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【損保ジャパンはやばい?】社員の口コミで内部実態を調査!

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回は就活生からの人気も高い、損保ジャパンについて調査していきます!

ちなみに年収の高さから、僕が就活生の時も着目していた企業の1つ。

 

しかし、ネットを見ると「損保ジャパン やばい」と検索する人も多い模様。

そこで損保ジャパンへの就職はやばいのか、社員さんの口コミなどを調査しながら、入社するデメリットを明確化しました!

 

また結論、どんな人が損保ジャパンに向いているのか、僕の考えも共有していきたいと思います。

損保ジャパンが少しでも気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね!

 

損保ジャパンは超有名企業ですよね!

そうだね。男性、女性どちらからも人気の企業だから、徹底調査したよ!

損保ジャパンはどんな会社か?

 

損保ジャパン」は、SOMPOグループの中核を担う損害保険会社です。

同グループは国内損害保険事業を中核事業としており、自動車やバイクの保険、火災・震災の保険サービスなどを手掛けていますね。

 

国内損保保険市場では、トップクラスの収入保険料を誇っています。

国内損害保険の他にも、海外保険事業・国内生命保険事業・介護/シニア事業・デジタル事業などを展開しています。

 

介護事業での売上高も業界2位となっており、幅広い分野の事業を通じてグループの総合力を高めようと事業を展開していますね。

 

会社名 損害保険ジャパン株式会社
本社所在地 東京都新宿区西新宿1-26-1
創業 1888年(明治21年)10月
代表取締役 石川 耕治
資本金 700億円
従業員数 21,705名
事業内容 損害保険事業
・損害保険の引受
・損害調査および保険金の支払い
・新商品の企画・開発
・資産運用
・国際関連事業
・その他各種事業

 

今後も保険事業・介護事業を中心としつつ、さらなる成長や収益性の向上によって安定的な事業ポートフォリオを構築していくとのこと。

保険業界で働くことに興味がある人には、候補の1つになり得る会社ですね。

 

保険事業のイメージが強いですが、業界2位の売上高があるという介護事業などグループ全体では多分野で事業を展開しているんですね。

損保ジャパンで働くことになった場合は全体のグループにも属することになるし、こうした全体感も同時に把握しておくことは大切だよ!

「損保ジャパンはやばい」と言われる理由【4点】

 

では続いて、本題である「損保ジャパンはやばい」と言われる理由を紹介しますね。

今回、損保ジャパンについて徹底調査するなかで見えてきた「同社がやばいと言われる理由」は大きく以下の4つでした。

 

【「損保ジャパンはやばい」と言われる理由】

  • ビッグモーターの不正問題の影響で信用できないから
  • 倒産や合併などの噂を耳にするから
  • 利用者からの苦情が多くネガティブな印象があるから
  • 払い渋りがあるなどの噂を耳にするから

 

理由① ビッグモーターの不正問題の影響で信用できないから

 

やはり最大の理由は、ビッグモーター社の不正問題に関与していたことです。

損保ジャパンは、中古車販売大手のビッグモーターを損害保険代理店に登録しており、自動車保険金の不請求への対応に関して行政処分を受けています。

 

最終報告書によると、2022年の7月には損保ジャパンの経営陣はビッグモーターに不正の可能性があることを認識していたとのこと(参考)。

にも関わらず、追加調査をせずに一時中止していた取引を再開していたようです。

 

この決断の背景には、競合他社への対抗心があるなかで真の顧客利益を忘れ、シェア確保などの自社の都合を優先する意識があったとのこと。

役員らのリスク認識が乏しく、コンプラ体制が機能不全を起こしていたようですね。

 

この問題によって直接被害を受けた人はもちろん、社会的にも大きなニュースになったので同社に悪い印象を持った人は多いかと思います。

「損保ジャパンはやめとけ」と考える人がいても無理はないといえるかもしれません。

 

理由② 倒産や合併などの噂を耳にするから

 

不正問題の影響から、損保ジャパンの経営状態が怪しいと考える人もいます。

ビッグモーターに関係して業務改善命令を受けたことで、損保ジャパン自体も倒産や合併などにつながるのではないか?といった意見があるんですよね。

 

大前提、こうした経営状態について未来を正確に予測することはできません。

ただ、やはり企業の印象や評価に直結するような出来事があると、その企業の将来性について不安視する人が出てくるのも自然なことだと思います。

 

損保ジャパンで保険を契約しているからこそ、自分が保険を契約している会社の安定性は大丈夫?と心配になる人もいるかもしれません。

 

ちなみに、万が一損害保険会社が破綻しても、損害保険契約者保護の制度によって契約は保護されるので安心してOKですよ(参考)。

 

とはいえ、こうした噂を耳にするとやはりネガティブな印象を抱きがちです。

損保ジャパンの将来性をどう考えるかは人によりますが、やばいと考える人にとって上記が1つの根拠になることは間違いないでしょう。

 

理由③ 利用者からの苦情が多くネガティブな印象があるから

 

「損保ジャパンはやめとけ」と考える理由として、利用者からの苦情が多いことを根拠とされることもよくあります。

具体的には、日本損害保険協会が公表するデータを根拠とされることが多いですね。

 

一般社団法人日本損害保険協会は、業務の改善に向けた取り組みを推進するために、消費者から寄せられた苦情を広くかつ真摯に聞いています。

加えて、透明性の向上のために会社ごとにその件数と内訳を公表しています。

 

このデータ(対象:2023年10月~12月)を参考にすると、損保ジャパンは8,839件もの苦情を受け取っているんですよね。

これは登録企業のなかで、東京海上日動に次いで2番目に多い件数でした。

 

もちろん大手企業ほど利用者数も多いはずなので、知名度の低いサービスと比べて苦情が集まりやすい側面はあると思います。

とはいえ、やはり苦情件数が多いことにポジティブな印象は持ちにくいかと。

 

企業を選ぶ上では社会からの評価も1つの指標になると思うので、その観点で苦情が多いサービスには懸念を抱く人もいるでしょう。

 

理由④ 払い渋りがあるなどの噂を耳にするから

 

払い渋りとは、本来は保険金を支払われるような事案なのに、損害保険会社から保険金を支払ってもらえないようなケースを指します。

下記の投稿は話題になっていたので、目にした人も多いかもしれません。

 

 

上記では利用者視点の情報しか得られないので、損保ジャパン側がどのような判断をして払い渋りに至ったかを正確に把握することはできません。

ただ、感覚的に違和感のあるような対応であるとは言えると思います。

 

保険金の支払いに関しては、損保ジャパンも公式で情報を公表していました。

過去に保険金支払いの対象外と判断した事例のなかで、975件を再調査した結果、719件について支払い手続きをおこなった例があったようです(参考)。

 

利用者視点で怪しいなどの噂があると、就職先としても怪しく感じるものかと。

損保ジャパンへの応募を迷っている人は、同社に対して上記のようなネガティブな声があることは事前に知っておくとよいでしょう。

 

やはりビッグモーターの不正問題に関与していたことは印象が悪いですよね。

昨今のネガティブな印象の最大の理由はそれだね。加えて、利用者からの苦情などを通して損保ジャパンにあまりよいイメージを持っていない人も多くいるようだよ。

損保ジャパンに対する社員からの口コミ評判

 

次にこの章では、損保ジャパンに対する社員からの口コミ評判を紹介します。

企業理解を深める上では、やはり企業内部の実態を知っている社員からの口コミがかなり参考になるんですよね。

 

ここでは、損保ジャパンに対するよい声・悪い声の両方をまとめました。

ネガティブな声だけなど偏った意見だけでは実態を把握しにくいので、全体感を理解するためにもぜひさくっと目を通してみてください!

 

【損保ジャパンに対する社員からの口コミ評判】

  • 良い口コミ① 年収水準が高く住宅に関する制度も充実している
  • 良い口コミ② 有給休暇を取得しやすい
  • 良い口コミ③ 学閥があまりなく挑戦する人を応援する文化がある
  • 悪い口コミ① 数字を重視する文化がある
  • 悪い口コミ② 目立つ業績をあげないと高い評価は期待しにくい
  • 悪い口コミ③ 車の購入を促される可能性がある

 

良い口コミ① 年収水準が高く住宅に関する制度も充実している

 

東京海上、三井住友海上に⽐べると劣るが、他業界より圧倒的に平均年収が⾼い
住宅⾯も⼿厚く、10万以上する賃貸を借り上げ社宅として数万で借りることができた

 

ポジティブな意見として、平均年収が高いという口コミがありました。

競合他社の東京海上・三井住友海上には劣るものの、他の業界と比べると圧倒的に年収水準は高いと感じたようですね。

 

参考までに、同社の有価証券報告書によると、2022年度(2023年3月期)の損保ジャパンの平均年収は636万円となっていました。

全社員の平均が上記なので、たしかに高水準と言えるかもしれません。

 

平均年収だけでなく、住宅に関する手当も充実しているとのこと。

10万円以上する賃貸に数万円の負担で住めることは、社員にとっては魅力的ですね。

 

良い口コミ② 有給休暇を取得しやすい

 

有給休暇や急なお休みはかなり取得しやすいと思います。付与⽇数が多いので取得完了率で考えると低くなります。また、⼩さなお⼦さんがいる⽅はテレワークや急なお休みで対応しやすいので、⻑く働けるかいしゃだとおもいます。

また、1⽇単位の有給休暇だけでなく、半⽇や時間単位で付与されるためライフスタイルに合わせて⾃由に取得することができます。
とりやすさは配属された場所によるとは思いますが、有給休暇を取っても周りから⽂句を⾔われるような環境ではありません

 

ワークライフバランスに関して、有給を取得しやすいといった声もありました。

付与日数に対する取得率は高くないものの、急に休まざるを得ないような状況のときにも有給を取得しやすい環境だとわかりますね。

 

テレワーク制度もあり、小さな子どもがいる環境でも対応しやすいようです。

1日単位だけではなく、半日や時間単位で有給が付与される点もありがたいですね。

 

個人的には、有給を取っても周りから文句を言われないことが素晴らしいと思いました。

社内でこうした空気感がないと有給は使いにくいので、制度だけでなく文化として根付いている点はプラス要素と言えるでしょう。

 

良い口コミ③ 学閥があまりなく挑戦する人を応援する文化がある

 

強み:
・学閥があまりなく、優秀な社員をバックグラウンド関係なく登⽤できるところ
・チャレンジしようとする⼈を応援できる制度や⼈が⽐較的多いこと

 

会社の強みとして、学閥がないことをあげている方もいました。

学閥とは、同じ学校の出身者や同じ学派によって作られる派閥のこと。

 

企業によってはこうした学閥が存在しますが、損保ジャパンにはこれがなく、優秀な社員をバックグラウンド関係なく登用しているようです。

実力や人間性など以外の部分で、変なしがらみがない点はよいことですよね。

 

他にも、挑戦意欲の高い人を応援できる制度が文化があるとのこと。

こうした制度などの有無によってチャレンジのハードルは変わってきますし、挑戦意欲の高い人にとっても魅力的な環境と言えそうですね。

 

悪い口コミ① 数字を重視する文化がある

 

企業⽂化としては、営業が主な会社であるので仕⽅がないが、やはり数字や成績が第⼀であり、数字が取れればなんでも良い、とまでは⾏かなくても、数字を取れれば優遇され取れなければ他に社内で活躍をしていたとしても中々評価されないような数字を重視する⽂化ぎある。

 

ここからは、損保ジャパンに対する悪い口コミを紹介しますね。

まずは「企業文化として数字や成績が第一という考えがある」という声です。

 

保険を主軸として事業を展開しているからこそ、主な仕事も営業に関するものとなり、どうしても数字などが第一の指標になりやすいようですね。

 

実際に企業内部を知るこの方は、「数字を取れたら優遇される」「数字を取れないと評価につながらない」といった傾向を感じられているようです。

数字以外の部分で社内で活躍しても、評価は数字ありきな傾向があるようですね。

 

結果主義の人などは魅力的に感じるかもしれませんが、反対の感覚を持つ人は懸念点として把握しておくとミスマッチを防げるでしょう。

 

悪い口コミ② 目立つ業績をあげないと高い評価は期待しにくい

 

部の部⻑やその配下にいる⽅に気に留めてもらうなどないと通常では数字をつくらないと評価はなかなかしてもらえないとおもいます。定年までのキャリアプランを渡されるので、また従業員の数も⾮常に多い会社ですから、評価をもらうには⽬⽴つような業績がないとむずかしいとぉいました。

 

「評価を得るには目立つような業績がないと難しい」という口コミです。

前述の口コミと似た観点で、この方も数字をつくらない限りは高い評価はなかなか得られないと感じたとのこと。

 

数字を作る以外の可能性としては、部長やその配下にいる人など、自身の上司にあたる人に気に入られるなどのことが必要そうですね。

 

「定年までのキャリアプランを渡される」とも言及されており、短期の昇格などではなく長期前提でキャリア形成を考えられる環境だとわかります。

ただ、これは損保ジャパンに限った話でもなく大手企業で似た傾向がありそうですね。

 

悪い口コミ③ 車の購入を促される可能性がある

 

⾞を買わないといけないとルールで決められているわけではないが、ビッグモーター問題で詳らかになったように⾞関係の代理店との関係性を⾮常に重要な業界であり、関係性を維持・向上するために⾞を買わされる⾞が好きな⼈ならばよいと思うが、⾃分はまったく興味がなく⾞を使わない⽣活をしていたのに実質⼿取りから百万程度引かれるくらいの負担があり、⼤きな不満要素だった

⾞に限らず、スーツなど⼤⼿代理店が本業で扱っている商品などの販売会などが定期的に開催され、買うよう圧⼒をかけられることが多々あった

 

別の観点で、「車の購入を促された」といった口コミもありました。

ルールとして車を買う必要があるわけではないものの、販売会などが定期的に開催されて購入を促されることが多々あったようです。

 

車だけでなく、スーツなどの販売会が開催されることもあるようですね。

「⾞関係の代理店との関係性が重要な業界ゆえに、関係性を維持するためにこうした販売会がある」といった意見はたしかに一理あるかもしれません。

 

ビッグモーターの件もあったので、余計に信憑性を感じてしまいますね。

強制ではなくても何度も促さると断るのも大変ですし、とくに車などに関心がない人はデメリットとして事前に把握しておくとよいでしょう。

 

業界的にも数字が重視されやすく、評価も数字に連動しやすい文化だとわかりますね。

「車の購入を促される」なども社員からの口コミ以外では見えにくい部分だし、やはり企業候補を探す際には社員の声はじっくり確認しておくべきだよ!

【総評】損保ジャパンで働くのはやばいと言えるのか?

 

損保ジャパンがやばいと言われる理由、社員からの口コミを共有しました。

やはりビッグモーターの件で信用が低下したこと、利用者からの苦情などの声を聞いて怪しく感じることなどを理由とする人が多くいましたね。

 

上記のようなニュースを見ると、たしかにやばいと感じるものかもしれません。

ただ一方で、社員からの口コミを見ると年収水準が高い・有給休暇を取得しやすいなど、魅力的な部分がいくつかあることもわかったかと。

 

では、結局のところ損保ジャパンを目指すのはやばいと言えるのか?

この問いに対する結論として、参考までに僕なりの意見を共有しておきますね。

 

【損保ジャパンに対する結論】

保険業界を志望する人にとっては、候補の1つになり得る会社である。

もちろん事実として不正問題や苦情などがあったことは、エントリー前に確実に把握しておくべきである。

 

ただ大手ゆえに安定性が高く、待遇面が充実していることは間違いない。

よってこうした情報を総合的に集めた上で、メリットのほうが大きいと感じる場合には候補に加えるのもアリと言える。

 

結論、個人的には確実に候補から外すべき会社だとは思いませんでした。

たしかに、ビッグモーターの不正問題に関与していたことなどの事実はあります。

 

しかし、その上で現在は企業体制の改善などに取り組まれていますし、その対応によっては反省を活かして優良度が増していく可能性もあるかと。

現段階でも、大手ゆえに待遇面が優れているなどのメリットもありますしね。

 

ただ、不正問題などをどのように評価するかは人それぞれの考え方によります。

結局は損保ジャパンに限らず、自分がその企業をどう評価するか?がすべてなので、一般論ではなくぜひ自分の考えを大切に意思決定してみてください!

 

不正問題に関与していたことなどの事実はある。ただ、それだけで確実に避けるべきとも断言できないと僕は思うから、ぜひ自分はどう感じるか?を考えてみてね。

損保ジャパンに就職するメリット【3選】

次にこの章では、損保ジャパンに就職するメリットを紹介しますね。

求職者視点でメリットと言える内容を改めて整理したので、損保ジャパンへの応募を検討している人はぜひチェックしてみてください!

 

【損保ジャパンに就職するメリット】

  • 社員の挑戦を後押しする制度が豊富にある
  • 自由な働き方を支援する制度が充実している
  • 130年以上の歴史があり安定性が優れている

 

メリット① 社員の挑戦を後押しする制度が豊富にある

 

損保ジャパンには、社員の挑戦を後押しする制度が豊富にあります。

前提として「一人ひとりが主役になって挑戦する」という社風があり、仕事でもキャリアでも挑戦を推奨しているんですよね。

 

よって、全社をあげて社員の成長を支援する体制を整えているようです。

具体的には、以下のような制度が用意されていました。

 

【損保ジャパンの挑戦を後押しする制度の例】

  1. ジョブ・チャレンジ制度
    希望ポストに応募できる社内公募制度
  2. 社内副業制度「SOMPOクエスト」
    所定の就業時間の2割を上限に他部署の業務に携わることができる
  3. ドリームチケット
    顕著な実績を残した社員の異動希望を実現する
  4. フィールド区分変更
    フィールド区分(勤務地範囲)を変更することができる制度
  5. MBA派遣
    MBA取得を目的としたビジネススクールへの派遣制度

参考:損保ジャパン「社員の挑戦を応援する制度 キャリア支援

 

従来の大手企業では、異動がなく同じ部署で長く働くことが一般的だったと思います。

ただ、時代とともにキャリアに対する考え方が変わるなかで、複数の職種で経験を積みたいなどのニーズを持つ人が増えているのが現状かと。

 

その点、損保ジャパンは社内公募制度などによって希望を実現しやすい環境です。

根本の考えとして、個々人の強みに着目した人材育成を大切にされていますし、自分を活かすキャリアを築きたい人にも魅力的な環境と言えますね。

 

メリット② 自由な働き方を支援する制度が充実している

 

損保ジャパンは、社員の働きがいや生産性向上に向けた取り組みにも積極的です。

新たな価値を創造してさらに社会に貢献していくために、多様性を認めたり自由な働き方を支援したりしているんですよね。

 

実は、コロナ禍以前から働き方改革に取り組んでいたとのこと。

具体的には、2015年からテレワークやモバイルワーク・12パターンから選択できるシフト勤務など、時間や場所にとらわれない働き方を推進しています。

 

コロナ禍以降は、全国でサテライトオフィスの拡充やテレワーク利用対象者の拡大、1時間単位から取得できる時間単位特別休暇の導入などをしています。

生産性向上のために、デジタルコンテンツの活用なども推進しているとのこと。

 

社員視点では、働きやすさにつながる制度が豊富にあることは魅力的ですよね。

コロナ禍以前から取り組むほど働きやすさに対する意識は強いので、働き方の自由度が高い環境を求める人とも相性はよいと言えるでしょう。

 

メリット③ 130年以上の歴史があり安定性が優れている

 

損保ジャパンは、 1888年に創業された非常に歴史の古い会社です。

日本で初めての火災保険会社である「東京火災」をルーツとしていて、その後も保険事業を中心に世の中に価値提供し続けているんですよね。

 

もちろん、長く経営している会社ほど優れているとは限りません。

でも、長期間に渡って会社が存続しているということは、社会に価値提供していること・社会に必要とされていることの証明とも言えるかと。

 

長く会社を続けるにあたって、事業運営ノウハウなども蓄積されているはずです。

不正問題に関与していたことで信用は低下しましたが、歴史の長さを考えるとやはり企業自体の安定性は一定優れていると個人的には考えていますね。

 

社員の挑戦を後押しする文化があり、自由な働き方の支援にも積極的なんですね。コロナ禍以前からテレワークなどを導入していたことは知りませんでした!

コロナ禍以前から働き方改革に取り組み企業はかなり珍しいよね。それだけ社員視点で制度を改善する意識が強いとわかるから、この点はプラス要素になりそうだね!

損保ジャパンに就職するデメリット【3選】

 

続いては、反対に損保ジャパンに就職するデメリットを紹介しますね。

口コミ同様に、よい部分だけを見ていては偏った視点で企業を捉えることになります。

 

企業を評価する上ではよい面・悪い面の両方を把握することが大切なので、適切に企業理解を深めるためにもぜひ一読してみてください。

 

【損保ジャパンに就職するデメリット】

  • 年功序列の体質がまだまだ残っている
  • 担当職種によっては精神的負担が積み重なる
  • 自分に不要な車などの購入を促されることがある

 

デメリット① 年功序列の体質がまだまだ残っている

 

口コミを見る限り、損保ジャパンはまだまだ年功序列体質のようです。

具体的には、「仕事ができなくても年数を経過すれば昇進を望める」「同期を見ても課長代理級までは横並びで出世していく」などの口コミが見られました。

 

数字で成果をあげると評価は得られるようですが、前提として年功序列的な仕組みがあるとモチベーションにつながりにくいかもしれません。

仕事ができないのに、勤続年数が長いから役職についた上司もいる可能性があるかと。

 

ここ数年は脱年功序列に向けて、20代の若手を課長に登用し始めるなどをしているようですが、まだまだ移行を始めた段階と言えるかもしれません。

他の大手企業も同様ですが、やはり懸念点の1つとして想定しておくとよいでしょう。

 

デメリット② 担当職種によっては精神的負担が積み重なる

 

損保ジャパンでの勤務を経験した人のなかには、担当職種によって「精神的負荷が積み重なる仕事」と感じている方が多くいました。

 

毎日クレーム処理のような仕事を担当したり、事故にあった契約者の代わりに示談交渉をしたりする仕事はストレスが大きそうですよね。

クレーム対応などが主な業務だと、暴言を受けることが当たり前となってしまうかもしれません。

 

日常的に自動車事故の対応業務をしていると、「入社前に想像していた以上に精神的に負荷を感じた」という人は多くいるようです。

待遇面などを重視して選んだ場合は、こうした事態に発展しやすいかもしれません。

 

職種にもよりますが、上記のような担当の場合は似た境遇に陥る恐れがあるので、自分の場合に置き換えて事前に想定しておくとよいでしょう。

 

デメリット③ 自分に不要な車などの購入を促されることがある

 

3つ目は、自分に不要な車などの購入を促される可能性があることです。

損保ジャパンに対する口コミを見ていると、「強制ではないものの車やスーツなどの購入を促された」という声がありました。

 

車関係の代理店との関係が重要な業界だからこそ、代理店が本業で扱う商品などの販売会が定期的に開催されるとのこと。

その際、商品を購入するように圧力をかけられることが多々あったようです。

 

こうした話は明らかに現代の風潮とギャップがあるので、時間の経過に伴い徐々に改善されていくものだと思います。

 

ただ、自身も同じような事態に巻き込まれる可能性はあるので、この点も入社前に懸念点として知っておいて損はないでしょう。

 

年功序列から脱しようとはしているものの、これらは最近の動きゆえにまだまだ古い文化は残っていると考えるのが自然そうですね。

職種によっては想像以上に精神的負担を感じる恐れがあること、車などの購入を促される可能性があることなども事前に知っておくといいよ。

「損保ジャパン やばい」と調べる人からよくある質問

 

最後に本章では、「損保ジャパン やばい」と調べる人からよくある質問に回答します。

似た疑問を感じていた人がいたら、ぜひ以下の回答を参考にしてみてください!

 

【「損保ジャパン やばい」と調べる人からよくある質問】

  • 損保ジャパンの過去の採用大学は?
  • 損保ジャパンに学歴フィルターはある?
  • 損保ジャパンはどんな人に向いている?

 

質問① 損保ジャパンの過去の採用大学は?

 

損保ジャパンの過去の採用大学は以下のとおりです。

 

 【損保ジャパンの採用大学】

早稲田大学16、慶應義塾大学14 、明治大学9、西南学院大学7、上智大学6、中央大学5、東京女子大学5、立教大学4、法政大学4、青山学院大学3、学習院大学3、日本女子大学3、同志社大学3、立命館大学3、関西学院大学3、東京大学2、名古屋大学2、神戸大学2、成蹊大学2、東洋大学2、南山大学2、京都女子大学2、大阪大学1、東京工業大学1、一橋大学1、筑波大学1、東京外国語大学1、岡山大学1、東京理科大学1、国際基督教大学1、津田塾大学1、成城大学1、日本大学1、関西大学1

 

参照:AERA 2020年10月26号

 

高偏差値の私立大学を中心に、国公立大学などからも採用されているとわかります。

採用大学のレベル感を知りたかった人は、ぜひ上記を参考にしてみてください。

 

なお、損保ジャパンの採用大学については「【損保ジャパンの採用大学は?】学歴フィルターや倍率も調査しました!」でも共有しています!

 

質問② 損保ジャパンに学歴フィルターはある?

 

結論、損保ジャパンに明確な学歴フィルターはないと僕は考えていますね。

前述の採用大学のリストを見る限り、日本大学などの中堅大学からも一定数は採用実績があるとわかるからです。

 

もちろん、全体の傾向としては上位大学からの採用が多い印象でした。

ただ、高偏差値の大学出身者には優秀な人が多いゆえに、結果的に上位大学からの採用が多くなっている可能性も高いんですよね。

 

よって人数の内訳などではなく、採用大学のリスト全体から判断すべきかと。

明確な学歴フィルターがある会社なら上位大学からしか採用者がいないはずなので、その点で損保ジャパンは違う傾向があると僕は思いますね。

 

質問③ 損保ジャパンはどんな人に向いている?

 

僕が考える損保ジャパンに向いている人の特徴は以下のとおりです。

 

【損保ジャパンに向いている人の特徴】

  • 給料や福利厚生などの待遇面を重視する人
  • 自由な働き方を実現しやすい環境を求める人
  • 歴史の古い大手の保険会社で働きたい人

 

補足すると、前提として保険業界への興味関心は重要視してください。

仮に待遇面や自由な働き方を実現しやすいことに魅力を感じたとしても、業界や職種との相性が悪いとミスマッチにつながりやすいからです。

 

これは、損保ジャパン以外の大手企業を志望する場合でも同様ですね。

ミスマッチや早期退職につながってしまうと自分が苦しむので、ぜひ本質的な部分での相性も判断した上で応募先を決めるようにしましょう。

 

採用大学のリストを参考にすると、損保ジャパンには明確な学歴フィルターはないと予想できるんですね。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

「損保ジャパンはやばい」と言われる理由や社員からの口コミ、求職者視点でのメリット・デメリットなどを網羅的に共有しました。

 

結論、僕は損保ジャパンを明確に避けるべき会社だとは思いませんでした。

たしかにビッグモーターの不正問題に関与していたこと、利用者からの苦情が多く見られることなどはポジティブな話ではありません。

 

でも、歴史の古さや待遇面の充実度などは確実にプラス要素なんですよね。

結局は自分がどのように評価するか?がすべてなので、一般論を盲信するのではなくぜひ自分の考えを大切に最終的な判断を下してみてください。

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。

 

就活全体を見据えてとくに重要な対策のみを厳選しているので、全体を意識した対策ができていない人はぜひ一読してみてください。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • 損保ジャパンは、SOMPOグループの中核を担う損害保険会社である。
  • やばいと言われる最大の理由は、ビッグモーターの不正問題に関与していたことである。
  • 社員の口コミを見ると、年収などの待遇面や有給の取得しやすさは優れているとわかる。
  • 数字を重視する文化があり、成果を出せないと評価を得にくいことは知っておくべきである。
  • ミスマッチや早期退職を防ぐためにも、待遇面など以外の部分で同社を志望する本質的な理由があるか?はじっくり考えておくとよい。