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新卒で就職できなかった場合の対処法【4ステップで挽回可能】

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。

 

新卒で就職できなかった!」という悩みを持つ人は多いです。

理由は様々で、自分が納得できる企業からの内定が出なかったことや、入社前にその会社が倒産したなんて可能性もありますよね。

 

新卒で就職できなかったことで、人生終わりだと考える人も多いですが大丈夫。

大学を卒業してから正社員にならなかった人を「既卒」と呼びますが、卒業生全体の10%が既卒だと言われているほど多いんですよね。

 

そこで本記事では、そんな就職できなかった場合の対処法を共有します。

人生で最も重要な能力は「軌道修正力」だと僕は考えてますが、日本のような豊かな国ならどの段階でも挽回可能です。

 

ぜひ「就職できなかった=人生終わり」なんてネガティブに考えず、この記事を通してポジティブに考えていきましょう。

少しでもその機会を作ることができれば幸いです。 

就職できなかった人に多い理由

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まずは就職できなかったという人に多い理由を共有しておきますね。

冒頭でも伝えたように、卒業後に正社員として就職できなかった人は多いので、その理由も様々です。

 

代表的な理由は以下ですね。

 

【就職できなかった理由まとめ】

  • 就活を通して内定を獲得できなかった
  • 内定先の企業への入社を直前で辞退した
  • 内定を取り消しされてしまった
  • 体調を崩してしまって働けない状態になった
  • 入社予定だった企業が入社前に倒産してしまった
  • 留学しようとしていたがコロナの影響で行けなくなった
  • 働く気力がなくなってしまった
  • 親の介護などやるべきことができた

 

このように就職できなかった理由は様々。

僕もそうでしたが、大学生の時って「就活で人生が決まる」と思いがちなので、このような理由で就職できなかった場合に「人生終わりだ」と悲観的になってしまうところ。

しかし、後で解説しますが、就職できなかったからといって人生終了なんて簡単にならないので安心してください。

 

様々な理由で、卒業後に就職できなかった人がいるんですね。

そうだよ!多くの人が就職できなかったという状況になってる。いくらでも挽回できるから、あまりに悲観的にならないことが重要だよ。 

「就職できなかった」となる前に就活生が押さえておくべきこと

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この記事を読む人の中には、一定数就活生がいると思います。

「就活を通して就職できなかったらどうしよう」という悩みを持っているかと。

 

就職できなかったという理由の中でも、内定が出なかったからという理由で就職できないことはできるだけ避けたいところですよね。

 

就活後半のことを、秋採用や冬採用と呼びます。

それらの就活時期は、企業側も内定辞退者が出てくるので採用に焦ってる。

だから就活後半こそ、内定を取りやすいチャンスだと言えます。

 

秋採用と冬採用の攻略方法をそれぞれ記事でまとめています。

特に就活後半は、「採用に焦っている企業が就活エージェントに求人を出している時期」と言えるので、僕は就活エージェントの利用をおすすめします!

 

数ある就活エージェントの中でも、僕のおすすめをランキングでまとめているので、就活エージェントを利用して求人を紹介してもらいたいという人は「就活エージェントおすすめランキング【1位〜16位】」を参考に。

 

 

就活後半は企業側も採用計画人数を満たそうと必死になっている!そういう企業の求人を集めるのは、就活エージェントの利用が最も効率的なんだよね。 

就職できなかったら人生終了ではない理由【5選】

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内定を獲得できなかった以外にも、様々な理由で就職できないことがあります。

しかし、就職できなくても終わりじゃないんですよね。

この章ではその理由を5つ紹介していきます。

 

ちなみに、「就活での成功=人生の成功」なんてものは幻想で、僕の知り合いの中には一流商社への内定を獲得したけど、入社後1年で鬱になった人がいます。

彼は現在、フリーターをしていますが「今が1番楽しい」って言ってますね。

 

先入観、固定観念などは捨てて、前向きに考えることをおすすめします。

では、そんな僕が就職できなくても終わりじゃないと断言できる理由を紹介しましょう。

 

【就職できなかったら終わりではない理由】

  1. フリーターとしても十分幸せに生きていける
  2. 既卒への就職支援サービスが非常に手厚い
  3. 既卒を新卒として採用する企業が増えている
  4. 1度就職してしまえば後は「実力」が重視されるようになる
  5. 専門性を身につけてフリーランスになることもできる

 

理由① フリーターとしても十分幸せに生きていける

 

まず第一に、そもそも「正社員が素晴らしい」という幻想をみんな持ちすぎです。

 

たしかに、職歴の中に正社員じゃない期間があると就職が難しくなることは確かです。

しかし、入社する企業によっては“アルバイトよりも手取りが低い企業”も多いんですよね。

こうした企業で長く働くなら、「フリーターとして最低限楽しく生きられるお金だけ稼げれば良い」という選択肢を取る方が良いかもしれない。

 

「結婚して、子供が何人も欲しい」そういった夢があるなら、給料の高い企業に正社員として勤めることは必要ですが、それがないならフリーターでも十分でしょう。

老後に貯金がなくて餓死するのでは...?という不安を持つ人も多いようですが、その場合は生活保護を受けることができます。

(周りの知り合いや聞いた話で、餓死して死んだって人います?)

 

「正社員は素晴らしい」という幻想にあまりに固執するのは、自分にとっての幸せを見失う可能性があることを押さえておいた方が良さそうです。

(何に幸せを感じるか、どんな生活に幸せを感じるかは個人の主観なので、他人がどうこう言う問題じゃないですからね。)

 

p.s

ちなみにスティーブ・ジョブズは、亡くなる前に「もっと家族との時間を作ればよかった」と後悔していたそう。時価総額No.1の会社を作った人でも後悔するのは、幸せを考える上で参考になりそうですね!

 

理由② 既卒への就職支援サービスが非常に手厚い

 

次に「フリーターを続けるのは嫌だ」という人にも、大丈夫だと言える理由があります。

それは卒業後に正社員にならなかった人、要するに「既卒」への就職支援サービスが手厚いことですね。

特に就活エージェントを利用すれば、企業の紹介から選考支援まで全てサポートしてくれます。

 

世の中には既卒が利用できる就活エージェントが多数存在し、複数活用すればそれだけ多くの企業を紹介してもらえます。

(既卒におすすめの就活エージェントは「既卒におすすめの就活サイトランキング【1位〜15位】」にてまとめています!)

 

また就活エージェントのサービスが提供されていない地方在住者は、ハローワークが既卒者のサポートを行ってくれます。

ハローワークの求人は無料掲載できるので、ブラック企業も多く掲載されていますが、1社1社丁寧に調べて、社員さんに話を聞いてからの入社を徹底すれば、問題なく正社員として働くことができますからね。

 

理由③ 既卒を新卒として採用する企業が増えている

 

次に、既卒を新卒として採用する企業が増えているのも理由の1つです。

 

以前は大学を卒業した既卒は、中途採用で応募する必要がありました。

しかし、中途採用をする企業の目的は「経験者を即戦力として採用したい」なので、未経験である既卒はかなり不利な立場になってしまいます。

 

そこで国が、卒業後3年以内を新卒として扱うように企業に要請。

それに伴って、現在、約7割の企業が既卒を新卒として応募可能にしています。

 

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引用:厚生労働省「2020年度の労働経済動向調査」

 

このように既卒が応募できる企業が増えている背景も、就職できなかったら終わりとは言えない根拠の1つとして挙げられますよね。

 

理由④ 1度就職してしまえば後は「実力」が重視されるようになる

 

次に、就職できなかった場合でも終わりじゃないと言えるのは、既卒としてまず1社目に入社することができれば、そこから先は「実力」の問題になるということです。

 

既卒になった場合、1社目の就活では既卒であることに触れられて不利になります。

しかし、そうは言っても人材不足の企業は山のようにあるので、既卒だろうが就職できる。

そして1度就職したら、あとはその企業で結果を残せば、もう既卒だということは関係なくなるんですよね。(転職で見られるのは実績とスキル・人格や性格が主なので)

 

1社目が自分に合っていて満足なら、そのままそこで働ければ良い。

不満なら、まずはその会社で結果を出してから、その実績を引っさげて転職活動をすれば良いでしょう。

 

このように軌道修正がいくらでも効くのがキャリアの良さだと僕は思います。

どこまでいっても世の中から「人手不足の会社」が消えることはないですしね。

 

理由⑤ 専門性を身につけてフリーランスになることもできる

 

就職できなかった場合も問題ないといえる最後の理由が「専門性を身につけてフリーランスになることもできる」からです。

 

僕は新卒で入社した1社目を1年で辞めて、ブロガーとして活動を開始しました。

文字を書くことが好きだったので、ライターの仕事をすることができたんですよね。

 

もちろん文字を書くのが好きな人は少数派だと思います。

しかし、世の中にはライター以外にも、動画編集者・プログラマー・デザイナー・カメラマン・インストラクター・ライブ配信者など、フリーランスとして専門性を身につければ生きていける仕事があります。

 

フリーランスになれば、学歴や職歴などの縛りから完全に抜けることができるんですよね。

完全に実力と努力の世界になってきます。

 

いきなりフリーランスとして活動するのではなく、「アルバイト+フリーランスとして独立できる可能性のある仕事」のような両輪で始めるのがおすすめ。

選択肢は正社員だけじゃないと、僕の実体験を踏まえても言うことができます。

(もちろんここには圧倒的努力が必要で、正直サラリーマンの方が楽な場合も多いですが)

 

なるほど、そもそも既卒の就活支援が手厚く、既卒を受け入れる企業も多くなっている。そんな背景に加えて、フリーターを続けたり、フリーランスや起業など様々な選択肢が取れるんですね。

そうだよ。どの選択をしようが、自分が幸せならそれは正解。誰になんと言われようが、他人があなたの幸せを決める筋合いはないからね。

就職できなかったらどうする?|4ステップで挽回する方法

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ここまで卒業後に、就職できなくても終わりじゃない理由を解説してきました。

キャリアに関して、様々な選択肢があることを共有しましたが、大多数の方におすすめできるのは、やはり正社員としてのキャリアを詰んでいく道です。

 

よってこの章では、就職できなかった場合に挽回する方法を4ステップで解説します。

既卒になった場合にどのような順で正社員になれば良いのか、ぜひ参考に。

(既卒ではなく就職留年を選択した場合でも、基本的に既卒と同じ流れになります。)

 

ステップ① まずはプライドや承認欲求を捨ててみる

 

まず最初にすべきことは、プライドや承認欲求を捨てることです。

そもそも「ストレートで就職できなかったこと」を悪だと考える人が多いですが、それは誰にとっての悪でしょうか?

 

翌年に就活をするとして、1年長引いたところで誰に迷惑をかけるのか?

長い人生で考えると、ストレートに就職できなかったことは些細なことに過ぎません。

 

まずはそんなプライドや「大手に入社してすごいと言われたい」みたいな承認欲求を捨てることから始めることをおすすめします。

 

僕は就活の成功を"10年後幸せに過ごしていること"と定義しています。

大事なことは、その瞬間ではなく、それからどう軌道修正していくかですよ。

そこにプライドや承認欲求は必要ありません。

ただ10年後の自分が幸せに過ごしているためにどうすれば良いのかだけを考えるべきです。

 

ステップ② 空き時間の使い方を徹底的に考える

 

続いて、就職できなかったことへのプライドを一旦置いておくことができたら「これから生じる空き時間の使い方」を徹底的に考える必要があります。

 

既卒になったり、就職留年するとして、翌年に新卒枠で入社するとなると、丸々1年の空き時間が生まれますよね。

大事なことはその空き時間で何をするかであり、翌年の就活でも企業から聞かれるのはその過ごし方です。

 

その空き時間を適当にバイトだけして過ごす人が評価されるはずありません。

 

僕なら東京や大阪に出て、長期インターンシップに参加しますね。

長期インターンシップなら給料も出ますし、住む場所は格安なホテルを取れば良い。

1年の空き時間を使って、職種理解を深めて、社会人経験を詰むようにします。

(インターン先が自分に合ってたらそのまま正社員としての入社も十分にありえますし)

 

他にも長期インターンシップへの参加がさすがに厳しい場合。

読書をして自己研鑽に励んだり、ネットでプログラミングを学んだり、ユーチューブの動画を見ながらデザインについて学ぶなど、とにかく「他人と差別化できる」かつ「社会人になっても役立つこと」を選択して行動するようにします。

 

翌年の就活にて「1年間何をしていたんですか?」と聞かれた時に、自信を持って回答できる過ごし方を徹底的に考えてください。

 

あなたが企業の採用担当者なら、たとえ既卒になってもそうやって主体的に行動できる人材なら評価しようと思いますよね?

 

ステップ③ 企業選びの軸を再度明確化しておく

 

空き時間の使い方を考え、有意義な過ごし方を実行しつつ、やるべきことがあります。

それは企業選びの軸を再度明確化しておくことです。

要するに「どんな企業に入社したいのか」を改めて考えておいてください。

 

働く上で必須の条件や、何に対して自分は幸せを感じるのかなど、考えられることは全て洗い出しておく必要があります。

 

それらを全て満たす企業は少ないです。

しかし、洗い出した企業選びの軸の中で、必須の条件を満たす企業を優先的に探すことはできます。

 

なぜこの作業をする必要があるのか?

既卒や就職留年した人にありがちなのが、「もうどこでも良いから正社員になりたい」という焦りによって、全然自分に合わない企業に入社してしまうという事態に陥ること。

自分に合わない企業に入社して、鬱になり、結局すぐに辞める方がリスクですよね。

 

よって余裕のあるうちに「この条件だけは絶対に必要だ」という企業選びの軸を明確化して、押さえておくことが後々重要になってきます。

 

ステップ④ 新卒枠にて求人にエントリーする

 

そして最後に、やるべきことは新卒枠にて求人にエントリーすることです。

既卒の方は新卒枠か中途枠か、どちらにエントリーするか迷いがちですが、中途枠はかなり不利ですね。

「中途を募集している=経験者が欲しい」なので、不採用になる可能性が高い。

 

よってエントリーするなら新卒枠か既卒枠(就活エージェントや既卒向けの求人サイトが保有している)がおすすめです。

 

既卒が企業を探す方法として、既卒におすすめの就活サイトを再度共有しておきますね。

こちらの記事で詳しくまとめているので、「既卒向けの就活サイトにはこんなものがあるんだ」という参考にぜひ。

 

 

このように「具体的にやるべきこと」を明確化して、行動に移すことで、漠然とした「就職できなかった...どうしよう」という不安を消すことができそうです。

そうだね。ただ悩んでいるだけだと余計に不安になる。行動することで不安を少しずつかき消すことが重要だよね。

就職できなかった場合に意識すべき注意点

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就職できなかった場合、僕がおすすめの挽回方法を共有しました。

「プライドを捨てる→空き時間を有効活用する→企業選びの軸を明確化する→エントリーを始める」という流れでしたね。

この章では、就職できなかった場合に意識して欲しい注意点を共有します。

 

【就職できなかった場合に意識すべき注意点】

  • 自分を責めすぎないこと
  • 他人と比べないこと
  • 就職できなかった要因を明確化して同じ失敗を避けるようにする

 

注意点① 自分を責めすぎないこと

 

まず最も大事なことは、自分を責めすぎないことです。

日本人の多くって、自分に厳しすぎると思うんですよ。

たしかに自分に厳しくすることで、やる気を高めたり、行動力を高めたりする効果はあります。

 

しかし、どれだけ自分に厳しくしようがそれが良い方向に働いている人って少数派だと思うんですよね。

仕事に厳しすぎる人は、的はずれなことに怒ったり注意したり人が目立ちます。

 

例えば、部下に「もっと売上を上げろ!!」と怒鳴ったところで、そもそもその会社のサービスのニーズが下がっているなら、改善すべきはサービスの方だったり。

 

自分に厳しくすることが美徳みたいな考え方は、もうこの発展しきった日本には時代遅れかなと思うことも多く、心に余裕を持ちつつ"要点"だけはしっかり押さえて行動していくことが重要かなと思います。

 

具体的に、就職できなかった時に押さえるべき要点は、先に解説した"空き時間の過ごし方"だったりしますね。

ただ自分に厳しく、自分を責めていても、結果としてネガティブになるだけなら、最初から厳しくしないで楽に考える方が精神衛生上良いですよ。

 

注意点② 他人と比べないこと

 

続いて、就職できなかった人は他人と比べないことを意識してください。

既卒になった時、「同級生はバリバリ働いて頑張っているのに...」と思うことが絶対にあります。

 

しかし安心してください。

「社会人経験を長く詰むこと」は全く重要ではなく、「どんな実績や専門性を身につけることができるか」の方がよっぽど重要です。

 

要するに、働いている長さでキャリアの良し悪しは決まりません。

また、何度も言うように「幸せかどうか」は個人の主観によって決まります。

 

あなたが「Aくんは正社員としてバリバリ働いていて幸せだろうな」と思っていても、当のAくんは「彼女に振られた...。人生オワタ」と思っているかもしれないですよねw

 

このぐらい幸せの定義は主観によるものだし、他人からの評価は関係ありません。

既卒や就職留年をしてしまった人は、他人と自分を必要以上に比べてしまうもの。

ですが、それは全くの無意味だなと少しでも思えるようにすると良いですね。

 

注意点③ 就職できなかった要因を明確化して同じ失敗を避けるようにする

 

最後の注意点は、就職できなかった要因を明確化して同じ失敗を避けること。

「自分を責めすぎないこと」と「他人と比べないこと」は自分を甘やかすことではありません。

 

それらを徹底しメンタルを守りつつ、対策を講じていくことが重要です。

そのために共有した挽回方法がありますからね。

そして同時に、「なぜ就職できなかったのか」を徹底的に考え抜いてください。

 

失敗は同じことを二度繰り返すことだと僕は思っていて、1度目はそれが失敗だと気づくためのテストのようなものです。

就職できなかった理由を明確化して、翌年の就活では同じ失敗を必ず避けましょう。

就職できなかったことでフリーターを続けるのはどうか?

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ここまで就職できなかった場合の対処法を共有してきました。

この章からは補足的な情報を共有していきます。

 

大学を卒業後、就職できなかった場合に「フリーターを続ける」という選択肢があると話しましたよね。

実際問題、この選択肢はどうなのか僕の考えをお伝えしておきます。

 

結論から言うと、「求める生活水準によってフリーターを続けるのが良いか決まる」ですね。

 

結局のところ、フリーターを続けるデメリットは大きく2つです。

収入が低く・上がることがないこと」と「社会的信用が低いこと」です。

 

まずフリーターは、アルバイトで生計を立てることになるので、アルバイトは昇進やボーナスに期待することができません。

よって将来的に求める生活水準が上がる可能性がある場合に、対応できないんですよね。

 

例えば、急に結婚したくなったり、子供が欲しくなったりするなど。

人の価値観は移り変わるため、いつ求める生活水準が上がるか分からない点が、フリーターを続ける1つのリスクだと言えるでしょう。

 

次に、フリーターは社会的信用が低いです。

先に言ったとおり、結婚したいとなった時にフリーターだと間違いなくハードルが上がります。

また賃貸の審査に通りにくいために、広い家には住めないような事態も考えられますね。

 

逆に考えるとフリーターを続けるデメリットってこれぐらいでしょう。

「絶対に結婚しない」「絶対に子供が欲しいとならない」という決意があったり、お金がかからない趣味がある場合は、フリーターを続けても幸せな人生を送れる可能性が高いと言えます。

 

反対にプライドが高く、求める生活水準も高い、また結婚願望もあり、子供も欲しいような場合にはフリーターを続けることはおすすめしません。

 

【フリーターを続けても良いといえる人の特徴】

・求める生活水準が高くない人

・結婚願望が絶対に沸かないと確信できている人

・お金のかからない趣味を持っている人

 

【フリーターを続けるべきじゃない人の特徴】

・求める生活水準が高い人

・結婚願望が強く、子供も将来的に欲しいと考えている人

・お金がかかるような趣味や贅沢が好きな人

 

就職できなかった場合に起業するのは現実的にどうか?

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続いて、就職できなかった場合の「個人事業主・起業」の選択肢がどうか考えましょう。

 

実際に僕は起業経験がありますが、やってみて思ったこととしては「サラリーマンをやる方が確実に楽だ」ということでした。

 

サラリーマンは1度就職してしまえば、どれだけサボろうが毎月給料が入ります。

退勤後や休日は、仕事のことを何も考えなくて良いですよね。

 

一方で、個人事業主になったり起業した場合、稼げないと無一文ですw

究極の実力主義であり、常に「仕事がなくなったらどうしよう」と悩みます。

 

もちろん、何事もリスクがあればリターンがあるもので、起業で成功すれば収入は青天井で夢がありますよね。

こうした夢に対して、圧倒的努力ができる人は向いていると思います。

 

しかし、個人的には9割以上の人には向いていないと断言できますね...。

やるならサラリーマンしながら副業で始めて、サラリーマンの給料以上に稼げるようになったら独立するという流れをおすすめします。

(そうすればサラリーマンの給料を種銭として、何度も挑戦できますからね!)

就職できなかったことに関してよくある質問

 

この章では、ここまで解説しきれなかった内容でよくある質問に回答していきます。

疑問がある方は、ここで1つでも多くクリアにしておきましょう。

 

質問① 就職できなかったら奨学金の返済はどうすれば良いですか?

 

仮に就職できなかった場合で、奨学金の返済が困難な場合は「奨学金返還期限猶予願」を日本学生支援機構に提出することで返済期限の猶予を受けられる可能性があります。

 

日本学生支援機構の公式サイトには以下のとおり記載がありますね。

 

画像引用:日本学生支援機構「よくある質問

 

より詳しいことは、日本学生支援機構の公式サイトで確認するのが確実なので、公式サイトを確認するようにしてみてください。

 

質問② 女性ですが就職できなかったらどうすれば良いですか?

 

女性も男性も基本的には関係なく、動き方は一緒です。

女性と男性の違いで言うと、やはり女性は結婚後に専業主婦になる方も多く、子供ができると正社員として働き続けることは本当に大変です。

 

その意味でキャリアを優先しないという選択肢もあるので、就職できなかったらフリーターとしてストレスがあまりかからない勤務先を選ぶ。

それも自分が満足できる人生を歩む上で良い選択肢になると僕は考えています。

 

大事なことは、人生は「点」で見ても意味がないことです。

就職できなかったという点で見ると、人生は終了だと思ってしまうかもしれないですが、日本において幸せに暮らす手段はいくらでもあります。

 

点ではなく、人生を「線」で見て、今は就職できなくて大変だけど、結婚して良い生活をしようと考えることもできますしね。

(もちろん結婚してからも大変なことは本当に多いですが...!)

 

程よい前向きさを大切にして、今できること、今自分がしたいことをすることを大切にしてみてください。

 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

新卒で就職できなかった場合でも、その後の行動次第でいくらでも挽回できると理解してもらえたら嬉しい限りです。

 

就職できなかったという瞬間だけを切り取ってしまうと、自分を責めてしまい、人生が嫌になってしまうでしょう。

しかし、正社員になる方法はいくらでもあります。

世の中、知名度は低いけど良い企業はたくさんあり、そういった企業は人手不足に悩んでいるんですよね。

 

過ぎたことを後悔してもどうしようもありません。

ぜひ前向きに行動して、10年後に幸せで過ごしているよう軌道修正していきましょう! 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • 新卒で就職できなかった場合でも、就職留年や既卒からの就活は問題なくできるので人生終了にはならない。
  • 教育機関を卒業後に正社員として就職せずに既卒になる人は全体の10%ほどいる。また7割の企業はそんな既卒を新卒枠にて応募している状況。