就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
世の中には非常に多くの職業が存在するため、就活においてどんな職種を目指して企業選びをすべきか悩んでしまう学生は少なくありません。
とくに理系のように専門性がない文系の学生には、やりたいことや就活の軸を明確にできていない人が多くいる印象です。
以前より転職が一般的になってきたとはいえ新卒入社した会社である程度の期間働くことが通常なので、やはり最初の職業選びは慎重におこないたいですよね。
とはいえ社会人としての勤務経験がない状態では、どんな職業の待遇がよいかなどをイメージすることは難しいと思います。
そこで今回は、文系の学生に向けて一般的に勝ち組といわれる職業を共有します。
後半では、文系出身者におすすめのホワイト業界・企業なども紹介していきますよ。
職業研究や企業研究などをしてもいまいちやりたい仕事が見つかっていない文系の人は、ぜひ本記事を参考にしてください!
業種よりも職種選びはさらに難しいですよね。
そうなんだ。でも、実際の業務に大きく関わるのは職種なんだよ。だからこの記事では、文系で勝ち組と言われる職種について解説していくよ!
- 平均年収が高い文系の勝ち組職業一覧
- 平均年収が高い文系の勝ち組職業|一般職
- 平均年収が高い文系の勝ち組職業|専門職
- 文系におすすめのホワイト業界とは?
- 文系出身者におすすめのホワイト企業
- 文系の勝ち組職業に就くための必須対策【3選】
- 本記事の要点まとめ
平均年収が高い文系の勝ち組職業一覧
さっそく文系の勝ち組職業を一覧で共有していきますね。
今回は、平均年収の高さを軸として勝ち組職業をピックアップしました。
【一般職の勝ち組職業:平均年収】
- マーケティング:507万円
- 企画営業:420万円
- 商品企画:415万円
- 広報:398万円
- 経理:396万円
【専門職の勝ち組職業:平均年収】
- 国会議員:2200万円
- 大学教授:1101万円
- 裁判官:928万円
- 大学准教授:872万円
- 記者:792万円
文系出身者が就くことの多い一般職のなかでは、マーケティング職の平均年収がもっとも高いとわかります。
また専門職では、国会議員や大学教授が上位となっていました。
国会議員はあまり現実的ではないにしても、大学教授や裁判官などの待遇が優れているとわかりますね。
次章以降では、一般職・専門職における勝ち組職業の詳細を解説していきます。
文系出身者で希望職種が明確になっていない人は、ぜひ続けて読み進めてみてくださいね。
純粋に一般職と専門職を比較すると、何らかの専門性がある職種のほうが高収入を得ているとわかりますね。
そのとおりだね。ただ、なかには専門職を魅力に感じない人もいると思うから、各分野で勝ち組といわれる職業を知ることが大切だよ。
平均年収が高い文系の勝ち組職業|一般職
ではここから、平均年収が高い文系の勝ち組職業の詳細について解説していきます。
まずは、一般職における勝ち組職業についてです。
以下の職種の概要について、順に確認していきましょう。
① マーケティング:507万円
一般職での勝ち組職業1つ目は、マーケティング職です。
マーケティング職とは、顧客ニーズや競合他社などの情報を調査した上で自社製品の設計や販売戦略などを検討する職業のこと。
市場調査やマーケティング戦略が甘いと、世の中に受け入れられる商品やサービスを生み出すことはできません。
よって事業を成功させる上で、マーケティング職は非常に重要なポジションです。
ゆえに文系職種のなかでも花形的な仕事であり、安定的な人気があります。
マーケティング職全体の平均年収も507万円となっており、文系出身者が就くことの多い一般職のなかではトップとなる高待遇でした。
市場調査をした上で戦略的なアイデアを考える必要があるため、マーケティング職には業界や製品に関する幅広い知識が求められます。
新卒では採用枠がないケースもありますが、もちろん若手人材をマーケティング職に採用する企業もあるので、興味のある人は積極的に挑戦するとよいでしょう。
② 企画営業:420万円
一般職での勝ち組職業2つ目は、企画営業職です。
企画営業職とは、自社商品が顧客にとってどう役立つのかなどの戦略を考えた上で売り込みをする営業職のこと。
一般的な営業職とは異なり、マーケティング的な視点・戦略を持った上で自社商品・サービスのPRをする点が特徴です。
もちろん通常の営業職でも顧客ニーズは考えますが、企画営業職ではクライアントや市場のニーズ調査を先に始める点が大きな違いですね。
企画営業職の平均年収は、全体で420万円でした。
マーケティング的な戦略も考える職種ということもあってか、後述する一般的な営業職よりも高収入となっています。
マーケティング職同様に、情報を分析することや戦略を考えることが得意な人に適性がある職業ですね。
もちろん営業職的な側面もあるので、コミュニケーション能力に長けている就活生にもおすすめです。
③ 商品企画:415万円
一般職での勝ち組職業3つ目は、商品企画職です。
商品企画職とは、マーケティング職が実施した市場分析結果などを元にして、自社商品やサービスのアイデア出しなどをおこなう職業のこと。
ゼロベースから新製品を開発することもあれば、売上げアップを実現するために既存製品の改良を検討することもあります。
アイデア出しだけでなく実際に形にするまでを担当することが基本なので、PDCA(計画・実行・評価・改善)を回し続ける必要がありますね。
商品企画職の平均年収は415万円でした。
前述のマーケティング職・企画営業職のように戦略を考える上流職業ということもあり、一般職のなかでは優れた待遇となっています。
企画職ではデータを元に考えたアイデアを上層部や関係者に説明する機会が多くあるため、高いコミュニケーションスキルが求められます。
事業のなかで自分のアイデアを形にすることを魅力的に感じる就活生は、商品企画職を目指してみるのもよいでしょう。
④ 広報:398万円
一般職での勝ち組職業4つ目は、広報職です。
広報とは、自社商品やサービス・経営に関する情報などを社会に発信する職業のこと。
近年では企業がSNSを通じて情報発信することも一般的になっているので、消費者としても広報活動を見かけることは多くありますよね。
ブランド価値を高めたり認知拡大を図ったりするために活動しているのが、企業の広報職というわけです。
広報の全体の平均年収は398万円でした。
前述の3つには劣りますが、全体では4番目に優れた収入となっています。
会社の顔となって宣伝活動などをおこなう広報職は、会社の売上げアップなどに影響を及ぼす責任の大きな仕事です。
社内外ともに人と接する機会が多くある職業なので、幅広い方と関わりたい人や人脈を広げたい人に適した仕事といえるでしょう。
⑤ 経理:396万円
一般職での勝ち組職業5つ目は、経理職です。
経理とは、会社における日々のお金や取引の流れを記録する職業のこと。
社内のお金の流れを数値化して正確に記録したり、経営層に適切なデータを提供したりするために業務をおこなう職種ですね。
具体的には、毎日の売上や仕入れ・従業員の交通費や事業に関わる経費などについて会計処理をおこないます。
そんな経理の平均年収は396万円でした。
前述の広報職とはほぼ同程度の金額で、一般職全体では5番目に優れた値でした。
経理は日々の数値データを正確に記録する必要があるため、几帳面な人や地味な作業でもコツコツ取り組める人に向いています。
どんな会社にも欠かせない職業なので、比較的需要が安定した仕事に就きたい文系出身者にもおすすめですね。
そのほかの職業
ここでは、上位5つには入らなかった一般職の平均年収を紹介します。
【一般職のそのほかの職業】
- 営業:379万円
- 総務:369万円
- 販売:337万円
- 一般事務:302万円
文系出身者が就く職業としてもっともメジャーともいえる営業職は、全体の平均年収が379万円でした。
前述の企画営業と比べると、40万円ほど低い水準となっています。
また販売職や一般事務職は、全体としてやや低めな平均年収とわかりますね。
一般的への就職を検討している文系の学生は、上記のデータも考慮して就職先の候補をピックアップするとよいでしょう。
マーケティング職や企画営業職など、事業の上流に当たるような仕事が高収入になりやすいとわかりますね。
まさにそのとおりだね。一般職のなかで平均年収の優れた勝ち組職業に就きたい人は、ほかの職種との関係性も意識してみるといいよ!
平均年収が高い文系の勝ち組職業|専門職
続いて本章では、一般職における文系の勝ち組職業を紹介します。
以下の職種の概要について、順に見ていきましょう。
【専門職の勝ち組職業:平均年収】
- 国会議員:2200万円
- 大学教授:1101万円
- 裁判官:928万円
- 大学准教授:872万円
- 記者:792万円
- そのほかの職業:684〜755万円
年収参考:平均年収.jp「文系で給料が高い仕事ランキングベスト10」
① 国会議員:2200万円
専門職での勝ち組職業1つ目は、国会議員です。
あまり現実的な仕事ではありませんが、同ランキングでは1位となりました。
改めて簡潔に概要を説明すると、国会議員とは選挙によって選ばれた上で、国民の代表として議院の活動に参加する人材のこと。
国民の暮らしに関わることや外交などの政治の進め方について、ほかの国会議員とともに議論をする仕事ですね。
衆議院議員は満25歳以上、参議院議員は満30歳以上であれば被選挙権を持てるルールとなっています(参考:総務省)。
会社員としてではなく国会議員として世の中に貢献したい人は、一つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
② 大学教授:1101万円
専門職での勝ち組職業2つ目は、大学教授です。
大学教授とは、学生への教育や論文指導を通じて専門知識を教育する職業のこと。
そのほか、専門分野における研究をして論文にまとめたり、学会などで発表したりすることも仕事の一つです。
大学や企業から支払われる研究費を使って活動に打ち込めるので、強い関心のある分野がある人にはこれ以上ないような職業といえるかもしれません。
社会的なステータスも高い職業なので、仕事選びをする上で世間的な身分を重視する人にとってもよい選択肢となります。
そんな大学教授の平均年収は、全体で1101万円でした。
全体の平均が1千万円を超えていることから、かなり高待遇であるとわかります。
大学教授を目指す際には、修士号に加えて博士号を取得したあとに助手や助教授として就職し、将来的に大学教授になる流れが一般的です。
自らの知的好奇心を満たせるような仕事に就きたい文系出身者は、キャリアの一つとして考えてみるとよいでしょう。
③ 裁判官:928万円
専門職での勝ち組職業3つ目は、裁判官です。
裁判官とは、訴訟事件の審理や裁判をすることを仕事とする職業のこと。
裁判官の判決は当事者の将来を大きく左右する可能性があるものなので、事実関係や主張を整理した上で公正な判断を下すことが求められます。
他人の意見や外部からの圧力も受けることが多くあるため、重圧に負けない強い精神力や冷静な判断力を持つ人に敵した職業ですね。
裁判官の全体の平均年収は928万円でした。
重要度の高い責任の大きな仕事ということもあり、優れた水準となっています。
裁判官になるには、法科大学院に進学して司法試験に合格する流れが一般的です。
法学部に通っている就活生などで裁判官として働くことに関心がある人は、就職を目指して行動してみるとよいでしょう。
④ 大学准教授:872万円
専門職での勝ち組職業4つ目は、大学准教授です。
大学准教授とは、大学教授の一歩手間の職業として、大学で講義を担当したり研究室内で学生の指導にあたったりする仕事のこと。
昇進して大学教授となる前に、経験を積む時期での職業というイメージですね。
とはいえなかには研究室を主催する准教授もおり、研究資金によっては大学教授と同じように活動している方も少なくありません。
そんな大学准教授の平均年収は、872万円でした。
大学教授と比べると少し水準は落ちますが、それでもかなり優れた待遇となっています。
大学教授を目指すなかで経験する職業ではありますが、研究活動などを仕事にしたい人は一つの選択肢として考えてみてくださいね。
⑤ 記者:792万円
専門職での勝ち組職業5つ目は、記者です。
記者とは、新聞社や雑誌社などに所属して取材・執筆・編集などに携わり、取材内容を記事としてまとめる職業のこと。
取材内容を正確に早く届けることを使命として、業務に従事する職業ですね。
昨今ではWebメディアも広く普及しているので、周囲に記者として働く人がいなくても少しは身近に感じる職業なのではないでしょうか?
記者の全体の平均年収は792万円でした。
前述の4つには劣りますが、十分に優れた高収入が得られるとわかります。
伝えるべき情報を世の中に広く伝える職業である記者は、前提としてあらゆる出来事に好奇心や問題意識を持てることが重要です。
また、明るみに出ていないような情報を取り上げることもあるため、正義感や責任感の大きな人に向いている職業といえるでしょう。
そのほかの職業
ここでは、上位5つには入らなかった専門職の平均年収を紹介します。
【専門職のそのほかの職業】
- 不動産鑑定士:755万円
- 弁護士:729万円
- 大学講師:719万円
- 高等学校教員:709万円
- 公認会計士・税理士:684万円
不動産鑑定士や弁護士など、資格を必要とする職業ばかりがランクインしました。
経理と似た分野の業務に充実する公認会計士や税理士の平均年収を見ても、一般職と比べるとかなり高待遇であるとわかりますね。
国会議員や大学教授を目指す人は少数派なので、専門職を目指す場合は上記のような職業が現実的かもしれません。
文系から目指しやすい一般職に就くことをあまり魅力的に感じない人は、専門知識を必要とする職業を狙うのも一つの選択肢でしょう。
一般職と比べると、やはり専門職のほうが高収入を得やすいのですね。
順番に見ていくと専門職の待遇のよさがよくわかるよね。給与水準を重視して職業選びをしたい就活生には、専門職に就くことをおすすめするよ。
文系におすすめのホワイト業界とは?
ここまでは一般職・専門職に分けて、文系の勝ち組職業を紹介してきました。
ここからは補足情報として、文系におすすめのホワイト業界や企業を共有します。
まず本章では、文系出身者におすすめのホワイト業界についてです。
結論、僕がおすすめする業界は以下のとおり。
【文系出身者におすすめのホワイト業界】
- 食品業界
- 化学業界
- インフラ業界(電力・ガス・鉄道)
- 航空・海運業界
- 医薬品業界
- 私立大学職員
- 地方公務員
おすすめする理由を簡潔に伝えると、上記の業界は参入障壁が高かったり同じ製品が長期的に使われたりするため、安定性が非常に高いから。
業界のホワイト度はビジネスモデルに影響を受ける部分が多くあるので、業界構造を知った上で応募先を厳選することは非常に重要なんですよね。
上記の業界を文系出身者におすすめする理由は、別記事で詳しく解説しました。
もし職業だけでなく希望業界も迷っている人がいたら、ぜひあわせて目を通してみてくださいね。
働きやすい環境が整った優良企業で働きたいなら、ホワイト業界から候補となる会社を絞ると効率的。志望業界が曖昧な人がいたら、ぜひ参考にしてみてね!
文系出身者におすすめのホワイト企業
次にこの章では、文系出身者におすすめのホワイト企業を具体的に紹介します。
文系の勝ち組職業を調べる就活生は「どんな会社に応募すべきか」もきっと知りたいと思いますからね。
以下の項目に当てはまる企業を計65社ピックアップしたので、候補を増やすためにもざひさくっと目を通してみてください!
【文系出身者におすすめのホワイト企業】
- 穴場な優良企業50選
- 文系におすすめのメーカー系優良企業15選
穴場な優良企業50選
文系出身者におすすめの穴場な優良企業は、以下のとおりです。
【有休消化率が高い穴場ホワイト企業ランキング】
- 株式会社ショーワ(日立Astemo株式会社)
- 株式会社ケーヒン
- 本田技研工業株式会社
- 株式会社東海理化
- アイシン精機株式会社
- 関西電力株式会社
- テイ・エス テック株式会社
- 日本電信電話株式会社
- 株式会社小松製作所
- DMG森精機株式会社
【平均勤続年数が長い穴場ホワイト企業ランキング】
- 三菱製紙株式会社
- 平河ヒューテック株式会社
- 東武鉄道株式会社
- 桂川電機株式会社
- KNT-CTホールディングス株式会社
- 株式会社リーガルコーポレーション
- 富士通フロンテック株式会社
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社
- 佐田建設株式会社
- 松尾電機株式会社
【残業時間が短い穴場ホワイト企業ランキング】
- アイサンテクノロジー株式会社
- 株式会社ヤマシナ
- 株式会社フジックス
- 藤久株式会社
- アグロカネショウ株式会社
- 日本フエルト株式会社
- サンコーテクノ株式会社
- 株式会社エフ・ジェー・ネクスト
- 日本ケミファ株式会社
- 株式会社シンシア
【女性管理職の比率が高い穴場ホワイト企業ランキング】
- 株式会社 ABC Cooking Studio
- 株式会社シーボン
- 株式会社ミュゼプラチナム
- 株式会社スタジオアリス
- 株式会社ニチイ学館
- 株式会社しまむら
- トレンダーズ株式会社
- 株式会社HAPiNS
- 株式会社パソナグループ
- 株式会社ハーバー研究所
【平均年収が高い穴場ホワイト企業ランキング】
- M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
- 株式会社キーエンス
- GCA株式会社
- ヒューリック株式会社
- 株式会社三菱ケミカルホールディングス
- 三菱商事株式会社
- 株式会社TBSホールディングス
- ソレイジア・ファーマ株式会社
- 伊藤忠商事株式会社
- 日本商業開発株式会社
上記で紹介した企業の詳細は、以下の記事でまとめています。
ランキング結果の詳細や各社の概要について知りたい就活生は、ぜひあわせて目を通してみてくださいね。
文系におすすめのメーカー系優良企業15選
文系におすすめのメーカー系優良企業は、以下のとおりです。
【文系におすすめのメーカー系優良企業】
- 味の素株式会社
- カルビー株式会社
- 森永製菓株式会社
- 日本ハム株式会社
- ハウス食品株式会社
- 帝人株式会社
- AGC株式会社
- 株式会社クラレ
- 株式会社ダイセル
- 株式会社ADEKA
- アステラス製薬株式会社
- 中外製薬株式会社
- 第一三共株式会社
- ロート製薬株式会社
- 武田薬品工業株式会社
上記の詳細についても別記事でまとめています。
食品・化学・医薬品メーカーをおすすめする理由にも触れているので、メーカー志望の文系出身者はぜひ参考にしてみてください。
どんな会社に応募しようかあまり決められていなかったので、とても参考になります!
応募先の候補を増やせばより魅了的な会社も見つかりやすくなるはず。多角的な視点を持って就活を進めるためにも、優良企業の選択肢は多く持っておくといいよ!
文系の勝ち組職業に就くための必須対策【3選】
最後に本章では、文系の勝ち組職業に就くための必須対策を共有していきます。
というのも、勝ち組職業への就職を目指すのはほかの学生も同様なので、ライバルとの差別化につながるような対策を実施することが重要なんですよね。
とはいえ、どんな対策をすべきわからない就活生が大半なはず。
そこで就活を7年以上研究してきた僕が考える対策事項をまとめたので、何を実施すべきかよくわからない就活生はぜひ参考にしてください!
【文系の勝ち組職業に就くための必須対策】
- 就活エージェントに好条件の優良企業を紹介してもらう
- 逆求人型サイトに登録して優良企業の接点を増やす
- 希望職種に必要な資格やスキルを取得する
対策① 就活エージェントに好条件の優良企業を紹介してもらう
僕がもっともおすすめしたい対策は、就活エージェントを有効活用することです。
就活エージェントとは、人材会社が無料で就活をサポートしてくれるサービスのこと。
具体的には、次のような支援をしてくれるサービスです。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
上記のサポートを実際にしてくれるのは、国家資格を持つキャリアアドバイザーです。
アドバイザーは就活市場に特化して業務をおこなっているので、希望条件を伝えると自分に合った勝ち組職業や企業を厳選紹介してくれるんですよね。
通常はマイナビやリクナビなどを使って自分一人で会社を探さないといけないので、専門のプロから支援を受けられるとかなり効率的です。
企業紹介だけでなく必要に応じて選考支援もしてくれるので、エントリーシートや面接対策に自信がない人には非常に心強いですよ。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
対策② 逆求人型サイトに登録して優良企業の接点を増やす
就活エージェント同様におすすめなのが、逆求人型サイトの活用です。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。
マイナビなどとは異なり、企業側が就活生にコンタクトを取るサイトですね。
企業はある程度興味のある就活生にしかスカウトを送らないので、オファーが届いたらその会社とは相性がよい可能性が高いです。
またスカウトを送る時点で自分のプロフィールを確認しているので、実質的に書類選考に通過したと判断できるんですよね。
もちろんすべてのスカウトが魅了的なものとは限りませんが、誰もが知るような大手や有名企業からのオファーも決して珍しくないですよ。
▼逆求人型サイト利用者の声
逆求人サイトに登録して、大企業からインターン参加のお誘いが来て、インターン何回か参加して、そこの就職面接受けて、内々定もらって...って感じで第一志望の企業にとんとん拍子で入れたから、ラッキー続きでそろそろ死ぬんじゃないかと思ってる()
— まぁぶる (@marble_maa) February 13, 2020
利用すべき逆求人サイトは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
登録企業の特徴は2サイトで異なりますが、両サービスを併用すれば大手〜中小・ベンチャー企業まで幅広く網羅できます。
プロフィールは2サイトで使い回し可能なので、手間もかかりません!
もちろんいずれも完全無料で使えるので、安心して利用くださいね。
対策③ 希望職種に必要な資格やスキルを取得する
最後3つ目の対策は、希望職種に必要な資格などを取得することです。
本記事の前半部分で紹介した内容から明白なように、文系から就職する職業としては一般職より専門職のほうが高収入な傾向があります。
よって年収重視で職業を決めたい就活生には、専門職がよい選択といえるかと。
ただ裁判官や不動産鑑定士といった専門職に就職するには、資格が必要となります。
そのため明確な希望職種がある場合は、資格やスキルを取得するのが勝ち組職業に就くための必須対策となるわけです。
もちろん国家資格などを取得するのは決して簡単なことではありません。
とはいえ一度取得したら、キャリア形成の上で強い見方となってくれます。
キャリアプランを考えた上で専門職への就職を魅力的に感じた就活生は、ぜひじっくり時間をかけて知見の習得に取り組んでみてくださいね。
無料かつすぐに実践できる内容としては、就活エージェントや逆求人型サイトがおすすめ。もしまだ利用経験のない人がいたら、この機会にぜひ登録を検討してみてね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
勝ち組職業の一覧からわかるように、一般職と専門職では後者のほうが高待遇です。
よって年収を最重要視して職業を決めたい文系出身者は、裁判官か不動産鑑定士といった専門職を目指すのが適しているかもしれません。
一方で専門職にあまり魅力を感じない場合は、優良企業の多いホワイト業界から就職先の候補を探すと就活を成功させやすいはずです。
本記事で紹介したようなホワイト業界・企業などの情報を参考にして、ぜひ心から納得できる企業の内定獲得を目指してみてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【ホワイト企業ランキング375選】”必見の優良企業”を一覧でまとめてみた!」も読んでみてください。
四季報に記載がある残業時間と離職率という指標を元に、独自にホワイト企業をランキング形式でまとめました。
現時点で就職先の候補をあまり持っていない就活生には、間違いなく参考になるかと。
働きやすい環境が整ったホワイト企業の選択肢を増やしたい就活生は、ぜひあわせて目を通してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 文系の一般職ではマーケティングや企画営業、専門職では裁判官や記者の平均年収が高い。
- 文系から目指す一般職と専門職では、後者のほうが平均年収が高い傾向にある。
- 職業だけでなく、ホワイト業界・企業から就職先を検討することも重要である。
- 文系の勝ち組職業に就きたいなら、就職エージェントや逆求人型サイトを最大限活用して対策を進めるべきである。