就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は”大学3年の11月から就活を始める場合にすべきこと”について解説します。
(大学4年の11月から就活を始める人は「就活を大学4年の11月から始める方法【内定獲得は可能です!】」の記事が最適な内容になっています!)
大学3年の11月では、秋冬インターンの選考なども本格化し、いよいよ就活解禁に向けた動きが活発化する時期です。
中には、早期内定を獲得している人もいるかと思います。
この時期にどんな準備をするかで、本選考の解禁時のスタートダッシュに大きな差が生まれるので超重要!
そこで本記事では、本選考での内定獲得を見据え、大学3年の11月にすべきことをまとめました。
僕が内定獲得のために最効率だと考える方法を共有するので、ぜひ参考にしてください!
最初にどんな準備をするかは非常に重要ですよね。
間違いないね。就活は時間が限られた活動だからこそ、効率的に対策を進められるかが大きく結果を分けるんだ。今すべきことを理解するのは必須だね。
- 【結論】僕が今大学3年の11月なら何をするか?
- 大学3年の11月に内定を獲得する人はいるのか?
- 大学3年の11月から始まる就活イベント
- 大学3年の11月から就活を始める場合の必須対策
- 大学3年の11月に内定を獲得する方法
- 大学3年の11月から就活を始める場合によくある質問
- 本記事の要点まとめ
【結論】僕が今大学3年の11月なら何をするか?
この記事を読んでいる皆さんは、11月の今、何をすべきか知りたいと思います。
よってまず結論から共有していきますね。
僕はこれまで1000記事以上を書いてきました。
就活に関するあらゆる情報を仕入れてきました。
そんな僕が考えるに、今すべき行動は以下のとおりです。
【僕が今大学3年生の11月なら取る行動】
- 早期選考に参加する
- 逆求人サイトに複数登録しておく
- 自己分析を深める
- SPI対策を同時に進めておく
この4つが11月にできていれば、最高のスタートダッシュを切れます。
① 早期選考に参加する
まず早期選考について、早くから選考をおこなっている企業があります。
こうした企業にアプローチして、早いうちから内定を獲得できれば、圧倒的な心の余裕が生まれるんですよね。
しかし、こうした早期選考の情報ってどこで取れば良いのかわかりにくい。
僕自身が就活生の時にそう感じていたので、早くから求人公開しているサイトを立ち上げました。
残業時間・離職率・年間休日の3条件がすべて日本企業の平均値よりも良い企業だけを掲載する「ホワイト企業ナビ【優良企業特化の求人サイト】」です。
こちらでは早くから求人を公開しています。
(求人のプレエントリーからエントリーすることで、企業と繋がりを作ることができるので、ぜひ気になる企業にプレエントリーしてみてください!)
就活エージェントとの連携も有効
また早期選考への参加方法としては、就活エージェントとの連携も有効です。
就活エージェントとは、面接を元に求人を紹介してくれる無料のサービス。
今はオンライン面談で面談してもらえるため、自宅から気軽に利用することができます。
僕がおすすめしているのは全国対応で使いやすい「ミーツカンパニー就活サポート」です。
そのほかのおすすめのエージェントは以下の記事でランキング化しているので、合わせて参考にしてくださいね!
» 就活エージェントおすすめランキング【1位〜20位】※8/20更新
② 逆求人サイトに複数登録しておく
次に絶対にするのは、逆求人サイトへの複数登録です。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくことで、企業からスカウトが届く就活サイトのこと。
マイナビやリクナビは3月からしか求人エントリーができないですが、逆求人サイトだとそれ以前からスカウトが届くので、早期内定の獲得にも繋がります。
僕が今就活生なら「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つを利用しますね。
1つのサイトでプロフィールを作り込み、それを他サイトにコピペすることで効率化します。
逆求人サイトは、1度プロフィールを登録しておくと、自動的に自分との適性が高い(または自分のことを評価してくれる)企業との接点を作ることができますよ!
就活においては、エントリー企業数=持ち駒があることが心の余裕に繋がります。
よって、逆求人サイトで効率的に企業との接点を持てる仕組みづくりをしておくことがおすすめですね。
③ SPI対策を同時に進めておく
続いて、SPI対策を進めておきます。
SPIとは基礎テストのようなもので、企業は足切りに利用します。
このSPIが最も多くの企業が利用している検査なので、まずはこのSPI対策は早くからおこなっておきましょう。
数あるSPI問題集の中で、僕が最もおすすめなのはこちらですね。
この1冊を1日10分、毎日取り組む。それがベストだと考えています。
(1日10分だけを毎日とすると続けやすいので!)
④ 自己分析を深める
そして最後、絶対に取り組んでおくべきが自己分析です。
自己分析は就活の土台だと僕はよく話しています。
なぜか?
自己分析によって「自己理解」が深まるわけですが、そもそも就活は「自己理解して自分に合う企業はどんな企業かを把握する+自己理解して自分について企業にうまく伝えられるようにする」が土台にあると分かりますか。
また僕がこれまで見てきた就活生で、とにかく落ちてしまう人の特徴は「自己理解が甘く、面接で何を聞かれても答えられない、または答えが曖昧である」という点が挙げられます。
これは面接官の立場に立てばうなずけるはずです。
質問をした時に、回答に自信がなさそうな人を採用するのは、採用してからミスマッチに繋がりそうで怖いですよね。
よって早いうちから徹底的に自己分析を深めていきましょう!
具体的なやり方については、マンガも用いてめちゃくちゃ分かりやすく解説した記事を書いたので、合わせて参考に!
» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】
以上!11月にこれらに着手できれば、他の就活生よりも1つ前に進むことができるし、後から「これらをやっておいてくれた過去の自分ありがとう!!」となることは間違いないので、ぜひ!
大学3年の11月に内定を獲得する人はいるのか?
結論を紹介したところで、ここから更に詳しい内容を解説していきますね。
これからすべきことを共有する前に、周囲の就活生の動きを簡単に解説します。
就活生の中でも、サマーインターン前などから活発に動いていた一部の層では、大学3年の11月に内定を獲得している人もいるんです。
引用:DISCO「キャリタス就活2022 学生モニター調査」
大学3年の11月時点の調査結果ではありませんが、22卒の場合、大学3年の1月時点で8.7%の人が内定を獲得しています。
1月だけですべての内定が出ているわけではないので、11月でも内定を獲得している人は間違いなくいることがわかりますね。
特に外資系企業や一部のベンチャー企業は内定出しがかなり早い傾向にあり、大学3年の11月でも内定がもらえる人もいます。
このように、一部ではありますが内定を獲得している就活生もいることは理解しておくべきです。
その上で、焦る必要はないので、これからすべきことを実践していきましょう。
一部ではありますが、それだけ動き出しが早い就活生もいるんですね。
そうだね。その一部の層は当然、大半がまだ就活を継続していくわけだから、今後ライバルになる存在であることも忘れないでほしい。
大学3年の11月から始まる就活イベント
次に大学3年の11月という時期に、就活全体の動きがどうなっているのかを共有しておきます。
既にこの時期から、就活関連のイベントも動き出していますよ。
【大学3年の11月から始まる就活イベント】
- 秋冬インターンシップの説明会・選考
- 各種業界研究セミナー
- 外資系企業の内々定出し
- ベンチャー企業の内々定出し
イベント① 秋冬インターンシップの説明会・選考
まずメインで行われているのが「秋冬インターンの説明会や選考」になります。
秋冬インターンの開催時期としては12月や1月がピークなので、11月の時点で説明会や選考が活発化するんですよね。
引用:マイナビ2023「イベント情報」
マイナビなど大手ナビサイトでも大規模なインターンイベントが開催されます。
選考を直前に控えたインターンになるので、サマーインターンとは違った意味合いやメリット・デメリットがありますよ。
【秋冬インターンのメリット】
- 就活直前期に企業や業界について深く知れる。
- 本選考に関係する場合が多い。
- 選考フローを経験できる。
【秋冬インターンのデメリット】
- 大学の講義などと日程が被る可能性がある。
- 参加枠が少なく、参加自体が難しい傾向にある。
秋冬インターンの最大のメリットは”本選考に大きく関係すること”ですね。
実際、冬期インターン参加者は一部選考免除などの優遇措置をする企業も多いです。
また、人気企業となれば冬期インターンの参加自体にもエントリーシートや面接などの選考があるため、本選考直前期に選考経験を積むことができます。
一方で、開催時期が1月や2月なので、講義や試験と被る可能性もあります。
また、夏季に比べると参加枠が少ないので、参加自体が難しいのもデメリットですね。
イベント② 各種業界研究セミナー
インターン関連イベントと並行して、業界研究セミナーも開催されます。
業界研究セミナーとは「採用目的ではなく、就活解禁前に業界や企業について知ってもらうためのイベント」という位置づけです。
よって、採用情報というよりは業界や企業に関する紹介がメインになります。
ただ、企業によっては本選考を直前に控えていることもあり、ガッツリ選考に関連した情報を提供する場合もあります。
(正直グレーゾーンではありますが、そもそも解禁を守る企業も少ないのでw)
僕個人の意見としては、参加しておくべきイベントかと。
業界や企業について理解する貴重な機会ですし、運が良ければ採用担当者とコネを作ったり、選考で優遇される可能性もありますからね!
イベント③ 外資系企業の内々定出し
この時期は”外資系企業の内々定出し”も行われています。
外資系の中でもメーカーや総合コンサルはこの時期に既に内定出しをする傾向にあります。
▼企業毎の内定時期一覧
この時期に内定は全就活生の中でも最速の枠になるでしょうね。
就活解禁と言われる3月や選考解禁と言われる6月などは、経団連(今は国)が定めた基準となるスケジュールです。
ただ、このスケジュールを守らなかったからといって罰則などはありません。
経団連に加盟している企業などは遵守していますが、特に外資系企業なんかはこうしたルールは度外視で内定を出しています。
(もちろん、超優秀層が集まる最難関の選考です。)
イベント④ ベンチャー企業の内々定出し
外資系企業と合わせて、一部のベンチャー企業でも内々定出しが行われています。
特に長期インターンとして長く在籍していた学生やサマーインターンなどに参加した学生は、この時期にベンチャー企業から内々定を獲得していますね。
ベンチャー企業は経団連にも加盟していないので、そもそも就活解禁である3月を待つ必要はありません。
加えて、大企業など知名度のある人気企業と選考時期が被ると、どうしても学生は集まらなくなるので、あえて時期をずらして選考をしています。
こうしてみると、かなり就活は本格化していることがわかりますね。
本選考の解禁は3月だけど、既にいろんな動きが出てきてるよね。これを知らないと確実に出遅れてしまうわけだから、大きな差が生まれるのも納得だよ。
大学3年の11月から就活を始める場合の必須対策
それではいよいよ本題である”大学3年の11月にすべき必須対策”を解説します。
それぞれ目的に分けて、以下を優先的にすべきです。
【就活の基礎作り】
- 自己分析を継続的に行う
- 業界・企業・職種について幅広く理解しておく
- OB訪問で社会人と繋がりを作っておく
【本選考対策】
- 筆記試験対策は継続的に行う
- エントリーシート全体の質を高めておく
- 面接の頻出質問に対する回答を準備する
【就活イベント関連】
- 就活エージェントへの登録
- インターン関連イベントに積極的に参加する
- 中小規模の合同説明会に参加して早期内定を狙う
対策① 自己分析を継続的に行う|就活の基礎作り
まず就活の基礎作りとして重要なのは”自己分析を継続的に行うこと”です。
就活開始時点で自己分析を行う人は多いかと思いますが、だいたい一度終えるとそれから自己分析をしない人は多いですよね。
ただ、最初の自己分析を終えて以降も、アルバイトや部活は継続しているわけですし、就活を通じて価値観や考え方なども大きく変わってきます。
つまり、自己分析は継続して定期的に行う必要があるんです。
自己分析をアップデートしないまま選考を受けても、本来の自分とは違った回答になってしまい、面接でも上手く回答できない可能性がありますからね。
ただ、一回でさえ面倒な自己分析を定期的に行うのは手間がかかります。
そこで就活を7年研究してきた僕が、とにかくわかりやすい自己分析の方法を以下の記事にまとめました!
定期的に行うのにも最適な内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
対策② 業界・企業・職種について幅広く理解しておく|就活の基礎作り
次に就活の基礎作りとして”業界・企業・職種について幅広く理解しておく”ことも非常に重要な作業です。
日本だけでも企業は400万社以上あり、業種や企業毎の特徴もさまざま。
これら全てを把握することは不可能ですが、より多くの選択肢を持った上で企業選びをするためには、業界・企業・職種について幅広く理解することが必須です。
ここを徹底することで、最終的な納得内定に繋がりますからね。
(内定後、「え、そんな企業あるの?そっちが良かった。。」とならないために)
また、業界研究や企業研究は行うものの、職種理解を忘れている人も意外と多い。
あなたが入社してから行う日々の業務に最も関わるのは”職種”です。
選考の際に、入社後のイメージを聞かれた場合など、この職種を理解しておかなければ、評価される回答はできません。
▼新卒が押さえておくべき職種一覧
大分類 | 小分類 | 仕事概要 |
---|---|---|
総務職 | 総務 | 社内の福利厚生管理やファイリング、備品管理、会議や社内イベントの企画運営、電話対応、来客対応、秘書業務をおこなう。 |
人事 | 採用や人の管理をおこなう。 | |
経理職 | 経理 | 入金と出金の管理、給料の管理、決算書の作成をおこなう。 |
財務 | 会社の資産の管理をおこなう。こ | |
研究開発職 | 研究開発 | 商品やサービスを実用化、製品化するための基礎となる研究をおこなう。 |
開発 | 研究で得た知見をもとに、商品やサービスの実用化、製品化をおこなう。 | |
購買職 | 購買(仕入れ) | 原材料の仕入れや、在庫の管理をおこなう。 |
バイヤー | 原材料や商品の開拓、仕入れをおこなう。 | |
技術職 | 設計 | 製品などの設計をおこなう。 |
技術 | 製品開発や製造に関しての技術開発。 | |
生産技術職 | 生産管理 | 製造現場での生産状況の管理をおこなう。 |
品質管理 | 原材料やできあがった商品の品質管理をおこなう。 | |
営業職 | 国内営業 | 国内の企業との取引を対象として、企画提案や 商品の紹介、新規のお客さんの開拓を行う。 |
海外営業 | 国内営業の対象企業が海外になったバージョン。 | |
営業アシスタント | 国内(海外)営業が使用する資料の作成や、 見積もりの作成を行う。 | |
セールスエンジニア | 企業への営業と技術的な作業の両方をおこなう。 | |
エンジニア職 | SE(システムエンジニア) | システム全体の仕様を定めて、その後、基本設計や詳細設計においてシステムの細部を構築する。 |
PG(プログラマー) | SEが作成した設計書に沿ってプログラミングをおこなう。 | |
販売職 | 販売 | 店頭にて商品の紹介や販売をおこなう。 |
スーパーバイザー | 店舗を巡回して販売に対しての指導をおこなう。 | |
広報職 | 広報 | 商品や自社に関する情報発信や宣伝をおこなう。 |
企画職 | 商品企画 | 市場調査を元にした商品のコンセプト立案や、企画した商品のプレゼンテーションをおこなう。 |
マーケティング | 市場調査や消費動向などの調査をおこなう。 | |
経営企画職 | 経営企画 | 経営戦略や新規事業計画の立案をおこなう。 |
新卒が関わる可能性のある職種だけでも、これだけあるんです。
業界研究や企業研究ももちろん大切ですが、合わせて職種まで理解しておくことで、より深い企業研究が可能になりますよ!
▼業界研究の方法を5ステップで解説!
» 【業界研究のやり方】やること一覧を5ステップで徹底解説!
▼企業研究の方法を8ステップで解説!
» 【企業研究のやり方】8ステップで企業研究が完了する方法!
▼新卒就活生が押さえておくべき職種一覧
対策③ OB訪問で社会人と繋がりを作っておく|就活の基礎作り
大学3年の11月時点で、社会人と繋がりを作っておくことも重要です。
そこでやるべきなのが”OB訪問”になります。
OB訪問と聞くと、選考解禁直前の2月や解禁後にするイメージがありますが、この時期は社会人側も非常に忙しいので、なかなか予定が合わないんですよね。
逆に11月などは比較的落ち着いている時期なので、訪問もしやすい。
加えて、他の就活生とは違った時期に訪問することで社会人の印象にも残ります。
選考解禁前なので、そこで良いイメージを与えることができれば、一部選考免除などの優遇を受けることができるかもしれませんよ!
また、選考で優遇されなくても社会人との繋がりは非常に重要です。
特に志望業界に在籍する社会人であれば、業界の実情やその人の就活経験なども聞くことができるので、大きなアドバンテージになります。
対策④ 筆記試験対策は継続的に行う|本選考対策
本選考対策として、この時期からやるべきなのが”筆記試験対策”になります。
特に頻出のSPI対策は絶対にしておくべきです。
選考の大きなウエイトを占めているのは間違いなく面接になります。
しかし、筆記試験は足切りの位置づけで選考初期に行われるため、ここを通過できなければ面接を受けることすらできません。
SPIなど就活で出題される筆記試験は、問題自体の難易度は高くありません。
重要なのは、解き方などのコツを押さえておくことであり、そのためには継続的に問題を解いて慣れておくことしかないかと。
本選考まで時間はありますが、一日30分で十分なので問題を解く習慣を作っておくのがおすすめです。
対策⑤ エントリーシート全体の質を高めておく|本選考対策
この時期はエントリーシート全体の質を高めておくことも重要です。
エントリーシートで最初にすべきは、就活3大質問(志望動機・ガクチカ・自己PR)の質を高めておくことです。
その3つがある程度形になれば、ES全体の質にもこだわりましょう。
なぜなら、秋冬インターンの選考で必要になるから。
先ほども共有したとおり、秋冬インターンにはさまざまなメリットがあるため、必ず参加すべきです。
ただ、枠が狭く選考を用意する企業も多いので、そこまでに一度、エントリーシートを完成させておく必要があります。
エントリーシートの質の高め方については、以下の記事で詳しく解説しています。
他の就活生とは少し違った施策による質の高め方を解説しているので、ぜひ一度実践してみてください。
対策⑥ 面接の頻出質問に対する回答を準備する|本選考対策
筆記試験、エントリーシートを通過すると最後に待っているのが面接です。
企業が内定を出す際に最も重視している選考過程は間違いなく面接。
よって、面接に対する対策は就活生にとっても最重要項目となります。
(もちろん秋冬インターンにおける選考も同様です。)
では、面接対策は何から始めるべきなのか。
それは”頻出質問に対する回答を準備すること”です。
もちろん面接における質問は本番までわかりませんが、ある程度、頻出といわれている質問は存在します。
僕自身、就活生時代には頻出質問に対する回答をある程度用意していました。
その結果、22社から内定を獲得し、大手食品メーカーに入社することができた。
そんな僕が”これだけは押さえておくべき”と考える頻出質問と、それに対する回答を以下の記事にまとめました。
特に面接に不安がある人、自信がない人は以下の内容をぜひ実践してください!
対策⑦ 就活エージェントへの登録|就活イベント関連
次にここからは就活イベント関連ですべきことを解説していきます。
僕が就活イベント関連で、最もおすすめしているのは”就活エージェントに登録しておくこと”です。
就活エージェントとは、人材会社が無料で提供しているサービスで、面談を元にして自分に合った企業を紹介してもらうことができます。
特にこれから就活で何をすべきか悩む3年生はメリットが大きいかと。
なぜなら求人紹介だけでなく、就活相談や選考対策まで一貫してサポートを受けることができるから。
おすすめの就活イベントの案内もしてくれますよ。
加えて、適当に紹介するのではなく、面談を元に合っている求人を紹介してもらえるので、就活初期段階で企業探しに悩む人にもありがたいサポートですよね。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
対策⑧ インターン関連イベントに積極的に参加する|就活イベント関連
大学3年の11月は秋冬インターンに向けたイベントが活発化する時期です。
秋冬インターンには、先ほど共有したメリットがあるので、こうしたインターン関連イベントには積極的に参加すべきです。
また、ここから就活解禁に向けて、さらに就活イベントは増えてきます。
そこで重要なのが”参加すべき就活イベントの厳選”です。
なんとなくで目的もなく就活イベントに参加しても、本当に意味がありません。
事前にどんなメリットがあり、何の目的を持っていくのかを考えておくことで、就活イベントの効果を最大化することができます。
ただ、就活イベントはそもそも数が多すぎて選ぶのが難しいかと思います。
そこで僕がおすすめする就活イベントを「就活イベントおすすめランキング【1位〜25位】|参加価値の高いイベントを全60種厳選!」にてまとめているので、こちらを参考に就活イベントを選んでください!
対策⑨ 中小規模の合同説明会に参加して早期内定を狙う|就活イベント関連
最後に就活イベント関連で押さえておきたいのが、早期内定を狙ったイベントへの参加です。
先ほども言いましたが、この時期既に内定を獲得している就活生はいましたよね。
早期内定を獲得するのは、メンタル面なども含め大きなメリットになります。
そこでおすすめなのが”中小規模の合同説明会”です。
マイナビやリクナビが開催していた超大型の合同説明会は1社あたりの説明が15分ほどで短く、それなら企業のホームページを読めば良い話。
一方で就活生数十人:企業数社のような中小規模の合同説明会は、採用担当者とコネが作りやすく、内定にも繋がりやすいイベントなんです。
ちなみに僕が就活生の時に参加して2社からの内定を獲得したのが「ミーツカンパニー」という中小規模の合同説明会です。
こちらは現在、オンラインでの実施もあるので、自宅にいながら企業と出会うことができるのも効率的ですよね。
【就活マンが考えるミーツカンパニーのメリット】
- 就活マンが就活中に2度参加して2社からの内定を獲得している。
- 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
- 全国32箇所で開催しており、オンライン参加も可能なので誰もが対象になる
- 就活エージェントの連携もイベント参加後に検討できる
開催頻度が高く、企業担当者とじっくり話した上で選考に進めるので、安心して企業選びもできます。
【ミーツカンパニーの利用方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」にアクセスする。
- 30秒無料エントリーから参加イベントを選んで登録する。
- メールの案内に沿って当日のイベントに参加する。
就活の基礎作りと本選考対策をしつつ、就活イベントに参加していくんですね。
そのとおりだよ!最初は大変かもしれないが、徐々にペースが掴めれば慣れてくるし、これだけの準備をしておけば万全だね。
大学3年の11月に内定を獲得する方法
ここまで大学3年の11月から就活を始める人向けの対策について解説してきました。
ただ、冒頭でもお伝えしたとおり、大学3年の11月に”内定を獲得する”人がいるのも事実です。
これはいわゆる「早期内定」と呼ばれるものですね。
早期内定とは、内定出しが解禁される大学4年の6月以前に獲得した内定のこと。
早期内定を獲得することで、精神的な余裕が生まれるほか、さまざまなメリットがあります。
早期内定の具体的な獲得方法は以下のとおり。
【早期内定を獲得する方法】
- 中小規模の合同説明会を経由して特別ルート内定を得る
- 逆求人サイトを複数利用してスカウトから内定に繋げる
- リクルーターが付いてくれるようなOB訪問をする
- 内定直結型のインターンシップに参加する
僕自身、就活生時代にこれを実践した結果、5社の早期内定を獲得できました。
その後、最終的には大手食品メーカーに入社しましたが、この早期内定による精神的なアドバンテージは本当に大きかったですね!
ほかにも早期内定はメリットやデメリットがあります。
ただ、圧倒的にメリットの方が大きいと僕は思いますよ。
【早期内定のメリット】
- その後の選考に精神的な余裕が生まれる。
- 周囲より早く本選考の経験が積める。
- 早期内定獲得後に受ける企業が「ここよりも良い企業」となるため、より自分に合った企業探しが可能になる。
【早期内定のデメリット】
- 選考準備が中途半端になる可能性がある。
- 内定を獲得することで満足してしまい、妥協してしまうリスクがある。
早期内定を獲得する最大のメリットは、「1社でも入社したいと思える企業の内定を持っているとこの会社よりも志望度が高い企業だけ受けよう」となることです。
選考に進む企業が増えれば増えるほど、1社にかける時間が少なくなります。
逆に選考に進む企業が減れば、1社にかける時間が増えますよね。
このように納得できる内定1社あれば、より志望度が高い企業を「探す時間」も「選考対策する時間」も増えるわけです。
デメリットとしては、内定を獲得することで満足してしまい、中途半端な形で就活を終えてしまうことです。
これは人それぞれの性格にもよるかと思います。
あくまで選考の本番は大学3年の3月以降なので、そこで一通りの結果が出るまでは就活を継続すべきです。
早期内定を狙う方はその点の意識を強く持っておいてくださいね!
(もちろん早期内定の企業が本命なら終活するのも全然OKです。)
早期内定を獲得する方法の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
早期内定が獲得できる企業や業界の一覧も紹介しているので、より早く内定が欲しい人は必見です。
【早期内定獲得完全マニュアル】
この記事だけで伝えきれない「早期内定獲得マニュアル」をパワポ資料でまとめてみました!
早期内定の獲得方法(外資系・ベンチャー企業からの獲得方法を含む)だけでは早期内定への理解は足りません。
「早期内定を獲得できる可能性を高める施策」や「早期内定を保留にする方法」など、早期内定に関して絶対に押さえるべき情報をまとめています。
▼全36ページのうちの一部
こうした「僕が本気でほしいと思える情報をまとめた資料」だけをパワポ資料でまとめています。
(現在共有している資料は、早期内定だけでなく「ホワイト企業リスト」「最強の面接対策マニュアル」「学歴フィルターがある企業リスト」など!)
この記事と合わせて、ぜひ読み込んでくださいね!
(完全無料なのと、面倒な登録やアンケートなどは一切ありません)
【友達4000人突破】公式LINEの詳しい説明はこちら
早期内定で得られるメリットは大きいですね!
間違いないよ。僕自身、就活生時代にそれを実感したからこそ、この記事でもみんなに共有してるんだ!
大学3年の11月から就活を始める場合によくある質問
それでは最後に、大学3年の11月から就活を始める場合によくある質問とその回答を共有してきます。
毎年、多くの就活生からいただく質問なので、参考になるかと思います。
質問① 大学3年の11月から就活を始めるのは遅いですか?
決して遅いわけではありません。
どちらかというと、一般的にはこのぐらいの時期が平均的だと思います。
▼就活で最も忙しかった時期を表したグラフ
引用:リクナビ就活準備ガイド「いつ、何をやる?就活の流れを解説!」
やはりピークは解禁時期の大学3年3月前後になります。
ただ、会社説明会への参加などは大学3年の11月から徐々に高まってくる傾向があるため、就活を本格化させる時期としては最適ですね。
質問② 大学3年の11月時点で就活を何もしていないのはやばいですか?
全然やばくないですよ。
なぜなら「やばいかもしれない」という危機感をこの時期に持てているから。
本当にやばいのは大学3年の11月になっても、危機感を感じていないことです。
やばいと少しでも感じたのなら、ここからやるべきことを明確にし、この記事の内容を実践してもらえれば、内定獲得は必ずできると思います。
質問③ 早期内定を獲得してからも就活は継続して大丈夫ですか?
全く問題ないですね。
僕自身、5社から早期内定を獲得しましたが、その後も就活を継続していました。
ただ、やはり早期内定を出した企業からは「アルバイトに来てほしい」や「同期の懇親会をするから参加してほしい」など、いわゆる囲い込みはあるかと思います。
ここで気を遣ってしまい、入社を決めるのは絶対にするべきではありません。
(必ず入社後に後悔しますからね。。。)
早期内定を保留にする方法については「【早期内定を保留にする方法】“保留と辞退のテンプレ”を紹介!」にて詳しく解説しています。
保留に不安がある人は、こちらを参考にしてくださいね。
質問④ 早期内定に繋がるインターンの探し方が知りたいです。
早期内定を狙ったインターンの探し方は、一般的なインターンの探し方とは少し異なります。
詳しい探し方については、以下の記事でまとめているので参考にしてください。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
大学3年の11月から就活を始める方法について、理解が深まったかと思います。
この記事を読んでくれているということは、これから就活を始めようと考えている人が大半ですよね。
この記事にたどり着いている時点で、あなたには行動力が間違いなくあります。
あとはその行動力をこれからの就活に向けられるかが重要です。
ぜひこの記事で共有した対策事項を実践してもらい、数ヶ月後にあなたが内定を獲得していることを願っています。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか。
【本記事の要点】
- 大学3年の11月から始まる就活イベントは「秋冬インターンシップの説明会・選考」「各種業界研究セミナー」「外資系企業やベンチャー企業の内々定出し」などである。
- 大学3年の11月から就活を始める場合、「就活の基礎作り」「本選考対策」「就活イベント関連の把握」を優先的にすすめるべきである。
- 大学3年の11月でも内定獲得は可能なので、早期内定を狙った中小規模の合同説明会への参加などを行うことは、大きなメリットがある。