こんにちは、就活を研究し続けて7年目の就活マンです。
就活生と話していると、「とにかく添削してもらわないと不安」という人がいます。
それもかなり多い。
そんな就活生に対して言いたいのですが、添削は必須じゃありません。
そもそも添削してもらう人のレベルが低かったら、元も子もないですからね。
(大学のキャリアセンターの添削とかレベル低いの多いから...)
就活には正解がない。
だからこそ、添削をして正解の文章になることなんてありません。
そうはいってもガクチカは添削してもらった方が、、、
という方のために今回は詳しく解説していこうと思います!
添削してもらうよりも他の就活生のガクチカのが参考になる
添削に関して、結論を一言で言うと「他の就活生が書いた文章を徹底的に研究する方が学びになるし、効率的じゃない?」です。
次の章では添削の非効率なところをまとめていきます。
添削は非効率なところが多い。
そこで他の就活生が書いた文章を研究して、自分の文章と比較した方が良いですよ。
具体的にはユニスタイルや就活ノートなどの無料サービスが使えます。
これら他の就活生が書いたエントリーシートを無料で見られるサービスを、おすすめだけ別記事でまとめておきました。
そちらの記事を参考にして、ぜひ他の文章を研究して響く文章から学びを得ましょう。
こうした他の就活生が書いたエントリーシートを見られるサービスがあるんですね!
そうだよ!添削に時間をかけるなら、これらを利用する方が効率的でしょ。
ガクチカは無理に添削してもらう必要はない
ガクチカを添削してもらう手段を紹介する前に、まず1つ覚えておくべきことがあります。
それは、ガクチカは無理に添削してもらう必要はないということ。
ではなぜ無理に添削してもらう必要がないのか、その理由を解説しますね!
理由① サイトでノウハウはいくらでも書いてあるから
まず1つめの理由は、サイトでガクチカに関するノウハウはいくらでも書いてあるからです。
今はネットが普及して、スマホ1台あれば大抵のことは自分で調べられますよね。
(ネットがない時代には書き方もよく分からないから添削が有効だった)
ガクチカの書き方やポイントについても、ネットの就活系サイトを見ればたくさんの情報が載っています。
そのため、わざわざ他人に添削を頼まなくてもサイト上で調べられる範囲で十分なことがあるんです!
添削によって客観視が加わるのはメリットだけどね
もちろん、他人に添削してもらえばそのぶんガクチカの完成度は上がることもある。
自分のガクチカを客観的に見直せます。
しかし、単純にガクチカを書くためのコツやポイントを知りたいのであれば、サイトのノウハウを調べるだけでも十分な場合がほとんど。
添削待ちに時間をかけているのはアホらしい
サイトでノウハウを見るだけならお金もかかりませんし、わざわざキャリセンターを利用する必要もありません。
特に就活と大学生活で忙しい学生は、スマホで調べて済めば時間の節約にもなりますよね!
「他人や就活エージェントに頼むのが面倒!」という人は、まずはサイトで書かれているノウハウをチェックしてみるのも1つの手段です。
ちなみにこちらの記事では、評価されるガクチカのポイントや例文を解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
なるほど!ネットによって情報が可視化されたからこそ、ガクチカの書き方や人事が見るポイントなどは全部ネットに書いてあるということですね。
そのとおり。添削してくれる人だって、そういう知識をネットで入手しているわけで。
理由② 添削者のレベルが低いことが多々あるから
無理にガクチカを添削してもらう必要がないもう1つの理由は、添削者のレベルが低いことが多々あるからです。
これが一番怖いリスク。
ガクチカを添削してもらうには、就活エージェントに頼む・大学のキャリアセンターを利用するなどいくつかあります。
ただし、添削する人が必ずしもレベルの高い添削をしてくれるとは限りません。
例えば就活エージェントに在籍しているプロの就活アドバイザーなら、実績もあり基本的には添削のレベルも高いでしょう。
しかしいくらプロの就活アドバイザーといえど、人によって添削のレベルはまちまちです。(新人とかも多いからね)
キャリアの浅い就活アドバイザーなどに当たってしまうと、細かい添削などはしてもらえない可能性もあります。
キャリアセンターは大学によって質がピンキリ
特に大学のキャリアセンターに勤めるキャリアアドバイザーなどは、レベルが低いことが多いです。
またキャリアエンターは、就活時期で添削の希望者が殺到していると、予約が必要な場合もあります。
無料で添削してもらえるのは利点ですが、レベルの低さや待ち時間などをふまえると、あまりおすすめはできません。
このように、運悪くレベルの低い添削者に当たってしまうと、「添削する前のほうがよかった」というケースも考えられます。
上記のようなリスクを避けたいなら、思い切って無理に添削をしてもらわない、という選択肢も頭に入れておくといいかもしれませんね!
たまに添削前と添削後を就活生から見せてもらうことがあるけど、添削前の方が良いことって多々あるんだよね!
ガクチカを添削してもらう手段4選
それではここから、ガクチカを添削してもらう4つの手段を紹介します!
「ES添削おすすめサービス14選」という記事も用意していますが、ここでは利用しやすい4つの方法を紹介しますね。
①大学のキャリアセンター
1つめの手段は、大学のキャリアセンターで添削してもらうこと。
キャリアセンターでは就職に関する様々な活動を行っていて、ガクチカの添削もその内の1つです。
大学に在籍していれば基本的に無料で添削してもらえるので、大学生はまずキャリアセンターで添削してもらう人も多いでしょう。
キャリアセンターはお金もかからず、気軽にガクチカ添削を頼めるのはメリットです。
無料でガクチカを添削してもらいたいなら、まずはキャリセンターでの添削を検討してみるといいですね!
ただ、「添削者のレベルが低いことが多々ある」の項目でも解説したように、大学のキャリアセンターは添削の質が良くないこともあります。
レベルの高い添削を求める人には不向きな場合もあるので、その点には注意しておきましょう!
②就活エージェント
2つめの手段は、就活エージェントを利用すること。
就活エージェントを利用してガクチカを添削してもらう場合、大きく分けて下記の2つのパターンがあります。
- プロの就活アドバイザーに頼む
- OB・OG訪問を利用する
プロの就活アドバイザーに頼む
最近は数多くの就活エージェントがありますが、ほとんどのエージェントにはプロの就活アドバイザーが在籍しています。
プロの就活アドバイザーにガクチカの添削を依頼すれば、レベルの高い添削をしてもらえるのでおすすめです。
ただ、就活アドバイザーに依頼をしてガクチカを添削してもらう際、無料の場合と有料の場合があります。
ガクチカ添削にお金をかけたくないなら、無料で添削してもらえる就活エージェントを選ぶといいでしょう。
例えば就活アドバイザーに無料でガクチカを添削してもらえる就活エージェントだと、以下のような企業があります。
- Jobspring
- キャリアパーク転職エージェント
- キャリアチケット
ここで疑問になるのが、「無料のガクチカ添削って本当に大丈夫なの?」という点ですよね。
就活エージェントの添削を利用するなら、基本的に無料でも質の高い添削をしてもらえるので心配はいりません。
なぜなら、向こうもビジネスとして行っているため、就活に通用しないような添削をすれば利用者が減ってしまうからです。
例え無料の添削でもレベルの高いサービスが受けられることがほとんどなので、無料のガクチカ添削サービスの中では最も有効な手段といえますね!
おすすめの就活エージェントについては以下の記事でまとめておきました。
関東に就職予定の人におすすめなので、関東就職希望者はぜひ参考に。
OB・OG訪問を利用する
就活アドバイザーに依頼できない場合、OB訪問を活用してガクチカ添削してもらう方法もあります。
OB・OG訪問サービスだと、ビズリーチキャンパスなどが有名ですね!
プロの就活アドバイザーとは違い、OB訪問での添削なので質は少し劣ります。
一方で、企業や仕事の話を聞きながら、無料でガクチカも添削してもらえるのはOB訪問を利用するメリット。
「とりあえず無料で添削してもらいたい!」「OB訪問で企業の話を聞くついでにガクチカ添削もしてもらいたい」
こういった場合には、就活エージェントを通したOB訪問のガクチカ添削を利用してみるといいかもしれません。
③民間のガクチカ添削サービス
3つめのガクチカを添削してもらう方法として、民間の添削サービスを利用することも挙げられます。
こちらはESの添削サービスを行っている民間企業や、キャリアコンサルタントに依頼する方法ですね!
【無料のES添削サービス例】
・ES添削カメラ
・ES添削.me
・マイナビ2020「ダッシュ添削」
・就活SWOT
・Yahoo!知恵袋
【有料のES添削サービス例】
・INTERNGATE(インターンゲート)
・ココナラ
・ストリートアカデミー(ストアカ)
中にはES添削を専門としている企業もあり、大学のキャリアセンターで頼める添削などに比べると質の良い添削をしてもらえる可能性は高いでしょう。
本格的なガクチカ添削をしてもらいたいなら、候補の1つとしてはアリです。
ただし、民間のガクチカ添削サービスを利用するなら有料の場合がほとんど。
そのため、節約が必要な就活生や、無料での添削サービスを優先したい場合には向きません。
お金を払ってまでガクチカの添削をしてもらいたいという学生自体も少ないでしょうから、あまりおすすめはできない方法です。
④ハローワークを利用する
こちらは意外と知られていない方法ですが、ハローワークでもガクチカの添削をしてもらえます。
(ここまでするのはおすすめできないけどね)
ハローワークでは求職者のためにES添削を行っており、それを利用してガクチカも添削してもらうという方法ですね!
ハローワークと聞くと中途採用や転職者向けのサービスというイメージがあるかもしれませんが、実はそれだけではありません。
既卒や中途採用の求人情報以外に、新卒の求人も多く取り扱っています。
また、ハローワークならガクチカを添削してもらうのにお金もかからず、気軽に利用しやすいことがメリットです。
どうしても添削して欲しくて死にそうだっていう人は、地元のハローワークならではの独自情報を聞ける可能性もあるので、手段の1つとして覚えておくといいでしょう。
ガクチカを添削してもらう上での注意点
最後に、ガクチカを添削してもらう上での注意点も解説しておきます。
無料だからといってなにも考えず利用するとあとで後悔することもあるので、こちらもしっかりチェックしておきましょう!
①添削結果が絶対に正しいと思わないこと
1つめの注意点は、添削結果が絶対に正しいと思わないこと。
ガクチカを添削してもらうメリットは主に、以下のようなものです。
- 自分の文章を客観的に見たアドバイスがもらえる
- ガクチカが企業とマッチしているか判断できる
- ガクチカの完成度が上がる
例えばプロの就活アドバイザーに添削してもらうと、自分のガクチカを客観的に見た上での的確なアドバイスがもらえます。
もちろん自分では気づかない点やプロならでは視点からのアドバイスなので、ガクチカの完成度も上がるでしょう。
しかし、プロとはいえ相手も人です。
いくら実績があるプロの就活アドバイザーでも、100%正しい添削結果になるわけではありません。
あくまであなたのことを知らない他人が添削するのだ
ましてや自分の学生時代を知っている知人でもないので、具体的なエピソードや経験に関するアドバイスをするのは難しい場合もあります。
場合によっては添削をしたもらったことにより、添削前よりも企業にマッチしづらいガクチカになってしまう可能性も。
他の人に添削してもらったからといって、添削結果が絶対に正しいわけではないことも覚えておきましょう。
②ありきたりな文章になりやすいことを肝に銘じておくこと
ガクチカを添削してもらうもう1つの注意点は、ありきたりな文章になりやすいことです。
ガクチカを他の人に添削してもらう場合、添削者は主に以下のようなポイントに目を配ります。
- 誰が読んでも分かりやすい内容か
- 企業にマッチするガクチカかどうか
- 企業にアピールできるようなガクチカが書けているか
特に大学のキャリアドバイザーや転職エージェントの就活アドバイザーは、こういった一般的なポイントをチェックしていることがほとんどです。
文章の構成や書き方なども、多くの企業にマッチしやすいよう当たり障りのないアドバイスをします。
そのため、添削したあとの文章がどうしてもありきたりなものになりがちです。
個性やチャレンジ精神を求めていない企業に就職するなら、当たり障りのなさを優先しても問題はないでしょう。
個性を求める企業には刺さらない文章になる
しかし、個性を重視したり、会社に新しい風をもたらしてくれるような人材を探している企業は、ありきたりな文章だと内定まで繋がりません。
最近だと特に、ベンチャー企業やスタートアップだと、個性的な人材を求めている会社も多いですよね。
そういった企業の面接なら、逆に添削する前の個性的な文章のほうが良かった、なんてことも考えられます。
内容チェックや読みやすい文章にするために添削をしてもらうのはいいですが、一方でありきたりな文章になりやすいことは肝に銘じておきましょう!
おわりに
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
ガクチカだけでなく、その他の質問の添削に関する疑問が少しでも晴れたら嬉しいです。
添削を万能な手段だとは思わずに、あくまで自分の力で文章を磨く努力をした方が、就活が終わった後も活きてくるのでおすすめですよ。
今日も読んでくれてありがとう。
君の就活はきっとうまくいく。