就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
大学3年生になって、インターンシップに1度も参加していないと焦る人は多い。
そんな時、そもそも大学3年生でインターンに参加しないとやばいか知りたいですよね?
そこで今回は大学3年でインターンに参加するメリットと、参加しない時のデメリットを詳しく解説していきます。
最初に言っておくと、「インターンに参加してないから就活がうまくいかない」ということはありません。
よって心に余裕を持ちつつ、じっくり読んでもらえればと思います!
少しでも参考になればと思って心を込めて書きました!!
大学3年生になると周りがインターンに参加し始めて焦っています。
インターンよりも大切なのは、本選考への対策なんだよね。インターンだけにとらわれないことが重要だよ!
- 【結論】大学3年でインターンに行かなくても問題ない
- 大学3年生時点でのインターン参加状況
- 【補足】大学院の3年でインターンに行かないのはあり?
- 大学3年でインターンに行かないことのデメリット
- 大学3年でインターンに行くメリット
- 大学3年でインターンに行く場合のインターン先の探し方
- 大学3年で長期インターンに参加するのが向いている学生の特徴
- 大学3年でワンデイインターンに参加するのが向いている学生の特徴
- 本記事の要点まとめ
【結論】大学3年でインターンに行かなくても問題ない
結論から言うと、大学3年でインターンに行かなくても特に問題はありません。
行きたくないのに無理に行く必要はないです。
大学3年になると就活を意識する人が増え、インターンというワードもよく聞くようになりますよね。
そんな中「時間がなくて行けない」「なんだか面倒くさい」という理由でインターンに行かない選択をしている人もいるかと思います。
ただ、周囲の就活生がインターンに行っていると心配になってしまうもの。
「行かないと就活に失敗するのでは?」「いやでも行きたくないし…」という葛藤もあるでしょう。
就活中はつい周囲と自分を比較してしまいがちなので、その気持ちは痛いほどよく分かります。
ですが、「大学3年でインターンに行かないとヤバイ」ということは一切ありません。
ではなぜそう言えるのか?
まずは、大学3年でインターンに行かなくても問題ないと言える根拠を説明していきます。
理由① 長期インターンシップに参加している学生は少数だから
1つ目の理由は、長期インターンに参加している学生は少数だからです。
リクルート就職みらい研究所が行った調査結果を見てください。
引用:リクルート就職みらい研究所「就職白書2020」
2020年卒でインターンに参加した学生のうち、1~3ヵ月のインターンに参加した人は2.3%、3ヵ月以上のインターンに参加した人は2.9%となっています。
2020年卒のインターン(長期・短期)参加率が約62%なので、就活生全体の中で長期インターンに参加する人は約3.2%ということになります。
つまり、長期インターンに限定すると参加しているのは一部の学生だけなんですよね。
就活中は優秀な学生の行動が目立ちやすいので焦るかもしれませんが、この数字を見ると少し安心できるのではないでしょうか?
理由② ワンデイインターンに参加しなくても内定は取れるから
2つ目の理由は、ワンデイインターンに参加しなくても内定は取れるからです。
先程のインターン参加率のグラフを見ると、最も割合が高い参加期間は「1日」となっています。
これを見て、「ワンデイインターンは参加する人が多いから行かないとやばい」と感じるかもしれません。
ですが、ワンデイインターンは採用のためというよりも自社を知ってもらうために実施する企業が多いです。
しかも1日という短い期間なので、長期インターンのように実務を経験できるわけではなく得られる情報は限られている。
よって参加しなかったからといって大幅に不利になるということはありません。
インターンに行かなくてもきちんと就活に取り組めば内定はもらえますよ。
可能であれば長期インターンに参加するのはおすすめ
大学3年でインターンに行かなくても問題はありませんが、可能なら長期インターンに参加した方が良いと僕は考えています。
なぜなら、長期インターンでは実務に近い経験を積めるから。
数カ月に渡りその企業の一員として働くので、しっかりと業界理解を深めながら社会人に必要なスキルを磨けるんですよね。
よって本選考でも有利になりやすい。
インターン中の成果が評価されればそのまま内定につながるケースもあります。
つまり、長期インターンは就活におけるメリットがかなり大きいんですよね。
なので学業などに支障が出ない範囲で積極的に参加することをおすすめします!
参加する人が少ないからこそライバルと差を付けられますよ。
大学3年でインターンに行かなくても大丈夫なんですね。それを知って少しほっとしました。
あくまでインターンは就活準備の手段のひとつに過ぎないからね。インターン先に入社する人の方が少数派だよ。
【超重要】就活生向けの企業選びの最適解
ここまでインターンに行かなくても良いのか解説してきました。
僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。
そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。
エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。
求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。
▼求人サイトのおすすめ
※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。
▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)
ミーツカンパニー就活サポート、キャリアチケット、キャリアパーク就活エージェント
※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。
▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)
※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。
上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。
そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。
現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!
(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)
以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!
加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。
(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)
» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】
大学3年生時点でのインターン参加状況
マイナビの「2023年卒大学生インターンシップ調査」によると、大学3年(大学院1年も含む)の10月時点でのインターン参加状況は以下のようになっています。
引用:マイナビ「2023年卒大学生インターンシップ調査」
参加率は年々上昇傾向にあり、2023年卒では83.6%がインターンを経験。
平均参加社数は4.4社となっています。
このデータを見て「えっ、やっぱりみんな参加しているじゃん!」と思うかもしれません。
ですが、参加期間を見ると半日や1日だけの人も結構多いんですよね。
引用:マイナビ「2023年卒大学生インターンシップ調査」
また、WEB形式のインターンだけ参加した人も半数近くいます。
ワンデイやWEB形式の場合、就業体験というより会社説明会に近い内容であることが多い。
つまり、一口にインターンといっても昨今ではその内容も多様化してきているんですよね。
なので全体の参加率だけを見て焦る必要はありません。あくまでも参考として理解しておいてくださいね。
【補足】大学院の3年でインターンに行かないのはあり?
ちなみに補足として、大学院3年生でインターンに行かないのはどうなのか解説します。
結論から言うと、大学生と同じで、自分が本当に入社したいと考えている企業があれば、積極的にインターンに参加して企業理解を深めるべきです。
企業によってはそのまま選考に繋がる場合もあります。
しかし、インターンに行かないと就活はやばいということはありません。
就活で最も重要なことは「適性」であり、結局のところ、エントリーした企業から「この子はうちの会社と適性が高そうだ」と思ってもらうことに尽きます。
その点、インターンへの参加経験は適性には直接関わってこないですよね。
よってインターンに参加してないから就活はやばいと考えずに、しっかりと自己分析と企業研究を行って、自分に合う企業を選ぶことに徹することが重要です!
なるほど!たしかに適性が最も重要なら、インターンへの参加経験だけで就活の成功が左右されることはなさそうですね。
そうなんだよ。就活には正解がなくて、複合的な要素で内定が出る。だから何かが欠けているからと諦めないことが重要だね。
大学3年でインターンに行かないことのデメリット
ここまでの内容を読んで、インターンに行かなくても大丈夫なんだと安心している人も多いと思います。
ですが、大学3年でインターンに行かないことにはデメリットがあるのも事実です。
それを知らずに行かないことを決めると後悔することになるかもしれません。
そこで次に、大学3年でインターンに行かないことのデメリットについて解説していきます。
- インターン経由の早期内定の獲得ができない
- 長期インターンに参加しない場合は現場を通して職種理解ができない
- 選考でインターン経験の有無を聞かれた時に答えられない
①インターン経由の早期内定の獲得ができない
1つ目のデメリットは、インターン経由の早期内定を獲得できないことです。
リクルート就職みらい研究所の「就職白書2020」によると、採用に直結したものとしてインターンを実施する企業は約16%。
特に長期インターンは早期内定につながりやすい傾向があります。
また、インターン参加が選考を受けるための条件になっている企業もあります。
インターンに参加しない場合、こうしたチャンスを逃すことになってしまうんですよね。
すべての企業が早期内定につながるわけではありませんが、興味のある業界や企業がインターン経由の採用を行っているかどうかは確認しておいた方が良いと思いますよ。
②長期インターンに参加しない場合は現場を通して職種理解ができない
長期インターンに参加しない場合は、現場を通して職種理解を深められないというデメリットもあります。
社会人経験のない就活生にとって、実際の仕事を明確にイメージするのは難しいですよね。漠然としたイメージで職種を選んでいる人も多いと思います。
僕も就活生の頃はそうでした。
ですが、職種を深く理解しないまま入社しても「あれ?なんか想像と違ったな」とミスマッチを感じる可能性が高くなるんですよね。
そうなると早期退職につながってしまう。
長期インターンは入社前に実際の現場に入って実務に近い経験ができるので、参加しないと職種理解の機会を失うことになります。
内定獲得だけでなく入社後のミスマッチ回避のためにも、長期インターンは大きな意味があるんですよ。
③選考でインターン経験の有無を聞かれた時に答えられない
3つ目のデメリットは、選考でインターン経験の有無を聞かれたときに答えられないことです。
本選考の面接ではインターン参加の経験について聞かれることがあるんですが、インターンに行っていないとネガティブな印象を与える可能性があるんですよね。
なぜインターンに行かなかったのかについて深掘りされることもあります。
特に応募先のインターンに参加していない場合は、「そこまで入社意欲が高くないのかな?」と思われる可能性が高い。
よってインターンに行っていないことで選考に不利になるかもしれません。
ただしインターン経験の有無を重視する企業は多くないので、そこまで大きなデメリットではないと僕は考えています。
質問に対する明快な回答を準備しておけば問題ないかと。
大学3年でインターンに行くメリット
次に、大学3年でインターンに行くメリットも確認しておきましょう。
メリットも理解した上でインターンに行くかいかないかを決めてくださいね。
- インターン経由での早期内定を獲得できる
- 業界理解や職種理解ができる
- 社会人と話すことに慣れることができる
- 選考でインターン経験について聞かれた時に回答できる
①インターン経由での早期内定を獲得できる
これは特に長期インターンに言えることなんですが、参加することで早期内定を獲得できるチャンスが広がります。
ベンチャーや中小企業の場合、優秀な人材を確保したいという目的で長期インターンを実施する企業も多いんですよね。
インターンで適性の高さをアピールできればそのまま内定を貰えることも。
そして早期内定を獲得しておくと、「どこかに受からなければならない」という状況を回避できるため心に余裕が生まれます。
内定先より志望度の高い企業だけに集中できますからね。
既に内定があることを選考でアピールできれば、企業からの評価も良くなりやすいです。
つまり、「就活に有利な状況を作る」という意味でもインターン参加には大きな意味があるんですよ。
②業界理解や職種理解ができる
続いて、業界理解や職種理解ができることもインターン参加のメリットです。
先程も言ったように、就活生の時点で仕事内容や適性を明確にイメージするのは簡単ではありません。
ネット上の情報だけでは分からないこともたくさんあります。
そして漠然としたイメージだけで就職先を選んだ場合、入社後にミスマッチを起こすかもしれません。
そうなると早期退職につながり、自分にとっても企業にとっても不幸な結果に…。
その点インターンは現場を見たり社員から話を聞いたりできるので、業界や職種理解につながる。
大学3年のうちからその機会を得ることは大きなメリットと言えます。
③社会人と話すことに慣れることができる
3つ目のメリットは、社会人と話すことに慣れることができる点です。
僕も就活生の頃はそうだったんですが、ビジネスの場で社会人と話すのって緊張しますよね。
ネットで調べた敬語をカタコトで話してしまいがち。
そんなときインターンに参加すると、必然的に社会人と関わる機会が増えるのでコミュニケーションに慣れることができるんですよ。
社会人と話すことに慣れておけば、面接でもスムーズに話せるようになるので高評価を得やすくなります。
就活ではコミュニケーション能力も重要な評価ポイント。リラックスした状態で選考に臨み内定に近づくためにも、大学3年から社会人と話すことに慣れておくのは大きなアドバンテージになりますよ。
④選考でインターン経験について聞かれた時に回答できる
4つ目のメリットは、本選考でインターン経験について聞かれたときにポジティブな回答ができること。
たとえば応募先企業が過去にインターンを実施していた場合、それに参加したことを伝えれば志望度の高さをアピールできます。
他社のインターンであっても、「就活に対して前向き」「業界や職種への関心が高い」というイメージにつながるでしょう。
特に長期インターンは経験者が少ないので、高評価を得やすいです。
インターン経験があるから即採用となることはありませんが、ないよりある方が印象が良くなるのは確か。
自信を持って選考に臨めるという意味でもインターン参加にはメリットがあるんですよ。
大学3年でインターンに行くことにはメリットも多いんですね。
そうなんだ。インターンに行くか行かないかは個人の自由だけど、後悔しないために参加メリットもしっかり理解しておこう。
大学3年でインターンに行く場合のインターン先の探し方
インターンに行かないデメリットや行くメリットを知って、「やっぱり参加しようかな」と思い始めている人もいるかもしれませんね。
そんな人のために、大学3年でインターンに行く場合のインターン先の探し方を紹介していきます。
行きたいけど探し方が分からない…そんな人こそ以下の方法を参考にしてください!
- 逆求人サイトでインターン参加のスカウトを得る
- 大手求人サイトでインターンにエントリーする
- インターン専門の求人サイトからエントリーする
- 企業の採用ページから直接エントリーする
- SNSでインターン募集を探す
探し方① 逆求人サイトでインターン参加のスカウトを得る
1つ目の探し方は、逆求人サイトに登録してインターン参加のスカウトを得ることです。
逆求人サイトとは、企業側から就活生にアプローチをする就活サービス。
サイトに登録してプロフィールを入力しておくと、それを見て興味をった企業が「うちの会社を受けてみませんか?」とスカウトを送ってきてくれます。
そんな逆求人サイトなんですが、実はインターンにも対応しているんですよね。
大学3年のうちから登録しておけば、1から自分で探さなくても適性の高い企業とつながることができます。
忙しい、面倒くさいと感じている人こそ逆求人サイトは使うべきです。
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
探し方② 大手求人サイトでインターンにエントリーする
2つ目の探し方は、大手求人サイトでインターンにエントリーする方法です。
マイナビやリクナビなどの大手求人サイトでは、インターンの募集も行っているんですよね。
掲載求人数が非常に多く検索条件も細かく設定できるので、どんな企業があるのかを見てみたい人や企業同士を比較したい人に特におすすめです。
本選考ではほとんどの人が利用することになると思うので、インターンに向けて大学3年の時点で登録しておきましょう!
ただし大手求人サイトに載っているインターンはほとんどがワンデイや1週間といった短期インターンです。
長期インターンを希望する場合は不十分かもしれません。
探し方③ インターン専門の求人サイトからエントリーする
長期インターンや中小・ベンチャー企業を希望する場合は、インターン専門の求人サイトを利用するのがおすすめです。
インターンの普及に伴い、最近ではインターン専門の求人サイトも増えているんですよね。
(僕が就活生だった頃は少なかったです)
長期インターンや内定直結型インターンも多く掲載されているので、早期内定を狙う人はぜひ利用してください。
有名どころだと以下のサイトがあります。
【インターンシップ専用の求人サイト】
- Infra(インフラ)|最大級のインターン特化サイト
- ゼロワンインターン|インフラに次ぐ大手インターン特化サイト
- Renew(リニュー)|サイトが非常に見やすい
- インターンシップガイド|全国のインターンを検索できる
- JEEK(ジーク)|インターン求人の質が高い印象
- エンジニアインターン|エンジニア特化
ただしインターン専門サイトは東京・大阪で開催されるインターンがほとんど。それ以外の場所でのインターンを希望する場合は、選択肢が少なくなってしまうかもしれません。
探し方④ 企業の採用ページから直接エントリーする
次に、企業の採用ページから直接エントリーするという方法もあります。
知名度の高い大手企業なんかは求人サイトに掲載しなくても応募が集まるので、自社のホームページでインターンを募集していることがあるんですよね。
(求人サイトに掲載するにもお金がかかるので)
その場合求人サイトしか見ていないとインターン情報を見逃してしまうので、気になる企業についてはホームページも要チェックです。
ただし企業によってインターン情報が更新される時期が違うので注意してください。
一度見てインターン募集がなかった場合でも、こまめにチェックした方が良いと思いますよ。
探し方⑤ SNSでインターン募集を探す
最後に紹介するのは、TwitterなどのSNSでインターン募集を探す方法です。
昨今では、ベンチャー企業やIT系企業を中心にSNSでインターンを募集している企業も多いんですよね。
SNSでインターンを探すと、求人サイトに載っていない成長ベンチャーやライバルが少ない穴場企業も見つけやすいです。
よってベンチャー企業を目指す人や将来的に起業したい人には特におすすめですね。
ぜひ「〇〇(企業名) インターン」「〇〇県 インターン」といったワードで検索してみましょう。
ただしSNSには怪しいアカウントも紛れているので、併せて企業ホームページも確認するようにしてください。
この中で僕が最もおすすめする逆求人サイト。登録してプロフィールを入力しておけばあとは待つだけだから、他の方法と併用してみよう。
大学3年で長期インターンに参加するのが向いている学生の特徴
インターンの中でも長期インターンに参加するのがおすすめだと僕は考えていますが、万人に当てはまるとは思いません。
人によってインターンの目的や考え方は違いますからね。
では、大学3年で長期インターンに参加するのが向いているのはどんな学生なのでしょうか?
- 入社したい企業が長期インターンを募集している
- 志望職種はあるが本当にそれが向いているか分からない人
- 人見知りで社会人と話すのが特に苦手な人
特徴① 入社したい企業が長期インターンを募集している
興味を持っている企業が長期インターンを募集している場合はぜひ参加してください。
なぜなら、長期インターンに参加すると内定獲得の可能性が高まるからです。
インターン経由で志望度の高い早期内定を獲得しておくと、その後の就活が圧倒的に楽になるんですよね。
人によってはそれで就活が終わることも。
内定のチャンスは多い方が良いので、絶対に参加した方が良いと思いますよ!
また、大学3年の時点で入社したいと思っていてもそれが自分に合う企業であるとは限りません。
実際に仕事をしてみると印象が変わるのはよくある話。
入社後のミスマッチを回避するためにも、インターンで現場を見ておいた方が良いです。
特徴② 志望職種はあるが本当にそれが向いているか分からない人
続いて、志望職種はあるものの本当にそれが向いているのか分からない人も長期インターンに向いています。
実務に近い経験ができる長期インターンは、職種の特徴を肌で感じられるので自分の適性を確かめる絶好の機会なんですよね。
たとえば、もし長期インターンで「やっぱりこの職種合わないな」と思えば、その時点で就活の軌道修正ができる。
社会人になってから気付いて転職すると非常に労力がかかるので、大学3年のうちに確かめておくのはかなり有効です。
志望職種がある程度決まっているからこそ、長い期間をかけて適性を確かめられる長期インターンがおすすめですよ。
特徴③ 人見知りで社会人と話すのが特に苦手な人
3つ目の特徴は、人見知りで社会人と話すのが特に苦手な人です。
人見知りの人にとってビジネスの場で社会人と話すのはかなり緊張しますよね。それが原因で就活に不安を持っている人もいるかもしれません。
ですが、コミュニケーションに不安がある人こそ長期インターンに参加すべきだと僕は考えています。
なぜなら、学生のうちに企業の中で過ごす経験をしておくと社会人との会話に慣れることができるから。
社会人と話すのって、やってみれば「意外とこんな感じなんだなあ」と思うことも多いんですよね。
マナーは色々とあるものの人と人とのコミュニケーションであることには変わりないので、慣れればそんなに怖いものではありません。
なので、人見知りで話すのが苦手な人はぜひ勇気を出して参加してみてください。
就活が本格化する前に慣れておくことで、面接でもリラックスして話せるようになりますよ。
大学3年でワンデイインターンに参加するのが向いている学生の特徴
次に、大学3年でワンデイインターンに参加するのが向いている学生の特徴を解説します。
長期インターンに行くのが難しい場合は、以下の特徴を踏まえてワンデイインターンへの参加も検討してみてくださいね。
- 志望する業界や職種の幅が広くて決めきれていない人
- とにかく早期内定を獲得したい人
- ベンチャーや中小企業への志望度が強い人
特徴① 志望する業界や職種の幅が広くて決めきれていない人
1つ目の特徴は、志望する業界や職種の幅が広くて決め切れていない人です。
業界や職種を絞り込めていない状態で何ヵ月間もインターンに参加するのはハードルが高いですよね。
インターン先を選ぶ時点で億劫になってしまうかもしれません。
その点ワンデイインターンは入門編的な立ち位置なので、「ちょっと興味がある」くらいの気持ちでも参加しやすい。
時間的負担も少ないことから、複数社のワンデイインターンに参加して比較することも可能です。
なので業界や職種を決め切れていない人は、就活の軸を決める手段としてぜひワンデイインターンへの参加も検討してください。
ワンデイインターンで業界や職種を絞り込んで、その後長期インターンに参加するという選択肢もありますよ。
特徴② とにかく早期内定を獲得したい人
2つ目に、とにかく早期内定を獲得したい人もワンデイインターンに向いています。
ワンデイインターンの中には、参加者に対して早期選考の権利を与えてくれる企業も存在するんですよね。
しかもインターン経由の早期選考は通常選考よりも参加者が少ないため、比較的受かりやすい傾向がある。
つまりワンデイインターンに参加することにより、早期内定獲得のチャンスが広がるんですよ!
内定に直結するケースは少ないですが、1日のインターンで早期内定につながるならかなりお得だと思いませんか?
ただしすべてのワンデイインターンが早期内定につながるわけではありません。早期内定を狙うなら、優遇措置のあるインターンを選ぶようにしてくださいね。
特徴③ ベンチャーや中小企業への志望度が強い人
続いての特徴は、ベンチャー企業や中小企業への志望度が強い人です。
なぜなら、ベンチャー企業や中小企業はワンデイでも優遇措置を設けている傾向があるから。
就活生から人気のある大手企業の場合、何もしなくても応募が集まってくるためワンデイだと優遇措置があることは少ない。会社説明会のような位置づけのインターンがほとんどです。
一方知名度の低い企業は応募が集まりにくいため、大手企業より早く優秀な人材を確保しようとワンデイインターンも内定ルートの選考を実施する傾向があるんですよね。
よってベンチャー企業や中小企業を志望する人にとってはワンデイでも参加メリットが大きいと言えます。
ワンデイインターンってあまり意味がないと思っていましたが、そんなことはないんですね。
大手企業だと内定につながることは少ないけど、中小やベンチャー企業なら優遇措置を受けられる場合も多いよ。だから早期内定を狙うなら中小やベンチャー企業のワンデイインターンを検討してみよう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
大学3年になるとインターンに参加する人も増えてきますよね。そんな中インターンに行かないことに対して焦りや不安を感じる人もいるかもしれません。
ですがインターンに行かなくても内定は獲得できるので、無理に行く必要はないと僕は考えています。
あくまでインターンは手段のひとつなので、自分に合った方法で就活を進めれば問題ありません。
ただし大学3年でインターンに行かないデメリット・行くメリットがあるのも事実。
何も考えずに行かない選択をすると後悔することになるかもしれないので、もう一度よく検討してみてください。
もし少しでも行きたい気持ちになったら、ここで紹介したインターンの探し方を参考にしてくださいね。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう!
【本記事の要点】
- 内定に直結する長期インターンに参加する人は一部であり、インターンに行かなくても内定は獲得できるため大学3年で行かなくても問題はない。
- ただし大学3年でインターンに行かない場合、職種理解を深められない、早期選考のチャンスを失うなどのデメリットがある。
- 大学3年でインターン先を探すなら、逆求人サイトや大手求人サイト、インターン専門サイトなどを利用すべき。
- 可能であれば長期インターンへの参加が望ましいが、人によってはワンデイが向いている場合もある。