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就活を大学3年の10月から始める方法【必須対策9選】

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

今回は”大学3年の10月から就活を始める場合にすべきこと”について解説します。

大学3年の10月となると、動き出しの早い人であれば既に内定を獲得している人もいます。

 

ただ、一般的にはこの時期から就活を本格化させる人が多いでしょう。

就活解禁までは時間的な余裕もあるため、じっくりと準備に当てることができます。

 

しかし、そもそも何から準備すべきなのかに悩む人も多いですよね。

そこで本記事では、大学3年の10月に優先してすべき準備や対策について、具体的な方法を解説していきます。

 

就活は初めての経験なので、何からすべきか悩みますよね。

そうだよね。本格的な選考に向けた準備がメインの対策だよ。加えて、大学3年の10月時点で内定を獲得する方法も共有していくから、最後まで読んでほしい!

大学3年の10月に内定を獲得する人はいるの?

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大学3年の10月というと、これから就活を本格化させる人が多いイメージですよね。

ただ、一部のかなり動き出しが早い人達は、この時期すでに内定を獲得する人もいます。

 

▼23卒の内定率

引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2023年卒)「2023年3月度(卒業時点)内定状況」

 

大学3年の10月時点の調査結果ではありませんが、23卒の場合、大学3年の2月時点で13.5%の人が内定を獲得しています。

エントリーから内定までは2ヶ月程度かかるため、10月時点で選考が開始している人も多いことがわかりますね。

 

とくに外資系企業や一部のベンチャー企業は内定出しがかなり早い傾向にあり、大学3年の10月でも内定がもらえる人もいます。

決して大学3年の10月から就活を始めるのが遅いわけではないですが、開始時点で内定獲得まで進んでいる人がいることは意識しておくべきですね。

 

そんなに早く内定を獲得する人がいるんですね。

本当に一部だけどね。焦る必要はないけど、余裕を持ちすぎるのも危険だということだよ。

大学3年の10月からの就活スケジュール

 

大学3年の10月から就活を始めようと考えている人向けに、大まかなスケジュールをお伝えしますね。

大学3年の10月からであれば、以下の流れで就活を進めていきましょう。

 

 

【大学3年の10月からの就活スケジュール】

  • 大学3年10月〜
    ー自己分析
    ー業界・企業研究
    ーエントリーシートの作成
    ー面接でよく出る質問の把握
    ーインターンへの参加

  • 大学3年3月〜
    ーエントリーシート提出
    ー選考開始

  • 大学4年6月〜
    ー面接
    ー内定

 

上記が大まかなスケジュールです。

大学3年の10月からは、自己分析や企業研究、エントリーシートの作成など、就活においてベースとなる対策を行っていきましょう。

 

また、10月は秋冬インターンが開催される時期でもあります。

本選考に影響することもあるので、可能なかぎり参加しておくのがおすすめです。

10月から行うべき具体的な対策については、次の章で詳しく解説していきますね!

 

大学3年の10月から就活を始めるなら、基礎となる対策やインターンへの参加が重要なんですね。

まずは選考を受ける上でベースとなる対策を行っていこう!次章でくわしく解説していくね!

大学3年の10月から就活を始める場合の必須対策

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次のこの章では、本記事のメインである”10月から就活を始める場合の必須対策”について解説していきます。

以下、3つの目的に合わせてそれぞれ対策を共有しますね。

 

【就活の基礎作り】

  1. 自己分析の徹底
  2. 志望業界・志望企業の研究
  3. 新卒で採用枠のある職種の理解

【本選考対策】

  1. 筆記試験対策は早めにコツコツ続ける
  2. 就活3大質問の回答を完成させておく
  3. 面接の頻出質問の回答を考えておく

【就活イベントへの準備】

  1. 就活エージェントに登録しておく
  2. 冬期インターン対策を進める
  3. 就活解禁後に参加する就活イベントの調査

 

対策① 自己分析の徹底|就活の基礎作り

 

就活の基礎作りとして最も重要なのは間違いなく自己分析です。

これは就活準備の開始と同時にやるべき作業ですね。

 

僕は就活を一種の営業活動だと考えています。

買い手であるお客様(=企業)が商品(=就活生自身)を欲しいと感じれば、購入(=内定を出す)するという流れ。

 

例えばあなたが冷蔵庫が欲しい場合、商品に詳しくない店員からは買わないですよね。

冷蔵庫のメリットや機能性などを理解した上で購入を決めるはずです。

つまり、商品である自分自身について理解した上で、企業に採用するメリットを伝えられなければ内定はもらえません。

 

よって、あなたという商品を理解するために自己分析が必須なんです。

ただ、自己分析って正直かなり面倒な作業に感じますよね。

 

そこで就活を7年に渡って研究し続けてきた僕が、とにかくわかりやすく自己分析を行う方法を以下の記事でまとめました。

自己分析に苦手意識がある方、そもそも何からすべきかわからない方、必見です。

 

\自己分析のやり方をどこよりもわかりやすく解説!/

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対策② 志望業界・志望企業の研究|就活の基礎作り

 

次にすべきは”志望業界・志望企業の研究”になります。

先ほどの営業の話で例えると、業界研究や企業研究はお客様のことを知る作業です。

 

このお客様はどんな年齢層で、どんな家族構成で、どんな機能を求めているのか。

それを把握しているからこそ、お客様が最も欲しい冷蔵庫を提案できるわけです。

就活においても、その業界・企業がどんな人材を求めているのかを知らなければ、エントリーシートでも面接でも、評価されるアピールはできません。

 

それぞれの方法については、別記事にてステップに分けて詳しく解説しています。

この記事レベルの研究ができれば本選考でも十分に通用する内容になっているので、必ず確認しておいてください。

 

Check!

▼業界研究の方法を5ステップで解説!

» 【業界研究のやり方】やること一覧を5ステップで徹底解説!

 

▼企業研究の方法を8ステップで解説!

» 【企業研究のやり方】8ステップで企業研究が完了する方法!

 

対策③ 新卒で採用枠のある職種の理解|就活の基礎作り

 

就活の基礎作りとしてやるべき3つ目の準備は”職種の理解”です。

それも、新卒で採用枠のある職種について理解しておくことが重要。

 

業界研究や企業研究は多くの就活生が取り組みますが、職種理解は意外と見落としがちですよね。

でも、あなたが入社して実際に働く内容は職種によって決まります。

 

つまり、入社後のミスマッチ防止の観点からも職種理解は重要なんです。

加えて、エントリーシートや面接でも、より説得力のある内容にするためには、具体的な業務イメージに合わせた回答が必要になります。

その点からも、職種を理解することは就活の基礎作りとして必須ですね。

 

▼新卒が押さえておくべき職種一覧

大分類 小分類 仕事概要
総務職 総務 社内の福利厚生管理やファイリング、備品管理、会議や社内イベントの企画運営、電話対応、来客対応、秘書業務をおこなう。
人事 採用や人の管理をおこなう。
経理職 経理 入金と出金の管理、給料の管理、決算書の作成をおこなう。
財務 会社の資産の管理をおこなう。こ
研究開発職 研究開発 商品やサービスを実用化、製品化するための基礎となる研究をおこなう。
開発 研究で得た知見をもとに、商品やサービスの実用化、製品化をおこなう。
購買職 購買(仕入れ) 原材料の仕入れや、在庫の管理をおこなう。
バイヤー 原材料や商品の開拓、仕入れをおこなう。
技術職 設計 製品などの設計をおこなう。
技術 製品開発や製造に関しての技術開発。
生産技術職 生産管理 製造現場での生産状況の管理をおこなう。
品質管理 原材料やできあがった商品の品質管理をおこなう。
営業職 国内営業 国内の企業との取引を対象として、企画提案や
商品の紹介、新規のお客さんの開拓を行う。
海外営業 国内営業の対象企業が海外になったバージョン。
営業アシスタント 国内(海外)営業が使用する資料の作成や、
見積もりの作成を行う。
セールスエンジニア 企業への営業と技術的な作業の両方をおこなう。
エンジニア職 SE(システムエンジニア) システム全体の仕様を定めて、その後、基本設計や詳細設計においてシステムの細部を構築する。
PG(プログラマー) SEが作成した設計書に沿ってプログラミングをおこなう。
販売職 販売 店頭にて商品の紹介や販売をおこなう。
スーパーバイザー 店舗を巡回して販売に対しての指導をおこなう。
広報職 広報 商品や自社に関する情報発信や宣伝をおこなう。
企画職 商品企画 市場調査を元にした商品のコンセプト立案や、企画した商品のプレゼンテーションをおこなう。
マーケティング 市場調査や消費動向などの調査をおこなう。
経営企画職 経営企画 経営戦略や新規事業計画の立案をおこなう。

 

あなたが想像した以上にいろんな職種があったかと思います。

これらの職種の詳しい内容は「【職種一覧】就活生が押さえるべき「56の職種」を詳しく解説! 」にて解説しています。

 

あなたに適した職種の見つけ方まで踏み込んで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

対策④ 筆記試験対策は早めにコツコツ続ける|本選考対策

 

次にここから本選考に直結する対策を解説していきます。

最初に押さえておくべきは”筆記試験対策”です。

 

とくに筆記試験で最頻出のSPI試験対策は必ずしておかなければなりません。

筆記試験はだいたい選考の初期段階に行われ、足切りの役割をしています。

 

人気の大手企業の場合、受験者数がとても多いことから、面接件数を効率化するためにも、筆記試験が設けられています。

この筆記試験で結果的に高学歴層が多く通過していることで、故意ではないにも関わらず、学歴フィルターがあるように見える企業もあるんです。

 

SPI試験など就活の筆記試験は決して難しい問題が出るわけではありません。

簡単な問題を時間内に早く解けるかがポイントとなっており、点数を取るためにはとにかく解き慣れているのが重要です。

 

よって、直前期にまとめて勉強するよりも、早い時期からコツコツ解いておくのがおすすめです。

1日30分とかでもいいので、早めに準備しておいてくださいね。

 

 

対策⑤ 就活3大質問の回答を完成させておく|本選考対策

 

筆記試験と並んで最初にすべきがエントリーシート対策。

その中でも、ほとんどの企業のエントリーシートで問われるのが”就活3大質問”です。

就活3大質問とは、志望動機・自己PR・ガクチカのこと。

 

【就活3大質問の質問意図】

「この学生は大学時代に何をしてきたのかな?有意義に使えたの?何か能力を手に入れたのかな?」

ガクチカの質問意図

 

「この学生を採用するメリットは何かな?どんな強みがあるのかな?」

自己PRの質問意図

 

「なんでうちの会社を志望してきたのかな?志望度は高いの?」

志望動機の質問意図

 

エントリーシートの準備は必ずこの3つの質問から始めるべきです。

なぜなら、この3つの質さえ高ければ、それ以外の質問事項に関しても一貫性のあるアピールが可能となるため、選考突破力は必然的に高まるから。

 

逆に言えば、この3つの質が低いと内定の獲得は非常に難しくなります。

それぞれの質を高める方法については、別記事にて詳しく解説しています。

それぞれの質問意図に沿った最善の文章構成から例文までを網羅した記事なので、これから就活を始める人は必ず確認しておいてください。

 

Check!

▼志望動機の質を高める方法まとめ

» 志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】

 

▼自己PRの質を高める方法まとめ

» 【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!

 

▼ガクチカの質を高める方法まとめ

» 【ガクチカ例文13選】これが評価されるガクチカだ!

 

対策⑥ 面接の頻出質問の回答を考えておく|本選考対策

 

筆記試験、エントリーシートを通過すると最後に待っているのが面接です。

企業が内定を出す際に最も重視している選考過程は間違いなく面接。

よって、面接に対する対策は就活生にとっても最重要項目となります。

 

では、面接対策は何から始めるべきなのか。

それは”頻出質問に対する回答を知っておくこと”です。

 

もちろん面接における質問は本番までわかりませんが、ある程度、頻出といわれている質問は存在します。

僕自身、就活生時代には頻出質問に対する回答をある程度用意していました。

その結果、22社から内定を獲得し、大手食品メーカーに入社することができた。

 

そんな僕が”これだけは押さえておくべき”と考える頻出質問と、それに対する回答を以下の記事にまとめました。

面接に不安がある人、自信がない人は以下の内容をぜひ実践してください!

 

 

対策⑦ 就活エージェントに登録しておく|就活イベントへの準備

 

次にここからは就活イベントへの準備に関して解説していきます。

僕が就活イベントへの準備として、最もおすすめしているのは”就活エージェントに登録しておくこと”です。

 

就活エージェントとは、面談を元にして自分に合った企業を紹介してもらえるサービス。

求人紹介だけでなく、就活相談や選考対策まで一貫してサポートを受けることができます。

 

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加えて、面談を元に合っている求人を紹介してもらえるので、就活初期段階で企業探しに悩む人にもありがたいサポートですよね。

 

就活エージェントは複数あるのですが、僕がおすすめする就活エージェントは「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」の2つです。

どちらもオンライン面談に対応かつ、全国の就活生が利用することができますよ。

 

ちなみに、就活エージェントを含めた利用必須のサイトを以下の記事でまとめています。

これまでに100以上の就活サイトを見てきた僕が、「いま就活生だったら絶対にこの5つを使う」というサイトを厳選しました。

 

以下の記事で紹介している5サイトを大学3年の10月から利用しておくことで、ライバルに圧倒的な差をつけられますよ!

ぜひチェックして利用してください。

 

 

対策⑧ 冬期インターン対策を進める|就活イベントへの準備

 

冬期インターン対策もしておくべき準備の一つです。

先ほど解説したとおり、冬期インターンは選考直結型のものも多いため、参加するメリットは大きいかと。

 

選考直結型インターンの場合、参加のための選考が用意されていることが多いです。

選考内容はエントリーシートや面接など、本選考と同様のものがほとんどなので、先ほど共有した選考対策の記事などを参考に準備を進めてください。

 

対策⑨ 就活解禁後に参加する就活イベントの調査|就活イベントへの準備

 

就活が解禁される大学3年の3月に向けて、どんどん就活イベントは開催されます。

そのため、あらかじめ参加するイベントに目星をつけておかないと、気づいたらイベントが終わっていたというパターンに陥りがちです。

 

ただ、数が多すぎてそもそもどのイベントに参加すべきか悩む人も多いですよね。

僕がおすすめするイベントについては「就活イベントおすすめランキング【1位〜25位】|参加価値の高いイベントを全60種厳選!」にて詳しく解説しています。

 

就活イベントは目的もなく、ただ参加していては本当に時間の無駄です。

自分にとって価値のあるイベントを厳選して参加することで、忙しい就活時間を効率的に使うことができますよ!

 

「就活の基礎」「本選考対策」「就活イベントの厳選」を並行して進めるイメージですね。

まさに。就活初期段階でこの3点を押さえた準備ができれば、3月の解禁時に大きなアドバンテージを作ってスタートダッシュができるよ!

大学3年の10月に内定を獲得する方法

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ここまで大学3年の10月から就活を始める人向けの対策について解説してきました。

ただ、冒頭でもお伝えしたとおり、大学3年の10月に”内定を獲得する”人がいるのも事実です。

 

これはいわゆる「早期内定」と呼ばれるものですね。

早期内定とは、内定出しが解禁される大学4年の6月以前に獲得した内定のこと。

 

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早期内定を獲得することで、精神的な余裕が生まれるほか、さまざまなメリットがあります。

早期内定の具体的な獲得方法は以下のとおり。

 

【早期内定を獲得する方法】

  1. 中小規模の合同説明会を経由して特別ルート内定を得る
  2. 逆求人サイトを複数利用してスカウトから内定に繋げる
  3. リクルーターが付いてくれるようなOB訪問をする
  4. 内定直結型のインターンシップに参加する

 

僕自身、就活生時代にこれを実践した結果、5社の早期内定を獲得できました。

その後、最終的には大手食品メーカーに入社しましたが、この早期内定による精神的なアドバンテージは本当に大きかったですね!

 

早期内定を獲得する方法の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

早期内定が獲得できる企業や業界の一覧も紹介しているので、より早く内定が欲しい人は必見です。

 

 

早い時期に本選考経験が積めるのも大きいですね。

そうだね。特に面接は本番の経験が非常に大切だから、場数を踏めるのは大きなメリットだよ。

大学3年の10月から始まる就活イベント

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就活が本格的に解禁されるのは大学3年の3月からですが、10月時点でもさまざまな就活イベントが開催されています。

主なイベントとしては以下の3つですね。

 

【大学3年の10月から始まる就活イベント】

  • 外資系企業の内定出し
  • 一部ベンチャー企業の選考開始
  • 冬期インターンシップの募集開始

 

イベント① 外資系企業の内定出し

 

1つ目のイベントは”外資系メーカーの内定出し”です。

外資系の中でもメーカーや総合コンサルはこの時期に既に内定出しをする傾向にあります。

 

▼企業毎の内定時期一覧

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この時期に内定は全就活生の中でも最速の枠になるでしょうね。

就活解禁と言われる3月や選考解禁と言われる6月などは、経団連(今は国)が定めた基準となるスケジュールです。

 

ただ、このスケジュールを守らなかったからといって罰則などはありません。

経団連に加盟している企業などは遵守していますが、外資系企業なんかはこうしたルールは度外視で内定を出しています。

(もちろん、超優秀層が集まる最難関の選考です。)

 

イベント② 一部ベンチャー企業の選考開始

 

外資系企業と同時期に選考を開始するベンチャー企業もあります。

ベンチャー企業の場合、大手に比べて知名度や人気がないので、大手と同じ時期に選考をしても就活生が集まりにくい。

 

よって、あえて時期をずらして選考をしているわけです。

また、長期インターンや夏季インターンに参加した学生に対し、インターン枠として早い時期に内定出しをするのも一つの流れとなっています。

 

イベント③ 冬期インターンシップの募集開始

 

大学3年の10月は冬期インターンの募集開始時期にもなります。

冬期インターンは就活解禁直前とあって、夏季インターンとは違ったメリットやデメリットがあります。

 

【冬期インターンのメリット】

  • 就活直前期に企業や業界について深く知れる。
  • 本選考に関係する場合が多い。
  • 選考フローを経験できる。

【冬期インターンのデメリット】

  • 大学の講義などと日程が被る可能性がある。
  • 参加枠が少なく、参加自体が難しい傾向にある。

 

冬期インターンの最大のメリットは”本選考に大きく関係すること”ですね。

実際、冬期インターン参加者は一部選考免除などの優遇措置をする企業も多いです。

 

また、人気企業となれば冬期インターンの参加自体にもエントリーシートや面接などの選考があるため、本選考直前に選考経験を積むことができます。

 

一方で、開催時期が1月や2月なので、講義や試験と被る可能性もあります。

また、夏季に比べると参加枠が少ないので、参加自体が難しいのもデメリットですね。

 

 

たしかに選考直結型のインターンは毎年人気がありますね。

早めに内定があると精神的にも余裕ができるしね。内定獲得後も就活は継続できるわけだから、早い時期に内定を獲得するメリットは大きいよ。

大学3年の10月から就活を始める場合によくある質問

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それでは最後に、大学3年の10月から就活を始める場合によくある質問とその回答を共有しておきます。

例年、同時期の就活生からよく頂く質問なので、ぜひ参考にしてください。

 

質問① 一般的に就活の準備はいつから始める人が多いんですか?

 

人によって授業やアルバイト、部活などさまざまな事情があるので、ここから始めるべきという定義はありません。

ただ、学年が変わるタイミングや夏季インターンなど、節目で就活を始める人が多いですね。

 

▼就活で最も忙しかった時期を表したグラフ

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引用:リクナビ就活準備ガイド「いつ、何をやる?就活の流れを解説!

 

やはりピークは解禁時期の大学3年3月前後になります。

ただ、会社説明会への参加などは大学3年の10月から徐々に高まってくる傾向があるため、就活を本格化させる時期としては最適ですね。

 

質問② 大学3年の10月になったら就活のためにアルバイトや部活は辞めるべき?

 

これは僕個人の意見ですが、辞めるべきではないと思います。

もちろん、アルバイトや部活のし過ぎで全く就活ができないのであれば、多少量を減らすべきではあります。

 

ただ、就活におけるエントリーシートや面接でアピールするのって、あなた自身がこれまでにやってきたことがメインですよね。

まさにアルバイトや部活って、アピールするネタの中心かと思います。

 

その際に、途中で辞めた話と最後までやりきった話では、説得力が全く違います。

また、就活をしながら部活などをしていると、「このエピソードは面接で話せる!」など、就活視点でネタ集めをすることができるんですよね。

 

こういった理由から、就活を理由にアルバイトや部活はやめるべきではないと僕は考えいています。

 

質問③ 早期内定を獲得するメリットとデメリットは何ですか?

 

早期内定にも当然メリットとデメリットがあります。

ただ、圧倒的にメリットの方が大きいと僕は思いますよ。

 

【早期内定のメリット】

  • その後の選考に精神的な余裕が生まれる。
  • 周囲より早く本選考の経験が積める。
  • 早期内定獲得後に受ける企業が「ここよりも良い企業」となるため、より自分に合った企業探しが可能になる。

【早期内定のデメリット】

  • 選考準備が中途半端になる可能性がある。
  • 内定を獲得することで満足してしまい、妥協してしまうリスクがある。

 

早期内定を獲得する最大のメリットは、「1社でも入社したいと思える企業の内定を持っているとこの会社よりも志望度が高い企業だけ受けよう」となることです。

 

選考に進む企業が増えれば増えるほど、1社にかける時間が少なくなります。

逆に選考に進む企業が減れば、1社にかける時間が増えますよね。

 

このように納得できる内定1社あれば、より志望度が高い企業を「探す時間」も「選考対策する時間」も増えるわけです。

 

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デメリットとしては、内定を獲得することで満足してしまい、中途半端な形で就活を終えてしまうことです。

これは人それぞれの性格にもよるかと思います。

 

あくまで選考の本番は大学3年の3月以降なので、そこで一通りの結果が出るまでは就活を継続すべきです。

早期内定を狙う方はその点の意識を強く持っておいてくださいね!

(もちろん早期内定の企業が本命なら終活するのも全然OKです。)

 

たしかに途中でモチベーションが落ちないようにするのは重要ですね。

間違いないね。早期内定の目的をしっかりと理解した上で、妥協しないようにするのが大切だよ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

大学3年の10月から就活を始める上で、これからすべき対策などについて理解が深まったかと思います。

 

就活を準備を早い時期から始めることは本当に大きなアドバンテージになります。

ただ、周囲の友達なんかが就活をしていないと、意識高い系とか思われて躊躇してしまう人もいるかと思います。

 

でも、就活において他者との比較は本当に無意味です。

就活を始める時期はもちろん、内定を獲得する時期や内定の数、就活への本気度などこれら全て比べるものじゃないんです。

 

大切なのは「あなた自身が最後に納得して就活を終え、自分に合った企業に入社すること」だというのを覚えておいてくださいね。

 

ちなみに、この記事を読み終わったら「【早期内定が獲得できる企業一覧】具体的な探し方から選考対策のコツまで解説!」も読んでみてください。

早期選考を行っている企業を一覧でご紹介しています。

早期内定を狙っている就活生は、ぜひチェックしておいてくださいね!

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 大学3年の10月から始まる就活イベントは「外資系企業の内定出し」「一部ベンチャー企業の選考開始」「冬期インターンの募集開始」などである。
  • 大学3年の10月から就活を始める場合、「就活の基礎作り」「本選考対策」「就活イベントへの準備」の3つが柱となる。
  • 大学3年の10月に内定を獲得するには、早期内定の流れや方法を理解しておく必要がある。