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【商学部の就職先一覧】おすすめの企業・業界・職種を解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

今回は「商学部の就職先や人気職種」をご紹介します。

学部ごとにどんな企業に就職する傾向があるのか、どんな職種が向いているのか気になるところですよね。

 

ちなみに僕は農学部だったので、食品メーカーや化学メーカーに進む人が多かった。

農学部だとわかりやすいですが、商学部となると進路が広すぎて理解しにくい。

 

そこで1つの参考になるよう、各大学から就職先のデータを抽出。

「商学部の学生はどんな企業に就職するのか?」を詳しく見ていきましょう。 

 

私は商学部に通っているのですが、商学部の先輩たちがどんな就職先に就くのか気になっています。

今回は商学部の就職先について、徹底的に解説していくよ!商学部生の就活戦略も考えてみたから読み込んでね。

そもそも「商学部」とは?

 

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商学部とは、一言で表すと「商売に関することを学ぶ学部」です。

世の中には、さまざまな商品やサービスが溢れていますが、それらが企業から消費者に届くまでのお金の流れや、売れるためのマーケティング戦略などについて学びます。

 

その他にも、会計学や経営学などビジネス全体に関して幅広く学べる学部。

社会に出てから実践で活かしやすい内容が多いです。

 

経済学部との違い

 

商学部 企業における経済活動
経済学部 社会全体の経済の仕組み

 

商学部は「経済を回す企業の活動」にフォーカスしているのに対し、経済学部は「経済の歴史や仕組みなど経済全体を学ぶ」という違いがあります。

 

それぞれ「経済について学ぶ」という意味では同じです。

しかし学ぶ視点が違うと考えるとわかりやすいですね!

(ちなみに経済学部では、社会全体、歴史や国際的な経済問題なども研究します)

 

商学部の主な就職先業界5選

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では、商学部で学んだ内容を活かせる「卒業後の主な就職先業界」を5つ共有します。

(もちろんどんな学部であろうと様々な業界に進んでいるので、参考程度に見てくださいね!)

 

【商学部の主な就職先業界】

  • 金融業界
  • メーカー
  • 公務員
  • 商社
  • サービス業

 

①金融業界

 

商学部を卒業した後の就職先として、最も多く選ばれているのが金融業界です。

具体的には、銀行や証券会社、保険関連の会社などで、企業や個人のお金を運用・管理します。

 

商学部ではお金について学ぶので、勉強したことを活かしやすいのが人気の理由!

また、在籍中にはファイナンシャルプランナーや税理士など、お金に関する資格を取りやすい環境であることも選ばれる理由です。

 

金融業界は人気が高い業界だけど、お金関係の資格を在学中に取得しておくと、就職活動においてプラスに働くよ。

 

②メーカー

 

商品の企画や開発、販売やそれに関わるお金の流れなどを勉強した商学部の卒業生は、メーカーへ就職する人も多いです。

企業が行う商売の流れ全体を勉強してきているので、就職後も活躍しやすい業界といえます。

 

メーカーには、食品や車などさまざまな種類があるので、自分が興味のあるジャンルで大学で学んだことを活かせる企業を選べるでしょう。

しかし、部署によってはイメージと違う仕事をすることになる可能性もあるので、事前に企業の仕事内容をよく調べておきましょう!

 

③公務員

 

公務員も商学部出身の人が多い業界です。

商学部で取得できる資格は、公務員になる上でも有利に働きます。主な就職先としては、国税局や県庁、市役所などです。

 

商学部で学ぶ企業の経済活動や金融に関する知識は、企業の審査や指導に役立ちますよ!

しかし、就職するには資格だけではなく、公務員試験に合格する必要があります。

 

④商社

 

商社も卒業後に就職先として選ばれやすい業界のひとつです。

商社の主な仕事は、国内だけではなく、世界中にある商品を取引すること。

商品を生み出している業者とそれらを購入したいと考えるメーカーの仲介役のような立場になります。

 

商社は、幅広い商品を扱う「総合商社」と食品や医療などある分野に特化した「専門商社」の2種類に分けられます。

総合商社は”7大商社”と呼ばれる大手企業が有名!

企業規模が大きいので、1年目からでもグローバルに活躍できる可能性があります。対する専門商社は、特定の分野に特化しているので専門性が身につきやすいです。

 

海外と関わる仕事がしたいと考える人は、商社への就職を考える人が多いです。

人気の業界なので倍率も高く、学歴だけではなく行動力やリーダーシップなど人柄も大事になってきます。

 

英語力も必要になってくるので、在学中からTOEICなどの資格を取得しておくと1つのアピール材料になるよ。

 

⑤サービス業

 

商学部からサービス業に就職する人も多くいます。

サービス業とは、モノではなく形に残らないサービスを提供する業界で、旅行や飲食、ウェディングなどがあり、身近に感じられる企業ばかりです。

さまざまな業界の中でも最も就職人口が多い業界でもあります。

 

商学部では、開発・販売から消費者へ届くまでの商売の流れを学びますが、その中でも最も消費者に近い視点で働ける業界ともいえるでしょう。

 

サービス業は業種が幅広いので、自分が興味のある企業を選びやすいのがメリットです。

人と関わることが好きな方に向いています。

 

商学部といっても様々な業界に就職するんですね!

そうなんだよ。商学部で得られる知識は、どんな業界にも活用できるから業界を問わないね。

【大学別】商学部の具体的な就職先企業を解説

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ここまで就職先の“業界”について見てきました。

更に気になるのが「具体的な就職先企業」ですよね。

こちらは大学の主な進路先のデータから抽出して、共有していこうと思います。

 

日本大学

 

まずは、日本大学の主な就職先企業をご紹介していきます。

ちなみに日本大学の商学部の偏差値は50〜57で、中堅あたりですね。

 

【金融・保険業】

・三井住友信託銀行株式会社

・株式会社ゆうちょ銀行

・みずほ証券株式会社

・第一生命保険株式会社

・住友生命保険相互会社

・日立キャピタル株式会社

 

【製造業(メーカー)】

・味の素AGF株式会社

・ハーゲンダッツジャパン株式会社

・株式会社ロッテホールディングス

・株式会社ファーストリテイリング

・株式会社資生堂

・アイリスオーヤマ株式会社

・日産自動車株式会社

 

【商社】

・伊藤忠食品株式会社

・株式会社日立ハイテク

・三菱食品株式会社

・株式会社JTB商事

・デリカフーズ株式会社

・株式会社AOKI

 

【公務員(公務)】

・財務省 東京税関

・出入国在留管理庁

・会計検査院

・警視庁

・東京消防庁

 

【サービス業】

・小田急電鉄株式会社

・日本航空株式会社

・ANAエアポートサービス株式会社

・東京ベイヒルトン株式会社

・株式会社ゼンショーホールディングス

・株式会社星野リゾート・マネジメント

・株式会社エイチ・アイ・エス

・ニチイ学館

 

引用:日本大学「2019年度日本大学商学部卒業者の主な就職先」

 

こうして見てみると、就職先の業界や企業は非常に幅広いですよね。

商学部で学ぶ知識が、ビジネス全般に活かせるからこそ、業界を問わずに就職することができるのがメリットだと言えそうです。

 

ちなみに補足ですが、日本大学の就職率は97.5%(2020年3月)。

サービス業に進む卒業生が最も多く、全体の19.6%を占める結果となりました。

つづく卸・小売業が18.1%、情報通信業が17.1%でしたね。

引用:日本大学「卒業生の進路 就職実績2019」

 

中央大学

 

続いては、中央大学の就職先企業一覧です。

中央大学の商学部の偏差値は57〜60となっており、上位大学の1つです。

 

【金融・保険業】

・三井住友銀行

・みずほ証券

・明治安田生命保険

・野村證券

・三菱UFJ銀行

・大和証券グループ本社

 

【製造業(メーカー)】

・トヨタ自動車

・永谷園ホールディングス

・アサヒビール

・森永乳業

・サントリーホールディングス

 

【商社】

・住友商事

・三谷商事

・神鋼商事

・伊藤忠ケミカルフロンティア

・大塚商会

 

【公務員(公務)】

・国税庁

・経済産業省

・東京都庁

・国土交通省

・栃木県警察本部

 

【サービス業】

・東日本旅客鉄道

・株式会社JTB

・サイバーエージェント

・ソフトバンク

・東急ハンズ

・日本旅行

・博報堂プロダクツ

・イオンエンターテイメント

 

引用:中央大学「2019年度卒業生 就職先企業リスト 商学部」

 

中央大学の商学部卒業生の進路としては、留学や試験準備などを除くと、金融・保険業が14.4%と最も多く選ばれていました。

次に、情報通信業(サービス業界)が11.7%、卸・小売業が10.8%となっています。

 

さすが上位大学といえるほど、知名度の高い人気企業へ就職している人も多いですね。

中央大学は、商学部の中でも学科ごとの就職人数をまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

引用:中央大学「進路決定状況 2019年度卒業生データ」

 

早稲田大学

 

早稲田大学の主な就職先の企業は以下の通りです。

早稲田大学は誰もが知っているように超上位大学。商学部の偏差値は70です。

 

【金融・保険業】

・三井住友銀行

・SMBC日興証券

・東京海上日動火災保険

・りそなグループ

・三菱UFJモルガン・スタンレー証券

 

【製造業(メーカー)】

・富士通

・日立製作所

・三菱電機

・日清食品ホールディングス

・SUBARU

・キリングループ

・キーエンス

 

【商社】

・三菱商事

・住友商事

・三井物産

・丸紅

・伊藤忠商事

・双日

・阪和興業

 

【公務員(公務)】

・国税専門官

・東京都職員Ⅰ類

・神奈川県職員Ⅰ種

・川崎市職員

・裁判所事務官

 

【サービス業】

・楽天

・NTTデータ

・有限責任あずさ監査法人

・野村不動産

・リンクアンドモチベーション

・テレビ朝日

 

引用:早稲田大学「2019年度 早稲田大学進路状況」

 

早稲田大学の商学部生は、進路を報告している920名のうち、起業なども含め829名が就職するとの結果でした!

(2019年度)卒業者数は929名で、そのうち進路報告率が99.0%。

商学部のほとんどが卒業後に何をするか決まっていることがわかりますね。

上記の就職先企業をみても分かる通り、どの業界でも知名度の高い大企業から内定をもらう人が多いです。

 

明治大学

 

明治大学の就職先をご紹介していきます。

明治大学の商学部の偏差値は62.5〜65とこちらも上位大学と言えます。

 

【金融・保険業】

・株式会社りそなホールディングス

・三井住友海上火災保険株式会社

・SMBC日興証券株式会社

・株式会社千葉銀行

・明治安田生命保険相互会社

 

【製造業(メーカー)】

・日本電気株式会社

・パナソニック株式会社

・株式会社村田製作所

・積水ハウス株式会社

・株式会社富士通ゼネラル

・矢崎総業株式会社

 

【商社】

・三菱食品株式会社

・阪和興行

・株式会社ハイシンクジャパン

 

【公務員(公務)】

・東京特別区職員

・学校法人千葉学園 千葉商科大学

・学校法人 永守学園

 

【サービス業】

・有限責任あずさ監査法人

・楽天株式会社

・株式会社ニトリホールディングス

・ソフトバンクグループ株式会社

・株式会社ネオキャリア

・日本ユニシス株式会社

・株式会社クイック

 

引用:明治大学「2019年度主な就職先」

 

明治大学の商学部・商学科の2019年度の就職率は、93.9%と高い結果でした。

明治大学の商学部は、サービス業界の中でも情報通信業に就職する卒業生が19.7%と最も多く、次いで製造業が18.8%、金融業・保険業が15.9% でしたね。

引用:明治大学「2019年度学科別就職率」

 

一橋大学

 

最後に、一橋大学の主な就職先企業をご紹介していきます!

一橋大学の商学部の偏差値は67.5とこちらも上位大学の1つです。

 

【金融・保険業】

・バンク・オブ・アメリカ

・みずほフィナンシャルグループ

・三井住友銀行

・三菱UFJ銀行

・日本政策投資銀行

・JPモルガン証券

・シティグループ証券

・日本取引所グループ

・損保ジャパン日本興亜

 

【製造業(メーカー)】

・パナソニック

・三菱電機

・旭化成

・サントリーホールディングス

・ソニー

・日立製作所

・明治

 

【商社】

・伊藤忠商事

・三井物産

・三菱商事

・住友商事

・双日

・丸紅

・デイトナ・インターナショナル

 

【公務員(公務)】

・官公庁

 

【サービス業】

・KPMG税理士法人

・PwCコンサルティング

・アクセンチュア

・ベイカレント・コンサルティング

・監査法人トーマツ

・エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ

・三井不動産

・電通

 

引用:一橋大学「2019年度卒業生(2020年3月卒業)の業種別就職先一覧」

 

一橋大学商学部の就職先として最も多い業界は、サービス業で全体の44%でした。

続いて、金融業が21%、製造業が16%との結果。

 

一橋大学の商学部生は、4学年合わせても1000人程度と少なめです。

しかし、大手企業で活躍している卒業生も多くいるようですね。

引用:一橋大学「2019年度卒業生(2020年3月卒業)の進路」

 

\商学部生に絶対読んでもらいたいホワイト企業への入社方法!/

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商学部生に人気の職種まとめ

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続いては、商学部の卒業生に人気の職種を5つご紹介していきます。

商学部で学んだ内容を活かせる職種に人気がありました。

仕事内容や求められるスキルなどをまとめましたので、参考にしてみてください。

 

①企画職

 

企画職は業界や企業によっても業務内容がさまざまですが、主に新しい商品を考える「商品企画」商品をより多くの人に知ってもらうための「広報企画」、営業がよりスムーズに進むための計画を企画する「営業企画」などがあります。

 

企画を立てるには、市場の動向を調査・分析する必要があるので、流通や市場の経済活動を学ぶ商学部が活躍しやすい職種のひとつと言えるでしょう。

 

企画職には、情報リサーチ力や分析力、新しい企画を提案できる創造力などが求められます。

また、トレンドに敏感で知的好奇心が旺盛なタイプや人と様々な部署との連携が必要なのでコミュニケーションを取るのが好きな人におすすめ!

 

企画職には、必須の資格やスキルはないので熱意を伝えることが大事です。

面接では、学生時代に経験した企画にまつわるエピソードなどが話せると良いでしょう。

自分の企画が選ばれたり形になった時の達成感は、企画職だからこそ味わえるやりがいです。

 

②マーケティング職

 

マーケティングとは、市場のニーズを調査し、売れる商品やタイミング、PRの方法などを総合的に考える仕事です。

企画職との違いは、企画職は新たにサービスや商品を生み出す仕事で、マーケティング職はそれらが売れる仕組みを考えるという部分です。

 

しかし、新しい企画を生み出すためには市場調査は必須なので、企画職と連携したり、企業によっては一つの部署として扱っているところもあります。

マーケティング職は、市場のデータを集め調査し分析するのがメインの仕事といっても過言ではありません。

華やかなイメージを持ち憧れる人も多い職種ですが、実際には地道な作業も多いということを覚えておきましょう。

 

マーケティング職は、企画職と同様に分析力や情報収集力、そして数字に強い人が向いています。

しかし、新卒でいきなりマーケティング職に配属されることは珍しく、先に他の部署を経験したのちに異動になるケースがほとんど。

ですが、面接時からマーケティング職に興味があることを伝え、普段の生活でもマーケティング的な視点で物事を見る癖をつけておくと良いでしょう。

 

③経理職

 

経理とは、企業のお金の流れを数値化し、管理する仕事です。

主な仕事内容としては、売上管理や経費精算、給与計算、決算業務などがあります。

 

業務自体に華やかさはありませんが、会社のお金を扱うため重要な仕事と言えるでしょう。

お金に関わるので少しのミスが会社に大きな影響を与える可能性もある仕事です。

 

作業はコツコツと地道ですが業務範囲が幅広く量も膨大なので、責任感と集中力がある人が向いています。

また書類の整理なども行うので整理整頓が好きな人も経理の仕事で活躍できるでしょう。

 

経理の仕事は、日次業務・月次業務・年次業務に分けられ、ミスなく締め切りに作業を終えたときは達成感を感じられるでしょう。

また、会社のお金の動きが把握できるのも経理のやりがいのひとつと言えます。

 

商学部ではお金に関する資格を取りやすいので、経理職を目指したい人は在学中に取得しておくと就活が有利に進むでしょう。

専門性が高い職種なので、他部署へ異動することなく管理職へとステップアップするケースが多いです。

 

④営業職

 

営業職は、どの業界や企業でも売上を支える重要な仕事です。

営業は主に個人営業・法人営業の2種類に分けられ、扱う商品も食品などの「有形商材」とサービスを売る「無形商材」があります。

 

営業と聞くと、キツそうというイメージを持つ方も多いですが、営業方法も新規開拓を行う飛び込みやテレアポの他に、既存のクライアント先を回るルート営業があり、適性にあった営業職がある企業を選ぶと良いでしょう。

しかし、どの方法でも営業なので数字を追う必要はあり、プレッシャーに強い人や負けず嫌いな人が向いています。

 

営業職の魅力は、商品やサービスについての声を直接聞けること。

商材ではなく人柄を評価してもらえることも少なくなく、感謝の言葉を直接聞けるのも営業だからこそ味わえるやりがいと言えます。

 

また、営業職は基本の給料にプラスして、成果に応じたインセンティブをもらえるのも魅力で頑張り次第で同年代よりも高収入を目指せるでしょう!

営業力が身に付けば、どんな企業でも活躍できるのもメリットです。

 

⑤経営企画職

 

経営企画とは、企業の経営計画を立て会社を先導していく仕事です。

小さい企業では社長や役員が経営計画を立てますが、大企業では経営企画を担当する部署や室が設置されていることがほとんどなので、経営企画職を目指す人は大企業から探してみるのがおすすめ!

 

経営企画職は、企業の経営方針を決める重要なポジションなので、知識や経験がある人が選ばれやすいです。

そのため、大学で企業の経営活動を学ぶ商学部出身者は、学んだ知識を活かせます。

 

経営企画職では、企画の立案以外にも、そのための調査や資料作成など細かい業務も多いです。

幅広い内容に対応できるビジネススキルと、それを高いレベルで行える人が求められます。

 

また自己管理能力や、企業の課題を見つけ改善案を考えられる論理的思考力、社内の人と関わる機会が多いのでコミュニケーション力なども必須です。

 

しかし、新卒からすぐに経営企画職へ配属されることはほぼ無いので、まず入社した部署で高い成果をあげることを意識しましょう。

経営に携わる業務なので、その後は役員や独立を目指す人も多いです。求められる仕事のレベルや責任感に見合った将来性がある職種といえます。

 

商学部で取得できる就活に有利な資格 

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では最後に、就活に有利な商学部で取得できる資格をご紹介していきます。

就職した後も自分の人生の役に立つ知識ばかりなので、気になる資格はぜひ取得していくのがおすすめです。

 

①日商簿記

 

簿記は、企業の経済活動をルールに従い帳簿に記録・整理する業務です。

1〜3級まであり、企業の業績を把握できます。特に、工業簿記もふまえ企業の会計を分析できるレベルの2級以上を持っていると評価されやすくなるでしょう。

 

また、各企業の財務状況が分かったり、就活の際に経営状況が良い企業が分かるのがメリット。

公認会計士やファイナンシャルプランナーの資格を取得する上でも、簿記の知識は役に立ちます。

年に3回試験が開催されているので、受験するチャンスが多いです。取得する階級に合わせてしっかり勉強時間を確保できます。

 

②公認会計士

 

公認会計士は、企業が公表した決算書類の監査業務や税務、コンサルティング業務を主に行う仕事です。

3大国家資格ともいわれており、その高い専門性から高収入が目指せます。

 

公認会計士は年2回試験が実施され、合格したのちに実務補助と2年以上の業務補助を経て、修了考査に受かると公認会計士となります。

時間もかかり、簡単に取得できるものではありませんが、公認会計士になると活躍の場が大きく広がるでしょう。

 

③ファイナンシャルプランナー(FP)

 

ファイナンシャルプランナーは、「FP」とも呼ばれ、個人の資金計画を立案・アドバイスする仕事です。

家計の見直しや老後に向けた資産運用の提案には、金融以外にも税金や不動産、保険など幅広い分野の知識が必要なので、自身の生活にも役立てられます。

 

特に、金融系の企業ではファイナンシャルプランナーの資格取得を進めていたり、昇進の条件にしているところもあるので、金融業界を目指す人は取っておいて損はないでしょう。

 

就職した際により実践で活かせる知識を学びたい人は、2級以上の取得がおすすめです!

ファイナンシャルプランナーの資格取得を支援している大学も多いので、ぜひ調べてみてください。

 

④税理士

 

税理士とは、企業や個人事業主などのクライアントの税務書類の作成や税の相談に乗る仕事です。

税務業務は税理士だけが行える独占業務のため、ニーズが広く、長く活躍できるでしょう。

 

中小企業などでは、財務責任者を任されている税理士も多くなってきています。

企業経営のコンサルティングも行う税理士も増加傾向にあります。

 

税理士の試験は、例年8月に開催されており5科目ありますが1科目ずつ受験することが可能です。

また、簿記の資格を持っていると役に立ちますよ!

実際に税理士になるには、2年以上の実務経験が必要です。

 

⑤証券アナリスト

 

証券アナリストとは、株式や国債など証券の分析や投資価値があるか評価を行い、投資に関してアドバイスをする仕事です。

高い専門知識と分析力が必要になるので、在学中ではなく就職してからも勉強を続け、取得する人も多くいます。

ファイナンシャルプランナーや簿記の2級以上を取得しておくと、知識が役に立つでしょう。

金融業界で働きたい人は、大学在学中に一次試験に合格していると評価されやすくなります。

 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

商学部の主な就職先は、業界を問わずに本当に幅広いことがわかったと思います。

理由としては、商学部で学ぶ知識がどの企業でも役立つから。

 

よって商学部生は、業界に縛られず、視野を広く持って就活することをおすすめします。

そのための情報は引き続き、この就活攻略論で書いていきますね。

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】
  • 商学部は社会に出てから実践に生かしやすい内容を学べる学部
  • 商学部の就職先業界は、金融業界・メーカー・商社・公務員・サービス業とさまざま
  • 実際の内定先企業を見ると、大企業に就職している卒業生が多い

  • 企画職やマーケティング職、経理など商学部で学んだ知識を活かせる職種が人気

 

今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた600の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/