就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は「11月に内定がない場合に今後すべき対策」について解説していきます。
11月は企業の内定式も一段落し、多くの学生が卒論に取り組む時期かと思います。
ただ、人によっては一生懸命就活に取り組んできたのに、まだ内定がないという人もいますよね。
卒業までの時間も限られてきて、就活を諦めかけている人もいるかもしれません。
ただ、11月に内定がない場合でもこれから内定を獲得することは可能です。
事実、11月でも新卒採用を継続している企業は意外と多いですからね。
そこで本記事では、11月に内定がない人が”最短で内定を獲得する”ために今後すべきことについて解説していきます!
11月に内定がない状態で、これから内定を獲得できるのかが不安です。
不安だよね。でも企業が新卒採用をしている以上は、内定獲得のチャンスはあるんだ。そのためには今すべきことを明確にして、実践する以外ないよ!
- 11月に内定がない人におすすめの内定獲得施策【3選】
- 11月に内定がないのはやばい?
- 11月は「秋採用の後半」の時期
- 11月まで内定がない人の5つの特徴
- 11月に内定がない人が絶対にやるべきこと
- もし11月に内定が獲得できなかった場合の対処法
- 本記事の要点まとめ
11月に内定がない人におすすめの内定獲得施策【3選】
11月まで内定がない就活生は、一人でがんばり続けるよりも就活を効率的に進められるサービスを利用していくのがおすすめです。
即効性のある3つの対策を共有するので、ぜひ実践してみてください!
【11月まで内定がない人向けの即効性がある対策】
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトに登録する
- 中小規模の合同説明会に参加する
対策① 就活エージェントを利用する
11月に内定がない学生に僕がもっともおすすめなのは、就活エージェントを利用してサポートしてもらうことです。
就活エージェントとは、担当のエージェントがついて面談を元にあなたに合った求人を紹介してくれる無料サービスのこと。
求人紹介だけでなく、ES添削や面接対策など内定獲得まで親身になってサポートしてくれます。
就活エージェントを利用すれば、11月にも採用を行なっている企業を紹介してくれるので自分で求人を探す手間も省けます。
とくに11月まで内定がない場合、「なぜ内定がもらえないのか」と考えても自分ではわからないこともあるでしょう。
そんな時こそ客観的な意見が必要です。
就活のプロである就活エージェントであれば、的確に改善すべき点を教えてくれますし、どのように対策すればいいのかもアドバイスしてくれます。
企業によっては就活エージェントにだけ求人を出しているところも多く、とくに就活後半では「エージェントからの紹介で2名採用しよう」といった少人数の採用も目立ちます。
また、企業とのつながりもあるので、選考で評価されるためにはどうすればいいのか具体的なアドバイスももらえます!
就活エージェントは無料ですべてのサービスを受けられるので、使わないとかなりもったいないですよ。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
対策② 逆求人サイトに登録する
次に、逆求人サイトに登録して企業との接点を増やしましょう。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録すると企業側からスカウトが届くサイトのこと。
プロフィールを見た上でのオファーなので、あなたの強みなどを評価してくれている企業とのマッチングになります。
また、11月であれば企業の採用意欲も非常に高いのでオファーの確率も高い。
オファーが届いたからといって、絶対にその企業を受けないといけないわけではありません。
内定の可能性を高めたいのであれば使わない手はありませんよ!
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
上記2サイトはそれぞれ登録企業が違うので、どちらにも登録することで大手企業から中小企業まで幅広い企業と出会える可能性が高まります。
一度プロフィールを登録すればあとはスカウトを待つだけなので、さまざまな企業と出会えるチャンスを広げるためにも必ず登録しておきましょう!
プロフィールに「就活を続けている理由」を記載しよう
11月まで内定がない就活生は、秋採用を狙うべきとお伝えしました。
秋冬採用を狙う場合は逆求人サイトのプロフィールにこだわることが重要!
自己PR欄に「なぜ今の時期まで就活を続けているのか」を書きましょう。
企業からすると既に就活を終えている学生にスカウトを送るのは無駄なこと。
「就活を続けている理由」を書くことで、企業側も安心してスカウトを送ることができます。
とても細かいことですが、この少しの工夫が他の就活生との差別化につながるのでぜひ実践してくださいね!
対策③ 中小規模の合同説明会に参加する
中小規模の合同説明会も参加しておきましょう!
リクナビやマイナビが開催する大規模な合同説明会だと一方的に話を聞くだけで終わってしまいます。
しかし、中小規模の説明会であれば企業の担当者とも距離が近くコネも作りやすいんですよね。
今まで知らなかった隠れ優良企業と出会える可能性もあります。
いままで参加したことのない人は、ぜひ一度参加してみてください!
中小規模の合同説明会であれば、「ミーツカンパニー」が圧倒的におすすめです!
僕も実際に就活生時代に参加して、2社から内定をもらった経験があります。
【就活マンがミーツカンパニーをおすすめする理由】
- 就活マンが就活中に2度参加して2社から内定を獲得している
- 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
- オンライン参加も可能なので全国の就活生が利用できる
- 就活エージェントとの連携もイベント参加後に検討できる
オンラインでも参加可能なので、地方の就活生でも利用できます。
11月以降もイベントは開催されているので、ぜひイベント情報をチェックしてみてください!
【ミーツカンパニーの利用方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」から無料会員登録をする。
- 参加希望のイベントを選択する。
- 当日になったらイベントに参加する。
どれも利用したことがなかったです!
今までと使ったことのないサービスを利用してみることで、一気に状況が進むこともある。11月に内定がない人は上記の3サービスの利用は必須だよ!
11月に内定がないのはやばい?
結論からいうと、11月までに内定がない人は危機感を持ちましょう。
しかし、就職を諦める必要はありません!
11月以降も採用を行なっている企業はあるので、内定を獲得するチャンスはあります。
ただ、これまで内定がないという事実を受け入れた上で、「なぜ内定がないのか」の原因をはっきりさせて改善していくことが重要です。
11月の内定率
11月に内定がない人の割合について共有しておきます。
周りと比較する必要はないですが、全体的な動きを知っておくことは重要です。
以下のグラフは、時期ごとの内定率の推移を示したものです。
引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査」
22卒の12月1日時点での内定率が95.2%。
11月末までにおよそ95%の就活生が内定を獲得しています。
上記のグラフは3年分のデータが記載されていますが、20卒や21卒も同程度の数字です。
基本的には11月までに90%以上の学生が内定を獲得しているということ。
ただ昨年のデータでは12月1日時点で93.4%だった内定率が、3月卒業時には96.1%になっています。
つまり、11月以降でも内定を獲得している就活生はいるということです!
この結果からも、11月に内定がなくても適切な対策を行えば内定獲得は可能だということがわかります。
【補足】11月から就活をはじめる人へ
公務員試験や部活などで11月から就活を始めるという人もいるかと思います。
11月から就活をはじめる場合は、「秋・冬採用」を狙うことになります。
周りはすでに内定をもらっている人も多く焦ってしまうかと思いますが、きちんと対策を練って挑めば内定獲得は可能です!
ただ、秋・冬採用は夏までの就活とはちがった対策を行う必要があります。
「就活を大学4年の11月から始める方法【内定獲得は可能です!】」で11月から就活をスタートする人向けの手順をまとめているので、ぜひ参考にして就活を進めてください!
11月以降も内定を獲得することはできるんですね!
そう!ただ、今まで内定が取れていないのであればやり方を見直す必要がある。しっかり対策して臨めば内定獲得のチャンスはあるから諦めないでね!
11月は「秋採用の後半」の時期
11月は「秋採用の後半」の時期にあたります。
一般的に就活は夏までの募集が活発ですが、8月〜11月末まで「秋採用」と呼ばれ募集をかける企業も多いのです。
11月は秋採用の後半の時期であり、それ以降は「冬採用」の時期になります。
冬採用になると圧倒的に求人数が少なくなるんですよね。
よって、11月に内定がない人は早めに内定を獲得するために効率的に動いていく必要があります。
ここで1点、あなたに知っておいてほしいことがあります。
それは「11月は内定が出やすい時期でもある」ということ。
これにはいくつか理由があるので共有します!
理由① 優秀な就活生の数が減っているから
まず第一に「3月の就活期に比べると優秀な就活生の数が圧倒的に少ない」です。
この優秀な就活生とは、高学歴かつインターンなどで職種理解をしっかりとしていて、コミュ力も高いような人のことを指します。
就活全体として他者との比較は意味がありませんが、選考は別です。
常に周囲の就活生はライバルであり、その中でより評価されなければ内定は獲得できません。
その中で、優秀な就活生から先に採用されていくのは当然ですよね。
11月になるとそういった就活生の大半はすでに就活を終えています。
よって、11月の就活市場には優秀な就活生はほとんど残っていません。
競争する相手のレベルも下がってくるので、内定の確率はグッと高まります。
理由② 企業も採用枠を埋めるのに焦っているから
次の理由は「企業も採用枠を埋めるのに焦っているから」です。
多くの企業では10月1日に内定式を行い、その年度の採用が一段落します。
ただ、ここで採用予定枠が埋まっていない企業はめちゃくちゃ焦っています。
予定している人数を採用できなければ、次年度の人事計画が立てられませんからね。
内定式の後に内定辞退をする人も一定数いるんですよね。
よって、辞退枠を埋めるために11月以降に選考を行うこともあるのです。
採用枠が埋まっていない企業に中には、人気の大手企業も含まれます。
いくら大手企業といえど、全ての就活生が内定承諾してくれるわけではないので、想定以上の辞退があれば枠が余ってしまうんです。
よって、11月以降求人を出している企業=人気のない企業という構図は成り立たないので、しっかりと企業リサーチをしていくのが重要です。
理由③ 秋採用限定で採用する企業があるから
最後の理由は「秋採用限定で採用している企業があるから」です。
通常、企業の採用活動は3月以降に本格化し、多くの場合は6月頃に内々定を出します。
ただ、知名度のない中小企業や大手企業の子会社などは、大手と同じ通常スケジュールで選考を行っても就活生が集まりにくい。
よって、スケジュールをわざとずらして採用する企業も多いんです。
こういった企業が大手の採用が落ち着く8月以降を狙って、選考を本格化させるため、秋採用でも求人数が多くなります。
11月も秋採用に含まれるため、こうした求人の該当期間になりますよ!
【補足】通年採用をしている企業は把握しておくべき
秋採用に加えて、「通年採用」をしている企業もチェックしておくべきです。
通年採用とは簡単に言うと、1年中いつでも好きなタイミングで採用活動することです。
当然、4年生の11月以降についても含まれています。
通年採用をしている企業は、時期へのこだわりはなく、むしろ就活生自身の評価で採用を決める傾向にあります。
よって、これまで内定がない人でも内定獲得のチャンスは十分にあります。
通年採用をしている企業については、以下の記事で一部をまとめました。
通年採用をしている企業との接点の作り方まで踏み込んで解説しているので、ぜひ一度目を通してみてください!
たしかに通年採用している企業も見ておくべきですね!
選択肢は多いに越したことはないからね。秋採用企業と並行してチェックしておくべきだよ。
11月まで内定がない人の5つの特徴
11月に内定がない場合に、これからすべき対策については理解できたかと思います。
ではそもそも、なぜ11月まで内定が出ないのか。
この章では、11月まで内定がない人に共通する特徴を解説していきます。
【11月まで内定が出ない人の特徴とその対策】
- 人気の大手企業ばかり受けている
対策:秋採用をしている中小企業などを視野に入れる - 志望業界や志望企業の幅が狭すぎる
対策:業界研究や企業研究に加え、職種理解も深める - 自分自身の強みや特徴を上手くアピールできていない
対策:再度自己分析を徹底して行う - 就活の長期化による慣れが生じている
対策:自己PRなど使い回ししている内容を見直す - 選考に落ちた原因の分析や改善をしていない
対策:選考直後に振り返りを行う
特徴① 人気の大手企業ばかり受けている
最初の原因は「人気の大手企業ばかり受けている点」です。
企業の知名度や規模、自分が知っているかどうかを軸にエントリーする企業を選んでいる人に多い原因かと思います。
こういった知名度のある大手企業は、当然就活生からの人気もあります。
つまり、それだけ倍率も高く、選考を突破する難易度は非常に高くなっています。
そんな企業だけを受けていても、内定が取れないのは当然の結果でもあるんです。
対策|秋採用をしている中小企業などを視野に入れる
対策についてはシンプルに「大手以外の中小企業を視野に入れる」ことです。
そもそも日本の企業の99%は中小企業となっており、大手の採用枠なんて本当に限られているわけです。
だからといって、中小企業がすべて大手に劣るかというと、全く違います。
大手よりも給料が高いところや福利厚生が整っている企業など、ホワイトな中小企業もたくさんあります。
それらの企業については、以下の記事で100社紹介しています。
具体的な見分け方についても詳しく解説しているので、大手ばかり受けて内定が無い状態の人はぜひ参考にしてください。
特徴② 志望業界や志望企業の幅が狭すぎる
志望業界や志望企業の幅が狭すぎる人も、内定がない人に共通する特徴です。
もちろん、ある程度業界を絞ったり、自分が関心のある企業をリストアップしておくことは必要です。
ただ、これを絞りすぎてしまうと、そもそもエントリーできる企業が僅かになってしまいます。
数多く受ければいいわけではありませんが、絞りすぎるのも大きなリスクなんです。
対策|業界研究や企業研究に加え、職種理解も深める
ほとんどの就活生は業界研究や企業研究をしていますよね。
では、職種についての理解も並行して行っていますか?
ここを忘れている就活生って、意外と多いんですよね。
でも新卒で入社したあなたが日々行う業務は、業界や企業と同様に職種も大きく関わってきます。
つまり、職種を理解していないと入社後の働くイメージを企業に伝えることができず、業界研究や企業研究が足りていないという評価になるんです。
新卒で関わる可能性のある職種については、以下の記事でまとめています。
業界研究や企業研究と合わせて、必ず職種理解も深めてくださいね!
▼新卒就活生が押さえておくべき職種一覧
» 【職種一覧】就活生が押さえるべき「56の職種」を詳しく解説!
▼業界研究のやり方を5ステップで解説
» 【業界研究のやり方】やること一覧を5ステップで徹底解説!
▼企業研究のやり方を8ステップで解説
特徴③ 自分自身の強みや特徴を上手くアピールできていない
自分自身の強みや特徴を上手くアピールできていないことも、内定を獲得できない原因の一つです。
僕は就活を一種の営業活動だと考えています。
ある営業マンが冷蔵庫を売る場面を想像してください。
その営業マンが買い手に対し、商品である冷蔵庫のメリットや特徴を全く理解していなかったとします。
そんな営業マンから買い手は冷蔵庫を買わないですよね。
つまり、あなた自身という商品を売り込む上で、自分自身を理解することは必須。
それができていないのであれば、買い手が買わない(=企業が内定を出さない)のは当然の結果です。
対策|再度自己分析を徹底して行う
自分自身について理解するには、やはり自己分析をするしかありません。
過去の自分の価値観や考え方、身に付けたことや経験などあらゆることを整理していくことで、自分自身について理解することができます。
とはいえ、自己分析って難しいし面倒だと感じる人も多いですよね。
そこで以下の記事では、とにかくわかりやすさを重視し、一記事だけで自己分析が完結するようにまとめました!
自己分析不安がある人、苦手意識がある人、必見です。
特徴④ 就活の長期化による慣れが生じている
大学4年の11月となると、就活を開始してからかなりの時間が経っており、選考も複数経験していることから、慣れが生じます。
それが原因で、だんだんと選考対策が甘くなり、内定が出ないという負のループ。
就活の選考は毎度違う企業を受けるため、その企業に合わせた対策は必須です。
それを忘れて、毎度同じ選考対策をしていても内定は獲得できません。
対策|自己PRなど使い回ししている内容を見直す
慣れによる使い回しが特に多いのが自己PRやガクチカかと思います。
志望動機については、企業に沿った内容が必要となることから、使い回しするのが難しいですからね。
ただ、自己PRやガクチカについても「選考先企業に合わせた内容」が実は必要なんです。
企業毎に求める人物像や事業内容、採用職種なども異なることから、そこで求められている能力や人柄も当然違います。
つまり、その企業の求める内容に沿ったアピールが必要なんです。
自己PRやガクチカについては、以下の記事でそれぞれ例文を用意しています。
使い回しているもの以外の内容を考える際の参考になりますので、ぜひ活用してください!
特徴⑤ 選考に落ちた原因の分析や改善をしていない
落ちた選考の原因分析や改善をしないことも内定が獲得できない原因です。
企業毎に評価基準や考え方は違うとはいえ、選考に落ちるのには必ず理由があります。
それを改善せずに、そのまま次の企業でも同じことをすれば落ちる可能性は高まりますよね。
就活では選考のフィードバックをもらえる機会は少ないですが、自分自身で選考直後に原因を考えるだけでも、次回以降の結果は大きく変わりますよ!
対策|選考直後に必ず振り返りを行う
この原因の対策としては「選考直後に必ず振り返りを行うこと」。
自分自身による原因分析はもちろん、面接でのやり取りなどを記録しておき、就活のアドバイスをもらっている人にフィードバックをもらうのも一つの方法です。
(大学キャリアセンターや就活エージェントなど)
また、就活エージェント経由の選考の場合、必ず選考のフィードバックがもらえます。
自分自身の改善点を把握するという目的で、就活エージェントを利用するのもおすすめの方法です。
原因を明確にした上で対策することが重要ですね。
間違いないね。原因を把握していなければ、自分に合った対策はできないからね。
11月に内定がない人が絶対にやるべきこと
そもそも何の対策もせずに内定がもらえるほど就活は甘くありません。
よってこの章では、11月に内定がない人が絶対にやるべきことを共有します。
11月の就活状況を考慮して、最短で内定を獲得するための必須対策になるので、ぜひ実践してください。
【11月に内定がない人がすべき必須対策】
- 大学キャリアセンターの求人をチェックする
- これまで内定が出ていない原因を突き詰める
- エントリーシートの質を高める
- 面接対策に最注力する
① 大学キャリアセンターの求人をチェックする
就活エージェントや逆求人型サイトと並行して、大学キャリアセンターの求人も必ずチェックしておいてください。
11月でも、大学キャリアセンターには企業から求人が届いてます。
この”大学キャリアセンターに届く求人”はナビサイトとは少し意味合いが違います。
企業がその大学の学生を欲しいという明確なメッセージがあるんです。
企業側も全国全ての大学に求人を送っているわけではありません。
過去に入社したOBが活躍しているなど、何かしらの理由があるから、わざわざ大学まで求人を送っているんです。
つまり、大学キャリアセンターの求人経由の選考は、スタート時点でアドバンテージがあるということ。
効率的に内定を獲得するためにも、これらの求人は要チェックです!
② これまで内定が出ていない原因を突き詰める
この時期の選考対策では、これまで受けてきた選考の振り返りをすることも必須です。
なぜなら、面接においてこの点(なぜこれまで内定が出ていないのか)を質問してくる企業が多いから。
企業側も「11月まで内定が出ないとなると、何か理由があるんじゃないか?」「他の企業はなぜ落としたんだろうか?」というのは、正直気になっています。
ここでしっかりとした回答が出来ない場合、選考突破は難しいかと思います。
これまで内定が出ていないという結果自体は、就活生にはどうしようもないことです。
だからこそ、「なぜ内定が出ないのかという原因や理由」を自分なりに突き詰めておきましょう。
それを今後どう改善していくのかまで伝えられれば、企業側も納得しやすいですよ!
③ エントリーシートの質を高める
エントリーシートの質を高めるのも重要。
エントリーシートは企業との最初の接点です。
適当に書いたものや内容の薄いものだと、書類時点で選考を通過できません。
就活において人事があなたを判断するのは、主に「エントリーシート」と「面接」の2つです。
エントリーシートは就活を始めた頃の内容のまま使いまわしていませんか?
就活後半になるほど面接対策ばかりに力を入れがちですが、エントリーシートの質も高めていきましょう!
就活攻略論では、ほとんどの就活生が知らないであろう方法にてエントリーの質を高める施策を解説しています。
エントリーシートの質に自信がない人やエントリーシートをイチから作り直したい人にとって、必ず役立つ記事ですよ!
④ 面接対策に最注力する
「面接対策に最注力すること」です。
春や夏の選考においても、面接対策はたしかに重要です。
ただ、11月など秋採用においては、企業側も焦っていることから、筆記試験などはなく、エントリーシート提出後、即面接というパターンも多いんです。
逆求人型サイトや就活エージェント経由の選考も同様ですね。
つまり、どの方法でエントリーしようと面接だけは必ず用意されているということ。
であれば、まずは必ず出てくる面接に向けた対策が最重要になりますよね!
面接対策は事前の準備が勝負を分ける
よく面接は回数をこなして慣れることが重要だと言われます。
たしかに、本番で緊張しないためには回数をこなして慣れるのも一つの方法です。
しかし、毎回面接官やその場の雰囲気は全く異なるので、そもそも慣れること自体が難しいんですよね。
そこで重要になってくるのが”事前の準備”です。
具体的には、頻出質問に対する回答法や回答内容を考えておくこと。
事前に企業がその質問をする意図を考慮した回答を用意しておくことで、本番でも余裕を持って面接を受けることができます。
面接でよく聞かれる”頻出質問”については以下の記事にまとめています。
それぞれの質問の狙いや回答ポイント、回答例文まで解説しているので、ぜひ参考にしてください!
種類を分けたエントリーをしつつ、面接突破力を高めるわけですね!
そのとおりだね。内定する確率を高いエントリー方法によって、就活自体の効率化にもなるんだ。
もし11月に内定が獲得できなかった場合の対処法
11月が終わっても内定が出なかった場合の対処法を共有しておきます。
秋採用で内定を獲得できなかった場合は「冬採用」を狙いましょう!
冬採用は秋採用後の、12月以降の採用のことを指します。
求人数はそれまでに比べるとグッと少なくなります。
しかし、ライバルも同じようにかなり減るので内定を獲得する難易度は下がります。
秋採用で内定を獲得できなくても、諦めずに冬採用を狙いましょう。
冬採用を行なっている企業については、「【保存版】冬採用している企業100社|大手から中小まで一覧化しました!」でまとめているのでチェックしてみてください!
11月時点で「就職浪人・就職留年」を決断するのはおすすめしない
もし内定が出ずに卒業したとしても、既卒として就活はできます。
しかし、11月時点で就職浪人や就職留年をする方がリスクがあります。
なぜなら”次年度の就活でその理由を説明する必要があるから”です。
内定がなかったからという理由は、正直説得力に欠けるので簡単に就職留年や浪人をするのは避けるべきです。
就活攻略論では、”もし就活で全落ちしてしまった場合の対処法”や”新卒で就職できなかった場合の対処法”について別記事にて解説しています。
こちらも合わせて読んでもらっておくと、より安心できるかと思いますよ!
就職以外にも選択肢はあるんですね!
そうなんだよ。ただ、就職浪人・就職留年のデメリットも把握した上でどうするか検討するのが大事だよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
11月に内定がない場合に今後すべきことや内定が出ない人の特徴について、かなり理解が深まったんではないでしょうか。
11月となると、卒業も迫ってきており、確実に焦りが生まれますよね。
しかし、ここで焦りや不安に負けて就活をやめたり、妥協した企業に嫌々入社してしまえば、結局その後苦しむのは自分自身です。
残り数ヶ月、どうにか踏ん張って、ぜひこの記事の内容を実践してみてください。
そうすれば、きっとあなたに合う企業に出会えるはずですから!
ちなみに、この記事を読み終わったら「【無い内定の末路とは?】内定なしから逆転するための必須対策9選!」も読んでみてください。
無い内定から逆転で内定を獲得するための方法をまとめています。
無い内定のまま卒業した場合どうなるかも共有しているので、「このまま諦めてしまおうかな」と悩んでいる人は決断する前に一度この記事を読んでみてください!
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。
【本記事の要点】
- 11月に内定がない人は約10%程度である。
- 11月は優秀な就活生が減り、企業も採用に焦っていることに加え秋採用限定の採用枠もあることから、内定が出やすい時期でもある。
- 焦ってしまいがちな11月以降の就活は就活エージェントや逆求人サイトを利用して効率的に進めていくのがおすすめである。
- 11月に内定がない人の特徴として「①人気の大手企業ばかり受けている」「②志望業界や志望企業の幅が狭すぎる」「③自分自身の強みや特徴を上手くアピールできていない」「④就活の長期化による慣れが生じてる」「⑤選考に落ちた原因の分析や改善をしていない」などが挙げられる。