就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は、超有名企業であるP&Gの採用大学について、徹底的に調べたので共有します!
それに加えて、僕みたいな中堅大学生が気になるのは「結局のところ学歴フィルターはあるの?」という部分なんですよね。
学歴フィルターに関しては、もちろん企業側は公言しないところですが、予測はできるので僕の考えを書いていこうと思います。
P&Gへのエントリーを考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
対策法など、実践的な情報も書いていきます。
P&Gってエリートしか採用しないイメージありますよね。学歴フィルターありそう。
そうだよね。実際に知名度の高い人気企業だから、採用大学や学歴フィルターについてしっかり予測していこう。
- P&Gジャパンの採用大学
- 【超重要】人気企業を受ける際はエントリー数を増やしておくべき
- 【考察】P&Gジャパンは学歴フィルターがあるのか?
- P&Gジャパンの新卒採用倍率
- P&Gジャパンから内定を獲得するための必須対策
- P&Gジャパンの新卒採用の選考フロー
- P&Gジャパンの評判や口コミをまとめました
- 【補足】P&Gジャパンとは?|会社概要や事業内容
- 本記事の要点まとめ
P&Gジャパンの採用大学
続いて、P&Gジャパンの採用大学について解説します。
ちなみに僕の知り合いにP&Gジャパンに転職した人がいますが、その人は高学歴でした。
P&Gジャパンは採用大学を公開していない
P&Gジャパンは公式ホームページや求人サイトで採用大学を公開していません。
なので具体的にどの大学なら採用されるかというのは残念ながら分からないですね。
ただ、先輩社員紹介には東京大学や千葉大学の出身者が載っています。
世界的に有名な大企業であることから考えても、高偏差値の大学出身者が多いことは間違いないでしょう!
【超重要】就活生向けの企業選びの最適解
ここまでP&Gについて解説してきました。
僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。
そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。
エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。
求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。
▼求人サイトのおすすめ
※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。
▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)
ミーツカンパニー就活サポート、キャリアチケット、キャリアパーク就活エージェント
※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。
▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)
※まずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。
上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。
そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。
現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!
(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)
以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!
加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。
(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)
» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】
【超重要】人気企業を受ける際はエントリー数を増やしておくべき
P&Gジャパンのような有名企業を受ける際に、みなさんに注意してほしいことがあります。
それは、中堅企業等も含めエントリー数を増やしておくこと!
人気企業は高倍率になりやすく内定獲得のハードルも非常に高くなります。しかも、努力したからといって結果につながるとは限りません。
よって人気企業ばかり受けていると、簡単に持ち駒がなくなってしまうんですよね。
僕はこれまで多くの就活生を見てきましたが、大手企業しか受けていない人(つまり大手病)は高確率で失敗します。
なので、中堅企業にも多くエントリーし持ち駒を確保するようにしておいてください。
「もし落ちてもまだ選択肢がある」という状態を作るだけで、精神的にはかなり楽になるかと。
ちなみに、エントリー企業を探すのが面倒な場合は就活エージェントや逆求人サイトを使うのがおすすめですよ。詳しくはこちらの記事で紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。
【考察】P&Gジャパンは学歴フィルターがあるのか?
次に、みなさんも気になる学歴フィルターについて共有していきます。
結論から言うと、P&Gジャパンには学歴フィルターがあることが予想されます。
過去の採用実績は公開されていませんが、世界的に有名な企業なのでやはり求められるレベルが高いかと。
応募も殺到することが予想されるため、ある程度の学歴で切っている可能性が高いと僕は考察しました。
実際に、Twitterではこんな口コミもあります。
おいP&Gのイベント東大生限定って学歴フィルターどころの騒ぎじゃない
— ろむ (@crolom_niconico) 2019年7月16日
東大生向けのイベントが開催されていたようですね。
となると、やはり学歴は重要な判断材料になりそうです。
ただし外資系企業は実力主義の風土が強いので、旧帝大や早慶レベルでなくても能力が高ければ目に留まる可能性はあります。
たとえば帰国子女で語学が堪能だったり、学生時代に研究で実績を残したり。
なので、学歴以外の能力や実績があれば挑戦する価値はあると思いますよ。
逆に、高学歴でも語学力がなかったり思考力が弱かったりすると難しいと思うよ。
P&Gジャパンの新卒採用倍率
P&Gジャパンの新卒採用倍率は公開されていません。
そこで、東洋経済オンラインの「入社が難しい有名企業ランキング」と「内定の競争倍率が高い会社ランキング」から予想してみました。
「入社が難しい有名企業ランキング」によると、P&Gは5位にランクインしており入社偏差値(就職者の出身大学の偏差値から算出)は63.4となっています。
引用:東洋経済オンライン「入社が難しい有名企業ランキングTOP200社」
次に、東洋経済オンラインの「内定の競争倍率が高い会社ランキング」によると、4位のKADOKAWAは約120倍(就職四季報2023年版)、6位の講談社の倍率は約190倍(就職四季報2022年版)となっています。
よってP&Gジャパンの倍率は100~200倍になるのではないか、というのが僕の予想です。
倍率はもともとの採用枠や選考方法などによっても変ってくるので入社難易度と完全には一致しません。
(あとで紹介しますが、P&Gジャパンは内定直結型インターンを実施しているので、一般的な選考での倍率とは一概に比較できない)
ですが、難易度としては100~200倍相当に値すると思って間違いないでしょう。
やはりP&Gジャパンに入社するのは簡単ではないですね。
社名を知らない就活生はほぼいないだろうから、当然人気は高くなるよね。
P&Gジャパンから内定を獲得するための必須対策
ここまで解説してきたように、P&Gジャパンは非常に有名で入社難易度が高い企業です。
それを知って自信を失くしている人もいるかもしれませんね。
ですが、内定獲得のためにできる対策はあります!
そこで次に、超難関のP&Gジャパンから内定を得るためにやるべき必須対策を紹介していきます。
- 可能であればインターンシップに参加する
- 日用消費財メーカーの競合他社も研究しておく
- なぜ日用消費財メーカーの中でもP&Gなのかを明確化する
- 英語力に不安がある場合は英語の勉強をする
- OBOGなど現役社員と会うことで独自の情報を収集する
対策① 可能であればインターンシップに参加する
まず1つ目に、可能であればインターンシップに参加してください。
P&Gでは、毎年職種別に短期型のインターンを実施しています。
職種や期間は年度によって異なりますが、たとえば24卒の場合は営業統括部門の1DAYワークショップが開催されます。
このインターンはP&Gの理解を深めるだけでなく、現状・課題分析や論理的思考力、プレゼンテーションなどスキルアップに繋がる内容になっているそうです。
選考もあるので簡単には参加できないかもしれませんが、それも就活に向けた経験になると思いますよ。
なので、文系・理系にかかわらず積極的にチャレンジしてくださいね。
対策② 日用消費財メーカーの競合他社も研究しておく
続いて、企業研究を行う際に競合他社についても調べるようにしてください。
P&Gジャパンの競合他社というのは、ユニリーバジャパンや日本ロレアルなどの外資系日用品メーカーなどですね。
日系だと花王やライオン、エステーなどが競合に当たります。
なぜ競合他社の研究が必要なのかというと、企業は「競合他社に打ち勝つための戦略を一緒に考えてくれる人」を求めているからです。
たとえば新しい洗剤を開発する場合、ライバル企業よりも魅力的な商品を作って売り出さなければなりません。
その際に、ライバル企業がどういう方針でビジネスをしているのか、どんな強みを持っているのか、自社と何が違うのかを把握しておくことが必要なんですよね。
よって就活においても、競合他社を含め業界全体を理解できていると高評価をもらいやすくなります。
なので、P&Gジャパンの企業研究はもちろんですが、競合他社との違いについても徹底的に調べるようにしてください。
対策③ なぜ日用消費財メーカーの中でもP&Gなのかを明確化する
競合他社について調べたら、それをもとになぜ他社ではなくP&Gなのかを明確化してください。
なぜなら、企業は「どうしても御社じゃないとダメなんです!」という強い意志を持った学生を優先的に選ぶからです。
ちょっと考えてみてください。
もしあなたが異性から告白されたとき「背の高い人が好きだから」という理由を言われたらどう思いますか?
「それなら他の人でも良くない?もっと理由はないの?」と思いますよね。
就活もそれと同じで、その企業でなければならない理由を明確に伝えた方が面接への印象は良くなります。
ポテンシャル重視の新卒採用は特にその傾向が強い。
なので、数ある日用消費財メーカーの中でもなぜP&Gなのかを言語化しておいてください。
対策④ 英語力に不安がある場合は英語の勉強をする
4つ目に、英語力に自信のない人は英語の勉強もしておいてください。
なぜなら、公式の採用サイトには次のように記載されているからです。
P&Gではグローバルな土壌でビジネスを進めることを求められますので、英語力は仕事を行う上で必須となります。採用基準の一要素として英語でのコミュニケーション力を確認させて頂いております。採用時の基準としては、入社時にネイティブ・スピーカーの英語を聞きとれかつ、自分の意見をある程度英語で伝える素地のある方としております。
引用:P&G採用サイト「新卒採用プロセス・FAQ」
TOEICスコアの基準などは明記されていませんが、グローバル企業だけあって英語力もがっつり評価されるんですよね。
職種によっては面接で英語力を確認されることもあるようです。
帰国子女や留学経験者もいる中で英語が全くできない人はまず選ばれない。
なので、内定を獲得するにはある程度の英語力が必要だと思っておいてください。
対策⑤ OBOGなど現役社員と会うことで独自の情報を収集する
続いての対策は、OBOGなど現役社員と会って独自の情報を収集することです。
企業研究はネットや会社説明会でもできるのでは?と思うかもしれません。
ですが、それだと他の就活生も同じ情報を得ているので差別化にはつながりにくいんですよね。
「知っていて当たり前」レベルの情報を持っていても、P&Gジャパンのような難関企業の選考は突破できません。
その点実際に働く社員に会えば、ライバルが知らない自分だけの企業研究ができます。
OBOG自身の就活経験なども聞いておけば、選考対策にもかなり役立つ。
なので、大学のキャリアセンターに行ってP&GジャパンのOBOGを探してみてください。
もし採用実績がない場合は、こちらの記事で他の手段をまとめているので参考にしてみてくださいね。
やはり外資系企業は英語力が必須なんですね。
そうだね。でもそれだけで評価が決まるわけではないし、どの程度求められるのかは職種にもよるみたい。だから今からできる範囲で努力しておこう!
P&Gジャパンの新卒採用の選考フロー
P&Gジャパンは外資系企業なので、一般的な就活とは少し違って内定直結型インターンシップとして実施されます。
【2024卒冬選考のフロー】
- エントリー
- オンラインテスト
- 職種別説明会・個別検査
- サプリメンタルデータシート & 最終志望職種順位提出
- 面接
- インターンシップ
- 内々定
オンラインテストや面接などの選考を突破し、さらにインターンも選考の一部になるということですね。
ちなみに、応募できるのは原則1職種で選考時点で選ぶことになります。
採用時期によって職種や選考フローが異なる場合があるので、公式サイトの採用ページをこまめにチェックしておいてくださいね。
P&Gジャパンの評判や口コミをまとめました
最後に、P&Gジャパンの評判や口コミを確認しておきましょう!
口コミサイトの「openwork」によると、P&Gジャパンで働く社員からの評判は以下の通り。
引用:Openwork「P&Gジャパン合同会社」
総合評価が4.64と非常に高いことが分かります。なんと日用品・化粧品業界で第1位!。
全体的にバランスの良いスコアとなっており、有給消化率も68.9%と平均より高めですね。
一方で、「業務量が多い」「良くも悪くも自分次第」といった口コミも複数見られました。
「自由度は高いけど仕事が忙しい」という外資系企業特有の風土があるのかもしれません。
なので評判の良い企業ではありますが、自分に合った環境なのかをよく考えてみてくださいね。
【補足】P&Gジャパンとは?|会社概要や事業内容
【公式サイト】https://jp.pg.com/
P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)は、アメリカのオハイオ州に本拠を置く世界最大の一般消費財メーカー。その日本事業として設立されたのがP&Gジャパンです。
いわゆる「外資系企業」ですね。
日本では洗剤や紙おむつ、ヘアケア製品などを販売しています。
世界最大の消費財メーカーのグループ企業だけあって、研究開発レベルや市場規模は業界でもトップクラス。
主力商品であるファブリーズやパンテーン、パンパースなどはみなさんも知っていますよね。
そんなP&Gジャパンの企業概要は以下の通りです。
社名 | P&Gジャパン合同会社 |
設立 | 2006年3月3日
(1973年にプロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム株式会社として、日本で営業開始) |
本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区小野柄通7-1-18 |
代表取締役 | スタニスラブ・ベセラ |
事業内容 | 洗剤、紙おむつ、ヘアケア製品、化粧品、小型家電製品など日用品の製造・販売 |
売上高 | 2845億3500万円(2019年06月30日時点) |
従業員数 | 3500名 (2022年02月現在) |
グループ会社 | P&G プレステージ合同会社
ピー・アンド・ジー株式会社 P&G イノベーション合同会社 |
P&Gの商品はなんと世界180ヵ国で販売されてる。とてつもなく大規模な企業だね。
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
今回は、P&Gジャパンの採用倍率や選考対策について共有してきました。
P&Gジャパンは学歴フィルターがあることが予想されます。
世界的に有名な企業だけあって、やはり求められるレベルも高いんですよね。
ただし外資系企業は実力主義・即戦力重視の傾向が強いので、P&Gジャパンも能力や実績での評価も大きいと僕は考えています。
学歴だけで勝負できる企業ではない。
なので、高学歴な就活生でも油断せずにここで紹介した選考対策を実践してください。
加えて、中堅企業などにもエントリーして持ち駒を増やすことも忘れないでくださいね。
【本記事の要点】
- P&Gジャパンは世界的に有名な企業であり求められるレベルも高いことから、学歴フィルターは存在すると考えられる。
- ただし高学歴でなくても英語力や研究実績があれば採用担当者の目に留まる可能性はある。
- 入社難易度ランキングで上位に入るほど人気企業なので、内定を獲得するには徹底した選考対策が必須。
- 内定直結型インターンを実施しているので、まずはインターンに参加するための選考を突破しなければならない。