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【既卒で就活するのは厳しい?】既卒の実態と就活のやり方を解説!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で5年目をむかえます。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は800以上の就活マンです。

 

(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る

 

今回は卒業してから正社員を経験していない既卒について。

既卒での就活は厳しいのかどうか、詳しく検証していきたいと思います。

 

よりリアルな情報を求めて、僕の知り合いで、実際に既卒としての就活を成功させた2人の実体験も合わせて紹介していきますね。

既卒としての就活の厳しさを経験者目線で深堀りしていきます。

 

ちなみに結論から言うと、既卒の就活はそこまで厳しくありません。

しかし、対策や効率的な就活法をマスターしておかないと、新卒よりも不利なので厳しい状況になることは確かです。

この記事では、そんな効率的な就活のやり方まで踏み込んで解説していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね! 

そもそも既卒とは何か?|既卒の定義について

 

まず、そもそも「既卒」の定義をしっかりと把握しているでしょうか?

似た言葉に「第二新卒」がありますが、区別はできてますか?

 

既卒とは「大学・短大・専門学校・高校などの教育機関を卒業後、正社員未経験の人のこと」を指します。

一方で第二新卒とは、卒業後に正社員として1度就職していて、その上で3年以内に転職を検討している人のことを指します。

 

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要するに既卒と第二新卒の差は「正社員経験の有無」だと覚えておいてください。

ちなみに既卒は卒業後、3年以内を基本的には指すので、卒業後4年以上たつ人は中途採用での採用に参加することになります。

 

既卒は「新卒」として扱われるのか?

 

既卒について押さえておいて欲しい基礎知識は、卒業後でも3年以内なら新卒扱いされるかどうかという点。

以前は既卒は新卒として扱われることがなかったようです。

しかし、それだと正社員経験のない既卒は、中途採用であまりに不利な立場になってします。

 

よって国が企業に対して、卒業後3年以内の既卒は新卒扱いするよう通達を出してます。

しかし、そうは言っても既卒を新卒扱いするかどうかは企業が決めるので、このあたりが「既卒の就活は厳しいのでは?」と言われるゆえんですね。

 

なるほど!既卒とは、卒業後3年以内の正社員経験のない人を指す言葉なんですね。

そうなんだよ。正社員経験がないから、どの企業にも染まっていないとして、新卒扱いする企業が多いよ。

既卒で就活するのが厳しいと言われる3つの原因

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既卒の就活が厳しいのか知るためには、まずは厳しいと言われる原因について考える必要がありますよね。

そもそもなぜ既卒での就活が厳しいと言われるのか?

その原因は主に4つあります。

 

【既卒での就活が厳しいと言われる原因】

  • 新卒と比較して内定率が低いから
  • 既卒が応募できる求人が新卒よりも少ないから
  • 新卒生がライバルであり不利な立場にあるから
  • 新型コロナウイルスの影響で採用企業が減っているから

 

原因① 新卒と比較して内定率が低いから

 

まず第一に、既卒の就活が厳しいと言われる原因は、既卒の内定率の低さです。

新卒の内定率との比較をマイナビが発表していたのでデータを見てみましょう。

 

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引用:マイナビ「マイナビ 2020年度既卒者の就職活動に関する調査」

 

8月の調査時に、現役学生の77.6%が内定を保有しています。

一方で既卒は20年度、34.4%しか内定を保有していないんですよね。

 

たしかに新卒と比較すると、既卒の内定率が低いことが分かります。

この内定率の低さが既卒の就活は難しいと言われる原因の1つだと言えそうです。

 

原因② 既卒が応募できる求人が新卒よりも少ないから

 

次に既卒の就活が厳しいと言われる原因が、既卒が応募できる求人の少なさです。

冒頭で説明したように、国が既卒を新卒扱いするよう通達を出していますが、あくまで既卒を採用対象とするか企業が決めること。

 

よって既卒を採用対象とはせずに、新卒のみを対象とする企業があります。

それによって既卒が応募できる求人数が、新卒に比べて少ないのも、既卒の就活が厳しいと言われる原因になっています。

 

たしかに気になる企業を見つけた時に、その会社が「既卒の応募は不可」としていれば精神的にも萎えますよね。

このあたりは厳しさの1つと言えるでしょう。

 

原因③ 新卒生がライバルであり不利な立場にあるから

 

続いて、既卒の就活が厳しい理由として、ライバルが就活生になることが挙げられます。

既卒は基本的に新卒枠にて応募することになるので、同じく選考を受けるのは新卒生です。

 

新卒生と比較すると、既卒はどうしても不利な立場になるんですよね。

理由としては以下のような理由によって。

 

【既卒が新卒よりも不利になる理由】

  • 内定が出なかった人というレッテルを貼られやすい
  • 新卒の方がより年齢が若くフレッシュだと認識される
  • 卒業後の時間を満喫しているので働く気力が低いと思われる可能性がある

 

採用担当者の立場に立てば、たしかにこうした理由で新卒を優遇するのは分かります。

(ですが、安心してください。ちゃんと既卒がうまく就活する方法も共有するので)

 

原因④ 新型コロナウイルスの影響で採用企業が減っているから

 

そして最後に、これは既卒だけではないですが新型コロナウイルスの影響によって、企業は採用に対して消極的な姿勢を示しています。

 

実際に有効求人倍率を見てみましょうか。

平成30年の1.6倍をピークに下がっていて、令和3年2月には1.1倍まで落ち込んでいます。

今現在は国が企業に対してお金を出しているので、まだ良いですが、今後更に長引くようであれば採用は更に厳しくなります。

 

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引用:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和3年2月分)について

 

これら4つの原因だけを見ると、やはり「既卒での就活は厳しい」と思うところ。

たしかに新卒と比べると厳しいことは間違いないですが、既卒を採用する企業も当然ありますし、1度就職してしまえば既卒というレッテルは無視できるようになります。

 

次の章では、「既卒の就活は厳しいのか?」に対する僕の考え・結論をお伝えします。

 

たしかにこれらの要因だけを見ると、既卒の就活は厳しいと思ってしまいますね。

そうなんだよ。でもこれは表面的かつ「既卒」をひとくくりにした場合の厳しさだよね。

実は既卒者の内定率の低さは、努力をしていないことが原因だったりする。そのあたりを次の章で詳しく解説していくよ。

【結論】既卒で就活するのは厳しいのか?

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前の章では、既卒の就活が厳しいと言われる原因を解説しました。

この章では、それらを踏まえた上で、既卒での就活は厳しいのか結論付けます。

 

僕が考える結論は以下です。

 

【結論】

新卒と比較した時に厳しいのは間違いない。  

しかし既卒の内定率の低さは、既卒者の行動量が低いことや対策の不十分さに起因することも多いため、しっかり対策すれば既卒でも問題なく就職できる。

 

要するに、しっかり対策すれば就職できますよということです。

ありきたりすぎる結論で申し訳ないですが、この結論を導いた根拠を詳しく説明していきますね。

 

7割の企業が既卒を新卒枠で応募可能としている

 

まず既卒でも就職できる根拠として、既卒を応募可能とする企業が多いことが挙げられます。

先にも説明したように、新卒と比べると応募できる求人数は減りますが、約7割の企業が「新卒を応募可能とした」と厚生労働省のデータを見ると分かります。

 

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引用:厚生労働省「2020年度の労働経済動向調査」

 

また今後の方針を見ても、「既卒を応募不可としたい」と答えた企業は全体の6%に過ぎず、既卒でも応募できる求人数は全然あると言えるのです。

 

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引用:厚生労働省「2020年度の労働経済動向調査」

 

もしも既卒を応募可能とする企業が、全体の1割とかなら「既卒での就活は厳しい」と断言することができますが、そうではないことは押さえておく必要がありそうです。

 

6割の既卒者は新卒時代よりも努力をしていない 

 

続いて、既卒の内定率が低いと説明しましたが、その理由の1つに「既卒なのに懸命に活動していない人が多い」という理由があります。

 

次のマイナビの調査結果を見てください。

「現役時代よりも活動量が増えた」と答えた人は36%しかいないですよね。

 

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引用:マイナビ「マイナビ 2020年度既卒者の就職活動に関する調査」

 

既卒が新卒に比べて不利なことは間違いない中、活動量が減ってしまっては内定がなかなか出ないのは当然だと、厳しい言い方をすると言えてしまう。

 

ここに関しても、9割の既卒者が現役の時よりもバリバリに頑張っているのに、内定率が低いなら厳しいと断言できます。

しかし、約4割の人しか活動量は増えていない。

 

よって既卒だろうが、活動量を増やして、効率的に就活をする。

そうすることで、正社員としての就職可能性は十分にあります。

(要は内定獲得している36%側になれるよう努力すれば良いという話です)

 

なるほど!既卒を応募可能とする企業は十分にあって、かつ既卒者で努力している人は少ないんですね。

「既卒が全員厳しい」ということではなく、既卒でも内定を獲得できる人はいるので、そちら側になれるよう努力することが重要。 

既卒での就活を成功させる方法|就活のやり方

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現役時代よりも、活動的な既卒者は少ないですが、その原因の1つとして「何をすれば良いのか分からない」があると思います。

 

新卒では大学が主導したり、周りの友達も同じように行動していたりと、何をすれば良いのか分かりやすい。

一方で、既卒の場合は「新卒と同じように活動すればよいのか?」など、結局のところ何をすれば良いのか分かりにくいですよね。

 

更には周りで就活をしている友人が少ないから、やる気が上がらない可能性も高いです。

 

そこでこの章では、既卒者向けに就活のやり方を解説します。

効率的に内定を獲得するための方法も解説するので、ぜひ参考に!

 

最も効率的な就活のやり方は就活エージェントの利用

 

まず既卒者に最もおすすめなのが就活エージェントを利用した就活のやり方です。

就活エージェントとは、面談を元にして求人の紹介から、選考支援までを無料でおこなってくれるサービスのこと。

 

特に既卒者の場合は、求人を探すのも少し難易度が上がります。

また周りに一緒に就活する人がいないので、モチベーションも上がりにくい。

 

そこで支援者を置くことで、求人を紹介してもらいつつ、やる気を高めることができるので、非常に大きなメリットを受けることができます。

 

既卒者におすすめの就活エージェントは2つですね。

できればどちらも利用して、より信頼できる担当者を頼ることをおすすめします。

 

【既卒の就活に強い就活エージェント】

 

DYM就職|多数の求人を保有
(対応エリア:東京・大阪・札幌・仙台・名古屋・京都・広島・福岡)

 

ウズキャリ|書類通過率が驚異の87%超えと支援が手厚い
(対応エリア:東京、大阪、名古屋、福岡、沖繩、オンライン面談可能)

 

「就活エージェント+求人サイト」によって、既卒でも効率的に自分に合った求人を探すことができます。

選考対策に関する不安も就活エージェントが支援してくれると、何でも相談に乗ってくれるので心強いですよ!

(第二新卒ではありましたが、僕も転職エージェントをフル活用してました!本当に心強い!)

 

既卒者が求人を探す方法

 

まず大前提として、新卒枠に応募する場合は、新卒とやり方は大きく変わりません。

新卒枠に応募する場合は、就活スケジュールも変わらないですからね。

 

既卒は新卒に比べて不利な面もありますが、同時に「1度就活を経験している」という点で有利であることも間違いありません。

 

就活の基本的なやり方である「求人に対してエントリー→選考に進む→内定」という流れで、内定を獲得していきましょう。

 

既卒者がマイナビで既卒向けの求人を探す方法

既卒の就活において、新卒と少し違うのは求人の探し方です。

既卒者は「既卒が応募可能」な求人にエントリーする必要があるので、そこだけ注意が必要。

 

ここでは求人数が最も多いマイナビでの求人の調べ方を紹介します。

まずマイナビのトップページの検索欄に「既卒」と入力して検索してしまうと、652件しか求人が表示されません。

 

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しかし、次の手順で検索すると13000件以上の既卒向けの求人を検索できます。

この手順は絶対に覚えておきましょう。

 

まずはマイナビのトップページの「より詳細な条件で検索」をクリックします。

これによって詳しく求人を精査することができます。

 

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次に、「採用方法などで検索」内にある「募集対象」をクリックしてください。

募集対象を絞ることができるので非常に便利です。

 

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募集対象内の「既卒者」にチェックを入れましょう。

これによって「既卒向けの求人のみを検索する」という検索指定が可能です。

 

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この検索条件にて検索をかけると、約13000件の求人が表示されます。

既卒と入力して検索すると、600件しか表示されないので、この方法を覚えておくだけで求人の幅が大きく広がりますよね。

 

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マイナビ以外の求人の探し方について

ちなみにマイナビ以外に、既卒者や第二新卒に特化した求人サイトもあります。

代表的なサイトが「Re就活」で、20代に特化した求人サイトです。

テレビCMもやっているので知名度が高いかつ、運営会社も東証一部上場企業の学情なので安心感がありますよ。

 

僕がもし既卒なら「就活エージェント+マイナビ+Re就活」という組み合わせで、求人を探していきますね。

このように既卒向けの求人はちゃんと充実しているので、あとは丁寧に就活していけば問題ありません!!

 

既卒におすすめの就活サイトについては「既卒におすすめの就活サイトランキング【1位〜15位】」にてまとめています。

まだ利用するサイトがよく分かっていないという方は、ぜひ合わせて参考にしてくださいね!

 

既卒者は「既卒になった理由」をポジティブ化しておくこと 

 

ここまで就活エージェントの利用と、求人の検索方法を紹介しました。

次に既卒者が絶対に就活でやるべきことが "既卒になった理由をポジティブ化しておくこと"なんですよね。

 

これはどういうことかと言うと、面接官から「なぜ既卒になったのですか?」と聞かれた時に、面接官がネガティブに感じない、マイナス評価しないような回答を用意しておくことです。

 

例えば、「なぜ既卒になったのですか?」と聞かれた時に「内定が1社も出なかったからです」と回答したとしましょう。

あなたが面接官ならどう思いますか?

「どの企業からも評価されないってことは能力が低いのかな?」と思いませんか?

 

一方で、本当は内定が出なかったことが理由でも次のように答えたらどうですか?

 

より深く企業研究をしたり、自分がどんな仕事に向いているのか時間をかけて検討したかったので、1度既卒になって時間を作ることにしました

 

いかがでしょうか?

このように既卒になった理由が前向きな方が、印象が良いですよね?

「他の就活生はあまりに適当に企業を選んでいる。時間をかけてでも自分に合う企業について、自分の能力について把握することが重要だと考えた」のような前向きなスタンスに対して、優秀さを感じます。

 

この"既卒になった理由をポジティブ化しておくこと"は本当に重要です。

既卒として選考中に評価されるか、されないかが大きく変わってくるので、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

なるほど!これら既卒者の就活のやり方さえ押さえておけば、新卒とやり方は大きく変わらないんですよね。

そうだよ!既卒だから特別なやり方があるとかはなくて、「求人に対してエントリー→選考に進む→内定」という基本が既卒の就活のやり方になるよ。

【インタビュー】既卒での就活の実態を既卒経験者に聞いてみた

f:id:shukatu-man:20210411171224j:plain既卒者の就活のやり方を紹介したところで。

この章では既卒での就活を経験した僕の知り合いのインタビューを共有します。

「既卒での就活は厳しかったですか?」という質問に対する回答です。

 

【既卒での就活を経験したAさん(男性)】

 

「周りが就活をしていない時に、自分が就活をしないといけない状況は孤独感もあって厳しかったと言えます。

一方で、既卒向けの求人が意外と多かったので、求人を探す厳しさはそこまで感じませんでした。

選考突破率に関して言うと、新卒の時よりも明らかに書類審査の段階で落ちる回数が増えました。

しかし、面接までいくと既卒であることを知っている上で、面接の機会を設けてくれているだけあって、通過することも多かったです。

10社受けてすべてで書類落ち、のような状況にはならなかったので、思っていたよりも既卒での就活は厳しくなかったです。」

 

Aさんは、既卒での就活はそこまで厳しくなかったと話してますね。

彼は愛知県の自動車関連企業へ既卒として就職し、今では楽しく仕事しているとのこと。

 

周りが社会人で就活していない中、自分だけ就活をしないといけない孤独感はやはりあったようですが、それを乗り切ればあとは新卒と同じように丁寧に対策していけば、内定は獲得できそうですね。

 

【既卒での就活を経験したBさん(女性)】

 

「大学を卒業後、2年間フリーターをした上での既卒就活だったので、かなり厳しかったです。

面接官から「なぜ2年間フリーターをしていたのか」という質問をされることがあるのですが、その回答が難しくて「自分が本当にやりたいことを探していた」という回答しかできないことに憤り(いきどおり)を感じていました。

結果として30社受けた中の1社から内定を獲得して、正社員として就職することができましたが、「また内定が出なかったらどうしよう」という不安を強く感じながらの就活だったので、その点厳しさを感じました。」

 

卒業後の空き時間が長いと、たしかに企業側は「働く意欲が低いのでは?」と疑ってしまいますよね。

よって書類の通過率は間違いなく下がってしまいます。

しかし結果として30社受けて1社からの内定なので、ちゃんと数を受けて選考対策をしていけば内定獲得はできそうです。

 

やはり既卒での就活は厳しい側面もある一方で、行動量が多ければしっかりと内定を獲得することができることも分かりますね!

既卒での就活に失敗したらどうすれば良いのか?

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ここまで既卒の就活が厳しいのか、その実態について触れてきました。

そして気になるのが「既卒での就活にも失敗したらどうすれば良いのか?」というところですよね。

 

失敗した時のことを事前に考えておくことは、心の余裕を持つためには非常に重要です。

僕は現在起業していますが、周りの人からは起業当初「失敗して借金を負ったらどうするの?」と心配されていたんですよね。

 

しかし僕は「どれだけ借金を負っても自己破産できる」「借金を清算した後はアルバイトで普通に生きていける」などのイメージがあったので余裕がありました。

 

このように失敗した時のイメージをまずはしっかり持っておくこと。

それによって心に余裕が生まれ、行動できるようになります。

(追い詰められた方が行動力を発揮するタイプの人は、この章は読まないでくださいw)

 

既卒での就活に失敗してもいくらでも選考は受けられる

 

まず最初に押さえておくべきは、既卒での就活を失敗しても、その後、いくらでも企業にエントリーすることが可能だということです。

履歴書に「不採用数」なんてものは書かれないですよね。

よってどれだけエントリーして不採用になっても、企業側にそれがバレることはありません。

 

だからこそ、いくらでもエントリーすることができますよね。

そして就職に関しては、景気によって左右される側面があります。

 

今は新型コロナウイルスの影響で、採用が縮小傾向にありますが、採用が積極的になる時期が必ずやってきます。(景気は波のように上がり下がりするものなので)

 

「不景気の時、あれだけ落ちまくってたのに好景気になったらすぐ内定出たんですけど!!」みたいな状況に全然なりえるんですよ。

 

よって1年単位での失敗は大したことじゃないと前向きに考えつつ、正社員として就職するまでの期間に、プログラミングを独学したり、読書で教養を深めたり、ユーチューブでお金の勉強をしたりと爪を磨いておくことをおすすめします!

 

(フリーター期間に、適当に過ごしているだけだと、当然企業からも評価されないのでどんどん悪い方向に進んでしまいます。一方で、こうした自己研鑽に励むと、自分の知識も付くし、企業からも評価されるで良いことだらけですよ!)

 

フリーターだろうが生活水準を上げなければ幸せに生きていける

 

更に言うと、一生正社員として就職しないという選択肢も全然ありです。

手取り15万円だろうが普通に生きていけますからね。

 

ただしこの選択肢を取る場合は、生活水準を絶対に上げない自信のある人に限ります。

結婚したくなる、子供が欲しくなる、高級車に乗りたい、趣味にお金がかかる、などなど生活水準が上がる可能性がある人にはおすすめしませんね。

 

フリーターのデメリットは、給料が上がらないこと。

よって生活水準が上がらないなら良いですが、上がる場合には向いていないと覚えておいてください。

 

よく「既卒になったら人生終了ですか?」と聞かれることがありますが、そもそも幸せかどうかは主観なので、既卒になるだけで人生終了になることはありません。

またこの記事で説明したように、既卒でも就活のやり方を把握して、行動量を増やせば問題なく正社員になることができます。

 

既卒になった瞬間は、もう人生終わった...となりがちですが、視野を広げるとそうではないことがよく分かりました。

世の中には400万を超える会社があって、人材不足の企業は大量に存在する。好景気になれば採用意欲も高まるから、長い目で見ることが大事だよね。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

既卒での就活が厳しいのかについて、たしかに新卒よりは不利ですが、既卒も応募対象とする企業は多く、「なぜ既卒になったのか」という理由をポジティブ化しておけば選考も突破できると理解できたと思います。

 

僕の知り合いも既卒になった当初は、めちゃくちゃ萎えてました。

しかし、その後に自分に合った企業と出会い、今は楽しく過ごしています。

 

一方で、就活が終わったときには一流商社からの内定を取って誇らしげにしてた人が、入社後に鬱になった人もいます。

 

このようにその瞬間だけを見ることは重要ではありません。

常に軌道修正しつつ、自分が幸せだと思う方向に行動していく。

それこそが最も重要なことだと僕は考えています。

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 既卒での就活は新卒に比べて、応募できる求人の少なさや、既卒になったことに対してネガティブなイメージを持たれやすいことから厳しい面もある。
  • しかし既卒を応募可能としている企業は全体の7割と意外にも多く、既卒でも問題なく選考に参加することができる。(あとは選考対策と能力の問題)

 

今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた800の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/