就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
僕が就活生の時、とにかくホワイト企業に入社したいと考えていました。
なぜなら残業時間が短くて、休みが多くないと、プライベートを充実させられないと考えていたからです。
(人生って仕事だけじゃなくて、プライベートの充実とのバランスが大事だと考えている派です!)
ホワイト企業にこだわり続けた結果、今ではホワイト企業だけを掲載するホワイト企業ナビという求人サイトを立ち上げて、運営するほどになりました。
(数ではなく、とにかく質にこだわって運営しているサイトなので、ぜひ使ってもらえると嬉しいです!)
そんなホワイト企業にこだわりのある僕が、今回はホワイト企業の特徴を解説していきます。
「結局、ホワイト企業にはどんな特徴があるの?」と疑問に思っている方は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
ホワイト企業って、よくよく考えると抽象的な言葉なので、具体的にどんな特徴があるのか知りたいです。
今回は具体的な15の特徴を共有するよ!明確な数値なども示していくから、ぜひ参考にしてね!
- ホワイト企業とは?|ブラック企業との違い
- ホワイト企業の特徴【15選】
- ホワイト企業の特徴① 離職率が低い
- ホワイト企業の特徴② 平均勤続年数が長い
- ホワイト企業の特徴③ 有給取得率が高い
- ホワイト企業の特徴④ 福利厚生が充実している
- ホワイト企業の特徴⑤ 平均残業時間が少ない
- ホワイト企業の特徴⑥ 労働組合が存在する
- ホワイト企業の特徴⑦ 研修制度が充実している
- ホワイト企業の特徴⑧ 女性管理職が多い
- ホワイト企業の特徴⑨ 平均年齢のバランスが取れている
- ホワイト企業の特徴⑩ 基本給が高い
- ホワイト企業の特徴⑪ 休日数が多い
- ホワイト企業の特徴⑫ 明確な評価制度がある
- ホワイト企業の特徴⑬ コンプライアンスに厳しい
- ホワイト企業の特徴⑭ 業績が安定している
- ホワイト企業の特徴⑮ 内部留保が多い
- 【補足】とくに重視すべきホワイト企業の特徴5つ
- ホワイト企業に入社する方法
- ホワイト企業の見分け方|ブラック企業を回避するには
- ホワイト企業の特徴を満たしている企業一覧
- ホワイト企業に入社するメリット
- ホワイト企業に入社するデメリット
- ホワイト企業に関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
ホワイト企業とは?|ブラック企業との違い
最初にお願いがあります。
「大手企業=ホワイト企業」「中小企業=ブラック企業」というイメージは捨てちゃってください。
これは大きな間違いです!
厚生労働省では「ブラック企業=若者の使い捨てが疑われる企業等」として、以下の3つの特徴を挙げています。
【厚生労働省が言及するブラック企業の特徴】
- 労働者に対し、極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンスが低い
- このような状況下で労働者に対し、過度の選別を行う
この特徴をもとに、就活攻略論ではホワイト企業とブラック企業を定義しました。
以下のとおりです。
【就活攻略論におけるホワイト企業・ブラック企業の定義】
- ホワイト企業=社員を大切にする企業
- ブラック企業=社員を粗末に扱う企業
要するに”社員を大切にするかどうか”という点で基準を考えるということ。
「社員を大切にするかどうか」という指標であれば、以下のとおり一見して区別しやすいと思います。
よって就活攻略論では、「社員を大切にするかどうか」という指標でホワイト企業とブラック企業を定義しました。
その方がシンプルで分かりやすいですしね。
たしかに、ホワイト企業を「社員を大切にしている企業」と言い換えるとわかりやすいですね!
そうなんだよ。残業時間が多いも少ないも、それらは個人の価値観で良い悪いが決まるけど、「会社に大切にされていること」は誰もが必要とする要素だからね!
ホワイト企業の特徴【15選】
就活攻略論では「ホワイト企業=社員を大切にする企業」と定義しました。
これを基準にして、厳選した「ホワイト企業の特徴」を15個共有します。
【就活マンが考えるホワイト企業の特徴一覧】
- 離職率が低い
- 平均勤続年数が長い
- 有給取得率が高い
- 福利厚生が充実している
- 残業時間が少ない
- 労働組合が存在する
- 研修制度が充実している
- 女性管理職が多い
- 平均年齢のバランスが取れている
- 基本給が高い
- 休日数が多い
- 明確な評価制度がある
- コンプライアンスに厳しい
- 業績が安定している
- 内部留保が多い
ホワイト企業の特徴① 離職率が低い
ホワイト企業であれば辞めたいと思う方は少ないですよね。
つまり、離職率は低くなります。
そのなかで、新卒の方が注目すべきは「3年後離職率」。
入社してから3年以内に離職した割合の数字です。
引用:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」
業界ごとに違いはあるものの、日本の新卒3年後離職率の平均は3割前後。
つまり、3割を超えている企業は新卒が多く離職しているということ。
逆に1桁代の企業は離職者数が少なく社員を大切にする企業といえるでしょう。
この数値は就職四季報に掲載されているので、気になる企業は必ずチェックしてくださいね。
ホワイト企業の特徴② 平均勤続年数が長い
離職率同様、ホワイト企業であればその会社で長く働く社員も多くなります。
そのため平均勤続年数も長くなりますが、その際に以下の点に注意してください。
- 企業設立年も一緒にチェックすること
- 男女別に平均勤続年数を確認すること
設立年数自体が浅ければ、勤続年数も比例して短くなります。
また、男女によって勤続年数に大きな差がある場合、性別によって働きやすさが異なるリスクがありますので、注意が必要です。
ホワイト企業の特徴③ 有給取得率が高い
次の特徴は「有給取得率が高いかどうか」です。
有給を与えた上で、しっかりと有給を消化できる環境かは重要ですよね。
有給は社員に与えられた権利ですが、実際は取りにくい雰囲気の企業もあります。
僕の友人にも話を聞くと、「上司が有給を取らないから取りにくい」とか「有給を取ろうとするとグチグチ言われて取りづらい」という声を聞きます。
ですから、有給取得率が高いということは、それだけみんなが有給を取りやすい雰囲気ということ。
ワークライフバランスを考えたホワイト企業の特徴といえますね。
厚生労働省の調査によると、令和3年の有給休暇の取得率は平均で58.3%でした。
平均の取得日数は、10.3日。
引用:厚生労働省「令和4年就労条件総合調査の概況」
目安としては、平均を超える10日間がひとつの基準になるかと思います。
気になる企業の有給取得率が58%以上か、もしくは取得日数が10日を超えているかをチェックしてみてください。
なお、現在は法律により年間で5日の有給取得が企業に義務付けられています。
よって社員の有給取得日数が、法定ギリギリの5日が多い企業はブラックの可能性が高いと考えられますね。
ホワイト企業の特徴④ 福利厚生が充実している
福利厚生が充実していることも、社員を大切にしている証です。
福利厚生ときくと社会保険や通勤手当・資格取得支援などいろいろ思い浮かぶかと思いますが、実は「法律で定められたもの」と「会社独自のもの」の2つに分けられます。
法定のものは基本的にどの企業も実施しているため、あまり違いはありません。
そこで見るべきは「法定外」の福利厚生です。
法定外の福利厚生は企業によってさまざまなので、充実しているほど社員の働きやすさを考えたホワイト企業だといえるでしょう。
法定外の福利厚生としては、以下のようなものがあります。
【法定外の福利厚生】
- 住宅手当
- 社員食堂完備
- 資格取得支援費
- レジャー施設の割引
- アニバーサリー休暇
- 健康診断補助
- 託児施設
- 産前産後休暇
法定外の福利厚生が充実していると手取りの給料も大きく変わるので、業務だけでなく生活にも余裕がもてます。
福利厚生については、企業HPの採用カテゴリーなどで調べることができるので確認してみてください。
また、以下の記事にてホワイト企業の福利厚生について詳しく解説しています。
具体的な福利厚生の特徴などを共有しているので、ぜひ参考にしてください。
ホワイト企業の特徴⑤ 平均残業時間が少ない
平均残業時間が少ないのも、ホワイト企業の代表的な特徴ですね。
ホワイト企業といえど、忙しい時期には残業をする場合もあります。
よって、平均の残業時間をチェックしましょう。
以下はOpenWorkの残業時間の調査結果ですが、以前より平均残業時間が減っていることがわかりますね。
▼日本の残業時間の推移
引用:Openwork「日本の残業時間定点観測」
▼月間平均残業時間
引用:Openwork「日本の残業時間定点観測」
直近の平均残業時間は24時間前後。
よって、平均残業時間が25時間以下かどうかを目安にするとよいでしょう。
ホワイト企業の特徴⑥ 労働組合が存在する
労働組合があるかどうかも、ホワイト企業の一つの基準になります。
労働組合は社員で構成され、企業に待遇改善などを求める組織です。
つまりこの組織がない場合、企業との交渉は基本的に個人で行うことになります。
注意してほしいのは、中小企業の場合、そもそも労働組合自体がない場合も多いため、労働組合がなくてもホワイト企業であるパターンがあります。
よって、この特徴は大企業向きの特徴になります。
労働組合の有無を調べる方法として、就職四季報のほか「日本労働組合総連合会のサイト」で検索する方法がありますよ。
ホワイト企業の特徴⑦ 研修制度が充実している
「研修制度が充実しているか」という点もホワイト企業の特徴として挙げられます。
新卒研修のほか入社3年目、役職ごとの研修など、研修制度が充実しているということは社員の成長を重視している企業ですからね。
反対に、新卒入社後の数日のみ研修を行い、そのまますぐに営業現場に放り出すなんてこともあります。
放任主義などといえば聞こえはいいですが、これはただの無責任。
それだと実績も残せないですし、辞めたくなるのは当たり前。
就活攻略論では社員を大切にするのがホワイト企業という定義のため、研修制度の充実はホワイト企業に欠かせない特徴の一つといえます。
研修制度については、企業HPのほか説明会などでも各企業が積極的に発信しているので、ぜひ参考にしてホワイト企業かを判断するといいですね!
ちなみに、企業説明会で一切研修制度には触れず、圧倒的成長などと謳っている企業には要注意。
現場で叩き上げるという魂胆が垣間見えます。
ホワイト企業の特徴⑧ 女性管理職が多い
ホワイト企業は、女性管理職が多いのも特徴です。
今は国をあげて女性の社会進出・活躍を推進しています。
女性の社会進出や継続した雇用のためには、産休や育休制度の充実が不可欠です。
女性の管理職が多いということは、それだけ女性が長く働きやすい環境が整っている証拠なんですよね。
女性の管理職の割合は企業のHPなどで掲載されています。
むしろ女性の活躍を推進している企業ほどHPで積極的に発信している印象ですね。
また、女性従業員の割合や育休取得率などは、厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」でも調べられるのでチェックしてみてくださいね。
ホワイト企業の特徴⑨ 平均年齢のバランスが取れている
社員の平均年齢のバランスが取れていることも、ホワイト企業の特徴です。
ホワイト企業であれば、社員が長く働いているため、平均年齢も中間の40歳前後になるかと思います。
事実、2020年度上場企業の平均年齢は、41.4歳なので、目安として40歳を一つの基準にするといいでしょう。
引用:東京商工リサーチ「2019年3月期決算上場企業1,841社「従業員平均年齢」調査」
一方で、従業員の平均年齢が20代前半など極端に若い場合は要注意。
継続年数に直結しますが、入社してもどんどん辞めてしまっている可能性大です。
入れ替わりが激しいため、人材が育っていない状況です。
滅多に見ませんが、極端に年齢が高い場合も危険です。
若い人材が入っていない状況のため、将来性の面でリスクがあります。
ホワイト企業の特徴⑩ 基本給が高い
ホワイト企業は、基本給も高いのが特徴です。
きちんと働いた分だけ形にして評価してくれるんですね。
また、基本給が高いということはそれだけ会社の業績が安定していることの証拠でもあります。
就活生が気をつけてほしいのは、求人を見るときに「基本給」を見ることです。
ボーナスの計算は「基本給 × ◯ヵ月」になるからです。
求人の給与の部分が「総支給額」などと記載されている場合は要注意。
ぱっと見高く見えますが、手当や固定残業代が含まれた合計の金額の可能性が高いからです。
たとえば、家賃手当を含めた金額を書くことで「うちの会社、めちゃくちゃ給料高いでしょ!」と思わせる作戦だったりします。
また、約◯万円といった曖昧な書き方だったり、社員のモデル年収が300万~600万など幅が広すぎる場合も要注意!
基本給をぼかすことで、ボーナス支給額を抑えようとする狙いがあるんですよね。
ホワイト企業であれば、基本給をはっきりと記載しています。
必ず給与の内訳を確認し、基本給を見ておきましょう。
ホワイト企業の特徴⑪ 休日数が多い
休日数が多いのもホワイト企業の特徴のひとつ。
ここでいう休日数は、有給休暇や特別休暇は含まず、「土日祝や夏季休暇・年末年始の休暇の合計日数」です。
目安としては、年間の休日が120日以上はあるのがホワイト企業。
毎週土日と祝日、お盆、正月の休みを合計すると120日ほどになります。
労働基準法では、年間休日105日がギリギリのラインとして定められています。
よって、年間休日が105日に近い企業ほどブラックの可能性が高いと考えられるでしょう。
ホワイト企業の特徴⑫ 明確な評価制度がある
ホワイト企業には、明確な評価制度があるのも特徴です。
評価制度が明確だと、何をどれくらい頑張ればいいのかがわかりますし、がんばった分だけしっかり評価してもらえます。
社員を正当に評価するために、明確な基準を決めている会社はホワイト企業といえるでしょう。
逆に、評価制度があいまいだと、どれだけがんばっても評価してもらえず昇給や昇格にもつながらないのでモチベーションは維持できません。
また、基準が明確になっていないと、社歴が長いというだけで結果を出していない人が昇格していって不満を感じることもあるでしょう。
がんばりをしっかり評価してもらうためにも、評価制度が明確なホワイト企業を選ぶのをおすすめします。
企業の評価制度を知るにはHPで調べるほか、OB訪問や企業説明会など現役社員に直接聞くのもいいですね!
ホワイト企業の特徴⑬ コンプライアンスに厳しい
ホワイト企業は、コンプライアンスにも厳しいのが特徴。
企業コンプライアンスは社員をどれだけ大切にしているかに直結する部分です。
ホワイト企業では、ハラスメントを受けたときに通報できるシステムを作っていたり、定期的なメンタルヘルス面談を取り入れている場合があります。
逆にハラスメントなどの問題を無視し、とにかく利益を上げれば良し、我慢できないなら社員を入れ替えればいいという考えの企業こそ、ブラック企業の典型です。
企業のHPでハラスメント対策などを行っている場合は記載があるので、事前に調べておきましょう。
ホワイト企業の特徴⑭ 業績が安定している
社員を大切に扱うためには、業績の安定は必要不可欠です。
なぜなら、不安定な業績では、これまで挙げたようなホワイト企業の特徴を実現することは到底不可能だから。
(お金がない人が、心に余裕を持てないのと一緒ですね。)
業績が安定しているから基本給が高く、休みもあり、福利厚生も充実する。
業績について調べるには、就職四季報を活用しましょう。
ここで注意したいのは、売上だけでなく利益率も見ること。
売上が高いのに利益率が低いと、健全な経営とはいえません。
売上と利益が両方とも伸びている企業こそ、ホワイト企業の特徴です!
ホワイト企業の特徴⑮ 内部留保が多い
内部留保が多いのもホワイト企業の特徴です。
内部留保とは、簡単に言うと「企業の貯金」。
「貯金が大きい=資金力がある=安定している」という構図ですね。
新型コロナウイルスによる経済悪化のような不測の事態に対応するための備えでもあるため、社員を守るためにも必要になってきます。
よって、ホワイト企業の特徴といえますね。
調べ方としては会社四季報を確認しましょう。
会社四季報の「利益余剰金=内部留保」のことです。
会社四季報は未上場版もあるため、通常のものに目当ての企業がなければ確認してみてください。
【補足】とくに重視すべきホワイト企業の特徴5つ
ホワイト企業の15の特徴を共有しましたが、すべてをチェックするのはかなりの手間がかかりますよね。
そこで15の特徴の中でも、特に重視すべき特徴について共有しておきます。
僕自身、以下の5つの特徴は就活生時代にも重視していました。
【特に重視すべきホワイト企業の特徴】
- 残業時間が短い
- 年間休日数が平均以上である
- 給料が平均以上かつ住宅手当がある
- 離職率が平均より低い
- 福利厚生が充実している
残業時間が短い
やはり残業時間が短いことは非常に重要かと思います。
人によっては「残業代で稼ぎたい」という人もいるかと思いますが、それだけ向上心がある人は空いた時間を使って副業をした方がこれからの時代は良いですよ。
年間休日数が平均以上である
次に休日数も重要ですよね。
そもそも休日数が少ない企業って、「それだけ社員をこき使わないと稼げないという儲かりにくいビジネスモデル」であることが多い。
お金がない会社は社員を大切にする余裕がなく、倒産リスクも高いですしね。
給料が平均以上かつ住宅手当がある
次に給料面ですよね。
どれだけ残業が少なく、休日が多くても給料が破滅的に安かったらやる気が出ない。
しっかりと従業員に利益を還元する企業であることは重要です。
これに加えて福利厚生の中でも「住宅手当」が給料面では超重要。
家賃って、税金が引かれた手取りから支払う必要があるので、「家賃を負担してくれる=手取りがそのまま増える」ってことになります。
離職率が平均より低い
離職率の低さは要チェックです。
明らかに離職率が高い企業って「この会社にいたくない」という人が多いということなので、大きな問題を抱えていることが多いのは間違いないですから。
とくに入社3年目までの新入社員の離職率は必ず確認しておきましょう。
福利厚生が充実している
法定外の福利厚生が充実しているかどうかも重要な項目です。
住宅手当や育休制度など、会社独自の福利厚生がどれだけ充実しているかは「どれだけ社員を大切にしているか」がわかるポイント。
福利厚生の内容は長く健やかに働いていくためにも大切なので、絶対にチェックしておいてくださいね。
どんな企業が「ホワイト企業」なのか、わかってきました!
よかった!15の特徴に当てはまる企業はホワイト企業の可能性が高いから、企業分析のときにぜひ参考にしてね。
ホワイト企業に入社する方法
ホワイト企業の特徴を知ったうえで、就活生が気になるのは「ホワイト企業に入社する方法」ではないでしょうか?
そこで本章では、ホワイト企業に入社する具体的な方法を解説します。
本気でホワイト企業を狙っている就活生は、以下の3つ絶対に実践してくださいね!
【ホワイト企業に入社する方法】
- ホワイト企業ナビから応募する
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトに登録する
方法① ホワイト企業ナビから応募する
読者の就活生にぜひ使ってほしいのが「ホワイト企業ナビ」です。
ホワイト企業ナビは、就活マンが運営する新しい就活サイト。
就活の中でもかなり時間がかかるのが、企業探しだと思います。
「ホワイト企業に入社したい!」と考えているなら、大量の求人の中からホワイト企業を探す必要があるのでなおさら手間がかかるでしょう。
そんな悩みを解決したいと立ち上げたのが、ホワイト企業ナビです!
ホワイト企業ナビでは、以下の基準を満たした優良企業だけを掲載しています。
上記の条件を満たした企業だけを載せているので、はじめからホワイト企業の中で自分に合う企業を探せるんです!
知名度ではなく「3つの条件を満たしているか」を基準にしているので、今まで知らなかったホワイト企業と出会える可能性もあります。
編集部が1社1社取材をしているので、求人の内容もめちゃくちゃ濃くなっています。
ミスマッチを防ぐために、企業の良い面だけじゃなく合わない人なども隠さず記載しているのでぜひ読んでみてほしいです!
ホワイト企業ナビであなたに合う企業をぜひ見つけてみてくださいね。
ただ、優良企業ほど人気が高くはやくに採用枠が埋まってしまいます。
気になる企業があれば、募集が終わる前にすぐエントリーするのがおすすめですよ!
方法② 就活エージェントを利用する
ホワイト企業に入社したい人は、就活エージェントの利用も必須です。
エージェントは、面談をもとにあなたの要望に合う求人を紹介してくれるサービス。
「残業が少ない企業がいい」「離職率が低い企業がいい」など要望を伝えることで、条件に合う企業を紹介してくれます!
また、求人の紹介以外にも面接対策など内定が取れるまでサポートしてくれるのもメリット。
たくさんの就活生をサポートしてきた経験から、人気の高いホワイト企業から内定をもらうための具体的なアドバイスもしてもらえます。
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ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
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就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
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方法③ 逆求人サイトに登録する
就活エージェントと共に、逆求人サイトにも登録しましょう。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくと企業側からスカウトが届く仕組みの求人サイトです。
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ホワイト企業をまとめてチェックできるのはありがたいです!
就活サイトだとまずホワイト企業を見つけること自体が難しいもんね。ホワイト企業だけを効率よく調べられるようまとめたから、ぜひ利用してほしいな。
ホワイト企業の見分け方|ブラック企業を回避するには
ホワイト企業じゃないにしても、ブラック企業だけは絶対避けたい。
そんな方がすぐに実践できる「ホワイト企業の見分け方」をご紹介します!
ブラック企業を避けるためにも、以下の6つはぜひ実践してください。
【ホワイト企業の見分け方】
- 口コミサイトをチェックする
- 認定制度を確認する
- 求人の掲載頻度を確認する
- 固定残業代の有無を確認する
- 採用フローが複数段階あるか確認する
- 内定獲得後にOB訪問する
方法① 口コミサイトをチェックする
まず、気になっている企業の口コミをチェックしましょう。
口コミサイトでは、現役社員や働いていた元社員の口コミを見ることができます。
企業のHPや求人情報だけでは見えてこないリアルな社風をつかめるのがメリット。
たとえば、ボーナスって給料の数ヶ月分がもらえる場合と業績によって変動する場合があるんですよね。
求人に「ボーナスあり!(業績による)」と書いてあっても、口コミサイトでは業績がよくないからボーナスがないと書かれているなど、実態がわかる場合もあります。
また、残業はほぼありませんと書かれていても、サービス残業が当たり前になっているなど。
求人やHPで見える企業と実際の社風が違うことは少なくありません。
ブラック企業を避けるためにも、事前に口コミサイトでの評判チェックは必ず行いましょう!
口コミサイトは大手の「ライトハウス」と「Openwork」がおすすめですよ!
方法② 認定制度を確認する
ホワイト企業の認定制度も確認しましょう。
一定の水準をクリアした優良企業だけが認められる制度がいくつかあります。
どれもある程度の基準が求められるため、認定企業のブラック率は低いでしょう。
具体的には以下のような認定制度があります。
【ホワイト企業の認定制度】
- 安全衛生優良企業公表制度
- 健康経営優良法人認定制度
- ユースエール認定
- えるぼし認定
- くるみん認定
- ホワイト企業認定
- ホワイト企業アワード
上記のいずれかの制度に認定されているとHPなどに書かれていれば、ホワイト企業の可能性が高いです。
方法③ 求人の掲載頻度を確認する
求人の掲載頻度を確認しておくことも重要です。
就活サイト以外にも、ナビサイトやハローワークなど求人を掲載するツールは多数あります。
「あれ、これ何回も見たな」という求人先は要注意です。
事業拡大に伴う人員増員の可能性もありますが、単純にどんどん人が辞めていって足りないので募集している場合もあります。
チェックポイントとしては、売上や業績が伸びていないのに、求人を頻繁に掲載しているかどうか。
「売上が伸びていないのに人を募集している=人の入れ替わりが激しい」となるため、ブラックの可能性大です。
方法④ 残業代の有無を確認する
残業代についても必ずチェックしておいてください!
残業代ありの場合は、残業をした分だけ給料が支払われます。
対して、給与の欄に「みなし残業30時間含む」などと掲載されている場合は要注意。
これは「だいたい毎月30時間は残業があるからその分の残業代も含めた金額」ということです。
つまり、「月給25万円(みなし残業30時間含む)」だと残業20時間も含めたトータルの給料が25万円になります。
よって、残業代が出るのか、みなし残業代が含まれた金額なのかは絶対に確認しておくべきです。
こうやって「初任給」だけで応募を決めないことが重要だとよく分かるなぁ。
— 就活マン|就活ブログと求人サイト運営 (@shukatu_man) August 8, 2022
他にも「人事の人が良さそうだったから」とかの志望理由で決める人も多いけど、1つの指標だけで判断しないのが吉だと再認識。 https://t.co/eiSEa1g7hn
方法⑤ 採用フローが複数段階あるか確認する
採用フローが複数あるかも確認しておきましょう。
選考が書類選考と面接1回だけで、即日内定という企業は危険。
選考回数が少ない場合、「誰でもいいから頭数が必要」というパターンが多いです。
こういった企業は社員を使いまくり、ダメになったら入れ替えればいいという、典型的なブラックの可能性が高い。
逆にホワイト企業は人気があり応募者も多いため、採用フローが複数あります。
書類選考はもちろん、GDや集団面接、個人面接など複数回の選考を行って社員を採用することがほとんどです。
方法⑥ 内定獲得後にOB訪問する
内定を獲得した後にOB訪問をするのも、ホワイト企業を見分ける方法としておすすめです。
OB訪問で現役の先輩社員に話を聞くことで、文字だけではわからない実際の社風がわかるでしょう。
内定を獲得したあとにOB訪問を行うことで、踏み込んだ質問ができるのもメリット。
具体的には、以下のような質問で企業の実態を把握しましょう。
【OB訪問での質問例】
- いつも家には何時ごろに帰るんですか?
- 仕事終わりは何をされることが多いですか?
- どんな性格の社員さんが多いですか?
- 辞める人はどんな理由で退職されますか?
OB訪問で実際の社風を把握しておくことで、入社後のミスマッチを大幅に減らせます。
内定を獲得したから終了ではなく、本当にホワイト企業なのかの確認作業まで徹底することで、確実にホワイト企業に入社することを狙いましょう。
内定獲得後にOB訪問をするのは驚きですね。
入社後のギャップを埋めるのが目的だね。「入社したら全然想像と違った」という就活生は意外と多いから、最終確認まで徹底するべきだよ!
ホワイト企業の特徴を満たしている企業一覧
ここで気になるのが、「ホワイト企業の特徴を満たしている企業ってどこ?」ってことかと思います。
そこでこの章では、特徴を元に僕が厳選したホワイト企業の一覧をご紹介します。
指標別に分けたホワイト企業一覧
まずは有給消化率や平均勤続年数、残業時間など指標ごとに分けたホワイト企業の一覧を共有します。
具体的な企業名は以下のとおりです。
【有休消化率が高いホワイト企業】
- 株式会社ショーワ(日立Astemo株式会社)
- 株式会社ケーヒン
- 本田技研工業株式会社
- 株式会社東海理化
- アイシン精機株式会社
- 関西電力株式会社
- テイ・エス テック株式会社
- 日本電信電話株式会社
- 株式会社小松製作所
- DMG森精機株式会社
【平均勤続年数が長いホワイト企業】
- 三菱製紙株式会社
- 平河ヒューテック株式会社
- 東武鉄道株式会社
- 桂川電機株式会社
- KNT-CTホールディングス株式会社
- 株式会社リーガルコーポレーション
- 富士通フロンテック株式会社
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社
- 佐田建設株式会社
- 松尾電機株式会社
【残業時間が短いホワイト企業】
- アイサンテクノロジー株式会社
- 株式会社ヤマシナ
- 株式会社フジックス
- 藤久株式会社
- アグロカネショウ株式会社
- 日本フエルト株式会社
- サンコーテクノ株式会社
- 株式会社エフ・ジェー・ネクスト
- 日本ケミファ株式会社
- 株式会社シンシア
【女性管理職比率が高いホワイト企業】
- 株式会社 ABC Cooking Studio
- 株式会社シーボン
- 株式会社ミュゼプラチナム
- 株式会社スタジオアリス
- 株式会社ニチイ学館
- 株式会社しまむら
- トレンダーズ株式会社
- 株式会社HAPiNS
- 株式会社パソナグループ
- 株式会社ハーバー研究所
【平均年収が高いホワイト企業】
- M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
- 株式会社キーエンス
- GCA株式会社
- ヒューリック株式会社
- 株式会社三菱ケミカルホールディングス
- 三菱商事株式会社
- 株式会社TBSホールディングス
- ソレイジア・ファーマ株式会社
- 伊藤忠商事株式会社
- 日本商業開発株式会社
聞いたことがある企業もあれば、全然知らない企業もあるかと思います。
それぞれの企業の詳細や指標の具体的な数字については、以下の記事にて詳しく解説しているので、気になった方はこちらもぜひ参考にしてください。
業界別のホワイト企業一覧
次に業界別に分けて、基準を満たすホワイト企業について共有します。
一覧は以下のとおり。
- 本田技研工業株式会社(自動車)
- 株式会社ショーワ(自動車部品)
- 株式会社ケーヒン(自動車部品)
- 株式会社東海理化(自動車部品)
- アイシン精機株式会社(自動車部品)
- テイ・エス テック株式会社(自動車部品)
- 株式会社小松製作所(機械)
- DMG森精機株式会社(機械)
- 桂川電機株式会社(機械)
- 富士通フロンテック株式会社(電気機器)
- 松尾電機株式会社(電気機器)
- 株式会社キーエンス(電気機器)
- 株式会社ヤマシナ(金属製品)
- サンコーテクノ株式会社(金属製品)
- 三菱製紙株式会社(パルプ・紙)
- 日本フエルト株式会社(パルプ・紙)
- 株式会社フジックス(繊維)
- 株式会社シーボン(化学)
- 株式会社ハーバー研究所(化学)
- 株式会社三菱ケミカルホールディングス(化学)
- 日本ケミファ株式会社(医薬品)
- ソレイジア・ファーマ株式会社(医薬品)
- 日本電信電話株式会社
- アイサンテクノロジー株式会社
- 株式会社TBSホールディングス
- 株式会社エフ・ジェー・ネクスト
- ヒューリック株式会社
- 日本商業開発株式会社
- キヤノンマーケティングジャパン株式会社
- 三菱商事株式会社
- 伊藤忠商事株式会社
- 藤久株式会社
- 株式会社しまむら
- 株式会社HAPiNS
- KNT-CTホールディングス株式会社
- 株式会社 ABC Cooking Studio
- 株式会社ミュゼプラチナム
- 株式会社スタジオアリス
- 株式会社ニチイ学館
- トレンダーズ株式会社
- 株式会社パソナグループ
- M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
- GCA株式会社
- 株式会社リーガルコーポレーション(アパレル・繊維)
- 関西電力株式会社(インフラ)
- 佐田建設株式会社(建設)
- 平河ヒューテック株式会社(非鉄金属)
- 東武鉄道株式会社(鉄道)
- アグロカネショウ株式会社(農薬)
- 株式会社シンシア(産業廃棄物処理)
業界ごとにホワイト企業の基準を満たしている会社は多数あります。
また、ここに載せた一覧はほんの一部に過ぎません。
この他のホワイト企業について、以下の記事にて375社紹介しています。
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ホワイト企業に入社するメリット
次にこの章では、ホワイト企業に入社するメリットとデメリットについて共有します。
事前にメリットとデメリットを知っておくことで、入社の際の不安も減らせます。
まずはメリットから共有していきますね。
僕が考えるメリットは以下のとおりです。
【ホワイト企業に入社するメリット】
- 仕事とプライベートが充実する
- 会社のお金でスキルが身につく
- 転職に強い
- 優秀な人脈が広がる
メリット① 仕事とプライベートが充実する
仕事とプライベートをバランスよく充実させられるのは、ホワイト企業で働くメリットです。
残業や休みに対してもしっかり管理されるので、しっかりプライベートの時間を確保できます。
しかし、ブラック企業であれば残業や休日出勤などもあり、仕事帰りも休日も趣味を楽しむような余裕はないでしょう。
常に仕事に追われ、休みの日だとしても疲れを回復させることで精一杯になります。
ホワイト企業で働くことで、仕事とプライベートでメリハリをつけられるので充実感のある毎日を過ごせるのは大きなメリットです。
メリット② 会社のお金でスキルが身につく
ホワイト企業の特徴として、研修制度の充実を挙げました。
これはもちろん、所属する企業で必要なスキルを磨くためのもの。
しかし、こういった研修によってスキルを身に付けるのは自分自身です。
会社の経費で受けた研修や手に入れた資格だとしても、退職後も存分に活かすことができるため、転職にも有利なんですよね。
つまり、会社のお金でスキルを身に付けることができ、それが自分のキャリアアップに活かせるという大きなメリットになります。
メリット③ 転職に強い
ホワイト企業の多くは評判の良さや口コミなどにより、人気企業となるため採用倍率も高くなります。
つまり、その企業に所属していたこと自体が一種のブランドになるんですね。
「この人は◯◯に入社できたってことは優秀な人材なんだろうな」と判断される。
よって、転職の際も前職のブランド力を活かすことで優位に進めることができます。
メリット④ 優秀な人脈が広がる
ホワイト企業=採用倍率が高いため必然的に優秀な人材が集まりやすい。
今のご時世、優秀な人材ほど、どんどん起業や独立をしていますよね。
つまり、元上司や元同僚が気づいたら経営者になってることもあります。
社会人がキャリアアップをする上で、人脈は最も大事な要素になりますので、ホワイト企業に入社することにより、そういった人脈が広がる可能性も高まります。
よってホワイト企業に入社することをゴールと決めず、その先のキャリアも見つめた上で考えたとしても、ホワイト企業に入社することは大きなメリットです。
将来を考えてもホワイト企業に入るメリットは大きいですね。
そうなんだ!働きやすさだけじゃなく、今後のキャリアにおいてもホワイト企業で働くことはメリットになる場合が多い。
ホワイト企業に入社するデメリット
次にデメリットについて解説していきます。
僕が考えるデメリットは以下のとおり。
【ホワイト企業に入社するデメリット】
- 上昇志向になりにくい
- 受け身になりやすい
- 新しい環境に飛び込むのが怖くなる
デメリット① 上昇志向になりにくい
ホワイト企業では、基本給の高さや福利厚生の充実などから、人並みに仕事をしているだけでも十分生活できるだけの余裕が生まれます。
つまり、特別な努力がなくても、現状に満足しがちになってしまうのです。
一生同じ企業に勤めるつもりなら、そういった生き方も一つだと思います。
しかし、キャリアアップを目的とした転職などを考えているのであれば、周囲に流されず、高い意識を持っておくことが大切ですね。
デメリット② 受け身になりやすい
ホワイト企業だと仕事の役割もしっかり分担されて、研修など教えてもらえる環境が整っている場合が多いです。
もちろん新しく仕事をする人にとってはありがたいのですが、その環境に慣れてしまうと受け身になってしまいがち。
「教えてもらっていないからわからない」「指示されていないからやらない」など、自分から行動しなくなってしまう可能性があります。
デメリット③ 新しい環境に飛び込むのが怖くなる
ホワイト企業に慣れてしまうと、新しい環境に飛び込むのが怖くなります。
業務にやりがいを感じていなくて転職を考えても、ホワイト企業の働きやすさを捨てられないのです。
仕事のやりがいや興味を求めようとしても、「いまの会社よりも待遇が良い企業はきっとない」と思ってしまいます。
快適な会社に慣れることで新しい環境に飛び込めなくなるのは、ホワイト企業のデメリットといえるでしょう。
最大のデメリットは「楽な環境に慣れてしまうリスクがあること」だね。これからの変化の激しい時代、ホワイト企業に入社したら空き時間に副業に挑戦するなど、自分を成長させる意識は重要だよ。
ホワイト企業に関するよくある質問
最後に、ホワイト企業に関してよくある質問に答えていきます。
これらの質問は毎年多くの就活生から受ける内容なので、ぜひみなさんも確認しておいてくださいね。
質問① ホワイト企業の求人の特徴はありますか?
企業内のことを知る重要な情報の一つが”求人票”になります。
そして求人票の中には、ホワイト企業かを見極めるのに活かせる要素が多い。
具体的には「基本給がぼかされていないか」や「ボーナスの支給額が多いか」など、いくつかのポイントがあります。
それぞれのポイントや見るべき部分については、以下の記事にて解説しています。
求人票から見極めたい人は、一度目を通しておいてください。
質問② ホワイトな中小企業を知りたいです
先ほどの章でホワイト企業の一覧を共有しました。
ただ、中には”中小企業の中で、ホワイトな企業が知りたい”という人もいるかと思います。
就活攻略論では、中小企業に特化したホワイト企業一覧の記事も執筆しています。
その数はなんと”100社”です!
かなりの時間を掛けて100社それぞれについて丁寧に解説しています。
中小企業を志望している就活生は、ぜひ参考にしてください!
質問③ 東京以外の地域にあるホワイト企業を知りたいです
企業の数自体が多いことから、他のサイトで紹介されているホワイト企業の多くは東京など関東圏に集中しています。
ただ、東京以外にも、もちろんホワイト企業はあります。
以下の記事でそれぞれ大阪と愛知のホワイト企業をランキング形式で紹介しているので、大阪や愛知で就職を希望する人は必見です!
質問④ みんながホワイト企業を羨ましいと感じる理由はなんですか?
就活をしていると「ホワイト企業に内定した人って、本当に羨ましい」という声をよく聞くかと思います。
これには人それぞれ理由があります。
ただ、ほとんどの就活生が口を揃えて言っているということは、ある程度共通した理由があるということ。
この点については「ホワイト企業を羨ましいと思う理由8選【入社方法も解説!】」にて詳しく解説しているので、気になる方は一度確認してみてくださいね。
質問⑤ 2chで評価されているホワイト業界はどこですか?
ホワイト業界についてネットで検索していると、2chにたどり着いた人も多いんじゃないでしょうか。
2chとは、日本最大級の電子掲示板のことです。
日本最大級なので、それだけ多くの情報も集まります。
その中でホワイト業界だと言われているのは以下の業界です。
【2chでホワイト業界だと言及されている業界】
- インフラ業界
- 素材業界
- 銀行系列リース業界
それぞれの業界の特徴や実際に2chに書き込まれている評判については「2chで評価されているホワイト業界をまとめてみた!」にまとめていますので、気になる方は読んでみてください。
ホワイト企業は求人にも特徴があるんですね!
そう!求人情報でもホワイト企業かどうかを見分けるポイントがいくつかあるから、ぜひ上の記事を参考にしてみてね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
ホワイト企業の特徴や具体的な企業、入社方法など網羅的に解説してきました。
今回共有した15の特徴すべてを兼ね備えている企業はないかもしれません。
ただ、一つでも多く条件を満たしている企業の方が、ホワイト企業である可能性は非常に高くなります。
就活自体は内定を取れば終わりとなります。
ただ、それから社会人として働く時間の方が圧倒的に長いわけなので、やはりどんな企業に入社するのかはめちゃくちゃ重要です。
その中で、ホワイト企業に入社してみなさんが前向きに毎日を過ごす未来が来ることを願いながらこの記事を書きました。
ぜひこの記事を参考にしてもらい、納得のいく就活にしてくださいね。
ちなみに、この記事を読み終わったら「【ホワイト業界ランキング12選】僕がおすすめするホワイト業界を紹介!」も読んでみてください。
就活を7年研究し続けてきた僕がおすすめする、ホワイトな業界を共有しています!
企業だけでなく業界ごとの傾向も知っておくことで、あなたに合うホワイト企業をより効率よく見つけられるでしょう。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしますか!
【本記事の要点】
- ホワイト企業とは”社員を大切にする企業”のことである。
- ホワイト企業の15の特徴は「①離職率が低い」「②平均勤続年数が長い」「③有給消化年平均が高い」「④福利厚生が充実している」「⑤月平均残業時間が少ない」「⑥労働組合が存在する」「⑦研修制度が充実している」「⑧女性管理職比率が高い」「⑨平均年齢のバランスが取れている」「⑩基本給が高い」「⑪休日数が多い」「⑫評価制度が明示・確立されている」「⑬コンプライアンスに厳しい」「⑭業績が安定している」「⑮内部留保が大きい 」ことが挙げられる。
- ホワイト企業に入社するには「ホワイト企業ナビ」「就活エージェント」「逆求人サイト」の利用がおすすめである。