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【TOTO株式会社はホワイト企業?】実態や口コミを元に調査!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活マンこと藤井智也が「読むことで他の就活生と圧倒的な差を付けられる情報」を発信しようと立ち上げた就活ブログです。今年で7年目をむかえます。

偏差値50の中堅大学から、22社からの内々定を獲得し、食品大手に入社した全技術を余すことなく共有します。
※本気で就活を成功させたい方のみ読んでください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回はトイレやキッチンなど、水まわり住宅総合機器メーカーのTOTOについて、「TOTOはホワイト企業ですか?」という質問が多かったので解説していきます。

 

そもそも大前提としてホワイト企業に明確な定義はありません。

よって、僕の会社で運営しているホワイト企業ナビが設定するホワイト企業の条件をベースとしてTOTO株式会社がホワイト企業か考えていきます。

 

TOTOを志望する人にとって、必ず参考になる情報をまとめていきます!

ぜひ最後まで読み込んでもらえると嬉しいです!

 

TOTO株式会社の商品は生活の中でも目にしますよね!

そうだよ!水回りのメーカーとして超一流の企業だから、働きやすさについて調査していこう!

TOTOはホワイト企業か?

 

もったいぶらずに、早速本題に触れていきますね。

TOTOはホワイト企業か?に対する結論は、ホワイト企業の定義によって変わります。

 

人によってどんな条件の会社をホワイト企業と捉えるかは異なるので、万人にとってホワイト企業か?を明確に回答することはできないんですよね。

でも、この回答ではもどかしさを感じる人がきっと多いかと思います。

 

そこで、僕なりに基準を設けてホワイト企業かどうか?を考察していきますね。

僕は当ブログの他に「ホワイト企業ナビ」を運営しているのですが、ホワイト企業ナビでは以下の基準を満たす企業のみ求人を掲載できるようにしています。

 

 

「3条件を満たす企業=ホワイト企業」と定義して求人を掲載しているわけですね。

よってここでは、TOTOがこの条件を満たしているか?の調査結果をお伝えします!

 

【TOTOの働きやすさに関する調査結果】

  • 月平均残業時間:
    12.6時間(2022年)、13.4時間(2021年)、11.7時間(2020年)
  • 3年後離職率:10.9%
  • 年間休日数:123日

 

上記のデータは、TOTO公式HP内にある「ワークライフバランスの推進」や採用情報、四季報の情報をもとに記載しています。

ホワイト企業ナビの定義と比較しても、3条件すべてを満たしてるとわかりますね。

 

よって僕なりの基準を参考にする場合、TOTOはホワイト企業と言えます。

念のため、これはあくまでホワイト企業ナビにおける定義なので、実際に自分がどう感じるか?は個々人の価値観や判断軸などによって異なります。

 

ホワイト企業の定義が明確にないのでこうした回答にならざるを得ないですが、TOTOへの入社を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね!

 

また、ホワイト企業ナビでは上記のように3条件を満たした企業のみを厳選して求人を公開しています。

またホワイト企業ナビに登録すると、掲載時に3条件を満たすホワイト企業だけからスカウトを届くので、「とにかくホワイト企業にだけエントリーしたい」という人はぜひ利用してみてくださいね!

» ホワイト企業ナビを無料で利用する

 

残業時間などを基準にした場合、TOTOはホワイト企業と言えるんですね!

残業時間は月に15時間以内と少なめだし、離職率や年間休日数などを見ても働きやすさが優れた環境と言えそうだね!

TOTOをホワイト企業と評価するポジティブな声

 

TOTOはホワイト企業と言えるのか?について、ホワイト企業ナビの掲載条件を基準にデータをもとにして考察結果を共有しました。

ただ、TOTOの優良度を判断する上でもっと情報を求めている人も多くいるかと。

 

そこでこの章では、TOTOに関する社員からの声を紹介していきます。

企業内部の実態を知る社員からの口コミを見ると、実際にホワイト企業と言えるのか?を考察する上で参考になる情報が多くあるんですよね。

 

ここでは、大手口コミサイトである「オープンワーク」と「ライトハウス」から社員のリアルな声を抜粋しました。

この章ではTOTOに対するポジティブな声、次章ではネガティブな声を紹介します。

 

良い面・悪い面の両方を見ることでより実態に対するイメージを深められるので、まずはポジティブな声を順にチェックしていきましょう!

 

【TOTOをホワイト企業と評価するポジティブな声】

  • 顧客第一の思想が根付いている
  • 自分の仕事内容にやりがいを感じられる
  • 女性にとっても働きやすい環境と感じる
  • ワークライフバランスの調整がしやすい
  • 家賃補助などの福利厚生が充実している
  • 可処分所得が非常に大きい
  • 産休や育休は取得して当然という雰囲気がある

 

ポジティブな声① 顧客第一の思想が根付いている

 

思想として、お客様を第⼀に考え⾏動する⽂化が根付いている。

商品の安全性への取組や、お客様を考えた商品づくりに関しては他社に⽐べても抜きんでていると感じる。

 

企業文化として、お客様を第一に考える思想が根付いているといった声です。

自分が所属する会社が手掛ける事業が、世の中のためにプラスになっていないと感じると、自分の仕事のモチベーションも湧きにくくなりがちです。

 

その点、顧客第一の思想が企業全体に根付いているような環境なら、前向きな気持ちで仕事に取り組める可能性が高いかと。

これらの観点で、他社より抜きん出ていると感じられることは素晴らしいですね。

 

ポジティブな声② 自分の仕事内容にやりがいを感じられる

 

働きがい:
・公共施設の現場に携わり、⾃分が関わったと⾃⼰満⾜できる
・世の中に必要なもので仕事をしているという実感を持てる

 

働きがいに関する口コミとして、「世の中に必要な仕事をしているという実感を持てることがやりがいになる」といった声は多く見られました。

まさに、TOTOが手掛けるような事業・製品は世の中に欠かせません。

 

公共施設でも使われる製品だからこそ、この方のように現場に関わる仕事があったときにはその価値を身を持って実感しやすいかと思います。

 

自分の仕事が世の中のためになっていると感じられるかどうか?は、日々業務をおこなう上でモチベーションに影響しやすいです。

TOTO以外の会社を検討する上でも、ぜひ1つの指標として意識してみてください!

 

ポジティブな声③ 女性にとっても働きやすい環境と感じる

 

私は男性社員ですが、⼥性社員のライフステージの変化点の⼀部である、出産・育児の福利厚⽣の⾯において、職場内での取得しやすさ、また最⼤2年間の休職が認められているということから、会社で働き続ける環境にあると捉えております。

 

女性の働きやすさに関するポジティブな口コミも見られました。

出産や育児などに関する福利厚生として、これらにまつわる休暇制度を取得しやすい環境のようですね。

 

その他、最大2年間の休職を認めてもらえる制度もあるようです。

 

上記は男性社員の方の声なので、実際に女性がどのように感じられるかどうかは異なる可能性もあります。

ただ、TOTOに対するプラスの意見として知っておいて損はないでしょう。

 

ポジティブな声④ ワークライフバランスの調整がしやすい

 

福利厚⽣にも関わる部分がありますが、法律で定められている有給休暇・繰越休暇とは別に、30⽇を上限とする積⽴休暇制度がございます。(法律外のため、取得条件は⼀定の基準を満たす必要はあります)

事務職ということも多分に影響がありますが、有給休暇を取得しやすい職場⾵⼟はあると感じています。年度初めに年間の有給休暇取得計画を全職場でおこなっております。

もちろん業務の都合で変更せざるを得ないケースもありますが、基本的には社員の希望を通していただけています。また、⼥性の産休・育休はもちろんのこと、男性の育休取得推進もありますし、勤続年数に応じてリフレッシュ休暇(5⽇or10⽇)を設けていただけたりもしています。

 

ワークライフバランスに関するポジティブな声も見られました。

独自に設けている30日を上限とした積立休暇制度があること、年間の有給休暇取得計画を全職場で実施していることなどはかなり魅力的ですね。

 

有給の取得タイミングも、基本的に社員の希望を通してもらえるとのこと。

有給は本来こうあるべきですが、まだまだ社員の好きなタイミングで取得できない企業も多いので、その点でTOTOの環境は優れていると言えそうです。

 

それ以外の部分でも、女性の産休や育休・男性の育休取得推進、勤続年数に応じたリフレッシュ休暇制度なども用意されているようです。

これらを踏まえると、TOTOは公私を両立しやすい環境と言えそうですね。

 

ポジティブな声⑤ 家賃補助などの福利厚生が充実している

 

家賃補助はかなりいいと思う。独身とファミリー世帯で補助金額は違うがかなりの割合が出る。所得ではなく引かれた状態で毎月の給料が入るので良い。

大企業らしくまんべんなく福利厚生は用意されており特に不満はない。

 

福利厚生について、家賃補助が充実しているといった口コミもありました。

独身と家族世帯で補助金額は異なるものの、この方の感覚としてはかなり魅力的な金額が実際に支給されているようですね。

 

大手だけあって、その他の福利厚生もまんべんなく用意されているとのこと。

TOTOで具体的に用意されている福利厚生は、後述する同社の入社メリットのなかで詳しくお伝えしますね!

 

ポジティブな声⑥ 可処分所得が非常に大きい

 

福利厚生はかなり充実しており、カフェテリアプランで年に6万3千円がもらえ、住宅手当も東京では6万円を上限でもらうことができる。

したがって、可処分所得は非常に大きいと感じる。

 

年収や給与に関する口コミを見ても、ポジティブな声が多くありました。

基本給や賞与などの一般的に支払われる金額に加えて、福利厚生によって支払われる金額が多くあるようですね。

 

カフェテリアプランでは年間で6万3千円、東京の場合は住宅手当で6万円を上限として支給してもらえるようです。

この方の言うように、全体の可処分所得はかなり高めになりそうですね。

 

ポジティブな声⑦ 産休や育休は取得して当然という雰囲気がある

 

産休育休に関してはかなり寛容で、とって当然というくらいの雰囲気づくりはされているように感じる。職場復帰後も時短勤務もわりととりやすそうで、とっている人もいる。

女性にとっては長く働きやすいような環境なのではないかと個人的には感じるところ。

 

TOTOの女性の働きやすさについて言及した別の口コミも見られました。

産休や育休は単に制度があるだけでなく、これらを取得して当然といったような雰囲気づくりがされているとのこと。

 

有給などでも同様ですが、まさに制度の有無に加えてこうした雰囲気が醸成されているか?が取得しやすさ・働きやすさに直結しやすいんですよね。

その点、TOTOでは周囲の目を気にすることなく産休などを取得できそうです。

 

職場復帰後の時短勤務に関しても、他社と比べると理解を得やすそうですね。

ライフイベントの変化に対応しつつ、同じ環境で長く働きたいと考えている女性にとっても、TOTOは魅力的な選択肢になり得るでしょう。

 

企業文化や仕事上のやりがい、ワークライフバランスや福利厚生に関することなど、幅広い項目でポジティブな口コミが多く見られるんですね!

微妙な企業では特定の項目しかポジティブな声が見られないこともあるけど、TOTOはさすが大手企業だけあって総合的に働きやすさが優れていると言えそうだね!

TOTOをホワイト企業と評価しないネガティブな声

 

では続いて、TOTOに対する社員からのネガティブな声を紹介します。

やはりポジティブな声だけを参考にしていたら、懸念点を把握できておらずミスマッチなどにつながることがあるんですよね。

 

この章でも幅広く口コミを抜粋しているので、TOTOの企業理解を深めるためにもぜひさくっと目を通してみてください!

 

【TOTOをホワイト企業と評価しないネガティブな声】

  • 営業職は疲弊している社員が多い
  • 全員が希望する職場には配属されていない
  • 業務負荷や退社時間が部署によって大きく異なる
  • 給与制度にやや不満がある
  • 多様性に関しては改善の余地がある
  • 実力が求められるポジションには男性が多い
  • 評価制度に不満を感じる

 

ネガティブな声① 営業職は疲弊している社員が多い

 

ホワイト企業のイメージが⾮常に強いですが、実際は営業職の場合、休⽇出勤や残業が多い部署が⾮常に多く、疲弊している社員が多い印象です。
クレーム対応も頻繁に起こるため、楽観主義でないとなかなかしんどいと思います。
商品⾃体が決して安いものではないため、その分クレームも⼤事になることが⾮常に多いです。

そのような営業活動を続けることもしんどい上、新卒ではほぼ営業からのスタートし、そこからの他部署への異動の可能性はほぼ0に等しい状況です。

⼈事関係や間接部⾨に⾏きたいと声をあげても、通る可能性は⾮常に低く、10年以上営業を続けている⼈が多い現状にあります。初期配属で、営業以外の仕事につくことができたらまた⾒える世界が変わるかもしれませんが正直運です。

 

営業職の大変さについて言及した方の口コミです。

この方によると、営業職の場合は休日出勤や残業時間が多い部署があり、クレーム対応の多さからもしんどさを感じる場面が多いとのこと。

 

商品が高額ゆえに、クレームも大きな問題となるケースが多いようですね。

新卒者は営業からスタートとなることがほとんどであり、他部署に異動できる可能性も基本的にはないという状況のようです。

 

一つの意見ではありますが、この方は営業職で疲弊していることが伝わってきますね。

まさにホワイト企業のイメージが強い会社でも、社内には苦労している方は存在するので、とくに営業志望の人は参考にするとよいでしょう。

 

ネガティブな声② 全員が希望する職場には配属されていない

 

⾃⾝が期待する(想定する)業務内容と現実の業務内容とマッチしているかで⼤きく変わるところもあり、各職場の受⼊⼈数にも限りがあることから、全員が希望する職場に配属されているわけではないと思います

 

業務のやりがいに影響する内容として、配属に関する口コミも見られました。

どんな人でも希望部署や職種があると思いますが、各職場の受入人数にも上限があるゆえに、全員の希望が通るわけではないようですね。

 

これはTOTOだけに限った話ではありませんし、むしろ全員の希望が必ず通るような会社のほうが稀だと個人的には思います。

とはいえ、不満やストレスを感じる要因の1つにはなり得るかと。

 

配属希望が叶うかどうかの可能性は、希望部署などによっても変動しやすいです。

現段階で配属先の希望がある場合は、同じ部署で働いている先輩社員の情報を集めるなど実現可能性をリサーチしておくとよいでしょう。

 

ネガティブな声③ 業務負荷や退社時間が部署によって大きく異なる

 

部署によりますが、同じような年代・同じようなポジション・同じような給与なのに、業務負荷や退社時間がまったく異なることがあります。

⾃分は外れの部署で、上司との⾯談時に異動希望(もちろん異動先部⻑にも根回し済み)も出していましたが、数年踏ん張ってみたもののだめだったので転職することにしました。

 

部署によって業務負荷などが大きく異なることに不満を感じている方もいました。

この方は、この観点で自分がハズレ部署だと感じており、異動希望も出すなどしていたものの最終的には転職する決断を下したとのこと。

 

たしかに、自分と同じ年代・ポジション・給与の人と比べて、業務負荷が大きく異なると感じたら不満を感じるのも自然なことだと思います。

日々こうしたモヤモヤを感じると、ストレスも蓄積していきますよね。

 

企業側の視点で考えると、会社全体で業務負荷などを統一することにも難しさがあると思います。

とはいえ、社員視点ではストレスの要因になりやすいので、TOTOへの応募を考えている人は可能性として知っておくとよさそうですね。

 

ネガティブな声④ 給与制度にやや不満がある

 

基本給と役割給からなる。
基本給は年齢=⽉額の基本年功序列に近い考えかたとなっている。ただいくつかの社員資格ごとに区切られ、同⼀資格に⻑く留まるほど上がりにくい仕組み。

社員資格は昇格試験をパスすることで上がることができる。昇格試験は論⽂、⾯接、筆記試験から構成される。準備は業務時間外扱いのため、私的負担がかなり⼤きい。

 

給与制度に関してやや不満を感じている方の口コミもありました。

基本的には年功序列制度に近い考え方となっていて、それに加えて昇格試験などが影響する役割給が存在するとのこと。

 

この昇格試験をパスする上で、私的負担がかなり大きいようですね。

業務時間内ではなくプライベートの時間に準備をする必要があり、その負担の大きさに不満を感じている方は少なくないようです。

 

その結果も人事の担当者任せで、やや不透明といった意見も書かれていました。

TOTOの給与制度に関する実態として、事前に把握しておくとよいでしょう。

 

ネガティブな声⑤ 多様性に関しては改善の余地がある

 

ダイバーシティは、専門部署があるが遅れている方かと思う。今後の課題。

 

今後の課題として、ダイバーシティに言及する口コミもありました。

具体的にどんな部分で遅れていると感じるか?までは記載されていないものの、この方は多様性の部分で改善の余地があると感じているようですね。

 

多様性の尊重は、企業単位だけでなく社会全体でも推進されています。

これから改善される傾向にはあると思いますが、現段階で課題と感じられる方がいることは会社の実態を把握する上で参考材料にできそうですね。

 

ネガティブな声⑥ 実力が求められるポジションには男性が多い

 

女性の管理職の登用は結構積極的に行おうとしている。しかしながら実力が求められるようなポジションに関してはやはり男性が多いように思う

 

女性の働きやすさに関して、ネガティブな内容の口コミも見られました。

管理職に女性を積極的に登用しようとしているものの、現状は実力が求められるポジションには男性が多いと感じるとのこと。

 

理由についての言及や考察まではされていませんが、実態としてポジションによって登用の積極性にはやや違いがあるとわかりますね。

 

産休や育休の取得しやすさは優れているものの、会社内での立ち位置や出世などの観点ではまだ改善の余地があると言えるかもしれません。

TOTOを検討している女性の方は、1つの意見としてぜひ参考にしてみてください。

 

ネガティブな声⑦ 評価制度に不満を感じる

 

正当に評価されているとは思わない。業績に連動して賞与額が変わる。仕事をしない方でも年功序列で上がっていく。

 

年収や給与に影響する評価制度に不満を感じている方も見られました。

年功序列の文化が残っており、仕事をしていないと感じられるような人でも年齢とともに給与が上がっていく環境のようです。

 

自分より仕事をしていないのに、単に勤続年数や年齢が高いというだけで自分以上の収入を得ている人がいたら、やはり不満を感じやすいですよね。

 

この評価制度に対する不満は、大企業ではあるあるの話かもしれません。

今後改善される可能性もあるものの、直近ではTOTOでも同様の不満を感じる恐れはあるので、とくに年功序列によい印象がない人は想定しておくとよいでしょう。

 

営業職の大変さ、所属部署によって業務負荷が大きく異なること、年功序列の文化など会社の内情を知っている人だからこそわかる意見は参考になりますね…!

社員からの口コミにはリアルな会社像の理解を深めるヒントが豊富にあるから、TOTOに限らずやはりじっくりとチェックしておくべきだよ!

TOTOに就職するメリット【3点】

次にこの章では、TOTOに就職するメリットを紹介しますね。

前述の口コミや公式の採用情報などを踏まえて、求職者視点でメリットと言える内容を独自にまとめました。

 

TOTOへの応募を検討している人は、ぜひ改めてチェックしてみてください!

 

【TOTOに就職するメリット】

  • 自分の仕事に誇りを感じやすい
  • 社員のワークライフバランス促進に力を入れている
  • 年収水準が高く福利厚生も充実している

 

メリット① 自分の仕事に誇りを感じやすい

 

TOTOで働くメリットとして、自分の仕事に誇りを感じやすいことがあります。

社員の口コミを調査するなかでも、「世の中に必要な仕事をしている実感を持てる」などの前向きな声が多く見られました。

 

TOTOは、生活になくてはならないトイレなどの住宅設備機器を手掛けています。

電気やガス・通信などのインフラと言われる分野ではないものの、トイレなども日々生活をする上で確実に必要になるものなんですよね。

 

加えて、世界中を舞台に事業を展開していることも働きがいにつながると思います。

世の中に対する貢献感があることは自分の仕事のモチベーションに直結しやすいので、その点でTOTOは働きがいの優れた会社と言えるでしょう。

 

メリット② 社員のワークライフバランス促進に力を入れている

 

TOTOは、社員のワークライフバランス推進にかなり力を入れています。

グループ全体で、長時間残業の抑制や有給休暇の取得推奨、多様な働き方や育児・介護の両立を支援する制度整備などを進めているんですよね。

 

単にこうした制度を導入しているだけでなく、残業時間の実績などを見ても実際に働きやすさが優れているとわかります。

 

【TOTOの働きやすさに関するデータ(2022年)】

  • 月間平均残業時間:12.6時間
  • 有給休暇取得日数:18.8日
  • 有給休暇取得率:94.3%
  • 育児休業取得率:男性66.7%、女性100%
  • 総離職率:2.7%
  • 自己都合離職率:2.5%
  • ライフイベントによる総離職率:0%

参考:TOTO株式会社「ワークライフバランスの推進

 

育児や介護などとの両立を支援する制度として、短時間勤務・ずらし勤務、フレックス勤務制度、在宅勤務制度なども用意されています。

離職率の低さからも、社員にとって居心地のよい環境だと想像できますね。

 

男性社員の家事・育児参画も推進していて、厚生労働省からは子育てサポート企業として「くるみん」や「プラチナくるみん」の認定を受けています。

公私を両立しやすい環境を重視する人にも、TOTOは優れた選択肢になるでしょう。

 

メリット③ 年収水準が高く福利厚生も充実している

 

TOTOは年収水準が高く、福利厚生も充実しています。

待遇面を見ても、社員にとってかなり魅力的な環境と言えるんですよね。

 

2023年3月期の有価証券報告書によると、TOTOの平均年収は706万円でした。

比較材料として、国税庁が公表している「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は458万円となっています。

 

つまり、全国平均と比べると約250万円も優れた給与水準なんですよね。

これに加えて、下記のような充実した福利厚生も用意されています。

 

【TOTOが用意する福利厚生の例】

  • 社宅制度(家賃補助)
  • 保養所
  • カフェテリアプラン
    一定のポイントが与えられ、その範囲内で様々な福利厚生制度のメニューの中から、個人のニーズに応じて自由にメニューを選択できる制度
  • 退職金制度
  • 持株会

参考:TOTO株式会社「【新卒採用】FAQ 福利厚生制度について

 

社宅制度や家賃補助は毎月の家賃負担を大きく軽減してくれて、年間で考えるとかなり大きな違いとなってきます。

長期間勤務するとその違いはさらに膨大になるので、個人的にも重視していますね。

 

こうした待遇面の充実具合は、さすが大手企業と言えると思います。

一般的には、待遇面に対する不満を理由に転職する人もいるくらいなので、その点でTOTOの充実した待遇は大きなメリットと言えるでしょう。

 

事業内容や商材的に仕事に誇りを感じやすいこと、働きやすさや待遇面などの観点でもTOTOは社員にとってメリットの大きい会社と言えそうですね!

待遇面などは大手は充実していることが多いけど、これらに加えて事業に誇りを持ちやすい点は企業を厳選する上でメリットになりやすいと思うよ!

TOTOに就職するデメリット【3点】

 

続いてこの章では、TOTOに就職するデメリットを紹介します。

口コミ同様に、企業について理解を深める際にはメリットとデメリットの両方を確認しておくことが重要です。

 

偏った見方で企業を評価しないためにも、ぜひ懸念点まで把握しておきましょう。

 

【TOTOに就職するデメリット】

  • 所属部署によって業務負荷に違いがある
  • 評価制度に不満を感じる恐れがある
  • 全国の事業所で勤務・転勤の可能性がある

 

デメリット① 所属部署によって業務負荷に違いがある

 

TOTOの内部を知る社員からの口コミを見ていると、所属部署によって業務負荷に違いがあると感じている人が多くいました。

 

たとえば、同年代で同じくらいの給料を得ている人と比べたときに、所属部署によって業務の大変さに違いがあるといったイメージですね。

自分が楽な立場の場合は、この状況はストレスにはなりにくいと思います。

 

でも、反対に周囲と比べて自分だけしんどい状況になっていると感じたら、業務が割に合わないと不満を感じる要因になるかと。

 

これは、TOTOに限らず他の企業でもよく起こっている話かもしれません。

とはいえ、いざ自分がその立場を経験すると同じように不満を抱く可能性は十分あるので、これから入社を考えている人は懸念点として知っておくとよいでしょう。

 

デメリット② 評価制度に不満を感じる恐れがある

 

TOTOで働く社員のなかには、評価制度に不満を抱く人も多くいるようです。

全体の平均年収を見ると約700万円と優れた実績ではあるものの、基本的には年功序列の文化がまだまだ残っているようですね。

 

ゆえに、実力以上に高収入を得ていると感じるような人もいる環境とのこと。

業務負荷に差がある場合と同様に、単に年齢が高いなどの理由で高収入を得ている人がいたらモヤモヤを感じるのも無理はないですよね。

 

とくに自分より高収入を得ているのに、仕事ができない・仕事をしていないと感じるような社員がいるとストレスを感じやすいと思います。

大企業あるあるの話ではありますが、デメリットの1つとして想定しておきましょう。

 

デメリット③ 全国の事業所で勤務・転勤の可能性がある

 

TOTOのデメリットとして、転勤の可能性があることも挙げられます。

新卒採用の配属は、内定者のキャリアに対する考え方をヒアリングし、個々人のスキルや適性を総合的に判断した上で決定されます。

 

ただ、勤務地に関しては全国の事業所で勤務する可能性があるんですよね。

新卒者の初期配属は、営業職は全国の支社やエリアが対象で、技術職は各地の工場・研究所、企画職は本社(福岡県北九州市)が主な勤務地のようです。

 

こうした情報は、採用情報などに明記はされています。

でも、いざ自分が馴染みのない土地に配属されると、知り合いがいないその場所で働くことに不安を感じる人は少なくないんですよね。

 

なかには、全国で勤務の可能性があることをポジティブに捉える人もいると思います。

一方で、この境遇をネガティブに感じる人もいると思うので、自分の希望や価値観などを踏まえて相性をじっくり検討するようにしてください。

 

所属部署で業務負荷に大きな違いがあること、評価制度に不満を感じる可能性があることなどは事前に想定しておくとよさそうですね。

地方配属となって後悔しないように、全国に勤務する可能性があることなども入社前から考えておくといいよ。

TOTOの内定を得るための必須対策【3選】

次にこの章では、TOTOの内定を得るための必須対策を共有しますね。

ここまでTOTOのメリット・デメリットなどを見てきましたが、人気企業であるTOTOに入社するためには対策に力を入れることが欠かせません。

 

高倍率の壁を突破するには、他社と同様に選考に進むだけでは不十分なんですよね。

ここでは僕がとくに力を入れるべきと考える3つをまとめたので、内定獲得の可能性を少しでも高めたい人はぜひ一読してみてください!

 

【TOTOの内定を得るための必須対策】

  • TOTOが求める人物像を把握しておく
  • TOTOにしか通用しない志望動機を考えておく
  • 第三者に意見をもらいながら選考対策を進める

 

対策① TOTOが求める人物像を把握しておく

 

まずは、TOTOが求める人物像について理解を深めておきましょう。

採用情報を見ると各社が求める人物像が公開されていますが、この情報は選考対策を進める上で参考になるんですよね。

 

採用側の視点を意識すると、より効果的に自分をアピールしやすいからです。

たとえば、Aという特徴の就活生を求められているとわかれば、「その特徴と相性のよいBという自分の経験を伝えよう」などと対策できるんですよね。

 

参考までに、TOTOが求める人物像は以下のとおりでした。

 

【TOTOの求める人物像・選考基準】

  1. 印象に残る体験を持つ人財
  2. 高い問題意識を持って、自ら成長・学び続ける事ができる人財
  3. 周囲と協働してチームワークを実践できる人財
  4. 論理的に意思を持って、行動できる人財
  5. ストレスマネジメントができる人財

参考:リクナビ2025「TOTO株式会社

 

上記だけでも、選考時のアピール内容を考える際に参考になると思います。

主体的に学べること、チームワークを実践できること、論理的な思考ができること、ストレス対策ができることなどが求められているとわかりますね。

 

加えて、これらの能力があることを証明するエピソードを語る際には、印象に残りやすいインパクトのある経験が理想的であるともわかるかと。

 

エントリーシートや面接対策をする上で採用側が重視する視点の理解は重要なので、戦略的に動くためにもぜひ最初に押さえておきましょう。

 

対策② TOTOにしか通用しない志望動機を考えておく

 

志望動機は、TOTOに限らずどの企業でも間違いなく聞かれる質問です。

企業側はモチベーション高く長期的に働いてくれる人材を求めているので、採用段階でも自社に対する熱意を探っているんですよね。

 

しかし、惰性的に志望動機を用意している人は意外と少なくありません。

非常によく見られるのは、業界や職種の志望理由は語れていても、その企業に特化した志望理由は説明できていないケースです。

 

このような競合他社にも使い回せる志望動機では、好印象を与えられないんですよね。

採用側の視点を想像するとわかるはずですが、「それなら他社でよくない?」と思うような相手からは熱意の高さを感じられないからです。

 

ではどうすべきか?ですが、結論TOTOにしか通用しない内容にすべきです。

シンプルにTOTO以外の会社には通用しない、競合他社ではなくTOTOにしかロジックが成り立たないような志望動機にするのが理想ですね。

 

1社ごとに志望動機の質を追求するのは時間もかかりますし正直大変です。

でも、だからこそ自分の努力がライバルとの差別化につながるので、本気で内定を得たいなら確実に妥協せずに取り組んでみてくださいね!

 

 

対策③ 第三者に意見をもらいながら選考対策を進める

 

最後3つ目は、第三者に意見をもらいながら選考対策を進めることです。

選考対策の進め方として、自分一人ですべての対策を進めるのではなく、第三者から客観的な意見をもらった上で本番に臨むことを強くおすすめします

 

というのも、自分一人だけだと偏った視点で本番を迎えることになるから。

仮に第三者が見ると改善すべきとすぐにわかることがあっても、自分一人だとそれが完璧だと思っているので改善の余地に気が付けないんですよね。

 

その点、第三者に意見をもらっておけば視野を広げることができるわけです。

とくに就活生の場合、基本的には初めて就活を経験する人が多いので、どうしても初歩的なミスに気が付けないことも少なくないんですよね。

 

とはいえ、いい感じの相談相手がいなくて上記を諦めている人も多くいるかと。

そこで僕がおすすめしているのが、「ミーツカンパニー就活サポート」などの就活エージェントを活用することですね。

 

就活エージェントは、内定獲得までに必要なあらゆるサポートをしてくれます。

企業側が料金を支払う仕組みゆえに就活生は完全無料で使えるので、就活生側は正直利用しない手はないんですよね。

 

ただ、エージェントにも枠があるので早め早めに登録することは必須ですよ。

僕がおすすめするエージェントは別記事でまとめているので、ミーツカンパニー以外の候補を知りたい人はぜひ合わせてチェックしてみてください!

 

 

求める人物像を把握しておくと、TOTOにしか通用しない志望動機を考える際にもより効果的な内容にできそうですね。

恋愛でも相手のタイプを知っていたほうが対策を考えやすいよね。就活でも同じことが言えるから、対策を進める前に企業が求める人材の理解は深めておくといいよ!

「TOTO ホワイト企業」と調べる人からよくある質問

 

最後に本章では、「TOTO ホワイト企業」と調べる人からよくある質問に回答します。

似た疑問を感じていた人がいたら、ぜひ以下の回答を参考にしてみてください!

 

【「TOTO ホワイト企業」と調べる人からよくある質問】

  • TOTOへの就職は勝ち組と言える?
  • TOTOの過去の採用大学は?
  • TOTOには学歴フィルターがある?

 

質問① TOTOへの就職は勝ち組と言える?

 

結論、勝ち組かどうかは一概に回答できません。

勝ち組と思う企業の基準は人それぞれなので、個々人の価値観や考え方によって各社の評価は変わってくるからですね。

 

個人的には、勝ち組かどうか?などを考えることはあまりおすすめしません。

勝ち組・負け組と考える時点で何かと比較をしていますが、何かと比較している限り自分より優れた状態の人は常に存在するからです。

 

上には上が存在するので、それでは常に満たされないような状態になりがちかと。

今よりよい状態を目指すことはモチベーションになりますが、周囲と比べて勝ち組かどうか?を考える際には上記の視点もぜひ意識してみてください。

 

質問② TOTOの過去の採用大学は?

 

TOTOの過去の採用大学は以下のとおりです。

 

【TOTOの過去の採用大学】

<総合職・文系>

九州大学、青山学院大学、大阪市立大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、北九州市立大学、近畿大学、高知大学、神戸大学、国学院大学、駒澤大学、埼玉大学、順天堂大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、中央大学、筑波大学、東京農業大学、同志社大学、同志社女子大学、日本女子大学、福岡大学、法政大学、明治学院大学、立教大学、立命館大学


<総合職・理系>

大阪大学、九州大学、北海道大学、東京工業大学、早稲田大学、茨城大学、岡山大学、鹿児島大学、北九州市立大学、九州工業大学、近畿大学、熊本大学、佐賀大学、滋賀大学、信州大学、東京芸術大学、東京都立大学、長崎大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、新潟大学、広島大学、宮崎大学、山形大学、山口大学

 

参考:リクナビ2025「TOTO株式会社

 

質問③ TOTOには学歴フィルターがある?

 

TOTOには、明確な学歴フィルターは存在しないと予想できます。

前述した採用大学のリストを見る限り、福岡大学や西南学院大学など中堅大学からの採用実績も実際にあるとわかるからです。

 

採用大学の全体像を見ると、高偏差値の国公立大学や日本トップクラスの私立大学などからの採用が多い印象があるかもしれません。

 

しかし、仮に明確な学歴フィルターを採用しているとしたら、中堅大学からの採用実績は一切存在しないはずなんですよね。

 

あくまでも採用実績からの推測ではありますが、TOTOは中堅大学からも入社を目指せるので、少しでも気になる人はぜひ積極的にチャレンジしてみてください!

 

たしかに明確な学歴フィルターがあったら、採用大学のすべてがトップクラスの大学ばかりになっているはずですよね。

人気が高い分ライバルのレベルも高くなりがちだけど、中堅大学からでもチャンスはあるはずだから、ぜひ積極的にエントリーしてみるといいよ!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

TOTOはホワイト企業か?という問いに対して、個人的な考察や社員からの声、それらを踏まえたメリット・デメリットなどを網羅的に共有しました。

 

結論、僕はTOTOはホワイト企業と言えると考えています。

ホワイト企業ナビの基準である残業時間・3年後離職率・年間休日数も優れていますし、待遇面などを見ても総合的に働きやすさが優れているんですよね。

 

ただし、人気企業ゆえに内定を得たいなら差別化を意識した対策が欠かせません。

求める人物像の把握、志望動機の質向上などはとくに重要になるので、本気で入社したい人は十分に対策した上でぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。

僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。

 

就活全体を見据えてとくに重要な対策のみを厳選しているので、全体を意識した対策ができていない人はぜひ一読してみてください。

それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!

 

【本記事の要点】

  • ホワイト企業ナビの掲載条件を基準にした場合、TOTOはホワイト企業と言える。
  • TOTOの優良度を判断する際には、社員からの口コミを参考にするとよい。
  • 仕事に誇りを感じやすいこと、ワークライフバランスや待遇面が充実していることはTOTOで働くメリットと言える。
  • 所属部署によって業務負荷に大きな違いがあること、評価制度に不満を感じる可能性があることなどは事前に想定しておくとよい。
  • 選考対策を進める際は、第三者から意見をもらうことも重要である。