の学習分野の例】

  • 環境
  • 医療
  • 経済
  • 国際
  • 地域
  • 情報

 

学習対象が非常に幅広いことがわかるはずです。

自分が気になる分野について学習できるので、身の回りで起きている問題や原因を研究・分析したい人に向いています。

 

社会学部の主な専攻・学科

 

幅広い内容を学習する社会学部は、専攻や学科の種類も多岐にわたります。 

社会学部の主な専攻・学科は、以下のとおりです。

 

【社会学部の主な専攻・学科】

  • 社会学科
  • 環境社会学科
  • メディア社会学科
  • 国際社会学科
  • 社会福祉学科
  • 地域社会学科

 

専攻が細かくわかれているので、自分が興味がある分野に特化して学習できます。

大学1年次は社会学全体の基礎を学び、2年次以降に専門的な内容を学ぶことが多いです。

 

社会問題や社会現象に興味・関心がある人におすすめの学部だよ。

社会学部の学生は就活で有利なのか?

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ではここからは、社会学部の学生の就活事情について解説していきます。

社会学部生がまず気になるのは「就活で有利なのかどうか」ですよね。

 

結論からいうと、一概に就活で有利・不利とはいえません。

なぜなら、就活での評価は個人単位でおこなわれるものだから。

 

「社会学部は専門性がないから就活で不利」という意見を耳にすることもありますが、それはほかの学部生も同様です。

もちろん職種によって専門生が活かせることはありますが、結局は個人の能力と志望度の高さを適切にアピールできないと採用されません

 

つまり、社会学部に限らず「〇〇学部だから就活で有利」とはいえないわけです。

一般論を気にしすぎないで、真面目に就活対策を進めることが重要ですよ。

 

専攻の学部は就活においてあまり関係ないんですね。

そうなんだ。就活の時期は色々な情報が耳に入って焦るけど、愚直に対策することが結局最短ルートだよ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

社会学部の学生の就活事情について、網羅的に解説してきました。

 

就活での評価は、個人単位でおこなわれるものです。 

社会学部に限らず「〇〇学部だから就活で有利・不利」ということはありません。 

 

社会学部の学生は、あらゆる業界・業種への就職を目指せます。

深く自己分析をしたり、インターンシップに参加したりして、自分に合ったホワイト企業への入社を成功させてくださいね。

 

では最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 社会学部の学生は就職先の選択肢が多い。
  • 社会学部生には、マーケティング職や企画職が特に人気である。
  • 社会学部生には、所定の単位を履修をするだけで取得できる資格が多くある。
  • 就活を成功させたいなら「就活サイトを使いこなすこと」と「徹底的な自己分析」が重要である。

 

今回の記事が少しでもあなたの役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた700の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/