就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は「秋採用はやばいのか?」という質問に回答していきます。
秋採用とは、一般的に8月〜11月末の時期の就活のことを指します。
秋採用は就活後半戦なので、求人が少なかったり、秋採用で内定が出ないともうやばいのではないかと悩む人は多いです。
しかし、結論から言うと秋採用は受かりやすいんですよね。
この記事を通して、秋採用は受かりやすいと断言できる理由と、更には秋採用で内定を獲得するためのポイントまで詳しく解説していきます!
秋採用に参加する就活生は、必ず最後まで読み込んでくださいね!
(就活記事を7年間書き続けている僕が、本気で解説していきますので...!)
秋採用がやばいと言われる理由や、秋採用を攻略する方法が知りたいです!
そうだね!この記事ではそれらの疑問に全て答えていくよ!
- 【結論】秋採用はやばくない!むしろ受かりやすい!
- 秋採用はやばいと言われる理由【4選】
- 秋採用で内定を獲得できないとやばい?
- 秋採用で内定を獲得するための5つのポイント
- 秋採用で内定が取れないやばい状態の就活生の特徴
- 秋採用での企業の探し方
- 本記事の要点まとめ
【結論】秋採用はやばくない!むしろ受かりやすい!
まずは結論から話していきます。
「秋採用は求人数も少なくなっていてやばいのではないか?」と思うかもしれないですが、実は秋採用は受かりやすい理由も多いんですよね。
なぜ秋採用は受かりやすいのか?
その理由は大きく3つあります。
【秋採用が受かりやすいと言える理由】
- 秋採用は企業側も採用に焦っているから
- 秋採用に参加している就活生は少ないから
- 複数内定を取るような学生の参加率が少ないから
①秋採用は企業側も採用に焦っているから
秋採用はやばくない、むしろ受かりやすいと言える最大の理由が、秋採用は企業側も採用に焦っているからです。
企業にも「今年は新卒を◯名採用する」という採用計画があります。
それを達成できないと、人事は会社に詰められてしまうんですよね。
だからこそ、秋採用で募集をかけている企業は、自社に合うような就活生がいれば選考スピードも早くしてすぐに確保する動きをします。
このスピード感の早さによって、企業によってはエントリーした翌週には内定が決まる場合もあるので、秋採用はしっかりとエントリー数を確保しにいくことが重要です。
秋採用はエントリー数を増やすことが最も重要
このように秋採用は企業側も採用に焦っているので、選考のスピード感が早い。
それゆえに、求人が減るスピードも早いんですよね。
だからこそ、秋採用ではエントリー数をしっかりと増やすことが非常に重要です。
僕が見ている限り、秋採用でうまくいく人は、常に「秋採用をしている企業の中で自分に合った企業はどこか?」とエントリー数を増やすことに注力してます。
秋採用でエントリー企業数を増やす方法としては、これまで200以上の就活サイトを見てきて「就活エージェント」と「逆求人サイト」が有効だと考えています。
まず就活エージェントは面談を元に、自分に合った求人の紹介から選考サポートまでを無料で実施してくれるんですよね。
大手の就活エージェントである「ミーツカンパニー就活サポート」や「キャリアチケット」なら、紹介してもらえる企業の数も多く、かつオンラインで面談できるので、便利です。
(就活エージェントは複数面談して、良い担当者だけ厳選するようにしましょう!)
就活エージェントを利用する上では、担当者の質が非常に大事になるので、面談してみて「この担当者は微妙だな(具体的には話がよく分からなかったり、紹介精度が低かったり)」と思ったら利用をやめるようにしましょう!
その他、おすすめの就活エージェントに関しては下記の記事でまとめてます。
» 就活エージェントおすすめランキング【1位〜22位】就活のプロが厳選!
次に、逆求人サイトはプロフィールを登録しておくことで、企業側からスカウトが届く就活サイトです。
秋採用では企業側も採用に焦っているので、逆求人サイトを積極的に活用する企業が増えるんですよね。
またそれゆえにスカウトの本気度が高いので、スカウト経由の内定が取りやすい。
逆求人サイトは利用するなら絶対に利用企業数の多い大手が良くて、僕なら「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」を両方とも登録しておきます。
この就活エージェントと逆求人サイトに加えて、マイナビやリクナビに特集されている「秋採用を積極採用している企業」を探す感じが良いですね。
(マイナビやリクナビの求人は、多くの就活生が見るので競争倍率が高いため、そういう意味でも就活エージェントからの紹介や逆求人サイトの併用が重要になってきます)
「秋採用はやばいのでは?」と悩んでいる人は、まずはこの企業側も採用に焦っているという事実を押さえて、心に余裕を持つようにしてくださいね。
②秋採用に参加している就活生は少ないから
次に秋採用はやばくない、むしろ受かりやすいと言える理由は、秋採用に参加している就活生は少ないからです。
実際に、就職みらい研究所による「就職プロセス調査」を見ると、内定取得者は10月以降は5%しか就活に参加していないんですよね。
一方で、内定未取得を見ると、10月1日時点の就活参加率が77.9%と非常に高い。
大学院への進学のために就活をしない人の存在を考えると、秋採用の参加者はほとんどが内定未取得者だと分かりますよね。
このように、秋採用は求人も少なくなっていますが、それ以上に就活生の参加率も下がっているので、その分、競争が少なくなっていると分かります。
「求人が少ない」という面だけを見るのではなく、「参加している就活生も少ない」とい面を加えて、両面で見る必要があるんですよね。
③複数内定を取るような学生の参加率が少ないから
そして最後、秋採用はやばくない、むしろ受かりやすいと僕が考える理由の3つ目は、秋採用に参加している就活生の内定獲得能力が低いことが挙げられます。
先程の就職プロセス調査のデータをもう1度引用しますね。
既に内定を取得しているような、複数内定を取るような優秀層は5%しか参加していません。
秋採用まで就活を続けているのが、ほとんど内定未取得だと考えると、「就活が苦手」「面接官に評価される方法が分からない」という内定獲得能力が低い人ばかり参加している。
よって、秋採用で選考対策の質を上げれば、一気に突出できるんですよ。
実際に秋採用では特別選考の回数が多かった
実際に僕は就活生の時、秋採用まで就活を続けていました。
特に10月、11月は一次面接が終わった後に、人事から電話がかかってきて「この後、社長と会ってくれないか?」という特別選考もありました。
また選考も二次面接がなくて、すぐに最終面接という企業が秋採用では多かったんですよね。(体感にはなりますが、選考スピードは2倍ぐらい早かった)
以上、これら3つの理由から僕は「秋採用はやばくない!むしろ受かりやすい」と考えています。
次の章では、それでもなぜ秋採用はやばいと言われることがあるのか、解説していきましょう。
なるほど!秋採用は企業側も採用に焦っていて、かつ参加する就活生の人数も内定獲得能力も少ないがゆえに受かりやすいと考えることができるんですね!
そうなんだよ。もちろん解説したように選考スピードも早いから、エントリー企業数をしっかりと増やしたり、選考対策に注力する必要があるけどね。そのあたりも詳しく解説していくよ!
秋採用はやばいと言われる理由【4選】
ここまで「むしろ秋採用は受かりやすい」という話をしてきました。
ではなぜネット上では「秋採用はやばい」という声が見られるのか?
考えるに、秋採用がやばいと言われる理由は大きく4つあります。
【秋採用がやばいと言われる理由】
- 3月の就活解禁時に比べて求人数が少ないから
- 求人が減るスピードが早いから
- 就活後半で後がないから
- 知名度の高い大手企業は採用を終えているから
理由① 3月の就活解禁時に比べて求人数が少ないから
まず第一に、3月の就活解禁時に比べて、秋採用は求人数が少ないです。
それは当然の話で、3月には新卒採用をしたい企業の多くが求人を出していますが、そこから約7ヶ月たった秋採用では、もう採用を終了した企業も多い。
それゆえに3月の就活解禁時に比べて求人数は少なくなります。
実際にマイナビ2024を見ると、3月時点では積極採用中としている企業数は約3万社以上あったのですが、9月現在は8000社まで減っています。
先の章でも解説したとおりで、そもそも就活生の数も減っているので、求人数が減っていることが直接「やばい」にはならないのですが、こうした求人の減りだけを見るとやばいと思ってしまいますよね。
理由② 求人が減るスピードが早いから
次に、秋採用がやばいと言われる理由は求人が減るスピードが早いからです。
先の章で解説したように、秋採用は企業側も採用に焦っているので、選考スピードが早いんですよね。
選考スピードが早いと、採用を終了する企業もどんどん増える。
よって求人が減るスピードも早くなって、「秋採用はどんどん求人が減るからやばい」となるわけです。
しかし、実際にはそもそも新卒を採用できずに終わる企業も多いため、2月の就活最後半でも新卒募集している企業は大量にあります。
よって焦りすぎないことも重要ですよ。
理由③ 就活後半で後がないから
続いて、秋採用がやばいと言われる理由は、秋採用は就活後半戦なので「後がない」と考える人が多いことが挙げられると思います。
ですが、次の章でも詳しく解説するように、12月以降の冬採用でも新卒を募集している企業は大量にあります。
よって秋採用に対して「後がない」と考えるのはまだ早いですね。
しかし、冬採用まで内定がないととてつもない焦りを感じてしまう可能性があるので、秋採用でしっかりと自分に合った企業からの内定を獲得することは重要です!
(秋採用で内定を獲得するポイントは後の章で解説しますね!)
理由④ 知名度の高い大手企業は採用を終えているから
そして最後、秋採用がやばいと言われる理由は、秋採用は知名度の高い大手企業が採用を終えていることが挙げられると僕は思います。
就活で人気の企業は、とにかく「知名度」に依存しています。
倍率が2000倍を超える明治は、もはや誰もが知っている企業ですよね。
だからこそエントリーする人が多くて、秋採用までには採用を終了しています。
ですが、入社すべきはあくまで「知名度」ではなく「自分との適性の高さ」で見るべきで、知名度が高い大手企業が秋採用をしていないからと焦る必要はないんですよね。
「あの大手企業も秋採用をしてない!あの大手企業も秋採用をしてないぞ!」となればやばいと焦るかもしれないですが、それはナンセンスです。
以上の4つの理由で、秋採用はやばいと言われてしまうと僕は思います。
ですが、それらの焦りは必要ないとこの記事を読んでいる皆さんは分かってもらえたでしょう。
とはいえ秋採用で内定を獲得しておくことに越したことはないので、この記事では秋採用で内定を獲得するためのポイントを紹介していきますね!
なるほど!たしかにこうした理由だけ見れば、秋採用はやばいと焦る気持ちが分かります。
1つの面だけで物事を判断せずに、複数の面を見て、総合的に判断することが重要!総合的に判断できれば、秋採用はやばくないと言えるよね。
秋採用で内定を獲得できないとやばい?
次の章では、秋採用で内定を獲得するためのポイントを解説していきます。
その前に、「秋採用で内定を獲得できないとやばいのか?」という就活生からの質問に答えていきますね。
結論、秋採用で内定を獲得できなくても12月からの冬採用でも内定を獲得することはできるので、絶対にやばいとは言えません。
ですが、当然12月〜3月の冬採用は後がないため、この秋採用で内定を1社でも獲得しておくことは心に大きな余裕を持つことに繋がるんですよね。
そもそも1社も内定がないまま卒業しても、既卒として就活することができます。
既卒を採用する企業の中にも、しっかりと労働条件の良いホワイト企業は存在するので、焦りすぎず、諦めずに「状況に応じた動きをする」ということを大事にしましょう。
秋採用で内定が出なくても、冬採用で内定を狙ったり、内定がないまま卒業になっても既卒として就活することもできるんですね。
そうだよ。日本に生まれた時点で、餓死するようなことはないわけで、状況に応じて適切な動きをすれば、いつからでも挽回することはできる!
僕なんて新卒で入社した企業を1年で辞めてから、毎日1玉10円のうどんを食べて生活していたけど、楽しかったしね。
秋採用で内定を獲得するための5つのポイント
ここまで秋採用がやばいとは言えない理由を解説してきました。
一方で、秋採用でしっかりと内定を獲得することができれば、大きな余裕が持てます。
では具体的に秋採用で内定を獲得するためにはどうすれば良いのか?
絶対に押さえておいて欲しいポイントを、この章で5つ解説していきますね。
(僕が今就活生で、秋採用をするならこれだけは絶対にするという5つです!)
【秋採用で内定を獲得するための5つのポイント】
- ここまで内定が出ていない理由を考えて改善する
- 再度自己分析を徹底的に深める
- 面接対策を徹底的におこなう
- 就活エージェントを上手く活用する
- 1社落ちたら1社増やす
①ここまで内定が出ていない理由を考えて改善する
まず秋採用対策として、第一にすべきは「ここまで内定が出ていない理由を考えて改善すること」です。
そもそも就活がうまくいかない理由は、人によって様々で正解はありません。
エントリー数が少なすぎる人もいれば、面接が極端にうまくいかない人もいる。
なぜ就活がうまくいかないのかを時間をかけて分析してみてください。
僕もそうですが、過去の振り返りや反省って面倒ですよね。
ですが、就活に関してはこれは絶対にやってください。
仮に自分で理由が分からない場合は、他己分析も有効です。
僕も大学時代に、就活がうまくいかない友人の相談を受けて、模擬面接をやってみたら「1問1問の回答が長すぎて、簡潔でないため分かりづらい」という原因が見つかりました。
(そこを改善した翌週にすぐに面接通過の知らせがきたので、本当に就活は1つの改善で大きな進歩につながるなとつくづく思いましたね)
» 【他己分析のやり方】就活生に他己分析で自己分析を深める方法を解説!
②再度自己分析を徹底的に深める
次に、秋採用で内定を獲得するために重要なのが自己分析です。
「自己分析なんて就活の始めにするものでしょ?」と思った人も多いかもしれません。
ですが、僕は就活の根幹は「自己理解」だと考えています。
どういうことか?
企業選びも自分に合う企業がどんな企業なのか、自己理解によって可能になります。
そこが甘いと「なぜその企業を選んだのか」という志望動機も浅くなって人事からの評価は下がってしまう。
次にエントリーシートや面接で話すことも9割が「自分について」ですよね。
よって自己理解が深ければ深いほど、回答の質は上がります。
こうした根幹が理解できれば、就活がうまくいく人は、自己理解ができている人だという真理が見えてくるんですよね。
僕はこれまで就活に特化して、事業を展開してきた就活マニアです。
そんな僕が見ていて、やっぱり就活がうまくいく人は自己理解が深いんですよね。
逆にうまくいかない人は、何を聞いても「うーん」「えーっと」と困る。
秋採用を攻略するためには、自己理解が必須。
つまりは自己分析を更に深める必要があります。
それによって企業選びの精度も上がるし、面接での回答の質も上がります。
具体的な自己分析のやり方について、世の中には分かりにくい記事ばかりだと思ったので、僕がマンガの台本を書いて解説した記事を用意しています。
この記事を読んで、再度自己分析を徹底的におこなってください。
自己理解はすればするほど、就活だけでなく、人生の満足率さえも高めてくれますよ。
» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】
③面接対策を徹底的におこなう
自己分析によって自己理解を深めた上で、面接対策をする。
これが秋採用を攻略するためには必須です。
間違った面接対策としては、回答をセリフとして覚えること。
これは絶対にやらないようにしてください。
(なぜなら忘れると回答できなくなるのと、棒読みになるからです)
あくまで面接はコミュニケーション。舞台や演技じゃありません。
ですが、面接で回答するとして、よく聞かれる質問を事前に1度、頭の中で明確化しておくことは非常に有効なんですよね。
まとめると、面接対策は秋採用対策に必須で、セリフとして覚えるのではなく、よく聞かれる質問に対して「自分ならどう回答するかな?」と1度考える機会を作る。
それに対して「どう回答すれば伝わりやすいかな?」「複数の答えがあるけど、その中でどの回答が人事に刺さりやすいかな?」と思考する。
それが本当にすべき面接対策だと僕は考えています。
面接でよく聞かれる質問をまとめた記事を別で書いています。
この記事を参考にして、面接対策を必ずするようにしてくださいね!
» 【面接質問集130選】"絶対に対策すべき"頻出質問リストと回答例!
④就活エージェントを上手く活用する
次に、秋採用で内定を獲得するためには就活エージェントの活用は有効です。
なぜなら就活エージェントは、基本的に内定を獲得するまでサポートしてくれるからです。
(紹介してくれる求人がすべて気に入らなかった場合はサポートを受けられないですが)
就活エージェントをうまく活用するポイントは、大きく2つあります。
まず第一に、複数の就活エージェントを併用すること。
複数利用しないと、どんな担当者が良いのか比較検討ができないからです。
比較した上で、「合わない」「紹介してくれる求人が自分に合わない(=紹介の精度が低い)」「アドバイスの質が低い」といった担当者からのサポートは断るようにするのが絶対。
こうした背景を押さえた上で、僕なら「残業時間が平均20時間以内の企業だけを紹介してください」というように、企業選びの軸となる条件を伝えるようにします。
このようにして、就活エージェントからの紹介精度をこちらから高めるように、仕向けていくことも大切にしてくださいね。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
⑤1社落ちたら1社増やす
秋採用で内定を獲得するための最後のポイントは、1社落ちたら1社増やすことです。
これは実際に僕が就活生の時もやっていました。
例えば、秋採用で20社受けると決めておきます。
そのうち、1社から不採用通知を受けたら、すぐに1社追加でエントリーする。
そうすれば、常に20社の選考に参加している状態が作れるので、どんどん持ち駒が減っていく恐怖を避けることができます。
就活は受験と違って、何社受けても良い。
だからこそ、自分のメンタルを守りつつ、選考企業数を担保できるこの施策をぜひ取ってみてくださいね!
秋採用で内定を獲得するためには、まずはこれまでの就活の振り返りと改善をして、その上で自己分析と面接対策をするのが重要なんですね。
そこで手を抜くと、秋採用でも内定が出ずに冬採用で焦り散らかすことになるよ...。
秋採用で内定が取れないやばい状態の就活生の特徴
秋採用向けの対策を押さえた上で、この章では秋採用で内定が取れない就活生の特徴に言及していきたいと思います。
大事なことは「反面教師にすること」です。
また自分が当てはまる場合は、改善に向けて必ず動くようにしてください。
【秋採用で内定が取れないやばい状態の就活生の特徴】
- エントリー数が少ない
- 知名度の高い高倍率企業ばかり受けている
- 自己理解が浅い
特徴① エントリー数が少ない
まず第一に、秋採用でなかなか内定が出ない人はエントリー数が少ないです。
全国求人情報協会が発表したデータによると、22卒のプレエントリー数の平均は20.4社で、本エントリー数は12.7社でした。
ですが、正直このエントリー数は少ないですね。
僕が就活生の時は、プレエントリーを90社以上、本エントリーは50社以上しました。
9月〜11月に限定しても、僕がエントリーした数は約20社です。
個人的には秋採用だけで20社はエントリーすべきだと考えています。
どの企業に入社するかは、内定獲得後に考えれば良いですし、1社ごとの選考にかかる負担もそこまで重くない。(重いと考えるのは甘いです)
就活生によっては、エントリー数が少ないことを自慢する人もいます。
ですが、そんなのは関係ない。
「これだけエントリー数があればどこか受かるだろう」という自信と、選考参加数が増えることによる面接への場馴れが重要だと僕は考えています。
特徴② 知名度の高い高倍率企業ばかり受けている
次に秋採用で内定が取れない人の特徴として、知名度の高い高倍率企業ばかりを受けているケースがあります。
内定の出やすさは、当然倍率や企業の知名度によって変わります。
(知名度が高いと、高学歴の優秀層がガッツリとエントリーしてくるから難易度が上がる)
もちろん知名度の高い高倍率企業を受けることは良いことです。
しかし、そればかりになると内定が1社も出ない可能性が上がってしまう。
よって中小企業や知名度の低い大企業など、幅広く受けるようにしましょう。
「倍率が高い人気企業」が自分に合うとは限らないからこそ、広い視野が必要です!
特徴③ 自己理解が浅い
そして最後、秋採用でも内定が出ないやばい状況になるのは、自己理解が浅い人です。
これは秋採用の対策でも話しましたが、やっぱり自己理解が浅いと企業選びの精度も低いし、エントリーシートや面接での回答の質も低くなってしまう。
就活の土台、根幹は自己理解です。これは大事なので何度も言います。
「自己分析に時間をかけていなかったな」「まだまだ自己理解が浅いな」「面接で回答に詰まることが多いな」という人は、必ず自己分析の時間をガッツリ取りましょう。
第16代アメリカ合衆国大統領のリンカーンはこう言っています。
「もし8時間で木を切り倒せと言われたら、私は7時間を斧の刃を研ぐことにあてる」と。
就活でも同じことが言えます。
自己理解に最初の7時間をあてた人は、効率的に内定を獲得できるでしょう。
たしかにこれらの特徴に当てはまってしまう人は、秋採用で内定を獲得できなさそうですね。
そうなんだよ。どれも改善できる特徴だから、当てはまる場合は絶対に改善!
秋採用での企業の探し方
ここまで秋採用がやばいと言えない理由から、秋採用で内定が取れない就活の特徴まで解説してきました。
その中で何度も言うように、秋採用では企業へのエントリー数確保が重要です。
求人が減るスピードも早いからです。
そこでこの章では、秋採用での企業の探し方を共有します。
僕が考えるに、秋採用で企業を探す方法は大きく7つあります。
【秋採用での企業の探し方】
- 就活エージェントから求人を紹介してもらう
- 逆求人サイトにて企業からのスカウトを受ける
- 中小規模の合同説明会に参加する
- 求人サイト(マイナビやリクナビ)を利用する
- 大学のキャリアセンターを利用する
- 求人検索エンジン(indeedや求人ボックス)を利用する
- 企業のホームページ内の採用ページを確認する
特におすすめは、上から4つで、就活エージェント、逆求人サイト、中小規模の合同説明会、求人サイトですね。
これらの探し方の詳細やおすすめのサービスは別記事で解説しました。
秋採用での企業の探し方を把握したいという方は、下記の記事を参考にしてくださいね!
» 【新卒向け】秋採用での「企業の探し方」を7つ共有します!
秋採用で企業を探す方法はこれだけ数があるんですね!
そうだよ。どれが正解というのはないから、自分に合う方法を探して実行することが重要だね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
ネットを見ると「秋採用 やばい」と検索する人が多かったのですが、ちゃんと対策をしていけば秋採用はむしろ内定をバンバン取ることができます。
特に大切なことは、秋採用でしっかりとエントリー数を確保すること。
その上で、自己分析と面接対策に再度注力することに尽きるんですよね。
やっぱり内定が出ない人は、大抵が「エントリー数が少ない」「企業選びの精度が低い(自分に合った企業を選んでいない)」「自己理解が浅い」あたりの原因があります。
この記事を通して、それらの原因を潰してもらえると嬉しいです。
(スタバに1日こもって書いたかいがあります...!笑)
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
また合わせて読んで欲しい関連記事もまとめておきますね。
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【本記事の要点】
- 秋採用はやばいとは言えない。むしろ受かりやすい。
- 秋採用が受かりやすいと言える理由は、大きく3つあり、「秋採用は企業側も採用に焦っているから」「秋採用に参加している就活生は少ないから」「複数内定を取るような学生の参加率が少ないから」という理由が挙げられる。
- 一方で、秋採用がやばいと言われる理由としては、大きく4つあり、「3月の就活解禁時に比べて求人数が少ないから」「求人が減るスピードが早いから」「就活後半で後がないから」「知名度の高い大手企業は採用を終えているから」という理由が考えられる。