こんにちは、就活を研究し続けて7年目の就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
今回は就活生からの人気も高い「マーケティング職」について解説していきます。
「なんか本社で分析とかをして楽しそうだな〜!」という印象を持っている人も多いかと思います。
具体的な仕事内容について深く理解している人は少ないのではないでしょうか。
そこでマーケティング職の仕事内容から就職方法まで解説します。
将来マーケティング職に就きたいと考えている方は、ぜひ理解を深めておきましょう!
- マーケティングとは?|概要や目的について
- マーケティングの仕事内容(種類)とは?
- マーケティングに携われる企業とは?
- そもそも新卒でマーケティング職になれるか?
- 新卒でマーケティング職に就職する方法(採用されるコツ)
- マーケティングに求められる能力とは?
- マーケティング職に向いている人の特徴とは?
- マーケティング職を通して身につくスキルとは?
- マーケティングのおすすめ企業
- 今回のまとめ
マーケティングとは?|概要や目的について
マーケティングと聞いて、どんな仕事内容をイメージしますか?
「市場調査のこと」や「テレビやネット、新聞などの媒体を使って商品やサービスを宣伝すること」など、それぞれイメージがあるかと思います。
ただイメージはできるものの、言葉で説明するのって難しいですよね。
それでも、最近よく耳にしますし、何だかやりがいがありそう、カッコいい仕事っぽいから興味があるといった方に向けて、ここではまずマーケティングについて簡単に説明していきます!
そもそもマーケティングとは?
昭和32年、マーケティングの理論や技法の研究、教育、普及なども目的として創設された公益社団法人日本マーケティング協会は、マーケティングについて以下のように定義しています。
マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である
引用:公益社団法人日本マーケティング協会HP 日本マーケティング協会の概要
また、定義の中にある「総合的活動」とは以下を指します。
組織の内外に向けて統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、および顧客・環境関係などに係わる諸活動
引用:公益社団法人日本マーケティング協会HP 日本マーケティング協会の概要
少し言葉が難しいので、僕がこの内容をかみ砕いて簡潔にしてみました。
よって、就活攻略論では以下のように定義したいと思います!
【マーケティングとは】
顧客の求めるモノ・サービスを調査し、最適な形を作り上げ、最適な宣伝を行い、円滑に流通させる仕組みを作ること
マーケティングの目的とは?
マーケティングの定義がわかったところで、ではなぜマーケティングが必要なのか。
マーケティングの目的について説明します!
まずは、マーケティングの簡単な流れを見てください。
例えば「女性向けサプリメント」を売りたい場合、マーケティングの流れは以下のようになります。
- 市場調査:女性向けサプリメントが売れる時期、年代などを調査
- 顧客の絞り込み:20代に人気があるため、ターゲットを20代女性にする
- 立場の把握:健康志向や美容意識の高い女性のための商品
- プロモーション:20代女性が目にしやすいSNSを活用した宣伝
- 販促方法:SNSと親和性の高いネット販売
これは、マーケティングの流れの一部ですが、このようなイメージになります。
闇雲に売りたいものを売る、というスタンスでモノが売れるほど世の中甘くはないですよね。
消費者が欲しがるものを調べ、購買意欲が高まるように宣伝し、購入しやすい販売方法で売る、こういった一連の流れ=マーケティングの流れとなります。
この流れをもとに、企業におけるマーケティングの目的を説明するとこうなります。
【マーケティングの目的】
自社の製品・サービスの開発、宣伝、販売などを効率的かつ差別化すること
ほとんどの商品やサービスについては、競合他社がおり、同じようなものを提供しています。
その中で、より顧客が求める製品であったり、他とは違った宣伝方法や販売方法を取り入れることで、競合他社と差別化を図ることこそ、企業が生き残る術になります。
この就活攻略論を運営する上でも「就活マン」というキャラクターを作り、差別化しました。
キャラクターがわかりやすく解説するような就活ブログがこれまでなかったので、まさに「差別化」に繋がっていますよね。
また、そうした仕組みを作り上げる中で、効率性を向上させることで、より顧客に選ばれる商品やサービスにしていくことも目的の一つです。
例えば、ネットで商品を購入するのに以下のような2つのサービスがあったらどちらを選びますか?
- 購入までに事前登録や同意事項など、何度もページ移動がある場合
- ワンクリックで購入できる場合
ほとんどの方が後者を選ぶと思います。
なぜなら簡単・手軽で効率的だから。
このように、効率性の向上も選ばれるための大切な要因であり、マーケティングの大きな目的です!
なるほど!自社の商品が売れやすいよう効率化したり、他の商品と差別化することで購買に繋げるのがマーケティングの役割なんですね!
そのとおり。マーケティングによって商品の差別化ができないと、誰からも選ばれない商品を無理やり売ることになるからね。マーケティングは重要な役割があるよ。
マーケティングの仕事内容(種類)とは?
この章ではマーケティング職の仕事内容について解説します。
実は「マーケティング」と言っても、2つの種類に分けられるんですよね。
それぞれで仕事内容が大きく変わってきます。
【マーケティングの種類】
- オフラインマーケティング
- WEBマーケティング
オフラインマーケティング
一言でいうと、インターネットを使わないマーケティング活動になります。
従来、企業が行ってきたマーケティングはこれに該当しますね。
新商品を企画し、アンケート調査によるリサーチを行い、TVCMやラジオなど、マスメディアを活用して広告を行うといった流れです。
コストがかかる点やデータの蓄積がしにくいといったデメリットがあります。
WEBマーケティング
インターネット上でWEBサイトを用いて行うマーケティング活動をWEBマーケティングといいます。
全てインターネット上で行うため、コストが低く抑えられることやデータが蓄積しやすいという面から、中小企業なども積極的に活用している方法です。
最近では、WEBサイト以外に、SNSなどの媒体を用いたデジタルマーケティングという言葉も普及しています。
WEBマーケティングでは、いかに顧客の目につくかが重要になってきます。
そこで、Googleなどの検索エンジンで検索上位に表示するためのSEO対策などの知識が必要になります。
また、SNSの自社アカウントを使って商品を宣伝するなど、SNSを上手に使いこなせれば非常にメリットがあります。
20代の若者はスマホ世代だから、オンラインマーケティング職に向いているんだよ!50代、60代の人に比べて圧倒的にスマホに慣れているからね。
なるほど!マーケティング職は若者も活躍できそうな仕事ですね!
マーケティングに携われる企業とは?
ではマーケティング職に就きたいと考えた時に、具体的にどうすれば良いのか?
マーケティングに携わるためには、2つの方法があります。
【マーケティングに携わる方法】
- 企業のマーケティング部門に配属されること
- 広告代理店のようにマーケティングを専門に扱う企業に入社すること
広告代理店のように、クライアントのマーケティングを担う会社を「支援会社」と言います。
一方、商品の製造や販売、サービスの提供など支援会社以外の企業を「事業会社」と呼びます。
支援会社は、会社そのものの事業がクライアントのマーケティング部門を担うことにあるので、常にマーケティングに携わることができます。
事業会社では、マーケティングは一つの部署となりますので、異動で別部署に行けば、マーケティングに関わることができません。
専門として一生扱うか、キャリアの一部としてマーケティングに携わるか、会社の種類によって関わり方が異なってきますね!
そもそも新卒でマーケティング職になれるか?
就活生と話していると「マーケティング職がやりたい」という声をよく聞きます。
おそらく「営業職はやりたくないからマーケティングかな」みたいな考えでしょう。
結論から言うと、新卒でもマーケティング職になることはできます。
文系や理系など、学部や学科も不問です。
しかし、かなり狭き門になります。
事業会社の場合、マーケティング部署に配属されなくてはなりません。
新卒の場合、まずは総合職として店舗配属や営業職などを経験した上で、その経験値を活かしてマーケティング部門に配属されるケースがほとんどです。
一方、マーケティングを専門に扱う支援会社であれば、配属に関係なくマーケティングに携わることになります。
しかし、業界トップの電通や博報堂に代表されるように、支援会社である広告代理店業界は非常に人気の高い業界です。
就活でもトップレベルの学生が集まるため、そう簡単に内定は獲得できません。
なるほど!そもそもマーケティング職に新卒でいきなり就くのは難しいんですね。
そうだよ。やっぱり営業職などで商品理解や顧客理解を深めてからじゃないと、マーケティング職として働かせてくれない企業が多いからね。
それだけマーケティング職は企業の根幹としての役割があるんだよね。
新卒でマーケティング職に就職する方法(採用されるコツ)
マーケティング職に携わる方法は、先ほどご説明したとおりです。
では、マーケティング職に就職するには具体的にどうすればいいのか。
新卒からなるべく早くマーケティングに携わりたいのであれば、支援会社、つまり広告代理店やWEBマーケティング会社を目指す方法が最も近道になります。
ここでは、広告業界で1位2位を担う電通と博報堂、いわゆる電博の新卒採用をもとに、広告代理店に就職する方法をご紹介します!
①OB訪問の数にこだわる
どの業界でも、今の就活においてOB訪問は重要です。
しかし、広告業界ではそれが顕著です。
理由は、「業界に対する本気度が伝わるから」です。
広告業界はCM制作などに関わるため、非常に華やかなイメージがあります。
そのため、「なんかキラキラしてる」「芸能人に会えるかも」などといった、いわゆるミーハーな学生も多く採用試験を受けに来ます。
そういった学生を見極め、ふるい落とすために、採用側は本気度の見極めとしてOB訪問件数を気にしています。
事実、電通の内定者のほとんどはOB訪問人数が10人を超えているといった情報もあります。
電通では、面接でOB訪問人数を質問されるので、数にこだわるのも重要なんですね!
(OB訪問の回数に関しては、ほとんどの企業が気にしてきませんが、こうした電通のような特例もあることを覚えておいてください!)
②志望動機の差別化
先ほども説明したとおり、広告業界はイメージだけで、なんとなく受けに来る学生が多いため、「なぜ当社なのか」という志望動機を重要視します。
また、広告代理店は「CMを作ったりしている」という、大まかなイメージは掴みやすいですよね。
でも、実際にどんな業務があるか、細かいところまではイメージしにくい業界です。
採用側はそういった現実の部分も分かった上で志望しているのかを気にしています。
キラキラのイメージだけで入社しても、必ずミスマッチになりますからね。。
そこで、業界についてしっかり理解したうえで、志望していることを伝えるために、業界研究・企業研究をしっかり踏まえた志望動機を作るようにしましょう。
「イメージしにくい部分まで理解して採用試験を受けている」
ここを意識するだけで、キラキラだけを求めている就活生とは大きな差別化が図れますよ。
志望動機の差別化をする上で重要な記事を紹介しておきます!
③CMについて研究する
広告業界のメイン事業の一つがCMです。
そのため、面接で必ずといっていいほど質問されるのが「好きなCMとその理由」についてです。
普段、CMって何気なく眺めている程度ですよね。
でも、CM1つ作るのに莫大なお金がかかりますし、CMが話題になれば、企業や商品を大きく宣伝することができます。
つまり、それだけ広告代理店にとっては大きな仕事であり、クライアントを満足させられるかによって、売上に直結する部分です。
そこに今後関わっていく可能性のある就活生に対し、この質問が問われるのは当然のことです。
しかし、この重要な質問に対し、「面白いから」「印象に残ったから」などという浅い理由を言えば、必ず落とされます。
そのため、普段からCMが作られた背景や狙いを研究しておくことが重要です。
コツとしては、以下の点に注目することです。
- ターゲットはどんな層なのか
- どの時間帯に流れているのか
- 起用されている有名人は誰か
この点を踏まえてCMを見ると、広告代理店目線の分析ができると思います。
例えば、有名なママタレントを起用したベビー用品のCMが昼間に流れていたとします。
すると、このCMのターゲットは「お昼時にテレビを見ている育児中の主婦」になります。
反対に、このCMを夜に放送したり、不倫をした芸能人を起用すれば、ターゲットの目にはつきにくいですし、商品のイメージも悪くなりますよね。
こういった感じで、CMを作る側の視点を意識してCMを研究しておくことで、広告業界への理解も深まり、先ほどのような質問にも難なく答えることができます!
マーケティングに求められる能力とは?
マーケティング職への就職方法について押さえたところで、「そもそも自分はマーケティング職に合っているのか?」という視点を見ていきましょう。
まず、マーケティング職に求められるスキルは何か?
主に3つの能力が必要だと僕は考えています。
【マーケティング職に求められる能力】
- 情報収集・分析能力
- コミュニケーション能力
- トレンドを掴む能力
①情報収集・分析能力
マーケティングにおいて重要な過程の一つに「ターゲット選定」があります。
ここを間違えれば、いくら良い宣伝媒体があったとしても、顧客は増えません。
そこで重要になるのが情報を集める力です。
また、ただ単に情報を集めるだけでは何の意味も成さないため、その情報をもとに分析する力が必要になります。
正確な情報と適切な分析、これがマーケティングの土台となるため、マーケティング職には必要不可欠なスキルといえます。
②コミュニケーション能力
事業会社でマーケティング部署として働くとしても、支援会社でクライアントのマーケティング部門を担うにしても、他部署や部外との調整は必ず必要になります。
例えば、商品をCMで宣伝するためには、製造部門に商品の特徴を聞く必要があったり、CM制作会社とイメージをすり合わせたりしないといけません。
このように、マーケティングには常にコミュニケーションが求められます。
(マーケティングって本社で人とあまり関わらなくて良い印象がありますが、社内外でめちゃくちゃコミュニケーションが必要な職種です)
また、マーケティングは必ずチームで実行していくため、チーム内における意思疎通やポジションの理解など、組織の一部として動くスキルが必要になります。
③トレンドを掴む能力
今まで見てきたCMをイメージしてみてください。
1年前に流れていたCMを思い出せますか?
また、1年前のCMが今でも放送されていますか?
ごくまれに、何十年も同じCMを使い続ける企業もありますが、ほとんどは数か月程度でどんどん変わっていきます。
つまり、CMってそれだけ流行やトレンドに左右されるものなんですね。
だからこそ、これからの時代に注目されるであろう商品やサービスを的確にターゲット層に届ける力、いわゆるトレンドを掴むスキルが重要なのです。
そりゃそうですよね。
流行に鈍感な人が作るCMなんて見たいと思いませんもん。
マーケティング職に向いている人の特徴とは?
マーケティングに求められる3つのスキルは以下のとおりでしたね。
- 情報収集・分析能力
- コミュニケーション能力
- トレンドを掴む能力
これをもとに、「マーケティングに向いている人の特徴」を挙げると以下のような感じになります。
①オタク気質な人
オタクというと、ゲームやアニメにのめり込んでいるイメージかもしれませんが、ここでいうオタク気質とは、興味のあることに熱中できる人のことを指します。
マーケティングに必要なスキルとして、情報収集・分析能力を挙げましたよね。
この作業って地道で地味でコツコツといった、根気のいる作業です。
でも絶対手は抜けない部分、だからこそ、物事にのめり込んで作業できる人が向いてるんです。
②おしゃれな人
流行って常に変化しますが、特に変化が目まぐるしいのがファッションです。
1年前の夏に流行ったファッションが、1年後にはダサいと言われていることだって多々あります。
つまり、おしゃれと言われる人たちは常にファッションのトレンドを掴みながら変化している人たちです。
当然ながらトレンドを掴む能力に長けていますし、情報収集能力や間違った方向に流行を捉えないといった分析能力にも長けているといえます。
事実、広告業界はおしゃれな人が多いと言われていますよね。
これって、仕事で求められるスキルとして常に磨かれているから、必然的におしゃれな人が多くなるんです。
③SNS好きな人
今の時代、若者を中心にトレンドを含む情報収集の主なツールはSNSですよね。
ファッションなどの流行はもちろんですが、社会情勢などの情報についても、SNSの情報は新しいものが多く、鮮度が高いです。
突然ですが、大学の友人グループを想像してみてください。
グループに一人は、大学の噂や恋愛事情に詳しい人っていませんか?
いわゆる情報通ってやつですね。
ああいう人たちの主な情報収集ツールは、SNSですよね。
フォロワーが多かったり、発信を積極的に行っていたりします。
こういった人たちは、情報を集める力や拡散する力に長けているため、マーケティングに向いてるんですね!
マーケティング職を通して身につくスキルとは?
マーケティングに向いている人の特徴について、イメージできましたよね。
じゃあ、マーケティングを行うことでどのようなスキルが身につくのか、ここでは3つご紹介します!
①ニーズを知る能力
マーケティングでは、常にターゲットを定め、そのターゲットにニーズに合わせて仕事を行います。
そのため、世の中や顧客のニーズを把握する能力が常に磨かれているんですね。
この「ニーズを知る能力」を持った人材って、どの企業も喉から手が出るほど欲しい人材です。
全ての企業は商品やサービスを売って儲けています。
つまり、必ず顧客がいるんです。
その顧客のニーズを知ることは、売上向上に直結するため、必要不可欠なスキルになります。
実際、転職市場でもマーケティング出身の方は非常に人気がありますし、ヘッドハンティングもあったりしますので、個人の市場価値も非常に高まる職種ですね!
②企画力
企画力とは、簡単に言うと、ゼロからイチを作り出す能力のことです。
むやみやたらに作り出しても、企業利益には結び付きません。
マーケティングでは、徹底した市場調査や情報収集などを行った上で、企画を行うため、明確な根拠やデータがもとになります。
よって、ゼロからイチで作り出したものに説得力があるんですね。
それだけ価値のあるものを常に生み出すことを仕事としているため、質の高い企画力が身につきます。
③周囲を巻き込む能力
先ほども説明したとおり、マーケティングは常にチームで仕事を行いつつ、周囲とコミュニケーションを図りながら仕組みを作り上げていきます。
その道しるべとなる大筋を作り、周囲を巻き込みながら進めていくのがマーケティングです。
ここでは身につくスキルとしてご紹介していますが、逆に言えば、このスキルがないと成り立たない仕事でもあります。
それゆえ、マーケティングをしている人は、自然と影響力が出てきたり、輪の中心にいたりすることが多いかと思います。
ちょっと種類は違いますが、リーダーシップにも似ている部分があるため、マーケティングの経験がある人は他部署からも一目置かれる存在の人が多いですね!
マーケティングのおすすめ企業
マーケティングをメイン事業とする広告代理店などの支援会社って、なかなかパッとイメージが湧きにくいかと思います。
おそらく名前を聞いたことがあるのは、電通や博報堂くらいじゃないでしょうか。
そこで、ここではマーケティングを扱う支援会社の中で、僕がおススメする企業をご紹介します!
①サイバーエージェント
社名:株式会社サイバーエージェント
本社:東京都渋谷区宇田川町40番1号
代表:藤田 晋
設立:1998年3月18日
資本金:72億300万円
従業員数:1589名(単独)
誰しも名前は聞いたことがありますよね!
ABEMAなどのネットメディアを主力としているイメージですが、元々はインターネット広告で伸びた会社なんです。
おすすめポイント
インターネット広告において、サイバーエージェントは国内トップシェアを誇っています。
WEBマーケティングのスキルを磨きたいなら、必ず候補に入れるべき会社ですね!
また、社員の中には、サイバーエージェントに所属しながら起業し、他で会社経営をしている方もいます。
勢いがあり、年功序列など関係なく若手でもどんどん活躍できる環境が整っているため、個人として成長する環境を求める人は要チェックです。
サイバーエージェントの内定を獲得するためには、インターンへの参加がとても重要になってきます。
バラエティーに富んだ内容でも有名なサイバーエージェントのインターンに参加する方法が知りたい方は、以下の記事を読んでみてください!
②マクロミル
社名:株式会社マクロミル
本社:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー11F
代表:スコット・アーンスト
設立:2000年1月31日
資本金:9億7100万円
従業員数:1023名(単独)
最近、急成長を続けいてるのがマクロミルです。
主婦の方などがお小遣い稼ぎをするのに、マクロミルが提供するアンケート調査をよく使っていますね。
おすすめポイント
マクロミルはマーケティンリサーチに特化しており、そこで集積した情報をもとに、企業が抱える課題解決のサポートをしています。
オンラインマーケティングリサーチ市場で国内No1のシェアを持ちつつ、世界13ヵ国34拠点のグローバルなネットワークを誇ります。
また、管理職に占める女性の割合が10%程度ということで、女性が活躍しやすい環境でもあります。
マーケティングの中でも「市場調査」などのリサーチのスキルを磨きたい方や国内に限らず、海外でも活躍したいと考えている方におススメです!
③日経リサーチ
社名:株式会社日経リサーチ
本社:東京都千代田区内神田2-2-1 鎌倉河岸ビル
代表:福本 敏彦
設立:1970年10月
資本金:3200万円
従業員数:203名
この会社、日本経済新聞社が100%出資する子会社ですので、安定性は抜群です。
また、設立から約50年という歴史があるため、新興企業にはない社会的な信頼度や多くのつながりを持っています。
おすすめポイント
先ほどご説明したとおり、日本経済新聞社の子会社ということで、就職先に安定性を求めている方にはおススメです。
また、サイバーエージェントやマクロミルに比べると、企業規模が小さく知名度も高くないため、採用倍率も低くなります。
日経リサーチは、日本経済新聞グループということで、各種メディアで報道するランキング調査や世論調査なども担当しており、社会問題などにも深く関わっていくことができます。
特に他の企業と違うのは、官公庁を顧客とする各種大型統計調査の運営を行っている点です。
顧客が国などの官公庁という点も、日経リサーチが抜群の安定性を誇る理由の一つですね。
国家機関などを相手にした大きな仕事に興味がある方やマーケティングを通して社会貢献をしていきたいと考えている方には、うってつけの会社です!
今回のまとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
マーケティングに関する理解が深まったでしょうか?
新卒でいきなりマーケティングがやりたいという人は多いです。
しかし、そもそもマーケティングの役割は「効率的に売れる仕組み作り・差別化」であり、それは相当にその企業の商品や顧客を理解していないとできないことです。
だからこそ、マーケティング職は総合職として入社後、突出した顧客理解力や発想力、コミュ力を持つような人が配属されていくんですよね。
とは言っても、営業職だろうがマーケティングを意識して働くことが重要です。
「どうすれば他の企業の商品と差別化できるか?」「もっと効率的に売れる仕組みは作れないか?」このように自分1人でもマーケティングは実行できます。
ぜひどんな職種に就いても、マーケティングを意識してみてください。
効率化と差別化は、仕事において超重要な要素になりますからね。