こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回は”大学4年の10月から就活を始めた場合の内定獲得までの手順”を解説していきます。
就活生の中には部活動や留学、公務員試験などさまざまな事情で10月から就活を開始する人もいるかと思います。
ただ、大学4年の10月となると周囲のほとんどは内定を獲得しており、内定式も開催されるので焦ってしまいますよね。
でも安心してください。
10月以降の就活においても、やるべきことをしっかりと理解した上で手順を踏んで進めれば必ず内定は獲得できます。
注意すべきは”春から夏にかけての一般的な時期の就活”とは少し違ったアプローチが必要であるということ。
本記事ではその点も踏まえ、最効率で内定を獲得する手順を解説していきます。
大学4年の10月からだと時間の余裕もないので、不安は大きいですよね。
そうだよね。でも、やるべきことさえしっかり実践すれば内定獲得は決して難しくないんだ。むしろ有利な面もあるから、そこまで踏み込んで解説していくよ。
- 大学4年の10月から就活を始めても内定は獲得できる?
- 大学4年の10月から就活を始めても内定を獲得できる理由
- 大学4年の10月から就活を始める場合の手順
- 大学4年の10月まで就活をしていて内定がもらえない原因とその対策
- 大学4年の10月から就活を始める場合によくある質問
- 本記事の要点まとめ
大学4年の10月から就活を始めても内定は獲得できる?
まず最初にあなたが最も気になるのは「そもそも大学4年の10月から就活を始めたところで、内定は獲得できるのか?」という点ですよね。
結論、大学4年の10月から就活を始めても内定は獲得できます。
▼23卒の内定率の推移
引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2023年卒)「2023年3月度(卒業時点) 内定状況」」
23卒の内定率の推移を見ると、10月1日時点での内定率は”93.8%”であり、3月卒業時点の内定率は”96.8%”です。
つまり、3%の就活生は10月以降に内定を獲得していることになります。
パーセンテージだけ見ると少なく感じるかもしれませんが、40万人はいると言われている就活生の3%となると、1.2万人近くの人がいるわけですからね。
そう考えると、10月以降も内定が出ると言い切れるのも納得かと思います。
大学4年の10月からの就活は”秋採用”になる
大学4年の10月から就活を始める場合、その時期の就活は”秋採用”と呼ばれています。
秋採用とは、8月から11月までの時期に行われる採用活動を意味する言葉です。
一般的に就活が最も盛んに行われるのは、3年生の3月から4年生の6月頃までです。
この時期が最も企業の採用数が多く、選考フローも1〜2ヶ月程度かけて行われています。
しかし、秋採用以降は企業側の事情もあり、この時期の就活とは流れやスピード感が大きく異なっていきます。
そのため、”秋採用に特化した手順の理解と対策”が必須なんです。
この点を十分に理解した上で、次章以降を読み進めてくださいね!
通常期の採用と秋採用は全然違うものと認識すべきですね。
間違いないね。それを知らずにいると、秋採用のスピード感についていけず、なかなか内定を獲得するのは難しいんだ。
大学4年の10月から就活を始めても内定を獲得できる理由
10月から就活を始めても内定が獲得できることはご理解いただけたかと思います。
ただ、先ほどは内定率の推移を示しただけなので、この章ではその理由について詳しく解説していきます。
【大学4年の10月から就活を始めても内定を獲得できる理由】
- そもそも秋採用をしている企業は多いから
- 公務員落ちの人を狙った採用枠があるから
- 部活動の引退や留学帰りの人が欲しい企業があるから
- 企業も採用枠を埋めるために焦っているから
理由① そもそも秋採用をしている企業は多いから
まず最初の理由として”秋採用をしている企業は多いこと”が挙げられます。
10月となると、いくら秋採用といえど採用をしている企業は少ないイメージがありますよね。
実はこれ、間違ったイメージなんです。
もちろん4月や5月に比べたら数は少なくなりますが、複数内定を獲得した就活生から内定蹴りされた企業や知名度のない中小規模などは採用を継続しています。
僕がリサーチしただけでも、以下のような企業が秋採用をしていました。
【秋採用を実施している大手企業一覧】
・ソニー(採用情報)
・ソフトバンク(採用情報)
・楽天(採用情報)
・リクルートライフスタイル(採用情報)
・マイナビ(採用情報)※現在募集なし
・サイバーエージェント(採用情報)
・ヤフー(採用情報)
・メルカリ(採用情報)
・DeNA(採用情報)
・ユニクロ(ファーストリテイリング)(採用情報)
・ネスレ日本(採用情報)
・ユニリーバ・ジャパン(採用情報)
・富士通(採用情報)
・ガイアックス(採用情報)
・メタップス(採用情報)
・GMOテック(採用情報)
・バンダイナムコスタジオ(採用情報)
・住友商事グループ(採用情報)
・三菱総合研究所(採用情報)
・ワークマン(採用情報)
・ジンズ(JiNSのメガネ!)(採用情報)
・コロプラ(採用情報)
・クックパッド(採用情報)
・ジャニーズ事務所(採用情報)
・じげん(採用情報)
・湖池屋(採用情報)
・全国農業協同組合連合会(JA全農)(採用情報)
・BCG(ボストンコンサルティンググループ)(採用情報)
・USEN-NEXT GROUP(採用情報)
【秋採用を実施している中堅・中小企業一覧】
・ユーグレナ(採用情報)
・ボーダレス・ジャパン(採用情報)
・メーカーズシャツ鎌倉(採用情報)
・面白法人カヤック(採用情報)
・oriri(採用情報)
・プレスマン(採用情報)
・コンドーテック(採用情報)
・TDK(採用情報)
・スカイライトコンサルティング(採用情報)
・みんなのマーケット(採用情報)
・新大陸(採用情報)
・マーベラス ※エンジニアのみ(採用情報)
・メディカルラボ(採用情報)
・ほていや(採用情報)
・オンデーズ(採用情報)
・杉沢薬品株式会社(採用情報)
・ヤマハビジネスサポート(採用情報)
・愛知自動車(採用情報)
・霧島ホールディングス/霧島酒造(採用情報)
・三越伊勢丹ニッコウトラベル(採用情報)
・北海道乳業(採用情報)
・日刊スポーツ新聞社(採用情報)
・沖縄製粉(採用情報)
・一番食品(採用情報)
・マミーマート(採用情報)
・日本紙通商(採用情報)
・幻冬舎メディアコンサルティング(採用情報)
・LIXILビバ(採用情報)
・東映(採用情報)
・島村楽器(採用情報)
・ドリームベッド(採用情報)
計60社
知名度のある大手企業もありますよね!
始めて名前を聞く企業もあるかと思いますが、優良企業も非常に多いですね。
もちろんこれは秋採用をしている企業の一部に過ぎません。
これ以外の秋採用をしている企業の具体的な探し方については、以下の記事にて詳しく解説しているので、探し方を知りたい就活生は必見です。
理由② 公務員落ちの人を狙った採用枠があるから
次の理由として”公務員落ちの人を狙った採用枠があること”も一つですね。
公務員試験は就活よりも少し遅いスケジュールなので、結果が出るのが8月や9月あたりがメインになります。
もしそこで試験に通過しなかった場合、民間就活に切り替える人も多いですよね。
その人材を狙って採用を行う企業があるんです。
なぜなら公務員組は基礎学力が高い傾向にあるからです。
公務員試験は一次で教養試験や専門試験など、難易度の高い筆記試験があります。
そのため、基礎学力がある程度ないと通過することは難しい。
加えて、公務員試験に特化した勉強をする必要があることから、勉強に対してコツコツ努力できる人材も多いわけです。
こういった特徴を持つ学生を求めている企業は、あえて10月あたりをメインに採用活動を行っていることから、内定獲得もできるということになります。
(もちろん、公務員組でなくても内定獲得のチャンスは十分ありますよ!)
理由③ 部活動の引退や留学帰りの人が欲しい企業があるから
先ほどの公務員落ちの場合と似ていますが、部活動の引退や留学帰りの人が欲しい企業も10月あたりをメインに採用活動を行っています。
特に部活動経験者は企業からの人気が非常に高いですね。
事実、体育系学生に特化した就活サイトもかなりの数があります。
つまり、それだけ体育系学生に対する企業のニーズがあるということ。
もちろん、秋採用直前の夏まで部活動を続けていなくでも、10月期の就活で部活動をアピールすることはできるので、誰にでも内定獲得のチャンスはありますよ!
理由④ 企業も採用枠を埋めるために焦っているから
企業が採用枠を埋めるのに焦っているのも大きな理由の一つです。
10月1日には、多くの企業で内定式が開催されます。
つまり、企業にとって採用の一つの節目の時期なわけです。
ただ、企業は毎年必ず採用予定人数を設定しています。
その人数をもとに、次年度の社内異動や配置を考えるため、この採用予定人数を満たすことは非常に重要なミッションです。
ということは、10月という節目を迎えても予定人数が埋まっていない場合は、かなり焦っているということ。
この点も、10月に内定が出る一つの理由になっています。
【補足】通年採用をしている企業もチェックしておくべき
10月から就活を始める場合、秋採用に加えて”通年採用”をしている企業もチェックしておくべきです。
通年採用とは「企業が必要な人材を必要な時期に、自由に採用活動を行うこと」
簡単に言うと、1年中いつでも好きなタイミングで採用活動することです。
当然、4年生の10月以降についても含まれています。
通年採用をしている企業は、時期へのこだわりはなく、むしろ就活生自身の評価で採用を決める傾向にあります。
よって、就活に出遅れたことによるアドバンテージは少ない。
通年採用をしている企業については、以下の記事で一部をまとめました。
通年採用をしている企業との接点の作り方まで踏み込んで解説しているので、ぜひ一度目を通してみてください!
たしかに通年採用している企業も見ておくべきですね!
選択肢は多いに越したことはないからね。秋採用企業と並行してチェックしておくべきだよ。
大学4年の10月から就活を始める場合の手順
それでは次にこの章では”大学4年の10月から就活を始める場合の手順”について解説します。
時間的な余裕がない中、最効率の方法にて内定獲得を目指す手順となるので、ぜひ参考にして実践してください。
【大学4年の10月から就活を始める場合の手順】
- 秋採用に積極的な企業の持ち駒を増やす
- 就活3大質問の質を優先的に高める
- 面接対策を徹底的に行う
STEP① 秋採用に積極的な企業の持ち駒を増やす
大学4年の10月から就活を始める、つまり秋採用をこれから開始する場合、最初に一番重要なポイントがあります。
それは”企業のエントリー数(持ち駒)を増やすこと”です。
春や夏に比べ、10月以降の秋採用では企業の数自体が少なくなります。
よって、まずはエントリーできる企業の確保が最優先となります。
ただ、ここで注意したいのが「大手の求人サイトだけを使った企業探し」です。
なぜなら、その企業が自分に合った企業なのか、またその企業が秋採用に積極的かどうか不明だから。
それでは非常に非効率ですよね。
秋採用での企業選びのポイントはとにかく「秋採用に積極的な企業であること」と「自分に合った企業であること」の2つです。
この2つのポイントを満たす企業のみエントリーして持ち駒を増やしておくことで、秋採用の成功率が格段に高まります!
ここは内定獲得へのベース作りです。
ただ、その具体的な探し方に悩む人は多いですよね。
そこで今回、7年の就活の研究の集大成として、10月からの就活でおすすめの企業の探し方を3つ明確化することができました。
【10月からの就活(=秋採用)でおすすめの企業の探し方】
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトを利用する
- 中小規模の合同説明会へ参加する
おすすめの企業の探し方① 就活エージェントを利用する
最もおすすめの方法が就活エージェントです。
就活エージェントとは、面談を元にして自分に合った企業を紹介してもらうことができます。
秋採用は「どの企業が秋採用で積極的に採用しているのか」が判断しにくいのですが、就活エージェントだとそこで厳選して紹介してくれます。
加えて、面談を元に合っている求人を紹介してもらえるので、自分にとって有益な求人と出会うことができます。
つまり、10月以降の秋採用など、就活後半でこそ使うべきサービスなんです。
ちなみに就活生向けの就活エージェントは複数あるのですが、僕が特におすすめする就活エージェントは2つです。
「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」ですが、どちらもオンライン面談に対応かつ、全国の就活生が利用することができます。
おすすめの企業の探し方② 逆求人型サイトを利用する
次に全国の就活生におすすめなのが「逆求人型サイト」です。
逆求人型サイトとは、企業側が就活生のプロフィールを読んで気になった就活生にスカウトを送るタイプの求人サイト。
マイナビやリクナビのように、就活生から企業にエントリーするのとは反対の仕組みになっています。
逆求人型サイトを秋採用で利用するメリットは、その高い効率性にあります。
秋採用では、企業を探すのが一番面倒です。
しかし、逆求人型サイトなら企業側からオファーが届くので「どの企業が秋採用を継続しているかな?」と探す必要がありません。
秋採用中にオファーが届いたら、その企業は秋採用まで継続して採用活動をしています。
また就活後半は「利用する就活生が少なくなるにも関わらず、利用する企業はそこまで減らない」という特徴があり、ここもメリットです。
秋採用を狙うなら、逆求人サイトの利用はかならず登録しておきましょう!
ちなみに、大学4年の10月からの就活において利用必須の就活サイトを以下の記事でまとめています。
就活を7年以上研究し見てきた100を超える就活サイトの中から、「僕がいま就活生だったらこれを使う!」と感じる5サイトです。
これから就活を始める人は、以下の記事で紹介しているサイトを使うと内定に近づくスピードを一気に上げられますよ!
おすすめの企業の探し方③ 中小規模の合同説明会へ参加する
そして最後に、10月からの秋採用では「中小規模の合同説明会」に参加して企業との接点を作るのもおすすめです。
マイナビやリクナビが開催していた超大型の合同説明会は1社あたりの説明が15分ほどで短く、それなら企業のホームページを読めば良い話。
更にはそうした大型の合同説明会は秋採用の時期には開催されません。
一方で就活生数十人:企業数社のような中小規模の合同説明会があります。
これが秋採用では非常に狙い目なんですよね。
理由は秋採用の時期に参加しているのは、秋採用に積極的な企業のみだから。
更には、1社あたりの説明を詳しく聞けたり、直接人事の人と話すことができるからです。
ちなみに僕が就活生の時に参加して2社からの内定を獲得したのが「ミーツカンパニー」という中小規模の合同説明会です。
こちらは現在、オンラインでの実施もあるので、自宅にいながら秋採用中の企業と出会うことができるのが効率的ですよ。
【就活マンが考えるミーツカンパニーのメリット】
- 就活マンが就活中に2度参加して2社からの内定を獲得している。
- 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
- 全国32箇所で開催しており、オンライン参加も可能なので誰もが対象になる
- 就活エージェントの連携もイベント参加後に検討できる
開催頻度が高く、企業担当者とじっくり話した上で選考に進めるので、安心して企業選びもできます。
【ミーツカンパニーの利用方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」にアクセスする。
- 30秒無料エントリーから参加イベントを選んで登録する。
- メールの案内に沿って当日のイベントに参加する。
ここまで、秋採用で特におすすめの企業探しの方法を厳選して紹介しました。
これらに加えて、10月からの秋採用中に取れうる全ての企業探しの手段をまとめた記事を用意しておいたので合わせて読んでみてくださいね。
STEP② 就活3大質問の質を優先的に高める
持ち駒を確保できたら、次は選考突破力を高めていきます。
エントリー先が増えても、選考を突破できなければ内定は獲得できませんからね。
中でも全ての選考で頻出の”就活3大質問”の質の向上は必須です。
就活3大質問とは、志望動機・自己PR・ガクチカのこと。
「この学生は大学時代に何をしてきたのかな?有意義に使えたの?何か能力を手に入れたのかな?」
⇒ガクチカの質問意図
「この学生を採用するメリットは何かな?どんな強みがあるのかな?」
⇒自己PRの質問意図
「なんでうちの会社を志望してきたのかな?志望度は高いの?」
⇒志望動機の質問意図
選考突破力を高めるためには、まずこの3つの質を高めることが必須。
逆に言えば、この3つの質さえ高ければ、それ以外の質問事項に関しても一貫性のあるアピールが可能となるため、選考突破力は必然的に高まります。
特に10月から就活を始める人には時間がありません。
この3つの質を優先的に高めることで、最効率で選考突破力が高まります
それぞれの質を高める方法については、別記事にて詳しく解説しています。
それぞれの質問意図に沿った最善の文章構成から例文までを網羅した記事なので、選考突破力を高めたい人は必ず確認しておいてください。
STEP③ 面接対策を徹底的に行う
就活3大質問がエントリーシートに関する必須対策であり、この他に”面接突破力の向上”も選考突破力には必須です。
面接はどの企業の選考にも必ず用意されていますしね。
そして面接突破力を向上させるには”頻出質問に対する回答を知っておくこと”が最善の対策です。
事前に準備さえしておけば、本番でも焦ることなく回答できますよ!
僕自身、就活生時代には頻出質問に対する回答をある程度用意していました。
その結果、22社から内定を獲得し、大手食品メーカーに入社することができた。
そんな僕が”これだけは押さえておくべき”と考える頻出質問と、それに対する回答を以下の記事にまとめました。
特に面接に不安がある人、自信がない人は以下の内容をぜひ実践してください!
持ち駒を増やしつつ、選考突破力を磨いていく流れですね。
そのとおり。余計なことは一切せず、必要なことのみを徹底して行うことで、最効率で内定を獲得できるんだ!
大学4年の10月まで就活をしていて内定がもらえない原因とその対策
ここまで”10月から就活を始める人”向けの解説をしてきました。
この章ではちょっと違った視点で”大学4年の10月まで就活をしていて内定がもらえない人”向けの解説をしていきます。
10月まで就活をしていても、内定が取れない場合は必ず原因があります。
その原因と対策については以下のとおりです。
【10月まで内定が出ない原因とその対策】
- 人気の大手企業ばかり受けている
→秋採用をしている中小企業やベンチャーもリサーチする - エントリーの数が少なすぎる
→就活エージェントや逆求人型サイトで効率的にエントリー数を増やす - 自己分析が徹底できていない
→とにかくわかりやすさ重視で自己分析を深める - エントリーシートの質が低い
→他の就活生とは違った方法で質を高めていく - プライドや固定観念が邪魔している
→周囲と比べず、とにかく”自分に合う企業”を軸に進める - 一つ一つの選考に対する取り組みが甘い
→それぞれの選考の目的を考えて、真摯に取り組む
毎年多くの就活生を見てきましたが、大半がこの原因に共通します。
これらの原因に対する対策の詳細などについては「【10月に内定がない場合の対策法】最短で内定を獲得するために必須の対策を解説!」にて解説しています。
10月まで一生懸命就活をしてきたけど、どうしても内定を取れない人の役必ず立つ記事なので、ぜひ参考にしてください。
たしかにこれらの原因は大きく関係してきますよね。
ただ、10月から就活を始める人でも内定は獲得できるわけだから、当然10月まで無い内定でも、その後内定獲得は可能。原因を知って改善すれば大丈夫!
大学4年の10月から就活を始める場合によくある質問
それでは最後に、大学4年の10月から就活を始める場合によくある質問と、それに対する回答を共有しておきます。
【大学4年の10月から就活を始める場合によくある質問】
- 大学4年の10月で何もしてないのはやばいですか?
- 10月から就活を始める上で注意しておくことは何ですか?
- 秋採用をしている企業はブラック企業が多いんですか?
- 就活をせずに既卒就活をするのはありですか?
- 内定がないまま卒業した場合、どうなりますか?
質問① 大学4年の10月で何もしてないのはやばいですか?
大学4年の10月の時点で、就活を何もしてないのであれば危機感はもちましょう。
ですが、冒頭でもお伝えしたとおり10月以降でも「秋採用」を狙えます。
秋採用を狙うなら、夏までの就活とはまた違ったアプローチをすることが大事です。
「【秋採用完全攻略マニュアル2022】 大手の内定も新卒で獲得する方法!」で秋採用の攻略法をまとめているので、参考にして動いてみてください!
なお、公務員試験や留学で10月まで就活を何もしてなかった人もいるかと思います。
以下の記事で、それぞれの立ち回り方を解説しているのでチェックしてみてくださいね。
質問② 大学4年の10月から就活を始める上で注意しておくことは何ですか?
まず大前提として”焦らないこと”が非常に重要です。
焦ってしまうと選考に集中できなかったり、ブラック企業に入社してしまうなどといったリスクが大きくなります。
また、具体的な注意点としては「なぜ10月から就活を開始したのか」という理由を明確にしておくことです。
面接において企業は高確率で「なぜ今まで就活をしていなかったのか」を聞いてきます。
そこで企業側が納得できない理由(ただのサボりなど)であれば内定獲得は難しい。
逆にその点をしっかりと説明し、企業が納得すればビハインドにならず選考を進めることができます。
質問③ 秋採用をしている企業はブラック企業が多いんですか?
全くそんなことはありません。
秋採用に限らず、春や夏の時期の就活においても、ブラック企業は含まれます。
また、秋採用をしているのは”就活生が集まらないブラック企業”でもないです。
10月になると、複数内定を獲得していた就活生の多くが入社先を決めるため、1社以外には内定辞退をすることになります。
優秀な学生の中には、複数の人気大手企業の内定を獲得している人もいます。
そういった人が内定辞退をした場合、人気企業でも採用枠に空きができ、秋採用をすることだってあるんです。
どうしてもブラック企業だけは避けたい場合は?
ただ、中にはどうしてもブラック企業だけは避けたい人もいますよね。
100%の確率で避けることは不可能ですが、その確率をできるだけ下げることができます。
そのためには、企業の探し方やホワイト企業に合った対策が重要。
それらの具体的な方法については、以下の記事にてまとめています。
特に”何よりもホワイト企業に入ることを優先したい人”については、必見の記事です。
\就活生がホワイト企業からの内定を取るための立ち回り/
質問④ 就活をせずに既卒就活をするのはありですか?
一つの選択肢として考えることはできます。
ですが、既卒就活となると新卒就活とは条件や受けられる企業、就活自体の進め方も大きくことなることは理解しておいてください。
また、10月であればまだまだ内定のチャンスはあるため、新卒就活を諦めるべきではありません。
ただもし、既卒就活することを決めた場合は、以下の記事が参考になるかと思います。
重要な既卒1年目の就活の進め方や既卒の実態などについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
質問⑤ 内定がないまま卒業した場合、どうなりますか?
内定がない状態、つまり”無い内定”で卒業したら、いくつかの選択肢が考えられます。
ただ、いずれにしてもメリットとデメリットがあり、比較的デメリットの方が大きくなることが多いかと思います。
無い内定で卒業した場合の末路については、以下の記事で詳細を解説しています。
具体的な末路から無い内定の人が今後すべき対策まで、かなり細かく丁寧に解説した記事なので、気になる方はぜひ読んでくださいね!
焦らずに目の前のことに取り組むことが重要ですね。
間違いないね。焦っても何のメリットもないんだ。ここまで解説した内容をしっかりと実践すれば、必ず内定は獲得できるはずだよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
大学4年の10月から就活を始める場合の手順などについて、理解が深まったかと思います。
10月となると、周囲のほとんどが就活を終えているので精神的な焦りも大きい。
普通の人が1年程度かけて行う準備や流れを、ほんの数ヶ月で行うわけなので、かなりハードになるのも当然です。
ただ、それでも諦めずに就活に立ち向かう事自体、僕は本当に尊敬します。
そんな就活生のみなさんが、少しでも効率的かつ安心して就活に取り組むために、この記事が少しでも貢献できたら最高ですね!
ちなみに、この記事を読み終わったら「【就活で失敗したら?】失敗しても問題ない理由と対応策! 」も読んでみてください。
就活で失敗しても問題ない理由や、失敗を回避するための対策をまとめています。
大学4年の10月から就活を始める人は、「このまま結局内定がもらえなかったら」と不安になりますよね。
これからの就活に不安や焦りを感じている人ほど、上の記事を一度読んでおいてください。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 大学4年の10月から就活を始めても内定を獲得することが可能である。
- 大学4年の10月からの就活は”秋採用”となることを理解しておく。
- 内定獲得までの手順として「①秋採用に積極的な企業の持ち駒を増やす」「②就活3大質問の質を優先的に高める」「③面接対策を徹底的に行う」の3ステップがおすすめである。
- 10月以降に採用をしている企業=ブラック企業ということはなく、大手や優良企業も多数存在する。