就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
多くの就活生が入社したいと考えるホワイト企業。
実際のホワイト企業ってどんな雰囲気なのか、ブラック企業と何が違うのか気になる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ホワイト企業あるあるを紹介していきます!
また、ホワイト企業を求人上で見極められるのが理想ですが、どの項目を見たらよいのかっていまいちわからないですよね。
ホワイト企業の求人あるあるや、ホワイト企業を見極める方法も共有しますね!
本気でホワイト企業に入社したいと考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね!
ホワイト企業って具体的にはどんな企業なのか知りたいです。
ホワイト企業のあるあるをまとめたから、ぜひ参考にしてみてね!
- ホワイト企業あるある一覧
- ホワイト企業の「社風」に関するあるある
- ホワイト企業の「福利厚生」に関するあるある
- ホワイト企業の「職場環境」に関するあるある
- 【必見】ホワイト企業の探し方
- ホワイト企業の求人あるある10選
- ホワイト企業の見分け方
- ホワイト企業を見分けるときに注意すべきこと
- 本記事の要点まとめ
ホワイト企業あるある一覧
今回の記事では、社風・福利厚生・職場環境・求人別にあるあるを紹介します。
その前に、一覧でホワイト企業あるあるを共有しますね!
表にまとめてみました。
項目 | ホワイト企業あるある |
---|---|
社風 | 気兼ねなく有給休暇を取得できる |
定時前に片付けを始める | |
休憩時間に仕事をする人がいない | |
感情的に仕事をする人がいない | |
福利厚生 | 新入社員の研修制度が整っている |
社員食堂のレベルが高い | |
飲み物やお菓子が無料で提供される | |
子育てをしやすい制度が充実している | |
職場環境 | オフィスがきれい |
労働時間の管理が徹底されている | |
副業が推奨されている | |
求人 | 基本給がはっきり書かれている |
ボーナスの支給額が多い | |
有給取得率が高い | |
年間休日が多い | |
法定外の福利厚生が充実している | |
求人募集をしすぎていない | |
研修制度が充実している | |
若手社員の離職率が低い | |
女性が働きやすい制度が整っている | |
女性の役員比率が高い | |
ホワイト企業の認定を受けている |
それでは、次の章からそれぞれ細かく各あるあるを説明していきます!
ホワイト企業の特徴を押さえる上で、ぜひ参考にしてくださいね!
ホワイト企業の「社風」に関するあるある
さっそく「ホワイト企業のあるある」を紹介していきます。
「社風」「福利厚生」「職場環境」の3つのカテゴリーに分けて、あるあるをまとめました!
口コミをチェックする際に見かけることもあると思うので、ぜひ一読してインプットしておいてくださいね。
まずは「ホワイト企業の社風に関するあるある」です。
【ホワイト企業の社風に関するあるある】
- 気兼ねなく有給休暇を取得できる
- 定時前に片付けを始める
- 休憩時間に仕事をする人がいない
- 感情的に仕事をする人がいない
あるある① 気兼ねなく有給休暇を取得できる
ホワイト企業では気軽に有休を取得できます。
毎日誰かしら有休を使っていたり、有休を使わないと上司から催促されたりと、会社全体で有休を取得しやすい雰囲気があります。
就活生は「有休を取得しにくい雰囲気」がどんなものなのか、イメージしにくいかもしれません。
でも上司がなかなか休まない会社などは、本当に有休を取得しにくいものです。
完全に自分のペースで気兼ねなく休める会社は、案外少ないんです。
応募企業について調べる際には、有休の取りやすさに関する口コミがないか確認してみてくださいね。
あるある② 定時前に片付けを始める
ホワイト企業では、多くの人が定時で帰ります。
基本的に定時で帰ることが当たり前なので、周囲の目を気にする必要もありません。
そのため定時が近づいたら、多くの人が退社するために片付けを始めます。
残業が当たり前のブラック企業では、ありえないことですね。
定時前に片付けを始めることは、ホワイト企業のあるあるです。
「終業5分前にパソコン落とすやつまだやってますか?」「やってるよ!早く消し✨」
— ミルク (@HpLg_fbd) November 2, 2020
ホワイト企業なのです。パソコンの電源落としたり片付けすら、定時以降にしてはならないのです。なのでパソコンは定時5分前に消さないと怒られます。ナツカシ。
前職が時間とお金に厳しい会社だったから、1分でも定時すぎれば残業代発生してたし、定時の10分前には仕事終わるようになってて、定時5分前にカバン持って、定時になったら帰る超ホワイト企業だったから余計今が可笑しく思える
— まなか (@KSRS111) October 2, 2022
あるある③ 休憩時間に仕事をする人がいない
ホワイト企業では、休憩時間に仕事をする人はいません。
休憩時間に仕事をすると、上司から注意されたり、周囲から冷ややかな目で見られたりします。
本来、休憩時間に仕事をしないのは当たり前のことです。
ですがブラック企業では、休憩時間も働くほど業務が忙しかったり、たくさん働かないと上司に評価してもらえなかったりします。
当然のことではあるのですが、ホワイト企業では休憩時間に働くことが許されません。
休憩時間に仕事をする人がいないことも、ホワイト企業のあるあるです。
あるある④ 感情的に仕事をする人がいない
ホワイト企業では、仕事でミスをしたり成果が出なかったりしても、闇雲に怒られることはありません。
なぜなら、「感情的に働くことは合理的でない」と判断できる人がほとんどだからです。
ブラック企業には、いわゆる体育会系のような根性論で仕事を進める人がいます。
しかしホワイト企業には、感情的に仕事をする人はほとんどいません。
そのため人間関係など、仕事以外の部分でストレスを感じることは少ないです。
感情的に仕事をする人がいないことも、ホワイト企業あるあるといえます。
ブラックからホワイト企業に来て驚いたことその1️⃣
— Pさん_🍞🐖三 🐎三 🐟三 (@Piera_P_chan) March 25, 2021
・感情的に怒る人が少ない
書類をミスしたPさん<すいませんごめんなさい申し訳ございません!!!!!
上司さん<ええんやで、今度から2人でチェックしよな
ブラックPさん(^q^)<聖人かよお前!!!??
人格攻撃する人がいないことに驚きP
社風の違いで有休の取りやすさが変わるのですね。ブラック企業は休憩時間に働く人がいることにも驚きました…!
残念ながら、ここで紹介した4つを達成できる企業は多くないよ。休憩時間に仕事をするなんて絶対にありえないよね。
ホワイト企業の「福利厚生」に関するあるある
続いては「ホワイト企業の福利厚生に関するあるある」です。
以下の4つについて、順に確認していきましょう!
【ホワイト企業の福利厚生に関するあるある】
- 新入社員の研修制度が整っている
- 社員食堂のレベルが高い
- 飲み物やお菓子が無料で提供される
- 子育てをしやすい制度が充実している
あるある① 新入社員の研修制度が整っている
新入社員の研修制度が充実していることは、ホワイト企業のあるあるです。
ホワイト企業の多くは教育に力を入れており、新入社員をじっくり成長させようという姿勢があります。
なかには、半年から1年かけて研修をする会社もありますよ。
新入社員研修の期間が短いと、誰だってその後の業務が不安です。
このような会社では、なかなか成果を出せないですし、すぐに辞めたいと思ってしまうのも無理はありません。
研修制度がない会社や、研修期間が短い会社は要注意です。
あるある② 社員食堂のレベルが高い
ホワイト企業には、社員食堂を完備する会社も多いです。
社員食堂があれば、昼食代が安く済みますし、外に買いに行く手間もなくなります。
大学の食堂もかなり便利ですよね。
社員を大切にするホワイト企業は、社員が喜ぶことに投資をします。
ホワイト企業の社員食堂では、栄養バランスに優れた食事を低価格で食べられます。
社員食堂のレベルが高いことも、ホワイト企業あるあるの1つです。
毎日たった100円で味わえる社員食堂が素晴らし過ぎて「これがホワイト企業か」と日々ヒシヒシと思い知らされてる。
— よいよい🇺🇸投資×オルカン (@yoiyoi183) July 5, 2022
あるある③ 飲み物やお菓子が無料で提供される
多くのホワイト企業では、飲み物やお菓子が無料で提供されます。
ちょっとしたことですが、飲み物やお菓子があるとモチベーションが向上しますよね。
この制度も、従業員が働きやすい環境づくりに投資しているよい例でしょう。
仕事中にお菓子食べながらカンペ作ってんのわたしの会社ホワイト企業すぎてしぬ
— うに (@minaminasummer_) June 24, 2022
あるある④ 子育てをしやすい制度が充実している
ホワイト企業は、 子育てをしやすい制度が充実しています。
具体的には、フレックスタイム制度があったり、社内に託児所があったりします。
また女性だけに限らず、男性の育休取得を推進する企業もありますよ。
男性の育休制度は、まだまだ広く普及していません。
よって男性の育休取得例がある会社は、社員が働きやすいホワイト企業である可能性が高いですよ。
子育てをしやすい制度が充実していることも、ホワイト企業のあるあるです。
夫が会社の人たちとオンライン飲み会中🍻夫の会社は男性の育休も推奨されていて、周りの同僚も子育てしているパパたちが多い。内資のメーカーなんだけど超ホワイト企業。男性が集まっている飲み会中も、子どもが乱入するだけでなく、子どもお風呂、寝かしつけで普通に席を外す人がいる。いい会社だな。
— ももママ🌿 (@momomam19244814) April 2, 2021
研修制度が充実しているかどうかは特に大切だよ。応募企業を探すときには、必ずチェックしよう。
ホワイト企業の「職場環境」に関するあるある
では次に「ホワイト企業の職場環境に関するあるある」を紹介します。
以下の3つについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
【ホワイト企業の職場環境に関するあるある】
- オフィスがきれい
- 労働時間の管理が徹底されている
- 副業が推奨されている
あるある① オフィスがきれい
ホワイト企業は、職場環境をきれいにすることにも投資をします。
また、職場をきれいに保とうとする社員が多いので、オフィスに清潔感があります。
ブラック企業では、職場を清潔に保つ余裕がなく、オフィスが汚くなりがちです。
汚い職場環境ではモチベーションが上がりにくく、仕事の質や生産性も上がりません。
オフィスがきれいなことは、ホワイト企業ならではのあるあるといえます。
あるある② 労働時間の管理が徹底されている
ホワイト企業では、社員の労働時間の管理が徹底されています。
仕組み上、社員はサービス残業をすることができません。
具体的には、PCの起動時間を監視したり、タイムカードを活用したりして労働時間を管理する会社が多いです。
ブラック企業では、労働時間を正しく管理しておらず、サービス残業が見過ごされていることも珍しくありません。
当たり前のことではありますが、労働時間の管理が徹底されていることは、ホワイト企業のあるあるです。
あるある③ 副業が推奨されている
政府が副業を推進したことで、副業を解禁する会社は徐々に増えてきました。
しかし、まだまだ副業を禁止する会社は少なくありません。
株式会社アイデムの調査結果によると、副業を認めている会社は全体の43.6%とのこと。
引用:株式会社アイデム「2022年副業・兼業に関する調査-企業編-」
このうち、24.8%は「条件付きで許可」との結果でした。
このデータから、いかに副業を禁止している会社が多いかわかりますよね。
そんななか、ホワイト企業の多くは副業を推奨しています。
副業をすると収入源が増えるので、社員の生活の安定につながります。
副業を推奨する会社は、社員を大切にしているホワイト企業といえるでしょう。
副業を認める会社はまだまだ少ないのですね…!
逆にいえば、副業を認める会社は社員を大切にするホワイト企業の可能性が高いよ。すぐ確認できる内容だし、気になる企業があればルールをチェックしてみてね!
【必見】ホワイト企業の探し方
ホワイト企業のあるあるを知ることも大切です。
ですが、就活生が一番気になるのは「ホワイト企業の探し方」ではないでしょうか?
僕自身、就活生時代は「ホワイト企業って探すのがまず難しいんだけど…」と悩んでいました。
そこでこの章では、具体的なホワイト企業の探し方を共有していきます。
ホワイト企業への入社を目指している人は、以下の3つの方法すべてを実践してください!
【ホワイト企業の探し方】
- ホワイト企業ナビから応募する
- 就活エージェントを利用する
- 複数の逆求人サイトに登録する
探し方① ホワイト企業ナビから応募する
まず就活攻略論の読者の方にぜひ使っていただきたいのが、「ホワイト企業ナビ」です!
(就活マンが運営している新しい就活サイトです!)
就活を7年研究し続けてきて、知名度が低くてもホワイトな企業がたくさんあることを知りました。
しかし、そういった隠れ優良企業ほど探すのが難しいですよね。
そこで、一定の基準を満たしたホワイト企業だけを厳選して掲載しているのがホワイト企業ナビです。
以下の3つの基準を満たした企業の求人だけを載せています!
【ホワイト企業ナビの掲載基準】
- 残業が月に25時間未満
- 3年後の離職率が30%未満
- 年間休日数が120日以上
上記の基準は満たしているので、大手の就活サイトで細かく条件を絞って検索するよりも自分に合うホワイト企業を見つけやすくなっています。
また、ただ各企業の情報をもらって掲載しているのではなく、1社1社編集部が深く取材したうえで求人をつくっているんです!
よって、どこよりもリアルで詳しい企業情報を知れる求人サイトになっています。
入社後のミスマッチを防止するために、企業の良い面ばかりではなくデメリットもきちんと伝えているのがこだわりです。
ホワイト企業の中から自分に合う求人を見つけられる
大手の就活サイトで大量の求人の中から、やっとホワイト企業を見つけても倍率が高く厳しい戦いになる。
一方で、ホワイト企業ナビであれば、一定の働きやすさを保障された求人の中から、今まで知らなかった優良企業と出会える可能性もあります。
「一人でも多くの就活生が働きやすいホワイト企業に出会ってほしい」そして、「ブラック企業を根絶したい」という強い想いで運営しています。
ホワイト企業ナビで、ぜひあなたに合う優良企業を見つけてみてください!
ただ、働きやすいホワイト企業ほど応募が殺到してしまいます。
「迷っているうちに応募受付が終了していた…」なんてことにならないよう、気になる企業を見つけたらすぐにエントリーするのがおすすめです!
探し方② 就活エージェントを利用する
ホワイト企業に入社したいなら、就活エージェントも利用しましょう!
エージェントとは、面談をしてあなたの要望に合う求人を紹介してくれるサービスです。
「残業が少ない企業がいい」「研修がしっかり用意されている会社がいい」など、希望する条件に合うホワイト企業を紹介してくれます。
また、面接対策など内定が取れるまでサポートしてくれるのも就活エージェントの魅力。
たくさんの就活生を支援してきた経験をもとに、あなたがホワイト企業から内定をもらえるよう具体的なアドバイスをしてもらえます。
ホワイト企業からの内定獲得率を高めるなら、就活エージェントの利用は必須です!
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
探し方③ 複数の逆求人サイトに登録する
就活エージェントと同時に、逆求人サイトにも登録しておきましょう。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくとあなたに興味を持った企業からスカウトが届く仕組みの求人サイトです。
逆求人サイトであればプロフィールを登録して待っておくだけなので、手間がかからないんですよね。
企業側は、プロフィールを読んでから「自社に合っているな」と感じた就活生にスカウトを送るので適性の高い企業と出会いやすいのもメリット。
自分では見つけられない隠れたホワイト企業からスカウトが届く可能性もあります。
逆求人サイトの中では、「Offerbox(オファーボックス)」がおすすめ!
大手企業から隠れホワイト企業まで、幅広い企業が利用しています。
逆求人サイトは複数利用するのがポイント!
プロフィール登録だけで手間がかからないので、逆求人サイトはいくつか同時に利用するのが有益な使い方です。
逆求人サイトも、それぞれで利用している企業がまったく違うので、複数に登録することで出会える企業の幅を増やせるんですよね。
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大量の求人の中からホワイト企業を探そうとすると、かなりの時間がかかってしまいます。
逆求人サイトで企業探しを効率化すれば、そのぶんホワイト企業の選考対策に時間を割けるので内定獲得にも近づけますよ!
他の逆求人サイトについては、以下の記事でおすすめ順にまとめているので「他の逆求人サイトも知りたい」という人は併せて読んでみてください。
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多くの求人の中からホワイト企業を探すより、「ホワイト企業の中から自分に合う企業を探す」方が効率的ですね!
まさにそのとおり!上記の3つの方法は、効率的にホワイト企業を探すのにめちゃくちゃ有効だからぜひ利用してね。
ホワイト企業の求人あるある10選
それでは、ホワイト企業の求人あるあるを確認していきましょう!
ホワイト企業の求人の特徴は、以下のとおりです。
【ホワイト企業の求人の特徴】
- 基本給がはっきり書かれている
- ボーナスの支給額が多い
- 有給取得率が高い
- 年間休日が多い
- 法定外の福利厚生が充実している
- 求人募集をしすぎていない
- 研修制度が充実している
- 若手社員の離職率が低い
- 女性も働きやすい環境としている
- 女性の役員比率が高い
- ホワイト企業の認定を受けている
あるある① 基本給がはっきり書かれている
ホワイト企業の求人では、基本給がはっきりと記載されています。
内訳がわからない「総支給額」として記載されていることはありません。
求人票に「総支給額」しか記載がない場合は要注意ですよ。
なぜなら総支給額には、基本給だけでなく手当や固定残業代が含まれているから。
総支給額だけを記載している会社は、基本給が低いことを隠している場合が多いです。
というのも基本給が低いと、ボーナスの支給額を抑えられるんですよね。
(ボーナスは基本給×◯ヶ月という計算をします。)
ホワイト企業の求人では、総支給額の記載があっても基本給がぼかされていることはありません。
基本給が明記されていることは、ホワイト企業求人のあるあるといえます。
あるある② ボーナスの支給額が多い
ボーナスが多いのもホワイト企業のあるあるのひとつです。
そもそも、ボーナスの支給額を決める法律はありません。
ボーナスの支給額は、各会社が定めるルールによって異なります。
よってボーナスの支給額が多い会社は、社員を大切にするホワイト企業といえます。
ボーナスが多い会社=売上をより多く社員に還元する会社ですよ。
参考までに、ボーナス支給額の目安を紹介しますね。
以下は、厚生労働省が公表しているボーナスの平均支給額(令和3年)です。
上記はあくまでも参考程度ですが、ボーナスの平均支給額40万円がひとつの基準となるでしょう。
求人をチェックする際には、ボーナス支給額も確認してくださいね。
あるある③ 有給取得率が高い
社員を大切にするホワイト企業では、有休を取りやすい雰囲気があります。
それゆえ、ホワイト企業は有給休暇の取得率も高いです。
ブラック企業では有休が付与されても、休みづらい雰囲気があったり多忙すぎたりして、有休の取得率が低くなりがちなんですよね。
対してホワイト企業では、計画有休など有休取得を促進する制度があったり、有休を取らないと周囲から催促されたりします。
有給休暇の取得率の参考値も紹介しますね。
令和3年の有給休暇の取得率平均は、58.3%でした。
引用:厚生労働省「令和4年就労条件総合調査 結果の概況」
有休取得率58%がひとつの基準といえますね。
日数で確認する場合は、10日以上かどうかをチェックするとよいでしょう。
現在は法律で、年5日の有休取得が企業に義務付けられています。
よって有休取得日数が法定ギリギリの5日に近い会社は、有休が取りにくいブラック企業であるといえます。
あるある④ 年間休日が多い
ホワイト企業の求人は年間休日が多いです。
ここでの休日数とは、土日祝や夏季休暇・年末年始の休暇の合計日数のこと。
労働基準法では、年間105日以上の休日が最低ラインとして定められています。
よって年間休日が105日に近い会社は、ホワイト企業であるといえません。
目安は、年間休日120日以上。
ホワイト企業の多くは、年間120日以上の休日を設けています。
年間休日日数が多いことも、ホワイト企業求人のあるあるですよ。
あるある⑤ 法定外の福利厚生が充実している
ホワイト企業では、法定で決められた以外の福利厚生が充実していることが多いです。
福利厚生には、法定で定められたものと各会社が独自に定める法定外のものがあります。
法定で定められたものは、どの企業も実施しているのであまり差がありません。
具体的には、雇用保険や健康保険などのことですね。
対して法定外の福利厚生は、企業ごとに異なるため大きな差があります。
法定外の福利厚生の例を紹介しますね。
【法定外の福利厚生の例】
- 住宅手当
- 交通費手当
- 社員食堂完備
- 資格取得にかかる費用の補助
- 提携レジャー施設の割引
代表的なものは、住宅手当や家賃補助、交通費の支給などですね。
給料と別にもらえるものなので、手当が充実していると非常にありがたいですよ。
ただし同じ制度があっても、支給額は会社ごとに異なるので確認が必要です。
法定外の福利厚生が充実していることも、ホワイト企業求人のあるあるです。
あるある⑥ 求人募集をしすぎていない
ホワイト企業の場合、求人募集が頻繁にされることは少ないですね。
また採用人数も、全社員数と比較して少ない傾向にあります。
なぜならホワイト企業は、働きやすい職場環境だったり福利厚生が充実していたりするので退職者が少ないから。
すべてとはいいませんが、常に求人募集をしている会社はブラック企業であることが多いです。
アルバイトの募集でも、年中求人を出している会社を見かけませんか?
頻繁に求人募集をする会社は、退職者が多く常に人手不足なんですよね。
ブラック企業に入社しないためにも、求人募集の頻度を確認することは重要です。
ホワイト企業に入社したいなら、求人募集をしすぎている会社は避けましょう。
あるある⑦ 研修制度が充実している
ホワイト企業は入社後に数日だけ研修をして、その後すぐに実務をさせることは少ないです。
研修制度のない放任主義の会社は、ブラックであることが多いので注意してくださいね。
ホワイト企業には新入社員研修だけでなく、3年目研修や役職ごとの研修制度があります。
各企業の研修制度は、企業HPで公開されていたり、企業説明会で説明されたりしますよ。
(逆に公開されていない会社は要注意です。)
社員を大切にするホワイト企業は、研修制度が充実しています。
求人上でホワイト企業を見極める際には、研修制度もチェックしましょう。
あるある⑧ 若手社員の離職率が低い
ホワイト企業では、若手社員の離職率が低いです。
ホワイト企業なら辞めたいと考える方は少ないはずなので、当然のことですよね。
大卒者の就職後3年以内の離職率平均は、3割前後といわれています。
つまり3年後離職率が3割を超える会社は、ブラック企業である可能性が高い。
ホワイト企業の場合は、3年後離職率が1割未満であることも珍しくありません。
3年後離職率は就職四季報に掲載されているので、必ずチェックしましょう。
あるある⑨ 女性が働きやすい制度が整っている
女性が働きやすい制度が整っていることも、ホワイト企業求人のあるあるです。
国全体で女性の活躍が推進されており、ホワイト企業の多くは「女性が働きやすい会社にするための取り組み」を積極的に進めています。
具体的には、以下などの取り組みをする会社があります。
【女性が働きやすい会社にするための取り組みの例】
- 産休、育休制度の充実化
- コアタイムなしのフレックス制度導入
- 託児所の設置
上記のような取り組みをする会社は、最先端の制度を導入しており、社員を大切にしていると考えられますよ。
女性が働きやすい環境を整えている会社は、ホワイト企業である可能性が高いです。
求人を見る際には、「女性が働きやすい会社づくり」をしているか確認してみてくださいね。
あるある⑩ 女性の役員比率が高い
ホワイト企業は、女性の役員比率も高い傾向にあります。
これは女性が長く働ける環境があって、管理職になる方も多いからですね。
ホワイト企業では「女性が働きやすい会社づくり」がされているので、女性の勤続年数も長くなりやすいです。
よって出世前に退職する方が少なく、管理職になる方が多いというわけです。
女性の役員比率は、求人票や企業HPなどで確認できます。
また厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」でも調べられるので、ホワイト企業に入社したい就活生はチェックしてみてくださいね。
なお、ホワイト企業を見極める方法は以下の記事で解説しているので、興味のある方はぜひ参考にしてください!
あるある⑪ ホワイト企業の認定を受けている
ホワイト企業を認定する制度が国内にはいくつかあります。
求人にホワイト企業の認定を受けている記載があれば、一定の基準をクリアしている証拠です。
よって、ホワイト企業の認定を正式に受けている企業はブラック企業である確率が低いといえます。
具体的には、以下のような認定制度があるので覚えておいてください。
【ホワイト企業の認定制度】
- ホワイト企業認定
- ホワイト企業アワード
- 安全衛生優良企業公表制度
- 健康経営優良法人認定制度
- ユースエール認定制度
- えるぼし認定
- くるみん認定
上記の制度で認定されている旨が求人に書かれていれば、ホワイト企業である可能性は高いと思って良いでしょう。
ここで出てきた項目を確認すれば、求人上でホワイト企業か判断できそうですね。ちょっと大変そうですが、できる限りチェックします!
この求人あるあるはブラック企業への入社を避けることにも効果的だよ。すべてを確認するのは難しいけど、ひとつの基準として参考にしてみてね。
ホワイト企業の見分け方
前章での求人の特徴を参考に、ホワイト企業を探してみてください。
ただ、求人の内容だけで企業の実態は把握できません。
ホワイト企業かどうかを見分けるためには、入社前に以下の2つは必ず行いましょう。
【ホワイト企業を見分ける方法】
- 口コミサイトで実際に働いている人の声を調べる
- OB訪問で現役社員にリアルな社風を聞く
① 口コミサイトで実際に働いている人の声を調べる
まず絶対に行って欲しいのが、口コミサイトで実際に働いている人の声を調べること。
口コミサイトを見ると、働いているからこそわかる企業の雰囲気や業務の大変さなどもわかります。
たとえば、求人には「残業はほぼありません!」と書いてあっても実際には残業が当たり前になっている、など。
悪い口コミだけじゃなく、「ワークライフバランスが取れる」など良い口コミももちろんあるでしょう。
口コミサイトを見れば、求人や企業のHPだけではわからない本当にリアルな情報が得られます。
口コミサイトは大手の「ライトハウス」や「Openwork」がおすすめですよ!
検索もしやすく、多くの企業についての評判が載っています。
② OB訪問で現役社員にリアルな社風を聞く
次に、OB訪問で現役社員の方に話を聞きましょう。
ホワイト企業の内定を獲得すると安心してしまう人も多いですが、入社後に「思ってたのと違った…」ということも少なくありません。
よって、内定を獲得した後にOB訪問で先輩社員からリアルな社風を聞いてみてください。
この最終確認作業を行うことで、ミスマッチの確率を大幅に下げられます。
内定獲得後に、現場の社員さん(自分が所属する部署や職種の)に直接話を聞く機会を設けるという1手間を加えることで、入社後のミスマッチが圧倒的に減るので絶対にやってほしい...!#23卒 #24卒 https://t.co/tzVyFIAzET
— 就活マン|就活ブログと求人サイト運営 (@shukatu_man) August 23, 2022
OB訪問で、本当にホワイト企業なのか最終チェックしてみてください!
具体的には、以下のような質問をしてみましょう。
【OB訪問での質問内容】
- いつも帰宅は何時ごろですか?
- 仕事終わりにはいつも何をされてるんですか?
- どんな性格の社員さんが多いですか?
- 辞める人ってどんな理由が多いんでしょう?
内定を獲得したあとのOB訪問なので、上記のような結構踏み込んだ質問でもOK。
本当にホワイト企業か見分けるためにも、ぜひOB訪問は行ってください!
求人の情報だけを信じるのは危険ですね。
やはり企業も求人では良い面をアピールするからね。入社後に後悔しないためにも、手間はかかるけれど上記の2つは絶対に行ってほしい!
ホワイト企業を見分けるときに注意すべきこと
ホワイト企業かどうか見分けるときに注意してほしいのが、先入観をもたないこと。
たとえば、誰でも知っているような有名企業や大企業だと「これだけ知られている企業だから大丈夫でしょう」と思いこみがち。
しかし、大企業や有名企業だからといって、絶対にホワイト企業であるとはいえません。
「この企業はきっとホワイトだ」と先入観を持っていると、自分と合わない企業に入社して後悔してしまう可能性があります。
この注意点は当然のことに思えるかもしれませんが、知名度で企業を選んで後悔する就活生は多いです。
ホワイト企業かどうか調べる際には、会社の規模や知名度で判断することはやめましょう。
先入観を捨てて1社ずつ調べることが大切。小さい会社でもホワイトな優良企業の可能性があるよ。
確かに大企業や有名企業は美化して考えがちですね。知名度に惑わされないように注意します!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
この記事で紹介した、すべてのあるあるをチェックするのは難しいかもしれません。
でも自分が重要視する項目だけでも確認すると、ミスマッチが起こりにくくなります。
もちろん、ブラック企業に入社してしまう可能性も減らせますよ。
会社の規模や知名度を重視すると、ホワイト企業を見極められないので注意してくださいね。
今回の記事が、少しでも就活生の役に立ったのなら嬉しいです。
ちなみに、この記事を読み終わったら「【ホワイト企業ランキング375選】”必見の優良企業”を一覧でまとめてみた!」も読んでみてください!
5つの指標別・業界別にホワイト企業を厳選して紹介しています。
ホワイト企業に入りたい就活生は必読ですよ!
では最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- ホワイト企業の社風あるあるは「気兼ねなく有給休暇を取れる」「定時前に片付けを始める」「休憩時間に仕事をする人がいない」「感情的に仕事をする人がいない」
- ホワイト企業の福利厚生あるあるは「研修制度が整っている」「社食のレベルが高い」「飲み物やお菓子が無料で提供される」「子育てをしやすい制度が充実している」
- ホワイト企業の職場環境に関するあるあるは「オフィスが綺麗」「労働時間の管理が徹底されている」「副業が推奨されている」
- ホワイト企業を探すには、「ホワイト企業ナビ・就活エージェント・逆求人サイト」の3つを利用するのがおすすめ。
- ホワイト企業の求人あるあるとしては「基本給がはっきり書かれている」「ボーナスが多い」「有給取得率が高い」「年間休日が多い」「法定外の福利厚生が充実している」「頻繁に求人募集をしない」「研修制度が充実している」「若手社員の離職率が低い」「女性が働きやすい制度が整っている」「女性の役員比率が高い」「ホワイト企業の認定を受けている」が挙げられる。
- ホワイト企業かどうかを見分けるには「口コミサイト」「内定獲得後のOB訪問」が有効。