就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活で初めてすることになるOB訪問について、分からないことが多い人は多いですよね。
そんなOB訪問に関して、土日や祝日などの休日にお願いするのはありなのか、気になるところです。
そこで本記事では、OB訪問を休日にお願いすることについて徹底解説します。
間違えてしまうと、相手からマナー違反な学生だと思われるリスクがあるので、この記事でOB訪問のマナーを押さえておきましょう。
- OB訪問するのは休日(土日・祝日)でも良いの?
- OB訪問を休日にする場合のリマインドメールの送り方
- 休日を使ってOB訪問をしてもらう場合は入念に感謝する
- OB訪問をするべき時間帯
- OB訪問をするのに適した場所
- できれば就活終了後にもお礼を伝えよう
- 本記事の要点まとめ
OB訪問するのは休日(土日・祝日)でも良いの?
OB訪問を休日にお願いするのはありなのか?
結論から言うと、"就活生側から"OB訪問を休日(土日・祝日)にして欲しいと提案するのはマナー違反です。
ただ例外もあります。
例えばOBから休日の指定があった場合です。
OBにとって都合の良い日程が休日(土日・祝日)なら、その日に合わせてOB訪問すべきです。
要するに、とにかくOBファーストで日程調節をするのが大切。
就活生側の都合で日程を決めるような失礼のない様に気をつけましょう。
休日を避けるようにしたOB訪問の依頼メール
では具体的に、OB訪問の依頼はどのように送れば良いのでしょうか?
基本的には、相手の空いている日程をヒアリングするのが良いですよ。
【OB訪問の依頼テンプレ】
件名「OB訪問のお願い 大学名・名前」
◯◯ ◯◯様
突然のご連絡すみません。
私、◯◯大学◯年の◯◯ ◯◯(名前)と申します。
▲まずは自己紹介をしましょう
この度、OB訪問のお願いでご連絡しました。
私は現在、◯◯業界を志望しており、その中でも◯◯株式会社を志望しております。
そこで実際にお勤めされている◯◯様のお話を聞きたいと考え、お送りした次第です。
▲OB訪問をしたい旨とその理由を簡潔に伝えましょう
大変お忙しいとは思いますが、お時間を頂けるようでしたら、
◯◯様のご都合のよい日時をお知らせいただけませんでしょうか。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げます。
▲都合の良い日時を聞きつつ丁寧に締めましょう
————
◯◯ ◯◯(名前)
◯◯大学 ◯◯学部
メールアドレス:◯◯◯◯
このように、OB訪問したい理由と合わせて、空いている日程をヒアリングする形式で依頼をかければ良いです。
OB訪問する相手の具体的な探し方については「【OB訪問相手の探し方10選】ツテがない就活生でも大丈夫」にて解説しているので、ぜひ合わせて参考にしてくださいね。
基本的には相手が日程を指定してくれるように、空いている時間をヒアリングすれば良いんですね。
そうだね。そこで相手が休日を指定してくれば、休日でも全く問題ない。OB訪問は相手に合わせるのがマナー!
OB訪問を休日にする場合のリマインドメールの送り方
OB訪問を休日に依頼する場合、リマインドメールは必要なのか?
結論から言うと、リマインドメールとして「明日は宜しくお願い致します」という気持ちを送ると非常に丁寧です。
リマインドメールを送る場合は、休日の前に送るのがベストですね。
土曜日、日曜日にOB訪問するなら、金曜日に送りましょう。
またリマインドメールの内容はシンプルで大丈夫です。
(シンプルながらも、感謝の気持ちが伝わる、受け手が嬉しくなる内容が良いですね!)
テンプレを共有します。
【OB訪問のリマインドメール例】
件名「OB訪問のお願い 大学名・名前」
◯◯ ◯◯様
お世話になっております。
◯◯大学◯年の◯◯ ◯◯(名前)です。
OB訪問させて頂く日が近づいて参りましたので、
改めて感謝を伝えたく、ご連絡させていただきました。
明日のOB訪問、何卒宜しくお願い申し上げます。
◯◯様からお話を聞かせて頂けること、
非常に楽しみにしております。
————
◯◯ ◯◯(名前)
◯◯大学 ◯◯学部
メールアドレス:◯◯◯◯
がっつりリマインドメール感を出すと、「忘れていると思っているのか!」と相手に思われてしまうこともなくはないので、あくまで感謝を示すメールとして送るのがベストですね。
ぜひ参考にしてください!
【超重要】就活生向けの企業選びの最適解
また、ここまでOB訪問を休日にする場合のメールと、リマインドメールの送り方を解説してきました。
僕はOB訪問以上に、就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。
そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。
エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。
求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。
▼求人サイトのおすすめ
※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。
▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)
ミーツカンパニー就活サポート、キャリアチケット、キャリアパーク就活エージェント
※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。
▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)
※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。
上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。
そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。
現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!
(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)
以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!
加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。
(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)
» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】
休日を使ってOB訪問をしてもらう場合は入念に感謝する
もしも休日(土日・祝日)を使ってOB訪問をしてもらう場合は、特に入念に感謝の気持ちをOB側に伝えるようにしましょう。
わざわざ休日を割いてOB訪問してくれるわけなので!
ちなみに感謝を伝えるタイミングですが、OB訪問の依頼を受け入れてくれた時と、OB訪問が終わった後ですね。
僕が就活生の時は次のタイミングで感謝の気持ちを伝えるようにしました。
【OB訪問のお礼をするタイミング】
- OB訪問のOKをもらった時
- OB訪問当日と終わった後
OB訪問のOKをもらった時
最初に感謝すべきタイミングは「OB訪問のOKをもらった時」です。
お礼メールの書き方の例は次のような感じになります。
自分なりにアレンジして使ってみてください。
件名「◯月◯日(日)のOB訪問につきまして|◯◯大学・(氏名)」
株式会社◯◯
◯◯様
お世話になっております。
◯◯大学◯◯学科の◯◯ ◯◯(氏名)です。
このたびは、お休みの日にもかかわらずOB訪問をご承諾いただき、
誠にありがとうございます。
◯月◯日(日)に◯◯にお伺いいたします。
当日は◯◯様が現在取り組まれているプロジェクトや、仕事のやりがい、1日のスケジュールなどについてお聞きしたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
お時間いただき本当に感謝いたします。
◯◯様にお話をお伺いできることを楽しみにしております。
◯◯大学◯◯学科3年
◯◯ ◯◯(氏名)
(メールアドレス)
OB訪問をOKしてもらった後に送るお礼メールの書き方としては、次の2点がポイントです。
【OB訪問OK直後のお礼メールのポイント】
- 当日に質問したい内容を事前に伝えておく
- 1番つながりやすい連絡先を改めて明示しておく
OB側としても当日に就活生から何を質問されるかザックリでもわかっていると、心構えができます。
また業務の都合で急にスケジュールの変更が生じる場合があるので、緊急連絡先を伝えておくと親切です。
ちなみに「そもそも質問できるOBのツテがない」という人はアプリを利用してOB訪問できる相手を探すことができます。
ただアプリによっては恋愛の出会い目的に利用する人もいるので注意が必要です。
信頼性の高いアプリに関しては「OB訪問アプリおすすめランキング【1位〜15位】|9/24日更新」にて紹介しています。
OB訪問当日と終わった後
続いて、OB訪問のタイミングと終わった後のお礼も大切です。
志望度が非常に高い企業に限り、休日のOB訪問をしてもらえた場合は手土産を持参するというお礼の仕方があります。
手土産をもらうとほとんどのOBは好意的な印象を持ちます。
すると「その好意を返したい」という心理がはたらくんです。
つまり手土産をもらった相手に対して「何か自分もしてあげないと」っていう貢献心が出てくるということ。
ただOBのなかには手土産を貰うことを賄賂のように感じたり、会社の方針で手土産を受け取れなかったりする場合もあります。
よって手土産を拒否される場合があることも覚えておいてください。
ちなみにOB訪問で手土産を持参する場合は次のようなマナーがあります。
【OB訪問で手土産を持参する時のマナー】
- 手土産は消耗品にする
- 手土産は1000円前後におさめる
- 個別に包装されているお菓子がベター
雑貨のようにいつまでも手元に残るものではなく、食べると無くなるお菓子を贈りましょう。
その際には賄賂の印象にならないために、あまりに高価なものは選ばないのがポイント。
小分けして包装されている溶けにくいお菓子だと、社内でシェアできるのでオススメです。
OB訪問の手土産に関して、より詳しい解説は「OB訪問に手土産は必要?【おすすめの手土産を紹介する】」にてまとめておきました。
手土産は必須じゃないので、あくまで参考程度に押さえておいてください。
終わった後はお礼メールを送ろう
OB訪問の仕上げとして、終わった後、当日中にお礼メールを送りましょう。
ポイントとしては必ず当日中に送ることですね。
(数日後に送ると、お礼を後回しにしていたんだと思われて逆効果になります)
お礼メールの書き方については「【テンプレ3選】OB訪問のお礼メールの送り方と返信方法」にて詳しく解説しています。
ここではテンプレを1つ共有しておきますね。
件名「OB訪問の御礼|◯◯大学◯◯ ◯◯(氏名)」
株式会社◯◯
◯◯ 様
本日、OB訪問させていただいた◯◯ ◯◯(氏名)です。
大変お忙しい中、お時間頂きまして本当にありがとうございました。
とても緊張していたのですが、親身に相談に乗ってくださり、
疑問に思っていたことを全て解決することができました。
またそれと同時に、株式会社◯◯への志望度が更に高まりました。
元々、第一志望であり、大学時代の始めからずっと憧れだった企業です。
そこで働かれている◯◯様のお話をお伺いすることで、
具体的なイメージが湧き、入社意欲がより一層高まりました。
選考を通し、入社することが叶ったら◯◯様と一緒に働けると考えるとワクワクします。
その実現のために、本日ご教示いただいたことを活かして一層努力致します。
改めまして、本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。
就職活動が終了した際には、またご連絡させて頂きます。
◯◯大学 ◯◯学部 3年
◯◯ ◯◯(氏名)
(メールアドレス)
OB訪問はやって終わりではなく、せっかく時間を割いてくれたOBに対して、しっかりと感謝を示すことを忘れないでおこう!
OB訪問をするべき時間帯
OB訪問をするべき時間帯は何時くらいを提案すれば良いのでしょうか。
結論から言うと、就活生側から時間を指定する場合は「お昼」を選びましょう。
お昼の時間帯はOBにとって業務やプライベートの時間を切り崩す必要がないので、好都合である可能性が高いのがその理由です。
OB側がお昼に都合がつかない場合は夕方や夜でも問題はありません。
夕方の時間帯になった場合は、業務時間内でのOB訪問となる場合もあるでしょう。
その際には会社内ですれ違う人に挨拶をし、いつも以上に笑顔を心がけると社員に好印象を残せます。
ただ先述した通り、業務中やプライベートの時間帯はなるべく避けた方がOB側の負担にならないためには良いでしょう。
就活生側から時間帯を提示する際は、夕方以外の時間帯も提示してください。
OB訪問を行う際の時間帯は次の点に配慮して行うと社会人としてのマナーができているとみなされます。
わざわざ時間を使って対応してくれるOBにネガティブな印象を持たれないためにも、気をつけておきたいポイントです。
【OB訪問で注意すべきポイント】
- OB訪問は時間の5分〜10分前までには到着する
- OB訪問は1時間程度で切り上げるのがマナー
- 午前中の早い時間帯は就活生側から提案しない
- OB訪問のメールや電話は営業時間内にする
①OB訪問は時間の5分〜10分前までには到着する
いざOB訪問をするとなった際に何分前に待ち合わせに行けば良いか迷う就活生がいます。
僕が就活生の時にOB訪問をした際は最低でも待ち合わせ時間の5分〜10分前には到着していました。
「絶対に何分前までに到着しなきゃダメ!」と明確に決まっているわけではありません。
ただ遅刻だけはしないようにしてください。
遅刻しないことは社会人として最低限のマナーです。
一方早く到着しすぎるのもOBに気を遣わせる原因になります。
よって待ち合わせ時間より早く到着し過ぎた場合は、近くの公園やカフェで待機しましょう。
その際には質問内容の復習をしたり、身だしなみをチェックしたりして時間を有効に利用してみてください。
②OB訪問は1時間程度で切り上げるのがマナー
OBと話が盛り上がると、ついつい長い時間話し込んでしまいます。
あまりに長すぎるとOBの仕事に支障をきたす可能性があるので、1回のOB訪問にかける時間は30分〜60分程度に抑えましょう。
ただ逆に話す時間が短すぎるとOB訪問の意味がなくなってしまいます。
せっかくOB訪問の時間を設けても聞きたいことが聞けなかったらもったいないです。
あまりにも時間が短いと「就活のやる気が足りない」「入社する熱意が足りない」とOBからネガティブな印象を持たれる可能性も。
よってOBに迷惑をかけず、かつ就活生側としてもしっかり聞きたい質問の回答を回収できる時間を設定するのがポイントです。
何度も言いますがOB訪問は1時間程度で切り上げること。
これはOBにとっても就活生にとっても適切な時間帯なので、ぜひ覚えておいてください。
③午前中の早い時間帯は就活生側から提案しない
会社では午前中は会議や朝礼などで忙しいことが多いため、OB訪問の時間を取れない可能性があります。
無理に午前中を指定するとOBの仕事に悪影響隣、選考にもマイナス評価になりかねません。
よってOB訪問は基本的に朝イチの早い時間帯を就活生側から指定するのは避けましょう。
ただ企業の業務体系や仕事内容によっては午前中しかOB訪問に対応できる時間が取れない場合があります。
その際にはOBの都合を最優先し、午前中にOB訪問をしましょう。
④OB訪問のメールや電話は営業時間内にする
OB訪問では日程調整からお礼までメールや電話でOBとやりとりする機会が多いと思います。
その際のやり取りの時間帯に関しても営業時間内に行うのがマナーです。
ただし電話の場合は始業後・お昼時間・終業前は忙しい時間帯である可能性が高いので、避けた方が良いでしょう。
特に夜遅くの電話はマナー的にもNGです。
そもそもOB側が営業時間外の通知をオフにしている可能性もあります。
連絡の行き違いが生じるリスクもあるので始業後・お昼時間・終業前以外の営業時間内で連絡を送るようにしましょう。
就活生側から「休日の夕方」とか指定されると、OBから常識のない人と思われかねない。メールや電話も営業時間内に送るのがマナーだという点を忘れずに!
うっかり休日を指定しないように注意します!
OB訪問をするのに適した場所
OB訪問の場所選びはOB訪問を成功に導くうえで重要なポイントです。
せっかく良い質問を準備しても場所が悪いと充実したOB訪問にならない可能性もあるからです。
ではOB訪問をするのに適した場所の条件とは何なのでしょうか。
就活生側が場所を決める場合に検討すべき候補先とあわせてみていきましょう。
OB訪問をするのに適した場所の代表的な条件は次の2つです。
場所選びを間違えるとOBから悪印象をもたれたり効果的に情報を得られなかったりするので注意してください。
【OB訪問に適した場所の条件】
- OBの会社に近い場所
- ちょうどいい喧騒がある場所
①OBの会社に近い場所
OBの会社の中か会社に近い場所でOB訪問をしましょう。
知らない場所を指定して手惑わせたり運賃がかかったりするのはNG。
会社周辺場所ならお昼の時間にちょっと話をするのにも好都合です。
②ちょうどいい喧騒がある場所
OB訪問では多くの場合、就活生が質問してOBがそれに答えるという形式で行います。
つまり双方のやり取りによって成り立つコミュニケーションなんです。
よってある程度静かな場所じゃないと話が聞き取れません。
ただ静か過ぎるのも会話が筒抜けになって落ち着かないものです。
その点ちょうどいい喧騒がある場所を選べば、周囲に気を使う必要はありません。
会話しても気にならない程度の喧騒のある環境を選ぶようにしましょう。
就活生側が場所を決める場合におすすめの場所
OB訪問の時間帯だけじゃなく、場所に関しても「就活生側が自由に決定していいよ」と言われる場合があります。
ではOB訪問に適した場所とはどのような場所なのでしょうか。
僕が就活生だったら候補として提案するOB訪問の場所は次の通りです。
【OB訪問に適した場所】
- カフェや喫茶店
- ファミリーレストラン
- OBの会社
カフェや喫茶店
カフェや喫茶店はOB訪問をする場合によく選ばれる場所です。
静かすぎるわけでもうるさすぎるわけでもなく、OBも就活生もお互いに気兼ねなく話しやすい環境といえるでしょう。
カフェや喫茶店はドトールやタリーズなど大手チェーンを選ぶと座席数も多く、席のバリエーションも多いのでOB訪問の条件に適しています。
ただ時間制限があったり時間帯によっては混んでいたりする場合もあります。
よって下調べを入念にして込み具合やお店の利用方法を確認しておきましょう。
ファミリーレストラン
ファミリーレストランもOB訪問に適しています。
長時間滞在しても良い店が多いですし、ドリンクバーを利用すれば料金もお手頃です。
どの時間帯もお客がいるので、うるさすぎず静かすぎず丁度いい雰囲気のなか話が聞けます。
OBの会社
OBの会社を場所の選択肢に入れるのもアリです。
会社によってはラウンジの一角を貸りて話を聞かせてもらえます。
ただ会社内の場合はカフェやファミリーレストランのような社外よりも、就活生側のマナーが重要です。
部屋を使わせてもらっている意識を持つのは当然ですが、他の社員への挨拶もきちんとしましょう。
礼儀をちゃんとしていれば、OBの会社に実際に足を運べるのは就活生側にとってメリットにもなります。
場所選びとして社外ばかり選びがちですが、社内も選択肢として検討してみてください。
時間や曜日によって場所の雰囲気は変わるよ。可能なら指定時間の指定場所の様子を下調べしておこう!
できれば就活終了後にもお礼を伝えよう
これは必須ではないですが、就活終了後にOBに対してお礼を送るのは良いですよね。
社会人になってからも相談相手になってくれることもあります。
ちなみに結果的にどの会社に就職することになったとしても、就活が終わった段階でお礼メールを送って大丈夫です。
時間を作ってアドバイスをしてくれたことに感謝の気持ちを伝える意味で報告メールを送ります。
就活が終わったという報告とお礼のメールの文面は次のような感じが良いでしょう。
件名「就職活動終了のご報告と御礼|◯◯大学(氏名)」
株式会社◯◯
◯◯様
お世話になっております。
◯月◯日(日)にOB訪問のお時間を頂戴しました
◯◯大学◯◯学部◯◯学科の◯◯ ◯◯(氏名)です。
その節は貴重なお話を頂き誠にありがとうございました。
この度、◯◯会社から内定をいただき、就職活動にひと段落がつきました。
残念ながら◯◯様の後輩になる夢は叶いませんでしたが、◯◯様のお話をお伺いし、◯◯業界における就職活動の軸となりました。
お忙しいなかお時間を頂き本当にありがとうございました。
◯◯様のますますのご活躍を祈念しております。
◯◯大学◯◯学部 3年
◯◯ ◯◯(氏名)
(メールアドレス)
就活の行方を気にかけてくれるOBもいると思うので、就活が終わったら報告すると感謝の気持ちが一層伝わります。
就活終了後も忘れずにお礼と報告メールをしましょう。
なお内定獲得企業にOB訪問する方法については「就活マンが考える“就活を成功させるために必須の6大ポイント”を共有」に書いてあります。
就活を成功に導くための要点が体系的にわかるので、入社後に後悔しない就活をしたい人は絶対に読んでください。
お礼メールのタイミングはOBの印象を左右する大切なポイントだよ!忘れずに感謝の気持ちを伝えよう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
OB訪問を休日におこなうことについて、理解できたと思います。
OB訪問の日程については、基本的に相手の空き時間をヒアリングしてください。
もしもOB側から空き時間を聞かれた場合は、休日を避けて提案しましょう。
OB訪問は就活において必須作業ではありません。
しかし、社会人との会話に慣れる、その企業の内情を知ることができるなど、おこなうメリットは多数あります。
「営業職って具体的にどんな仕事するんだろう?1日のスケジュールが知りたいな」などの疑問はOB訪問をすることで、かなりクリアにすることができますからね。
マナーを押さえた上で、積極的にOB訪問をしてみてください。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- OB訪問を休日におこないたいと就活生側から指定するのはNG!
- 相手側から休日を指定してきた場合は休日におこなってOK!
- 休日を割いてくれた場合は、より一層入念に感謝を示すことを忘れない。