こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
今回は、「無い内定の末路」についてお伝えしていきます。
就活の大きな目標は内定獲得ですよね。
そのため、時間が経過するとともに、内定がないことへの不安は大きくなっています。
不安を和らげ内定を獲得するためには、原因を把握したうえで対策を練ることが大切です。
そこで、無い内定になる原因や無い内定の人がすべき必須対策も共有していきますね。
しっかりと原因を把握し、今後すべきことを実践していけば、時期に関わらず内定は獲得できます!
ボリューミーな記事ですが、内定獲得までの道筋が明確になるので最後まで読んでくださいね。
無い内定の人の末路がどうなるのか、不安は大きいですね。
そうだよね。ただ、時期に関わらず、やるべきことをしっかりと取り組めば内定は獲得できるんだ。具体的な方法まで踏み込んで解説していくから、ぜひ参考にしてね。
- 「無い内定」の人の割合
- 【結論】「無い内定」のまま卒業した場合の末路
- いつまで「無い内定」だとやばいのか?
- 「無い内定」の人がこれからすべき必須対策【9選】
- 「無い内定」になる原因とは
- 就活で「無い内定」になる人の特徴|エントリー段階
- 就活で「無い内定」になる人の特徴|筆記試験段階
- 就活で「無い内定」になる人の特徴|面接段階
- 「無い内定」で就活が続けられなくなったら?
- 「無い内定」に関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
「無い内定」の人の割合
まず最初に、”無い内定”の人の割合について共有しておきます。
もちろん時期によって数値は異なりますが、23卒の場合は以下のとおりです。
引用:マイナビキャリアリサーチLab「2023年卒大学生活動実態調査(8月)」
23卒の人は8月末時点で85.8%の人が内定を獲得しています。
このグラフは8月末時点の内定率になるので、もちろん卒業時はもっと高い数値となります。
ただ、就活の大きな山を超えた夏休み前の時点で、だいたい8割の人が内定を持っているイメージを持っておいてください。
無い内定はクズなのか?
内定が無いと自信もなくなり、自分はダメだと思いがちですよね。
ですが、無い内定だからといって、クズとは言えません。
そもそも「クズ」とは、以下のような人のこと。
卑劣、残忍、薄情、無礼など、人としての道理や配慮を無視した言動や行動を平然とやってのけ、それに対して一切悪びれなかったり、あまつさえ自分の行為を正当化しようと考えるなど、文字通りに人間としての価値のないくらいに下衆い性格や思考の持った人間(または企業や団体など)のことを指す。
引用:ピクシブ百科事典
つまり、人間としての価値がないくらいにゲスな性格や思考をもった人間のことを「クズ」というのです。
内定が無い人には、大企業ばかりにエントリーしていたり自己分析が不十分など何かしらの原因があります。
ですが、「人間としての価値がないくらいゲスな性格や思考をもった人間」とは言えませんよね?
内定が無いからといって、自分をクズだと思う必要はありません。
自分を責めるのではなく、内定が無い理由を把握したうえで適切な対策をとることが大切です。
この記事で、無い内定になる原因や必須対策をお伝えするのでぜひ参考に行動してみてくださいね。
たしかによくSNSで見かけますね。
就活界隈では毎年のように新しい略語が誕生するよね。”ガクチカ”や”お祈り”なんかも略語の一つだよ。
【結論】「無い内定」のまま卒業した場合の末路
次に”無い内定の末路”について解説します。
内定が無いまま卒業した場合に考えられる末路は以下のとおりです。
【無い内定のまま卒業した場合の末路】
- 就職浪人
- フリーター
- フリーランス
- 起業
- その他(大学院進学・留学・ニート)
末路① 就職浪人
【就職浪人のメリット】
- 一度リセットして就活に取り組める。
- 一定レベルの就活スキルを身に付けた状態でスタートできる。
【就職浪人のデメリット】
- 企業によっては選考を受け付けてもらえない可能性がある。
- 就職浪人を決めた理由を明確にしておく必要がある。
1つ目の末路が「就職浪人」です。
就職浪人とは、大学を卒業してから就職活動をすることを指します。
現状、卒業後3年は新卒扱いするよう、国から企業に要請が行われています。
しかし、企業によっては就職浪人生は採用しない方針を持っていることもあります。
▼企業によっては就職浪人生を受け付けない
つまり、就職浪人をすると企業の選択肢が狭まるリスクがあるということ。
安易に就職浪人をするのはおすすめできません。
末路② フリーター
【フリーターのメリット】
- 自由な時間が手に入る。
- 自分のしたい仕事(アルバイトなど)がしやすい。
【フリーターのデメリット】
- 経済的に不安定である。
- 就職する際、不利になるリスクがある。
次に考えられる末路が「フリーター」です。
定職にはつかず、アルバイトや日雇いで生計を立てていく形ですね。
アルバイトという立場ではありますが、比較的自由に職種を選べるのがメリットかと思います。
反面、やはり経済的に不安定なのはデメリットですね。
加えて、新卒でアルバイトをした場合、いざ就職となると必ず企業から「なぜ新卒で就職をしなかったのか?」という質問が問われます。
納得できる理由(体調面や経済面など)がない場合、不利になる要素ですね。
末路③ フリーランス
【フリーランスのメリット】
- 時間を自由に使える。
- 成功すれば高収入が期待できる。
【フリーランスのデメリット】
- 成功するための難易度が非常に高い。
- 知識やスキルは全て自分で身に付ける必要がある。
次に「フリーランス」になることも一つの選択肢です。
近年、フリーランスとして働く人も増えているので、無理な話ではありません。
ただ、成功するまでの難易度は非常に高いです。
とくに、新卒で人脈もスキルもない状態でのフリーランスとなると、その難易度はさらに高まります。
また、フリーランスと聞くと自由な時間を多いイメージでしょうが、これ実は全くもって違うんですよね。
むしろフリーランスの方が労働時間は確実に長くなります。
土日祝日などの決まった休みはないですし、有給もありません。
つまり、自分が働かない限り収益は生まれないので、働き続ける必要があるんです。
(新卒1年でフリーランスになった僕も、まさにこれを実感しましたw)
末路④ 起業
【起業のメリット】
- 成功すれば高収入が期待できる。
- 経営者としての経験や知識が得られる。
【起業のデメリット】
- 失敗した時のリスクが大きい。
- 成功する確率は低い。
卒業後、就職せずに「起業」するのも一つの選択肢です。
ただ、起業するのであれば学生時代の間に起業する、いわゆる”学生起業家”になるのがおすすめです。
学生起業家というだけでも一つのブランドですし、就活でも活かせる経験ですしね。
一方、卒業してゼロから起業するとなると、資金面や収入面でも大きなリスクを抱えることになるため、個人的にはおすすめできませんね。
末路⑤ その他(大学院進学・留学・ニート)
【その他の選択肢のメリット】
- 大学院進学や留学は就職時の強みとなる。
- 一般的な大学生とは違った経験を得ることができる。
【その他の選択肢のデメリット】
- 社会人のスタートが遅れる。
- ニートの場合、デメリットしかない。
その他の選択肢として「大学院進学」「留学」「ニート」などが考えられます。
大学院進学や留学の場合、そこでしか得られない経験も多いため、その後の就職活動にも大きなメリットがあるかと思います。
(特に理系は大学院卒に限定された職種も多い。)
一方で、4年で卒業して働いている同世代に比べると、学生期間が長くなるため、社会人のスタートは遅れてしまいます。
ただ、2〜3年の遅れであれば、後から挽回することは全然できますね。
また、これ以外にもニートという選択肢もありますが、それだけは避けましょう。
経済面や社会的な信用はもちろん、いざ就職となっても、ニート期間が長ければ長いだけ、就職の難易度は高まりますよ!
【補足】卒業しない場合は就職留年になる
【就職留年のメリット】
- 新卒学生の身分で就活が継続できる。
- 一定レベルの就活スキルを身に付けた状態でスタートできる。
【就職留年のデメリット】
- 就職留年をした”納得できる理由”が必要になる。
- 孤独な就活になる可能性が高い。
ここまで卒業した場合の末路について解説してきました。
それではもし卒業せずに就活を継続する、いわゆる”就職留年”をした場合はどうなるのか。
メリットとしては、新卒学生という身分で変わらず就活が継続できることです。
また、1年間の就活経験があるので、スタートダッシュもできます。
反面、デメリットとしては同級生が卒業することから、孤独な就活になる可能性が高まります。
また、企業側も履歴書を見れば就職留年していることはわかるため、”企業が納得する就職留年の理由”を明確にしておく必要がありますね。
ちなみに、無い内定を打破するのに役立つ就活サイトを以下の記事でまとめています!
就活を7年以上研究し、100以上の就活サイトを見てきた僕が「いま就活生だったら絶対に使う!」というサイトを厳選しました。
無い内定で焦っているときほど、以下の記事で紹介している5つのサイトは利用必須ですよ!
どの末路にもメリットとデメリットがありますね。
そうだね。ただ、どの末路もやはりデメリットの方が大きいというのが正直なところだよ。やはり、可能性がある限りは就職を目指すべきだね。
いつまで「無い内定」だとやばいのか?
無い内定の状態で卒業した場合の末路は理解できたかと思います。
では次に、いつまで”無い内定”だとやばいのかについて解説していきます。
僕が考える内定獲得の一つのボーダーラインは、”10月”です。
全体的な内定率の高さに加え、内定式という企業側の一つの区切りも考慮した結果、このような結論に至りました。
引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2023年卒)「2023年3月1日時点 内定状況 」
10月時点での内定率は93.8%になっています。
また、本格的な内々定出しが始まる6月以降、内定率も高まる傾向にあります。
大きな山は6月〜7月にあり、一つの目処が10月といった流れですね。
【重要】10月以降も内定獲得は可能である!
一つの目安として10月をボーダーラインとお伝えしました。
しかし、10月以降でも内定を獲得することは十分に可能です!
(あくまで一つの目安として捉えてくださいね。)
理由としては「本格的な秋採用が開始するから」になります。
秋採用とは「8月〜11月末の時期の就活」を指した言葉です。
最初のピーク期(6月〜7月)で採用数を満たせなかった企業や、内定辞退を受けて採用枠が空いた企業などが募集をかけています。
また、あえて秋採用にピークを持ってくる企業もあるんです。
理由としては、公務員落ちした人や留学帰りの人、夏に部活動を終えた人などを積極採用しているためです。
ただ、秋採用をしている企業探しはかなり手間がかかる作業です。
そこで就活攻略論では、「【保存版】秋採用している企業60社を一覧でまとめてみた!」にて秋採用を実施している企業をまとめました!
”秋採用に興味があるけど企業探しに困っている就活生”は、優良企業も多数あるので、ぜひ一度確認してみてください。
時期によって優先すべき就活対策は変わってくる
先ほど解説した秋採用を含め、時期によって優先すべき対策は異なります。
企業側の事情も変わってきますし、就活生側の時間的な余裕も違いますからね。
よって、それぞれの時期に合った対策を知っておくことはかなり重要です。
逆に秋採用以降も一般的な就活対策しか実践しなかった場合、内定を獲得するのは難しくなります。
そこで各月ごとに分けて、優先すべき対策をまとめました。
該当する月の対策を参考にしつつ、最効率の方法で選考対策を進めて、最短で内定獲得するためにも、必ず確認してくださいね!
▼5月に内定がない場合
» 【5月に内定がないのはやばい?】4つの原因から即効性のある3つの対策まで解説!
▼6月に内定がない場合
» 【6月に内定がないのはやばい?】これから内定を獲得するための具体的な対策!
▼7月に内定がない場合
» 【7月に内定がない就活生必見】これから最も効果のある3つの必須対策を共有!
▼8月に内定がない場合
» 【8月に内定がない場合の対処法】今すぐやるべき5つの行動!
▼9月に内定がない場合
» 【9月に内定がない場合の必須対策】内定獲得に向けてやるべき対策を共有!
▼10月に内定がない場合
月によって採用状況や求人数なども変わってきますしね。
そのとおりだよ。選考フローもだんだんと簡略化されていくしね。それに合わせた最適な対策をすることが重要だね!
「無い内定」の人がこれからすべき必須対策【9選】
それでは次に、本記事のメインである”これからすべき必須対策”について解説します。
今現在、無い内定の人はすべき対策は主に9つあります。
ただ、9つ全てを実践するのはかなり大変です。
そこで優先度に分けて解説していきますね。
【即内定獲得を目指すための必須対策:優先度高】
- 就活エージェントの活用
- 逆求人型サイトの活用
- 就活イベントへの参加
【選考突破力を高める必須対策:優先度中】
- 就活3大質問の質を高める
- 面接突破力を高める
- 身だしなみを再チェックする
【就活のベースを見直す必須対策;優先度低】
- 就活の軸を見直す
- 業界・企業研究をやり直す
- 秋採用も視野に入れる
対策① 就活エージェントの活用|優先度高
まず僕が最もおすすめするのが”就活エージェントの活用”です。
特に今まで使ったことが無い就活生は、必ず一度は使ってみるべきです。
(サービスは全て完全無料ですし、いつでも退会できるので。)
就活エージェントは、面談をもとにあなたに合う求人を紹介してくれるサービス。
求人紹介から選考支援まで、一貫してサポートを受けることができます。
企業とのつながりもあるので、面接を受けたあとにフィードバックももらえるので、次の選考に活かすことも可能です。
とくに、就活後半で”無い内定”ならば就活エージェントは必須。
内定の獲得まで支援してもらえるので、「就活後半なのに内定がない!」という不安な状態で利用するのにぴったりです。
50以上の就活エージェントを分析し、7年にわたって研究を続けてきた僕のおすすめは「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」です。
どちらもオンライン面談に対応かつ、全国の就活生が利用できます。
ただ、「強引に入社させられないか」「ブラック求人を紹介されないだろうか」と就活エージェントに対して不安を感じる人も少なくないかと思います。
実際、そういった悪徳なエージェントがいるのも事実です。
そこで大事なのが、複数のエージェントの初回面談を受けること。
初めから1つしか利用しないと良し悪しがわかりませんからね。
いくつかの就活エージェントの初回面談を受けて、担当者が「親身になってくれるか」「希望に合う求人を紹介してくれるか」をチェックしてみてください。
優秀な担当者にサポートしてもらうためにも、初回面談は早めに受けておくのがおすすめですよ。
対策② 逆求人型サイトの活用|優先度高
次にすべきは”逆求人型サイトの活用”です。
逆求人型サイトとは、プロフィールを入力しておくことで、企業側からスカウトをもらって選考を進められるサービスのこと。
プロフィールを読んであなたに興味をもった企業からスカウトが届くので、内定獲得確率も必然的に高まります。
何より大きいのが”エントリーを効率化できること”ですね。
プロフィールさえしっかりと入力しておけば、後はスカウトを待つだけなので、その時間に並行して選考対策や他企業へのエントリーが進められます。
無い内定で焦っている状況で、この効率性は非常に有益です。
僕自身、この逆求人型サイトを経由して複数社から内定を獲得しましたよ!
もちろん無料で利用できるので、まだ使っていない方はすぐに登録しておいてくださいね。
対策③ 就活イベントへの参加|優先度高
優先度が高い対策3つ目は”就活イベントへの参加”です。
ただ、就活イベントといっても、一般的な合同説明会や企業説明会ではありません。
僕がおすすめするのは「中小規模の就活イベント」です。
なぜなら、企業担当者との距離が近く、コネを作ることができるから。
特に内定に直結するイベントとしておすすめなのが「ミーツカンパニー」です。
【就活マンが考えるミーツカンパニーのメリット】
- 就活マンが就活中に2度参加して2社からの内定を獲得している。
- 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
- 主要都市7拠点を中心に日本全国で開催
- 就活エージェントの連携もイベント参加後に検討できる
開催頻度が高く、企業担当者とじっくり話した上で選考に進めるので、安心して企業選びもできます。
今ではオンライン参加もできるので、ぜひ利用すべきイベントですね!
【ミーツカンパニーの利用方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」にアクセスする。
- 30秒無料エントリーから参加イベントを選んで登録する。
- メールの案内に沿って当日のイベントに参加する。
その他の就活イベントの探し方
ミーツカンパニー以外にも就活イベントを知りたい方もいますよね。
ただ、闇雲にイベントに参加しても時間の無駄です。
そこで僕の方が本当のおすすめできる就活イベントをまとめておきました。
以下の記事のイベントだけでも十分内定に繋がるので、こちらも合わせて読んでおいてください!
対策④ 就活3大質問の質を高める|優先度中
選考突破力を高めるのも重要な対策の一つです。
中でも全ての選考で頻出の”就活3大質問”の質の向上は必須ですね。
就活3大質問とは、志望動機・自己PR・ガクチカのこと。
「この学生は大学時代に何をしてきたのかな?有意義に使えたの?何か能力を手に入れたのかな?」
⇒ガクチカの質問意図
「この学生を採用するメリットは何かな?どんな強みがあるのかな?」
⇒自己PRの質問意図
「なんでうちの会社を志望してきたのかな?志望度は高いの?」
⇒志望動機の質問意図
選考突破力を高めるためには、まずこの3つの質を高めることが必須。
逆に言えば、この3つの質さえ高ければ、それ以外の質問事項に関しても一貫性のあるアピールが可能となるため、選考突破力は必然的に高まります。
現状で無い内定の方の中には、この3つの質が低いことが原因の人も意外と多い。
よって、全ての基礎となる部分の底上げが必要です。
それぞれの質を高める方法については、別記事にて詳しく解説しています。
それぞれの質問意図に沿った最善の文章構成から例文までを網羅した記事なので、選考突破力を高めたい人は必ず確認しておいてください。
対策⑤ 面接突破力を高める|優先度中
就活3大質問がエントリーシートに関する必須対策であり、この他に”面接突破力の向上”も選考突破力には必須です。
無い内定人の中には、書類や筆記は通過するものの、面接でどうしても落とされてしまう人もいるかと思います。
面接が得意であれば、ある程度その場で対応することもできるでしょう。
しかし、苦手意識がある場合は、どれだけ場数を踏んでも緊張してしまい、回答に困ってしまうことがしばしばありますよね。
そんな時は”頻出質問に対する回答を知っておくこと”が最善の対策です。
事前に準備さえしておけば、本番でも焦ることなく回答できますよ!
僕自身、就活生時代には頻出質問に対する回答をある程度用意していました。
その結果、22社から内定を獲得し、大手食品メーカーに入社することができた。
そんな僕が”これだけは押さえておくべき”と考える頻出質問と、それに対する回答を以下の記事にまとめました。
特に面接で落とされてしまう人は、この記事の内容をぜひ実践してくださいね!
対策⑥ 身だしなみを再チェックする|優先度中
意外と多くの就活生が見落としがちなポイントとして”身だしなみ”が挙げられます。
これは面接の通過率に直結する要因です。
もちろん、面接において回答内容などは大切な部分。
しかし、人はどうしても見た目から受ける印象が大きいのも事実。
例えばあなたが高額な買い物(車や家など)をする時、ボサボサ髪でだらしない服装をした営業マンと髪を整え、ピシッとスーツで決めた営業マン、どちらが信頼できますか?
全員が後者を選ぶかと思います。
つまり、服装や髪型など見た目が与える印象は、人の判断において重要な要素となっているわけです。
決してイケメンや美女でないといけないという意味ではありません。
重要なのは”清潔感”ですので、もう一度身だしなみを再確認してくださいね。
【身だしなみでチェックすべき項目】
- スーツ
黒色が無難で、特に大切なのはサイズ感です。 - 髪型
できれば前髪は上げて顔全体が見えると好印象です。 - 靴
服装を見る人が必ず靴を見るので、毎回磨いておくべきです。 - パンプス・ストッキング
黒色が無難。ストッキングは伝線に注意してください。 - メイク
派手なメイクは避け、社会人の人がしているようなメイクを真似する。 - バッグや時計
派手なものは避け、黒色が無難です。
対策⑦ 就活の軸を見直す|優先度低
就活の軸を見直すのも一つの対策です。
就活の軸とは、”自分が就職する上で最も大切にしたい価値観”のこと。
軸がブレると良くないと思われがちですが、そんなことはありません。
実際に就活を経験することで、軸が変化していくのは普通のことです。
そのため、無い内定の状態であれば、軸を再確認するべきですね。
そこで大切なのは、やはり”自己分析”です。
正直、自己分析って面倒だし終わりが見えないので、中途半端に終わっている人も多いと思うんですよね。
僕自身、自己分析には苦労した記憶がありますw
そんな人のために、とにかくわかりやすく自己分析をするための記事を用意しました!
”実は自己分析やってません””就活の軸を見直したい”を考えている人は、一度以下の記事の方法で自己分析をしてみてください!
対策⑧ 業界・企業研究をやり直す|優先度低
就活の軸の見直しと並行してやるべきなのが”業界・企業研究のやり直す”です。
軸が変われば、当然企業選びの基準も変わってくるため、この2つはセットで行うべきですね。
また、業界によって内定獲得の難易度も大きく異なってきます。
例えば食品メーカーや化学メーカー、商社などは高倍率の業界なので、こうした業界だけに絞った就活は厳しくなるわけです。
この”企業選び”が原因で無い内定になる就活生も毎年一定数います。
業界研究・企業研究の方法については、それぞれ以下の記事でステップに分けて解説しているので、こちらを参考に進めてください。
対策⑨ 秋採用も視野に入れる|優先度低
夏までに内定がなかった場合は”秋採用”も視野に入れてください。
秋採用の概要については先ほど共有しましたよね。
ただ、秋採用の進め方は夏までの就活とは違います。
秋採用には秋採用の就活の進め方があるので、しっかりとその点を理解した上で進めるべきです。
秋採用の進め方や企業の探し方、具体的な選考対策については以下の記事にまとめています。
秋採用を検討している就活生は、このマニュアルに沿って内定を獲得してくださいね!
優先度の高い対策から実践していくのが良さそうですね。
そうだね。加えて、今の自分自身に必要なものを考えて、その対策として使える内容から実践するのもおすすめだよ!
「無い内定」になる原因とは
僕はこれまで5年に渡って就活メディアを運営してきたので、いろんな就活生を見てきました。
その中で”無い内定”になる人には、以下のような共通の原因があったので、この章ではこれらの原因について解説していきます。
【無い内定になる原因】
- 就活の準備が出遅れた
- ”なんとなく”で就活を続けている
- 選考対策が足りていない
- 選考に落ちた原因の分析や改善をしていない
- 内定を最終ゴールだと考えている
- 単純に運が悪い
原因① 就活の準備が出遅れた
まず無い内定の人の多くに見られる原因が”就活の準備に出遅れた”ことです。
具体的な時期としては、就活が解禁になる3年生の3月になって、大規模な合同説明会などの開催に合わせて就活を始めるパターンですね。
3年生の3月時点で、一部の企業は解禁と同時に選考もスタートするので、何の準備もしないまま選考に進んで落ちてしまう。
そしてすぐ次の選考が始まるので、じっくりと準備する時間がないまま、就活がどんどん進んでしまうんですよね。
この負のループから抜け出すのが難しい。
エントリーしないと受付が終了してしまう焦りもあって、最終的に無い内定の状態になるという結果です。
原因② ”なんとなく”で就活を続けている
次に”なんとなくで就活を続けている”のも原因の一つです。
要は就活に対するモチベーションが低い状態で続けているということ。
経済的にも就職はしないといけないという自覚はある。
ただ、どうしてもモチベーションが上がらず行動ができないパターン。
こうなると就活もどんどんしんどくなりますよね。
そんな時は無理してモチベーションを上げようと思っても、簡単に人のモチベーションは上がりません。
この状態の時の対処法については「就活がしんどい時に僕が取った7の対処法【即効性あり!】」にて詳しく解説しています。
この原因が当てはまる人は、一度読んでみてください。
原因③ 選考対策が足りていない
シンプルに選考対策が足りていない場合も原因の一つですね。
これはあえて説明する必要もないかと思いますが、エントリーシートや面接、筆記試験など各選考への準備が足りていないパターン。
就活生としての”戦闘力”が低いわけなので、他の就活生には勝てなくて当然です。
就活攻略論にはすでに約1000記事の就活ノウハウが集約されているので、選考対策に悩んでいるのであれば、これらの記事をぜひ参考にしてください!
原因④ 選考に落ちた原因の分析や改善をしていない
次に”選考に落ちた原因の分析や改善をしていない”ことも大きな原因です。
選考途中で落ちて内定が出ないということは、どこかしら準備不足があるということ。
(もちろん企業との相性の部分も大きいですが。)
それを改善せずに、次の選考を受けても当然結果は厳しいものです。
一般の選考では選考のフィードバックをもらうことができないので、反省するのも簡単ではないですが、自分なりに上手くいかなかった部分を明確にするのは大切ですよ。
また、もし選考のフィードバックがほしいなら就活エージェント経由で選考を受けるのがおすすめです。
エージェント経由で企業からのフィードバックをもらうことができますよ!
原因⑤ 内定を最終ゴールだと考えている
就活のゴールを”内定”と考えている人も、無い内定になりやすいですね。
「え?それ普通じゃない?」と思った人もいるかもしれませんが、企業側の立場に立ってみてください。
企業が求めているのは「自社で活躍できる人材」です。
つまり、内定出しはあくまでスタートであり、その後入社してからの方が重要。
それなのに、入社後のことは考えず、とにかくがむしゃらに内定を欲しがる就活生を採用したいと思いますか?
あくまで内定はスタートであり、”入社してから何がしたいのか”を大切にすべきです。
原因⑥ 単純に運が悪い
正直な話、就活には運の要素も大きく関わってきます。
これを言ったら元も子もないですが「行きたい企業と出会えるか」「面接官との相性」「その年の採用数」など、少なからず運任せな部分もあります。
ただ、この運の良さを少しでも上げたいなら「行動量を増やす」しかないと思います。
行動量が増えれば、出会える企業の数も増えるため、相性の良い面接官との出会いや行きたい企業と出会える確率も増えますよね。
逆に「自分は運が悪いから」と投げやりになっていてはうまくいきません。
圧倒的な行動量で運を引き寄せましょう!
たしかにどれも無い内定に繋がる大きな原因ですね。
そうだよね。ただ、原因が明確になったなら、あとは改善するのみ。行動することで内定は獲得できるよ!
就活で「無い内定」になる人の特徴|エントリー段階
無い内定になる原因について共有しました。
それでは次にこの章からは、段階ごとに分けて「無い内定になる人の特徴」を解説していきます。
まずは”エントリー段階”における無い内定の人の特徴から。
以下の特徴が挙げられますね。
【無い内定になる人の特徴|エントリー段階】
- 大企業ばかりエントリーしている
- エントリー数が少ない
- 自己分析が不十分
- 企業研究・業界研究が不十分
- 企業選びの軸が曖昧
- 職種を理解していない
- エントリーシートの質が低い
特徴① 大企業ばかりエントリーしている
1つ目の特徴は”大企業ばかりにエントリーしている”ことです。
大企業は知名度や人気もあるため、毎年高倍率になります。
つまり、内定獲得の難易度が非常に高いわけです。
僕が入社した大手食品メーカーなどは、普通に100倍とか超えてましたからねw
大企業だけに絞らず、中小やベンチャー企業も選択肢にいれるのがおすすめです。
特徴② エントリー数が少ない
エントリー数が少ないことも、エントリー段階における特徴の一つですね。
一般的にエントリー数の平均値は30社程度と言われています。
もちろん、興味のない企業の選考まで無理してエントリーする必要はありません。
ただ、絞りすぎても内定確率を下げるだけなので、ある程度興味が湧けばエントリーするという企業もあっていいと思いますよ!
特徴③ 自己分析が不十分
就活の軸の部分でもお伝えしましたが、やはり自己分析は徹底してやるべきです。
就活は自分という商品を企業という買い手にプレゼンし、購入(=内定)してもらう一種の営業活動です。
あなたが家電を買う時に、店員が「商品の特徴知りません」などと言ってたら、絶対買いませんよねw
これと同じで、あなたという商品を売り込む以上、あなた自身のことを深く理解しておくことは必須です!
特徴④ 企業研究・業界研究が不十分
先ほどの営業活動の続きですが、営業活動において買い手(=企業)のことを理解しておくこともめちゃくちゃ重要です。
営業マンの人が営業活動をする際に、顧客のことを調べ上げますよね。
つまり、買い手となる顧客のことを理解し、ニーズを把握しないことには、商品は売れないということ。
就活も同じで、買い手である企業が「どんな人物を求めているのか」「何を基準に採用しているのか」などを把握しておくこと、要は企業研究や業界研究がないことには内定は出ません。
特徴⑤ 企業選びの軸が曖昧
日本には400万を超える企業があります。
就活では、その中から入社する1社を選ばなければなりません。
(数字で見ると、めちゃくちゃ酷な作業ですよねw)
これだけ多くの中から選ぶわけですから、必ず選ぶための基準、つまり”企業選びの軸”が必須なわけです。
ただ、この軸が曖昧な就活生は意外と多い。
ナビサイトを眺めて、知ってる企業や興味が湧けばエントリーする。
悪くはないですが、軸もブレブレなので、面接やエントリーシートでその点を採用担当者に見透かされてしまいます。
この作業の繰り返しこそ、無い内定を作る大きな特徴です。
しっかりと自分自身の企業選びの軸を明確にしておきましょう。
特徴⑥ 職種を理解していない
新卒で採用枠のある職種を理解していない人も無い内定になる特徴ですね。
業界や企業の研究はしていても、この”職種理解”をしていない人が多い。
でも業界や企業のことって、新卒入社してもあまり直接的には関わりません。
業界全体のことは動かせないし、企業の経営方針なんかも役員がしますからね。
ただ、職種に関しては入社と同時に密接に関わってきますよね。
営業職なら営業活動、事務職なら事務作業など、日々のあなたの仕事内容を決めるのは職種です。
つまり、入社後の貢献内容などを企業に伝えるなら、職種理解は必須。
就活生が押さえるべき職種については、以下の記事にまとめています。
それぞれの職種の業務内容や具体的なイメージなど、かなり詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
特徴⑦ エントリーシートの質が低い
最後の特徴は”エントリーシートの質が低いこと”です。
要は、企業に評価されるエントリーシートが書けていないということ。
エントリーシートが通過しなければ面接は受けられませんし、面接自体もエントリーシートをベースにするため、質が低いと面接にも悪影響を与えます。
つまり、エントリーシートは就活選考の土台となるわけです。
エントリーシートの質を上げる方法については別記事にて解説しています。
他の就活生とは違った、僕が最効率と考える方法を解説しているので、質が問題で無い内定になっている人は必見です。
エントリー段階で無い内定になる特徴は明確なんですね。
間違いないね。一番重要な段階なんだよ。その後の選考の基礎となるわけだからね。
就活で「無い内定」になる人の特徴|筆記試験段階
次に”筆記試験段階”における無い内定になる人の特徴を解説します。
主に以下の3つが特徴ですね。
【無い内定になる人の特徴|筆記試験段階】
- SPIの対策が不十分
- 筆記試験や適性検査について理解していない
- 情報量が不足している
特徴① SPIの対策が不十分
無い内定になる人で、筆記試験が原因の場合の多くは”SPI対策の不足”です。
知ってると思いますが、就活における筆記試験の大半はSPIなんですよね。
つまり、ここは絶対に押さえておかないといけない部分です。
SPI自体は難しいわけではなく、コツを掴むことが重要なので、コツコツ取り組んでいくしかないですね。
特徴② 筆記試験や適性検査について理解していない
そもそも筆記試験や適性検査について理解していないのも、無い内定の人に多い特徴ですね。
この種類などを把握していないことには、対策のしようもありません。
就活攻略論では、各試験の対策記事も公開しています。
それぞれの試験に概要なども解説しているので、まだ把握していない人は一度確認しておいてください。
特徴③ 情報量が不足している
筆記試験対策ができていない人に多い特徴として、情報量が不足してることが挙げられます。
具体的には、情報交換する就活仲間がいない状態ですね。
WEBテストなどは回答集などもSNSやネット上で出回っています。
(全てが信頼できるわけではありませんが。)
こうした情報収集する能力も就活には重要な部分です。
もし就活仲間がいないのであれば、SNSを活用するなどして、効率的に筆記試験対策ができるよう情報収集することをおすすめします!
就活で「無い内定」になる人の特徴|面接段階
最後に”面接段階”における特徴を解説していきます。
面接を苦手とする人も多いと思うので、必ず確認してください。
【無い内定になる人の特徴|面接段階】
- そもそも面接に慣れていない
- 丸暗記した回答を使っている
- 緊張しすぎて笑顔や余裕がない
- 清潔感がない
- マナーがわかっていない
- 面接を”試験”として捉えすぎている
特徴① そもそも面接に慣れていない
面接に置いて”場数を踏むこと”は非常に重要です。
どれだけ事前に模擬面接などで練習をしていても、いざ本番となると緊張感や雰囲気などは全く違います。
つまり、面接の効果的な練習は本番の面接でしかできないということ。
なので、本番の面接の場数が少なく、慣れていない人は内定獲得も難しいわけです。
特徴② 丸暗記した回答を使っている
僕は就活に携わって7年以上経過しているので、これまで数多くの面接官や採用担当者の方と会ってきました。
その中で全員に共通すること、それは”暗記の回答は嫌われる”ということです。
面接試験の本来目的は「就活生の人柄などを把握して自社とのマッチ度を図ること」ですよね。
つまり、採用担当者は就活生の本音が聞きたいわけです。
それなのに、暗記した回答ばかりをしゃべる人は、当然嫌われます。
また注意しておきたいのが、真面目に準備した人ほど、暗記する傾向にあること。
面接練習をし過ぎてしまうと、そのつもりはなくても勝手に暗記してしまいますよ。
暗記は想像以上に面接官にバレている
「とはいえ、暗記してるかどうかなんてわからないでしょ」と思った方、甘いです。
面接官は意外と暗記に気づいています。
【面接官が暗記に気づくポイント】
- 暗記してる質問だけ早口で喋っている。
- 暗記してる質問の場合、食い気味で回答するのに対し、そうでない質問の場合は、回答するまでに考える間がある。
- 暗記してる質問とそうでない質問の回答で、明らかに喋り方が違う。
つまり、暗記してる質問とそうでない質問で生じる”大きな差”でバレるわけです。
これは意識していても、緊張する面接の場で改善するのは至難の業なので、そもそも暗記することをやめるのがおすすめです。
特徴③ 緊張しすぎて笑顔や余裕がない
緊張のし過ぎで笑顔や余裕がないのも、無い内定の人の特徴ですね。
たしかに緊張は当たり前にしますし、企業側もそれはわかっています。
しかし、過度に緊張し過ぎるレベルだと、やはりマイナス評価に繋がりますよね。
会場で緊張するのは仕方がないので、いかに事前準備を徹底して自信を持てるかが重要なポイントかと思います。
特徴④ 清潔感がない
次に”清潔感がない人”も無い内定になりやすい傾向があります。
突然ですが、あなたがイメージする”デキる社会人”を想像してみてください。
そのイメージ像の人がヨレヨレのシャツやサイズが合ってないスーツ、ボロボロの靴、ボサボサの髪型でしょうか?
つまり、見た目が与える印象はかなり大きいということです。
過度に意識する必要はありません。
一定レベルで全く問題ないので、髪型や服装、マナーに清潔感があるのかは常に意識しておいてください。
特徴⑤ マナーがわかっていない
面接におけるマナーを知らないことも特徴の一つです。
過度に意識する必要はないですが、違和感を与えないレベルのマナーは身につけておく必要があります。
面接マナーはネットでもすぐに調べられますし、大学のキャリアセンターなどでも教えてもら得るので、必ず一度は確認しておいてくださいね。
特徴⑥ 面接を”試験”として捉えすぎている
最後の特徴として”面接を試験として捉えすぎている人”が挙げられます。
これが原因で、先ほど解説したような過度の緊張に繋がっています。
もちろん、就活における選考の一つなので、試験であるのは事実です。
ただ、それを意識し過ぎて本来の自分の姿を見せられないのは、面接評価の点から見るとマイナスです。
僕は常に面接を「企業と自分の相性を確認する場所」として考えていました。
就活において、決して企業の方が立場が上ではありません。
面接は就活生が「この会社に入社すべきか」、企業が「この就活生は自社に合うのか」を見極める場です。
対等であることを意識して、面談のようなイメージでいくと緊張しにくいですよ!
無い内定の原因が面接にある人は多いですよね。
間違いないね。一番対策が難しい選考過程でもあるんだ。だからこそ、面接に対する認識から変えていくのがおすすめだよ。
「無い内定」で就活が続けられなくなったら?
ここまで無い内定の人が今後すべき対策、無い内定の人に共通する特徴などを解説してきました。
ただ、無い内定の状態でどうしてもモチベーションが上がらず、就活を続けるのが難しい人もいるかと思います。
この章では、そんな人に対する僕なりのアドバイスをお伝えしたいと思います。
以下のような行動がおすすめですよ。
【無い内定で就活が続けられない場合の対処法】
- 一度就活から離れてみる
- 親しい人に相談してみる
- 就活を重く捉えすぎないようにする
- 就職以外の選択肢も考えてみる
対処法① 一度就活から離れてみる
思い切って一度就活から離れてみるのも全然ありですよ。
就職できなくてもなんとかなりますが、心を病んでしまうとなかなか立ち直るのは難しいですからね。
健康な心と身体さえあれば、人生なんとかなります。
まずはあなた自身の守ることが何よりも大切ですよ!
(新卒1年で独立して、日雇いなどもしましたが元気に僕は生きてます!w)
対処法② 親しい人に相談してみる
どうしてもモチベーションが上がらない時、一人で抱え込まないでくださいね。
必ず周囲の親しい人に話すべきです。
ただ、親しい人(家族や友人)にほど就活の話をしにくい人もいるでしょう。
そんな時は、大学のキャリアセンターや就活エージェントなど、少し遠い間柄の人でもいいので、相談してみるのがおすすめです。
対処法③ 就活を重く捉えすぎないようにする
就職活動が本格化すると、生活の中心が”就活”になります。
中には部活やアルバイトを辞めて、就活に取り組む人もいますよね。
そうなると、日に日に内定を取ることに意識が集中し、就活を重く捉えすぎてしまう人が毎年います。
ただ、この状態だと無い内定が与える影響が大きくなりすぎてしまう。
あくまで大学卒業後の最初の就職先を見つける行事に過ぎません。
就活で失敗した後、その後の人生で幸せな人なんていくらでもいるので、重く捉えすぎないようにしてください。
対処法④ 就職以外の選択肢も考えてみる
就活がどうしても辛くなったら、就職以外の選択肢を考えるのも一つの手段です。
ただ、何も知らずにこの選択肢を取るのはリスクが大きすぎます。
しっかりとメリットやデメリットを把握しておくことが重要。
この点については、以下の記事にまとめていますので、悩んでいる人は一度確認しておいてくださいね。
【補足】無理や放置は鬱になるリスクがある
「就活が辛い」「モチベーションが上がらない」という状態のまま、無理して就活を続けるのは危険です。
毎年、無理をして鬱などを抱える就活生もいますからね。
そうなってしまっては、就職どころの話ではありません。
もし無理して内定を獲得できても、鬱で働けない状態であれば、入社することもできませんからね。
まずは自分自身を守ることが重要ですね。
まさにだよ。心と身体の健康は何よりも大切だからね。まずはそちらのケアをした上で、就活には取り組むべきだよ。
「無い内定」に関するよくある質問
それでは最後に、無い内定に関して毎年多くの就活生からいただく質問と、その回答を共有しておきますね。
この記事の最終確認事項として、チェックしてください。
【無い内定に関するよくある質問】
- 無い内定から最短で内定を獲得するにはどうするべきですか?
- 無い内定のまま卒業したらどうなりますか?
- 高学歴でも無い内定になる可能性はありますか?
- 就活は男性が有利で女性は不利ですか?
- 内定式に参加できないとやばいですか?
- 会社説明会に行かないで内定は獲得できますか?
- 無い内定の時に気をつけておくべきことは何ですか?
- 無い内定の私は無能なんでしょうか?
質問① 無い内定から最短で内定を獲得するにはどうするべきですか?
最短最速で内定を目指すなら、やはり「就活エージェント」が最適ですね。
特に就活後半は企業側の採用意欲も高いため、エージェント利用によるマッチングの確率は高まっています。
おすすめのエージェントなどは、必須対策の章にてすでに解説済みです。
最短で内定獲得をしたいなら、エージェント利用をすべきですよ。
質問② 無い内定のまま卒業したらどうなりますか?
無い内定で卒業した場合、冒頭で解説したような末路が選択肢として考えられます。
また卒業後いつから再開するのかにもよりますが、既卒就活のことも頭にいれておくべきです。
既卒就活の進め方などについては以下の記事にて詳しく解説しています。
新卒就活とは対策や進め方が異なるので、必ず確認してくださいね。
質問③ 高学歴でも無い内定になる可能性はありますか?
当然、高学歴でも無い内定になる可能性はあります。
というか、学歴フィルターなどをしている一部企業を除くと、就活における学歴はそんなに大きな要素ではありません。
僕自身、地方の中堅大学出身ですが大手食品メーカーに入社できていますしね。
やはり重要なのは”どれだけ差別化を意識して戦略を実践できるか”です。
ちなみに、僕が大手企業から内定を獲得するために作った戦略は以下の記事にまとめています。
倍率100倍超えの食品メーカーに通用した戦略です。
とくに学歴に不安がある人は、この戦略で大手から内定を獲得しましょう!
質問④ 就活は男性が有利で女性は不利ですか?
就活に性別はほとんど関係ありません。
実際、就職率だけで見ると女性の方が若干高いんですよね。
令和2年度の就職率は男性が95.0%、女性が97.2%でした。
昨年度もほとんど差はなかったので、性別による違いはありませんね。
ただ、もちろん募集職種によって男女差がある職種はあります。
その点は事前にわかるので、選考後に発覚する心配はないかと思います。
質問⑤ 内定式に参加できないとやばいですか?
結論から言うと、全く問題ありません。
多くの企業で10月1日に内定式という形で内定者を集めた式典をしていますが、これは就活スケジュールにおいて10月1日から内定出しが解禁されることに伴う行事というだけです。
もちろん、そこで同期と集まって繋がる機会などにはなるかと思います。
ただ、入社はあくまで卒業後の4月1日なので、内定式以降に募集を継続する企業もありますよ!
質問⑥ 会社説明会に行かないで内定は獲得できますか?
エントリーの方法によるかと思います。
企業サイトやナビサイト経由の場合、事前に会社説明会への参加を必須とする企業もあります。
一方で、逆求人型サイトや就活エージェント経由の場合は、会社説明会なしで選考に進むこともできます。
ただ、必須ではないにしろ、企業を知る貴重な機会なので、開催されるのであれば参加すべきかと思います。
会社説明会は事前に質問を用意して参加すべき
会社説明会はただ参加すればいいというわけではありません。
準備の仕方次第では、アピールする場にもなります。
そこで重要なのが企業に対する質問を考えておくことです。
採用担当者の印象に残るような質問ができれば評価されることも十分あり得ます。
僕がおすすめする”会社説明会に特化した質問集”については以下の記事にまとめています。
総勢30個の質問について、詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
質問⑦ 無い内定の時に気をつけておくべきことは何ですか?
これまでこの記事で原因や特徴などを共有してきました。
それ以外に気をつけておくべきこととしては主に2つ。
【無い内定の時に気をつけておくべきこと】
- むやみにエントリーしまくる。
- 内定をとれたからといって、すぐに承諾する。
内定が無い焦りから、適当にエントリーしまくるのは絶対にやめてください。
内定をもらっても入社しない企業にエントリーする意味はないですし、単純に時間と労力の無駄です。
また、内定をもらえたからといってすぐに承諾するのも注意が必要です。
僕は就活のゴールは「自分に合う企業に入社すること」だと考えています。
つまり、内定後も本当に自分に合う企業なのかの見極めが重要です。
それには口コミサイトを調べたり、OB訪問を使って現役社員に話を聞くなど、それなりに時間がかかるため、焦りは禁物ですよ!
質問⑧ 無い内定の私は無能なんでしょうか?
就活の内定獲得と能力なんて、ほとんど関係ありません。
だから無い内定=無能とはならないです。
企業は就活生が持ってる”スキルや能力”を見て採用してるわけではないんです。
日本の就活はポテンシャル採用と言われており、要は入社してから活躍できる見込みがあるかどうかを評価しています。
そして、入社後、活躍するためには企業との相性が最も重要な要素になります。
つまり、能力で判断してるわけではなく、自社に合う人材かが内定出しの基準です。
ということで、就活には少なからず「運や縁の要素」があるということ。
内定がないからと言って、無能などと悲観せず、まだ自分に合う企業と出会えていないだけと思ってくださいね。
たしかに考えてみれば、面接官との相性など”運”は重要な要素ですね。
そうだね。ただ、この運を上げるためには行動するしかない。行動量が増えれば相性の良い企業や面接官と出会える確率も上がるからね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
”無い内定”について、ある程度、理解が深まったかと思います。
周囲が内定を獲得する中、自分だけ無い内定だと不安だし、辛いですよね。
でも、就活の時の差なんて社会人になってしまえば何も関係ありません。
大切なのは、人と比べることではなく、あなた自身がどう行動するかです。
どんな時期だろうと、自分に合う企業を見つけ、内定をもらえれば、きっと楽しく働くことができます。
この記事が、無い内定に悩むあなたの気持ちを少しでも楽にできたら幸いです。
ちなみに、この記事を読み終わったら「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。
就活を7年以上研究してきて、現状もっとも有効だと考える就活の攻略法をまとめています。
無い内定で悩んでいる人は、ぜひ上記で共有している6つの対策を実践してみてくださいね。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 無い内定のまま卒業した場合の末路には、それぞれメリットとデメリットがあり、比較的デメリットの方が大きい傾向にある。
- 内定獲得の一つのボーダーラインは10月である。
- 無い内定の人が今後すべき対策は9つあり、中でも優先度が高いのは「就活エージェントの活用」「逆求人型サイトの活用」「就活イベントへの参加」の3つである。
- 無い内定になる人の特徴や原因には共通点があり、自分自身の原因や特徴を明確にした上で必要な対策を取ることが重要である。
- 無い内定の状態が辛く、就活が続けられそうにない場合、優先すべきは自分の心と身体を健康に保つことである。