こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回はエントリーシートの添削手段の1つとして「就活エージェントからの添削」について解説していきます。
就活エージェントとは、人材会社が提供する無料サービスで、面談を元に選考支援から求人の紹介までしてくれます。
本記事では、そもそも就活エージェントからの添削を受けるべきなのか、そしてメリットから注意点までを網羅的に解説します!
「就活エージェントから添削をしてもらいたいな」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!
ESの添削、大学のキャリアセンターに頼むと待ち時間が長くて面倒なんですよね。
そんな時に就活エージェントに添削を頼むのは有効だよ!詳しく解説していくね!
- 添削を頼むのにおすすめの就活エージェントは?
- そもそも就活エージェントからの添削は本当に重要?
- 就活エージェントに添削してもらうメリット4選
- 就活エージェントから添削してもらう方法と流れ
- 就活エージェントから添削を受ける上での注意点
- 本記事の要点まとめ
添削を頼むのにおすすめの就活エージェントは?
就活エージェントからの添削を受けるために、まずは就活エージェントを選ぶ必要があります。
世の中には就活エージェントが数百以上、存在すると言われています。
僕が今就活生なら利用する就活エージェントをランキング化した記事を別で書きました。
こちらの記事を参考に、連携する就活エージェントを選んでくださいね。
» 就活エージェントおすすめランキング【1位〜21位】※3/6更新
就活エージェントによって支援の質が全然違うって言いますよね。
まさにそのとおり。だからこそ利用者の評判が良い就活エージェントを利用することが重要だよ!
そもそも就活エージェントからの添削は本当に重要?
そもそも志望動機や自己PR、ガクチカなどを就活エージェントに添削してもらうことは本当に重要なのでしょうか?
結論から言えば、重要度はそこまで高くはありません。
大切なのは、「自分の頭で考えること」なんですよね!
そもそもエントリーシートは他人に添削してもらうことが必須ではありません。
自分の力だけでエントリーシートの質を高めることは十分に可能なんですよね。
ですがもちろん、 就活エージェントに添削してもらうメリットはあります。
メリットや注意点をしっかりと踏まえたうえで、就活エージェントにESを添削してもらいましょうね!
就活エージェントに求めすぎないことが大切なんですね。
その通り!大切なのは自分の力で頑張ろうとする姿勢。就活エージェントはその努力をサポートしてくれる存在なんだよ。
就活エージェントに添削してもらうメリット4選
先に伝えたとおり、就活エージェントからの添削は必須ではありません。
ですが、エントリーシートの質にどうしても自信のない人にとっては大きなメリットがあるのも事実です。
メリットをしっかりと踏まえたうえで、就活エージェントに添削をしてもらいましょう。
メリット① 客観的な視点を取り入れることができる
ESを書く上で気をつけたいのは、“主観的すぎる内容になっていないかどうか”です。
特に、自己PRやガクチカは主観的になってしまいがちです。
自己PRとして述べていることと、企業に評価されるポイントとの間にズレが生じているパターンがよく見受けられます。
また、自己PRが主観的な内容になってしまっているケースも多々あります。
例えば、あなたの自己PRが「チャレンジ精神に満ちている性格」だとしましょう。
それをアピールするために「色々な物事に臆せずに挑戦した」というエピソードを話したとしますね。
しかしここに問題点が1つあります。
それは、チャレンジ精神があるかどうかの判断基準は人によって違うということです。
「色々な物事に挑戦した。だから私はチャレンジ精神に満ちた性格である」という主張は、あなたの主観にすぎないんです。
チャレンジ精神の定義って、人それぞれ違いますからね!
こうした自分の認識と他人の認識のズレに客観的な添削で気づくことができる。
これは就活エージェントから添削を受ける大きなメリットですね。
メリット② おかしな言葉遣いや誤字のチェックができる
続いて、就活エージェントから添削してもらうことで、おかしな言葉づかいの有無をチェックしてもらうことができます。
就活エージェントは社会人なので、ある程度のビジネスにおける文章や言葉選びに関する知識とマナーをしっかりと心得ています。
当然ですが、普段SNSで使っている文章や話し言葉とESに書くべき文章の質は全く異なります。
例えば「ら抜き言葉」などがその典型です。
くだけた言葉づかいは、ビジネスの場においてはふさわしくありません。
質の良い文章を書くのって、実は簡単なようで意外と難しいんですよ!
正確な文章を書くには、ある程度の訓練が必要です。
メリット③ 選考を有利に進めることができる可能性が上がる
就活エージェントは、就活に関する豊富な知識を持っています。
面接官の評価基準や、業界ごとに好まれる人物像なども熟知しています。
よって、具体的で効果のあるアドバイスが期待できます。
知識や経験の浅い就活生の場合、やみくもにESを書いてしまうことがあります。
「サークルやアルバイトでやったことをなんとなく書けばいいや」なんて思っている就活生も居るかもしれません。
当然そのような考えでは、選考に勝ち残ることは難しいです。
メリット④ 自分では気づけなかった強みを知れることがある
就活エージェントとはただESを添削してもらうだけはありません。
あなたの就活をサポートするために、面談を通じて、あなたの学生時代について詳しくヒアリングします。
実は就活エージェントの面談で、自分では気づくことのなかった強みが見つかることって結構あるんです。
あなたにとっての当たり前が、実は強みだったというケースです。
自分にとって得意なことや好きなことって、中々気づきにくいんです。
得意なことは、スムーズにできて当然だからそれが特別だとも思わない。
でもその当たり前って、他人にとっても当たり前とは限らないんです。
例えば、毎日本を読む習慣がある就活生が居たとします。
その就活生にとっては、毎日本を読むことが当たり前の習慣なんです。
本を読むことで、思考力がUPしたり、幅広い知識が身につきますよね。
でも、本を毎日読んでいる大学生って、そこまで多くないはず。
就活エージェントは、多くの学生を見てきています。
だから多くの学生と比較したうえで、「それが当たり前なのか、強みなのか」を見抜くことができます。
あなたの中に眠っている強みを掘り出すためにも、ぜひ就活エージェントの力を借りましょう。
なるほど。自分では気づけないミスを指摘してもらったり、客観的な視点で自分をアピールする上で、就活エージェントの存在が役に経つんですね!
そうなんだよ!自分で一通りチェックしてから、「仕上げ」として見てもらうのがベストだね!
就活エージェントから添削してもらう方法と流れ
ここまで就活エージェントからの添削のメリットを解説しました。
ここでは「就活エージェントから添削してもらう方法と流れ」を説明しますね!
就活エージェントの利用ステップは、以下の通りです。
【就活エージェントから添削を受ける方法・流れ】
- 会員登録
(サイト経由での予約) - 初回面談の予約
(会員登録と同時に、初回の希望面談日を登録するサービスが多い。) - 求人紹介と面接日程調整
(面談を通じて、複数の求人の紹介をしてもらう) - 内定獲得に向けた支援
(ES添削や業界ごとの選考対策ポイントの共有)
初回面談の後は、エージェントと複数回に渡って連絡を取りながら内定獲得までのサポートをしてもらうことができます。
具体的にエントリーシートの添削を受けられるのは面談後からですね。
就活エージェントにオンラインで面談してもらうことってできるんですか?
もちろんできるよ!最近はむしろweb会議ツールを使ったり、電話での面談の方が主流だね!
就活エージェントから添削を受ける上での注意点
この記事の最後に、就活エージェントから添削を受ける上での注意点を紹介します。
ここで紹介する4つの注意点を押さえた上で活用するようにしてくださいね!
注意点① 添削された内容の全てが正しいとは限らない
いくら就活のプロとはいえ、人間です。
完璧な人間は存在しません。
時には不適切な添削やアドバイスをされる可能性も0ではないんですよね。
最終的に合否判定を行うのは、自分の受ける企業ですし、就活エージェントとその企業の価値観に相違点があるかもしれません。
言ってしまえば、人それぞれなわけですから。
なので添削を受ける際には、就活エージェントのアドバイスが「全てが正しいわけではない」という心構えを忘れずにいてくださいね。
注意点② あなたの個性が失われる可能性がある
就活に関するノウハウはある程度共通しています。
ですので、ノウハウに詳しい就活エージェントに修正してもらった場合、他の就活生と似通った内容になってしまう可能性があります。
そして結果として、あなたの個性が失われてしまうかもしれません。
面接官は、あなたの人間性やあなたの本音を知りたいんです。
逆に言えば、人間性が表れていないESは評価されにくい。
例えば、新聞社を第一志望とする就活生を想定してみましょう。
彼の志望動機が、「新聞を通じて、若者の政治離れを解決したい」というものだとします。
そしてその志望動機の簡易的な説明として、ある就活生の例を挙げてみます。
昔から、若者の政治離れが問題視されている。
しかし、興味があるかないかの以前に、既存のメディアは若者にとって難しすぎる。従って、必然的に若者には、政治は関心の低いものとなってしまう。
しかし分かりやすい解説者は一定のニーズがある。だから自分がメディアをよりよくし変えていきたい。
上記の文からは、就活生の志望動機に込められたメッセージ性が、確かに伝わってきます。
一方でともすれば、選考を受けている企業批判と解釈することもできてしまいます。
就活エージェントは、このようなマイナス評価を徹底的に避けるため、このような志望動機は修正されるでしょう。
その結果、「企業に好まれる」別の志望動機や原体験を探すことになると思います。
就活エージェントと面談した結果、志望する企業が求める方向性に即した志望動機を考えることになり、その結果就活生の個性が失われてしまうケースがあります。
あなたの人間性や選考を受ける思いが、他に考えた理由でもしっかりと伝わるのなら良いですが、就活エージェントに相談する事によって、無難すぎる内容になってしまう可能性もあります。
どちらが正しいか、一概に判断することは難しいと思います。
ですので、ESを添削してもらう際には、「ここだけは譲れない」というポイントをいくつか決めておきましょう。
注意点③ 複数の就活エージェントを利用してみよう
自分が利用する就活エージェントを、一人に絞る必要は全くありません。
むしろ複数のサービスを活用しましょう。
そうすることで、多角的な視点によって、ESを評価してもらうことができるからです。
複数の就活エージェントに高評価を貰えた項目があれば、それは客観的に見て優れている内容ということの裏返しでもありますし、自分の自信にも繋がります。
デメリットとして、一人の就活エージェントのみに評価してもらうとなると、その就活エージェントの好みや主観が入ってしまう可能性だってあります。
また、人付き合いには相性があります。
「このエージェントとはちょっと合わないな・・・。」と感じることもあるでしょう。
自分にとって相性が良いと思えるエージェントを探す事も、円滑に就活を進める上で有効です。
ですので、ぜひ複数の就活エージェントに添削の相談をしてみましょう。
注意点④ あらかじめ添削してもらいたいポイントを考えておく
就活エージェントに添削を依頼する場合、予め課題を整理しておきましょう。
全てを直してもらおうという他人任せの姿勢は、良くありませんからね!
例えば以下のような点は、自分では評価することが難しいので、事前にチェックしてもらうように伝えましょう!
・自分の強みとエピソードの関連性が分かりやすく、論理的な矛盾がないか。
・自己PRの内容が主観的でないか。
・ESの内容が、選考を受ける企業に活かせる内容かどうか。
自分自身で課題を把握しておくことで、選考の通過率を上げることができます。
就活とは、ただ単に数をこなせば良いだけではありません。自分の問題点や失敗を常に探し続け、それを改善していかなければ、内定を得ることが難しいでしょう。
どこをチェックしてもらいたいか予め決めておけば、自分の個性が失われることはなさそうですね!
うん!だから就活エージェントには、就活の軸や志望動機をしっかりと伝えておこう! そうすれば自分の個性をしっかりと尊重してくれるからね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
就活エージェント経由での添削について理解できたと思います。
最初に伝えたとおりで、エントリーシートの添削は必須じゃありません。
就活生と話していると、「自分が書いたエントリーシートの内容が不安」という声を多く聞きますが、この就活攻略論でも書き方や例文の記事がたくさんありますよね。
まずはそういった記事を読み込んで、自分のエントリーシートに足りない点を補うことが重要です!
それでも不安な場合は、今回紹介した方法で就活エージェントに添削してもらいましょう。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 就活エージェントからの添削は必須じゃない。
- 就活エージェントから添削を受けるメリットとしては「客観的な視点で文章を評価してもらえること」や「誤字脱字をチェックしてもらえること」が挙げられる。
- 就活エージェントからの添削内容が必ずしも正しいとは限らないので、あくまで参考として添削してもらうことが重要。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/