こんにちは!
就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1000以上の就活マンです。
(このブログ以外にも、僕を含めた編集部が企業を厳選した求人サイト「ホワイト企業ナビ」の運営も開始しました! » 求人一覧を見る)
今回は「長期インターンシップの探し方」に特化して解説していきます。
実際に社会人として職場で働くことができるインターンシップは、大学生に本当におすすめです。
(僕が今、大学生ならアルバイトは一切やらずに長期インターンをやりますね!)
インターンシップには1日だけのものから、3ヶ月以上の長期まで様々。
その中で、僕がおすすめするのは長期のインターンシップです。
この記事を通して、長期インターンの探し方をマスターしましょう!
僕が現状知っている全ての手段を共有していきます。
長期インターンはそのまま内定に繋がったり、仕事内容を理解できたりとメリットが多いインターンですよね。
そうだよ!ちゃんと給料も出るからアルバイトよりも絶対におすすめ!
- 長期インターンシップとは?
- 長期インターンシップの探し方
- 【地方在住者向け】長期インターンよりも早めからの就活対策を!
- 長期インターンシップの選び方・注意点について
- 長期インターンシップに参加するメリット
- 長期インターンシップに参加するデメリット
- 長期インターンシップに関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
長期インターンシップとは?
まず長期インターンシップについて簡単に解説しておきます。
長期インターンとは、3ヶ月以上の長期に渡っておこなうインターンのことを指します。
他にも、インターンシップには1デイインターンシップという1日だけのインターンシップがありますが、もはやそれは会社説明会でしかありません。
(よって「インターンシップに参加したことがあります」と言っても、それが1デイインターンシップなら、実質参加したことがないのと一緒です)
一方で長期インターンシップは、実際に社員として3ヶ月以上働くことができ、給料も支払われます。
しっかりと給料が出るので、お金のためだけに行うアルバイトよりも就活で有利になるので参加価値が高いんですよね。
▼1デイインターンと長期インターンの比較
参加期間 | 報酬 | 参加価値 | |
---|---|---|---|
1デイインターンシップ | 1日〜数日 | 給料なし | ・企業理解のみ |
長期インターンシップ | 3ヶ月〜数年 | 給料あり | ・企業理解 ・職種理解 ・仕事理解 ・専門スキル取得 |
インターンシップと言っても、1日だけのインターンもあれば、3ヶ月以上働くインターンまであるんですね!
そうだよ。1デイインターンは正直参加する必要はないけど、長期インターンは参加することで就活で間違いなく有利になる。
長期インターンシップの探し方
それでは本題である長期インターンシップの探し方を解説していきます。
僕が知りうる全ての方法をおすすめ順に紹介していくので、これから長期インターンを探そうと考えている方はぜひ参考にしてくださいね!
【長期インターンシップの探し方】
- 逆求人サイトのスカウト経由で参加する
- インターンシップ専用の求人サイトを利用する
- マイナビやリクナビなどの大手求人サイトを利用する
- SNSで長期インターン生の募集を探す
- 大学のキャリアセンターで問い合わせる
- インターン説明イベントに参加する
- 企業の自社ホームページを確認する
探し方① 逆求人サイトのスカウト経由で参加する
僕が最もおすすめする長期インターンシップの探し方は「逆求人サイト」です。
逆求人サイトとはプロフィールを登録しておくことで、企業からスカウトが届くサイト。
早いうちから登録しておけば、企業からインターンシップのスカウトが届きます。
また登録しておけば、就活が本格化した時にそのまま本選考のスカウトも受け取ることができるので一石二鳥なんですよね。
ちなみに利用すべき逆求人サイトは、就活生向けの大手2サイトです。
(正直、逆求人サイトはこの2サイトだけ登録しておけばベストだと思います)
【絶対に併用利用すべき逆求人サイト ※すべて完全無料】
・キミスカ
ー大手企業のグループ会社など穴場企業が多い逆求人サイト
ー サイトの使いやすさや提供する適性検査の質はピカイチ
ー利用企業数が7300社を超える最強の逆求人サイト
ー経済産業省や資生堂、マイクロソフトも利用するほどの信頼性
逆求人サイトを利用する企業が、本当に増えてきている!早期内定にも繋がるので、インターンシップを探すだけじゃなくて、確実に利用しておいた方が良いですよ。
探し方② インターンシップ専用の求人サイトを利用する
次におすすめなのがインターンシップ専用の求人サイトの利用です。
僕が就活生の時は、インターンシップ専用のサイトは少なかったのですが、最近はめちゃくちゃ増えています。
有名どころのインターンシップ専用の求人サイトは以下ですね。
全体的に東京・大阪で開催されるインターンが大半を占める点がデメリットですが、一度自分が通える範囲の長期インターンがあるか確認するのがおすすめです!
【インターンシップ専用の求人サイト】
- Infra(インフラ)|最大級のインターン特化サイト
- インターンシップガイド|全国のインターンを検索することができる
- ゼロワンインターン|インフラに次ぐ大手インターン特化サイト
- JEEK(ジーク)|インターン求人の質が高い印象
- エンジニアインターン|エンジニア特化だが求人数が少ない
Infra(インフラ)
【公式サイト】https://www.in-fra.jp/long-internship
Infraインターンは株式会社Traimmu(トレイム)が運営するインターン専門サイトです。
サイトが非常にシンプルで使いやすい。
また東京の求人が2600件以上と求人掲載数が多いのが特徴ですね。
基本的に求人サイトは、掲載数が多いサイトから利用するのが効率的です。
よって長期インターンシップを探すならまずはインフラを見るのが良いでしょう。
インターンシップガイド
【公式サイト】https://internshipguide.jp/
インターンシップガイドは株式会社futurelaboが運営するインターン専門サイトです。
全国47都道府県のインターンが検索できて、日本最大の掲載企業数を誇っているので、長期インターンシップを探す時に便利なんですよね。
また求人の見やすさも、仕事内容や事業内容が丁寧に書かれていて読みやすい。
シンプルなサイトデザインなのも個人的に良いなと思っています。
1度利用してみて、自分がインターンしたいエリアの求人があるか確かめてみると良いですよ。
ゼロワンインターン
【公式サイト】https://01intern.com/
ゼロワンインターンは株式会社そるとが運営するインターン専門サイトです。
インフラよりも求人数が少し減りますが、東京の求人数が1695件と多い。
またサイトもシンプルで、エリアから探せるのが利用しやすいですね。
(求人サイトってサイトによっては、デザインがぐちゃぐちゃで検索しにくいサイトも多いので...)
JEEK(ジーク)
【公式サイト】https://jeek.jp/
JEEKインターンは株式会社Techouse(テックハウス)が運営するインターン専門サイトです。
求人掲載エリアは「東京・埼玉・神奈川・大阪」のみなので、これらのエリアに通うことができる人のみ利用するのがおすすめです。
東京エリアの求人を見てみると、エンジニア系から営業までかなり魅力的な企業のインターンシップが掲載されていました。
職種から検索することができるので、自分が志望する職種で働いてみて自分に合うかどうか確認する良い機会になりますね。
エンジニアインターン
【公式サイト】https://engineer-intern.jp/
エンジニアインターンはシンクトワイス株式会社が運営するエンジニアに特化したインターン専門サイトです。
かなり掲載求人数は少ないので、インフラやゼロワンインターンの方が利用価値が高いです。
しかしエンジニアに特化してインターンを探したい方は、1度目を通してみると良いですね。
なるほど!まずはインターンに特化した求人サイトから調べるのが効率的なんですね。
そうだよ。サイトに掲載されている求人がすべてインターン募集だから調べやすいしね。
探し方③ マイナビやリクナビなどの大手求人サイトを利用する
次におすすめの長期インターンシップの探し方は大手求人サイトから調べる方法です。
マイナビやリクナビもインターンシップの募集求人を掲載しているんですよね。
マイナビ・リクナビ・キャリタス就活は大学3年生以降しか登録できないですが、Wantedly(ウォンテッドリー)に関しては大学1年生、2年生も利用できるので、ぜひ活用してみてください。
【長期インターンシップが掲載されている大手求人サイト】
- マイナビ
- リクナビ
- キャリタス就活
- Wantedly(ウォンテッドリー)
1点注意としては、マイナビやリクナビで掲載されているインターンシップは1デイインターンシップが多いです。
長いものでも1週間程度のインターンシップがほとんどですね。
よって1ヶ月以上のかなり長期のインターンに参加したい場合は、インターン専門サイトで調べる方が効率的です。
マイナビ
【公式サイト】https://job.mynavi.jp/
やっぱりマイナビの求人掲載数は圧倒的です。(営業さん超大変そうw)
1デイインターンシップが多いですが、インターンの掲載数は6475社。
また画像のように、締切間近のインターン特集など調べやすい工夫もされてます。
サイト自体もシンプルだし綺麗で使いやすいですね。
リクナビ
【公式サイト】https://job.rikunabi.com/
リクナビもマイナビに負けず5882社のインターン求人が掲載されています。
こちらもマイナビ同様に、1デイインターンシップが多いですね。
最初に説明したとおりで、1デイインターンシップは参加価値が低いです。
ほとんど企業が早くから学生と繋がりを作るための会社説明会。
よってインターンで大事な職種理解や仕事内容の把握、スキルの蓄積に全然繋がりません。
Wantedly(ウォンテッドリー)
【公式サイト】https://www.wantedly.com/projects
Wantedly(ウォンテッドリー)は、求人サイトとしての機能のあるビジネスSNSです。
マイナビやリクナビよりもラフに利用することができ、「応募」ではなく「話を聞きに行きたい」というボタンなのが特徴的。
インターンを調べる場合は、検索条件で「学生インターン」で絞り込みましょう。
この記事を書いている時は掲載数が25件しかなかったので、インターンを探す上での利用価値は低めですが1度気になる求人があるかどうか確認するのもおすすめです!
探し方④ SNSで長期インターン生の募集を探す
次に紹介するのが、SNSを使った長期インターンの探し方です。
特にベンチャー企業でインターンをしたいという方におすすめでして、ツイッター経由で長期インターン生を募集している企業は多いです。
ツイッターの検索にて、「◯◯(都道府県名) インターン」で検索しましょう。
すると長期インターン生の募集ツイートが出てきます。
▼「福岡 インターン」で検索してヒットしたツイート。経営とデザインが学べるのは手に職が付く。
【インターン募集】福岡のデザイン会社でインターンしたい学生さんがいらっしゃったら是非弊社へどうぞ。今なら経営とデザインが学べます!
— みきぷるーん|Eight-Flip inc. (@miki_m0808) October 12, 2021
週1~2日でオフィスへ来れる方優先です🙏
▼こちらも福岡の長期インターン!WebマーケとSEO知識は一生の財産になる!
長期インターン生(福岡)を募集してます👶
— 杉岡玲生@SEO会社 (@reonald_seo) October 16, 2021
◾︎求める人材像
オフィス出社可(渡辺通駅徒歩3分)
福岡市内
WebマーケやSEOに興味ある
知的好奇心がある
社員6人、インターン4人、内定者インターン2人の会社です!平均年齢24歳とかで楽しいです👶seo、広告運用、sns運用などなど幅広くできます!#DMヨロ
このSNSで長期インターンを探すメリットは、求人サイトに掲載されていない成長ベンチャーに出会えることですね。
将来的に起業したい、副業したいという学生は、アルバイトするよりもこうした成長ベンチャーで長期インターンする方が絶対に良いですよ!
探し方⑤ 大学のキャリアセンターで問い合わせる
続いてインターンシップを探す方法の1つに大学のキャリアセンターで問い合わせる方法があります。
以下は愛知県にある名城大学の公式サイトにある記載です。
引用:名城大学「インターンシップ支援」
大学の窓口を通じて、インターンシップにエントリーできる仕組みですね。
企業はインターンシップ生を募集する際に、大学に直接求人を持ち込むことがあります。
大学側がそれらを管理して、大学生に参加を促すようになっています。
よって自分の大学の公式サイトからインターンシップの支援を行っているか調べましょう。
「大学名 インターンシップ」で検索すると、出てくる場合が多いです!
または直接キャリアセンターに行って、インターンシップの求人がないか聞いてみると良いですよ。
探し方⑥ インターン説明イベントに参加する
次に開催されている数は少ないですが「インターンシップ説明イベント」に参加することで長期インターンシップの参加に繋がります。
以下はキャリタス就活ですが、インターンシップの説明会イベントが開かれていますよね。
引用:キャリタス就活「イベント」
わざわざイベントに参加するのは手間なので、インターンシップ専門の求人サイトを利用する方が圧倒的におすすめですが、紹介しておきました。
(調べる時は、ネットで「インターンシップ 説明会 イベント」で調べると、その都度開催されているイベントがまとめられた記事が出てくるので参考に)
探し方⑦ 企業の自社ホームページを確認する
そして最後に長期インターンシップは、企業の公式ホームページからも参加できます。
特に就活生からの知名度の高い大手企業は、求人サイトに掲載する必要がありません。
よって自社のホームページでインターンを募集するんですよね。
(インフラやマイナビなどに掲載する場合、もちろん掲載料が必要なので)
例えば人気の長期インターンシップだとサイバーエージェントが挙げられます。
20以上のインターンコースを用意して、インターンからの採用も積極的。
自分が気になる企業の公式ホームページの「採用情報」をチェックしましょう。
以上!これら7つの方法で長期インターンシップを探すことができるよ!
こうして見ると様々な探し方がありますね。参考にして探してみます!
【地方在住者向け】長期インターンよりも早めからの就活対策を!
ここまで長期インターンシップの探し方について解説してきました。
地方在住者に向けて補足事項があるので、この章で共有しておきますね。
おそらく地方在住者が長期インターンシップを調べると「全然インターン先ないじゃん」という状況になります。
長期インターンシップを実施するのが、関東や関西などの都市部に多いからです。
僕が調べた感じだと、長期インターンの実施がある県は以下のとおりでした。
【長期インターンの実施がある県】
関東:東京、神奈川、埼玉
関西:大阪、京都、兵庫
中部:愛知
九州:福岡
⇒その他の都道府県は長期インターンの実施企業が非常に少ない!
長期インターンの開催はほとんどが関東・関西。
長期インターンシップの検索サイト大手のゼロワンインターンを見るとわかりやすい。
関東圏の長期インターンシップの求人は1695件もある。
一方で大阪でさえ96件、愛知でも20件しかないんですよね。
よって地方在住者は、そもそも長期インターンシップを実施している企業が少ないと先に認識しておくべきです。
地方在住者は早期から就活対策を進めるのがおすすめ
じゃあ地方在住者は長期インターンシップに参加せずに黙っていれば良いのか?
それだと時間がもったいないですよね。
僕が地方在住者なら、長期インターンよりも早めからの就活対策を実行します。
実施している企業がないなら、探す時間も手間ももったいない。
よって他の就活生よりも早いうちから就活の対策を始めましょう。
具体的には、「SPI問題集に取り組む・就活メディアを読み込む・ES対策を進める・面接対策を進める」など。
具体的におすすめの就活対策のやり方は「【最重要】"倍率の高い難関企業の内定"を獲得するために僕が取った行動を共有」の記事に書いたので、こちらの記事は確実にチェックしておいてください!
なるほど!地方だと長期インターンの文化がまだ定着していないんですね。
そうなんだよ。だから長期インターンを無理に探すよりも、早くから就活対策を進めて、他の就活生と差別化する方が有効だと僕は考えているよ。
長期インターンシップの選び方・注意点について
長期インターンシップの探し方を押さえた上で、長期インターンシップの選び方も必ず押さえておく必要があります。
大量のインターンシップ求人を探すことができても、自分に合うインターンシップを選ぶことができないと時間の無駄になりますからね。
そこで僕が今長期インターンシップを選ぶなら、絶対に取り入れる選び方と注意点を3つ紹介します。
まじでこの3つは押さえておいてください!
【長期インターンシップの選び方・注意点】
- 接客などアルバイトに近いインターンは避ける
- 明らかに給料の安い・高いインターンは避ける
- 自分が気になる職種のインターンをまずは選ぶ
①接客などアルバイトに近いインターンは避ける
まず第一に接客など、アルバイトに近いインターンの参加はおすすめしません。
もちろん「私は将来接客業に就きたい」という人は例外です。
ここで企業が長期インターンシップ生を募集する理由を押さえておきましょう。
【企業がインターンシップ生を募集する理由】
- 単純に安く雇える労働力が欲しい
(普通にアルバイトとして募集しても来ないからインターンシップという名目にして集めようとする企業も多い) - 自社に合った人材を採用したい
- 自社の知名度を高めてエントリー者数を増やしたい
- 早い時期に良い人材を採用したい
この中で注意すべきは「単純に安く雇える労働力が欲しい」という企業のインターンシップに参加してしまうことです。
実際にインターンシップの求人を見てみると、「飲食店のホールスタッフとして接客を経験してもらいます」というインターンシップが目に入りました。
いや、アルバイトやん。
と、僕はツッコミを入れましたねw
このように、単純にアルバイトが集まらないので、インターンシップという名前にして労働力を求める企業は少なからずあります。
そしてその特徴として、アルバイトと変わらないような接客の求人が多く、僕はこれらに参加する価値は低いと考えています。
②明らかに給料の安い・高いインターンは避ける
次に長期インターンシップを選ぶ時は、明らかに給料が安かったり、高いようなインターンは避けるべきです。
目安としては、1000円以上かつ1700円以内あたりがベストですね。
まず1000円以内となると、それは最低賃金を違反している可能性もあります。
また「インターン生なら安くても良いだろう」という魂胆の企業に入社したくないじゃないですか?
これから新卒として入社する可能性のある大切な人材に対して、お金を払わない(または払えない)ような企業は避けるべきです。
一方で、明らかに給料が高い企業も要注意なんですよね。
「高い給料を出しているから劣悪な環境でも頑張れ」という企業も多いからです。
またインターン生に対してあまりに高い給料を出している企業は、経費の使い方に対して「?」が生じるので、あまりに高すぎるところは僕なら避けます。
③自分が気になる職種のインターンをまずは選ぶ
続いては、長期インターンシップの選び方に関してです。
僕がおすすめの長期インターンシップの選び方は以下の流れですね。
【長期インターンシップの選び方】
- 特に志望度の高い企業があればその会社のインターンシップを探す
- 自分が志望する職種を経験できるインターンシップを探す
- 次に志望度の高い職種を経験する
- 全く興味がない職種を経験してみて比較する
上記の流れで長期インターンシップに参加するのがおすすめです。
まずは自分が特に志望度の高い企業のインターンシップを探してみましょう。
サイバーエージェントのようにインターンシップ経験者から採用する企業も多いからです。
次に参加すべきは、自分が志望している職種を経験できるインターンシップです。
大学生は職種をイメージで把握している人がほとんど。
よって実際に経験することで、“本当にその職種が合っているか”の確認になるんですよね。
自分が志望する職種を経験したら、次に選ぶべきは次に志望度の高い職種です。
職種を2つ経験すれば比較することが可能になります。
例えば、営業職とエンジニア職を経験すれば、やってみてどっちが合うか判断できますよね。
大学生のうちにこうして実践をへて職種選びができるのは最強ですよ。
最後、3つ以上の長期インターンシップを経験できる人は少ないでしょうが、自分が全然興味なかった職種を経験してみるのもおすすめです。
「やってみたらめちゃくちゃ合ってた」なんてよくある話です。
視野を広げるためにも、ぜひ興味なかった職種にも挑戦してみましょう。
職種理解ができてない人は職種理解から
ちなみに「そもそもどんな職種があるのか分からない」という人も多いでしょう。
どんな職種が存在するのか、どれが自分に合っていそうか、興味があるのか理解していないとインターンシップを選ぶことはできません。
そこで別記事にて、職種の説明をまとめた記事を用意しました。
職種理解ができていない人は、まずはその記事を読んでくださいね。
なるほど!長期インターンを選ぶ時は、アルバイトと同じような内容の仕事を選ばないこと。
それに加え、自分が志望する職種を選び、自分に合っているか確かめるのがおすすめなんですね!
そうだよ!「とにかく参加すれば良いか」と適当に選ぶんじゃなくて、目的を持って選ぶことが重要なんだよね。
長期インターンシップに参加するメリット
この章から長期インターンシップに参加するメリット・デメリットを紹介します。
どんな行動を起こすにも「なぜそれをするのか」というメリットを押さえておくことが重要です。
僕が考える長期インターンシップに参加するメリットは以下の4つです。
【長期インターンシップに参加するメリット】
- 職種や仕事内容を深く理解することができる
- そのまま内定を獲得し入社できる可能性がある
- 就活でのアピールポイントになる
- 給料をもらいながらやりがいのある仕事ができる
メリット① 職種や仕事内容を深く理解することができる
まず一番のメリットは職種や仕事内容を深く理解できることですね。
僕は大学1年生から就活について研究していましたが、実際に営業職として働いたことはなかったので、完全にイメージで営業職を選びました。
社会人になって、結果的に営業職は合っていたので良かったですが、働いてみてから「あれ?全然イメージと違うな」ってなる可能性は非常に高いですよね。
長期インターンシップに参加して、その職種を経験することでそんな「入社後の職種に対するギャップ」を回避することができますよね。
個人的には大学生の余りある時間を使って、職種理解、仕事理解できる点には大きなメリットを感じます。
メリット② そのまま内定を獲得し入社できる可能性がある
続いて長期インターンシップに参加すれば、その会社からそのまま内定がもらえることがあります。
企業側からしても、1ヶ月働いてもらって「この子は自社に合っている」と判断できた人を採用した方がミスマッチがない。当然ですよね。
長期インターンシップに参加した企業から就活が始まる前から内定が出れば、「就活をして全て落ちても入社する企業がある」という状態を作ることができます。
これが最強で、早期に内定を持っていると余裕が違うんですよね。
その余裕によってサボっちゃうパターンもありますが、余裕がある方がエントリーシートでちょっと遊びを入れたり、緊張せずに面接を受けれて逆に評価されることがある。
インターンシップ先からの内定を獲得できる点は以上の理由から大きなメリットと言えますよね。
メリット③ 就活でのアピールポイントになる
続いて、長期インターンシップの経験は就活でアピールポイントになります。
特に「その職種を志望する理由」に説得力を出すことができますよね。
「◯◯株式会社で2ヶ月間、営業職の長期インターンシップを経験し、そこで自分にとって営業職がぴったりだと理解しました」と話せますからね。
また大学時代に長期インターンシップに参加していることで、積極性のある人材だとも評価されますよ。
メリット④ 給料をもらいながらやりがいのある仕事ができる
そして最後、長期インターンシップは給料をもらいつつやりがいのある仕事ができます。
というのも、アルバイトに比べて本格的な業務まで任せてもらえる傾向にあるからです。
どうせ時間を使うならアルバイトよりも、もっと本格的な仕事がしたいという人にはぴったりだと思いますよ。
こうして見ると長期インターンシップに参加するメリットは多いですね!
そうだよ。ありきたりなアルバイトに時間を割いているなら、就活を有利に進めるためにも長期インターンシップを経験しておく方がおすすめだね。
長期インターンシップに参加するデメリット
メリットがある一方で、強いて言うなら長期インターンシップに参加するデメリットもあります。
デメリットは大きく3つですね。
これらデメリットがあることを認識して対策しておけば問題はありませんが。
【長期インターンシップに参加するデメリット】
- インターン先から内定が出た時に固執してしまう
- 学業が疎かになる可能性がある
- 就活でなぜ長期インターンシップ先に入社しないのか聞かれる
デメリット① インターン先から内定が出た時に固執してしまう
まず第一のデメリットは、インターン先から内定が出た時にそこに固執してしまいがちなことですね。
メリットで説明したとおりで、インターン先からの内定は武器にもなります。
しかし、一方で「ここから内定出たからここで良いか」と安易な判断にも繋がりやすい。
もちろん実際に働いて 「ここは自分に合っている」と断言できるなら良い判断ですが、安易に判断してしまうのはもったいないですね。
デメリット② 学業が疎かになる可能性がある
長期インターンシップに没頭して、単位を落として留年したという話をたまに聞きます。
特にインターンでも忙しい企業だと、学業が疎かになりがちですね。
しかし単位を落として留年の事態になるのは元も子もないので気をつけましょう!
デメリット③ 就活でなぜ長期インターンシップ先に入社しないのか聞かれる
そして最後、これが意外と注意が必要で、長期インターンシップへの参加経験があると他の企業から「そのままその企業に入社しないの?」と聞かれます。
たしかに企業の人事からすれば、そう思うのも当然ですよね。
よって長期インターンシップに参加した人はこの質問への回答を事前に準備しておきましょう。
個人的におすすめの回答を紹介しておきます。
「私は企業選びの軸として、仕事の多様性があることを重視しています。
インターン先の企業は入社後もテレアポのみの活動となるようで、訪問営業やプレゼンなど広い業務を行いたいという希望を満たせないと考えて入社することは辞めました」
このように「インターン先の企業は自分の企業選びの軸を満たしていないから」という理由がシンプルで良いでしょう。
長期インターンシップ参加による大きなデメリットはなさそうですね。単位を落とさないようにして、内定が出てもしっかり就活すれば良いだけの話か。
そうだね。でもこれらは意外と落とし穴だからチェックしておくべきだよ。
長期インターンシップに関するよくある質問
この章では「長期インターンシップに関するよくある質問」をまとめます。
参加前に疑問をクリアにしておくと良いですよ。
質問① 長期インターンシップの参加期間はどれぐらいですか?
まず長期インターンシップの参加期間は企業ごとに大きく異なります。
主に1ヶ月以上、有給で働くインターンシップのことを指すので、参加期間は数ヶ月〜1年と考えておくと良いですよ。
サイトによっては長期インターンシップを3ヶ月以上と定義しているところもあります。
しかし「◯ヶ月以上が長期インターンシップ」という明確な定義は存在しないので、この認識で問題ないですよ。
質問② 長期インターンシップの面接を突破するコツは?
長期インターンシップに参加する場合、面接が必要になってきます。
企業側としてもインターン生を「労働力」として雇うので、しっかりと自社に合った人材を雇いたいと考えるからです。
このとき、面接で評価されるために重要なことは「面接官の立場に立って、どんな人なら採用したいと思うか?」と考えること。
もしあなたが長期インターンシップ生を採用するなら、こんな人が良いですよね?
【長期インターンシップ生として採用したい人の特徴】
- すぐに辞めない人
- 自社の仕事内容と適性が高い人
- 自社の社員と性格が合う人
これを押さえておけば、面接対策はここから逆算すれば良いだけですよ。
具体的には以下のような対策が有効です。
【長期インターンシップの面接対策】
・すぐに辞めない人 だと伝える
→明確な志望動機を伝えて志望度の高さをアピールする
→粘り強さやストレス耐性、継続力の高さを伝える
・自社の仕事内容と適性が高い人 だと伝える
→その会社の仕事内容をしっかりと調べた上で「仕事内容に必要な能力とその能力が自分に備わっていること」を伝える(長所や自己PRにて)
・自社の社員と性格が合う人 だと伝える
→その会社のHPや口コミから「どんな性格の社員が多いか」を調べた上で「自分の性格とその会社の社員の性格が合っていること」を伝える(志望動機や逆質問にて)
このようにまずは面接官の立場に立って考えること。
そこから逆算して、対策すべきことを押さえるようにすれば、本当に面接の突破率が上がりますよ!!
質問③ 長期インターンシップ参加後にはお礼状を送るべきか?
長期インターンシップの参加後には絶対にお礼状を送りましょう。
数ヶ月お世話になった企業なので、お礼状を送るのは当然です。
またお礼状を送る「丁寧さ」をアピールすることで、そのまま社員として引き抜かれる可能性も上がります。
そもそもお礼状をもらった側は嬉しいですし、自分も感謝を伝えることができて気持ち良いはず。
具体的なお礼状の書き方は別記事でテンプレ付きで紹介しています。
長期インターンシップに参加した人は、お礼状の書き方を押さえておきましょうね。
質問④ 長期インターンシップを無給でやらされているのですが
長期インターンシップを無給でやらせることが違反となるのは「インターン生を労働者としてみなしているかどうか」によります。
インターン生を労働者としてみなしているのに無給だと違反になるんですよね。
では労働者としてみなす、みなさないの差はどこにあるのか?
それは仕事内容が、社員さんと変わらない業務・または社員さんの補助業務をしているかどうか判断することができます。
よって、社長の鞄持ちであったり、グループワークだけなら労働者としてみなされずに違反にならない可能性もありますね。
明らかに労働者として仕事をさせられているのに無給である場合は違反となるので、企業にこれまでの給料を請求しましょう。
(請求が通らない場合、弁護士を雇って訴えることもできますが、それにもコストがかかるので早期に退職するのがベストですよ)
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
長期インターンシップの探し方が理解できたと思います。
長期インターンシップを実施する企業はまだ東京・大阪が中心です。
よって東京以外の就活生はすぐに1デイインターンシップに参加しますが、あれは完全に企業説明会であり、参加価値が非常に低いんですよね。
よって無理に長期インターンに参加するのではなく、早めからの就活対策をおこなうなど方向性を変えることも視野に入れてみてください。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 長期インターンシップとは主に3ヶ月以上のインターンのことを指す。
- 長期インターンシップの探し方として、おすすめ順に「逆求人サイトのスカウト経由で参加する・インターンシップ専用の求人サイトを利用する・マイナビやリクナビなどの大手求人サイトを利用する・SNSで長期インターン生の募集を探す・大学のキャリアセンターで問い合わせる・インターン説明イベントに参加する・企業の自社ホームページを確認する」などの方法が挙げられる。
- 長期インターンシップを選ぶ際には、接客業や雑用などの単純作業を避け、自分が志望する職種を明確化してそれを選ぶことが重要。