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【日本電産はやばい?】実態や入社前に知るべきポイントを徹底調査!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

 

こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1500以上の就活マンです。

 

今回は、日本電産への就職はやばいのか調査していきます。

ネットを調べていると「日本電産 やばい」と予測ででてきたので気になりました。

 

そこで日本電産の社員さんの口コミを元に、入社するメリットやデメリットを解説していきます。

日本電産への就職を少しでも検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!

 

日本電産は就活生にも非常に人気の企業ですよね!僕も気になってました!

そうだね!入社するのはやばいのか徹底調査してみたよ!

日本電産(ニデック)はどんな会社か?

 

日本電産(ニデック)」は「回るもの、動くもの」をキーワードに、社会のニーズに応える駆動技術を創造している世界No.1の総合モーターメーカーです。

2023年4月1日より、日本電産からニデックへと社名変更されました。

 

具体的には、精密小型モータや車載用、家電・商業・産業用などのモータ、機器装置や電子・光学部品などを手掛けています。

22年度の売上比率がもっとも高かったのは、家電・商業・産業用となっていました。

 

会社名 ニデック株式会社(旧社名:日本電産)
本社所在地 京都府京都市南区久世殿城町338番地
設立年月日 1973(昭和48)年7月23日
代表者 永守 重信
資本金 877億84百万円(2023年3月末現在)
従業員数 連結:106,592名(2023年3月末現在)
事業内容 精密小型モータ、車載及び家電・商業・産業用モータ、
機器装置、電子・光学部品、その他の開発・製造・販売

 

ニデックは、世界中にグループ企業を約300社抱えています。

モーター領域で高い技術を持つ企業のM&Aにも積極的に取り組んでいますね。

 

40年という期間で世界一となれたのは、同社の精神が強みとしてあるからとのこと。

具体的には「情熱、熱意、執念」「知的ハードワーキング」「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」という3つがアイデンティティとして大事にされています。

 

創業から「世界一」に強くこだわっており、今後もこの考え方はきっと同様かと。

世界一にこだわるだけでなく実績も伴った企業なので、モーターメーカーに関心がある人には1つの選択肢となり得る企業ですね。

 

三大精神として掲げられているものは、確実に把握しておいたほうがよさそうですね。

この精神に共感できないと会社と相性が悪いかもしれないからね。ミスマッチを防ぐためにも、ニデックが大事にしているスタンスや考えは把握しておくべきだよ。

「日本電産(ニデック)はやばい」と言われる理由

 

では続いて、本題である「日本電産はやばい」と言われる理由を共有しますね。

今回ニデックについて徹底調査するなかで見えてきた「同社がやばいと言われる理由」は大きく以下の5つでした。

 

【日本電産はやばいと言われる理由】

  • 大量退職の報道でネガティブな印象があるため
  • 会長の永守氏に関する報道で激務なイメージがあるため
  • 離職率が高いイメージがあるため
  • 業績に対して低年収という声があるため
  • インサイダー取引に関する報道があったため

 

理由① 大量退職の報道でネガティブな印象があるため

 

日本電産は、2022年の下半期に多くの社員が退職したという報道がされました。

このニュースを目にしたことで、社員が大量にやめるような会社はやばいのでは?と考える人も一定数いるようですね。

 

マネーポストWebの情報によると、本社の社員は2500人程度にもかかわらず同期間に292人の社員が退職したとのこと。

そのなかには、幹部を務めていたような元上層部の人材も含まれていたようです。

 

同記事内では、元幹部社員の退職理由として「トップの経営理念が時代に合っていないこと」などが書かれていました。

創業者かつ現会長である永守氏の考え方やスタンスに違和感を持ったようですね。

 

具体的な退職理由までは目を通していなくても、「大量退職」といったニュースを見るとあまりよい印象は抱かない人が多いかもしれません。

ニデックがやばいと言われる理由の1つであることは間違いないでしょう。

 

理由② 会長の永守氏に関する報道で激務なイメージがあるため

 

似た理由で、会長の永守氏に関する報道のネガティブなイメージも想定されます。

ニデックは創業者の永守氏を中心とするトップダウン経営と言われており、同氏のスタンスや考え方が色濃く反映されているんですよね。

 

例として、永守氏は「元日の午前以外は休まない」と公言していて、幹部に対しても同様のスタンスで働くことを求めているとのこと。

 

具体的には、「役員たるもの社員より早く出社せよ」「部門長は社員の先頭に立って休日返上で率先垂範で当たること」などの考えがあるようです(参考)。

現代の感覚からすると、時代遅れと言わざるを得ないような考え方かもしれません。

 

同業界で世界No.1の地位を築いているので実績は伴っていますが、とはいえ社員や外部の人が見ると違和感を持つ人が多いかと思います。

ニデックへの応募を検討している人は、永守氏の思想などは事前に調べておきましょう。

 

理由③ 離職率が高いイメージがあるため

 

離職率が高いというイメージからニデックはやばいと考える人もいるようです。

前述した永守氏のスタンスや大量退職などのニュースを見たことの影響で、離職率が高いのでは?と漠然と考える人も一定いるんですよね。

 

では、ニデックの実際の離職率は高いのかどうか?

就職四季報の公式ブログ「シキホー!Mine」の情報によると、ニデックの離職率は7.6%となっていました。

 

比較材料として、厚生労働省のデータでは離職率の全体平均は11.1%です。

つまりニデックの離職率は全体平均を下回る値となっており、実際には著しく悪い状況ではないといえますね。

 

離職率のように実際の数値を確認できるものは、上記のように自ら確認すべきかと。

感覚的にネガティブなイメージを持つのは微妙なので、会社の優良度や悪質度を判断する際には適宣データも活用してみてくださいね。

 

理由④ 業績に対して低年収という声があるため

 

ニデックは、会社の業績に対して年収が低いといった声も見られました。

上場企業である同社は有価証券報告書で平均年収を公開しているので、直近5年間の実際のデータを紹介しますね。

 

期間 平均年収
2023年3月期 686万円
2022年3月期 645万円
2021年3月期 587万円
2020年3月期 615万円
2019年3月期 660万円

 

コロナの影響で変動はありますが、概ね600〜700万円くらいが平均だとわかります。

では、この平均年収は低いのか高いのか?

 

年収が適切かどうかを判断することは簡単ではないですが、ダイアモンド・オンラインが公表していた情報を参考として紹介しますね。

以下は、同じく京都で事業を展開するものづくり企業トップ5の平均年収の比較です。

 

企業名 平均年収
任天堂 989万円
オムロン 850万円
村田製作所 797万円
京セラ 725万円
日本電産 645万円

 

いずれも名だたる企業ですが、同じエリアでものづくりに関する事業をおこなう会社という点で5社とも共通しています。

そして、このなかで平均年収を比較するとニデックは低めの水準といえますね。

 

上記を踏まえると、ニデックは低年収という声は一定正しいといえるかもしれません。

同社への応募や入社を検討している人は、情報の1つとして知っておくとよいでしょう。

 

理由⑤ インサイダー取引に関する報道があったため

 

インサイダー取引とは、会社の内部情報に接する立場の人が未公開情報を使って情報を持たない外部に対して有利な取引をおこなうこと。

2022年10月、ニデックはこの不正に関する疑惑の報道がされました(参考)。

 

ただ結論として、ニデックは「当社の自己株式の取得においてインサイダー取引の疑いがあるとの報道がございましたが、一切事実ではございません」とニュースリリースを公開して明確に否定しています(参考)。

 

また、ニデックの名誉を毀損するものであったとして訴訟を発表し、損害賠償や記事の削除・謝罪広告などを求めています。

 

しかし、報道後にニデックがリリースした情報までを見ていない人は、不正疑惑を信じて悪いイメージを持っているかもしれません。

疑惑の報道があったというだけで、ネガティブな印象を抱く人も一定想定されるかと。

 

会社に限らず、ネットニュースによるこうした影響がある事例は珍しくありません。

ニデックへの応募を検討している人は、ニュースを受けての会社側の反応までを含めて情報を確認しておくようにしましょう。

 

良くも悪くも、創業者であり会長でもある永守氏の影響がかなり強い会社といえそうですね。

そのとおりだよね。ゆえに同氏の考えやスタンスに違和感を持つ人からはネガティブなイメージを持たれていることが多くありそうだったね。

日本電産(ニデック)に対する社員からの口コミ評判

 

次にこの章では、日本電産に対する社員からの口コミ評判を紹介します。

社員からの口コミを見ると、社外から言われている評判ではなく実際の内部はどうか?という部分で理解を深められるんですよね。

 

今回は、オープンワークの情報を参考に口コミをピックアップしました。

良い口コミ・悪い口コミの両方をまとめているので、全体像を把握するためにもさくっと目を通してみてください!

 

【日本電産に対する社員からの口コミ評判】

  • 若手でも経験を積めて昇格できる
  • 女性にとっても働きやすい環境になっている
  • 全社で同じ方向を向いて働ける
  • 新興宗教の団体に近い
  • 会長の価値観とズレが生じてきている
  • 常に人手不足の状態である

 

良い口コミ① 若手でも経験を積めて昇格できる

 

若手の頃から海外で経験を積むことができる。若手の頃から様々なことに挑戦することができる。成果を出すことができれば年齢に関係なく昇格、上のポストにつくことが可能。風通しが良い社風。行動が早い。

 

ポジティブな声として、若手でも海外で経験を積めるという口コミがありました。

海外勤務の可能性があるだけでなく、若手でも成果を出せたら年齢に関係なく昇格できたり役職につけたりできるようです。

 

この方は、風通しがよく行動スピードが早い印象も持っているようですね。

若手でもバリバリ経験を積みたい人や、結果次第で適切な評価を受けられる環境を求める人とは相性がよいといえるかもしれません。

 

年齢を問わず自分次第でチャレンジできる環境に惹かれる人は、プラス要素の1つとして押さえておくとよいでしょう。

 

良い口コミ② 女性にとっても働きやすい環境になっている

 

最近はこともが小さい場合の時短勤務制度や、育児休暇制度が整備されており、働きやすい環境になっていると思います。また、子供も突発的な傷病時や、参観日なども、半日有給制度があり、比較的働きやすい環境にあると思います。

また、女性幹部社員も増えてきており、女性の登用を推進されています。男性と女性で業務内容に区別はなく、やりがいをもって働ける職場と思います。

 

女性の働きやすさに関するポジティブな口コミも見られました。

子供が小さい場合の時短勤務制度や育休制度などが整備されており、以前と比べると働きやすい環境になっているとのこと。

 

半日有給制度が整備されていて、突発的な傷病時や参観日などの際に活用できるようにもなっているようですね。

業務内容に関しても、この方は男性と女性の区別があると感じることはないようです。

 

前述のトップダウン経営のイメージからすると、女性の働きやすさに力を入れている企業とは想像しにくいかもしれません。

ただ口コミを見る限り、実際は働きやすさに配慮された環境だといえそうですね。

 

良い口コミ③ 全社で同じ方向を向いて働ける

 

同じ方向性を持って働けるのが強みです。永守会長ぎ築いてきた企業文化を全員で共有する文化の会社です。月1の全体朝礼でも経営陣からプレゼンがあり、現時点の会社の状況や方向性も共有されます。

 

ニデックの強みとして、全社で同じ方向性を向いて働けるといった声もありました。

創業者かつ現会長である永守氏が築いてきた文化を全員で共有しており、同じスタンスや考えをもとに働ける環境があると想像できます。

 

月1回ある全体朝礼の場では、経営陣からプレゼンがあるとのこと。

規模が大きくなるとこうした取り組みはなかなか難しいですが、ニデックでは会社の状況や方向性を共有する場にもなっているようですね。

 

もちろんニデックの企業文化に違和感を持つ人とは相性はよくないと思います。

一方で、文化を共有できる人なら働きやすい環境の可能性もあるので、応募前に自分との相性を冷静に判断することが重要といえますね。

 

悪い口コミ① 新興宗教の団体に近い

 

会長のイズムについていけるかどうか。基本会社の成長、会長のエゴ充足のために奉公できるかどうか。ただしガンバリズムが養われるために他の会社に行った時に緩く感じられる、そのギャップに苦しむことと同時にアドバンテージになることもあるがトータルで見ると人間的には軍隊と一緒で鍛えられた側面もある。

コストに非常に厳しくIT投資は進みづらい。 また会長のトップとした封建主義体制的なところもあり、実力のないものが上の役職のケースや外部採用人材が多すぎてそういう部署は腐っているケースもあり部門による温度差も大きい会社と言える。

 

ここからは、ニデックに対するネガティブな声を紹介していきますね。

まずは、率直に「新興宗教の団体に近い」と書かれていた方の口コミです。

 

やはり会長の主義主張に同意・従えるかどうかが肝であり、会社の成長のために貢献したいと思えない場合はストレスを感じやすいのかもしれません。

コスト管理が厳しく、IT投資が進みづらいといった意見も書かれていますね。

 

捉え方として、頑張り抜くことを信条とする力が養われるゆえに、他社へ転職したときに楽に感じられるという側面もあるとのこと。

意図的なら問題ないですが、結果論なら一概に良いとはいえないかもしれないですね。

 

いずれにしても、これからニデックへの応募や入社を考えている人は、同社の独特な企業文化を想定しておくことは必須かと。

ミスマッチや早期離職を防ぐためにも、確実にリサーチしておいてくださいね。

 

悪い口コミ② 会長の価値観とズレが生じてきている

 

休むくらいなら辞めろ、という創業当初からのお考えは変わっていないようです。株価を重視している考え方は素晴らしいと思います。しかし、今現在働いている社員の価値観は昔とは変わってきていると思います。

日本社会全体も、日本電産社員も、ジリ貧になりつつある。創業当初からのメンバーは株価を保持しているから良いが、そうではない大半の社員が高い意識を持ったまま働き続けることは難しいと思う。

まずは会社の歯車となっている社員を大切にしてほしい。その後に、株価がついてくるのではないでしょうか。株価を保持している社員と、そうでない社員の、ライフワークバランスを犠牲にしてまで働きたいと思うモチベーションの格差は大きいように思います。

 

「会長と社員の価値観にズレが生じてきている」といった口コミです。

「休むくらいならやめろ」といった考えは創業時から残っており、株価を重視する考え方も以前から大事にしているとのこと。

 

ただ、この方の感覚としては社員はその価値観についていけなくなっているようです。

働き方改革などの潮流も後押ししてか、とくに現代の若手社員からすると違和感を持つような価値観が多くあるのかもしれません。

 

ワークライフバランスを犠牲にしてまで働きたいと思うほど、モチベーション高く仕事に取り組める人はきっとあまり多くないかと。

企業文化の理解を深める意味でも、上記の口コミは参考にしておくとよいでしょう。

 

悪い口コミ③ 常に人手不足の状態である

 

離職率が高く、目先の黒字化の為の急な派遣切りなどもあり、常に人手不足の状態です。その為、ゴリ押し的な仕事のねじ込まれる場合もあります。

 

ニデックの弱みとして、離職率の高さや人手不足といった声もありました。

前述のとおり、離職率は国の全体平均が11.1%に対してニデックは7.6%であり、実際は著しく高い数値ではありませんでした。

 

しかし、社員視点では目先の黒字化を目的とする急な派遣切りがあったり、常に人手不足に感じたりするような状態とのこと。

人手が足りないと仕事のしわ寄せがきて、ストレスの要因にもなるかもしれません。

 

実際に社員が感じていることなので、自分も似た感覚になる可能性は十分ありますね。

人手不足の職場では多忙な状態にもなりやすいですし、ニデックへの応募を考えている人は懸念点の1つとしてぜひ頭に入れておきましょう。

 

悪い口コミを見ると、会社の内部を知る社員視点でも永守氏が作り上げた雰囲気や文化の影響を強く感じていることがよくわかりますね。

そのとおりだね。逆に若手でも経験を積みやすいこと、女性にとっても働きやすい環境など、社員だからこそわかるポジティブな面も一部見えたよね。

【総評】日本電産(ニデック)で働くのはやばいと言えるのか?

 

ここまで、ニデックがやばいと言われる理由や社員からの口コミを紹介しました。

大量退職の報道があったこと、創業者かつ現会長である永守氏が築いた企業文化へのネガティブなイメージなどがあると把握してもらえたかと。

 

一方で、世界No.1の総合モーターメーカーという実績があることも事実です。

社員からの良い口コミを見ると、年齢を問わずチャレンジできたり女性の働きやすさに配慮した環境整備などもされていたりしましたよね。

 

よって、結局ニデックはやばい会社なのか?と疑問を感じている人もいると思います。

そこで、これまで就活・転職市場に7年以上関わってきた僕が考える正直な結論もお伝えしておきますね。

 

【日本電産に対する結論】

世界No.1の総合モーターメーカーという実績は確実に評価すべき企業である。

一方で、永守氏が築いてきた独特な企業文化も事前に把握しておくべきである。

 

その文化や考え方を押さえた上で違和感を持たない人、相性の良さを感じる人なら候補に加えるのもおすすめの企業といえる。

 

結論、事業内容や実績を踏まえると優れた会社であることは間違いありません。

ただ、一般的な意見や社員からの口コミにも見られたように、他社にはないやや独特な文化があることも確実に知っておくべきです。

 

企業文化の理解がない状態では、ミスマッチにつながる可能性があり危険ですよ。

その上で相性の良さを感じるのであれば、若手でもチャレンジできる環境ですし就職先の候補になり得る会社だと思います。

 

ニデックに限らず、万人と相性がよい会社はそもそも存在しません。

だからこそ一般論ではなく自分との相性を判断することが大切なので、上記を踏まえて応募すべきかどうか検討してみてくださいね。

 

「独特な企業文化がある=万人が避けるべき会社」ではないから、情報を集めた上で自分はどう感じるか?自分との相性はどうか?を冷静に判断することが大切だよ!

日本電産(ニデック)に就職するメリット【3選】

 

次にこの章では、日本電産に就職するメリットを紹介します。

求職者視点でメリットと言える内容を改めて整理したので、応募を検討している人はぜひチェックしてみてください!

 

【日本電産に就職するメリット】

  • 世界No.1の総合モーターメーカーとして実績がある
  • 脱炭素などの波によって今後の市場拡大が期待される
  • 研修制度や福利厚生が充実している

 

メリット① 世界No.1の総合モーターメーカーとして実績がある

 

ニデックは「回るもの、動くもの」すべてを手掛ける総合モーターメーカーです。

そして、同分野で世界No.1という実績を持っているんですよね。

 

具体的には、ブラシレスDCモータの世界シェアがNo.1となっています。

ほかにも、世界シェア80%のHDD用スピンドルモータなど、数多くのNo.1製品を世界に送り出しています。

 

これらの優れた実績を持つのは、研究開発から製造販売・企業運営に至るまでの総合力が高いレベルにあるからとのこと。

また、幅広い分野で豊富な経験と深い知見を持つ人材の存在も大きな特徴です。

 

当たり前ですが、世の中に必要とされていなければ優れた実績は残せません。

今後も総合力を活かして事業を展開していくはずなので、新たに就職する人の視点でも魅力に感じる要素の1つといえるでしょう。

 

メリット② 脱炭素などの波によって今後の市場拡大が期待される

 

ニデックは、2030年には売上高10兆円を超える企業になることを表明しています。

2022年3月末時点での売上高が1兆9,182億円なので、8年ほどの間に約5倍の売上高になることを目指し宣言しているわけですね。

 

ただ、これは単に大きな目標を宣言しているわけではありません。

脱炭素、省電力化、ロボット化、サーマルソリューション、デジタルデータ爆発という大きな5つの波を見越して成長を目指しています。

 

社会課題や社会変化によって生じる波を事業機会と捉えて、さらなる飛躍を遂げようと計画しているわけですね。

 

もちろん簡単な話ではないですが、社会の潮流と事業との相性を踏まえた上で成長戦略を掲げていることは間違いありません。

成長や市場拡大が期待されることは、ニデックの1つのメリットといえるでしょう。

 

メリット③ 研修制度や福利厚生が充実している

 

研修制度や福利厚生が充実している点も評価すべきかと。

同社はグローバル企業を目指していて、その実現のためにはグローバル人材の育成が最重要であると考えています。

 

ゆえに各階層にあわせた階層別研修や通信教育、語学教育、外部ビジネススクールへの派遣など、幅広い人材育成制度を用意しているんですよね。

若手育成プログラムとして、入社から2年間の教育制度も用意されていますよ。

 

福利厚生を見ても、次のような魅力的な制度が多くありました。

 

【ニデックの福利厚生の例】

  • 独身寮
  • 借り上げ社宅制度
  • 勤務地手当
  • 通勤手当
  • 単身赴任手当
  • 在宅勤務制度

 

生理休暇や検診休暇・子の看護休暇といった珍しい休暇制度も充実していて、年間休日も124日と多めになっています(2021年度実績)。

大手企業だけあって、待遇面で不満を感じることはまずないといえそうですね。

 

現状で実績があるだけでなく、今後の市場拡大も期待されることは魅力的ですね!

若手でもチャレンジできる環境があるし、企業文化との相性がよい場合は経験を積むにはもってこいの環境といえそうだね。

日本電産(ニデック)に就職するデメリット【3選】

 

続いてこの章では、日本電産に就職するデメリットを紹介します。

口コミ同様、メリットと合わせてデメリットを把握しておくことが大切ですよ。

 

ミスマッチや早期退職を防ぐためにも、想定される懸念点は事前にリサーチしておきましょう。

 

【日本電産に就職するデメリット】

  • 管理職はプライベートとの両立が難しい
  • 古い価値観を押し付けられる可能性がある
  • 人手不足により業務負荷が大きくなることがある

 

デメリット① 管理職はプライベートとの両立が難しい

 

ニデックの口コミを見ていると「部長以上になると土曜日や、場合によっては日曜日も業務をこなす必要がある」といった声がありました。

役職がつくと、より会社のためにコミットを求められるのかもしれません。

 

ほかにも「役職が上がるにつれて、プライベートとのバランスが取りにくくなる」といった声もありました。

一般社員と比べると、管理職は公私の両立が難しいと予想されますね。

 

もちろん今後も働き方改革は進んでいくと予想されますが、現時点では上記のような実態だと認識しておいたほうがよさそうかと。

入社後にギャップを感じることがないように、現状を適切に把握しておきましょう。

 

デメリット② 古い価値観を押し付けられる可能性がある

 

「休むくらいなら辞めろといった考えは変わっていない」との声も見られました。

ニデックの創業者かつ現会長である永守氏は、創業当初から上記のような考えを持っていることで知られています。

 

この考えが、今でも変わっていないと感じている社員がいるわけですね。

現在のような優れた実績を上げられるようになるまでの過程では、社員含めてがむしゃらに働くことが有効だった部分もあるかもしれません。

 

ただ、やはり現代の感覚からすると時代遅れのように感じる人も多くいるかと。

このような感覚を抱く人は古い価値観だとストレスを感じる恐れがあるので、応募時点で自身との相性を冷静に判断するようにしましょう。

 

デメリット③ 人手不足により業務負荷が大きくなることがある

 

「人手不足ゆえに業務負荷が大きくなることがある」という声もありました。

人手が足りないと、社員1人当たりの業務量は自然と多くなります。

 

時間内に処理できる程度の業務量なら問題ないですが、しわ寄せのような形で仕事が増えて長時間残業などになったら不満を抱く原因になりかねません。

 

データを見る限り離職率は著しく高くないですが、所属部署によっては人手不足でその影響を受ける可能性も少なくなさそうです。

ニデックへ応募する場合は、注意点として頭に入れておくことをおすすめします。

 

管理職になるとワークライフバランスの実現がやや難しいこと、会長の考え方がやや古めである点は押さえておくとよさそうですね。

ミスマッチの要因になりやすい部分だから、仮に応募や入社をする場合は事前に想定した上で決断するようにしようね。

「日本電産(ニデック)はやばい」と調べる人からよくある質問

 

最後に本章では「日本電産はやばい」と調べる人からよくある質問に回答します。

似た疑問を感じていた人は、ここでの回答を参考にしてみてください!

 

【「日本電産はやばい」と調べる人からよくある質問】

  • 日本電産の将来性はどう?
  • 日本電産の採用大学ランキングは?
  • 日本電産はどんな人に向いている?

 

質問① 日本電産の将来性はどう?

 

将来性はあるといえるかと。

未来を正確に予測することはできませんが、現在の実績や市場動向を踏まえると今後もニーズは拡大していくと僕は考えていますね。

 

2030年に売上高10兆円という目標を掲げているように、脱炭素などの波に乗ることでさらなる成長にチャレンジされるはずです。

将来性を重視して企業選びする人にとっても、候補になり得る会社だと思いますね。

 

質問② 日本電産の採用大学ランキングは?

 

ダイアモンド・オンラインの情報によると、日本電産の採用大学ランキング(2022年)は以下のとおりでした。

 

順位 大学名 就職者数
1位 名古屋工業大学 3
1位 立命館大学 3
3位 岐阜大学 2
3位 徳島大学 2
3位 千葉工業大学 2
3位 芝浦工業大学 2
3位 金沢工業大学 2
3位 京都先端科学大学 2
9位 筑波大学 1
9位 群馬大学 1
9位 横浜国立大学 1
9位 富山大学 1
9位 福井大学 1
9位 信州大学 1
9位 京都大学 1
9位 山口大学 1
9位 熊本大学 1
9位 工学院大学 1
9位 国士舘大学 1
9位 東京電機大学 1
9位 東京理科大学 1
9位 日本大学 1
9位 明治大学 1
9位 龍谷大学 1
9位 近畿大学 1
9位 関西学院大学 1

 

著しく多くの人数を採用している大学はとくにないといえそうですね。

モーターメーカーだけあって、工学系大学の出身者も多くいるとわかります。

 

質問③ 日本電産はどんな人に向いている?

 

僕が考える日本電産に向いている人の特徴は、以下のとおりです。

 

【日本電産に向いている人の特徴】

  • 実績十分なモーターメーカーで働きたい人
  • グローバルで活躍することに意欲がある人
  • 独特な企業文化や考え方に違和感を持たない人

 

企業の特徴として、総合モーターメーカーとして実績豊富であること、グローバルに事業を展開する点は魅力的です。

その前提で、企業文化との相性も考慮しておくべきかと。

 

何度も伝えたように、会長である永守氏の考えが色濃く反映されている会社です。

その観点で相性が悪いとストレスを感じてしまう可能性が高いので、口コミなどを見ても違和感を持たない人であれば僕はおすすめしたいですね。

 

日本電産との相性を考える上では、企業文化とのマッチ度を冷静に判断すべきだよ。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

「日本電産はやばい」と言われる理由や社員からの口コミ、求職者視点でのメリット・デメリットなどを網羅的に共有しました。

 

結論、日本電産を評価する上では独特な企業文化との相性を考えるべきです。

現代の感覚では古いとされる価値観を求められることもあるので、これから応募する人は自分との相性を冷静に判断すべきかと。

 

ただ、豊富な実績や今後の市場変化を考えると将来性はあると僕は考えています。

企業文化との相性が問題なければ候補になり得る会社だと思うので、一般論ではなく自分はどう感じるか?をじっくり検討してみてくださいね。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「転職を7年研究した僕が考える「ホワイト企業に転職するために必須の3ステップ」と年収も上げる戦略!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効なホワイト企業転職の攻略法を簡潔にまとめています。

 

ホワイト企業への転職に必要な3要素、転職回数が増えても年収を上げる戦略を共有しているので、少しでも興味を持った人はこちらもぜひ。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • ニデック(旧:日本電産)は、実績豊富な世界No.1の総合モーターメーカーである。
  • やばいと言われる主な理由は、会長の永守氏や独特な企業文化に対するイメージである。
  • 優れた実績があること、今後の市場拡大が期待される点などはメリットといえる。
  • 管理職になるとプライベートとの両立が難しくなることなどは把握しておくとよい。
  • ニデックとの相性を判断する上では、企業文化をどう感じるか?が肝といえる。