就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は10月に内定がない場合の対処法について解説していきます。
10月となると、多くの企業が内定式などを行います。
よって内定がない人の焦りはどんどん大きくなる時期なんですよね。
ただ、10月であっても求人を出している企業はたくさんあります。
よって本記事を通して、10月に内定がない場合にすべき対策をチェックし、しっかりと自分に合った企業からの内定を獲得していきましょう!
周りが内定式などに参加していると、余計に焦りが大きくなりますね...。
そうだね。でも10月に内定がなくてもすぐに内定を獲得することは可能!これまで7年間就活のブログ運営に特化してきた僕が、動き方を解説するよ!
- 10月に内定がないのはやばい?
- 10月に内定がない人は秋採用を狙おう
- 10月に内定がない場合に取るべき対策【3選】
- 10月に内定がない人の特徴
- 10月に内定がない人が絶対にやるべきこと
- 10月に内定が獲得できなかった場合の対処法
- 本記事の要点まとめ
10月に内定がないのはやばい?
10月まで内定がない人は、就活のやり方を間違っている可能性があります。
「がんばっていれば結果が出る!」という気持ちも大事ですが、10月まで1つも内定が出ていないのであれば危機感を持ってやり方を見直すことが重要です。
内定が全然出ないと、周りと比べて落ち込んだり諦めてしまいたくなることもあるでしょう。
しかし、10月以降でも適切な対策を行なっていれば、十分に内定獲得のチャンスはあります。
そのためにも今までの就活を振り返り、内定が獲得できない原因を一つひとつ改善していきましょう。
10月の就活生の内定率は?
10月に内定がない人の割合について共有しておきます。
周りと比べる必要はありませんが、全体的な動きを知っておくことは重要です。
以下のグラフは、時期ごとの内定率の推移を示したものです。
引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査」
22卒の10月1日時点での内定率は「92.4%」でした。
つまり、10月時点で内定がないのは約8%ほど。
10月まで内定が1社もない人は多くありません。
3月の就活解禁からスタートしたのに10月まで内定がないという人は、一度足を止めていままでの就活のやり方を見直してみましょう。
【重要】10月の就活はとにかくエントリーを早く増やすべき
10月に内定がなくても、3月までに内定を獲得すれば問題ありません。
ですが、10月以降の後半戦は求人が減るスピードも早いんですよね。
それゆえに、早くエントリー数を増やすことが重要になります。
僕が見ている限り、秋採用でうまくいく人は、常に「秋採用をしている企業の中で自分に合った企業はどこか?」とエントリー数を増やすことに注力してます。
秋採用でエントリー企業数を増やす方法としては、これまで200以上の就活サイトを見てきましたが「逆求人サイト」と「就活エージェント」が有効ですね。
逆求人サイトは、プロフィールを登録しておけばあとは企業からのスカウトを待つだけでOK。
就活エージェントは面談を元に、自分に合った求人の紹介から選考サポートまでを無料で実施してくれます。
逆求人サイトは「Offerbox(オファーボックス) 」、就活エージェントは「ミーツカンパニー就活サポート」がおすすめですよ!
内定2社ゲット〜オファーボックスいいな
— 一盃口@24卒 (@CCKDck5dFMSUVO3) December 12, 2022
以下の記事で、就活を効率よく進めるためにおすすめのサイトをまとめています。
10月に内定がなくて焦りや不安を感じている人は、要チェックですよ!
10月以降でも内定が獲得できる可能性はあるんですね!
就活エージェントを使って内定獲得まで支援してもらったりと、きちんと対策を練って臨めば内定獲得のチャンスはもちろんあるよ!だからまだ諦めるのは早い。
10月に内定がない人は秋採用を狙おう
10月に内定がない人は、「秋採用」での内定獲得を狙いにいきましょう。
秋採用とは8月〜11月末まで採用活動のこと。
夏までに募集を終える企業が多い一方で、10月にも新卒採用を行なっている企業はあるんですよね。
10月時点で内定がない人は、この「秋採用」を行なっている企業を狙いにいきましょう。
ちなみに、ここで1点あなたに知っておいてほしいことがあります。
それは「10月は内定が出やすい時期でもある」ということ。
理由は以下の3つ。
【10月以降は内定が出やすい理由】
- 優秀な就活生の数が減っているから
- 企業も採用枠を埋めるのに焦っているから
- 秋採用限定で採用する企業があるから
理由① 優秀な就活生の数が減っているから
まず第一に「3月の就活期に比べると優秀な就活生の数が圧倒的に少ない」です。
この優秀な就活生とは、高学歴かつインターンなどで職種理解をしっかりとしていて、コミュ力も高いような人のことを指します。
就活全体として他者との比較は意味がありませんが、選考は別です。
常に周囲の就活生はライバルであり、その中でより評価されなければ内定は獲得できません。
その中で、優秀な就活生から先に採用されていくのは当然ですよね。
よって、10月の就活市場には優秀な就活生はほとんど残っていません。
競争する相手のレベルも下がってくるので、内定の確率はグッと高まります。
理由② 企業も採用枠を埋めるのに焦っているから
次の理由は「企業も採用枠を埋めるのに焦っているから」です。
多くの企業では10月1日に内定式を行い、その年度の採用が一段落します。
ただ、ここで採用予定枠が埋まっていない企業はめちゃくちゃ焦っています。
予定している人数を採用できなければ、次年度の人事計画が立てられませんからね。
また、採用枠が埋まっていない企業に中には、人気の大手企業も含まれます。
いくら大手企業といえど、全ての就活生が内定承諾してくれるわけではないので、想定以上の辞退があれば枠が余ってしまうんです。
よって、10月以降求人を出している企業=人気のない企業という構図は成り立たないので、しっかりと企業リサーチをしていくのが重要です。
理由③ 10月以降の秋採用限定で採用する企業があるから
最後の理由は「10月以降の秋採用限定で採用している企業があるから」です。
通常、企業の採用活動は3月以降に本格化し、多くの場合、6月頃に内々定を出します。
ただ、知名度のない中小企業や大手企業の子会社などは、大手と同じ通常スケジュールで選考を行っても、就活生が集まりにくい。
よって、スケジュールをわざとずらして採用する企業も多いんです。
こういった企業が大手の採用が落ち着く10月以降を狙って、選考を本格化させるため、秋採用でも求人数が多くなります。
秋採用については、対策の章にて詳しく解説するので、必ず確認してください!
▼秋採用はやばくないという内容を解説した関連記事はこちら
» 【秋採用はやばい?】"やばいと言われる4つの理由"を解説!
なるほど!就活後半に採用活動しているのは、単に就活生が集まらないだけでなく、内定辞退された枠を埋めるためなど様々な理由があるんですね。
そうだよ。だからこそ、就活後半だろうが自分に合う素晴らしい企業はあるってこと。
10月に内定がない場合に取るべき対策【3選】
10月まで内定がない状態が続いていると、かなり焦りますよね。
「とにかく早く内定が欲しい!」という方に向けて即効性のある3つの対策を共有するので、ぜひ実践してみてください!
【10月まで内定がない人向けの即効性がある対策】
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトに登録する
- 中小規模の合同説明会に参加する
対策① 就活エージェントを利用する
冒頭の章でも紹介しましたが、10月に内定がない学生に僕がもっともおすすめなのは、就活エージェントを利用してサポートしてもらうことです。
就活エージェントとは、担当のエージェントがついて面談を元にあなたに合った求人を紹介してくれる無料サービスのこと。
求人紹介だけでなく、ES添削や面接対策など内定獲得まで親身になってサポートしてくれます。
10月以降も採用を行なっている企業を紹介してくれるので、自分で求人を探す手間を省けるのもメリットです。
また、秋採用の選考で評価されるためにはどうすればいいのか、具体的なアドバイスももらえるので内定が獲得できる確率がグッと高まります!
就活エージェントは無料ですべてのサービスを受けられるので、使わないとかなりもったいないですよ。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
対策② 逆求人サイトに登録する
次に、逆求人サイトに登録して企業との接点を増やしましょう。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録すると企業側からスカウトが届くサイトのこと。
「スカウトが届く=自分のことを評価している」ということなので、あなたに関心を持っている企業とだけ接点を持てます。
あなたのプロフィールを読み評価した上でスカウトを送っているので、スカウトが届いた企業の選考は通過しやすい傾向があります。
内定の可能性を高めたいのであれば使わない手はありませんよ!
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
上記2サイトはそれぞれ登録企業が違うので、どちらにも登録することで大手企業から中小企業まで幅広い企業と出会える可能性が高まります。
一度プロフィールを登録すればあとはスカウトを待つだけなので、さまざまな企業と出会えるチャンスを広げるためにも必ず登録しておきましょう!
プロフィールに「就活を続けている理由」を記載しよう
10月まで内定がない就活生は、秋採用を狙うべきとお伝えしました。
秋採用を狙う場合は逆求人サイトのプロフィールにこだわることが重要!
自己PR欄に「なぜ今の時期まで就活を続けているのか」を書きましょう。
企業からすると既に就活を終えている学生にスカウトを送るのは無駄なこと。
「就活を続けている理由」を書くことで、企業側も安心してスカウトを送ることができます。
とても細かいことですが、この少しの工夫が他の就活生との差別化につながるのでぜひ実践してくださいね!
対策③ 中小規模の合同説明会に参加する
中小規模の合同説明会も参加しておきましょう!
リクナビやマイナビが開催する大規模な合同説明会だと一方的に話を聞くだけで終わってしまいます。
しかし、中小規模の説明会であれば企業の担当者とも距離が近くコネも作りやすいんですよね。
今まで知らなかった隠れ優良企業と出会える可能性もあります。
いままで参加したことのない人は、ぜひ一度参加してみてください!
中小規模の合同説明会であれば、「ミーツカンパニー」が圧倒的におすすめです!
僕も実際に就活生時代に参加して、2社から内定をもらった経験があります。
【就活マンがミーツカンパニーをおすすめする理由】
- 就活マンが就活中に2度参加して2社から内定を獲得している
- 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
- オンライン参加も可能なので全国の就活生が利用できる
- 就活エージェントとの連携もイベント参加後に検討できる
オンラインでも参加可能なので、地方の就活生でも利用できます。
10月以降もイベントは開催されているので、ぜひイベント情報をチェックしてみてください!
【ミーツカンパニーの利用方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」から無料会員登録をする。
- 参加希望のイベントを選択する。
- 当日になったらイベントに参加する。
かなり焦りが強いので就活エージェントにサポートしてもらうのが良さそうですね。
10月に内定がない人は不安も強いよね。だからこそ、一人で進めるよりも第三者、それもプロである就活エージェントに相談しながら進めるのが有効なんだ。
10月に内定がない人の特徴
10月に内定がない場合の対策法について共有しました。
次に、10月まで内定が出ない人の特徴について解説していきます。
内定が出ない原因となる自身の特徴を知っておくことは非常に重要です。
その点を改善すれば、内定の確率は高まりますからね!
【10月に内定がない人の特徴】
- 人気の大手企業ばかり受けている
- エントリーの数が少なすぎる
- 自己分析が徹底できていない
- エントリーシートの質が低い
- プライドや固定観念が邪魔をしている
- 一つ一つの選考に対する取り組みが甘い
特徴① 人気の大手企業ばかり受けている
最初の特徴は「人気の大手企業ばかり受けている点」です。
特に業界研究や企業研究が徹底できていない就活生に多い特徴ですね。
業界や企業についてリサーチできていないため、知名度や馴染みのある企業ばかりエントリーしてませんか?
それはつまり、倍率が高く難易度の高い企業ばかりにエントリーしてる状態です。
これでは内定が出ないのも仕方がないですよね。
もちろん自分の志望度は重視すべきですが、知名度だけでなく企業の事業内容なども考慮した上で、エントリーしていくべきですよ!
特徴② エントリーの数が少なすぎる
次の特徴は「エントリーの数が少なすぎること」ですね。
エントリーについて、数を基準にする必要はないですが、少なすぎては内定の確率も下がってしまいます。
平均的なエントリーの数はだいたい30社程度と言われています。
志望度や業界によって前後する可能性はありますが、まだエントリーの数が足りていないなと感じる人は、業界を広げるなどしてエントリー数を増やしましょう。
特徴③ 自己分析が徹底できていない
続いての特徴は「自己分析が徹底できていないこと」です。
意外と多くの就活生がやりがちなミスですね。
就職活動は自分自身を商品とした、いわば”営業活動”です。
自分という商品の強みや特徴を買い手である企業にプレゼンし、企業がほしいと思えば内定をもらえるという流れ。
もしあなたが何か商品を買う際、その商品のことを全く理解していない店員から商品を買いますか?
僕なら商品のことを理解している店員から買いたいと思ってしまいます。
つまり、就職活動において自分自身を深く理解しておくことは必須の作業。
しかし10月まで内定がない人は自己分析が十分にできておらず、自己PRや志望動機の説得力が欠けていると考えられます。
特徴④ エントリーシートの質が低い
次の特徴として「エントリーシートの質が低いこと」も挙げられます。
どんな企業の選考においても、エントリーシートの提出はありますよね。
書類選考はもちろんのこと、エントリーシートは面接の参考資料にもなります。
つまり、選考における基礎部分となるわけです。
よって、このエントリーシートの質が低いと落ちる可能性は格段に高まります。
10月まで内定がない場合、エントリーシートに原因がある人も多いです。
特徴⑤ プライドや固定観念が邪魔をしている
「プライドや固定観念が邪魔をしている人」も内定が出ない人に共通する特徴ですね。
例えば「みんなが認める大手しか嫌だ」「私には営業は向いていないから営業職以外で」などと考えて、そもそも調べることもせずに選択肢から排除してませんか?
自分自身で選択肢を狭めていては、内定は獲得しづらいかと思います。
営業職にだって、飛び込み営業以外にも法人営業やルート営業など、さまざまな種類があります。
偏った考え方や周囲の評価などを重視していても、何の意味もありません。
とにかく「自分に合う企業」という基準を大切に、就活を進めてくださいね!
特徴⑥ 一つ一つの選考に対する取り組みが甘い
最後の特徴は「一つ一つの選考に対する取り組みが甘い人」です。
具体的には、エントリーはするものの選考対策はほどほどに済ませ、いつか内定が出るだろうというスタンスの人。
これでは内定は出ませんし、自分に合った企業に入社するのは至難の業です。
エントリーする以上、少なからず入社の意思はあるかと思います。
よって、各選考に対しても真剣に取り組むべきです。
たとえその選考で落ちたとしても、その経験による成長が次の選考に大いに活かされますからね!
どれかに当てはまると内定は出ないでしょうね。。
厳しいよね。ただ、この記事を通じて自身の特徴が把握できたなら、あとは改善するだけだからぜひ行動に移してほしい!
10月に内定がない人が絶対にやるべきこと
この章では、10月に内定がない人がやるべきことを解説します。
以下の6つの対策が有効です。
【10月に内定がない人がすべき必須対策】
- これまで内定が出ていない理由を明確にする
- 自己分析をやり直す
- エントリーシートの質を高める
- 就活3大質問の質を徹底的に高める
- 面接突破力を高めておく
- 「10月以降も就活をしている理由」を伝えられるようにする
① これまで内定が出ていない理由を明確にする
まず、すべきなのは「これまで内定が出ていない理由を明確にすること」です。
要するに、これまでの就活の振り返りですね。
10月まで内定がない場合、何かしらの問題を抱えていることが多いです。
まずは「なぜこれまでの就活で内定がないのか」を明確にしましょう。
原因がわからないと改善もできませんからね
何事にも失敗はありません。
10月まで内定が出ていない状態も、そこから改善点を見出して改善すれば、成功までの過程となります。
うまくいっていないと感じている人ほど、まずはその原因を洗い出してみましょう。
ただ、自分ひとりではどうしてもわからないこともあるかと思います。
ですので、10月に内定がない人は就活エージェントや大学のキャリアセンターなどを利用して、第三者に相談してみるのがおすすめです。
② 自己分析をやり直す
自己分析も一度やり直してみましょう。
自己分析は、自己PRや志望動機など企業にアピールする上で重要な項目の基盤となります。
10月まで内定がない人は、自己分析が不十分なのかもしれません。
再度、徹底的に自己分析をやり直してみてください!
深く自己分析ができれば、説得力のある自己PRや志望動機を伝えられるようになりますよ。
ただ、自己分析って正直面倒な作業だし、何をすればいいかわからない人も多いかと思います。
そこで就活を7年にわたって研究し続けてきた僕が、とにかく「わかりやすさ」を意識した自己分析の方法を以下の記事にまとめました!
自己分析に苦手意識がある方、必見です。
③ エントリーシートの質を高める
エントリーシートの質を高めるのも重要です。
エントリーシートは企業との最初の接点でもあります。
適当に書いたものや内容の薄いものだと、書類時点で選考を通過できません。
就活において人事があなたを判断するのは、主に「エントリーシート」と「面接」の2つです。
面接対策ばかりに力を入れるのではなく、エントリーシートの質も高めましょう!
就活攻略論では、ほとんどの就活生が知らないであろう方法にてエントリーの質を高める施策を解説しています。
エントリーシートの質に自信がない人やエントリーシートをイチから作り直したい人にとって、必ず役立つ記事ですよ!
④ 就活3大質問の質を徹底的に高める
次の対策は「就活3大質問の質を徹底的に高めること」です。
就活3大質問とは「志望動機・自己PR・ガクチカ」のこと。
「この学生は大学時代に何をしてきたのかな?有意義に使えたの?何か能力を手に入れたのかな?」
⇒ガクチカの質問意図
「この学生を採用するメリットは何かな?どんな強みがあるのかな?」
⇒自己PRの質問意図
「なんでうちの会社を志望してきたのかな?志望度は高いの?」
⇒志望動機の質問意図
選考突破力を高めるためには、この3つの質を高めることが必須。
逆に言えば、この3つの質さえ高ければ、それ以外の質問事項に関しても一貫性のあるアピールが可能となるため、選考突破力は必然的に高まります。
10月まで内定がない場合、この3大質問に原因がある場合も多いかと思います。
よって、全ての基礎となる部分の底上げが必要です。
それぞれの質を高める方法については、別記事にて詳しく解説しています。
それぞれの質問意図に沿った最善の文章構成から例文までを網羅した記事なので、選考突破力を高めたい人は必ず確認しておいてください。
⑤ 面接突破力を高めておく
「面接突破力を高めておくこと」も必須対策です。
10月まで内定がない就活生の中には、書類や筆記は通過するものの、面接でどうしても落とされてしまう人もいるかと思います。
面接が得意であれば、ある程度その場で対応することもできるでしょう。
しかし、苦手意識がある場合は、どれだけ場数を踏んでも緊張してしまい回答に困ってしまうことがありますよね。
そんな時は「頻出質問に対する回答を知っておくこと」が最善の対策です。
事前に準備さえしておけば、本番でも焦ることなく回答できますよ!
僕自身、就活生時代には頻出質問に対する回答をある程度用意していました。
その結果、22社から内定を獲得し、大手食品メーカーに入社することができた。
そんな僕が「これだけは押さえておくべき!」と考える頻出質問と、それに対する回答を以下の記事にまとめました。
特に面接で落とされてしまう人は、この記事の内容をぜひ実践してくださいね!
⑥ 「10月以降も就活をしている理由」を伝えられるようにする
10月以降の選考では、「なぜこの時期まで就活を行なっているのか」を必ずと言っていいほど聞かれるでしょう。
よって、10月以降も就活をしている理由をはっきりと伝えられるようにしておくことが重要です。
就活を続けている理由を伝えるときは、内定がないことは隠さずに話しましょう。
秋採用を行なっている企業に対して「人気がないブラック企業なのかな?」と感じてしまう人は多いですよね。
それと同じで、これまで就活を続ける学生に対しても「評価されない理由があるのかな?」と感じてしまうのです。
よって、10月以降も就活を続けている理由をきちんと伝えられるようにしておきましょう。
ポイントは、ただ内定が出なかったからと伝えるのではなく「常に自分の将来を考え続けて動いていた」と伝えること。
詳しい回答のポイントは、他の頻出質問も合わせて「秋採用の面接でよく聞かれる質問10選【企業の質問意図と回答例】」で解説しているので読んでくださいね!
秋採用に向けて、改めて基礎から見直すことが重要なんですね。
そのとおり!いままでうまくいっていない理由を冷静に振り返って改善していくことで状況も好転するはずだよ。
10月に内定が獲得できなかった場合の対処法
10月が終わっても内定が出なかった場合の対処法を共有しておきます。
秋採用で内定を獲得できなかった場合は「冬採用」を狙いましょう!
冬採用は秋採用後の、12月以降の採用のことを指します。
求人数はそれまでに比べるとグッと少なくなります。
しかし、ライバルも同じようにかなり減るので内定を獲得する難易度は下がります。
秋採用で内定を獲得できなくても、諦めずに冬採用を狙いましょう。
冬採用を行なっている企業については、「【保存版】冬採用している企業100社|大手から中小まで一覧化しました!」でまとめているのでチェックしてみてください!
10月時点で「就職浪人・就職留年」を決断するのはおすすめしない
もし内定が出ずに卒業したとしても、既卒として就活はできます。
しかし、10月時点で就職浪人や就職留年をする方がリスクがあります。
なぜなら次年度の就活でその理由を説明する必要があるからです。
内定がなかったからという理由は、正直説得力に欠けるので簡単に就職留年や浪人をするのは避けるべきです。
就活攻略論では、就活で全落ちしてしまった場合の対処法や新卒で就職できなかった場合の対処法について別記事にて解説しています。
いずれも参考になる情報を厳選しているので、ぜひ一度目を通してみてください!
▼就活で全落ちしてしまった場合の対処法まとめ
» 【就活で全落ちしたらどうする?】これからすべきことを5ステップで解説!
▼新卒で就職できなかった場合の対処法まとめ
» 新卒で就職できなかった場合の対処法【4ステップで挽回可能】
▼新卒フリーランスに関するまとめ記事
就職以外にも選択肢はあるんですね!
そうなんだよ。ただ、就職浪人・就職留年のデメリットも把握した上でどうするか検討するのが大事だよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
10月に内定がない場合の対処法や特徴などについて、網羅的に解説しました。
内定式を迎える10月に内定がないとなると、誰しも焦りがあるかと思います。
ただ、焦って企業選びを妥協したり諦めたりするのは、最終的に自分自身に全て返ってくるんですよね。
就職活動は数ヵ月から1年程度で終わりますが、それから先の社会人人生は何十年と続くわけです。
たった数ヵ月を妥協したがために、その先の数十年苦しむには本当にもったいない。
だからこそ、この記事を読んでくれたあなたが少しでも頑張ろうと思えるきっかけになれば本当に嬉しいです。
ちなみに、この記事を読み終わったら「【秋採用しているホワイト企業30選】大手からベンチャーまで優良企業を厳選紹介!」も読んでみてください。
秋採用を行なっているホワイト企業を厳選してまとめています。
就活後半でもホワイト企業への就職を目指したい人は、ぜひこちらも併せて参考にしてくださいね。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりにしましょうか!
【本記事の要点】
- 10月に内定がない人は約8%程度いる。
- 企業の事情もあり、10月は内定が出やすい時期である。
- 即効性のある対策として、就活エージェントや逆求人サイトの利用が必須である。
- 10月に内定がない人は「秋採用をしている企業のリサーチ」「内定が出ない原因の解明」「効率的にエントリー数を増やす」「内定確率が高い企業を受ける」「就活3大質問の質を高める」「面接突破力を高める」「10月まで就活をしている理由を伝えられるようにする」のが重要である。
- 10月に内定がない人の特徴として「人気の大手ばかり受けている」「エントリー数が少なすぎる」「自己分析が不十分」「プライドや固定観念が邪魔をしている」「一つ一つの選考対策が甘い」などが挙げられる。