こんにちは、就活を研究し続けて7年目の就活マンです。
就活において、早い時期の内定獲得(=早期内定)は超重要です!
なぜかというと、シンプルに“圧倒的な心の余裕”を獲得することができるから。
「ここなら入社しても良いかな」という企業からの内定があれば、落ち着いてそれ以上に自分に合う企業を探せるし、面接の緊張度も下がりますよね。
そんな重要な早期内定の獲得方法をこの記事ですべて共有します。
(具体的に僕は今回紹介する方法で、4月までに5社の内々定を獲得しました!)
「とにかく早くに内定が欲しい!」という就活生はぜひ読んでくださいね。
- 早期内定とは?|企業が早期内定を出す理由
- 早期内定の獲得方法4選【就活マンはこれで早期内定を取った!】
- 早期内定を獲得できる業界・企業一覧
- 外資系企業にエントリーする方法
- 企業から早期内定を獲得するメリットデメリット
- 早期内定を獲得するための5つのポイント
- 早期内定に関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
早期内定とは?|企業が早期内定を出す理由
そもそも早期内定とは何か?
大企業が内定を出し始めるのが、大学4年生の6月以降です。
よって早期内定とは「大学4年生の6月以前に獲得する内定」を指しますね。
そんな早期内定ですが、なぜ企業は早くから内定を出すのでしょうか?
企業によっては、就活が本格化する3月までに内々定を出すところも多いほど。
これだけ早くから内定を出す理由は大きく2つあります。
- 早いうちから自社に合う人材を確保するため
- 選考活動に長い時間をかけるため
①早いうちから自社に合う人材を確保するため
早期内定を出す1番の目的は、早いうちからの人材確保です。
大企業が内定を出し始める前に内定を出して囲い込むことを目的にしています。
特に知名度の低いベンチャー企業や中堅企業は、この理由で早期内定を出しますね。
就活生側としてもベンチャーや中堅企業の中にも、大量にホワイト企業が存在するので、そのあたりから早期内定を獲得できるとベストです。
②選考活動に長い時間をかけるため
大企業だろうが早期内定を出す企業はたくさんあります。
その理由は、早くから内定を出し始めることで選考活動に長い時間をかけられるから。
例えば、採用目標人数が100名だとしましょう。
6月以降に100名に内定を出すのは大変ですし、判断が鈍りますよね。
また内定辞退者も出た時に、選考期間に余裕があればゆっくり補充も可能です。
なるほど!早期内定を出す理由は「早い時期からの人材の確保」と、「選考期間を長くして余裕を持つため」なんですね。
そのとおり。次の章にて具体的な「早期内定の獲得方法」を解説するね!
早期内定の獲得方法4選【就活マンはこれで早期内定を取った!】
これを読む皆さんが最も気になることは、具体的な早期内定の獲得方法ですよね。
僕は実際に就活生の時に早期内定を“戦略的に”獲得していました。
最初に言っておくと、マイナビやリクナビを使うだけでは早期内定は無理です。
大手求人サイトは3月から本格化して、4月ぐらいに本エントリーしてと順序がほぼ決まっているんですよね。
要するに早期内定が出にくい仕組みになっています。
じゃあどんな方法を使って僕は早期内定を獲得したのか?
具体的な獲得方法は以下の4つです。
【就活マンが早期内定を獲得した方法】
- 逆求人サイトを複数利用してスカウトから内定に繋げる
- 中小規模の合同説明会を経由して特別ルート内定を得る
- リクルーターが付いてくれるようなOB訪問をする
- 内定直結型のインターンシップに参加する
①逆求人サイトを複数利用してスカウトから内定に繋げる
まず早期内定の獲得方法として、最もおすすめが「逆求人サイト」の利用です。
逆求人サイトとはプロフィールを登録しておくことで、企業側からスカウトが届く求人サイトのこと。
(現状、就活攻略論で最もおすすめの就活サイトです)
▼実際に逆求人サイト経由で早期内定を獲得した人の声
オファーボックスのおかげでコロナ禍でも早期内定頂くことができました!
— ヘムヘム (@no11abcbdton) September 1, 2020
本当に神ツールです、就活生は必須🔥#オファーボックス就活応援#OfferBoxノベルティで一番欲しいのはAmazonギフト券
逆求人サイトが早期内定に繋がる理由は大きく3つあります。
まず、わざわざ逆求人サイトを利用して選考する企業は、選考意欲が高く、それゆえに選考開始が早いんですよね。
(今はまだ11月ですが、22卒へのスカウトが届いています。)
それに加えて、逆求人サイトのプロフィールはエントリーシートの役割を持ってます。
企業はプロフィールを読んだ上でスカウトを送っているんですよね。
よって書類選考がなかったりと選考スピードが非常に早く、また自分と適性の高い企業のみと繋がれるので内定獲得しやすいんですよ。
利用すべき逆求人サイト3選
そして利用すべき逆求人サイトですが、就活生向けの大手3サイトを全て併用しましょう。
大手サイトの方が、利用企業が多く、またプロフィールを読んでからスカウトを送るような仕組みがしっかりと整っています。
(それぞれのサイトで利用企業が異なるので全て併用するのがベストです)
【早期内定の獲得に繋がる逆求人サイト3選】
ー利用企業数が7300社を超える最強の逆求人サイト
ー経済産業省や資生堂、マイクロソフトも利用するほどの信頼性
ー利用企業数が6300社以上のこちらも大手逆求人サイト
ー21卒以降の学生が35万人も登録するほどの支持の高さ
・キミスカ
ー大手企業のグループ会社など穴場企業の利用が多い逆求人サイト
ー サイトの使いやすさや提供する適性検査の質はピカイチ
逆求人サイトは1度プロフィールを登録しておけば、「自動的に企業と繋がる仕組み」が構築できるから効率的に就活を進める上でも必須だよ!
②中小規模の合同説明会を経由して特別ルート内定を得る
続いて、僕が就活生の時に早期内定を獲得したきっかけが「中小規模の合同説明会」です。
数千人の就活生が参加するような超大型ではなく、数十人の就活生が参加する規模の合同説明会は人事と直接繋がれるので有益です。
僕が就活生の時に参加したのは、中小規模の合同説明会として最大手の「ミーツカンパニー」ですね。
2回参加して、2社からの内定獲得に繋がった合同説明会です。
ミーツカンパニーはイベント内で気になった企業の人事と繋がれます。
その後、書類選考がない特別ルートでの選考に参加できるので、早期内定に繋がりやすいんですよね。
▼ミーツカンパニー公式サイトより
中小規模の合同説明会に参加する企業はブラック?
僕が就活生の時には、「中小規模の合同説明会に参加する企業ってブラックじゃないの?」という疑問を持っていました。
しかし実際には、一般消費者向けの商品を扱っている企業じゃないと、知名度がないのでどんなに優良企業であろうと新卒採用が難しいんですよね。
更には今どき、口コミサイトが存在するので「選考に進むか」と考えた企業は、口コミサイトでチェックすることができます!
(おすすめの口コミサイト:Openwork・転職会議・カイシャの評判)
よって、中小規模の合同説明会に参加するような“新卒採用に積極的な企業”からの早期内定を獲得することはメリットしかありません。
「怪しいんじゃないの?」と思って行動しないより、行動すべきですね。
③リクルーターが付いてくれるようなOB訪問をする
次にこれは僕は取れなかった方法ですが、学歴が高い人はリクルーターを使うべき。
自分の大学出身の先輩から、直接引き抜いてもらう方法ですね。
上位大学の学生なら、「ビズリーチ・キャンパス 」を利用しましょう。
OB訪問をお願いすることで、それが実質リクルーター面接となります。
今はオンラインで話すことができ、そこで評価されれば、そのまま選考に誘ってもらうことができます。
(これを「リファラル採用=紹介採用」といいます!)
④内定直結型のインターンシップに参加する
そして最後4つ目の早期内定の獲得方法です!
それは「選考込みの短期インターンシップに参加すること」ですね。
短期インターンの中には、そのまま選考に直結するタイプのインターンが存在します。
これは「インターンに参加するような意識の高い学生を早期に採用するため」という企業側の明確な意図がありますね。
ですが、そのインターンが選考直結型なのかの判断がしにくいという点がデメリット。
企業によってはネットに情報がある場合もありますが、判断しにくいので、この4つ目の方法はそこまでおすすめ度が高くありません。
ちなみにインターン経由で早期内定を獲得する方法は「早期内定に繋がるインターンの探し方4選【直結企業34社!】」にて詳しく書きました。
インターン経由で内定を獲得したいよって人は、ぜひ合わせて読んでくださいね!
僕が早期内定を獲得したのは、逆求人サイトと中小規模の合説だね。この2つは利用しやすいから、他の就活生が使っていない早いうちから利用しよう!
早期内定を獲得できる業界・企業一覧
ここまで早期の獲得方法を解説してきました。
一方で、企業や業界によっては「そもそも早くから選考している」という企業も多いんですよね。
例えば、外資系企業は代表的です。
大学3年生のうちから長期インターンシップを開催して、そのまま採用する。
このように企業特徴や業界によって早期内定が出る。
この章では、「企業特徴や業界ごとの内定時期」を確認していきましょう!
▼企業特徴や業界ごとの内定時期一覧
【企業特徴・業界別の内定時期一覧】
外資系メーカー:9月(18年)〜
外資系総合コンサル:10月(18年)〜
外資系戦略コンサル:12月(18年)〜
外資系投資銀行:12月(18年)〜
比較的大きなベンチャー:2月(19年)〜
メガベンチャー:3月(19年)〜
広告代理店:5月(19年)〜
一般的な企業:6月(19年)〜
【9月】外資系メーカー
外資系のメーカーの中には、特別選考枠を作り最速で内定を出す企業も多くあります。
実際に僕もネスレ日本の特別選考コースに参加しようと思ったのですが、スケジュールの関係で参加することができませんでした。
ネスレなどの大企業からの内定を9月時点で獲得できた場合の安心感はとんでもないですよね。
よって外資系企業の選考も受けることを僕はおすすめしています!
(行くか行かないかは“内定を取ってから”考えれば良い話なので。)
【企業例】
P&G Japan、ユニリーバ・ジャパン、日本ロレアル、ネスレ日本
【10月】外資系総合コンサル
次に外資系総合コンサル企業が10月から内定が出始めます。
正直言ってこれらの企業は入社難易度が非常に高く、ほとんどの就活生は視野に入れていないと思います。
しかし世界最高峰のコンサルティングファームの選考に参加することで、刺激を受けることができますよね。
外資系総合コンサル出身の起業家も多いですし、能力の高い他の就活生と出会うチャンスにもなるでしょう!
(ちなみにこのレベルの外資系企業になると、TOEICの高得点がマストになってきます。英語力がある人にはおすすめですね。)
【企業例】
ボストン・コンサルティンググループ、PwCコンサルティング、アクセンチュア
【12月】外資系戦略コンサル
次に「戦略コンサル」の内定が12月を目処に出始めます。
総合コンサルと戦略コンサルの違いですが、戦略コンサルは大企業の経営戦略を考案することに特化しているコンサルティングファームです。
一方の総合コンサルは、経営戦略の考案だけでなく、例えば組織をより良くする策を提案したり、オペレーションの改善を行ったりと幅広いサービスを提供しています。
【企業例】
マッキンゼー・アンド・カンパニー、シグマクシス、ローランド・ベルガー、A.Tカーニー
【12月】外資系投資銀行
戦略コンサルと同じく、12月に内定が出始めるのが「外資系投資銀行」です。
普段の生活では馴染みがなさすぎて「外資系投資銀行って何!?」と、はてなが浮かぶと思います。
しかし業務内容としては銀行のように、富裕層に向けて投資案件を提案したり、証券を売ったりしますね。
(イメージとしては、日本の銀行の超ハード版です!)
【企業例】
ゴールドマン・サックス、バンクオブアメリカ、UBSグループ、モルガン・スタンレー
【2月】比較的大きなベンチャー(ミドルベンチャー)
就活が本格化する3月の少し前、2月から内定が出始めるのが比較的大きなベンチャー企業、通称「ミドルベンチャー」です。
メルカリなどは、もはやメガベンチャーと言っても過言ではありませんが、こうした成長企業は良い新卒人材を確保するために早くから選考を行い、内定を出すことで人材を確保します。
就活生としてもこうしたミドルベンチャーの中には知っている企業も多く、そこで働く人は成長志向が強い魅力的な人が多い。
よって、ここで内定が出て就活を終える人も少なくありません!
【企業例】
メルカリ、クックパッド、nanapi、じげん、レバレジーズ、UZABASE
【3月】メガベンチャー
就活が本格化する3月に内定が出始めるのが「メガベンチャー」です。
メガベンチャーはほとんどの就活生が知っているような企業が名を連ねています。
大企業志向が強くない人は、こうしたメガベンチャーを中心に選考を受けている人も多く、早くから内定を獲得して就活を終える人が多い印象がありますね。
(しかし、メガベンチャーは内定獲得難易度が非常に高いのがネックです。)
【企業例】
サイバーエージェント、グリー、DeNA、ぐるなび、mixi
【5月】広告代理店
一般的な企業の内定時期である6月より早くに内定が出るのが「広告代理店」です。
電通や博報堂なら聞いたことも多いのではないでしょうか?
広告代理店とは、文字通り「企業の広告を代わりに作って打つ」という役割を持ちます。
普通の企業が「芸能人の◯◯でCMを打ちたい!」と考えても、難しいですよね。
そこで広告代理店にお願いして、芸能人を使ったCMを代わりに打ってもらうというイメージです!
この広告代理店からの内定は少し早めに出るので、就活生からしたら非常に嬉しいですね!
【企業例】
博報堂、電通、アサツーディ・ケイ、D.A.コンソーシアムホールディングス、大広、ジェイアール東日本企画、東急エージェンシー
【6月】一般的な企業
一般的な企業の内定が出始めるのが6月からです。
6月から一気に内定が出始めるので、周りからの内定報告が入って非常に不安になってしまう時期。
しかし、他人の内定なんてのは、正直自分の人生に何も影響がない。
内定よりも大事なことは「入社先と自分との適性」です。
内定を喜んでも社して合わなければ元も子もないですからね!
【企業例】
JAL、ANA、、ソフトバンク、NTTデータ、資生堂、トヨタ、サントリー、アサヒ飲料、キリン、ソニー、デンソー、パナソニック、味の素、野村證券、野村総合研究所、りそなグループ、三井住友海上火災保険、富士フイルム
こうして見ると、「内定は6月に出るもの」 というわけではないんですね!
そうなんだよ。日系大手企業は6月に出る場合がほとんどだけど、それ以外はもっと早くに出るからね!
外資系企業にエントリーする方法
企業特徴や業界ごとの内定時期を確認しました。
ベンチャー企業や中堅企業からの内定は、先に紹介した逆求人サイトや中小規模の合同説明会で繋がるのが効率的です。
加えて説明が必要なのは、「外資系企業からの早期内定の獲得方法」ですね。
これは少し特殊なので、この章で詳しく解説していきます。
外資系企業はインターン参加が重要
ちなみに、僕は就活生の時に外資系企業を受けていませんでした。
そもそも外資系企業を視野に入れていなかったので、どうやって外資系企業にエントリーすれば良いのかもよく分からなかったんですよね。
そこで調べてみると、そもそも外資系企業はインターンへの参加が重要とのこと。
企業によってはインターンの参加がないと本選考を受けれない企業も多いみたいです。
ちなみにインターンへのエントリー方法ですが「各企業のホームページに直接アクセスして応募する形式」です。
よって気になる企業の公式サイトにアクセスして、採用情報からインターンに参加してください。
【外資系企業からの早期内定を獲得する方法】
- 気になる外資系企業の公式サイト内の採用情報にアクセス
- インターンシップの開催情報を確認
- インターンシップに参加する
- インターンシップ経由で早期内定を獲得する
つまり外資系への入社を希望するなら、大学1年・2年、最低でも3年の初期から動かないといけないんですね。
まさにその通りだよ!早く動いて外資系企業の内定を1社持っていけば、余裕を持って日系企業を受けれるよね。
企業から早期内定を獲得するメリットデメリット
それでは早期内定の獲得法についての理解ができた皆さんに向けて。
早期内定を獲得するメリットとデメリットについて詳しく解説していきます!
そもそも僕がなぜ「早期内定を獲得すべし」と断言しているのか?
その理由をお話させていただきますね。
早期内定を獲得するメリット
早期内定を獲得する最大のメリットは、やはり「心の余裕」にあります。
僕はこれまで何百人の就活生と会話してきましたが、納得いく内定を1社でも持っている就活生は「余裕感」が全く違います。
一方で、内定が1社もなくて困っている就活生は余裕の無さがにじみ出てる。
それだと面接で「頼りなさそう・仕事できなさそう」という印象を与えてしまうのは確実ですね。
また、内定を獲得できずに7月を迎えると、ほとんどの就活生が自信をなくします。
自信をなくすことで更に選考に悪影響が及ぶ。
そんな負のスパイラルに陥ってしまうのが目に見えているので、早期内定が重要なのです。
「ここよりも良い企業」を追求できる
次に、1社でも入社したいと思える企業の内定を持っていると「この会社よりも志望度が高い企業だけ受けよう」となります。
これがめちゃくちゃ重要。
選考に進む企業が増えれば増えるほど、1社にかける時間が少なくなります。
逆に選考に進む企業が減れば、1社にかける時間が増えますよね。
ここ、重要なので分かりやすく図解しておきます。
このように納得できる内定1社あれば、より志望度が高い企業を「探す時間」も「選考対策する時間」も増えるわけですよ。
ここに早期内定を獲得することの重要性が詰まっています。
夏休みの宿題も、最初に終わらせれば圧倒的な余裕が生まれますもんね。
懐かしいな!w でもたしかに余裕のある時間が増える重要性はまさにそれだよね!
早期内定を獲得するデメリット
次に早期内定を獲得するデメリットですが、デメリットはほとんどありません。
ですが「入社したいとあまり思わない企業からの内定」を獲得するとデメリットはあります。それは内定を獲得したことで緊張感がなくなり、それ以上の努力をしなくなることですね。
つまり早期内定を獲得してしまうことで、努力することをやめてしまうタイプの人は、早期内定よりもとにかく「志望度の高い企業からの内定」にフォーカスすべきです。
(もちろん早期内定を獲得しても、最後まで徹底的に「より自分に合う企業」を追求することがベストですよ!!!)
早期内定を獲得するための5つのポイント
それではこの記事の最後に、早期内定を獲得するポイントを解説します!
ただ早く始めるだけでは、内定に繋がらないので「選考突破力」を高めましょう。
①とにかく早期内定の獲得手段をばっちり把握する
まず今回の記事で解説した内容ですが、早期内定を獲得する手段を把握することがマストです。
「早期内定が欲しいなぁ」と心の中で思っているだけじゃ、何も変わりません。
『具体的な手段を把握し、行動に移す』大事なのはこれのみです。
早期内定を獲得する4つの具体的手段の部分を何度も確認して、理解し、行動にうつしてくださいね!
「思っている」と「行動している」の間には本当に大きな差がある。
だからこそ、行動にうつした瞬間から早期内定に近づきますよ。
②自己分析をとことん深める
続いて手段を把握したら、「選考突破力」を高める必要があります。
スカウトをもらっても、合同説明会や選考会に参加しても、結局魅力を感じてもらえなければ内定を獲得するには至りません。
そこでまずすべきは、やはり「自己分析」ですね。
(就活攻略論では自己分析のやり方を8ステップで完了する記事を用意しており、Google検索でも「自己分析」と調べると上位に表示される人気記事になっています。)
自己分析がやっぱり大事である理由
「なぜ自己分析が必要なのか?」と疑問に思う就活生は多いですよね。
(正直、僕が大学生の時も最初同じように思っていました。)
ですが、自己分析の目的を明確にしてから、自己分析への考えが変わりましたね。
僕が定義する自己分析の目的は以下の2つです。
要するに「自分にはどんな会社が合うんだろう?」と、企業選びの軸を作成すること。
そして、自己分析によってまずは自分自身が自分を理解することによって、面接官に何を聞かれても答えられるようにすることが、就活における自己分析の目的なのです。
この2つの目的を早期に達成することで、他の就活生との差を生み、選考突破力が格段についてきます。
具体的なやり方は別記事で徹底的に解説しているので、そちらをご覧ください!
(自己分析は本当に重要です!!)
たしかに早期の段階だと、自己分析がそもそもできていない就活生が多いですよね。
そうなんだよ。だからこそ、早くから自己分析をしておくことで、エントリーシートや面接で他の就活生との圧倒的な差を作ることができるんだ。
③就活3大質問を徹底的に深堀りする
自己分析を進めながら、同時にすべきが「就活3大質問」の深堀りですね。
(就活3大質問とは、自己PR・志望動機・学生時代に最も打ち込んだこと(ガクチカ)です)
この3つの質問はほぼすべての企業から求められます。“ほぼすべて”です!
よってこの3つの質問への回答の精度を上げることは、すべての企業の選考対策として有効になる。
この視点が欠けている就活生があまりにも多いがゆえに、差を付けることが可能なのでこっちとしてはありがたい限りです。
これら就活3大質問の作成方法をそれぞれ記事にしています。
僕がおすすめの文章構成まで詳しく解説しているので、要チェックですよ!
【自己PRの書き方】自己PRの例文20選|就活で“絶対に評価される”自己PRの例文集
【志望動機の書き方】【保存版】必ず評価されるエントリーシート志望動機の書き方|例文有
【ガクチカの書き方】【ガクチカ例文10選】これが評価されるガクチカだ!|構成説明あり
④SNSをフル活用して他の就活生をベンチマークする
次にSNSを活用することで、早く動いている他の就活生をベンチマークしましょう。
「就活仲間を作りましょう」というアドバイスが他のサイトでは書かれていますが、僕のような一匹狼タイプには不可能w
よって、SNSでフォローすることによって「仮想の仲間」を作ることを僕はおすすめしています!
相手は自分のことを知らないけど、その人のツイートを見ることで「お!もう◯◯しているんだな!」とか「この情報ありがとう!」という具合に仲間を得ることができます。
ちなみに僕のツイッターのフォロワーは、9割が就活生です。
しかもアカウント名に「@21卒」など書いていて分かりやすいので、ぜひフォローして仮想の仲間を作っていきましょう!
▼僕のツイッターです!(就活情報のみをツイートしているので、有益かと!)
【大企業にマジで刺さる就活施策】
— 就活マン®︎ / 藤井智也 (@shukatu_man) November 26, 2019
・ESの提出依頼、即日・速達での送付
・自由記入欄で写真以外の個性を出す(僕は切り絵)
・志望動機で競合他社じゃいけない理由を書く
・自分のキャラに一貫性を持たせる
・逆質問でアイデア披露(若者視点がベスト)
・面接後、当日中に自分の言葉でお礼メール
⑤就活を効率化するためのサービスを使いこなす
そして最後に、ほとんどの就活生は「マイナビ・リクナビ・みん就・大型の合同説明会・大学のキャリアセンター」しか使いません。
だいたいこのパターンw
しかし就活市場でサービスを展開する企業は多く、有用なサービスが存在します。
(ちなみにツイッターやインスタで就活情報を発信している怪しいアカウントは注意が必要ですよ。)
そんな就活サービスの中には、例えば「他の就活生が書いた3万枚のエントリーシートを無料で読める無料サービス」や「選考で何を聞かれるのかすべて書かれている無料サービス」も存在する。
これらを早期から使いこなしておくことで、確実に就活を効率化することができます。
▼3万枚のエントリーシートが無料で読めるw
▼選考情報がだだ漏れw
僕は就活攻略論を運営するにあたって、信頼できる、かつ無料サービスのみ紹介しています。
特におすすめの9つのサービスを別記事でまとめているので、ぜひ早いうちから使いこなせるようにしておきましょう!
早期内定に関するよくある質問
この記事では早期内定の獲得方法から業界や企業について解説しました。
早期内定に関して、ここで説明した以外の質問にも答えていきましょうか。
質問① 獲得した早期内定を保留にする方法は?
企業側としては早期内定を出した就活生には早く就活を終えて欲しい。
ですが、就活生側としてはもっと多くの企業を見てから判断したいですよね。
そこで必要なスキルが「内定を保留にする技術」です。
これは早期内定だけでなく、就活全体で必要になるスキルですね。
これは非常に簡単で、「これだけ多くの企業と関わることができる数少ない機会なので、より多くの企業を研究したり、選考を通して自己成長したい」と伝えれば問題ありません。
(直接言っても、メールでも電話でも方法は何でも大丈夫ですよ!)
これに対して保留できないと言われた場合。
「就活を終了する(=その企業に決める)・辞退する・終了すると言って裏で続ける」という3パターンの行動が取れます。
質問② 獲得した早期内定を辞退する方法は?
続いて、早期内定を獲得したけど辞退したい時の対応方法について。
これは早期内定だろうが、内定の辞退方法はシンプルです。
以下のメールを送りましょう。
【早期内定を辞退するメールテンプレ】
件名)
頂いた内定に関するご連絡|◯◯大学 (氏名)
本文)
株式会社◯◯
採用担当者 御中
先日は内々定を頂き、誠にありがとうございました。
◯◯大学の(氏名)です。
この度頂いた内定ですが、辞退させて頂きたくご連絡致しました。
このまま内定を保留することが難しいとの回答を頂きましたが、
考えた結果、まだ就活を続けたいという結論に至りました。
評価して頂いたにも関わらず、内定を辞退することをお詫び申し上げます。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
◯◯大学 ◯◯学部
(氏名)
(メールアドレス)
余計なことは言わず、シンプルに「就活を続けたい」と伝えてください。
企業側も内定辞退されることには慣れています。
よって無駄にグダグダした文章を送る必要はありませんよ!
ここで説明した早期内定の保留と辞退については、別記事で更に細かく解説しました。
「早期内定の保留方法と辞退方法がもっと詳しく知りたい」という方は下記の記事を。
質問③ 早期内定が最も早く出る時期はいつ?
結局のところ、早期内定ってどれだけ早くから出るのか気になりますよね。
一部の企業は大学2年生とかから内々定を出すこともあるみたいですが、一般的には早期内定が最も早く出る時期は「大学3年生の9月」ですね。
要するに、本格的に内定が出始める大学4年生の6月よりも9ヶ月も前に出ます。
これはサマーインターン経由で内々定を出す企業があるからですね。
そうは言っても、ここまで早い早期内定の時期は少数派です。
大抵は大学4年生の4〜5月という、本格的な内定時期よりも1、2ヶ月前が多いですね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
長い記事になってしまったので、疲れたと思います。本当にお疲れ様です!
ですが、早期内定の獲得においては僕は強い思いがあります。
実際に僕が多くの内定を獲得し、倍率800倍の食品企業に挑戦できたのは、早期内定によって「余裕」を持てたおかげなんですよね。
この就活攻略論を読む意識の高い、素晴らしい読者の皆さんには、早期内定の重要性をわかってほしい!そう強く思っています。
そして、もし早期内定を獲得できなくても良いんです。
1日でも早く行動できたことが素晴らしい。
将来の自分のために、1日でも早く行動したその姿勢は社会人になっても役立つからです。
ぜひ本記事に詰めに詰めた情報を、しっかりと自分の血肉にしてください。
それがあなたの就活の成功に少しでも役立ったら、本当に嬉しいです。
それでは本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 早期内定とは大学4年生の6月以前に獲得する内定または内々定のこと。
- 早期内定を獲得できる企業は、外資系企業、中小企業、ベンチャー企業が多く、その理由は「大企業よりも早く優秀な人材、自社に合う人材を確保しよう」と考えているから。
- 早期内定を獲得するためには、どの企業からもされる3大質問「自己PR・ガクチカ・志望動機」の質をいち早く高めることが必要である。
- 早期内定は獲得したらしっかりと保留して、より自分に合った企業を探すことが重要です。
今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。
就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた600の記事があります。
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/