就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
先日ツイッターにて「企業研究のやり方がわからない」というメッセージを頂きました。
たしかにまだ企業研究を体系的にまとめた記事を書いてませんでした。
こちらの就活生と同じ悩みを持つ就活生は多いですよね。
▼就活生からのメッセージ
就活マンさんのブログに企業研究の具体的なやり方について書かれたものってありますか?
だいたいマイナビなどの求人サイトやHPから情報を得るしかないですが、同じような内容だったりするので、同業他社との差別化が出来なくて、志望動機が書けません。
就活生が持つ悩みは以下の2つだと思います。
- マイナビやリクナビだけじゃ企業研究できない
- かと言って色々調べて見ても「結局何を調べれば良いの?」とよくわからない
この悩み、本当によく分かる。
他の就活サイトのほとんどがいらない情報まで調べるよう書かれてる。
「その情報を知ったところでどうすればよいの?」と目的が不明確なんですよ。
それじゃ結局何をすれば企業研究は終わりなの?完了なの?って思うよな〜と。
そこで僕が就活生の時にやっていた8ステップの企業研究法を紹介します!
(↓の8ステップで細かく解説していきますよ)
自分に合う企業かどうか、将来性のある企業かどうかを調べるために企業研究が必要だと思ってました。けど具体的なやり方が分かりません!
今回は8ステップでできる企業研究のやり方を解説していくよ!1ステップずつ丁寧に見ていこう!
- 企業研究とは?|企業研究の意味について
- 企業研究のやり方のポイントとは?
- 企業研究のやり方|8ステップで解説する!
- 企業研究に役立つおすすめサイトを紹介
- 企業研究に繋がるおすすめの本を紹介
- 企業研究ノートの作り方について
- 今回のまとめ
企業研究とは?|企業研究の意味について
まずはそもそも「企業研究」とはなにか、その意味を解説します。
企業研究とは、文字どおりで「その企業のことを研究すること」ですね。
ここで押さえておくべきは「研究すること」には終わりがないことです。
企業について調べることなんて大量にある。
それら全てを研究しようとしたら、絶対に時間が足りないし、不要でしょ。
そこでしっかりと「企業研究の目的」を明確化しましょう。
「痩せよう」と考えた時に、具体的に「4kg痩せて60kgにする」と目的を明確化しないとキリがない。これと同じです。
企業研究の目的を明確化し、これを達成したら終了だと決めることが重要です。
企業研究の目的とは?
ではでは企業研究をすべき目的とはなにか?
僕が就活生の時に設定した企業研究の目的は以下の3つです。
【企業研究の目的】
- 本当に入社すべき企業か確かめるため
- 志望動機を深めるため
- 選考突破率を高めるため
本当に入社すべき企業か確かめるため
まず企業研究をする目的の1つが、その企業が自分が本当に入社すべきか企業か確かめるためです。
「どこでも入社できれば良いや」って人は企業研究なんていりません。
「少しでも自分に合った企業に入社したい」という思いがあるからこそ、企業研究が必要なんですよ。
志望動機を深めるため
次に企業研究によってその企業のことを理解すると、「その企業の好きなところ」が見えてきます。
それに加えて、先ほどの目的である「自分に合う企業か」という自分との適性の高さを加えることで、志望動機を作成することができます。
納得できる志望動機(質の高い志望動機)を作ることは、本当に重要。
異性から適当な理由で告白されたら振るでしょ?
それと同じで、しっかり相手が納得する志望動機を作成することは内定を獲得する上での最重要項目の1つとなります。
選考突破率を高めるため
次に企業研究をしてその企業の理解を深めれば選考突破率が高まります。
面接では「うちの会社の改善点は?」「うちの企業理念知ってるかな?」など、企業研究がしっかりできているか確認されることが多い。
この時、答えらえる方が評価が上がるに決まってますよね。
また企業研究の一貫として、「過去に突破したエントリーシートを確認する」という作業を僕はしてました。
そういった作業によっても選考突破率が格段に上がってきます。
まずはこの「企業研究をする目的」を絶対に押さえておいて欲しい。「企業研究しないといけないんですか?」と質問する人が多いけど、それは目的を把握できてない証拠だからね。
目的がない行動は無意味になりやすいって就活マンはよく言ってますよね。
企業研究はいつからすべきか?
「企業研究はいつからすべきなんですか?」とよく聞かれます。
企業研究を始めるべきは「プレエントリー前」ですね。
なぜなら1つ目の目的である「本当に入社すべき企業か確かめるため」を達成すべきはエントリー前だからです。
そもそも企業研究できてない状態でエントリーするのは、適当なエントリーですよ。
「なんとなく良さそう」って理由でエントリーした場合、その企業が自分に合うかどうかは完全な運任せになってしまいます。
就活だけでなく、仕事でもそうですが「分析→実行」が重要です。
しかし、もうエントリーしてしまっている企業を企業研究することも大事。
その上で「ここは自分に合っていない」と判断できれば、その時点で選考辞退できるから。
要するに企業研究をすべきは「これを読んでいる今すぐに」です!!
企業研究は面倒だけど、週末に行くレストランはよく調べるのに、自分が数年〜数十年働くことになる企業について調べるのをサボるのってやばくない?笑
企業研究のやり方のポイントとは?
続いて、僕が就活生の時に企業研究において重要視していたポイントを解説します。
以下の3つのポイントを押さえておくと、企業研究がうまくいきますよ。
【企業研究のポイント】
- その行動を取る理由を明確にする
- いらない情報まで網羅しようとしない
- 選考段階ごとに企業研究の深さを深めていく
ポイント① その行動を取る理由を明確にする
最初に言ったとおりで、企業研究ってやろうと思えばきりがない。
そこで1つ1つの行動に対して、その行動をとる理由を明確化すべきです。
例えば「直近の業績を調べる」という企業研究をおこなう場合。
「なぜ直近の業績を調べるのか?」という行動の理由を明確にすべきです。
その理由が「徐々に売上が落ちてきている場合、衰退傾向にある業界の可能性があると判断できて、長期間働くことが難しい。それを調べるために直近の業績を5年分ぐらい調べてみる」と明確なら、その行動を取る価値がありますよね。
このように1つ1つの行動の目的。その行動をとる理由を明確化してください。
(企業研究において、ここが書いてないサイトが多すぎるんだよね...。)
ポイント② いらない情報まで網羅しようとしない
続いて、企業研究においていらない情報まで網羅しようとしないことです。
企業の株主向けの情報(IR情報)ですが、あれって不要な情報がめちゃくちゃ多いんですよ。
不要な情報を網羅しようとしないで大丈夫です。
あくまで最初に伝えた3つの目的を達成する上で役立つ情報のみを入手しましょう。
(3つの目的に関係しない情報は不要ってことです)
ポイント③ 選考段階ごとに企業研究の深さを深めていく
そして最後に、企業研究は選考段階ごとにすべきことが異なります。
「プレエントリー前にすべきこと」「プレエントリー後にすべきこと」そして「内定獲得後にすべきこと」と3段階に分かれます。
例えば、内定をまだ獲得していない企業に対してOB訪問をする場合。
相当に志望度が高い企業なら良いのですが、書類選考も受かってないのにOB訪問するのは無駄になる可能性も高いんですよね。
このように選考段階によって企業研究すべき深さは異なります。
基本的に「この企業を受けよう」と決めた企業に対してのみ、めちゃくちゃ企業研究を深めていくイメージです。
具体的な企業研究のやり方を次の章から説明していきますね!!
1つ1つの行動に目的意識を持つこと。そのうえで不要な行動を取らないこと。そして、選考段階によって徐々に企業研究を深めていくことがポイントになるよ!
企業研究のやり方|8ステップで解説する!
それでは本題の「企業研究のやり方」を解説していきます。
企業研究は選考段階ごとに、以下の8ステップを行うことで完了しますよ。
【企業研究のやり方】
- 最低条件をクリアしているか確認する(プレエントリー前)
- 自分の企業選びの軸を満たしているか確認する(プレエントリー前)
- 過去の業績を確認する(プレエントリー後)
- 競合他社との違いを箇条書きする(プレエントリー後)
- ここまでで生じた疑問点を洗い出しておく(プレエントリー後)
- 選考情報を把握する(プレエントリー後)
- 過去のエントリーシートを把握する(プレエントリー後)
- 現場の社員さんに直接話を聞く(内定獲得後)
それぞれのステップは、達成すべき目的に紐付いています。
またそれらの企業研究をすべきタイミングも設定しているんですよね。
ステップ① 最低条件をクリアしているか確認する
実施すべきタイミング:プレエントリー前
この行動をとる目的:本当に入社すべき企業か確かめるため(=自分との適性判断)
まず最初にすべき企業研究は「最低条件をクリアしているか確認すること」です。
この最低条件とは「自分にとってのブラック企業ではないこと」です。
例えば、あなたが毎日4時間残業させられて、退社が毎日10時であることをブラック企業だと考えるのなら、そんな企業に入るべきじゃないですよね。
このように「自分にとってのブラック企業の条件」を設定。
それに該当しないのかチェックすることが、最初にすべき企業研究です。
(要するに自分がブラック企業だと思うような企業には最初からエントリーすべきじゃないので、それを最初にチェックしておきましょうってこと)
就活マンが考えるブラック企業の条件
ちなみに僕が考えるブラック企業の定義は以下を満たす企業です。
1つでも以下の条件を満たす場合は、ブラック企業だと判断してエントリーしません。
【最低条件として確認すべきこと=僕が考えるブラック企業の定義】
- 圧倒的な衰退業界である
- 月の残業時間が80時間以上である(残業時間)
- 残業代が満額支払われない(残業代)
- 年間休日が105日以下(年間休日)
- 有給消化ができない(有給消化率)
- 人間関係のトラブルを相談できない(人間関係)
- パワハラやセクハラが横行している(人間関係)
- 3年後離職率が20%以上(離職率)
ブラック企業についての理解は「ブラック業界ランキング」という記事でも書いているので、併せて参考にしてくださいね。
まずはこのように自分にとってのブラック企業の条件を設定してください。
大事なことは「自分にとっての」という部分。
自分が許せない条件は何かを明確化して、それに当てはまる企業へのエントリーを避けることが重要なので。
企業の細かい条件の調べ方
ちなみにこうした細かい条件を調べる時に役立つのが「口コミサイト」です。
口コミサイトとは、その企業の現役社員やOBによる口コミが掲載されているサイトのこと。
マイナビやリクナビなどの求人サイトの情報は浅すぎます。
(そもそも求人を出してる企業側が書いてるので、良いことばっか書くし...。)
必ず口コミサイトを参考にして、自分が設定したブラック企業の条件と照らし合わせることが必要になります。
口コミサイトでは実際の残業時間や有給消化率など、現場の人が知っているリアルな情報を知ることができる。
例えば、僕が入社した食品企業は毎日の残業時間が1時間以内という情報でした。
しかし営業職で残業時間1時間以内の人は珍しく、2時間ぐらい平均で残業してたんですよね。
(平均の残業時間はあくまで「平均」なので、大事なことは自分が希望する部署の残業時間です。このように細かい情報は口コミサイトじゃないと得られない)
企業のサイト、会社説明会での説明、就職四季報などに書かれた情報が全てじゃない。
リアルな情報は口コミサイトにこそ書かれていると僕は思います。
(口コミサイトからお金をもらってません。心からおすすめしてます!)
就活生におすすめの口コミサイトをまとめた記事を用意しているので、そこからどんな口コミサイトがあるのか理解して活用しましょう。
なるほど!まずは最低限、自分にとってのブラック企業じゃないことを確認すべきなんですね。
そうだよ。「ブラック企業の定義を自分で決める→それに該当しないか確認」という工程こそが最初にすべき企業研究だと僕は考えてる。
ステップ② 自分の企業選びの軸を満たしているか確認する
実施すべきタイミング:プレエントリー前
この行動をとる目的:本当に入社すべき企業か確かめるため(=自分との適性判断)
最低条件をクリア、要するに自分にとってブラック企業じゃないと判断できれば、企業研究を次のステップに進めることができます。
「ブラック企業じゃなければどこでも良いのか?」
そうじゃないですよね?
僕の場合は、「平均年収が800万円はある企業が良い」「業務内容が多岐に渡る仕事内容が良い」など求める条件がありました。
こうした自分が企業選びにおいて求める絶対条件を「企業選びの軸」と呼びます。
この企業選びの軸を満たしている企業かをチェックしていきましょう。
ステップ①では最低条件のチェックを。
ステップ②ではより高い次元の条件をチェックしていく。
そう認識するとわかりやすいかと思います。
企業選びの軸の設定方法について
この企業選びの軸を設定できている人は問題ありません。
しかしまだ就活の序盤で、企業選びの軸が設定できていない人も多いでしょう。
(就活中盤だけど企業選びの軸を設定してない人はこの機会に設定しましょ!)
僕がおすすめする企業選びの軸は7つあります。
下記の7つの軸は、「科学的な適職」という本に書かれている幸福度を高める職場の条件から抜粋したものです。
【仕事の幸福度を高める企業選びの軸】
- 自由(仕事内容や働き方に裁量権がある)
- 達成(前に進んでいる感覚を得られる)
- 焦点(モチベーションタイプに合っている)
- 明確(なすべきこと、ビジョン、評価軸が明確である)
- 多様(作業内容にバリエーションがある)
- 仲間(組織内に助けてくれる友人がいる)
- 貢献(どれだけ世の中の役に立っているかわかる)
この本を読んだ時に、「たしかにこの7つの条件を満たす職場は最高だな」と思った。
さすがにこれら7つを全て満たす企業は少ないです。
よって、まずはこれら7つの軸に優先度をつける。
その上で、1位2位の優先度の軸を自身の企業選びの軸とすることがおすすめです。
7つの企業選びの軸の詳細については「企業選びの軸|幸福度を高める7つの軸」という記事に書きました。
「また企業選びの軸を設定していない」「企業選びの軸を設定したけど、本当にその軸が自分にとって重要なのか分からない」という方は、絶対に読んでください。
口コミサイトで情報のない中小企業の場合
ここまで口コミサイトに口コミが掲載されている前提で解説してきました。
しかし中小企業の場合はこうした情報が得られない場合が多いですよね。
その場合は「会社説明会で直接聞く」しか方法がありません。
よってこれらの作業を直接聞くことで実行してください。
最低条件を満たし、更に自分が大事にする「企業選びの軸」を満たす企業にこそエントリーすべきってことですね。
そうだよ。平均のエントリー数が30社と言われる中、これらの条件を満たす企業ばかり受けるのは難しいかもしれない。
だけど、できるだけこうした作業をして自分に合った企業を探すことが重要なんだ。
ステップ③ 過去の業績を確認する
実施すべきタイミング:プレエントリー後
この行動をとる目的:本当に入社すべき企業か確かめるため(=自分との適性判断)
ここまで、自分にとってのブラック企業ではないか?
それに加えて、自分の企業選びの軸を満たしているかどうか確認しました。
これらを満たしていても、1年後に倒産する企業に入社したくないですよね?
どれだけ条件が良くても、倒産リスクがあまりに高い企業は避けるべきです。
そこで倒産リスクを判断するためにチェックするのが「過去の業績」。
当然ですが、売上が毎年下がっている企業は倒産リスクが高いと言えます。
倒産リスクを調べる方法としては、色々と難しい方法もあります。
しかし就活生がチェックすべきはシンプルに「過去の業績」ですね。
「売上が上がっている=その会社が提供する価値が増えている」であり、反対に「売上が下がっている=その会社が提供する価値が減っている」と言えます。
価値を生み出すことができずに、必要とされなくなる企業は倒産する。
まずはここだけでもチェックするようにしてください。
なぜ売上が減っているのかまで考えること
ここで重要なポイントは「なぜ売上が減っているのか」まで考えることです。
例えば本を出版する「出版社」は、どこも売上が減っています。
その時に「なぜ出版社の売上が減っているのか?」と考える。
すると、「アプリで雑誌が読めるようになったから」「そもそも本を読む人が減っているから」「本以外のエンタメが充実しているから」などなど理由が見つかります。
その結果、例えば「エンタメ業界が今後は更に伸びていくのでは?」という仮設を持てたりする。
こうした考えるクセを付けることこそ、就活で身につけるべきことだと僕は思います。
事実を確認するだけでなく、そこから1歩踏み出して「考える」というクセを付けてください。
それによってエントリーシートに書く内容や、面接で話す内容に深みが出たりするので。
自分が設定した条件を満たしていようが、すぐに倒産する企業に入社するのは微妙ってことですね。
そのとおり。そもそも成長企業に入社するメリットの方が大きいから、僕は成長企業・成長業界に身を置くことをおすすめしているよ!
ステップ④ 競合他社との違いを箇条書きする
実施すべきタイミング:プレエントリー後
この行動をとる目的:志望動機を作成するため
ステップ③までの作業によって「自分が本当に入社すべき企業か」という判断を行ってきました。
ステップ④では「志望動機を作成するため」という企業研究の第2の目的を達成しましょう。
志望動機を作成するためにすべきことは「競合他社との違い」に着目すること。
「他の会社とは◯◯が違うから御社しかダメなんです」という志望動機こそが、聞き手を納得させる志望動機なんですよね。
「◯◯業界を志望した理由」だけを語る人が多いですが、それだと「じゃあ競合他社の✗✗でも良いでしょ?実際に✗✗も受けてるでしょ?」とツッコまれます。
異性に告白する時に「ロングヘアーだから好き」と言えば、「じゃあ他のロングヘアーの人でも良いじゃん」と言われてしまう。
あくまで大事なことは「あなたがオンリーワンである理由」を語ること。
そのためには他の人との違いを徹底的に洗い出す必要があるんです。
競合他社との違いが出やすいポイント
では具体的にどんな部分に競合他社との違いが出るのか?
僕がチェックしていたポイントを共有しますね。
【競合他社との違いが出やすい部分】
- 実体験の有無
過去に自分がその企業の商品やサービスを受けたことがあるなど。
競合他社のも受けている場合は、それと比較して感じたその企業の商品やサービスの良さ。 - 経営計画(長期ビジョン・短期ビジョン)
経営計画にも企業ごとに違いが出やすいです。
長期的にどんな価値を提供したいのか、どんな会社になりたいのかを調べ、そこへの共感を語るのも良いですよね。 - 商品の付加価値(独自技術など)
同じ業界だろうがその企業が提供する独自の商品価値があります。
それを徹底的に調べることで、その企業だけの特徴が見えてきます。 - ターゲット層
同じ業界で同じ商品やサービスを扱っていてもターゲット層が異なる場合もあります。自分が若者に価値を届けたいのか、高齢者に価値を届けたいのか、主婦に価値を届けたいのか、などなど自分の価値観と照らし合わせて語ることができます。 - 市場シェア
特に「業界No1」の企業に対しては有効で、例えば「業界No1だからこそ最も大きな価値を提供することができると考えた」など語ることができますよね。業界No1というのは競合他社と比較した時の唯一無二の特徴と言えます。 - 社員さんの性格
そこで働く企業の社員さんの性格にも企業ごとに違いが出ますよね。
「競合他社のほとんどは◯◯な性格の社員さんが多かったが、御社だけは☓☓な性格の社員さんが多く自分に合うと考えた」などの語りができますよ。 - 社風
社員さんの性格と似ていますが、会社ごとに社風は異なります。
体育会系な社風、社員同士の仲が良い社風、プライベートとの両立を大事にする社風などなど色んな社風の企業があります。 - 求める人物像
求める人物像も企業ごとに違いますよね。
「求める人物像=その企業で活躍しやすい人の特徴」なので、自分がそれに当てはまる場合はアピール材料になります。 - 社員の平均年齢
同じ業界でも社員さんの平均年齢に大きな違いがあることもあります。
若い人が多いところで働きたいなど語ることが可能です。
こうしたポイントに企業ごとの違いが出やすいんですよね。
同じ業界の競合他社との違いを徹底的に洗い出しましょう。
志望動機の文章構成
その上で、以下の文章構成で「志望動機」を作成することができます。
【志望動機の文章構成】
・結論(御社が◯◯業界かつ掲げる企業理念に唯一共感した企業だから)
・なぜその業界なのか
・なぜその業界の中でもその企業なのか
・企業選びの軸と一致している点
・結論
「なぜその業界を志望するのか」の後に、ここで解説した「なぜその業界の中でもその企業なのか(=競合他社との違いを語る)」を加える。
更に、ステップ②で実行した「自分の企業選びの軸と一致していること」を加える。
これによって評価される志望動機が完成します。
「評価される志望動機=納得度の高い志望動機」ですが、このステップで競合他社との違いを明確にしているからこそ、納得度の高い志望動機を作ることができるのです。
志望動機の作成方法についての詳細は「志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】」にて書いています。
志望動機を実際に作成する時はぜひ参考に!
「競合他社との違いを明確化する」という企業研究の工程は、志望動機を作成するためなんですね。
そのとおり!ただ違いをチェックするだけじゃなくて、自分がその違いに対して魅力を感じ、共感することで志望度が高まるよね。
ただ違いをチェックして、「ここが違うんだ〜、ふ〜ん」と思うだけじゃ何も意味がない。
ステップ⑤ ここまでで生じた疑問点を洗い出しておく
実施すべきタイミング:プレエントリー後
この行動をとる目的:3つの目的のすべて
続いて、ステップ⑤ではここまでで生じた疑問点を洗い出しておきましょう。
「その企業に対する疑問点」は、会社説明会での質問や面接での逆質問、OB訪問のネタになります。
例えば以下のようにメモをとっておくと良いですね。
【ステップ①で生じた疑問】
- 残業時間が若干長く感じたが実際の現場はどうなのか?
(更に長いようなら選考辞退したい) - 3年後離職率が30%と若干高めだがその理由が知りたい
(その理由に対して自分もやめそうと思うなら入社すべきじゃない)
【ステップ②で生じた疑問】
- 仕事内容の多様性を重視したいが、営業職として「顧客訪問」と「資料作成」の他にどんな業務があるのか?
- 若いうちから裁量権が与えられるか?出生しやすい職場か?
【ステップ③で生じた疑問】
- 売上が若干右肩下がりだがこの要因はなにか?
- 売上を上げるための新規事業に取り組んでいるか?
【ステップ④で生じた疑問】
- 他の企業と比べて平均年齢が低いが、そのメリットとデメリットは?
(自分は若さに魅力を感じているが)
このようにここまでの企業研究で生じた疑問を箇条書きしておきましょう。
このうちかなりネガティブな質問(3年後離職率など)は、会社説明会や面接の逆質問ですべきじゃありません。
(ネガティブな質問は内定獲得後か、OB訪問など採用担当者以外に聞くべき)
その他の質問は会社説明会や面接での逆質問で質問して、疑問をクリアにしていきましょう。
そうすることで、企業研究が更に進み理解が深まります。
しっかりとその時に生じた疑問を、文字で残しておくことが重要なんですね。
そうだよ。企業研究している時に生じた疑問って、書いておかないと後で忘れちゃうからね。(僕なんて30分あれば忘れちゃうw)
ステップ⑥ 選考情報を把握する
実施すべきタイミング:プレエントリー後
この行動をとる目的:選考突破率を高めるため
それではこのステップ⑥からは「選考突破率を高めるため」という最後の目的(第3の目的)を達成していく工程となります。
まずはその企業の選考情報を把握しましょう。
選考情報の把握とは、どんな選考過程で、どんな質問や課題が出題されるのかを把握することです。
選考情報として把握すべきは以下。
【把握すべき選考情報】
- 選考過程は何か?
(例:ES→適性検査→グルディス→面接2回→内定) - 出題される適性検査の種類
(SPI・玉手箱・GABなど) - グループディスカッションで出題されるテーマ
- 面接でされる質問
これらを事前に把握しておくことが重要です。
上の情報を把握する上で役立つのが「ワンキャリア」ですね。
知名度が非常に高いサイトなので、もう利用している人が多いかもしれないですが、企業ごとの選考情報が書かれています。
▼ワンキャリアで得られる情報
選考情報を事前に把握しておいた方が、脳内で事前にシュミレーションできます。
またSPIなどの「適性検査」は企業ごとに出題される種類が異なるので、把握しておくことで事前に対策することができますよね。
(適性検査に関しては、事前に対策しておかないと全然受からないですよ)
企業にエントリーしたら、エントリーしっぱなしにせず、すぐに選考情報をまとめておきましょう。
こうした細かい対策によって、1社1社の選考突破率が高まり、就活全体としての内定取得率が大幅に上がります!!
ネットで選考情報を、事前に把握できちゃうんですね。
そうなんだよ。選考情報を一切知らずに受ける人よりも、事前に知っている人の方が有利なのは当然だよね。
ステップ⑦ 過去のエントリーシートを把握する
実施すべきタイミング:プレエントリー後
この行動をとる目的:選考突破率を高めるため
続いて、絶対にすべき企業研究は「過去のエントリーシートを把握すること」です。
就活でまず大事なことは「書類選考を突破すること」にあるんですよね。
書類選考の段階から落ちまくると、本当にやる気が削がれてしまう。
「ああ、書類で落ちるなんて自分はなんて価値のない人材なんだ...」とネガティブになってしまう。
そこで重要なことは、エントリーシートの質を高めること。
その1つの手段として、「過去に通過したエントリーシートを見て学習する」という必要があるんですよ。
通過したエントリーシートの確認方法
では具体的にどうやってその企業に通過した過去のエントリーシートを見るか?
「ユニスタイル」という就活サイトを利用しましょう。これ本当に最強です。
このように会員登録だけすれば、無料で約3万枚のエントリーシートがネット上で読めます。
就活生向けのエントリーシート閲覧サイトとして、最大手かつ最も使いやすいサイトなので必ず利用しましょう。
(ユニスタイルはこちらから無料会員登録が可能です!)
実際に通過したエントリーシートを見ることで、「どんなエントリーシート内容なら受かるのか」が分かるよね。自分のエントリーシートの質と比較することが重要。
たしかに他の人のエントリーシートを見ないと自分のレベル感が分からないですよね。
ステップ⑧ 現場の社員さんに直接話を聞く
実施すべきタイミング:内定獲得後
この行動をとる目的:本当に入社すべき企業か確かめるため(=自分との適性判断)
ここまで本当にお疲れ様でした!!
エントリー後までにすべき企業研究はステップ⑦までで終了となります。
最後、8つ目のステップですが、これをやっていない就活生があまりに多い。
「内定を獲得した企業」に対してこそ、徹底的に企業研究すべきなんですよ。
ほとんどの就活生が内定をゴールだと勘違いして、「内定出たし卒業旅行いくぞーーー!!!」ってなる。
いやいや、大学生活楽しんだのに更に卒業旅行に力入れて楽しむ必要ある?ってぐらい卒業旅行に力を入れすぎ。
(きついこと言ってごめんなさいだけど、入社してから「やっぱ全然違った」となって早期退職して、転職を繰り返すことになる未来になって欲しくないから、ここはあえてきつい言い方をしました!!)
そうじゃなくて、「内定を獲得した企業に対して、本当に入社すべきかどうか」の最終判断、“最終企業研究”こそが重要だと僕は思います。
「入社後のギャップ」によって早期退職する人が多い。
でもこれは企業側だけじゃなくて、就活生側も深く知ろうとしなかった責任がある。
深く知るためには現場の社員に聞くのがベスト
じゃあ具体的にどうやって深く研究するのか?
この最終段階ですべきことは、「自分の配属後に近い社員さんに話を聞くこと」に尽きます。
人事担当者や役員じゃなくて、やっぱり現場の社員と話さないとリアルな情報は得られません。
内定獲得後に、採用担当者に対して「入社後のイメージを今のうちから付けておきたいので、現場の社員さんと話す機会をください」と頼みましょう。
内定を獲得した企業にこそ、徹底的な企業研究をすべき。
これを覚えておいてください。
この8つ目の最終ステップを実行し、心の底から「ここが自分に合っている」と確信できた状態での卒業旅行こそが、最高に楽しいものになると僕は思います。
ステップ8までの企業研究、本当にお疲れ様でした!1つ1つのステップは僕が本当に大事だと考えて選んだ作業。だからこそ、丁寧にこなして欲しい。
これら8つのステップを通して、企業研究をしていきます!!
企業研究に役立つおすすめサイトを紹介
ここまで企業研究の具体的な方法を解説しました。
この8ステップに加えて、更に企業研究を便利に行うためのサイトを紹介します。
【企業研究に役立つおすすめサイト】
- 逆求人サイト
- OB訪問サイト
- 企業の口コミサイト
- 業界動向サーチ
- 年収ラボ
① 逆求人サイト|企業人事から直接話を聞くのが効率的
まず最初に企業研究に役立つのが「逆求人サイト」です。
最初に言うと、これ本当に役立ちます。
逆求人サイトとは、就活生がプロフィールを登録しておくことで、それを読んだ企業からスカウトが送られてくる就活サイト。
もちろんスカウトをもらえるだけでも利用価値が高いのですが、それに加えて「マッチングした企業のチャットでやり取りできる」という点が企業研究に役立ちます。
オファーボックスでの企業研究方法
上のスマホの画像は、逆求人サイトの最大手「オファーボックス」です。
このようにマッチングした企業と、直接チャットでやり取りができるので、ステップ④で洗い出した疑問を直接聞いてみましょう。
【逆求人サイトを使った企業研究の流れ】
- スカウトを送ってくれた企業で気になる企業発見。
- ステップ①〜③の作業を通してスカウトを受けるか決める。
- チャットにて直接疑問点を確認する。
以上の流れで、逆求人サイトで企業研究しましょう。
直接採用担当者とやり取りできるからこそ、できる企業研究法ですよ!
ちなみに、逆求人サイトは企業研究だけでなく、内定獲得にも有効なサイトです。
これまで200以上のサイトを見てきた僕がおすすする逆求人サイトは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
使わないと絶対に損なので、今のうちからぜひ利用を開始しましょう。
② OB訪問サイト|手軽にOB訪問の相手を探せる
続いて企業研究に役立つサイトは「OB訪問サイト」です。
OB訪問サイトとは、OB訪問する相手をサイト上で見つけられるサイトのこと。
通常、OB訪問するには大学のキャリアセンターで紹介してもらう必要があります。
僕が大学生の時も使ったことがありますが、マッチングまでに1週間以上かかった。
そんなOB訪問を効率化して、ステップ⑧の現場の社員さんに直接話を聞く機会を作るためにOB訪問サイトが便利です。
(企業研究の最終工程にOB訪問は必須ですからね)
おすすめのOB訪問サイトについては「OB訪問サイトランキング【就活におすすめ1位〜15位!】」にて詳しく紹介しています。
【おすすめのOB訪問サイト】
③ 企業の口コミサイト|リアルな情報を掴むことができる
続いて、企業研究に必須のサイトが「口コミサイト」です。
途中でも紹介したように、企業の現役社員や、元社員による口コミが投稿されています。
更に最近の口コミサイトは、とにかく見やすさと使いやすさが超向上してます。
下の画像は、僕が最もおすすめする「エンライトハウス」のサイト内。
平均年収から残業時間、給与への満足度や、人間関係の満足度まで一覧化されてる。
僕がサラリーマンを辞めた4年前は、まだ口コミサイトの質が低かった。
しかし今は口コミサイト同士の競争も激しくなったおかげで、サイトの質は最高ですね。
口コミ自体も以下のようにカテゴリ分けされており、自分が知りたい口コミをピンポイントで見つけることができます。
就活生全員が口コミサイトを使うべきだと僕は思ってます。
【おすすめの口コミサイト】
④ 業界動向サーチ|業界の特徴や動向がわかる
【公式サイト】https://gyokai-search.com/
「業界動向サーチ」は業界の動向やシェアを無料でチェックできるサイト。
企業研究したい対象の企業が属する業界について知ることは重要です。
途中でも話したとおりで、「成長業界」または「今後成長する業界」の方が倒産リスクが低く、若いうちから出世できる可能性も高い。(新しいポストが生まれやすいから)
よって企業研究の対象の業界を理解する時に使ってください。
下の画像のとおりで、その業界の推移がグラフで一発で分かります。
⑤ 年収ラボ|約4000社の年収の推移がわかる
【公式サイト】https://nensyu-labo.com/
「年収ラボ」は企業の年収情報に特化したサイトです。
企業研究の対象企業の平均年収を把握するのに便利かつ、競合他社と年収ベースで比較できるのも良いですよ。
また掲載社数も4000社と、大手企業の情報はかなり網羅しています。
更にこの年収ラボは、年収だけでなく、平均年齢・平均勤続年数・従業員数も記載されているので企業研究に便利ですよ!
以上の5種のサイトが、企業研究に便利だよ!僕自身、今でも利用しているサイトが多いからぜひ活用してみよう!
逆求人サイトでのチャットを通して、直接話して企業研究するって視点はなかったです。実行してみます!!
企業研究に繋がるおすすめの本を紹介
サイトの次は、企業研究に役立つ本を2冊だけ紹介しますね。
実際に僕が就活生の時は、企業研究関連はこの2冊だけを読んでいました。
① 就職四季報|企業の重要情報がコンパクトにまとまってる
「就職四季報」は東洋経済新報社が出版する企業情報がまとめられた本です。
この本の良いところは、東洋経済新報社が“第三者”として内容を書いているところ。
求人サイトのように、企業側が有利になるような情報の書き方をしていません。
残業時間から平均勤続年数、3年後離職率まで信用できる情報として書いています。
本の中身ですが、サンプルが公開されています。
以下の画像のように、1ページに1社〜2社の情報がまとめられていますよ。
(僕が就活生の時は、自分がエントリーした企業のページに付箋を貼って管理してました!)
画像引用:東洋経済オンライン「就職四季報 サンプル」
就職四季報で企業研究に活かせる項目をまとめておきましょう。
この1ページだけでこれだけの情報が得られるものは、他にありません。
【就職四季報で企業研究に活かせるポイント】
- 企業理念
- 3年後離職率
- 有給消化率
- 平均年収
- 月の残業時間
- 求める人物像
- 売上高と営業利益
- 選考ポイント
- 記者評価
② 業界地図|業界理解に役立つ情報がまとまっている
「業界地図」はこちらも就職四季報と同じく、東洋経済新報社が出版している本。
就職四季報は「企業単体の情報」がメインですが、こちらは「業界」に特化してます。
よって業界について理解が浅い人は、業界動向サーチと併せてぜひ読んでください。
それほど業界の選択は重要です。
(だって衰退業界に入社したら、どれだけ頑張っても成績が下がっていくんだから...)
画像引用:様々なテーマで書くブログ「業界地図2019年版、購入しました」
こちらも特に企業研究に活かせるポイントをまとめておきますね。
以下のポイントを見て、業界への理解を深め、結果として企業理解も深めましょう。
【就職四季報で企業研究に活かせるポイント】
- 基礎知識(その業界に関する基礎的な情報)
- 最近の動向
- 今後の焦点(その業界を見る上で重要な視点がまとめられている)
その他のおすすめ本は全8冊
ちなみにこれら2冊を加えた全8冊の「企業研究おすすめ本」があります。
最もおすすめなのは、ここで紹介した2冊ですが、もっと企業研究におすすめの本が知りたいという方は「企業研究におすすめの本8選」も併せて読んでくださいね!
企業研究の参考にする本は、こうした情報の信頼性が高い本を使うのがおすすめ!個人の主観で書かれた本よりも、まずは実際の数字や専門家の意見を参考にすべき。
どちらも東洋経済新報社という信頼できる企業が作った本なのが良いですね。
企業研究ノートの作り方について
今回の記事で解説した内容を元に「企業研究ノート」が作りたい人も多いでしょう。
そこで実際に僕が作成した企業研究ノートの画像を元に解説しました。
▼完成した企業研究ノート
ステップ①〜⑥をこのように見開き1ページでまとめるのがおすすめです。
具体的な企業研究ノートの作り方を解説した記事を用意しました。
こちらを参考に、更に深く企業研究のやり方をマスターしてくださいね!
今回のまとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
この記事は、僕が考える企業研究のやり方を体系的にまとめた記事です。
更に良いやり方があれば、随時更新していく予定です。
とは言っても、現時点で僕が企業研究に関して伝えたいことは網羅できたと思います。
「企業研究の1つ1つの作業に目的意識を持つこと」と「具体的にどんなステップで企業研究を行えばひとまず終了することができるのか」ということ。
企業研究に関して、体系的にまとめられた記事が少ないので、この記事を参考にして企業研究を進める人が1人でもいれば嬉しい限りです。
(今はタリーズで書いているのですが、疲れが限界を迎え始めていますw)
大事なことは、企業選びの精度を少しでも高めることです。
その結果、入社後に「あの時しっかりと調べておいてよかった!ここに入社してよかった!」と思えることだと僕は思います。
企業研究は大変ですが、これからの人生でも役立ちます。
ぜひ面倒な作業だからこそ、注力して、就活の満足度を高めましょう!!
陰ながらですが、あなたの就活の成功を心から祈っています\(^o^)/
、、、あ、疲れが限界になったのでタリーズから帰ります...。笑