就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活生の中には、内定をもらえる気がしなくて不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
初めての就活で何が正解か分からず、上手くいっている気がしなくて不安な毎日を過ごしている人もいると思います。
そこで今回は、内定をもらえるか不安な就活生が今何をすべきかについても解説していきます。
少しでも不安な気持ちを和らげるためにも、この記事を読んでしっかり面接の準備をしておきましょう!
内定をもらえるか自信がないんですよね。
誰でも最初は就活に自信が持てないものだよ。だからこそ、これからすべきことをしっかりと理解しよう!
内定をもらえる気がしない就活生がやるべきこと
さっそく、内定をもらえる気がしない就活生がやるべきことについて共有します。
今回は以下の4つのポイントについて触れていくので、しっかり対策をしておきましょう。
【内定をもらえる気がしない人がやるべきこと】
- 自分に合った企業に効率的にエントリーする
- 志望動機に説得力をもたせる
- 面接における頻出質問を押さえておく
- マイナビやリクナビ以外の就活サイトも利用する
対策① 自分に合った企業に効率的にエントリーする
まず最初にすべきことは”自分に合った企業に効率的にエントリーすること”です。
とはいえ、自分に合った企業を探すこと自体、かなり難しいですよね。
そこでおすすめなのが「逆求人サイト」と「就活エージェント」を使うことです。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくと、それをみてあなたに興味をもった企業からスカウトが届くサイトのこと。
プロフィールを登録したらあとは待っておくだけでOKなので、企業探しをかなり効率化できます。
もう一方の就活エージェントとは、面談をもとにあなたに合った企業を紹介してくれるサービス。
選考対策までマンツーマンでサポートしてもらえるのが大きなメリットです!
これまで100以上の就活サイトを分析してきましたが、いま僕が就活生なら「Offerbox(オファーボックス) 」と「ミーツカンパニー就活サポート」は確実に利用しますね。
内定がもらえる気がしなくて不安な人は、上記2サイトを使ってまずは自分に合う企業を効率よく見つけましょう!
対策② 志望動機に説得力をもたせる
志望動機を書くときは、説得力をもたせましょう。
僕自身も志望動機の質にこだわった結果、22社から内定をもらうことができました。
志望動機では、なぜその企業で働きたいと思ったのかを伝えることが大切です。
そのため、志望動機は以下のように論理的に構成をつくる必要があります。
【志望動機の構成】
- なぜその業界なのか
- なぜその業界の中でもその企業でないといけないのか
- 自分の企業選びの軸とその企業が一致していることを示す
最初に、そもそもなぜその業界に入りたいと思ったのかをエピソードを交えてまとめます。
次に、その業界の中でもなぜその企業に入りたいと思ったのか、その理由を明確にするのがポイントです。
はっきりとした理由を示さなければ、採用担当者から「なんとなく応募したのかな」と評価を下げられる可能性があります。
そして、自分が就活で大切にしている部分を示して、入社意欲をアピールしましょう。
理論的に話を進めていくと説得力が高くなるので、第三者が納得できる志望動機を作り上げてみてください。
最後に例文を考えてみたので、志望動機を作るときの参考にしてみてくださいね。
【志望動機例】
「私が志望した理由は、接客意識が高く、お客さまを心の底から大切にしている姿勢に感銘を受けたからです。
私は大学2年生から生活雑貨の小売店でアルバイトをしているのですが、ある時、友人のプレゼントを探しに来られたお客さまを接客する機会がありました。
友人の特徴を聞いて私なりに考えて、おすすめのプレゼントを紹介した結果、お客さまから感謝の言葉と最高の笑顔をいただきました。
そのお客さまの反応に心を動かされ、そこから将来は接客業に就くことを決心しました。
そんな私が貴社を選んだ理由は、貴社が営む店舗に足を運んだ際、店内にいた全ての従業員が私の方を向き、一斉に笑顔で挨拶をしてくれたことに感動したからです。
私自身、接客に対する意識を強く持っていたつもりでしたが、貴社の接客意識の高さには脱帽しました。
私はお客さまに気持ちよく買い物を楽しんでいただけるような接客を心がけていることもあり、貴社に入社すればより私の接客スキルも向上できるのではないかと考えています。
入社した暁には、お客さまを大切に思う心を全面に出して、気持ちの良い接客を心がけていきます。(467文字)」
ちなみに、僕が志望動機を書くときに意識していたことを以下の記事にまとめているので参考にしてみてくださいね。
対策③ 面接における頻出質問を押さえておく
面接対策として、頻出の質問を網羅しておきましょう。
志望動機以外にも、自己PRやガクチカ、これまでの成功体験など、重要な質問がたくさんあります。
特に志望動機と同じくらい対策が必須と言えるのは、自己PRとガクチカです。
自己PRは、必ずと言っても過言ではないほど、聞かれる可能性が限りなく高いといえます。
ガクチカもエントリーシートではよく聞かれる項目なので、抜かりなく作り上げることが重要です。
就活で評価される自己PRやガクチカについて以下の記事で紹介しているので、考えるときの参考にしてみてください。
もちろん、他にも重要な質問はまだまだあります。
「【面接でよく聞かれること】"絶対に押さえるべき42問"の回答方法!」にまとめているので、より詳しく知りたい人はあわせてご覧ください。
対策④ マイナビやリクナビ以外の就活サイトも利用する
マイナビやリクナビといった代表的な就活サービスだけでは、正直もったいない。
優秀な就活生は、さまざまな就活サービスを上手く活用しています。
有益なサイトを活用できるかどうかで、内定を獲得できる確率も大きく変わります。
僕はこれまで7年にわたって、あらゆる就活サービスを見てきましたが、とくに対策①でご紹介した「逆求人サイト」と「就活エージェント」は利用必須です!
また、他にも有益なサイトがいくつかあります。
以下の記事で"厳選した6サイト"を紹介しているので、すこしでも早く内定をもらいたい人はぜひ参考にしてください!
ただ闇雲にエントリーするのではなく、自分にマッチした企業を選ぶのが大事なんですね。
後は何といっても面接の対策を徹底することだね。就活サイトもたくさんの種類があるから、いろんなサイトを利用してみてね。
内定がもらえない就活生の特徴
僕の経験上、内定をもらえる気がしないと感じる人の多くは、実際に内定をもらえていない状況に陥っていることがあります。
そこで、内定をもらえない人の特徴について紹介します。
内定をもらえる気がしなくて不安な人は、以下の5つに自分が該当していないかチェックしてみてください。
【内定をもらえない人の特徴】
- 大企業ばかりエントリーしている
- エントリー数が単純に少ない
- 志望動機で熱意が伝わっていない
- 面接に苦手意識を持っている
- 代表的な就活サイトしか使っていない
特徴① 大企業ばかりエントリーしている
内定をもらえない人の特徴として、大企業ばかりエントリーしている点が挙げられます。
大企業は知名度や人気が高いため、どうしても倍率は高くなりがちです。
倍率が100倍を超える大企業も多く、厳しい倍率の企業のみを対象に就活をしていては、そう簡単に内定をもらえません。
優秀な人材も多く応募しているので、ライバルのレベルが高くなり、なかなか内定をもらうことは難しくなります。
面接でいいように目立つか、ずば抜けたスキルを持っていれば、大企業でも十分内定を勝ち取れる可能性はあります。
しかし、そうでない場合は、最初から大企業に選択肢を絞るのではなく、中小企業やベンチャー企業にも注目してみましょう。
「【就活生向け】おすすめの中小企業を20社まとめてみた!」で僕がおすすめする中小企業についてまとめているので、企業探しの参考にしてみてくださいね。
特徴② エントリー数が単純に少ない
内定をもらえない人は、エントリー数が少ない傾向があります。
エントリー数が少ないということは、それだけ自分で内定のチャンスを潰しているということです。
就活生のエントリー平均数は30社程度と言われています。
無理やりエントリーする必要はありませんが、興味のある業界の企業は、自分の選択肢を増やすためにも可能な限りエントリーしておくべきです。
エントリーしたところで、必ず選考に進まなければならないというわけではありません。
スケジュールが厳しかったり、優先順位が低かったりしたときは、選考に挑まなければいいだけの話ですからね。
また、最初から企業を絞り過ぎると、エントリー期間終了後に「やっぱりエントリーしておけばよかった」と後悔する可能性があります。
なので、初めからわざわざ自分の可能性を狭める必要はありませんよ。
就活の選択肢を多くするためにも、できるだけエントリーしておきましょう。
特徴③ 志望動機で熱意が伝わっていない
志望動機で熱意が伝えられていない人も多いです。
志望動機で入社意欲を伝えられなければ、高い確率で落ちてしまいます。
そもそも志望動機は、「私は〇〇という理由で、あなたの会社で働きたいです!」っていうアピールをすること。
つまり、志望動機で熱意が伝えられていない人は、「あなたの会社で働きたいので採用してください!」という気持ちが弱いと思われてしまいます。
採用担当者の立場で考えれば当然、入社意欲が高い人を採用したくなりますよね。
志望動機はどの企業も聞いてくる重要な質問で、企業側にはミスマッチを防ぐ大きな意味があります。
企業側も内定を断られるリスクも負っているため、入社意欲の高い人に内定を出したいものです。
逆を言えば、志望動機さえしっかり練っていれば、内定をもらえる可能性は高くなります。
内定をもらえずに困っている人は、まずは志望動機から見直してみましょう。
特徴④ 面接に苦手意識を持っている
面接に苦手意識を持っている人は、就活全般に自信を持てていない印象です。
同じ面接でもアルバイトの面接とは、雰囲気も求められることも全く違いますから、緊張するのはよく分かります。
しかし、いつまで経っても面接を苦手にしていると、内定をもらうことは難しいです。
面接が苦手な人は、とにかく場数を踏むことが大切。
面接に慣れるしか、苦手意識を払拭する方法はありません。
緊張は誰だってするもので、企業側も緊張することは理解しています。
「緊張して上手く答えられなかったらどうしよう」などと不安がらずに、「緊張するのは当たり前!」と割り切って面接に臨みましょう。
前向きに面接に取り組む内に、自然と苦手意識がなくなり、余裕を持って受け答えできるようになりますよ!
特徴⑤ 代表的な就活サイトしか使っていない
代表的な就活サイトしか使っていない人は、就活が有利になる貴重な情報源を自らシャットアウトしているようなものです。
マイナビやリクナビなど多くの就活生が使っているサイトだけだと、得られる情報は他の就活生と全く同じ。
そうなると、自分に有利な状況で就活に挑めなくなるため、内定率を上げることが難しくなるのです。
【補足】あっさり内定をもらえる人はなにが違う?
内定をもらえる気がしない人は、「あっさり内定をもらえる人はなにが違うんだろう?」と思っているのではないでしょうか。
内定をあっさり獲得できる就活生には、以下のような特徴があります。
【あっさり内定を獲得できる就活生の特徴】
- 倍率が低い企業を受けている
- 自分に合う企業を選べている
- 選考対策の質が高い
- コミュケーション能力が高い
- どの企業からも評価される能力やスキルがある
内定をもらえない人に特徴があるように、あっさり内定をもらえる人にも特徴があるんです。
能力やスキルの面をすぐに身につけるのはむずかしくても、企業探しや選考対策はいまからでも取り組めます!
ご紹介した「内定をもらえる気がしない人がやるべきこと」を参考に、自分に合う企業探しや質の高い選考対策を進めてみてくださいね。
実際に内定をもらえない人には、いくつもの特徴があるんですね。
大企業ばかりエントリーすると内定をもらいづらいんだ。後は面接で十分な準備できていない人も落ちる傾向があるよ。
”内定をもらえる気がしない”と悩む就活生は多いのか?
就活生の中には、内定をもらえる気がしないと悩んでいる人は一定数います。
実際に調査しているわけではないので一概には言えませんが、僕がこれまで相談に乗ってきた就活生の中に内定をもらえるか不安に感じている人は多かったです。
そもそも、どの基準をクリアすれば内定をもらえるのか具体的に分かりません。
そのため、内定が確定するまで内定をもらえるか不安に感じるのは当たり前です。
それでも、毎年多くの大卒就活生は内定を勝ち取っています。
文部科学省の調査によると、大学生の就職内定率は83.0%でした。
引用:文部科学省「令和3年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査 (12月1日現在)について 」
大学だけでなく短期大学や高等専門学校を含めた全体では81.4%。
さらに専修学校(専門課程)を含めると、80.2%と多くの人が内定をもらっていることが分かりますね。
この調査の結果には、就職せずに別の道を歩んだ人たちも含まれているので、大学卒の就活生の内定率は83.0%よりも高いといえます。
内定をもらえる気がしなくて不安かもしれませんが、毎年多くの就活生が内定をもらっているため、そこまでナーバスに考える必要はありませんよ。
多くの人が内定をもらえる気がしないって思っているんですね。
何をクリアすれば内定をもらえるか分からないから不安だと思うけど、それでも内定が決まっている人はたくさんいるから安心していいよ。
”内定をもらえる気がしない”と不安を感じる原因
内定をもらえる気がしないと不安を感じている人には、いくつかの共通点があります。
僕がこれまでいろんな就活生と話をしてきた中で気付いた「内定をもらえる自信を持てない人」の特徴は、以下の3つ。
- 連続して選考に落ちてしまったから
- 就職活動が初めての経験だから
- 周りと比較しているから
原因① 連続して選考に落ちてしまったから
連続して選考に落ちてしまった人は、自分に自信を持てなくなり、内定をもらえる気がしないと感じるようになるようです。
落選が続くと「自分って必要とされていないのかな」って思ってしまいますよね。
そのため、心の中で「どうせまた落ちるんだろうな」と自信がなくなるのは仕方がないのかもしれません。
ただ、不採用になったとしても、別に企業はその人を否定しているわけではなく、たまたま企業が求める人材と応募者の特徴がマッチしなかっただけです。
内定をもらえなかった本人からしてみれば、簡単に割り切れる話ではないのかもしれませんが、縁がなかったと割り切って、前を向いて進み続けるしかありません。
不採用が続くと自信をもって選考に臨めなくなり、いつまでも内定をもらえない状況が続く可能性が高くなります。
就活はいかに気持ちを切り替えるかが重要なので、内定をもらえなくても「その会社とは縁がなかったんだ。よし、次!」と前向きに考えていきましょう!
原因② 就職活動が初めての経験だから
内定をもらえる気がしないと感じる人は、就職活動が初めての人にも多いですね。
就活経験がなくて、一度も内定をもらったことがないのですから、内定をもらえる感覚がないのは当然です。
内定をもらった経験がなければ、面接でどう対応すれば採用してもらえるのか分からないので、面接で手ごたえを感じないのは当たり前ですよね。
僕の経験上、しっかり企業研究をして面接対策さえしていれば、高い確率で内定をもらえます。
就活が初めての人は誰もが通る道なので、内定をもらえるか不安がる前に、今できることに集中しましょう。
やるべきことに集中していると、内定をもらえる気がしないと感じる暇もないですよ!
原因③ 周りと比較しているから
周りと比較してしまう人にも、内定をもらえる気がしないと感じる人が多い傾向があります。
確かに、周りの就活の状況は気になるものです。
仲の良い友人たちと就活の話になれば、誰がどこの企業の内定をもらったかどうかの話を聞くことになります。
そうすれば、どうしても友人と自分の状況を比べてしまいがちです。
身の回りに内定者が増えている中、未だ内定をもらっていなければ、ネガティブな発想になってしまうのも仕方がありません。
この場合は、自分は周りと同じ条件で就活をしているわけではないことを強く念じましょう。
自分と全く同じ特徴を備えた人はこの世には1人もおらず、受けている企業も違うため、そもそも同じ条件で就活をしているわけではありません。
周りと違って当たり前なので、身の回りに内定者が増えてきたら「よし!じゃあ次は自分だ!」と意気込むくらいの心構えでいると、前向きな気持ちになれますよ!
確かに連続して選考に落選してしまうと、自分に自信が持てなくなりそうですね。
就活が初めてだと内定をもらえるイメージも難しいよね。それでも前を向いて、周りの内定報告を自分のエネルギーに変えよう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ほとんどの就活生が初めての経験をしているので、誰もが不安に感じています。
ネガティブな発想は嬉しい結果には繋がらないため、気持ちを切り替えて就活に取り組むことが大切です。
自分にマッチする企業を選んで、しっかり対策をすれば自ずと内定をもらえます。
優良な就活サイトや就活エージェントを利用して有益な情報を入手し、志望動機などを作りこんで自分をアピールしましょう。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【自信のない就活生必読】就活に自信が持てない原因と改善策! 」も読んでみてください。
内定がもらえないと感じる一番の要因は自信がないからです。
就活に対して自信を持つために必要なノウハウをこの記事にまとめています。
自信を持つことであらゆる面でメリットが生まれるので、ぜひこの記事を参考に就活に対しての自信を作ってくださいね!
では最後に、本記事の要点をまとめて終わりますね。
- 多くの就活生が内定をもらえるか不安に感じている。
- 内定がもらえる気がしないと不安になる原因は「連続して選考に落ちてしまったから」「就職活動が初めての経験だから」「周りと比較しているから」などである。
- 実際に内定がもらえない人の特徴は「大企業ばかりエントリーしている」「エントリー数が単純に少ない」「志望動機で熱意が伝わっていない」「面接に苦手意識を持っている」「代表的な就活サイトしか使っていない」などである。
- 内定をもらえる気がしない人がやるべき対策は「自分に合った企業に効率的にエントリーする」「志望動機に説得力をもたせる」「面接における頻出質問を押さえておく」「マイナビやリクナビ以外の就活サイトも利用する」などである。