就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は参加日数が1日のインターンシップ、通称「ワンデイインターン」について概要や参加メリット・参加方法まで網羅的に解説していきます。
僕が就活生と関わる中で、「漠然とインターンは参加した方が良い」や「インターンに参加したことがないからやばい」という声を聞きます。
しかし、就活においては参加目的を明確にしてから参加するか検討すべき。
僕が考えるワンデイインターンに参加するメリットを共有するので、これからワンデイインターンへの参加を考えている方は「自分はそのメリットを必要とするかな?」という視点で読んでください。
そのメリットを見て「参加すべきだ」と考えたなら参加すべき。
「いや、不要だな」と思うなら参加すべきじゃないので。
- 1day(ワンデイ)インターンシップとは何か?
- 就活における1dayインターンシップの探し方
- 就活生が1dayインターンシップに参加するメリット
- 就活生が1dayインターンシップに参加するデメリット
- 1dayインターンシップを内定に繋げる方法
- 1dayインターンシップについてよくある質問
- 本記事の要点まとめ
1day(ワンデイ)インターンシップとは何か?
まずはワンデイインターンシップの概要について解説します。
ここの基礎知識は押さえておきましょう。
【ワンデイインターンシップとは】
1day(ワンデイ)インターンシップとは、企業が開催するインターンシップの中で、就活生の参加日数が1日だけのもの。
要するに、1日だけ参加するインターンシップのことですね。
では、そもそものインターンシップの定義とは何か?
文部科学省の資料から引用しますね。
大学等におけるインターンシップとは、一般的には、学生が企業等において実習・研修的な就業体験をする制度のことである
引用:文部科学省「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」
このようにインターンシップは学生の就業体験を指します。
小学生の時に「職場体験」ってありましたよね。
あれも1種のインターンシップと言えます。
またワンデイインターンシップの満足度は、84.8%が満足と回答*。
*引用「20卒学生のインターンシップに関する調査~キャリタス就活2020」
以下の図を見てわかるように、参加日数が長くなればなるほど、「大変満足」の割合が上がっていますが、1日でも満足と答えている人が多いことが分かりますね。
長期インターンシップとの違い
ちなみにインターンシップと言うと「長期インターンシップ」も存在します。
長期インターンシップは3ヶ月以上の参加を基本とする長期間のインターンシップで、ワンデイインターンシップとの違いを図解すると以下のとおりです。
長期インターン | 1dayインターン | |
---|---|---|
開催期間 | 3ヶ月以上が基本 | 半日〜1日 |
実施内容 | 社員と同じ業務 | ・会社説明会 ・ワークショップ ・見学や業務体験 |
対象学年 | 全学年 | 大学3年生 |
給料 | 有給 | 無給 |
開催企業 | 中小企業が中心 | 大企業・中小企業 |
開催理由 | ・労働力として ・適性の高い人材の採用 |
・早期採用 ・PR活動の一貫 |
長期インターンシップは、労働力としてインターン生を採用しつつ、そこで適性を判断してそのまま正社員に引き抜くという形が多いですね。
給料も支給される長期インターンシップと、ワンデイインターンシップとでは、同じ「インターンシップ」でも内容が全く違うことを覚えておいてください。
ワンデイインターンシップの実施内容
またワンデイインターンシップの実施内容は企業によって異なります。
大きく分かると3種類に分けられますね。
【ワンデイインターンシップの種類】
- 会社説明会形式
- ワークショップ形式
- 体験・見学形式
会社説明会形式
特に大企業のワンデイインターンシップに多いのが「会社説明会形式」です。
これはもはや就業体験ではなくて、ただの会社説明会なんですよね。
なぜわざわざインターンシップとして開催するのかと言うと、経団連が制定した就活ルールに基づいて、会社説明会の実施を大学3年生の3月からと指定されているから。
それ以前に就活生を囲い込むために、インターンシップという名で会社説明会を実施しようというのが企業側の考えです。
ワークショップ形式
続いて、ワンデイインターンシップに多いのが「ワークショップ形式」です。
企業が用意したワークショップに取り組む内容なのですが、これが本当に微妙なワークが多いw
僕が就活生の時に参加したワークショップは「すごろく形式のワーク」でした。
しかし一方で、選考に役立つようなグループディスカッション形式のワークもあります。
これは参加価値が非常に高くて、そこで見込んだ学生を引き抜く企業も多いようです。(そのまま面接に進んでもらって内々定を出すような)
ワーク形式の場合は、ただのお遊びのようなワークなのか、それともグループディスカッションなのかを見極めて参加するのがおすすめですね!
体験・見学形式
そして最後が「体験・見学形式」のワンデイインターンシップです。
例えばメーカーなら自社の工場の見学、他にもオフィス見学などもありますね。
本当に志望度の高い企業のオフィスを見れたり、働いている光景が見れるのは有益ですが、工場見学はそこまで得られるものがなかったりする。
このあたりは内容を見て、自分が参加したいと思ったものに参加するのが良いですね。
ワンデイインターンと言っても、実施内容は様々なんですね!
そうなんだよ!本当にただのお遊びのような内容から、選考に役立つ内容まで様々だから、参加するインターンシップは見極めることが重要だよ。
就活における1dayインターンシップの探し方
ワンデイインターンシップに参加したい就活生は多いでしょう。
そこで気になるのが「どうやってワンデイインターンシップを探せば良いの?」ということ。
この章では、就活生、大学生がワンデイインターンシップを探す方法を共有します。
具体的な方法としては以下の5つの方法がありますね。
【ワンデイインターンシップの探し方】
- 逆求人サイトからのスカウトで参加する
- 大手求人サイトからエントリーする
- インターンシップ専門サイトからエントリーする
- 企業の公式サイトからエントリーする
- 先輩や知り合いから紹介してもらう
探し方① 逆求人サイトからのスカウトで参加する
まず僕が最もおすすめするのが、逆求人サイトのスカウト経由での参加ですね。
逆求人サイトとは、プロフィールを入力しておくだけで企業側からスカウトが届くタイプの求人サイトのこと。
特に早い段階から登録しておくと、スカウトが届いた企業からインターンシップに招待されることが多々あります。
さらにスカウト経由だと、選考免除などのかなり有利な条件で招待されるのが良いですね。
逆求人サイトの中でも、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」は登録必須です!
どちらも併用して、プロフィールだけでも登録しておくことをおすすめします!
探し方② 大手求人サイトからエントリーする
続いて、ワンデイインターンシップの探し方としては大手求人サイトからエントリーする方法もあります。これは王道ですね。
マイナビやリクナビは、就活の本格解禁前、ほぼインターンシップの検索サイトとなっています。
下の画像はマイナビのトップページですが、インターンシップの掲載社数が11284件(2021年1月3日現在)もあります。
引用:マイナビ「マイナビ2022トップページ」
マイナビやリクナビは、就活が本格解禁した後、エントリーのためにほとんどの就活生が利用するサイトです。
よって早いうちから利用して、慣れておくという意味でも利用価値は高いですよ。
探し方③ インターンシップ専門サイトからエントリーする
続いて、就活生がワンデイインターンシップを探す方法としては「インターンシップ専門サイトからエントリーする」という方法があります。
先ほどのマイナビやリクナビも早期はほぼインターンシップ専門サイトですが、通年でインターンシップの開催情報だけを掲載しているサイトがあります。
しかしこれらのインターンシップ専門サイトに掲載されている求人は、ワンデイインターンシップではなく、長期インターンシップがほとんど。
よって数ヶ月以上の長期でインターンシップに参加したい人は以下のようなサイトからエントリーすると良いですよ。
(ちなみに長期インターンシップの探し方について更に詳しくは「【長期インターンシップの探し方5選】大学生と就活生必見」にて解説しているので、長期インターンシップに興味がある方はこちらを参考に)
【長期インターンシップの求人が掲載されている専門サイト】
・Infra(インフラ)|最大級のインターン特化サイト
・ゼロワンインターン|インフラに次ぐ大手インターン特化サイト
・JEEK(ジーク)|インターン求人の質が高い印象
・エンジニアインターン|エンジニア特化だが求人数が少ない
探し方④ 企業の公式サイトからエントリーする
続いて、ワンデイインターンシップは各企業の公式サイトからもエントリーできます。
下はJTBの採用ページですが、このようにワンデイインターンシップの募集ページが立ち上がっていたりと、各企業が各自で集客している場合もあります。
引用:JTB「インターンシップ・1Day仕事体験情報」
グーグル検索で、「参加したい企業名+ワンデイインターンシップ」で検索すると見つかりやすいのでぜひ自分でも検索してみてください。
僕の方でもワンデイインターンシップを自社の公式サイトで募集していた企業をまとめてみました。
【自社サイトでもワンデイインターンシップの参加者を募集している企業】
KADOKAWA、 講談社、楽天、凸版印刷、京都銀行、岩手銀行、三菱重工、ローソン、三菱UFJニコス、オービック、セガグループ、オリンパス、竹中工務店、明治安田生命、JR東海、ロッテ、リクシル、高島屋、NTT西日本、みずほ証券、Sky、TBSテレビ、サイバーエージェント、富士電機、YKK、第一生命、サカイ引越センター、SCSK、京セラ、三井住友信託銀行、三井不動産
(※これらはほんの一部になります)
探し方⑤ 先輩や知り合いから紹介してもらう
そして最後、ワンデイインターンシップの探し方としては先輩や知り合いから紹介してもらうこともできます。
しかし、僕のように知り合いが少ない人にとっては不向きだし、先輩や知り合いが働いている企業でワンデイインターンシップが開催されているとは限らない。
よってこの探し方のおすすめ度は1番低いと考えておいてください。
ここまで紹介した他の4つの方法の方が効率的ですが、一応紹介しておきました。
(自分が明確に参加したい企業に勤めている知り合いがいるなら、一度声をかけてみるのはおすすめです)
ワンデイインターンシップの探し方は色々あるんですね。どれも併用して探すことで、効率的に気になるワンデイインターンシップに出会えそうですね。
そうなんだよ。1つの探し方にこだわらずに選択肢は多く持っておいた方が良いからね。
就活生が1dayインターンシップに参加するメリット
探し方を把握したところで、次にワンデイインターンシップに参加するメリットを共有します。
「参加価値の高いものも低いものもある」ことを前提として、参加価値の高いワンデイインターンシップは、以下のようなメリットを得ることができますね。
【ワンデイインターンシップに参加するメリット】
- 対象企業のことを詳しく知ることができる
- 早期内定に繋がる可能性がある
- グループディスカッションの練習になる
- 社会人と話す機会になる
- 就活仲間を作ることができる
メリット① 対象企業のことを詳しく知ることができる
まず第一に、ワンデイインターンシップの参加先企業のことを知ることができます。
ほとんどが会社説明会を兼ねて実施しているので、冒頭で必ずその会社の説明をするんですよね。
これはワークショップ形式だろうが、見学形式だろうが変わりません。
よってその企業の情報を社員から詳しく教えてもらえるのは1つのメリットです。
(しかし、その説明が会社のホームページで分かるような薄い説明だと意味がないので、就活生側からガンガン質問してしまうのがおすすめ!)
メリット② 早期内定に繋がる可能性がある
続いて、そもそも企業がインターンシップを開催する目的の1つが「良い人材の早期の囲い込み」なので早期内定に繋がる可能性があります。
実際に、僕が就活生の時に参加した1週間のインターンを通して内々定を獲得することができました。
企業によってはインターンシップ内で気になった人材がいた時に特別ルートの選考に引き抜くこともあると覚えておきましょう。
ちなみに早期内定に関しては、他の獲得手段もまとめて以下の記事に書いてます。
この記事、早期内定の獲得にめちゃくちゃ役立つので絶対読んでください。
メリット③ グループディスカッションの練習になる
続いて、主にワークショップ形式のワンデイインターンシップで得られるメリットが「グループディスカッションの練習になること」ですね。
これはお遊びのようなワークショップじゃダメです。
お題が与えられて、グループメンバーと話し合って結論を出し、発表するような選考のグループディスカッションに近いワーク限定で得られるメリットですね。
就活において、グループディスカッションは練習機会がめちゃくちゃ少ない。
だからこそ、本選考の前にグループディスカッションの練習を積めるのは有益ですよ。
(このメリットを得るためにも、ワンデイインターンシップの内容は事前にしっかりと精査しておくことが重要です)
メリット④ 社会人と話す機会になる
続いてのメリットは「社会人と話す機会になる」ということです。
就活は対社会人とコミュニケーションをいかに取れるかがポイントですよね。
コミュニケーション力が元々高い人なら問題ないですが、人見知りの人や話すのが元々苦手な人も多いはずです。
そういう人はとにかく場数を踏むことが重要で、慣れるしかありません。
そのためにワンデイインターンシップは有効で、それ自体が選考じゃないので気軽に採用担当者や参加している社員と会話することができます。
そして興味を示していると、相手側も興味を示してくれることがあり、そのまま選考に引き抜かれる可能性も全然ある。
コミュニケーションが苦手な人は、ワンデイインターンシップに参加してガツガツ社員に声をかけてみましょう。
声をかける際の質問を考えることが、逆質問を考える練習になったりするしね。
メリット⑤ 就活仲間を作ることができる
そして最後、ワンデイインターンシップに参加する5つ目のメリットは「就活仲間を作ることができること」にあります。
僕は陰キャラなので、友達が少なく、一匹狼で努力するタイプなのですが(笑)、人によっては仲間と一緒に努力したいって人は多いと思います。
そういう人にとって、ワンデイインターンシップは「早期から行動を起こしている優秀な同級生」と繋がる機会になるんですよね。
自分以外にも頑張っている友人がいることでモチベーションが上がるし、就活に関する情報交換もすることができる。
特に早期のワンデイインターンシップならなおさら、まだ選考が本格化していないのでフランクに話すことができます。
なるほど!こうして見ると、参加価値の高いワンデイインターンシップなら非常に有益そうですね。
そうだよ!こうしたメリット、参加目的を明確にしておくことで、ぐぐっと参加価値が上がるからね。
就活生が1dayインターンシップに参加するデメリット
メリットだけでなく、何事もデメリットにも目を向けることが重要です。
就活生がワンデイインターンシップに参加するデメリットですが、実際に僕がワンデイインターンシップに参加して感じたデメリットを共有します。
【ワンデイインターンシップに参加するデメリット】
- 半日〜1日が無駄になる可能性がある
- 企業の良い側面だけを長々と語られて洗脳される可能性がある
デメリット① 半日〜1日が無駄になる可能性がある
第一に、ワンデイインターンシップは参加価値が低いものも多いんですよね。
具体的には僕が参加したような「すごろくで経営を学ぼう」みたいな内容のもので、そんなんで経営が学べるわけないし、それが就活に活きてくることは少ない。
ただのゲームのような内容に半日〜1日を費やすのは、娯楽としては良いかもしれないですが、就活を有利に進めるために参加している就活生にとっては無駄になる可能性が高いんですよね。
(実際に僕は参加して無駄な時間だったなと思ってしまいました...)
インターンシップの内容を事前に確認した上で参加しないと、半日〜1日という長い時間を無駄にしてしまう可能性がある点は大きなデメリットだと言えますね。
デメリット② 企業の良い側面だけを長々と語られて洗脳される可能性がある
続いて、ワンデイインターンシップの企業側の開催目的が「優秀な人材の囲い込み」であるがゆえに、どうしてもその企業の良い側面ばかりを伝えてくる傾向にあります。
これは合同説明会や会社説明会でも見られる傾向ですよね。
採用目的でコストをかけて開催しているんだから、わざわざ負の側面は伝えない。
でも就活生はそれが全てだと感じてしまって「この会社は良さそうだ」と何の根拠もなく決めてしまうという状況に陥ってしまいます。
「我社がいかに良い会社なのか!」ということを半日〜1日かけて伝えてくるわけで、まだ数社しか企業との関わりのない就活生は、その会社が良く思えてしまう。
このデメリットを回避するためにも、しっかりと「会社の口コミサイト」などを用いてその企業のリアルな情報を得るようにしましょうね。
ちなみに口コミサイトなどを活用した企業研究のやり方も詳しく解説してます。
まだ企業研究のやり方が分からずに、なんとなくで企業を判断してしまっている人はぜひ参考にしてくださいね。
なるほど!参加価値の低いインターンシップに参加してしまうと時間を無駄にしてしまう可能性があるんですね。
参加費は無料だから、金銭的なデメリットはないけど、時間的なデメリットはあるよね。
1dayインターンシップを内定に繋げる方法
「ワンデイインターンシップは内定に繋がりますか?」という質問を就活生からよくもらいます。
結論としては、途中でも解説したように内定に繋がることは当然ありますよ。
そもそもインターンシップの開催目的が優秀な人材の囲い込みなので、企業側は自社に合うような人材がいたら採用したいと考えています。
では具体的にどうすれば内定に繋がるのか?
内定に繋げる方法としては以下の3点を押さえておいてください。
【ワンデイインターンシップを内定に繋げるコツ】
- インターンシップ情報で内定直結か確認する
- 中小企業のワンデイインターンシップの方が内定に直結しやすい
- 採用担当者に積極的に声をかける
①インターンシップ情報で内定直結か確認する
まず最初に、そもそもそのインターンシップが内定に繋がるか確認すべきです。
方法としては「ワンキャリア」を登録して、インターンシップ情報の口コミを確認するのが良いですね。
(ワンキャリアは完全無料で利用することができます)
▼インターンシップごとの口コミが投稿されている
上記はワンキャリア自体のインターンシップの口コミ情報です。
投稿にあるように、「本選考にも直結する」など、そのインターンシップが内定直結かどうかが参加者からの口コミで分かるのが良いですよね。
内定の獲得を目的として参加する場合は、こうして事前に内定直結のワンデイインターンシップかどうかチェックすることが重要です!
②中小企業のワンデイインターンシップの方が内定に直結しやすい
続いて、大手企業よりも中小企業の方が内定直結型のワンデイインターンシップを開催しているケースが多いですね。
なぜなら知名度の低い中小企業ほど、早期に学生を囲い込んでおかないと、大企業に総取りされてしまうからです。
比較的採用力の低い企業は、せっかくワンデイインターンシップに来てくれた学生をガッツリ囲い込みたいと考える傾向にあるので、内定直結しやすい。
よって僕は中小企業のワンデイインターンシップにこそ参加すべきで、そこで早期内定を獲得して心の余裕を持つことをおすすめします!
③採用担当者に積極的に声をかける
そして最後に、ワンデイインターンシップに参加したら積極的に採用担当者の人に話しかけるようにしましょう。
少しだけ早く到着して話しても良いですし、休憩内などに質問しても良い。
「興味を持って話しかけてくれる学生=志望度や主体性が高い学生」と判断することができるので、採用担当者側も評価してくれます。
それが内定直結型のワンデイインターンシップであれば、声をかけてもらえる可能性も高くなるので、せっかくなら声をかけることを覚えておきましょう。
そもそも内定直結型のインターンシップなのかを確認して、参加後は積極的に採用担当者に話しかけてみるのが良いんですね。
そうだよ!中小企業が開催するワンデイインターンシップは、内定の獲得を目的にするなら本当に狙い目。
1dayインターンシップについてよくある質問
それではこの章にて、ワンデイインターンシップに関する質問に回答していきます。
参加前に事前知識をすべて押さえておきましょう。
質問① 1dayインターンシップに参加するための選考はある?
ワンデイインターンシップに参加するための選考は人気だとありますよ。
特に知名度の高い大企業の場合、参加希望者が多いので選考します。
就活の選考同様に、エントリーシートの提出がもとめられ、企業によっては面接まであるので本格的な選考対策を事前にしておく必要があります。
ちなみに僕が大学生の時、香料の会社のインターン選考に参加しました。
エントリーシートの提出から面接まであり、1週間に及ぶインターンシップだったのですが、内定には全然直結せずに残念な結果に。
インターンシップに参加するための選考があるからと言って、それが内定直結型ではない可能性も十分にあるので注意が必要です。
(これに関しては僕が評価されなかっただけかもしれないけどw)
ちなみに一部の企業のインターンシップの選考対策記事は書いています。
参加希望の企業の記事があれば、ぜひ合わせて読んでみてください。
質問② 1dayインターンシップは意味ないって本当ですか?
ワンデイインターンシップに参加しても意味ないのかという質問。
これに関する結論は、「参加価値があるかは企業による」ですね。
僕が参加したワンデイインターンシップは経営体験すごろくで参加価値が低かった。
しかし一方で、内定直結型のワンデイインターンシップもあります。
その場合は参加して内定に繋がれば大きな参加メリットになりますよね!
この記事で紹介したようなメリットが得られるワンデイインターンシップはあります。
一方で参加しても全然得られるものがない適当なインターンシップを開催する企業があるのも事実です。
(よって事前にインターンシップの口コミがあれば確認しておきましょうね)
質問③ 1dayインターンシップの参加マナーはありますか?
続いて、ワンデイインターンシップの参加マナーに関しての質問です。
服装の指定などは企業ごとに異なります。
参加前に服装や持ち物に関するお知らせが届くので、その指示に従って参加すれば何も問題ありません。
ちなみに「私服可」の場合ですが、オフィスカジュアルがおすすめです。
派手なアクセサリー、帽子、ダメージジーンズ、サンダルなどは避けつつ、キレイめな格好で参加した方が印象が良いのは確実ですよね。
インターンシップで私服指定されたときの服装は別記事で詳しく書きました。
「私服指定の時の服装がよく分からない」という方は読んでみてください。
質問④ 1dayインターンシップ自体は面白いですか?
そして最後に、ワンデイインターンシップは面白いですかという質問。
これに関しては本当に企業ごとに異なっていて、「内定直結型じゃないのに会社説明会がめちゃくちゃ長い」という場合は最悪ですよね。全然面白くない。
僕が参加した経営体験すごろくも、それ自体は面白かった。
(就活を有利に進める上では微妙だったので、結果的には不満足でしたが)
またグループディスカッションであれば、本選考の対策にもなるので一石二鳥。
グループディスカッション形式のワンデイインターンシップは積極的に参加することをおすすめします。
何をもって面白いと思うかは個人によって異なりますが、家でのんびりしているだけなら一度参加してみると良いでしょう!
インターンシップに関して質問がある方はツイッターの投稿へのコメント(@shukatu_man)にて返信しますよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
ワンデイインターンシップに関する知識が網羅できたでしょうか。
結論をまとめると、参加メリットの高いワンデイインターンシップは参加すべきです。
一方で内定直結でもないのに、ネットで調べれば分かるような情報だけを会社説明会のように話すだけの内容もある。
時間がある人は、事前に内容や口コミを確認して色々と参加してみてください。
早期内定に繋がった場合は、圧倒的な心の余裕を持って本選考に進むことができますからね。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- ワンデイインターンシップとは企業が実施するインターンシップの中で、実施期間が1日以内のものを指す。
- ワンデイインターンシップの内容は企業によって異なり、大きく「会社説明会形式」「ワークショップ形式」「体験・見学形式」の3種類に分けられる。
- ワンデイインターンシップの参加メリットで1番大きいのは早期内定に繋がることであり、早期内定を獲得することで心の余裕を持つことができる。