就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は”大学4年の11月から就活を始めた場合の内定獲得方法”について解説します。
(大学3年の11月から就活を始める人は「就活を大学3年の11月から始める方法【これからすべき準備とは?】」の記事が最適な内容になっています!)
大学4年の11月となると、既に内定式も終え、大半の人は就活を終えているかと思います。
そのため、この時期から就活を始める人の不安は大きいですよね。
一緒に就活をする仲間も少ないため、就活に関する情報収集も大変になります。
そこで本記事では、そのような大学4年の11月から就活を始める人向けに”内定獲得までの道標”となる内容をまとめました!
やるべきことを明確にし、徹底して実践すれば、この時期からでも内定は獲得できるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
11月となると卒業も近いので焦りますよね。
不安も大きいよね。でも採用枠は間違いなくあるんだ。しっかりと企業と接点を作って選考対策を行えば、内定は獲得できるよ。
- 大学4年の11月から就活を始めても内定は獲得できる?
- 大学4年の11月から就活を始めても内定を獲得できる理由
- 大学4年の11月から就活を始める場合の手順
- 大学4年の11月まで就活をしていて内定がもらえない原因とその対策
- 大学4年の11月から就活を始める場合によくある質問
- 本記事の要点まとめ
大学4年の11月から就活を始めても内定は獲得できる?
これから就活を始める上で最も気になるのは「そもそも大学4年の11月から就活を始めて内定は獲得できるのか?」という点ですよね。
結論からいうと、内定は獲得できます!
なぜなら、この時期でも企業は採用活動を行っているから。
企業が求人を出している以上、内定獲得の可能性は残されているわけです。
▼23卒の内定率の推移
引用:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2023年卒)「2023年3月度 内定状況」」
23卒の内定率の推移を見ると、12月1日時点での内定率は”94.0%”であり、3月卒業時点の内定率は”96.8%”です。
10月時点では94%程度だと考えると、2.8%の就活生は11月以降に内定を獲得していることになります。
つまり、11月から就活を始めても内定は獲得できるということ。
ただ、この2.8%の就活生の多くは11月以前から就活を継続しているため、11月からスタートする人は効率的に就活を進めていく必要があります。
大学4年の11月の就活は”秋採用”になる
大学4年の11月から就活を始める場合、その時期の就活は”秋採用”となります。
秋採用とは、8月から11月までの時期に行われる採用活動を意味する言葉です。
一般的に就活が最も盛んに行われるのは、3年生の3月から4年生の6月頃までです。
この時期が最も企業の採用数が多く、選考フローも1〜2ヶ月程度かけて行われています。
しかし、秋採用以降は企業側の事情もあり、この時期の就活とは流れやスピード感が大きく異なっていきます。
そのため、”秋採用に特化した手順の理解と対策”が必須なんです。
この点を十分に理解した上で、次章以降を読み進めてくださいね!
通常期の採用と秋採用は全然違うものと認識すべきですね。
間違いないね。それを知らずにいると、秋採用のスピード感についていけず、なかなか内定を獲得するのは難しいんだ。
大学4年の11月から就活を始めても内定を獲得できる理由
大学4年の11月から就活をスタートしても、内定は獲得できます。
この章では、その具体的な理由について解説していきますね。
【大学4年の11月から就活を始めても内定を獲得できる理由】
- 秋採用をしている企業は多いから
- 内定式後に辞退者が出て採用枠が空くから
- 公務員から民間に切り替えた人を狙った採用枠があるから
理由① 秋採用をしている企業は多いから
まず最初の理由として”秋採用をしている企業は多いこと”が挙げられます。
11月となると、いくら秋採用といえど採用をしている企業は少ないイメージがありますよね。
実はこれ、間違ったイメージなんです。
もちろん4月や5月に比べたら数は少なくなりますが、複数内定を獲得した就活生から内定蹴りされた企業や知名度のない中小規模などは採用を継続しています。
僕がリサーチしただけでも、以下のような企業が秋採用をしていました。
【秋採用を実施している大手企業一覧】
・ソニー(採用情報)
・ソフトバンク(採用情報)
・楽天(採用情報)
・リクルートライフスタイル(採用情報)
・マイナビ(採用情報)※現在募集なし
・サイバーエージェント(採用情報)
・ヤフー(採用情報)
・メルカリ(採用情報)
・DeNA(採用情報)
・ユニクロ(ファーストリテイリング)(採用情報)
・ネスレ日本(採用情報)
・ユニリーバ・ジャパン(採用情報)
・富士通(採用情報)
・ガイアックス(採用情報)
・メタップス(採用情報)
・GMOテック(採用情報)
・バンダイナムコスタジオ(採用情報)
・住友商事グループ(採用情報)
・三菱総合研究所(採用情報)
・ワークマン(採用情報)
・ジンズ(JiNSのメガネ!)(採用情報)
・コロプラ(採用情報)
・クックパッド(採用情報)
・ジャニーズ事務所(採用情報)
・じげん(採用情報)
・湖池屋(採用情報)
・全国農業協同組合連合会(JA全農)(採用情報)
・BCG(ボストンコンサルティンググループ)(採用情報)
・USEN-NEXT GROUP(採用情報)
【秋採用を実施している中堅・中小企業一覧】
・ユーグレナ(採用情報)
・ボーダレス・ジャパン(採用情報)
・メーカーズシャツ鎌倉(採用情報)
・面白法人カヤック(採用情報)
・oriri(採用情報)
・プレスマン(採用情報)
・コンドーテック(採用情報)
・TDK(採用情報)
・スカイライトコンサルティング(採用情報)
・みんなのマーケット(採用情報)
・新大陸(採用情報)
・マーベラス ※エンジニアのみ(採用情報)
・メディカルラボ(採用情報)
・ほていや(採用情報)
・オンデーズ(採用情報)
・杉沢薬品株式会社(採用情報)
・ヤマハビジネスサポート(採用情報)
・愛知自動車(採用情報)
・霧島ホールディングス/霧島酒造(採用情報)
・三越伊勢丹ニッコウトラベル(採用情報)
・北海道乳業(採用情報)
・日刊スポーツ新聞社(採用情報)
・沖縄製粉(採用情報)
・一番食品(採用情報)
・マミーマート(採用情報)
・日本紙通商(採用情報)
・幻冬舎メディアコンサルティング(採用情報)
・LIXILビバ(採用情報)
・東映(採用情報)
・島村楽器(採用情報)
・ドリームベッド(採用情報)
計60社
知名度のある大手企業もありますよね!
始めて名前を聞く企業もあるかと思いますが、優良企業も非常に多いですね。
もちろんこれは秋採用をしている企業の一部に過ぎません。
これ以外の秋採用をしている企業の具体的な探し方については、以下の記事にて詳しく解説しているので、探し方を知りたい就活生は必見です。
理由② 内定式後に辞退者が出て採用枠が空くから
内定式後に辞退者が出て採用枠が空くのも理由の一つです。
大半の企業では、内定式を10月1日に行っています。
内定式では、内定者が一同に集まるため、同期にどんな人がいるのかがわかる上、企業の社長や採用担当者とも関わることになります。
ここで初めて「あ、私この企業や同期と合わないな。」と感じる人もいるんですよね。
そういった人は、内定式後に辞退することになります。
よって、11月の時期に辞退者で空いた採用枠を埋めるために選考を行う企業も一定数出てきます。
内定式も終わり、入社時期も近づくため企業側もこの時期はかなり焦っています。
そういった理由もあって、早めに内定が出やすい傾向にあるんです。
理由③ 公務員から民間に切り替えた人を狙った採用枠があるから
次に”公務員から民間に切り替えた人を狙った採用枠がある”ことも一つですね。
公務員試験は就活よりも少し遅いスケジュールなので、結果が出るのが8月や9月あたりがメインになります。
もしそこで試験に通過しなかった場合、民間就活に切り替える人も多いですよね。
その人材を狙って採用を行う企業があるんです。
なぜなら公務員組は基礎学力が高い傾向にあるからです。
公務員試験は一次で教養試験や専門試験など、難易度の高い筆記試験があります。
そのため、基礎学力がある程度ないと通過することは難しい。
加えて、公務員試験に特化した勉強をする必要があることから、勉強に対してコツコツ努力できる人材も多いわけです。
こういった特徴を持つ学生を求めている企業は、あえて11月あたりをメインに採用活動を行っていることから、内定獲得もできるということになります。
(もちろん、公務員組でなくても内定獲得のチャンスは十分ありますよ!)
【補足】通年採用をしている企業は把握しておくべき
11月から就活を始める場合、秋採用に加えて”通年採用”をしている企業もチェックしておくべきです。
通年採用とは「企業が必要な人材を必要な時期に、自由に採用活動を行うこと」であり、簡単に言うと、1年中いつでも好きなタイミングで採用活動することです。
当然、4年生の11月以降についても含まれています。
通年採用をしている企業は、時期へのこだわりはなく、むしろ就活生自身の評価で採用を決める傾向にあります。
よって、就活に出遅れたことによるアドバンテージは少ない。
通年採用をしている企業については、以下の記事で一部をまとめました。
通年採用をしている企業との接点の作り方まで踏み込んで解説しているので、ぜひ一度目を通してみてください!
たしかに通年採用している企業も見ておくべきですね!
選択肢は多いに越したことはないからね。秋採用企業と並行してチェックしておくべきだよ。
大学4年の11月から就活を始める場合の手順
大学4年の11月でも内定が取れる理由は理解できたかと思います。
次にこの章では本題である”大学4年の11月から就活を始める場合の手順”について解説していきます。
最短かつ最効率で内定獲得を目指すなら、以下の手順がおすすめです。
【大学4年の11月から就活を始める場合の手順】
- 採用意欲の高い企業との接点を作る
- エントリーシートの質を効率的に高める
- 面接突破力を磨き上げる
- 即実践に使える就活資料を活用する
STEP① 採用意欲の高い企業との接点を作る
大学4年の11月から就活をスタートする際、最も重要なのは「採用意欲の高い企業との接点を作ること」です。
つまり、内定獲得の可能性が高い企業にエントリーすることが必要になります。
そもそも、11月の採用数は当然春や夏より少なくなります。
その状況下において、春夏同様、大手ナビサイトなどを利用して企業探しをしていても、効率が悪すぎますよね。
11月の採用、つまり秋採用での企業選びのポイントはとにかく「秋採用に積極的な企業であること」と「自分に合った企業であること」の2つです。
この2つのポイントを満たす企業のみと接点を作り、エントリーしていくことで、秋採用の成功率が格段に高まります!
ここは内定獲得へのベース作りです。
では、具体的にどのような方法で企業と接点をつくっていくのか。
11月からの就活で内定獲得に直結するおすすめの企業の探し方は以下ですね。
【11月からの就活における企業との接点の作り方】
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトを利用する
- 中小規模の合同説明会へ参加する
企業との接点の作り方① 就活エージェントを利用する
最もおすすめの方法が就活エージェントです。
就活エージェントとは、人材会社が無料で提供しているサービスで、面談を元にして自分に合った企業を紹介してもらうことができます。
秋採用は「どの企業が秋採用で積極的に採用しているのか」が判断しにくいのですが、就活エージェントだとそこで厳選して紹介してくれます。
加えて、適当に紹介するのではなく、面談を元に合っている求人を紹介してもらえるので、自分にとって有益な求人と出会うことができます。
つまり、11月以降の秋採用など、就活後半でこそ使うべきサービスなんです。
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
企業との接点の作り方② 逆求人型サイトを利用する
次に全国の就活生におすすめなのが「逆求人型サイト」です。
逆求人型サイトとは、企業側が就活生のプロフィールを読んで気になった就活生にスカウトを送るタイプの求人サイト。
逆求人型サイトを秋採用で利用するメリットは、その高い効率性にあります。
11月以降の秋採用では、企業を探すのが一番面倒です。
しかし、逆求人型サイトなら企業側からオファーが届くので「どの企業が秋採用を継続しているかな?」と探す必要がありません。
秋採用中にオファーが届いたら、その企業は秋採用まで継続して採用活動をしています。
また就活後半は「利用する就活生が少なくなるにも関わらず、利用する企業はそこまで減らない」という特徴があり、ここもメリット。
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
ちなみに、就活エージェントや逆求人サイトのような就活に役立つサービスって実はたくさんあるんです!
僕はこれまでに1000以上の就活記事を書き、200以上のサービスを見てきました。
そこで、「僕がいま就活生だったらこれを使う!」というサービスをまとめた記事を別で用意しました!
大学4年の11月から就活を始めるなら、利用必須のサービスをおすすめ順にご紹介しているのでぜひチェックしてくださいね。
企業との接点の作り方③ 中小規模の合同説明会へ参加する
そして最後に、11月からの秋採用では「中小規模の合同説明会」に参加して企業との接点を作るのもおすすめです。
マイナビやリクナビが開催していた超大型の合同説明会は1社あたりの説明が15分ほどで短く、それなら企業のホームページを読めば良い話。
更にはそうした大型の合同説明会は秋採用の時期には開催されません。
一方で就活生数十人:企業数社のような中小規模の合同説明会があります。
これが秋採用では非常に狙い目なんですよね。
理由は秋採用の時期に参加しているのは、秋採用に積極的な企業のみだから。
更には、1社あたりの説明を詳しく聞けたり、直接人事の人と話すことができるからです。
ちなみに僕が就活生の時に参加して2社からの内定を獲得したのが「ミーツカンパニー」という中小規模の合同説明会です。
こちらは現在、オンラインでの実施もあるので、自宅にいながら秋採用中の企業と出会うことができるのが効率的ですよ。
【就活マンが考えるミーツカンパニーのメリット】
- 就活マンが就活中に2度参加して2社からの内定を獲得している。
- 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
- 全国32箇所で開催しており、オンライン参加も可能なので誰もが対象になる
- 就活エージェントの連携もイベント参加後に検討できる
開催頻度が高く、企業担当者とじっくり話した上で選考に進めるので、安心して企業選びもできます。
【ミーツカンパニーの利用方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」にアクセスする。
- 30秒無料エントリーから参加イベントを選んで登録する。
- メールの案内に沿って当日のイベントに参加する。
ここまで、秋採用で特におすすめの企業探しの方法を厳選して紹介しました。
これらに加えて、10月からの秋採用中に取れうる全ての企業探しの手段をまとめた記事を用意しておいたので合わせて読んでみてくださいね。
STEP② エントリーシートの質を効率的に高める
エントリーすべき企業を探すのと並行して、エントリーシートの質を高めることも非常に重要な作業です。
そもそもエントリーシートの質が低いと、面接すら受けられませんからね。
ただ、11月以降の選考となるとじっくりエントリーシートを作り上げていく時間的な余裕もありません。
そこで今回、就活を7年に渡って研究し続けてきた僕が”ESの質を高める3つの施策”を以下の記事にまとめました!
この記事さえ読めばエントリーシートの質を高め、突破率が向上するように工夫しているので、ぜひ参考にしてください。
特に就活3大質問には注力しておく
エントリーシートを磨く上で最重要項目となるのが就活3大質問です。
就活3大質問とは、志望動機・自己PR・ガクチカのこと。
「この学生は大学時代に何をしてきたのかな?有意義に使えたの?何か能力を手に入れたのかな?」
⇒ガクチカの質問意図
「この学生を採用するメリットは何かな?どんな強みがあるのかな?」
⇒自己PRの質問意図
「なんでうちの会社を志望してきたのかな?志望度は高いの?」
⇒志望動機の質問意図
エントリーシートの突破率を高めるためには、まずこの3つの質を高めることが必須。
逆に言えば、この3つの質さえ高ければ、それ以外の質問事項に関しても一貫性のあるアピールが可能となるため、選考突破力は必然的に高まります。
特に11月から就活を始める人には時間がありません。
この3つの質を優先的に高めることで、最効率で選考突破力が高まります
それぞれの質を高める方法については、別記事にて詳しく解説しています。
それぞれの質問意図に沿った最善の文章構成から例文までを網羅した記事なので、選考突破力を高めたい人は必ず確認しておいてください。
STEP③ 面接突破力を磨き上げる
エントリーする企業と接点を作り、エントリーシートの質を高めたら、後は面接突破力を磨き上げましょう。
通常エントリーはもちろん、エージェント経由や逆求人オファー経由でも面接は必ず行われますからね。
では、面接突破力を高めるために具体的に何をすべきなのか。
重要なのは”頻出質問に対する回答を知っておくこと”です。
僕自身、就活生時代には頻出質問に対する回答をある程度用意していました。
その結果、22社から内定を獲得し、大手食品メーカーに入社することができた。
そんな僕が”これだけは押さえておくべき”と考える頻出質問と、それに対する回答を以下の記事にまとめました。
特に面接に不安がある人、自信がない人は以下の内容をぜひ実践してください!
STEP④ 即実践に使える就活資料を活用する
そして最後におすすめしたいのが”即実践に使える就活資料を活用すること”です。
大学4年の11月という就活後半戦では、時間的な制約もあることから、いかに効率的に就活を進められるかが非常に大きなカギとなりますからね。
そこでぜひ利用して欲しいのが「就活攻略論【公式LINE】」です!
「僕が今就活生だったら絶対に読みたい資料だけ」をコンセプトに、面接頻出質問への対策集や大手企業の採用大学と攻略方法などを無料で共有しています。
これら資料は手にした瞬間から実践で活かせるものばかりなので、大学4年の11月から就活をスタートする人にも大いに役立つこと間違いなしかと。
運営目的や利用メリットなど、詳しくは「就活攻略論の公式LINEとは?|運営目的や利用メリットを詳しく解説します!」にて解説しているので、ぜひ一読を!
(僕は就活生からお金を一切取らないことを信条としており、有料コンテンツの紹介などは絶対にしないので安心してください!)
時間がない中、無料かつ即実践に活かせる資料は貴重ですね!
就活攻略論にはいろんな記事があるけど、その記事を探す時間さえも惜しい人だっているよね。コンテンツにすることで後から見返しやすいといったメリットもあるんだ!
大学4年の11月まで就活をしていて内定がもらえない原因とその対策
ここまでは”大学4年の11月から就活をスタートする人”向けの解説でした。
この章では少し違った視点で”大学4年の11月まで就活をしていて内定がもらえない人”向けに、その原因と対策を解説していきたいと思います。
【11月まで内定が出ない原因とその対策】
- 人気の大手企業ばかり受けている
対策:秋採用をしている中小企業などを視野に入れる - 志望業界や志望企業の幅が狭すぎる
対策:業界研究や企業研究に加え、職種理解も深める - 自分自身の強みや特徴を上手くアピールできていない
対策:再度自己分析を徹底して行う - 就活の長期化による慣れが生じている
対策:自己PRなど使い回ししている内容を見直す - 選考に落ちた原因の分析や改善をしていない
対策:選考直後に振り返りを行う
原因① 人気の大手企業ばかり受けている
最初の原因は「人気の大手企業ばかり受けている点」です。
企業の知名度や規模、自分が知っているかどうかを軸にエントリーする企業を選んでいる人に多い原因かと思います。
こういった知名度のある大手企業は、当然就活生からの人気もあります。
つまり、それだけ倍率も高く、選考を突破する難易度は非常に高くなっています。
そんな企業だけを受けていても、内定が取れないのは当然の結果でもあるんです。
対策|秋採用をしている中小企業などを視野に入れる
対策についてはシンプルに「大手以外の中小企業を視野に入れる」ことです。
そもそも日本の企業の99%は中小企業となっており、大手の採用枠なんて本当に限られているわけです。
だからといって、中小企業がすべて大手に劣るかというと、全く違います。
大手よりも給料が高いところや福利厚生が整っている企業など、ホワイトな中小企業もたくさんあります。
そこでぜひ利用してほしいのが、「ホワイト企業ナビ」です!
僕が運営している新しい求人サイトなのですが、基準を満たしたホワイト企業だけを載せているのが大きな特徴。
具体的には、「残業時間・3年後離職率・年間休日数」をもとに企業を厳選。
すべての基準を満たした企業だけを掲載しています!
また、どこよりもわかりやすい求人情報を作成することにこだわっています!
編集部が1社1社ヒアリングし、良い面ばかりではなく、仕事での大変な点や「こんな人は合わないかもしれない」といったデメリットも記載しているのがポイント。
大学4年の11月からでも、自分に合うホワイト企業を効率的に探せるのでぜひ利用してください!
原因② 志望業界や志望企業の幅が狭すぎる
志望業界や志望企業の幅が狭すぎる人も、内定がない人に共通する特徴です。
もちろん、ある程度業界を絞ったり、自分が関心のある企業をリストアップしておくことは必要です。
ただ、これを絞りすぎてしまうと、そもそもエントリーできる企業が僅かになってしまいます。
数多く受ければいいわけではありませんが、絞りすぎるのも大きなリスクなんです。
対策|業界研究や企業研究に加え、職種理解も深める
ほとんどの就活生は業界研究や企業研究をしていますよね。
では、職種についての理解も並行して行っていますか?
ここを忘れている就活生って、意外と多いんですよね。
でも新卒で入社したあなたが日々行う業務は、業界や企業と同様に職種も大きく関わってきます。
つまり、職種を理解していないと入社後の働くイメージを企業に伝えることができず、それは業界研究や企業研究が足りていないという評価になるんです。
どれだけ業界研究や企業研究を頑張っても伝わらない理由はここかと。
新卒で関わる可能性のある職種については、以下の記事でまとめています。
業界研究や企業研究と合わせて、必ず職種理解も深めてくださいね!
▼新卒就活生が押さえておくべき職種一覧
» 【職種一覧】就活生が押さえるべき「56の職種」を詳しく解説!
▼業界研究のやり方を5ステップで解説
» 【業界研究のやり方】やること一覧を5ステップで徹底解説!
▼企業研究のやり方を8ステップで解説
原因③ 自分自身の強みや特徴を上手くアピールできていない
自分自身の強みや特徴を上手くアピールできていないことも、内定を獲得できない原因の一つです。
僕は就活を一種の営業活動だと考えています。
ある営業マンが冷蔵庫を売る場面を想像してください。
その営業マン(=就活生)が買い手(=企業)に対し、商品である冷蔵庫(=就活生自身)のメリットや特徴を全く理解していなかったとします。
そんな営業マンから買い手(=企業)は冷蔵庫を買わない(=内定は出さない)ですよね。
つまり、あなた自身という商品を売り込む上で、自分自身を理解することは必須。
それができていないのであれば、買い手が買わない(=企業が内定を出さない)のは当然の結果です。
対策|再度自己分析を徹底して行う
自分自身について理解するには、やはり自己分析をするしかありません。
過去の自分の価値観や考え方、身に付けたことや経験などあらゆることを整理していくことで、自分自身について理解することができます。
とはいえ、自己分析って難しいし面倒だと感じる人も多いですよね。
そこで以下の記事では、とにかくわかりやすさを重視し、一記事だけで自己分析が完結するようにまとめました!
自己分析不安がある人、苦手意識がある人、必見です。
原因④ 就活の長期化による慣れが生じている
大学4年の11月となると、就活を開始してからかなりの時間が経っており、選考も複数経験していることから、慣れが生じます。
それが原因で、だんだんと選考対策が甘くなり、内定が出ないという負のループ。
就活の選考は毎度違う企業を受けるため、その企業に合わせた対策は必須です。
それを忘れて、毎度同じ選考対策をしていても内定は獲得できません。
対策|自己PRなど使い回ししている内容を見直す
慣れによる使い回しが特に多いのが自己PRやガクチカかと思います。
志望動機については、企業に沿った内容が必要となることから、使い回しするのが難しいですからね。
ただ、自己PRやガクチカについても”選考先企業に合わせた内容”が実は必要なんです。
企業毎に求める人物像や事業内容、採用職種なども異なることから、そこで求められている能力や人柄も当然違います。
つまり、その企業の求める内容に沿ったアピールが必要なんです。
自己PRやガクチカについては、以下の記事でそれぞれ例文を用意しています。
使い回しているもの以外の内容を考える際の参考になりますので、ぜひ活用してください!
原因⑤ 選考に落ちた原因の分析や改善をしていない
落ちた選考の原因分析や改善をしないことも内定が獲得できない原因です。
企業毎に評価基準や考え方は違うとはいえ、選考に落ちるのには必ず理由があります。
それを改善せずに、そのまま次の企業でも同じことをすれば落ちる可能性は高まりますよね。
就活では選考のフィードバックをもらえる機会は少ないですが、自分自身で選考直後に原因を考えるだけでも、次回以降の結果は大きく変わりますよ!
対策|選考直後に必ず振り返りを行う
この原因の対策としては”選考直後に必ず振り返りを行うこと”しかないかと。
自分自身による原因分析はもちろん、面接でのやり取りなどを記録しておき、就活のアドバイスをもらっている人(大学キャリアセンターや就活エージェントなど)にフィードバックをもらうのも一つの方法です。
また、就活エージェント経由の選考の場合、必ず選考のフィードバックがもらえます。
自分自身の改善点を把握するという目的で、就活エージェントを利用するのもおすすめの方法です。
いずれにしてもこれまでのやり方を見直すことが重要ですね。
間違いないね。これまでのやり方で結果が出ていないわけだから、選考対策を大きく変える必要があるんだ!
大学4年の11月から就活を始める場合によくある質問
それでは最後に、大学4年の11月から就活を始める場合によくある質問と、それに対する回答を共有しておきます。
毎年、この時期に就活を始めている人から貰うことが多い質問なので、ぜひ参考にしてください。
【大学4年の11月から就活を始める場合によくある質問】
- 大学4年の11月で何もしてないのはやばいですか?
- 11月など秋採用をしている企業は就活生に人気のない企業ですか?
- 内定がないまま卒業したらどうなりますか?
- 大学4年の11月でも大学キャリアセンターは利用すべきですか?
質問① 大学4年の11月で何もしてないのはやばいですか?
大学4年の11月時点まで何もしてない人は、危機感を持ちましょう。
ただ、しっかりと対策を練って臨めば、卒業までに内定を獲得することは可能です!
ここまででお伝えしたように11月から就活を始めるのであれば、「秋採用」で内定を狙っていくことになります。
「【秋採用完全攻略マニュアル】 大手の内定も新卒で獲得する方法!」を参考に、念入りな対策を行いましょう!
ちなみに、留学や公務員試験で11月まで就活をできなかった人は、以下の記事で上手な立ち回り方を解説しているので、参考にしてくださいね。
質問② 11月など秋採用をしている企業は就活生に人気のない企業ですか?
人気がないのではなく、知名度が低い企業が多い傾向にあります。
毎年、エントリー数が多いのは大手企業や日頃の生活で馴染みのあるBtoCの企業などが中心です。
やはり、聞き覚えや知ってる企業の方が就活生もエントリーしやすいんですよね。
ただ、知名度がないだけで、働きやすかったり業績が良い企業はたくさんあります。
むしろそうした企業はエントリー数が少なく倍率も低くなるので、穴場の優良企業なんです。
当然、11月の秋採用でもこうした企業は募集を継続しています。
就活生からの人気や知名度だけを基準にせず、自分が重視する部分を見定めて企業選びをするのが重要です。
ブラック企業を避けるには?
人気や知名度がなくても平気な人は多いでしょうが、ブラック企業は全員避けたいですよね。
人との相性や配属なども影響するので、100%避けることは難しいですが、その確率を下げることは可能です。
それを実現するには、ブラックを避けた企業の探し方やリサーチが必須。
これらの具体的な方法については、以下の記事でまとめているので、ブラックだけは絶対に避けたい人、必見です。
\就活生がホワイト企業からの内定を取るための立ち回り/
質問③ 内定がないまま卒業したらどうなりますか?
内定がないまま卒業すれば、フリーターや既卒就活などいくつかの選択肢が考えられます。
起業したりフリーランスとして働くのもあり得ますね。
考えられる選択肢やそれぞれのメリット・デメリットについては以下の記事にまとめています。
気になる方は一度目を通してみてください。
質問④ 大学4年の11月でも大学キャリアセンターは利用すべきですか?
結論、必ず利用すべきですね。
なぜなら、大学キャリアセンターにも秋採用企業の求人は集まっているから。
特に大学キャリアセンターに届く求人って、その大学の学生が欲しいという企業からの意思表示でもあります。
つまり、エントリー段階で少なからずアドバンテージがあるんです。
これは卒業したOBOGが活躍していたりすることで、企業の期待値が高いのが理由。
このアドバンテージを利用しない手はないかと思いますよ。
たしかに大学キャリアセンターのメリットは大きいですね。
そうなんだ。この時期は求人の数も限られてくるから、あらゆる手段を使うべきだよ。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
大学4年の11月から就活をスタートする際の手順やポイントについて、理解が深まったかと思います。
この時期から就活をスタートする場合、大きな不安を抱えるのは当然です。
ただ、毎年数字として内定が獲得できているのも事実ですし、やるべきことを明確にして取り組めば、内定は獲得できます。
この記事を読んでくれているということは、既にそれだけでも行動力のある就活生なのは間違いありません。
あとはその行動力を継続し、この記事で共有した内容を実践してもらえれば、僕は本当に嬉しいです!
ちなみに、この記事を読み終わったら「新卒で就職できなかった場合の対処法【4ステップで挽回可能】」も読んでみてください。
11月から就活を始めるとなると、周りと比べてかなり焦ってしまう人も多いかと思います。
「内定がもらえなかったらどうしよう…」と不安な人は、この記事を読んで新卒で就職できなかった場合について把握しておきましょう。
どういった選択肢があるのかを知っておくだけでも不安は和らぎますからね。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。
【本記事の要点】
- 大学4年の11月から就活を始めても内定を獲得することは可能である。
- 内定が獲得できる理由は「秋採用をしている企業が多い」「内定式後に辞退者が出て採用枠が空く」「公務員から民間に切り替えた人を狙った採用枠がある」などが挙げられる。
- 大学4年の11月から就活を始める場合「①採用意欲の高い企業との接点を作る」「②エントリーシートの質を効率的に高める」「③面接突破力を磨き上げる」「④即実践に使える就活資料を活用する」の4ステップが重要である。
- 大学4年の11月まで就活を続けても内定が出ない場合、その原因を明確にした上での対策が必須である。