就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
経営状態が安定していたり福利厚生が充実していたりするメーカーは、理系学生を中心に毎年人気が高い就職先です。
ただ文系出身者は、理系学生のように特定分野の専門性があるわけではありません。
ゆえに「化学系出身だから化学メーカーを志望する」のような選択ができず、どの企業を受けるべきかと迷ってしまう人が多くいます。
対象が幅広いのはいいことですが、選択肢が多すぎると困ってしまいますよね。
そこで、文系出身者におすすめのホワイト業界を共有した上で、3つの業界別に優良メーカーを15社紹介します。
後半では、人気が高い優良企業の内定を得るための対策も共有するので、就活を本気で成功させたい人はぜひ参考にしてください!
文系におすすめのメーカー系優良企業が知りたいです。
理系に比べて文系はメーカー系優良企業を探すのが難しいよね。具体的な企業名のほか、メーカー系優良企業の探し方まで踏み込んで解説するよ!
- 【前提】文系出身者におすすめのホワイト業界
- 文系出身者におすすめの優良企業|食品メーカー5選
- 文系出身者におすすめの優良企業|化学メーカー5選
- 文系出身者におすすめの優良企業|医薬品メーカー5選
- 文系出身者がメーカー系優良企業の就職を目指すメリット
- 文系出身者を求めるメーカー系優良企業の探し方
- 文系出身者がメーカー系優良企業の内定を得るための必須対策
- 本記事の要点まとめ
【前提】文系出身者におすすめのホワイト業界
具体的な優良メーカーを紹介する前に、まずは文系出身者におすすめのホワイト業界について解説しますね。
企業の収益性や安定度合いはビジネスモデルの影響を強く受けるため、業界によってホワイト度の高さはある程度決まってしまいます。
よって、ホワイト業界のメーカーから応募先を探したほうが後悔しない選択につながりやすいです。
また、事前に志望業界を数個に絞っておいたほうが企業探しを効率化できるため、その点でも文系向きのホワイト業界を知っておいて損はないでしょう。
結論、僕が文系出身者におすすめしている業界は以下のとおりです。
【文系出身者におすすめのホワイト業界】
- 食品業界
- 化学業界
- インフラ業界(電力・ガス・鉄道)
- 航空・海運業界
- 医薬品業界
- 私立大学職員
- 地方公務員
上記のなかからメーカー企業が多い業界を厳選すると、食品・化学・医薬品業界の3つが該当します。
つまりメーカーの優良企業を探す文系出身者には、食品・化学・医薬品業界におけるホワイト企業を探すのがよいといえるかと。
もちろん「自動車メーカーで働きたい」などの強い希望がある場合は別です。
ただ、強く志望する業界がない人は、まずは上記3業界から企業を厳選することをおすすめします。
ちなみに、文系におすすめのホワイト業界については「【文系におすすめのホワイト業界7選】優良企業の探し方と内定獲得方法!」で詳しく解説しました。
業界選びについてより理解を深めておきたい人は、ぜひあわせてご覧くださいね!
ホワイト業界のメーカーは逆求人サイトで効率的に探そう!
ホワイト業界のメーカー企業を見つけるには、「逆求人サイト」を活用するのが効果的です。
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ぜひ活用して、自分に合うホワイトなメーカーを見つけてみてくださいね。
たしかに業界を限定せずにメーカー系企業を探すと、候補がかなり膨大になりますね。
まさにそのとおり。だからこそ特定業界の志望がない人は、ホワイト度の高い企業が多い業界から応募先を探すと効率的なんだよね。
文系出身者におすすめの優良企業|食品メーカー5選
ではここから、おすすめのメーカー系優良企業を具体的に紹介していきますね。
まず本章では、食品メーカーの優良企業についてです。
以下5社の概要について、順に確認していきましょう!
【食品メーカーの優良企業】
- 味の素株式会社
- カルビー株式会社
- 森永製菓株式会社
- 日本ハム株式会社
- ハウス食品株式会社
① 味の素株式会社
企業HP:味の素株式会社
本社:東京都
主な勤務地:全国
事業内容:食品事業、アミノ酸事業、医薬事業
【優良企業ポイント】
味の素株式会社は、食とアミノ酸の働きを通じて世の中の暮らしを豊かにしている食品メーカーです。社名にも冠しているうま味調味料「味の素」や洋風スープの素の「コンソメ」など、数多くの有名商品を手掛けている優良メーカーですね。
完全週休2日制(土日祝)で、ワークバランス休暇やリフレッシュ休暇・ボランティア休暇などの制度も充実していました。時短勤務制度や産休・育休制度などももれなく用意されています。
募集情報を見ると、味の素では多様性を重視しておりさまざまな強みを持った人材が求められていました。自分の個性を発揮して世の中に価値提供したい就活生には、ぴったりの会社といえるでしょう。
② カルビー株式会社
企業HP:カルビー株式会社
本社:東京都
主な勤務地:東京都、北海道、茨城県、栃木県、埼玉県、岐阜県、滋賀県、京都府、広島県、鹿児島県、海外
事業内容:菓子・食品の製造・販売
【優良企業ポイント】
カルビー株式会社は、スナック菓子やシリアル食品などの製造・販売を通じて利益をあげている食品メーカーです。具体的には、ポテトチップスやじゃがりこ・かっぱえびせんなどを手掛けている会社ですね。
完全週休2日制(土日祝)で、年間休日は123日でした。家庭と仕事の両立を支援する短時間勤務制度や子の看護休暇(年間10日まで)なども用意されています。
モバイルワーク制度やフレックスタイム制など、多様な働き方を支援する制度も充実していました。人材育成に関する制度も非常に豊富なので、新卒入社した会社で大きく成長を遂げたい人にもおすすめです。
③ 森永製菓株式会社
企業HP:森永製菓株式会社
本社:東京都
主な勤務地:北海道、岩手、宮城、栃木、群馬、埼玉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、静岡、愛知、兵庫、岡山、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄、海外
事業内容:菓子(キャラメル・ビスケット・チョコレート等)、食品(ココア・ケーキミックス等)、冷菓(アイスクリーム等)、健康関連商品(ゼリー飲料等)の製造、仕入れ及び販売
【優良企業ポイント】
森永製菓株式会社は「おいしく、たのしく、すこやかに」を掲げて西洋菓子などを販売している食品メーカーです。ハイチュウやパックンチョ・森永ココアなどの製品を手掛けている優良企業ですね。
完全週休2日制(土日)で、年間休日は120日以上でした。月平均残業時間も12.2時間と短めなので、ワークライフバランスを実現しやすいですね。
フレックスタイム制や在宅勤務制度など、多様な働き方を支援する制度も導入されていました。食品のなかでも洋菓子の製造・販売に携わりたい人は、同社への入社を目指してみるとよいでしょう。
④ 日本ハム株式会社
企業HP:日本ハム株式会社
本社:大阪府
主な勤務地:全国、海外
事業内容:食肉加工品(ハム・ソーセージ等)および加工食品(レトルト食品・惣菜食品等)の製造・販売、並びに一般食肉(輸入・国産)の仕入・販売
【優良企業ポイント】
日本ハム株式会社は、加工食品や水産品などの製造・販売を通じて世の中に価値提供している食品メーカーです。食肉加工業界においては、国内売上トップの実績を誇る優良メーカーですね。
週休2日制で、年間休日は124日でした。福利厚生としては、社宅やスポーツクラブ(法人会員)・次世代育成支援制度などが用意されています。
新規事業提案制度があり、行動次第で新ビジネスを創造するチャンスがある点も魅力的ですね。同社の製品や考え方などに共感できる人は、ぜひエントリーを検討してみてください。
⑤ ハウス食品株式会社
企業HP:ハウス食品株式会社
本社:大阪府、東京都
主な勤務地:北海道、岩手、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、静岡、愛知、大阪、奈良、岡山、広島、香川、福岡、沖縄、海外
事業内容:食品製造加工ならびに販売、その他
【優良企業ポイント】
ハウス食品株式会社は「食を通じて、家庭の幸せに役立つ」を企業理念に掲げ、100年以上にわたって家庭の幸せに貢献してきた食品メーカーです。具体的には、バーモントカレーやフルーチェなどを手掛けていることで有名な会社ですね。
完全週休2日制(土日祝)で、創業記念日や特別休暇などの制度も整備されていました。独身寮や社員食堂・社員家族旅行など、魅了的な福利厚生も豊富です。
24時間対応の健康相談ができるサービスがあるなど、社員の健康管理に力を入れていることも印象的でした。現状に満足しない向上心を持つ変革人材が求められているので、条件に合致する人はぜひ内定獲得を目指してみてくださいね。
どの会社も誰もが知るような有名製品を手掛ける優良メーカーですね!
休暇制度や福利厚生なども充実しているからかなり働きやすいはずだよ。食品業界に興味がある人は、ぜひ応募を検討してみてね!
文系出身者におすすめの優良企業|化学メーカー5選
次に紹介するのは、化学メーカーの優良企業です。
各社の概要について、順に見ていきましょう。
【化学メーカーの優良企業】
- 帝人株式会社
- AGC株式会社
- 株式会社クラレ
- 株式会社ダイセル
- 株式会社ADEKA
① 帝人株式会社
企業HP:帝人株式会社
本社:東京都、大阪府
主な勤務地:全国
事業内容:マテリアル事業(アラミド・炭素繊維・複合成形材料・樹脂)、ヘルスケア事業(医薬品・在宅医療)、繊維・製品事業、IT事業など
【優良企業ポイント】
帝人株式会社は、マテリアル・繊維事業を中心に利益をあげている化学メーカーです。ほかにもヘルスケアやITの領域で事業を展開するなど、幅広い分野でビジネスをおこなっている優良企業ですね。
完全週休2日制(土日祝)で、年間休日は120日でした。福利厚生としては、独身寮・社宅(借上げマンション含む)・住宅融資制度などが用意されています。
ベンチャー精神のDNAを継承している帝人は、時代の変化に沿った変革ができるようなチャンレジ精神を持つ人材を求めています。社員一人ひとりが挑戦できるような環境を求める就活生は、ぜひ同社の入社を目指してみてくださいね。
② AGC株式会社
企業HP:AGC株式会社
本社:東京都
主な勤務地:東京、横浜、名古屋、大阪、福岡など
事業内容:各種板ガラス、自動車ガラス、液晶用ガラス基板、ディスプレイ用光学フィルター、光学薄膜製品等の製造・販売など
【優良企業ポイント】
AGC株式会社は、三菱グループに属する世界最大級のガラスメーカーです。ガラスのほかにも、電子・化学品・セラミックスの分野で事業を展開しています。
完全週休2日制で、年間休日は122日(2021年度実績)でした。独身寮や社宅が用意されているので、毎月の家賃負担を軽減して働けます。
カフェテリアプラン(年間最大12万円)やフレックスタイム制(コアタイムなし)などが用意されているので、非常に働きやすい環境ですよ。化学業界のなかでもガラスに関わる事業に興味がある人は、AGCへの応募を検討してみてください。
③ 株式会社クラレ
企業HP:株式会社クラレ
本社:東京都
主な勤務地:茨城、東京、新潟、愛知、大阪、岡山、愛媛、海外
事業内容: ポバール樹脂・PVB樹脂・EVOH樹脂・フィルムなどの製造、販売
【優良企業ポイント】
株式会社クラレは、高機能樹脂や繊維製品などの製造・販売によって利益をあげている化学メーカーです。ランドセルに使われる人工皮革、衣服にくっつくマジックテープなどで国内トップシェアの実績を誇る優良メーカーですね。
完全週休2日制で、年間休日は120日でした。福利厚生がかなり充実しており、個室の社宅や独身寮・テニスコートやグラウンドなどの体育施設が用意されています。
素材を通じて世の中に価値提供したい人にはこれ以上ないような会社といえるかと。化学業界のなかでも素材に関心がある人は、エントリーを検討してみるとよいでしょう。
④ 株式会社ダイセル
企業HP:株式会社ダイセル
本社:大阪府、東京都
主な勤務地:東京、新潟、愛知、大阪、兵庫、広島、海外
事業内容:セルロース製品、有機合成製品、火工品製品、その他製品の製造・販売
【優良企業ポイント】
株式会社ダイセルは、大阪に本社を構える大手化学メーカーです。具体的には、セルロース・有機合成製品などの製造・販売によって利益をあげている会社ですね。
完全週休2日制で、年間休日は122日でした。テレワークの推進やフレックスタイム制の導入に取り組むなど、社員のワークライフバランス実現も重視しています。
月平均残業時間が19.3時間(2020年度)と短めなので、プライベートの時間も確保しやすいですよ。働き方改革などに積極的な化学メーカーで働きたい人は、ダイセルへの入社を目指してみるとよいでしょう。
⑤ 株式会社ADEKA
企業HP:株式会社ADEKA
本社:東京都
主な勤務地:北海道、宮城、茨城、埼玉、千葉、東京、静岡、愛知、三重、大阪、兵庫、福岡、海外
事業内容:化学品及び食品の製造、販売
【優良企業ポイント】
株式会社ADEKAは、化学品と食品の2つの事業によって世の中に価値提供している化学メーカーです。衣食住の幅広い分野で社会を支えている優良企業ですね。
完全週休2日制(土日祝)で、年間休日は124日でした。社宅や寮・共済会・会員制リゾート施設など、魅力的な福利厚生も豊富に用意されています。
2017年に創業100周年を迎えていることからも、歴史や実績が豊富な優良メーカーといえるかと。グローバルにも事業を展開しているので、世界を舞台に仕事がしたい就活生にもおすすめの選択肢です。
独占的な技術を持っていて参入障壁が高いことが多いから、化学業界はかなり安定しているよ。安定性を求める人にも非常におすすめの選択肢といえるね。
文系出身者におすすめの優良企業|医薬品メーカー5選
最後に紹介するのは、医薬品メーカーの優良企業です。
それぞれの概要について、順に解説します。
【医薬品メーカーの優良企業】
- アステラス製薬株式会社
- 中外製薬株式会社
- 第一三共株式会社
- ロート製薬株式会社
- 武田薬品工業株式会社
① アステラス製薬株式会社
企業HP:アステラス製薬株式会社
本社:東京都
主な勤務地:全国
事業内容:医薬品の製造・販売および輸出入
【優良企業ポイント】
アステラス製薬株式会社は「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げて事業を展開する医薬品メーカーです。社名のとおり、患者及びその家族の明日を変えていくために努力を続けている会社ですね。
完全週休2日制(土日祝)で、育児/看護/介護休暇やボランティア休暇などの諸制度も充実していました。福利厚生として社宅制度があるので、毎月の家賃負担を減らして働けるのもうれしいですね。
そのほか社内インターン制度やリクルート制度など、人材育成に関する制度も豊富な印象でした。「明日は変えられる」という同社の想いに共感できる人は、同社への入社を目指してみるとよいでしょう。
② 中外製薬株式会社
企業HP:中外製薬株式会社
本社:東京都
主な勤務地:東京都、神奈川県(研究職・開発職)、全国(営業職・MR)
事業内容:医薬品の研究、開発、製造、販売および輸出入
【優良企業ポイント】
中外製薬株式会社は、革新的な医薬品とサービスの提供を通じて世界の医療と人々の健康に貢献している会社です。「バイオ・抗体技術」や「標的分子探索技術」といった最先端技術に強みを持つ医薬品メーカーですね。
完全週休2日制(土日祝)で、年間休日は126日でした。独身寮や社宅・住宅貸付制度や契約リゾート施設などが整備されているので、福利厚生に不満を抱くことはまずないでしょう。
営業職では入社後に新入社員導入研修・MR導入研修を受講することになるので、文系出身者でも問題なく働けます。中外製薬の価値観や製品に共感できる人は、ぜひ応募を検討してみてくださいね。
③ 第一三共株式会社
企業HP:第一三共株式会社
本社:東京都
主な勤務地:群馬県、東京都、神奈川県など
事業内容:医薬品製造販売業(医薬品の研究、開発、製造、販売等)
【優良企業ポイント】
第一三共株式会社は、がんに強みを持つとして知られる医薬品メーカーです。一般向け製品としては、テレビCMなどでもよく見かける「ルル」や「ロキソニンS」といった医薬品を手掛けている優良メーカーですね。
週休2日制(土日祝)で、年間休日は120日以上でした。社宅制度や医療関連支援・財産形成支援制度など、基本的な福利厚生も着実に用意されています。
そのほかの制度を見ると、ビジネス通信教育支援・語学力強化支援制度など自己啓発を支援するものが多い印象でした。社員のスキルアップに前向きな医薬品メーカーで働きたい人は、ぜひエントリーを検討してみてくださいね。
④ ロート製薬株式会社
企業HP:ロート製薬株式会社
本社:大阪府
主な勤務地:北海道、宮城県、栃木県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、三重県、京都府
事業内容:医薬品・化粧品・機能性食品等の製造販売
【優良企業ポイント】
ロート製薬株式会社は、大阪に本社を構えて医薬品や化粧品などの開発をおこなっている会社です。具体的には、目薬や胃薬・スキンケア関連商品などの製造・販売を中心に利益をあげている医薬品メーカーですね。
完全週休2日制(土日祝)で、年間休日は120日でした。福利厚生としては、住宅手当や食事手当、時短勤務制度や産休・育休などが用意されています。
昇給のルールとして、一般的な企業とは異なり成果給という形式をとっている点も珍しい特徴ですね。同社が手掛ける製品や企業理念などに共感できる人は、ロート製薬への入社を目指してみるとよいでしょう。
⑤ 武田薬品工業株式会社
企業HP:武田薬品工業株式会社
本社:大阪府、東京都
主な勤務地:大阪、東京、神奈川、札幌、仙台、東京、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡、山口ほか
事業内容:医薬品等の研究開発・製造・販売・輸出入
【優良企業ポイント】
武田薬品工業株式会社は、大阪と東京に本社を構える医薬品メーカーです。240年以上の歴史を持っており、イノベーション創出に強みを持つグローバル製薬企業・国内製薬企業のリーディングカンパニーとして知られる優良企業ですね。
完全週休2日制(土日祝)で、年間休日は123日程度でした。独身寮や社宅・保養所などが整備されているので、毎月の家賃負担を減らしつつ安心して働けます。
医薬品メーカーのなかでも、同社は歴史・実績ともに傑出した存在です。医薬品業界を牽引する優良メーカーで働きたい人は、ぜひ積極的に挑戦してみてくださいね。
医薬品分野の知見がない文系出身者でも、同分野のメーカーを目指せるのですね!
営業職などであれば、入社後の研修で十分な知見を得られるからね。医薬品メーカーはかなり高待遇だし、一つの選択肢として検討してみるといいよ!
文系出身者がメーカー系優良企業の就職を目指すメリット
文系出身者におすすめのメーカー系優良企業を15社紹介しました。
少なくとも1〜2社は、気になる企業が見つかったのではないでしょうか?
続いて本章では、文系出身者が優良メーカーを目指すメリットを紹介します。
メリットを改めて理解しておくと、就活においてモチベーションになるんですよね。
就活は短期間で終わらないのでモチベーション維持が大変ですが、企業探しの段階で妥協すると新卒入社した会社で後悔しかねません。
高いモチベーションを維持して就活を進めるためにも、優良メーカーを目指すことで得られるメリットを改めて整理しておきましょう。
【文系出身者がメーカー系優良企業を目指すメリット】
- 比較的低い倍率で選考に臨める
- 経営状態が安定しており長期的に安心して働ける
- 高待遇の環境で働ける
メリット① 比較的低い倍率で選考に臨める
1つ目のメリットは、比較的低い倍率で選考に臨めること。
モノづくりによって利益をあげるメーカーは理系的なイメージがあるので、文系出身者からは認知度が低いことが多いんですよね。
よって他業界の人気企業と比べると、選考に通過しやすい傾向があります。
ライバルの数が少ないほど、当然ながら内定を獲得できる可能性は高まりますからね。
実際、周囲に特定業界のメーカーを強く志望する人は少ないのではないでしょうか?
戦略的に考えても、文系からメーカーを目指すメリットは大きいといえます。
メリット② 経営状態が安定しており長期的に安心して働ける
2つ目は、経営状態が安定していて長期的に安心感を持って働けることです。
優良メーカーが手掛ける製品は参入障壁が高いことが多く、他社の影響を受けることがほとんどありません。
顧客との関係が強固だったりすでに市場シェアを保有していたりするので、経営状態が安定しやすいわけですね。
よって長期にわたって安定的に働ける会社を求める就活生にも、メーカー系優良企業は優れた選択肢といえます。
メリット③ 高待遇の環境で働ける
メーカー系の優良企業では、大半の会社が手厚い福利厚生を用意しています。
前章までで紹介した企業を見ても、寮や社宅をはじめとして社員食堂や保養所なども整備する会社がほとんどでしたよね。
福利厚生を充実させるには前提として財源が必須ですが、経営状態が安定しているメーカーではこれらも容易に実現させられるわけです。
たとえば社宅があれば毎月の家賃負担を軽減できますし、年間で考えるとかなり大きな金額の節約につながります。
長期間働く場合は、その差はより大きなものになりますよね。
高待遇の会社では、プライベートの時間も充実させやすいです。
待遇面を重視して企業選びをしている人にとっても、ホワイト業界のメーカーを目指すのは非常に優れた選択といえるでしょう。
ライバルの認知度が低いことは、文系出身者ならではのメリット。経営状態や待遇面の観点でも魅力的要素が多いから、本当にかなりおすすめの選択肢だよ!
文系出身者を求めるメーカー系優良企業の探し方
次にこの章では、文系出身者を求めるメーカー系優良企業の探し方を共有します。
記事内で紹介した企業だけでは候補が足りないと思いますし、人によって希望条件は異なるため個々人が探し方を知っておくことが重要だからです。
注意点として先にお伝えしておくと、マイナビやリクナビなどだけを使っていても穴場の優良メーカーはまず見つかりません。
ここでは僕が考えるおすすめの探し方を5つピックアップしたので、何から手をつけるべきかイメージできていない人はぜひ参考にしてください!
【文系出身者を求めるメーカー系優良企業の探し方】
- 就活エージェントに企業を紹介してもらう
- 逆求人型サイトを使って自分と相性のよい企業と出会う
- 口コミサイトを参考にする
- 優良企業の特徴から穴場メーカーを探す
- 就職四季報を活用する
探し方① 就活エージェントに企業を紹介してもらう
僕がもっともおすすめしたいのは、就活エージェントを活用することです。
就活エージェントとは、人材会社が無料で就活をサポートしてくれるサービスのこと。
具体的には、次のような支援をしてくれるサービスです。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
実際に支援をしてくれるのは就活市場を専門にするキャリアアドバイザーで、この方たちは世の中に存在する優良企業の情報を豊富に持っています。
よって希望条件を伝えると、条件を満たすような優良メーカーをすぐにピックアップしてくれるんですよね。
求人紹介以外に選考支援や悩み相談などにも対応しているので、必要に応じて依頼すると就活全体をスムーズに進められますよ。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
探し方② 逆求人型サイトを使って自分と相性のよい企業と出会う
2つ目におすすめの方法は、逆求人型サイトを活用することです。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録すると自分に興味を持った企業からスカウトが届くサービスのこと。
逆求人型サイトでは自分に興味を持ってくれた企業からしかスカウトが届きません。
よって自分と相性のよい企業とのみ、効率的につながれるんですよね。
もちろんすべてのスカウトが魅力的な企業から届くとは限りませんが、優良メーカーとの接点を増やしたいなら活用しないと損です。
利用経験がないと不安に思うかもしれませんが、この記事で紹介するような優良企業からスカウトが届くことも決して珍しくないですよ。
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「キミスカ」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
探し方③ 口コミサイトを参考にする
口コミサイトを利用して優良メーカーを探すのもおすすめですね。
口コミサイトには、企業で実際に勤務経験がある方の声が多数投稿されています。
よってこれらの声を見ると、自分が実際に働かなくとも企業の実態を把握できます。
口コミは匿名で投稿できるので、リアルな情報が集まりやすいんですよね。
具体的に利用すべき口コミサイトは以下のとおりです。
【おすすめの口コミサイト】
いずれも完全無料のサイトなので、安心して利用くださいね。
口コミサイト経由で優良メーカーを探すのは大変ですが、だからこそ穴場企業を見つけられたらライバルと差をつけられます。
もちろん気になる企業の評判を確認する際にもかなり有用なので、手間はかかりますが口コミサイトは最大限活用しましょう。
探し方④ 優良企業の特徴から穴場メーカーを探す
優良メーカーには、共通する特徴がいくつもあります。
たとえばこの記事で紹介した企業を見ても、休暇制度や福利厚生が充実している会社ばかりでしたよね。
つまりこれらの共通項を指標として企業を探すと、優良メーカーを見つけられます。
では、具体的にどんな指標を参考にすればよいのか。
結論、僕が考える優良企業に共通する特徴は以下のとおりです。
【優良企業に共通する特徴】
- 3年後離職率が30%未満
- 平均勤続年数が長い
- 残業時間が月25時間未満
- 年間休日数120日以上
- 有給消化率が高い
- 給与水準が高い
- 福利厚生が充実している
- 財務状況が安定している
- 働きやすい労働環境を整備している
優良企業に共通するこれらの特徴については、別記事で詳しく解説しました。
各特徴の理解を深めた上で就職先の候補を探したい人は、ぜひあわせて目を通してみてくださいね!
探し方⑤ 就職四季報を活用する
5つ目に紹介するのは、就職四季報を使った方法です。
具体的には、四季報に記載がある3年後離職率や平均残業時間・有給取得日数などの情報を比較することで穴場メーカーを探す方法ですね。
4つ目に紹介した「優良企業の共通点」のなかから項目を抜粋して比較すれば、自分が求めるような優良企業と出会える可能性があります。
会社に求める要素は人によって異なるので、自分の希望条件に合った会社を探しやすい点がこの手法のメリットですね。
口コミサイトで企業探しをするときと同様に大変な手法ですが、だからこそ差別化につながることは間違いありません。
就活では地味な作業にどれだけ本気で取り組めたかが結果を左右するので、本気で穴場メーカーを見つけたい人はぜひ実践してみてください。
ナビサイトを使う以外にも企業探しの方法はたくさんあるのですね…!
とくに無料の就活支援サービスを使うのはおすすめの方法だよ。口コミサイトや四季報で探す前に、まずは専門サービスで効率化できないか試してみてね!
文系出身者がメーカー系優良企業の内定を得るための必須対策
最後に本章では、優良メーカーの内定を得るための対策事項を共有します。
優良企業にはほかの就活生も入社したいと考えるものなので、一般的な会社と同じように選考に臨んでもそう簡単には内定を獲得できません。
よって差別化を意識して対策を練っておくことが重要なわけです。
とはいえ、どんな対策をすればよいかわからない人が多いですよね。
そこでここでは、僕が現役の就活生だったら最低限実施する4つの施策をピックアップしました。
優良メーカーの内定を勝ち取りたい文系学生は、ぜひ目を通してみてください。
【文系出身者が優良メーカーの内定を得るための対策】
- ほかの企業には通用しない志望動機を用意しておく
- エントリーシートの質を高めるための施策を打つ
- 自己分析を深めてメーカーで活かせる自身の強みを具体的に語れるようにする
- 他の求職者がやらないことを徹底的にやる
対策① ほかの企業には通用しない志望動機を用意しておく
まず第一にすべきは、その企業にしか通用しない志望動機を考えること。
非常に基本的な内容なんですが、意外とできていない就活生が多いんですよね。
僕はこれまでに数百人の就活生の志望動機を見てきましたが、競合他社にも通用するような内容を志望理由にしている人が大半な印象です。
採用側の視点で考えると、それではほかの就活生に埋もれてしまいますよね。
では具体的にどうすべきかというと、業界単位ではなく企業単位で志望動機を考えることが大切です。
なぜその業界を志望したのかはみんな考えるのですが、その先の理由については曖昧にしているものが少なくありません。
企業理念や事業内容などの情報を用いて「応募企業でなければならない理由」を語ってはじめて、その企業への熱意が伝わるわけです。
より具体的な改善方法は以下の記事で解説しました。
「浅い志望動機になっていることはわかるけど、いまいち改善法がわからない」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
対策② エントリーシートの質を高めるための施策を打つ
2つ目に実践すべきは、エントリーシートの質を高める施策を打つこと。
言わずもがなですが、内定獲得に向けて選考を進めていくためにはまず書類選考に通過しないといけません。
ただ志望動機と同様で、ある程度内容を考えたらそのままの状態で企業に提出してしまう就活生が多いんですよね。
もちろんそれで通ればいいのですが、基本的に書類提出は一度しかできないので、落ちてしまったら取り返しがつかない事態になります。
僕自身は現役時代に次の施策を実践して、書類選考の通過率は9割以上でした。
【エントリーシートの質を高める3つの施策】
- 過去の通過エントリーシートを見るようにする
- 逆求人サイトを利用して人事からフィードバックをもらう
- 中小規模の合同説明会に参加して人事から直接フィードバックをもらう
面倒に感じるような作業もあるかもしれませんが、就活ではやはりこういった地味な努力が結果につながるんですよね。
これらの施策の詳細についても別記事で共有しました。
エントリーシートで内定獲得の可能性を失いたくない就活生は、ぜひ一度目を通すことをおすすめします。
対策③ 自己分析を深めてメーカーで活かせる自身の強みを具体的に語れるようにする
次にメーカー系優良企業に就職を決める上でやるべきことは、深い自己分析による強みの明確化ですね。
結局のところ、会社側が見ているのって「その人を採用したら自社にどんなメリットがあるか?」ですよね。
そしてメリットを与えるための要因となるのは「強み」に他ならない。
弱みや当たり前の能力がその会社にメリットを与えることはほとんどなく、メリットを与えるのはその人ならではの強みからです。
強みと言っても重く考える必要はありません。
「自分って強みないんだよね」という人と話すことがありますが、話していると「聞き上手じゃん!」とか「信頼できるよね」とか「安心感があるよね」「挨拶が気持ち良いよね」「テキパキしてるよね」などなど、本人は強みと思っていない強みが見えてくる。
こうしたことがあるので、自己分析だけでなく、他己分析を取り入れるなど。
とにかく自己理解を深め、自分の強みを明確化してください。
強みを上手に伝えることで、面接官は「なるほど、君を採用するとうちの会社にこんなメリットがあるんだな」と感じてくれて、採用に至るのです。
対策④ 他の求職者がやらないことを徹底的にやる
そして最後に、僕が就活生の時に意識していたことを共有します。
それは「他の求職者がやらないことを徹底的にやる」ということでした。
人事や面接官の立場に立って考えた時に、結局のところ「記憶に残っている人物かどうか」という点が超重要。
記憶に残すには他の求職者と差別化するのが1番。
そこで僕は具体的に以下のようなことを徹底してやっていました。
【他の求職者と差別化するための行動例】
- エントリーシートは依頼があった日に作成して即日に速達で送る
- 面接当日の朝に「本日は宜しくお願いします」という旨のメール送信
- 面接後に「本日はありがとうございました」という旨のメール送信
- 面接の逆質問にてその企業で使えるような若者視点のアイデアを披露
たまに「そんなことやっていいんですか?」「そこまでやっていいんですか?」と聞かれることがあります。
別にこれらをやって嫌がられても良くないですか?
そもそもこうした丁寧な行動を評価しない企業に、僕は入社したいと思わない。
自分がされた時に「嬉しいな」「良いな」「丁寧な人だな」と思うような行動は自信を持ってやってください。
それが武器となり、信念になり、自信に繋がりますから!!
内定獲得に向けてできることはたくさんあるけど、志望動機とエントリーシートの質アップはとくに重要。優良企業探しと同時並行で、ぜひ取り組んでみてね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
文系出身者におすすめのホワイト業界や優良企業、候補探しの方法や内定獲得に向けた対策事項などについて網羅的に解説しました。
長期的に安定して働けたり待遇面が優れていたりするメーカーは、文系出身者にも非常におすすめの就職先です。
他業界の人気企業と比べると倍率が低くなりやすいので、その点でもメーカーを志望するのは優れた選択といえるかもしれません。
本記事で紹介したような方法で企業探しや対策をすれば、ほかの就活生とは差をつけられます。
面倒に感じる内容でもじっくり時間をかけて取り組み、ぜひ心から納得できるような企業から内定を勝ち取ってくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【メーカーの優良企業35選】業界や規模別に働きやすい企業を厳選紹介!」も読んでみてください。
文理を問わず、7つの業界別におすすめの優良メーカーを紹介しています。
この記事で取り上げていない企業も多く紹介しているので、応募先の候補を増やしたい人はぜひあわせて目を通してみてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- メーカーを志望する就活生には、食品・化学・医薬品業界のモノづくり企業がおすすめである。
- 優良メーカーは文系学生からの知名度が低く、比較的低い倍率で選考に臨める可能性がある。
- 穴場の優良メーカーを見つけたいなら、就活エージェントや逆求人型サイトを利用すべきである。
- 本気で優良企業の内定を得たいなら、最低限の対策として志望動機・エントリーシートの質アップに全力で取り組むべきである。