就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は、建材メーカーのホワイト企業について解説していきます。
建材メーカーは、木材やコンクリートなどの建築に使う資材や、トイレやキッチンなどの住宅設備機器の開発・製造・販売を手掛ける会社です。
普段の生活で身の回りにある製品を扱っているだけあって、就活生からの人気も毎年高いメーカーですね。
ただ、自分が働く会社を決める際には、ホワイト度が高い企業から応募先を選定したいですよね。
そこで今回は、建材メーカーの概要とホワイト企業を見分ける指標を共有したのちに、おすすめ企業を23社紹介していきます。
後半では、建材メーカーのホワイト企業に新卒入社・転職するための対策事項も共有しますよ。
建材メーカーの優良企業で働きたい人は、ぜひ最後まで読み進めてみてください!
人気のある建材メーカー業界のホワイト企業は気になりますね。
そうだよね。知名度のある企業から隠れ優良企業まで、しっかりとした基準で厳選しているから、ぜひ参考にしてほしい!
- 建材メーカーのホワイト企業ランキング一覧
- 建材メーカーのホワイト企業を見分ける5つの指標
- 建材メーカーのホワイト企業ランキング|売上高編
- 建材メーカーのホワイト企業ランキング|勤続年数編
- 建材メーカーのホワイト企業ランキング|平均年収編
- 【基礎知識】建材メーカーとは?
- 建材メーカーのホワイト企業を探す方法|新卒向け
- 【転職者向け】建材メーカーのホワイト企業に転職する方法
- 本記事の要点まとめ
建材メーカーのホワイト企業ランキング一覧
はじめに、建材メーカーのホワイト企業ランキングを一覧でご紹介しますね!
今回は「売上高」「勤続年数」「平均年収」の3つの軸で、優良企業をピックアップしました。
売上高 | |
---|---|
1位 | 株式会社LIXILグループ |
2位 | TOTO株式会社 |
3位 | 三和ホールディングス株式会社 |
4位 | リンナイ株式会社 |
5位 | 三協立山株式会社 |
6位 | 株式会社ノーリツ |
7位 | タカラスタンダード株式会社 |
8位 | 大建工業株式会社 |
9位 | アイカ工業株式会社 |
10位 | 文化シヤッター株式会社 |
勤続年数 | |
---|---|
1位 | 三協立山株式会社 |
2位 | 不二サッシ株式会社 |
3位 | 株式会社長府製作所 |
4位 | 株式会社ノダ |
5位 | 株式会社三洋工業 |
6位 | 大建工業株式会社 |
7位 | 永大産業株式会社 |
8位 | 文化シヤッター株式会社 |
9位 | 日本パワーファスニング株式会社 |
10位 | 株式会社ウッドワン |
平均年収 | |
---|---|
1位 | 株式会社LIXILグループ |
2位 | 三和ホールディングス株式会社 |
3位 | ホーチキ株式会社 |
4位 | 文化シヤッター株式会社 |
5位 | TOTO株式会社 |
6位 | 能美防災株式会社 |
7位 | アイカ工業株式会社 |
8位 | 高橋カーテンウォール工業株式会社 |
9位 | リンナイ株式会社 |
10位 | 株式会社ノーリツ |
知っている企業もあれば、初めて聞く企業もあったのではないでしょうか?
上記を見てわかるとおり、複数の軸でランクインしているホワイト企業もありました。
ただ、ホワイト企業といっても何を重視するのかは人によってちがいますよね。
企業の売上高や安定性を見る人もいれば、平均年収を軸にホワイト企業か判断する人もいるでしょう。
大事なのは、自分にとってのホワイト企業を探すことです。
そこでおすすめなのが、逆求人サイトを利用する方法。
逆求人サイトとは、プロフィールを入力しておくと企業からスカウトが届く求人サイトのことです。
企業はあなたのプロフィールを読んで「自社に合っていそうだな」と感じた学生に、スカウトを送っています。
つまり、スカウトが届いた企業には適性がある可能性が高いということ。
あなたに合うホワイト企業との接点を、効率的に増やせるのでぜひ活用してみてください!
僕はこれまで200以上のサイトを見てきましたが、逆求人サイトの中でも利用すべきは「キミスカ」一択です。
キミスカは、有名企業から中小企業まで幅広く利用している大手逆求人サイト。
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建材メーカーのホワイト企業を見分ける5つの指標
次に、建材メーカーのホワイト企業を見分けるための指標を紹介します。
建材メーカーに限らず、働きやすい環境が整ったホワイト企業には共通する特徴がいくつかあるんですよね。
次の章から紹介する建材メーカーのホワイト企業も、以下の指標をもとに抜粋しました。
ほかの業界の優良企業を見分ける際にもそのまま活用できるので、ホワイト企業に入社したい人はぜひ一度目を通してみてください!
【建材メーカーのホワイト企業を見分ける指標】
- 福利厚生が充実しているか
- 有休取得率が高いか
- 業績が安定しているか
- 平均勤続年数が長いか
- 平均年収が高いか
指標① 福利厚生が充実しているか
1つ目の指標は、福利厚生の充実度です。
そもそも福利厚生とは、給与やボーナスといった基本的な報酬以外に、企業が従業員やその家族に対して提供するサービスのこと。
福利厚生には、大きく以下の2種類があります。
健康保険や厚生年金などの法定福利厚生は、どの会社でも整備されています。
よって、優良企業を見分けるための判断材料にはなりません。
ホワイト企業を見分ける際に指標となるのは、法定外の福利厚生です。
住宅手当や社員食堂などは整備が必須ではないので、これらを福利厚生として用意している会社は社員を大切にしていることが多いんですよね。
逆に社員の働きやすさを重視していない会社は、法定福利厚生しか整備していないことも多いので注意が必要です。
ちなみに、各社が整備する福利厚生は公式HPなどで確認できます。
大手だけでなく中小企業でも充実した福利厚生を整備する会社はあるので、応募を検討する際には必ずチェックしておきましょう。
指標② 有休取得率が高いか
2つ目の指標は、有休取得率の高さです。
ホワイト企業はワークライフバランスの実現を重視していることが多く、社員のプライベートの充実を尊重してくれます。
よって一般的な企業よりも有休を取得しやすい雰囲気があり、全体の取得率平均も高くなりやすいです。
有休取得には上司の承認を得るために申請をする必要があるので、休みを取りやすい環境かどうかはかなり大きな要素なんですよね。
では具体的にどのくらいの取得率なら、有休を取得しやすい環境といえるのか。
明確な基準値を示すために、ここでは厚生労働省が公表している有給休暇の取得率平均をまとめたデータを紹介しますね。
引用:厚生労働省「令和2年就労条件総合調査の概況」
上記をもとに判断すると、有休取得日数10日・有休取得率56%以上がホワイト度を判断する際の一つの指標となりそうです。
この指標以上の実績がある会社なら、比較的プライベートを充実させやすいといえるでしょう。
なお、法律では年5日以上の有休取得が企業に義務付けられています。
取得率平均が5日に近い会社はブラック企業の可能性が高いので、もし見つけたら迷わず避けてくださいね。
指標③ 業績が安定しているか
3つ目の指標は、会社の業績が安定しているかどうかです。
業績が不安定な会社は余剰資金が少ないので、社員に対して快適な労働環境を提供できません。
お金に余裕がない状態では、給料アップや待遇改善などをしてもらえるとは思えないですよね。
また経営状態が不安定な会社に就職すると、業績が悪化した際にリストラや倒産に巻き込まれてしまうリスクもあります。
長期的に快適な労働環境で働くためには、経営状態が安定した会社に就職することが重要なわけですね。
では会社の業績を確認する際には、具体的に何を見たらよいのか。
結論、経営状態を判断する際には、売上高だけでなく利益率を見ることが大切です。
いくら売上高が優れていても、利益率が低いと会社に余裕は生まれません。
待遇改善にお金を使う余裕がある会社に就職するためにも、応募先を厳選する際には業績をチェックしましょう。
指標④ 平均勤続年数が長いか
4つ目の指標は、平均勤続年数が長いかどうかです。
当たり前のことですが、ホワイト企業では短期間でやめたいと考える社員がほとんどいません。
他社より給料がよかったり、福利厚生が充実していたりしたら、わざわざ転職活動をして会社を変えようとは思わないですよね。
よって働きやすい環境が整ったホワイト企業では、離職率が低く平均勤続年数が長くなる傾向があります。
逆にブラックな会社では、離職率が高く平均勤続年数が短くなりやすいです。
平均勤続年数を見ることで、会社のホワイト度を判断できるわけですね。
明確な数値として出る部分なのでごまかしが効きませんし、ブラック企業を見極める上でも効果的です。
検索をすればさくっと調べられる部分なので、気になる会社が見つかったら欠かさず確認しておきましょう。
指標⑤ 平均年収が高いか
最後5つ目の指標は、平均年収が高いかどうかです。
ホワイト企業は経営状態に余裕があるので、事業によって得た利益を給料やボーナスとして社員に還元します。
社員のことを大切にしているので、感謝の気持ちとして給料などに積極的に反映してくれるんですよね。
もちろん給料がすべてではありませんが、平均年収の高さがホワイト度を見分ける指標となることも事実です。
平均年収を確認せずに就職先を決める人は少ないと思いますが、優良企業に入社するためにも期待できる収入は事前に確認しておきましょう。
ホワイト企業の特徴・ホワイト企業に入社する方法まとめ
建材メーカーのホワイト企業を見分ける指標を5つ紹介しました。
しかし、ホワイト企業に共通する特徴は上記の5つだけではありません。
そのほかの指標については「【ホワイト企業の特徴とは?】重要な15の特徴を一覧で共有!」でまとめています。
ホワイト企業に入社する可能性を少しでも高めたい人は、ぜひ一度目を通してみてくださいね!
ちなみに、就活攻略論ではホワイト企業に入社するための立ち回りをまとめた記事も用意しています。
結論部分だけ共有すると、以下のとおりです。
【ホワイト企業に入社するための立ち回り】
- 逆求人サイトを利用して自分を評価しやすい企業と繋がる
- 口コミサイトでホワイト企業の条件を満たすか調べる
- ES閲覧サイトやエージェントを活用して選考突破する
- 内定獲得後に社員さんにOB訪問して最終確認する
キミスカなどの逆求人サイトや口コミサイトなど、完全無料で使えるサービスだけを使った方法です。
7年以上に渡って就活を研究してきた僕が考える最適解ですね。
非常に効率的かつ成功確度の高い方法なので、ホワイト企業に入るための具体的な対策ができていない人はぜひ参考にしてくださいね!
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適切な対策をすればホワイト企業に入社することは十分可能だよ。ストレスなく働きたい人やプライベートを充実させたい人は、戦略的に就活を進めようね!
建材メーカーのホワイト企業ランキング|売上高編
ではここから、建材メーカーのホワイト企業を具体的に紹介していきます。
まずは、売上高が高い建材メーカーのホワイト企業についてです。
今回は「建材メーカーの売上高ランキング」を参考にして、上位の10社をピックアップしました。
各社の概要やおすすめポイントについて、順に確認していきましょう。
【売上高が高い建材メーカーのホワイト企業ランキング】
- 株式会社LIXILグループ
- TOTO株式会社
- 三和ホールディングス株式会社
- リンナイ株式会社
- 三協立山株式会社
- 株式会社ノーリツ
- タカラスタンダード株式会社
- 大建工業株式会社
- アイカ工業株式会社
- 文化シヤッター株式会社
引用:転職ステーション「住宅設備・建材メーカーの売上高ランキング」
1位:株式会社LIXILグループ
企業HP:株式会社LIXILグループ
主な勤務地:全国
事業内容:ウォーターテクノロジー事業、ハウジングテクノロジー事業、ビルディングテクノロジー事業、住宅・サービス事業等など
【ホワイト企業ポイント】
株式会社LIXILグループは、住まいの夢を実現する製品・サービスの提供を通じて、世の中に価値提供している建材メーカーです。
具体的には、トイレやお風呂などの水回りの製品がとくに有名ですね。
LIXILグループは、建材メーカーの売上高ランキングで1位となりました。
同社の売上高は、1兆7864億4700万円となっています。
完全週休2日制(土日)で、年間休日は129日(2019年度実績)です。
大手だけあって独身寮や社宅・テレワーク制度なども完備されており、文句なしのホワイト企業といえるでしょう。
2位:TOTO株式会社
企業HP:TOTO株式会社
主な勤務地:全国
事業内容:住宅設備機器関連の研究・開発・設計・製造・販売、国内外設備機器販売店への水まわり商品のコンサルティング営業など
【ホワイト企業ポイント】
TOTO株式会社は、住宅設備機器関連の事業を中心に利益をあげている会社です。
LIXILグループと同様に、トイレや洗面器などの衛生陶器がとくに有名ですね。
TOTO株式会社の売上高は、5738億1900万円でした。
建材メーカーのなかでは2番目に優れた値で、圧倒的な売上高となっています。
完全週休2日制(土・日・祝)で、年間休日は123日です。
社宅や保養所があったり、カフェテリアプランを採用していたりするので、働きやすい環境でしょう。
3位:三和ホールディングス株式会社
企業HP:三和ホールディングス株式会社
主な勤務地:全国
事業内容:当社グループの事業会社の株式を保有することにより事業活動を支配、管理
【ホワイト企業ポイント】
三和ホールディングス株式会社は、同グループの小会社(三和シヤッター工業、昭和フロント、沖縄三和シヤッター、三和タジマなど)を統括する持株会社です。
シャッターやビル用のドアなどで、トップクラスのシェアを誇る建材メーカーですね。
三和ホールディングス株式会社の売上高は、3539億2200万円でした。
複数社を統括する会社ということもあり、高い売上高となっています。
同社では人材の募集がされていませんが、三和シヤッター工業などの小会社では採用活動がおこなわれています。
関連会社に興味がある人は、それぞれのHPや募集要項を確認するとよいでしょう。
4位:リンナイ株式会社
企業HP:リンナイ株式会社
主な勤務地:愛知県(技術職)、全国(事務営業職)
事業内容:熱エネルギー機器(厨房、給湯、空調)の開発・製造・販売など
【ホワイト企業ポイント】
リンナイ株式会社は、愛知県に本社を構える総合熱エネルギー機器メーカーです。
具体的には、ガスコンロや給湯機器・暖房システムなどを手掛けている会社ですね。
リンナイ株式会社の売上高は、3302億5600万円でした。
2020年度のボーナスの実績が5.74ヶ月であることから、会社の売上を社員に積極的に還元していることがわかります。
法定外の福利厚生を見ても、独身寮やリゾート会員・会員制スポーツクラブなど、魅力的なものが充実していました。
愛知県の建材メーカーに就職したい人にとっては、有力な選択肢となるでしょう。
5位:三協立山株式会社
企業HP:三協立山株式会社
主な勤務地:東京、愛知、大阪を始めとする全国(営業職)、富山(技術職)
事業内容:ビル用建材・住宅用建材・エクステリア建材の開発・製造・販売、 アルミニウムおよびその他金属の圧延加工品の製造・販売、アルミニウムおよびマグネシウムの鋳造・押出・加工ならびにその販売など
【ホワイト企業ポイント】
三協立山株式会社は、富山県に本社を構える建材メーカーです。
2012年に三協立山アルミ・三協マテリアル・タテヤマアドバンスが統合したことで誕生し、建材事業やマテリアル事業などを展開している会社ですね。
三協立山の売上高は、3208億1700万円でした。
数ある建材メーカーのなかでも5番目に高い優れた業績となっています。
完全週休2日制で、年間休日は123日です。
全国の非常に幅広い大学から採用実績があるので、アルミ建材やマグネシウム合金などに興味がある人は応募を検討してみるとよいでしょう。
6位:株式会社ノーリツ
企業HP:株式会社ノーリツ
主な勤務地:全国
事業内容:温水空調分野を中心とした住宅設備機器の製造、販売、サービス事業
【ホワイト企業ポイント】
株式会社ノーリツは、「お風呂は人を幸せにする」を創業の原点として、給湯機器やガスファンヒーターなどの製品を提供している建材メーカーです。
日本以外にアジア・北南米・欧州・オセアニアに拠点を置くなど、グローバル展開にも積極的な会社ですね。
株式会社ノーリツの売上高は、2146億4800万円でした。
完全週休2日制で、年間休日は120日以上となっています。
住宅手当やベネフィットステーション(各種会員割引サービス)もあるので、非常に働きやすい環境ですよ。
同社が第一志望の人は優先的に選考してもらえるので、本気で入社したい場合はその旨を伝えるとよいでしょう。
7位:タカラスタンダード株式会社
企業HP:タカラスタンダード株式会社
主な勤務地:全国
事業内容:総合住宅設備機器の製造・販売など
【ホワイト企業ポイント】
タカラスタンダード株式会社は、キッチンや浴室・洗面化粧台など数多くの住宅設備機器を製造・販売している建材メーカーです。
システムキッチンや洗面台などでは、国内でもトップクラスのシェアを誇る会社ですね。
タカラスタンダードの売上高は、1831億1400万円でした。
完全週休2日制で、年間休日は120日(2020年度実績)となっています。
実力主義の給与体系・評価制度を導入しているので、成果を出せば正当に評価してもらえる環境です。
若手のうちから責任の大きな仕事に挑戦したい人におすすめです。
8位:大建工業株式会社
企業HP:大建工業株式会社
主な勤務地:大阪府、東京都
事業内容:内装建材(住宅・公共商業施設向け)・設備機器などの製造販売、未利用資源を活用し環境に配慮した素材(インシュレーションボード、ダイロートン、MDF、ダイライト)の製造販売など
【ホワイト企業ポイント】
大建工業株式会社は、建材事業を中心にビジネスを展開している会社です。
内装建材・素材において、国内トップクラスのシェアを誇る建材メーカーですね。
大建工業の売上高は、建材メーカーのなかで8番目に高い値でした。
同社の売上高は、1688億4800万円となっています。
完全週休2日制(土日)で、年間休日は120日以上です。
住宅手当や食事手当・都市手当など法定外の福利厚生が充実しているので、金銭面で不満を感じることはまずないでしょう。
9位:アイカ工業株式会社
企業HP:アイカ工業株式会社
主な勤務地:全国
事業内容:化成品・機能材料・建装材・住器建材の製造・販売など
【ホワイト企業ポイント】
アイカ工業株式会社は、総合接着剤や樹脂製品・建材製品などを製造・販売している会社です。
とくに、国内シェア1位の「メラミン化粧板」を手掛けていることで有名ですね。
アイカ工業株式会社の売上高は、1516億3300万円でした。
完全週休2日制で、年間休日は126日(2020年度実績)となっています。
住宅手当や住宅貸付金制度があるので、毎月の家賃の負担を大きく軽減できます。
建材のほかに化成品などにも興味がある人には、ぴったりの会社でしょう。
10位:文化シヤッター株式会社
企業HP:文化シヤッター株式会社
主な勤務地:全国
事業内容:各種シャッター、住宅建材、ビル用建材の製造及び販売
【ホワイト企業ポイント】
文化シヤッター株式会社は、各種シャッターやビル用建材などを手掛けている総合建材メーカーです。
前述した「三和ホールディングス」の小会社である「三和シヤッター工業」の競合となる会社ですね。
文化シヤッター株式会社の売上高は、1458億5500万円でした。
建材メーカーのなかでは10位でしたが、非常に優れた業績となっています。
完全週休2日制(土日・祝)で、年間休日は124日です。
30歳の平均年収が600万円以上と高給を期待できる会社なので、収入面を重視する人にも有力な候補となるでしょう。
知名度が高い有名企業が多くランクインしたイメージでしたね!
確かにそうだね。ほかの指標のランキングも紹介するから、どんどん見ていこう!
建材メーカーのホワイト企業ランキング|勤続年数編
続いては、平均勤続年数が長い建材メーカーのホワイト企業です。
ランキングより上位10社を抽出したので、各社の概要について確認していきましょう。
【勤続年数が長い建材メーカーのホワイト企業ランキング】
- 三協立山株式会社
- 不二サッシ株式会社
- 株式会社長府製作所
- 株式会社ノダ
- 株式会社三洋工業
- 大建工業株式会社
- 永大産業株式会社
- 文化シヤッター株式会社
- 日本パワーファスニング株式会社
- 株式会社ウッドワン
引用:転職ステーション「住宅設備・建材メーカーの平均勤続年数ランキング」
1位:三協立山株式会社
企業HP:三協立山株式会社
主な勤務地:東京、愛知、大阪を始めとする全国(営業職)、富山(技術職)
事業内容:ビル用建材・住宅用建材・エクステリア建材の開発・製造・販売、 アルミニウムおよびその他金属の圧延加工品の製造・販売、アルミニウムおよびマグネシウムの鋳造・押出・加工ならびにその販売など
【ホワイト企業ポイント】
三協立山株式会社は、富山県に本社を構える建材メーカーです。
売上高ランキングでも5位に入っていた同社は、平均勤続年数ランキングで1位となりました。
三協立山の平均勤続年数は、22.1年となっています。
20年超えと非常に長い勤続年数となっており、居心地のよい会社であるとわかりますね。
複数のランキングで上位に入るのは、ホワイト度が高い証拠です。
同社の事業内容に興味がある人は、ぜひ入社を目指してみてください。
2位:不二サッシ株式会社
企業HP:不二サッシ株式会社
主な勤務地:関東、大阪、名古屋
事業内容:カーテンウォール、ビル用サッシその他の建築材料の製造・販売・施工、各種アルミニウム製品の製造・販売・施工、一般・産業廃棄物処理プラントの製造・販売・施工など
【ホワイト企業ポイント】
不二サッシ株式会社は、その名のとおりサッシ類の製造・販売などを中心に利益をあげている建材メーカーです。
とくにアルミサッシの分野に強く、業界の先駆けとなった会社ですね。
不二サッシ株式会社の平均勤続年数は、19.9年でした。
ランキングで2位に入るだけあって、優れた値となっています。
完全週休2日制で年間休日は123日(2021年度予定)なので、仕事とプライベートを両立しやすい環境です。
文系出身の施工管理者がいるなど、希望や適性を考慮して配属がおこなわれるので、自分に合った業務を担当したい人は応募を検討するとよいでしょう。
3位:株式会社長府製作所
企業HP:株式会社長府製作所
主な勤務地:全国
事業内容:石油・ガス・電気・太陽熱など様々なエネルギーに対応した各種給湯機器やシステムバス・システムキッチン、空調・暖房機器、ヒートポンプ式給湯器・ヒートポンプ式熱源機 等の住宅設備機器の開発・製造・販売
【ホワイト企業ポイント】
株式会社長府製作所は、石油・ガス給湯機器や住宅関連機器などの開発〜販売までを手掛けている建材メーカーです。
石油給湯器の分野では、業界トップクラスのシェアを誇る会社ですね。
長府製作所の平均勤続年数は、19年でした。
完全週休2日制(土日)で、年間休日は127日(2020年度)となっています。
住宅手当や社員寮があるので、毎月の家賃に悩まされることは少ないはずです。
転勤手当や単身赴任手当も整備されているので、転勤になっても安心ですね。
4位:株式会社ノダ
企業HP:株式会社ノダ
主な勤務地:静岡・東京(技術職)、東京、仙台、名古屋、大阪、博多(営業職)
事業内容:建材製品(内装材・外装下地材・住宅機器他)、繊維板、合板の製造、輸入、加工および販売
【ホワイト企業ポイント】
株式会社ノダは、床材やドア・階段といった内装建材などを製造・販売している建材メーカーです。
創業から119年もの歴史があり、住宅建築の世界では誰もが知っているような有名企業ですね。
株式会社ノダの平均勤続年数は、18.9年でした。
長期的に働く社員がほとんどであることから、労働環境が優れていると予想できます。
100年企業である同社は、ベトナムやタイ・フィリピンにも事業を展開しています。
グローバル志向の人材には挑戦する機会を与えられるので、将来的に海外で活躍したい人にも適した会社といえるでしょう。
5位:株式会社三洋工業
企業HP:株式会社三洋工業
主な勤務地:東京・埼玉・名古屋・大阪・広島・福岡・仙台
事業内容:金属建材及び建築材料の製造販売、内装材及び外装材の製造、販売ならびに工事請負、空調及び換気装置の設計、製作、関係機器の製造販売ならびに工事請負など
【ホワイト企業ポイント】
株式会社三洋工業は、高層ビルやマンションに使われる鋼製下地材やアルミ建材などを手掛けている総合金属建材メーカーです。
昭和23年に創業し、実に72以上の歴史がある老舗の会社ですね。
株式会社三洋工業の平均勤続年数は、18年でした。
完全週休2日制(土日)で、年間休日は127日(2021年度)となっています。
福利厚生として用意されている社宅や、家賃・光熱費を会社が負担してくれる独身寮制度が非常に魅力的ですね。
アットホームな職場環境なので、ストレスなく働けるホワイト企業に就職したい人は応募を検討するとよいでしょう。
6位:大建工業株式会社
企業HP:大建工業株式会社
主な勤務地:大阪府、東京都
事業内容:内装建材(住宅・公共商業施設向け)・設備機器などの製造販売、未利用資源を活用し環境に配慮した素材(インシュレーションボード、ダイロートン、MDF、ダイライト)の製造販売など
【ホワイト企業ポイント】
大建工業株式会社は、建材事業を中心にビジネスを展開している会社です。
売上高ランキングで8位だった同社は、平均勤続年数ランキングでも上位に入りました。
大建工業株式会社の平均勤続年数は、17.6年となっています。
複数の指標で優れた結果となっていることから、文句なしのホワイト企業といえるでしょう。
7位:永大産業株式会社
企業HP:永大産業株式会社
主な勤務地:全国
事業内容:住宅資材及び木質ボードの製造・販売
【ホワイト企業ポイント】
永大産業株式会社は、住宅資材などの製造・販売をおこなう総合住宅資材メーカーです。
具体的には、フローリングや室内ドア・クローゼットなどを手掛けている会社ですね。
永大産業株式会社の平均勤続年数は、17.3年でした。
土日・祝休みで、年間休日120日と一斉有休の4日間が休暇となっています。
ほかのホワイト企業と同様に、社宅や独身寮・住宅手当なども整備されていますよ。
木を使った住宅資材を通じて豊かな暮らしに貢献したい人は、同社の詳細な情報を調べてみるとよいでしょう。
8位:文化シヤッター株式会社
企業HP:文化シヤッター株式会社
主な勤務地:全国
事業内容:各種シャッター、住宅建材、ビル用建材の製造及び販売
【ホワイト企業ポイント】
文化シヤッター株式会社は、各種シャッターやビル用建材などを手掛けている総合建材メーカーです。
同社も、10位に入った売上高ランキングに続いて2回目の登場となりました。
文化シヤッター株式会社の平均勤続年数は、17.3年となっています。
よりホワイト度の高い会社で働きたい人は、入社を目指してみるとよいでしょう。
9位:日本パワーファスニング株式会社
企業HP:日本パワーファスニング株式会社
主な勤務地:全国(営業職)、茨城県・兵庫県・大阪府(技術職)
事業内容:住宅・建築用ファスナーおよびツールの開発・製造・販売
【ホワイト企業ポイント】
日本パワーファスニング株式会社は、ねじやアンカー・ボルトなどの工業用ファスナーを中心に事業を展開している会社です。
数多くの締結部品を製造・販売することで、世の中に価値提供している建材メーカーですね。
日本パワーファスニングの平均勤続年数は、16.9年でした。
全体的に穏やかな雰囲気があり、離職率が低く長期的に働く方が多くなっています。
過去の採用実績を見ると、関東圏の大学出身者が多い印象でした。
採用人数は5名程度と少数なので、少しでも気になる人は早めに応募するとよいでしょう。
10位:株式会社ウッドワン
企業HP:株式会社ウッドワン
主な勤務地:全国
事業内容:良質な木材を使用した床・壁・階段・ドア・収納システム・カウンターなどの内装建材の製造・販売、システムキッチン・システムバスなどの住宅設備機器などの販売、住宅等木質構造物の企画・設計など
【ホワイト企業ポイント】
株式会社ウッドワンは、内装建具や床材・キッチンなどを製造・販売している会社です。
ニュージーランドに保有する森林に木を植えて育てるところから取り組んでおり、自社に一貫生産体制があることが特徴的ですね。
株式会社ウッドワンの平均勤続年数は、16.8年でした。
建材メーカーのなかでは10位だったものの、非常に優れた勤続年数となっています。
転居を伴う転勤はないので、営業職志望の人でも安心して働けます。
無垢材に強いこだわりを持った会社なので、木を扱う建材メーカーに興味がある人にはこれ以上ないような会社でしょう。
2回目の登場となった会社が3つありましたね!
複数のランキングに登場する会社はホワイト企業の可能性が高いよ。もちろん入社難易度は低くないけど、優良企業を目指す人は積極的に挑戦してみてね。
建材メーカーのホワイト企業ランキング|平均年収編
最後に紹介するのは、平均年収が高い建材メーカーのホワイト企業です。
平均年収ランキングで上位に入ったのは、以下の10社でした。
【平均年収が高い建材メーカーのホワイト企業ランキング】
- 株式会社LIXILグループ(1,078万円)
- 三和ホールディングス株式会社(956万円)
- ホーチキ株式会社(707万円)
- 文化シヤッター株式会社(676万円)
- TOTO株式会社(672万円)
- 能美防災株式会社(656万円)
- アイカ工業株式会社(638万円)
- 高橋カーテンウォール工業株式会社(632万円)
- リンナイ株式会社(614万円)
- 株式会社ノーリツ(601万円)
引用:転職ステーション「住宅設備・建材メーカーの平均年収ランキング」
上記を見ると、600万円〜1,000万円超えの会社まであり、トップ10とはいえ大きな差があるとわかります。
また上記のうち7社は、前述のランキングで紹介した企業と重複していました。
よって本章では、新たに登場した3社のみ概要を解説していきます。
ホーチキ株式会社の概要
企業HP:ホーチキ株式会社
主な勤務地:全国
事業内容:総合防災システム・セキュリティシステム・情報通信システムの開発及び提供
【ホワイト企業ポイント】
ホーチキ株式会社は、快適な生活空間を実現するために、さまざまな安全システムを提供している会社です。
日本初の火災報知器を設置したことでも知られる会社ですね。
ホーチキ株式会社は、建材メーカーの平均年収ランキングで3位に入りました。
平均年収は、707万円となっています。
トップ10にはランクインしませんでしたが、平均勤続年数も14.1年(2020年3月末時点)と優れた値でした。
文理や学部学科に関わらず人材が募集されているので、仕事を通じて人々の安全に貢献したい人は入社を目指すとよいでしょう。
能美防災株式会社の概要
企業HP:能美防災株式会社
主な勤務地:全国
事業内容:災害から生命・財産を守る最新・最適な防災システムの研究開発・提供
【ホワイト企業ポイント】
能美防災株式会社は、自動火災報知設備や消火設備・防災システムなどを扱う防災メーカーです。
防災事業のパイオニアとして、100年以上に渡りビジネスを展開している会社ですね。
能美防災株式会社は、建材メーカーの平均年収ランキングで6位に入りました。
平均年収は、656万円となっています。
完全週休2日制(土日)で、年間休日は127日程度です。
独身寮・社宅や住宅手当などがあるので、毎月の固定費を安く抑えて働けるでしょう。
高橋カーテンウォール工業株式会社の概要
企業HP:高橋カーテンウォール工業株式会社
主な勤務地:東京都、大阪府、茨城県、滋賀県
事業内容:プレキャストコンクリートカーテンウォールの設計・製造・施工、建築用プレキャストコンクリート部材【N(T)認定】の設計・製造・施工、水施設・水空間・水環境の企画・提案・設計・施工など
【ホワイト企業ポイント】
高橋カーテンウォール工業株式会社は、プレキャストコンクリートカーテンウォールなどの外壁材の開発〜施工までを手掛ける会社です。
一般的な知名度は低いですが、同社の製品は東京都庁やグランフロント大阪などの有名な建物にも使われていますよ。
高橋カーテンウォール工業は、建材メーカーの平均年収ランキングで8位に入りました。
平均年収は、632万円となっています。
奨学金返済補助制度や住宅補助制度があるのも魅力的ですね。
勤務地がある程度限定されているので、全国転勤のある会社は避けたい人にもおすすめです。
建材メーカー以外のホワイト企業とは
ここまで建材メーカーに特化してホワイト企業を共有しました。
ただ、なかには建材メーカー以外のホワイト企業が知りたい就活生もいますよね。
就活攻略論では、企業規模などに応じていくつかの記事でホワイト企業を紹介しています。
それぞれ基準を満たした企業を多数掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
▼離職率と残業時間が低いホワイト企業まとめ
» 【ホワイト企業ランキング375選】”必見の優良企業”を一覧でまとめてみた!
▼中小のホワイト企業まとめ
» 【ホワイトな中小企業100選】企業一覧と「見分け方」解説!
▼穴場の優良ホワイト企業まとめ
仕事のモチベーションを維持する上で、給与水準は重要な要素。就職先の企業を決める際に収入面を重視する人は、ぜひ上位に入った会社を目指してみてね!
【基礎知識】建材メーカーとは?
ここで基礎知識として、建材メーカーの概要についてさくっと解説していきます。
業界理解が浅い状態で建材メーカーのホワイト企業を紹介しても、どの会社が自分に合っているか適切に判断できません。
以下の内容について解説していくので、現段階で建材メーカーの概要を把握できていない人はぜひ参考にしてください!
【建材メーカーの概要】
- 建材メーカーの大まかな分類
- 建材メーカーの主な職種・仕事内容
- 建材メーカーの平均年収
- 建材メーカーの将来性
建材メーカーの大まかな分類
はじめに紹介するのは、建材メーカーの大まかな分類です。
数多くある建材メーカーは、大きく以下の3つに分けられます。
【建材メーカーの大まかな分類】
- 構造材を扱う建材メーカー
柱や梁など、建物を支える構造材の製造・販売をおこなう - 仕上げ材を扱う建材メーカー
サッシや窓枠など、内外装のデザインに影響する仕上げ材を扱う - 住宅設備機器を扱う建材メーカー
トイレやキッチンなど、建物内部にある設備機器の開発〜販売をする
建材メーカーと聞いて一般的にイメージされるのは、住宅設備機器を扱うような会社かもしれません。
具体的には、LIXILやTOTOといった会社のことですね。
ただ建材メーカーには、住宅設備機器を扱うところ以外にも多くの会社があります。
住宅設備機器を扱う会社にこだわる人は別ですが、応募先の選択肢を増やしたいならほかの資材を扱うメーカーも視野に入れるとよいでしょう。
建材メーカーの主な職種・仕事内容
続いては、建材メーカーの主な職種・仕事内容を見ていきましょう。
入社してからギャップを感じないように、いずれ自分が担当することになる業務を事前に把握しておくことは非常に重要です。
【建材メーカーの主な職種・仕事内容】
- 研究開発・設計
世の中のニーズや既存技術などを総合的に判断して、新製品を開発する - 生産・施工
研究開発・設計チームが開発したものを、実際の製品として形にする - 営業
ほかの業界の営業と同様に、自社商品を購入・契約する顧客を開拓する
建材を扱うとはいえメーカーなので、基本的にはほかの製造業の会社と似た職種・仕事内容となっています。
理系であれば研究開発or生産をおこなう技術職、文系であれば営業職などを担当するイメージですね。
建材メーカーに限った話ではありませんが、採用選考に進んだ際には希望職種を聞かれることが一般的です。
自分が興味のある仕事を任せてもらえるように、希望職種を事前に考えておきましょう。
建材メーカーの平均年収
建材メーカーの大まかな分類や仕事内容などがわかったら、平均年収も確認しておきましょうか。
自分が就職する企業でどのくらいの収入を期待できるかは、やはり事前に把握しておきたいですよね。
建材メーカーとサラリーマンの平均年収を比較した結果は、以下のとおりです。
【建材メーカーとサラリーマンの平均年収】
- 建材メーカー:440万円
- サラリーマン:436万円
引用:マイナビAGENT「業種別平均年収ランキング | 不動産・建設 住宅・建材・エクステリア」
引用:国税庁「令和元年分民間給与実態統計調査」
建材メーカーの平均年収は、概ね全体の平均と同程度であるとわかります。
著しく高収入ではありませんが、通常よりも低収入で困ることもなさそうですね。
ただ、これはあくまでも平均値なので、建材メーカーのホワイト企業ではもっと多くの収入を得ている方も多くいます。
建材メーカーの将来性
建材メーカーへの就職を考えている人は、将来性も気になるかと思います。
将来性がない業界だと、就職しても将来的に路頭に迷ってしまいかねませんからね。
株式会社富士経済の調査によると、建材市場の予測は以下のとおり。
引用:富士経済「住宅設備・建材の国内市場を調査」
新型コロナウイルスの影響が大きかった2020年度との比較です。
人口の減少や人手不足などで、この先は新築住宅の建設自体は減ると予想されています。
一方で、新築だけでなくリフォーム需要が増えることで、市場全体としては伸びていく見込みです。
ただあくまでも予測なので、建材メーカーへの就職を考えている人は、こまめに市場動向をチェックしておいてくださいね。
なるほど。建材メーカーは3つの企業に分類でき、さらに職種・仕事内容も大きく3つに分けられるんですね。
そのとおりだよ。とくに企業の分類は絶対に知っておくべき基礎知識だから、建材メーカーを志望するなら必ず押さえておこうね。
建材メーカーのホワイト企業を探す方法|新卒向け
本章からは、建材メーカーのホワイト企業を探す方法を共有していきます。
どうやってホワイト企業を探せばいいのかわからない人はぜひ参考にしてください。
【建材メーカーのホワイト企業を探す方法】
- ホワイト企業に特化した求人サイトを使う
- 就活エージェントに優良企業を紹介してもらう
- 逆求人型サイトを利用してホワイト企業との接点を増やす
- 口コミサイトを見て企業のリアルな評判を確認する
探し方① ホワイト企業に特化した求人サイトを使う
建材メーカーのホワイト企業を見つけたいのであれば、ホワイト企業に特化した求人サイトを利用しましょう!
おすすめは、「ホワイト企業ナビ」というサイトです。
ホワイト企業ナビは僕が運営している求人サイトなのですが、ホワイト企業だけを厳選して掲載しているのがこだわり。
具体的には、以下の3点すべてを満たしたホワイト企業だけしか載せていません!
また入社後のミスマッチを減らせるよう、求人には仕事内容の他に「大変なこと」や「向いていない人」などについても記載しています。
自分に合うホワイトな建材メーカーを見つけたい人は、ぜひ一度ホワイト企業ナビを見てみてください!
これから求人数もどんどん増えていく予定なので、今のうちに登録しておくのがおすすめです。
探し方② 就活エージェントに優良企業を紹介してもらう
次におすすめの探し方は、就活エージェントを活用することです。
就活エージェントとは、面談を元にして自分に合った求人を紹介してもらえるサービスのこと。
就活エージェントは、完全無料で次のようなサービスを提供してくれます。
会員登録後に一度面談をして、そのときの内容をもとに求人紹介や選考支援をしてもらうイメージです。
これらのサービスを提供してくれるのは、就活市場に精通したキャリアアドバイザーです。
キャリアアドバイザーは数多くの就活生を支援しているので、自分の現状や就職先の希望などを伝えると、的確なアドバイスをくれるんですよね。
就活期間って意外と相談できる人がいないので、無料でプロの意見を聞けるサービスはありがたいですよ。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
探し方③ 逆求人型サイトを利用してホワイト企業との接点を増やす
3つ目におすすめの対策は、逆求人型サイトを活用することです。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録しておくと自分に興味を持った企業からスカウトが届く就活支援サービスのこと。
逆求人型サイトでは、自分のプロフィールの内容を評価した企業からのみオファーが届きます。
よって実質的に書類審査が通った企業とのみ、効率的につながれるんですよね。
実際スカウトをもらった企業の選考に進むと、スムーズに進むことが多いです。
もちろん、自分が興味のない企業の選考には進まなくてOKですよ。
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「キミスカ」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
探し方④ 口コミサイトを見て企業のリアルな評判を確認する
4つ目の対策は、口コミサイトで企業の内情を把握することです。
これは就活生だけでなく、転職希望者の方にも実践してほしい対策ですね。
というのも、企業のHPや募集要項の情報を見ただけでは、会社の内部事情をなかなかイメージできないからです。
しかも、求人ページなどでは美化した内容が書かれがちなので、すべてを鵜呑みにするとミスマッチにつながりかねないんですよね。
そこで、僕が活用すべきと考えるのが口コミサイトです。
口コミサイトには、企業で実際に働いている方・過去に勤務経験がある方のリアルな声が投稿されています。
よって、入社してからの後悔を防ぐ対策として非常に効果的なんですよね。
具体的に僕がおすすめする口コミサイトは、以下の4つです。
【おすすめの口コミサイト】
もちろん、上記のサイトもすべて完全無料で使えます。
口コミを見て内情をチェックすることは、ブラック企業を避ける上でも大切です。
少しの努力で将来の自分を助けられるので、応募を検討している企業があれば選考に進む前に評判を確認しておきましょう。
ちなみに、ここまでで紹介した4つのサービスのように、就活において有益なサービスはたくさんあります。
僕はこれまで7年以上就活を研究してきて、200以上の就活サービスを見てきました。
その中から、「いま僕が就活生だったらこれを使う!」というサービスを厳選してまとめた記事を用意しました!
おすすめ順にランキング形式でご紹介しているので、就活を有利に進めていきたい人はぜひ気になるサービスを使ってみてくださいね。
確かに実際に企業で働いた方の口コミを見れば、リアルな実情がわかりそうですね。
とくに退職した人は、素直な投稿をしていることが多いよ。早期退職をしないためにも、事前に集められる情報はすべてチェックしておこうね。
【転職者向け】建材メーカーのホワイト企業に転職する方法
では最後に、転職者に向けておすすめの対策事項を紹介していきます。
結論、建材メーカーのホワイト企業に転職したい方は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントは、前述した就活エージェントと同様に、求人紹介や選考支援・条件交渉などをサポートしてくれるサービスのこと。
自分に合った優良企業を紹介してくれたり、企業との調整作業を代行してくれたりするので、転職活動をするなら使わない手はありません。
しかし、どのサービスを使うべきかわからない人が大半でしょう。
そこで本章では、とくにおすすめの転職エージェントを2社紹介します。
【建材メーカーのホワイト企業に転職する方法】
- リクルートエージェントを利用する
- doda転職エージェントを利用する
おすすめ① リクルートエージェント
リクルートエージェントは、人材業界大手の株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。
求人数・転職支援実績ともに、業界No.1の実績をほこる転職エージェントですね。
リクルートエージェントは、約32万件もの求人を保有しています(2021年11月時点)。
うち10万件以上は、一般の求人サイトには掲載がない非公開求人なので、登録しないとかなりもったいない。
転職支援実績も豊富なので、初めて転職活動をおこなう人でも安心して内定獲得までの対策を進められますよ。
もっとも定番かつ間違いのないサービスなので、現職に不満があり転職を検討している方は、まずはリクルートエージェントに登録しておきましょう。
リクルートエージェント公式サイト:
おすすめ② doda転職エージェント
doda転職エージェントは、同じく人材業界大手のパーソルキャリア株式会社が運営する転職エージェントです。
約14万件の求人を保有しており、リクルートエージェント同様に業界トップクラスの規模をほこる定番の転職エージェントですね。
dodaは、転職活動に役立てられるツール類が充実しています。
たとえば、自分の適正年収を査定できたり、自分の強みや転職タイプを知れたりするツールを利用できますよ。
応募書類の添削や面接対策などもしてもらえるので、一人で転職活動を進めるのが不安な方でも安心して選考に臨めます。
リクルートエージェントと併用すればかなり広範囲の企業をカバーできるので、転職活動をおこなうならこの2社に登録しておきましょう。
doda転職エージェント公式サイト:
転職エージェントはほかにもたくさんあるけど、とりあえずこの2つに登録しておけばOK。さくっと登録して、まずは求人を覗いてみてね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
建材メーカーは身の回りの製品を扱っていることもあり、新卒者・転職希望者の両方から安定して人気の会社です。
ただ、公式HPや募集要項などの情報だけで応募先を決めてしまうと、入社後にギャップを感じて早期退職につながりかねません。
これは建材メーカーに限った話ではありませんが、エージェントや口コミサイトを活用することが、ブラック企業を避けるためには効果的です。
本記事で紹介したような有益なサイトを最大限に活用して、ぜひ自分が心から納得できるホワイト企業から内定を勝ち取ってくださいね。
ちなみに、この記事を読み終わったら「【業界研究のやり方】やること一覧を5ステップで徹底解説!」も読んでみてください。
業界研究のやり方について、5ステップで解説しています。
建材業界をはじめ、志望する業界を分析する際にぜひ参考にしてくださいね。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 建材メーカーは、木材やコンクリートなどの建築に使う資材や、トイレやキッチンなどの住宅設備機器の開発・製造・販売を手掛ける会社のこと。
- 働きやすい環境が整ったホワイト企業には共通する特徴があるので、共通項を指標として持ち、応募先を厳選することが大切である。
- 建材メーカーのホワイト企業に入社したいなら、エージェントサービスや口コミサイトを最大限活用すべきである。