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【工学部の就職先は?】企業リストやおすすめ職種を解説します!

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回の記事では、工学部出身者の就職先や職種について詳しく解説します。

学部ごとに進路の傾向が大きく異なります。

工学部に所属している人は、先輩たちがどんな業界や職種に進んでいるのか1つの参考にしてみてくださいね。

 

また工学部の就活生が就活を有利に進めるポイントまで解説します。

工学部の学生にとって絶対に参考になる情報なので、ぜひ最後まで読んでください!

 

工学部生の就職先は機械系のメーカーやIT企業のイメージがあります。

それだけに留まらないよ。そこで今回は工学部生の就職先や人気職種を解説していくね! 

工学部の概要|そもそも工学部とは?

 

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工学部とは、生活の中にあるモノや仕組みを作るための技術や知識を学ぶ学部のこと。

僕たちの身の回りにあるモノは、ほとんどが「工学」から生まれたと言っても過言ではありません。

 

工学部と言っても、それぞれ専門があり、電気・システム・情報・造形・建築・エネルギー・サイエンスなど分野はさまざま。

 

工学部生は、このような専門分野を大学で学び、その技術と知識を社会や企業で役立て活かすことのできる、いわばモノづくり・開発のエキスパート的な存在なんですね。

 

この次に工学部生に人気の業界や、各大学の就職先企業を見ていきますが、その技術や知識を生かせそうな業界や企業に就職している学生が非常に多い!

 

大学での学びを、直接企業で活かすことができることから「工学部は就活に強い」とよく言われるんです。

 

工学部の主な就職先一覧|企業例も紹介!

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では早速、工学部の学生はどんな業界に就職しているのかについて解説していきます。

大学の主な就職先を見ていくと、以下の4つの業界への就職が多かったです。

 

【工学部の主な就職先業界】

  1. 製造業
  2. IT・通信業界
  3. エネルギー業界
  4. 建築業界

 

①製造業

 

工学部の就職先として真っ先に思い浮かぶのが「製造業(メーカー)」ではないでしょうか?

 

製造業と一口に言ってもさまざまで、自動車を作る企業もあれば電子機器や精密機器、半導体、繊維に特化した企業などがあります。

 

「モノづくり」に関わる多くの企業では、工学部生が大学で学んだことやゼミで研究して得た知識が活かせる機会もあり、関連性も高いことから、製造業を志望する学生が多い。

 

製造業の就職先は多岐にわたるので、自分の興味のある分野や、学んできた内容と関係のある企業に就職しやすいといったメリットもあります!

 

製造業の就職先企業例
【就職先企業例】
キーエンス、レーザーテック、ファナック、ウルトラファブリック・ホールディングス、三菱ケミカルホールディングス、東京エレクトロン、ソニー、富士フイルム、積水化学工業、住友化学、東芝、トヨタ自動車、日産自動車、マツダ

 

②IT・通信業界

 

工学部生の中には「モノづくり」ではなく情報学をメインに学んでいるという方もいるでしょう。

 

そういった学生に人気なのが「IT・通信業界

 

とくにIT業界は恒常的な人手不足で就活生の売り手市場と言われており、工学部でITや情報をシッカリと学んできた人たちにとっては、有利な立場で選考を進むことができる。

 

しかもスキルがある程度あれば、万が一会社が自分に合わなかったり、ヤバいってなった時でも転職ができる可能性が高く、つぶしの効きやすい業界です。

 

通信系の企業はインフラ的な要素も担っており、大手企業はかなり安定しているため、就活生には常に人気の業界ですね。(倍率も高め)

 

IT・通信業界の就職先企業例
【就職先企業例】
NTTデータ、楽天、富士通、グーグル、SCSK、ヤフー、伊藤忠テクノソリューションズ、アクセンチュア、LINE、日立製作所、サイボウズ、日本IBM、NEC、NTTコミュニケーションズ、日本電信電話、ソフトバンクグループ、KDDI、大塚商会、Zホールディングス

 

③エネルギー業界

 

工学部の3つ目の就職先は「エネルギー業界」です。

エネルギー業界とは、「電力」「ガス」「石油」「地熱」など、私たちの生活に必要な資源を提供・開発する業界のこと。

 

技術職・研究職の要素が強く、資源の研究や開発、保守、メンテナンスを行います。

 

エネルギー業界は、分野によってどこも似たり寄ったりのイメージがありますが、実は企業によってかなり事業内容や規模が違う。

 

エネルギー業界には世界規模で活躍できる可能性の高い企業も存在します。

日本のエネルギー関連の技術力は非常に高く、世界からも注目されているため、世界的にもニーズが高いんです。

 

一方で東京電力や九州電力、関西電力などのように地域密着型で、メイン事業が電気の送電・メンテナンスという企業もある。

 

この業界を志望するときは、自分が今後どのように働きたいか(国内で安定orグローバルに活躍)を考えながら、企業選択をすると入社後のギャップも少しは埋まるんじゃないかな。

 

エネルギー業界の就職先企業例
【就職先企業例】
JJXTGホールディングス、昭和シェル石油、コスモエネルギーホールディングス、国際石油開発帝石、レノバ、出光興産、石油資源開発、イーレックス、東京電力、関西電力、九州電力、四国電力、東北電力、中部電力、東亜石油、TOKAIホールディングス

 

④建築業界

 

最後に、「建築業界」への就職です。

工学部の中には建築学科があるところが多いので、そこの学部の学生が建築業界を目指すケースが多くあります。

 

建築業界は以下のような構造になっており、このどこの位置にある企業かによって年収がかなり変わってくる。

 

【建築業界の下請け構造】

 

発注者(法人・個人)

元受け(大手ゼネコン)

下請け(サブゼネコン)

下請け(中小企業)

 

やはり給与がいいのは大手ゼネコン。

日本ではよくスーパーゼネコンと言われ、大林組、鹿島建設、大成建設、清水建設、竹中工務店があります。

 

就職するならスーパーゼネコン~サブゼネコン辺りまでがオススメ。
下請けの下請けは重労働・現場主義の企業が多くて、納期が近い建物を建設している期間なんかは、休みほぼナシ・長時間残業は当たり前っていう会社もある。

 

またゼネコン以外にも、家づくりをメインに行う住宅メーカーも就職先として挙げられます。

 

建設業界の就職先企業例
【就職先企業例】
大和ハウス工業、積水ハウス、大林組、鹿島建設、積水建設、大成建設、大東建託、住友林業、長谷工コーポレーション、五洋建設、関電工、戸田建設、三井住友建設、九電工、ミサワホーム

 

工学部生におすすめの就活サイト

ここまで工学部生の就職先の企業例を紹介してきました。

工学部生におすすめの就活サイトをランキング化して別記事で紹介しておきました!

工学部生が就活をする際はぜひ参考にしてくださいね。

» 就活サイトおすすめランキング【1位〜35位】複数内定者が厳選しました!

 

こうして見ると工学部生の就職先は様々ですね!

そうなんだよ。◯◯学部だから◯◯にしか就職しないという決まりは、全学部を通してあんまりないんだよね。幅広い視野を持って就職先を選定することが重要だね。

大学が公開している工学部の就職先情報をチェック

 

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ここまで工学部の主な就職先業界や企業についてみてきました。

この章では、実際に「各大学が公表している工学部生の主な就職先」をみてみましょう!

 

大学から公開されている企業名は、大学の就職実績アピールのため大企業や人気企業を目立って掲載していることも非常に多いです。

必ずしもそのような大企業ばかりへの就職ではありませんので、その点を理解しておきましょう。

 

日本大学の工学部の主な就職先(=私立中堅大学)

 

まず初めに日本大学の工学部の主な就職先を見ていきましょう。

こちらは工学部全体の就職先業界のパーセンテージ表です。

 

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引用:日本大学「工学部の求人・就職状況

 

やはりモノづくり・研究の工学部と言われるだけあって、製造業が32.8%、建設業が26.2%と非常に多いですね!

 

日本大学の就職先情報には、学部全体の就職先業界だけでなく、学科ごとの就職先業界のグラフもありました。(見比べてみると結構面白い!)

 

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引用:日本大学「工学部の求人・就職状況

同じ「工学部」でも、学科が違うだけでこんなにも就職先業界が違うんですね!

 

土木学科は、学部で学んだことが生かせそうな建設業界への就職が非常に多く、機械工学科は約半数が製造業で建設業界への就職が非常に少ない。

 

工学部は学科によっても学ぶ内容が全く違うので、就職先業界も学科によってかなり左右されるということが分かりました。

それだけ大学で学んだことが、就職先企業で活かせる可能性も高いと言えるでしょう。

 

慶應義塾大学の工学部の主な就職先(=私立上位大学)

 

次は慶應義塾大学の主な就職先企業です。

慶應義塾大学には「工学部」という学部はなく、工学部と理学部の2つの要素を学べる「理工学部」がありましたので、そちらを参考にしましょう。

 

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引用:慶應義塾大学「理工学部 就職・資格

 

意外なことにメーカーや建設業などの技術系への就職だけでなく、金融業界やIT・通信業界への企業名が目立ちますね。

ホームページにこのような記載もありました。

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引用:慶應義塾大学「理工学部 就職・資格

 

また、慶應義塾大学の理工学部は、学部生の70%が大学院に進学するようです。

大学院生の就職先も載っていましたので、ついでに見てみましょう。

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引用:慶應義塾大学「理工学部 就職・資格

 

大学院卒になると、一気にメーカーや技術系企業の名前が増えましたね…!

 

学部で就活をしなかった人は大学院に進み、更に自身の専門分野を極めて、それを活かせる企業に就職をする傾向にあるということが分かりました。

 

僕の周りに結構いたのが、学部4年生の時に就職活動をして、希望の企業に行けなかったけど、大学院に進んで2年後に再び就職活動をして希望企業に内定を貰ったという人です。

 

その逆もしかりで、大学院に進む予定だったけど、学部4年生にダメもとで就職活動をしたところ、まさかの内定を貰えたから就職をしたという人も。

 

工学部は私立・国立問わず、大学院に進む人が多いので(大学に大学院も併設されていることが多い)、言ってしまえば就活のチャンスが2回ある場合があるのです。

 

また大学院の研究室に進むと、教授が企業の推薦枠を持っていたりするので、推薦枠ルートで企業に就職する人もいます。

 工学部生は、その他の学部生に比べてさまざまな就活方法がありますね。

 

九州大学の工学部の主な就職先(=国立上位大学)

 

最後に九州大学工学部の主な就職先を見てみましょう!

(九州大学の工学部の就職先は、学部トータルの就職先企業名がなく、学科ごとの企業名が掲載されていました。)

 

<電気情報工学科の就職先企業>

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 引用:九州大学「就職データ

 

80%以上の学生が大学院に進学していますね。

また、就職した学生も情報系・電力系の企業に就職している割合が非常に多い。

 

<地球環境工学科の就職先企業>

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引用:九州大学「就職データ

地球環境工学科の就職先は、公務員が非常に目立ちますね!

県庁には土木課や建築科があるため、そちらに就職したということが推測できます。

 

一般企業は建築会社の名前が多くあがっています。

やはり九州大学の工学部も、学部で学んだ知識や技術を調節活かせる企業に就職している割合が非常に高いということが分かりました。

 

どの大学も「工学」「モノづくり」に全く関係のない企業に就職している人は非常に少なかったですね。

そうだね。全く関係のない分野の企業への就職は少ないが、工学や学科内容に直接関係のある企業への就職はかなり強い。ある意味最強だよ。 

工学部の卒業生が就く主な職種

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それではこの章にて、工学部出身者が就く職種について解説します。

工学部出身者の就く主な職種は以下の4つです。

 

【工学部出身者が就く主な職種】

  1. 技術職
  2. 研究職
  3. 品質管理
  4. メンテナンス職
  5. エンジニア・プログラマー

 

①技術職

 

一口に「技術職」と言っても、業界や企業によって技術分野はさまざま。

 

製造業(メーカー)の技術職は、正しい品質の製品を作り出すことはもちろんのこと、市場や顧客のニーズに合わせた生産計画を立案し、原材料の調達、そして製品をどのようにして作り出すか計画するなど、「モノづくり」の土台を支えています。

 

入社したての頃は製造工場などの現場で数年間業務を行い、技術開発部門や製造管理・監督部門に異動するというケースが多い。

ほとんどの生産設備は機械・電気ベースで動くため、機械系や電子系の工学部出身者との親和性も高いと言われているんです。

 

電力会社での技術職は、新規設備(発電所・送電所)を立てる際の検証を行ったり、設備全体の総合設計や、プロジェクトの管理人、現存設備の管理を行ったりします。

 

業界によって行う業務も規模もかなり異なるから、技術職で入社を希望する際には、企業分析と一緒に、将来的にどんな仕事をするのかも調べておくといい。

 

②研究職

 

次に多いのが「研究職」。
研究職は主に「基礎研究」と「応用研究」に分けることができますが、企業勤めの研究職の人は「応用研究」に取り組むことが多い。

 

基礎研究:未知の物質や未開拓の原理を発見・解明する研究。大学の機関や企業外の研究機関で行われることが多い。

応用研究:基礎研究で分かった物質や原理を、実際の製品開発や製品改良に生かすための研究。

 

製品の物質や、製品を作り出す原理のどこからどこまでを研究するのかは企業によってさまざま。

 

実験や製品開発、工場化の全ての範囲を担う人を「研究職」枠で採用している企業もあるから、入社前に研究職としての業務範囲がどこからどこまでに該当するのかをよく確認した方がいいですよ!

 

③品質管理職

 

次に多いのが「品質管理職」です。

名前の通り、生産するモノの品質を管理する業務のこと。

製品はサイズ・重量・数量など、決められた規定にのっとった品質でなければ出荷はできませんよね。

 

とくに日本はこの品質管理の基準が非常に厳しいと言われていて、「メイドインジャパン」が世界の中でも最高峰の品質と言われる日本のモノ作りは、この厳しい品質管理によって支えられているとも言われています。

 

万が一不良品が発見されたときも、ミスが起きた原因の調査や特定、製造システムの再調整を行ったりと、製造現場の環境改善も品質管理職が行う場合も。

 

④メンテナンス職

 

次に多いのが「メンテナンス職」。

点検・修理・整備を行う職務のこと。

 

メンテナンス職と技術職は業務内容が似ているところがあるので、技術職で採用をしメンテナンス業務を行う部署に配属するという形をとる企業も多いです。

 

モノが製造される生産ラインを適正に維持するために、製造設備の点検を行ったり、不具合の整備などを行ったりします。

 

製造業だけでなく、電力会社や通信会社においても、設備建物が適正に機能しているかの視察、設備が長く使えるよう維持・管理の職務を行います。

 

⑤エンジニア・プログラマー

 

最後に多いのが「エンジニア」と「プログラマー」。

とくに情報工学・電子工学を専攻している学生がこの職に就く。

 

エンジニアとプログラマーって、名前の雰囲気も似ているし、明確な違いが分からない方もいるかと思いますので、説明しておきますね!

 

エンジニア:システム設計顧客とのやり取りを行う職務。どんなシステムをプログラマーに作ってもらうか、仕様書や指示内容、詳細設計を決める仕事。

 

プログラマー:エンジニアが作成した仕様書に沿って、実際にプログラムを組む職務。指示書に従ってコードを書いたり、プログラムの作成を行ったりします。

 

分かりやすく例えると、建築士と大工の関係のようなイメージ。

お客さんの要望に合わせて、家の外観や間取りを設計するのが建築士(エンジニア)で、建築士(エンジニア)の書いた設計図や指示書に沿って、実際に家を建てるのが大工(プログラマー)。

 

エンジニアは顧客とのやり取りや、仕様書の作成などを行うから、プログラマーの経験を一通り経てなる人が結構多いかな。

 

プログラマーやエンジニアは将来性もある一方で、需要に対して供給が追い付いておらず、人手不足と言われているから(今のところ)結構オススメの職種。

 

学生のうちからプログラミングを学ぶなり、そういった企業でバイトするなりしてある程度の技術を付けておけば、かなりアピールポイントになる!

工学部生が就活を有利に進める方法

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ここまでの解説で、工学部の主な就職先や職種がわかりましたよね。

この章では工学部生が就活を有利に進めるテクニックを1つ紹介します。

 

僕の後輩で工学部の学生がいるのですが、彼は「逆求人サイト」をフル活用して大学4年生の6月までに5社からの内定を獲得しました。

ちなみに全然、中堅大学の学生です。

 

逆求人サイトは僕も活用していたのですが、プロフィールを登録しておくことで、企業側からスカウトが届く求人サイトなんですよね。

 

工学部の学生は、技術系の企業からの需要が非常に高いです。

そこでプロフィールに工学部で得た知識や、志望業界について詳しく書いておくことで、かなりスカウトが届きます。

 

このように“需要が高い学部に所属していることを活用”して、企業側から接点を持ちにきてもらうようにすることが有効なんですよね。

ぜひマイナビやリクナビだけで就活をするんじゃなくて、逆求人サイトも併用しましょう。

 

これまで200以上のサイトを見てきた僕がおすすする逆求人サイトは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!

どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。

 

 

工学部生が就活でアピールできる能力・注意すべきポイントは?

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ここまで読んでくださった皆さんなら、もうお気づきかと思いますが、専門分野の知識がある工学部はかなり就活に強い。

 

ですが、そもそも建築・インフラ・情報・製造の業界は、志望する工学部生の母体数もかなり多いので、「周りの工学部生といかに差をつけるか」も就活においてかなり重要なポイント。

 

ここではそれも踏まて、工学部生が就活においてどのように自分をアピールするとよいかや、注意すべき点について紹介をしていきたいと思います!

 

研究・ゼミ・学業

 

やはり工学部などの理系学生は、文系の学生に比べて在学中に研究に集中した人や、勉学に励んだ人の割合が非常に多い。
それってかなりの強みになると思うんですよね。

 

ですがこの研究やゼミの内容を面接官に伝えるときって、ポイントを抑えながら分かりやすく伝えないと、面接官にいい印象を持ってもらえないことがあるんです。

 

専門用語は使わず、分かりやすく

研究内容やゼミの内容をエントリーシートや面接で説明する際にはこの「分かりやすく」を徹底してください!

 

理系学生にありがちなのが、研究内容を熱心に伝えようとするあまり、専門用語を連発することw

その分野に詳しくない人からすると「何言ってんだこの人」ってなります!w

 

自分は一生懸命研究内容を伝えてるつもりでも、相手には全然伝わっていない。

 

そうなってしまうと、面接官から「人の気持ちや立場、空気を読めない人」って思われてしまう可能性があるんです。

 

そう思われてしまわないためにも、研究やゼミの内容は誰でも分かるような言葉で説明をして、きちんと相手に理解してもらいましょう!

 

なぜ学んだのか・どう学んだのか・どう成長したのかを伝える

そもそも論になってしまいますが、企業はあなたが何の研究をしてきたかについては、あまり興味がありません。(研究内容が職務に直接関係のある場合はのぞきます)

 

  • その研究をなぜしようと思ったのか
  • どんな姿勢で学んだのか
  • そこから何を得たのか

 

研究内容よりも「あなたの人柄」を分かってもらうことが重要!

この質問を通して面接官はあなたの物事の考え方であったり、大学生活をどう過ごしたのか成長が見込める人材なのかなどを判断しています。

 

研究内容をエントリーシートに書くときや、面接に伝えるときは、この内容を盛り込んであなたの人柄も伝わるような内容にしましょう!

 

文系職も受けられる

 

工学部=理系職に就く、というのが多くの就活生の持つイメージかもしれませんが工学部出身は事務職や営業職などの文系職にも就くことができます。

 

むしろ工学部で文系職希望の学生って、企業側からしても結構ありがたい存在だったりする。

そもそも理系出身の人って数字に強い論理的思考ができる人が多い勤勉な人が文系に比べて多い傾向にあります。(みんながみんなではないです。もちろん)

 

もしあなたが「研究室で頑張って実験をしているけど、楽しいと思わない」「自分に合っていない」と感じるなら、文系学生が多く志望する事務職や営業職を志望するのもオススメ。

 

工学部生(理系学生)は、事務職や営業職のような文系よりの職種も選択できるのに対して、文系学生は技術職や研究職に就ける可能性はかなり低い。

 

文系学生にはない魅力を工学部生は持っているので、企業側からしても採用するメリットがあるんですよね。

 

もちろん面接を受ける際には、「工学部なのになぜ事務職・営業職?」という質問は高確率で聞かれるので、先回りして回答を作っておきましょう!

 

研究内容+αで付加価値を付ける

 

工学部生が多く志望する製造業・電力会社・インフラ・情報の業界って、エントリーしてくる学生も似たり寄ったりになる傾向があるんですよね。

 

ガクチカ(=学生時代頑張ったこと・力を入れたこと)を聞かれたら、だいたいがゼミや研究内容を答える。

それだとややアピール力に欠ける気がしませんか?

 

周りの工学部生と差別化を図るなら、研究・ゼミ以外にも話せるガクチカも作っておくといいです。(引き出しは多い方がいいです)

志望度の高い業界の資格や知識を身に付けておくと、就活で話せることも増えるし、周りの学生と差別化を図ることができます。

 

理系の資格や技術って、文系寄りの資格よりも実用性が高く、入社してからも使えるものもあるんですよね。

 

【工学部生におすすめの資格・技術】

  • ITパスポート試験
  • 基本情報記述者試験
  • 弁理士
  • 宅地建物取引士
  • 知的財産管理技検定
  • 公害防止管理者
  • プログラミング
  • エンジニアリング

 

資格習得をガクチカとして面接官に伝えるときには、単に「資格を取りました」という内容だけでなく、ここでも研究内容と同様「あなたの人となり・考え」が分かる内容にしましょう!

 

【ガクチカに入れるべき内容】

  • なぜその資格を取ろうと思ったのか
  • 資格を習得したことで、どんなことが身に着いたのか
  • 資格・資格習得の経験をどう今後に活かすか

資格の他にも、バイト・研究大会・論文大会などのガクチカも有効だが、どんなガクチカを話すにしても上記のポイントは必ず押さえよう!

今回のまとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

工学部の主な就職先企業や、職務、面接でアピールできることなどについて理解できたかと思います。

 

とにかく製造・建築・情報・インフラ・エネルギー業界への就職が非常に多い。

これらの業界は工学部だからこその知識や技術を活かせる職種なので、他学部性との差別化もしやすいかと思います。

 

またこれらの業界は、企業数もかなり多い。

 

まずは自分が一番興味のある分野や、今学んでいることと関係の深い業界を選び、そこから企業研究を行って、自分のやりたい職務に就けそうな企業や、企業の事業内容に魅力を感じる企業と、どんどん絞り込んでいくといいかと思います!

 

ぜひ今回の記事が、みなさんの行きたい業界・企業選びの参考になればうれしいです\(^^)/