就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
就活解禁後、スムーズに内定を獲得できる人もいれば逆に苦戦する人もいます。
後者の内定獲得に苦戦している人は、「このまま内定を得られないまま時間が経過したらどうしよう…」と不安になりますよね。
とくに周囲の多くが就活を終える時期になると、新卒採用で内定を得るチャンスはまだあるのかな?と焦るものです。
ただ結論、2023年の新卒採用はまだ間に合うので決して諦める必要はありません!
今回の記事では就活後半の立ち回りを徹底的に解説していきます!
一緒に内定獲得まで踏ん張っていきましょう!
就活後半に内定がなくて不安です!
就活後半は内定が出やすい!企業も採用に焦っているからね!だからこそ有効な立ち回りを今回は共有していくよ!
- 【重要】就活後半におすすめの立ち回り方|僕ならこう動く
- 2023年の新卒採用はまだ間に合う理由【3選】
- 2023年の新卒採用に苦戦しがちな就活生の特徴
- 逆転内定を狙いたいなら就活サイトのフル活用は必須
- 2023年の新卒採用で逆転内定を狙うための対策
- 2023年の新卒採用がまだ間に合う企業例
- 2023年の新卒採用に苦戦する就活生に伝えたいこと
- 2023年の新卒採用に苦戦する人からよくある質問
- 本記事の要点まとめ
【重要】就活後半におすすめの立ち回り方|僕ならこう動く
せっかくこうしてブログを書いているので、これを読んでもらっている読者の皆さんに「就活後半は就活マンならどう立ち回るか」から伝えていきたいと思います。
結論、就活後半は以下の2軸を基本にして立ち回ります。
【就活後半に必要な立ち回りの軸】
- とにかく採用意欲の高い自分と適性が高い企業へのエントリー数を増やしまくる
- なぜこれまで納得内定が出ていないのか考える
自分と適性の高い企業のエントリー数を増やす
まずは心に余裕を持つためにも、エントリー数、要するに「持ち駒」を増やします。
この時、適当に企業にどんどんエントリーするのだけはやめてください。
入社して自分に合わないと意味がないので。
自分に合う企業を探す方法として、僕が就活後半なら就活エージェントと逆求人サイトの2つを徹底的に使い倒します。
特に就活後半は求人数も少なくなっているので、求人サイトと並行してエージェントから企業を紹介してもらいつつ選考支援を受け、逆求人サイトでスカウトを自動的に獲得する仕組み作りが最適ですね。
就活エージェントは内定獲得まで支援してくれるのが強い
就活エージェントは、面談を元にして、自分に合う企業の紹介から選考対策まで担当者が付いて完全無料でおこなってくれるサービスです。
▼担当者が付いて内定獲得まで無料でサポートしてくれるサービス
就活エージェントってやつめっちゃ便利じゃん。座談会で話すと良いよってやつ一覧にして送ってくれたり志望動機考えてくれたり、もはや自分で就活してる気にならない。
— 甲斐。 (@foxtail066) June 10, 2019
世の中には50種類以上の就活エージェントサービスがあります。
それらを見てきて、利用するサービスを選ぶ上で大事なのは「保有求人数が多いこと(=紹介してもらえる企業の幅があること)」と「実績のある信頼できる大手のサービスであること」の2つ。
僕が利用するなら、「ミーツカンパニー就活サポート」と「キャリアチケット」がおすすめです。
どちらも超大手の運営会社かつ、それゆえに保有求人数が多い。(この2条件を満たすエージェントは本当に少ない...)
ちなみに就活エージェントを賢く利用する上で、「担当者との相性」が重要なので、どちらのサービスも初回面談を受けて、相性の良い担当者だけを継続利用するのがポイントです!
(どちらも合わなければ継続利用しなければ良いのでデメリットはない)
あと僕が就活エージェントを利用するなら、必ず「残業時間が月20時間以内の企業を希望します」というように、絶対条件を担当者に伝えるようにします。
このように自身の企業選びの軸に沿うように企業を紹介してもらえるように頼むのが重要ですよ。(良い担当者はそれに沿った企業提案など徹底してくれるので!)
逆求人サイトでスカウトを自動で得る仕組みを作る
次に就活エージェントと合わせて、自分との適性が高い企業を探すのにおすすめが逆求人サイトですね。
逆求人サイトはプロフィールを登録しておくことで、企業側からスカウトが届く就活サイトです。
この逆求人サイトは、就活後半にこそ使うべきで、なぜなら就活後半に逆求人サイトを利用する企業は、採用意欲が非常に高い企業だからです。
よって逆求人サイト経由で選考参加した企業からの内定は獲得しやすいんですよね。
利用すべき逆求人サイトは、とにかく利用企業数が多いサイトです。
「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つを両方登録して、プロフィールはどちらか一方に登録した内容をコピペすれば楽で良いですよ。
なぜこれまで納得内定が出ていないのか考える
就活エージェントと逆求人サイトを利用することで、持ち駒は確保できます。
その上で、選考通過率を上げる努力が必要で、就活後半ならまずは「なぜ今まで納得内定が出ていないのか」を徹底的に考える必要があります。
そのために先に紹介した就活エージェントに、理由を聞くのも有効なんですよね。
「一次面接で落ちます」「二次面接で落ちます」などの相談をすることで、なぜそこで落ちるのか客観的にアドバイスをもらうことができます。
ちなみに就活後半で納得内定が出ていない人の特徴に、自己理解が甘いという特徴があると僕は考えています。
今一度、自己分析を徹底することで自己理解を深めてください。
自己分析のやり方は下記の記事でまとめているので。
» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】
また就活で落ちる人の特徴をまとめた記事も書いています。
» 【一次面接で落ちる人の特徴は?】絶対に避けるべき10の特徴を共有!
» 【二次面接で落ちる人必見】秘策+具体的な7つの改善案を共有!
» 【なぜ落ちた?】最終面接で落ちる原因・対処法をプロが解説!
こうした記事も参考に、納得内定を獲得できない理由を分析し、エントリー企業数を増やしながら選考を進めていく。
地味ですが、立ち回りはこれに尽きると僕は思います。
とにかく「自分に合う企業の持ち駒を増やす→落ちる理由を分析しながら選考対策を深める」に尽きます!
2023年の新卒採用はまだ間に合う理由【3選】
冒頭でもお伝えしたように、2023年の新卒採用はまだ間に合います。
でも、この結論だけだと信憑性に欠けて納得感をあまり感じてもらえないかと。
よって最初の章では、まだ間に合うといえる根拠を3つまとめました。
データに基づいた話をしていくので、ぜひさくっと目を通してみてください!
【2023年の新卒採用はまだ間に合う3つの理由】
- 事実として就活後半に内定を獲得する人は毎年いるから
- 前年と比べて採用枠を増やす方針の企業が多いから
- 秋採用や冬採用の活動をおこなう企業が実際にあるから
理由① 事実として就活後半に内定を獲得する人は毎年いるから
新卒者に内定獲得のチャンスがまだあるといえる最大の根拠は、毎年後半の時期に内定を獲得している就活生がいる事実があるからです。
これは、時期別・年度別の内定率の推移のデータを見るとよくわかりますね。
参考:キャリタス就活「10月1日時点の就職活動調査」
折れ線グラフの色によって時期別の内定率が表されていて、一番上にある水色が毎年10月1日時点での内定率となっています。
赤色が7月1日時点での内定率なので、7月から10月までの期間だけで見ても毎年10%程度の伸びしろがあるとわかりますよね。
10%と聞くと、一見少なく感じる人もいるかもしれません。
でも、そもそも就活生全体が母数になるので、仮に10%で見積もってもかなり多い人数になりますよ。
よってたとえば7月から10月の間でも内定を得ている人はいますし、それ以降の時期であっても最後まで諦める必要はありません。
事実として就活後半に内定を得ている人は毎年多くいるので、自分の周囲の人だけを基準に諦めモードになるのはもったいないですよ!
理由② 前年と比べて採用枠を増やす方針の企業が多いから
2つ目に、前年と比べて採用枠を増やす方針の企業が多いこともあげられます。
2023年の新卒採用、つまり2024年卒の就活では、採用数を増加すると回答した企業が前年より多くなっているんですよね。
参考:ディスコ「2024 年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査 1.2024 年 3 月卒業予定者の採用見込み」
2023年卒と2024年卒を比較すると、26.6%→32.8%と増加していますよね。
また、それ以前を見ても2021年卒から採用枠は増加傾向にあるので、2023年に就活をする24卒の人は前年よりチャンスがあるといえるわけです。
当たり前ですが、採用枠が多いほど倍率は低くなるので、内定を獲得できるチャンスはその分増えます。
採用枠を増やしたもののなかなかその枠が埋まらなかった企業も多くあるはずなので、就活後半の時期でも採用活動を続ける企業もあるかと。
この世の中の状況は個人でどうこうできるものではないので、単純に市況がよいことはポジティブな話だと思います。
コロナ真っ只中の年と比べると暗い状況ではないので、ぜひ現状を悲観的に捉えないで今からでもできることに意識を向けていきましょう!
理由③ 秋採用や冬採用の活動をおこなう企業が実際にあるから
3つ目の根拠として、秋採用や冬採用をおこなう企業があることもあげられるかと。
そもそも7月までの夏採用をおこなう企業しか世の中になかったとしたら、秋採用や冬採用・通年採用といった言葉は存在しないはずです。
つまり、7月以降の時期でも採用活動をおこなう企業があることは間違いありません。
採用枠が思うように埋まらなかった企業、内定辞退者が出て枠が空いた企業、他社との競争を避けてあえて採用時期をずらしている企業などは多くあるんですよね。
もちろん新卒採用のピークといわれる時期と比べると、採用活動をおこなう企業は少ないと思います。
でも、だからといって現実的に内定獲得の可能性がないわけではないですし、諦めるとその時点で可能性はゼロになるんですよね。
前述したように採用枠が増えている2023年の新卒採用では、とくに後半の時期にも人材を募集している企業は多く見つかる可能性があります。
究極、卒業時期まで就活を諦める必要はないので、ぜひこれからできることに目を向けて内定獲得を目指していきましょう!
7月から10月の間でも内定を得ている人が多くいたり、今年は採用枠を増やしている企業が多かったりと、現状をポジティブに捉えられるデータもあるんですね。
ついつい悲観的になりがちだけど、自分の周囲の人だけを見て諦める必要はないよ!ネガティブになると本来の力も出しにくくなるし、まずは現状を的確に認識しておこう!
2023年の新卒採用に苦戦しがちな就活生の特徴
次にこの章では、就活に苦戦しがちな人の特徴を共有していきますね。
もしかすると、人によっては耳の痛いような話もあるかもしれません。
でも、就活に苦戦しがちな人には共通する特徴がいくつかあるので、自分にも当てはまるものがあれば自覚しておいたほうがよいんですよね。
就活後半の時期でも内定獲得は可能ですが、過去を振り返って改善することは必須なので、参考までにぜひチェックしてみてください!
【2023年の新卒採用に苦戦しがちな就活生の特徴】
- 高倍率の大手や有名企業ばかりを受けている
- そもそものエントリー数が少ない
- 自己分析が浅くて納得感のある回答ができていない
- 企業研究が不足していて志望動機が浅い
- 面接での立ち振る舞いに改善の余地がある
特徴① 高倍率の大手や有名企業ばかりを受けている
非常によく見られるのが、高倍率の企業ばかりを受けているケースです。
誰もが知っているような大手や有名企業に憧れる気持ちはよくわかりますが、これらの企業は人気が高く倍率もかなり高くなりやすいんですよね。
よって高倍率の企業だけを受けていると、やはり就活に苦戦しやすいです。
もちろん有名企業などを一部受けるのはありですが、エントリー先のすべてが人気企業だと当然苦戦する可能性は高まるわけですね。
なかには数百倍などの倍率になる企業も珍しくないですが、こんな難易度の企業ばかりだったら苦戦しがちなのは当たり前の話かと。
過去にエントリーした企業を思い出して、もし自分にも当てはまると感じた場合は応募先のレベルを少し落としてみるとよいでしょう。
特徴② そもそものエントリー数が少ない
エントリー数が少ない人も、就活に苦戦する可能性が高まります。
たとえば、100社受けた人と1社しか受けていない人がいたら、内定を獲得できる可能性は前者のほうが確実に高いですよね。
受けた企業の倍率にもよりますが、持ち手が1つしかない場合よりも複数企業にチャレンジしたほうが内定獲得の期待値は高まるかと。
上記は極端な例ですが、同じ理屈でそもそものエントリー数が少ない人は内定獲得に苦戦する傾向にあるんですよね。
意外と友人同士でエントリー数を言い合うケースって少ないですが、苦戦する人は応募数自体が少なかっただけということは珍しくありません。
応募数が少ないほうがスマートな感じはしますが、内定ゼロでは本末転倒なので、まずは多くの企業にエントリーすることをぜひ大事にしましょう。
特徴③ 自己分析が浅くて納得感のある回答ができていない
選考過程で好印象を残すには、質問に対して納得感のある回答をすることが必須です。
その点で、自己分析が浅い人は回答の質が浅くなりがちなんですよね。
というのも、自己理解が浅い状態だと自身の主張と経験を紐づけて話すことがなかなかできないから。
たとえば、自己PRを求められて「私の強みは行動力があることです」と答えたとき、説得力を持たせるにはこの後に根拠を語る必要があります。
しかし、自己分析が浅いと行動力を発揮したエピソードを整理できておらず、面接の場で納得感のある根拠を語れないものなんですよね。
そもそも「行動力」という強み自体を整理できていないことも珍しくありません。
つまり就活において企業からの質問に的確に回答するには、大前提として自分はどんな人でどんな経験を持っているかなどの整理が必須なわけです。
面接時の回答を振り返ったときに自信を持って胸を張れない場合は、自己分析を深める余地がないか考えてみるとよいでしょう。
特徴④ 企業研究が不足していて志望動機が浅い
4つ目は、企業研究が不足していて志望動機が浅いことです。
採用側は自社に対する熱意が高い人材を求めているので、就活の応募書類や面接の質問ではほぼ確実に志望動機を問われます。
別の言い方をすると、志望動機が浅いと就活の苦戦に直結するわけですね。
では志望動機の質を高めるために何が大切か?という話になりますが、この観点で僕が重要と考えているのが企業研究の深さです。
なぜなら、企業研究が浅い状態だと競合他社にもそのまま使い回せるような表面的な志望理由しか語れないものだから。
数多くの就活生を相手にしている面接官からすると、いかに自社に特化した志望動機を語っているか?はすぐに見抜けるものなんですよね。
就活生の視点でも、本気で入社したい企業が相手なら面接前にできる限り多くの情報を集めたくなるものかと。
だからこそ企業研究を妥協すると志望動機の質ですぐにバレるので、どの企業に対してでも絶対に軽視しないで取り組むべきなんですよね。
特徴⑤ 面接での立ち振る舞いに改善の余地がある
面接時の声が小さい、入退室のマナーを守れていない、質問に対して結論ファーストで答えられていないなどが要因の可能性もありますね。
これらの立ち振る舞いも、合否を判断する上で意外と見られている部分です。
「就活では第一印象がすべて」といった言葉は耳にしたことがあると思いますが、まさに振る舞いは面接後の印象に影響しやすいんですよね。
よって面接に不慣れな場合は、細かい部分で改善の余地がないか振り返るとよいかと。
高倍率の企業だけを受けてはいない、エントリー数も十分確保できている、質問への回答にもある程度こだわれているなら、とくに可能性があるかもしれません。
就活に苦戦し続けている場合は何かしらの要因があるはずなので、可能性の1つとして自分に当てはまらないかぜひ振り返ってみてくださいね。
倍率の高い人気企業ばかり受けていたり、エントリー数を十分に確保できているとはいえなかったり、たしかに自分に当てはまる部分がいくつかありそうでした…!
現状を変えるには過去を振り返ってまずは改善点を知ることが大事だよ。全体に目を通して、少しでも自分に当てはまりそうな部分がないかぜひ考えてみてね。
逆転内定を狙いたいなら就活サイトのフル活用は必須
ここまで、2023年の新卒採用はまだ間に合うといえる根拠、就活に苦戦しがちな人に共通する特徴を共有してきました。
取り組み次第ではまだまだ内定を獲得できる可能性があること、改善の余地について記事を読む前よりは何かしら感じてもらえたかと思います。
ただ、この記事を読んでくれているあなたが本当に知りたいことって、これから内定を得るためにどんな対策をすべきか?ですよね。
限られた時間のなかで内定獲得を目指すために、「どうしたら効率的に選考対策の質を高められるか?」に関心がある人がきっと多いかと。
この点、就活を7年以上研究してきた僕の結論は、就活サイトを用途別に使いこなすことが肝になると考えています。
就活サイトは、マイナビなどのナビサイト以外にも数多く存在します。
たとえば、企業側からスカウトが届く「Offerbox(オファーボックス) 」、就活支援の専門家がサポートしてくれる「ミーツカンパニー就活サポート」などはかなり有用なんですよね。
でも、意外とこれらの存在を知らない、使いこなせていない人が多くいる印象です。
だからこそ、用途別にこれらの便利なサービスを最大限使うことが、効率化や差別化に直結しやすいんですよね。
逆求人サイトを使えば自分の選択肢になかった魅力的な企業、自分に対して強い興味を持ってくれる企業などと出会える可能性があります。
エージェントを使うと、現状の問題点を客観的に指摘してもらえることもあるかと。
僕自身が今と同じ知見を持っていて、かつ現役就活生で同じ立場だとしたら、間違いなく就活サイトのフル活用から動きを始めますね。
具体的におすすめしたいサイトは別記事でまとめているので、就活サイトを最大限活用できている自信がない人はぜひ一度は目を通してみてください!
就活マンが現役だったらどんな動きをするか?という意見はかなり参考になりますね!
就活サイトと聞くと大手ナビサイトを連想する人が多いけど、ほかにも選択肢はあるんだよね。選考対策の効率化や質アップに直結するから、ぜひ最大限使いこなそう!
2023年の新卒採用で逆転内定を狙うための対策
続いてこの章では、就活で逆転内定を狙うための対策を紹介します。
現時点で就活に苦戦しているなら、まずは前章で共有したように就活サイトを最大限使いこなせているか?を見直してみてほしいです。
その上で、本章ではプラスαで何ができるか?のアイデアを共有しますね。
いずれも内定獲得のためには超重要な話なので、ぜひ自分にも取り入れることができないか?を意識して読み進めてみてください!
【2023年の新卒採用で逆転内定を狙うための対策】
- 過去の選考でうまくいかなかった要因を分析する
- 自己分析や企業研究により力を入れる
- 就活3大質問への回答の質にこだわる
対策① 過去の選考でうまくいかなかった要因を分析する
まず実践してみてほしいのは、過去の選考の苦戦原因を分析することです。
第2章で紹介したように、就活に苦戦しがちな人には共通する特徴がいくつかあります。
このなかで自分にも当てはまる内容があればそれを改善すべきですし、人によってはそのほかの原因が考えられる場合もあるかと。
いずれにしても、原因を特定できないとピンポイントの改善は難しいんですよね。
就活に苦戦していると、過去を振り返るのに抵抗感を持つ人もいると思います。
でも、過去の経験をこれから先に活かすことさえできれば、実際に自分が経験したことは決して無駄にはなりません。
就活対策に使える時間は限られているからこそ、効率的に改善していくためには改善対象を明確化するステップが必須です。
現時点で主要因に心当たりがない人は、一度振り返りの時間を設けてみてください!
対策② 自己分析や企業研究により力を入れる
前述したように、面接の質問に納得感のある回答をしたり、志望動機の質を高めたりするには自己分析や企業研究に力を入れることが必須です。
よって自己分析などに完全に自信を持てないなら、再度取り組む価値は十分あるかと。
就活においては、自己分析や企業研究って基本的な対策といわれるので、まったくゼロの状態で本番に臨んでいる人は稀だと思います。
でも一方で、何となく取り組んではいるものの、中途半端な状態で終わってしまっている人もかなり多くいる印象なんですよね。
基本といわれる対策は、その質にこだわることが最終的な結果を左右するものです。
僕が考えるそれぞれの具体的なやり方は別記事でまとめているので、質に自信を持てないという人はぜひ一読してみることをおすすめします!
対策③ 就活3大質問への回答の質にこだわる
就活3大質問とは、自己PR・志望動機・ガクチカ(学生時代にもっとも打ち込んだこと)の3つのこと。
名前のとおりどの企業でも聞かれるような頻出質問で、これらの回答の質が選考結果を左右するといっても決して過言ではありません。
ただ、自己分析などと同様に何となくの回答で乗り切っている人が多い印象です。
自己PRや志望動機を聞かれたときの回答は用意しているけど、何となくの回答で徹底的に質の高さにこだわっている人は少ない印象なんですよね。
見方を変えると、3大質問に力を入れるだけでも差別化は容易にできますよ。
頻出質問ということは面接官も数多くの回答を聞いているので、質にこだわっている人の回答はすぐに伝わるものなんですよね。
僕が考えるそれぞれの回答は、個別に記事を用意して解説しました。
改善の余地はありそうだけどいまいち何を意識してブラッシュアップすべきかわからない人は、ぜひ僕のアイデアを参考にしてみてください!
» 【自己PR例文42選】これが評価される自己PRだ!|就活の面接での回答例文を共有
▼志望動機の書き方はこちら!
» 志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】
▼ガクチカの書き方はこちら!
たしかに過去を振り返ってどこに改善の余地があるか?を特定できると、限られた時間のなかでも効率的に対策を進められそうです!
まさにそのとおりなんだよね。時間がないと焦るけど、闇雲に手を動かすのではなくて最初に戦略の方向性を考えることは大切だよ!
2023年の新卒採用がまだ間に合う企業例
次にこの章では、就活後半の時期でも内定獲得のチャンスがある企業例を紹介します。
具体的には、秋採用を実施している企業、通年採用している企業例ですね。
【秋採用を実施している大手企業例】
- ソニー
- ソフトバンク
- 楽天
- リクルートライフスタイル
- マイナビ
- サイバーエージェント
- ヤフー
- メルカリ
- DeNA
- ユニクロ
- ネスレ日本
- ユニリーバ・ジャパン
- 富士通
- ガイアックス
- メタップス
- GMOテック
- バンダイナムコスタジオ
- 住友商事グループ
- 三菱総合研究所
- ワークマン
- ジンズ(JiNSのメガネ!)
- コロプラ
- クックパッド
- ジャニーズ事務所
- じげん
- 湖池屋
- 全国農業協同組合連合会(JA全農)
- BCG(ボストンコンサルティンググループ)
- USEN-NEXT GROUP
【新卒を通年採用している企業例】
- 楽天
- ソフトバンク
- リクルート
- ヤフー
- ネスレ日本
- ファーストリテイリング(ユニクロ)
- DeNA
- メルカリ
- メタップス
- コロプラ
- ユニリーバジャパン
- サイボウズ
- スクー
- アーサー・ディ・リトル・ジャパン(ADL)ジャパン
- チームラボ
- GMO TECH
- イデア・レコード
- TDK
- サイバーエージェント
- ソニー
- ユーグレナ
- エス・エム・エス(SMS)
- 面白法人カヤック
- oriri
- クックパッド
- ビービット
- 富士通
- 日立製作所
- KDDI
- ファインデックス
- ガイアックス
- スカイライトコンサルティング
- ボーダレス・ジャパン
- PwCコンサルティング
- プレスマン
- アドバンスデザインテクノロジー
- BCG(ボストンコンサルティンググループ)
- コンドーテック
- SMS(エス・エム・エス)
- U-NEXT
- JINS
- じげん
- セグエ
- アイリスオーヤマ
- ゼブラ
秋採用を実施している中堅・中小企業例、通年採用している企業の概要などは別記事にてそれぞれ共有しています!
具体的な企業例をもっと把握したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
実際に秋採用や通年採用をおこなっている企業は多く存在するんですね。
2023年の新卒採用に苦戦する就活生に伝えたいこと
続いて本章では、2023年の新卒採用に苦戦する就活生に伝えたいことを共有します。
言い方を変えると、少しでも前向きに活動を進める上で伝えたいことについてですね。
就活に苦戦する期間が長いと、どうしてもネガティブ思考になりがちです。
でも、だからこそ「やらなければいけないこと」だけに押しつぶされないように、前向きになれる考え方を知っておくことも大切かと。
ここでは、僕が大事だと思っている3つをまとめたのでぜひ順に見ていきましょう。
【2023年の新卒採用に苦戦する就活生に伝えたいこと】
- 採用側は早く枠を埋めたいという想いを持っている
- 就活の成功は内定時期や内定数では決まらない
- ときにはリフレッシュの時間も設ける
① 採用側は早く枠を埋めたいという想いを持っている
1つ目は、採用側も早く枠を埋めたい想いを持っていることです。
就活が本格的におこなわれる時期を超えても採用活動をしている企業は、採用枠が埋まっていないからこそ人材を募集しています。
企業側としても、いい人材がいたらすぐに確保したい想いがあるわけですね。
よって、対策をじっくりおこない本番でその力を発揮することができれば、就活後半の時期でも内定獲得は決して非現実的な話ではありません。
ポジティブに捉えると、採用モチベーションの高い企業に対して自分を売り込めるチャンスともいえるわけですね。
企業側も人を求めていなければ募集自体していないはずなので、意外と見通しがちですがこの点は頭に入れておくとよいでしょう。
② 就活の成功は内定時期や内定数では決まらない
就活の成功とは何か?という観点での考えも大切ですね。
改めて問いを投げられたら、どんな答えを出しますか?
一般論として、内定を早く獲得すること、多くの内定を獲得することがよいような雰囲気があると思います。
就活生の周りでは、どうしてもこういった空気感が生まれるものですよね。
でも冷静に考えると、本質的なゴールは自分と相性のよい企業の内定を得ることかと。
仮に誰もが知るような大手企業の内定を複数得られたとしても、自分と相性が悪い企業ばかりなら入社後にメンタルを病む可能性がありますからね。
つまり本質的な就活の成功を考えると、内定をどのタイミングで得たか、内定をどれだけ多く得たかはまったく重要でないと僕は考えています。
この点を押さえると、就活後半の時期でも必要以上に落ち込むことを防げるはずなので、ぜひ改めて本質は何か?を考えてみてください!
③ ときにはリフレッシュの時間も設ける
よく言われる話ですが、リフレッシュの時間もときには設けてくださいね。
苦戦している状況だと「もっと◯◯をしなきゃ」などの考えになりがちですが、心身の余裕がないと本番でも本来の力を出し切りにくいものです。
対策のアイデアもわきにくいので、効率的に時間を使えない可能性もあるかと。
ときにはリフレッシュの時間を設けて心身をよい状態に保っておいたほうが、結果として効率的に時間を使えることもよくある話ですよ!
本質的な就活の成功とは何か?という視点、たしかに抜け落ちていました。
就活生ばかりが周りにいる環境だと、ついつい本来のゴールを見失いやすいんだよね。本質を考えると落ち込まなくてよいこともあるはずだから、ぜひ忘れないでいよう!
2023年の新卒採用に苦戦する人からよくある質問
最後に本章では、2023年の新卒採用に苦戦する人からよくある質問に回答します。
もし似た疑問を持っていた人がいたら、ぜひここでの回答を参考にしてみてください!
【2023年の新卒採用に苦戦する人からよくある質問】
- 企業探しを効率的におこなうにはどうしたらいい?
- 就活はいつまでに決まらないとやばい?
- 内定がない状態で卒業時期を迎えるとどうなる?
質問① 企業探しを効率的におこなうにはどうしたらいい?
個人的には「ミーツカンパニー就活サポート」などの就活エージェントに登録して、今の時期でも募集している企業を紹介してもらうのがおすすめです。
就活エージェントは企業紹介のほかにも、書類添削や面接対策もサポートしてくれるので、客観的に自分の課題を捉えたい人にも心強い存在かと。
企業側からスカウトが届く「Offerbox(オファーボックス) 」などの逆求人サイトを使うのもアリですね。
そもそも今の時期に採用活動していない企業はサイトを使っていないはずなので、逆に採用意欲の高い企業と出会うきっかけになりますよ!
質問② 就活はいつまでに決まらないとやばい?
何を持ってやばいと考えるかによりますが、内定に関しては卒業時点で1つもない状態はやばいと僕は考えていますね。
前章でも共有したように、就活の成功は内定時期や内定数では決まりません。
だからこそ時期に縛られないで、本当に自分と相性のよい企業に入るためにはどうしたらよいか?を突き詰めて考えることが重要なんですよね。
就活がいつまでに決まらないとやばいか?については別記事でもまとめているので、より詳しく把握したい人はぜひ一読してみてください。
質問③ 内定がない状態で卒業時期を迎えるとどうなる?
内定がない状態で卒業を迎えた場合の選択肢には、大きく以下が考えられます。
【無い内定のまま卒業した場合の選択肢】
- 就職浪人
- フリーター
- フリーランス
- 起業
- その他(大学院進学・留学・ニート)
最悪のパターンを想定すると今何をすべきか?の危機感や意識も高まるものなので、参考までにぜひ一度詳細記事もチェックしてみてください!
今の時期から効率的に企業探しをするなら、マイナビなどのナビサイトではなく就活エージェントや逆求人サイトを使うのがおすすめなんですね。
僕のおすすめはその2つだね!とくにエージェントを使えば就活支援のプロの視点から客観的な意見ももらえるし、もし使ったことがない人がいたらすぐ登録するといいよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
2023年の新卒採用はまだ間に合うといえる根拠、苦戦しがちな就活生の特徴や逆転内定を狙うための対策などを網羅的に共有しました。
時期別の内定率のデータ、2023年の採用枠に関するデータなどからわかるように、就活後半の時期でも内定獲得を諦める必要は一切ありません。
むしろ今採用活動をする企業は採用意欲が高いともいえるので、状況をポジティブに捉えて今できることに集中することが重要かと。
過去の選考には苦戦した事実があっても、その経験を今後に活かすことができればこれまでの挑戦が無駄になることはありません。
振り返りをもとに対策を打てばまだまだ内定獲得のチャンスはあるので、ぜひ最後まで諦めないで、自分なりの就活成功を追い求めてみてくださいね!
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。
僕が現状考えるもっとも有効な就活の攻略法を簡潔にまとめています。
就活全体を見据えてとくに重要な対策のみを厳選しているので、全体を意識した対策ができていない人はぜひ一読してみてください。
それでは、最後に本記事の要点をまとめて終わりとしましょうか!
【本記事の要点】
- 就活後半に内定を得ている人は毎年多くいること、2023年は採用枠を増やす企業が多くあることなどのデータを知っておくとよい。
- 苦戦しがちな就活生には共通点がいくつかあるので、自分にも当てはまらないか振り返るとよい。
- 効率的に対策の質を高めたいなら、就活サイトのフル活用が肝になる。
- 就活サイトのフル活用以外では、これまで苦戦した要因の分析が重要である。
- 一般論に惑わされず、就活の本質的な成功とは何か?を考えて物事を捉えるとよい。