MENU

【優良中小企業の探し方13選】おすすめの見つけ方を徹底解説!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

f:id:syukatsu_man:20220204102706p:plain

 

就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マンです!

 

僕は就活生の時、とにかく優良企業だけをエントリーしてました。

 

残業時間が短く、働きやすい企業に入社すれば、転職をしたり、起業する余裕が持てると考えたからです。

 

そこで今回は、優良中小企業の探し方を徹底解説します!

 

考えうる探し方を全部共有していくので、「働きやすい優良企業の探し方が知りたい!」という方はぜひ参考にしてくださいね!

 

大手の就活サイトをみても、求人が多すぎて優良企業って見つけるのが難しいです…。

そうだよね。この記事で優良企業を探す12の方法を紹介するから、ぜひ実践してみて!

優良中小企業の探し方・見つけ方【13選】

f:id:shukatu-man:20200305183628p:plain

 

ではさっそく、「優良企業の探し方」について詳しく解説していきます。

13の方法をおすすめ順に紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

【優良企業の探し方】

  1. 優良企業に特化した求人サイトを利用する
  2. 就活エージェントから紹介してもらう
  3. 逆求人サイトを利用する
  4. 就職四季報から探す
  5. 大手求人サイトで絞り込み検索する
  6. 中小規模の合同説明会に参加する
  7. インターンシップに参加する
  8. OB訪問をする
  9. 優良企業に認定されている企業から探す
  10. 口コミサイトをチェックする
  11. 大学のキャリアセンターで紹介してもらう
  12. 就活有識者が紹介している企業を参考にする
  13. ハローワークで求人を探す

 

優良企業の探し方① 優良企業に特化した求人サイトを使う

 

優良企業を探すのなら、優良企業に特化した求人サイトを使うのが一番おすすめです!

大手サイトだと、たくさんの求人の中から優良企業を探さなければいけないので手間がかかりますよね。

 

僕が大学生の頃も、「優良企業だけを掲載している求人サイトが欲しい」と考えていました。

そこで2022年の4月から開設したのが「ホワイト企業ナビ」です。

 

 

ホワイト企業ナビでは、残業時間が25時間以内・3年後離職率3割未満・年間休日120日以上という、3条件を”すべて満たす企業”しか掲載していません!

よって、はじめから優良企業の中から自分に合う求人を探せるんですよね。

 

 

これらの数字はすべて日本の企業の平均であり、残業時間・離職率・年間休日数のすべてが平均以上の企業だけを掲載しています。

編集部が1社1社取材して、どこよりも濃い求人を作成しているのがこだわり。

向いていない人も記載しているので、あなたに合った企業を効率的に見つけやすいのがポイントです!

 

まだ開設したばかりで掲載数は少ないですが、ぜひ掲載している求人を見てみてください!

優良企業ほど応募が殺到するので、はやめにエントリーするのがおすすめです。

» ホワイト企業ナビで中小企業の求人を探す

 

優良企業の探し方② 就活エージェントから紹介してもらう

 

次におすすめなのが、就活エージェントから紹介してもらう方法です。

就活エージェントは面談を元にして、自分に合った求人の紹介から、内定獲得までのサポートをしてくれるサービスのこと。

 

就活エージェントはあなたに合った求人を紹介してくれるので、自分で探すよりも圧倒的に効率が良いです。

とくに優良な企業を探すのは難しいですからね。

 

僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

なお、転職者の方にはリクルートが大元の「就職Shop」がおすすめです。

以下の記事で、優良企業への転職するためのコツを紹介しているのでぜひ読んでくださいね!

 

 

優良企業の探し方③ 逆求人サイトを利用する

 

効率的に優良企業を探すなら、逆求人サイトの利用も必須です!

逆求人サイトは、プロフィールを登録しておくと、企業側から就活生にスカウトが届く求人サイトのこと。

 

企業は学生のプロフィールを読んで、気になる就活生にスカウトを送ります。

よって、自分との適性が高い企業と自動的にマッチングされるんですよね。

企業探しは本当に手間がかかる作業です。

 

逆求人サイトは企業側からのスカウトを待っておく形なので、効率的に優良企業と出会えるんですよね!

ちなみに僕は逆求人サイトによって、複数の優良企業からの内定を獲得しました。

超効率的に内定を獲得できるツールでもあるので、確実に利用しましょう。

 

これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!

どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。

 

 

優良企業の探し方④ 就職四季報から探す

 

次におすすめの探し方は、「就職四季報」を利用することです。

僕は就活において、そこまで書籍を購入していませんが、この就職四季報は買って企業探しでフル活用していました!

 

この就職四季報は、東洋経済新報社が出版しており、中立の立場で企業の情報が調査、掲載されています。

企業ごとに残業時間や平均年収、離職率までまとめて記載されているので、これだけで大手だけでなく優良中小企業を探すことができます。

 

総合版では大手企業が掲載されているので、「ホワイトな大手企業に入社したい」という方は、まずは総合版を活用してみてください。

 

 

 

次に、僕が最もおすすめなのが就職四季報の優良・中堅企業版です!

こちらは総合版に掲載されている企業よりも、知名度が低い企業が掲載されており、その分、倍率が低い優良企業を探すことができます。

 

利用している就活生も少ないので、優良中堅・中小企業を探したい人は、絶対に持っておきたい1冊です。

 

 

具体的な使い方として、僕はまず残業時間が25時間以内の企業かつ、平均年収が600万円以上の企業に付箋を貼っていきました。

そこから事業内容を詳しく見て厳選していくという流れですね。

 

使い方は人それぞれ、かつ1社ごとにサイトをみて労働条件を確認しなくて良いので、効率的に優良企業を探すことができますよ!

 

探し方⑤ 大手求人サイトで絞り込み検索する

 

続いて、こちらは王道である大手求人サイトで絞り込み検索する方法です。

特におすすめは就活生ならマイナビで、マイナビは検索条件の絞り込みも優秀。

 

求人を検索する際に、「残業時間が月20時間以内」や「年間休日120日以上」といった労働条件の絞り込みをおこなうことができます。

 

この機能で自分が求める条件を絞り込み、優良企業を探すのは非常におすすめの方法ですね!

 

 

探し方⑥ 中小規模の合同説明会に参加する

 

続いて、中小規模の合同説明会に参加するのも優良中小企業との出会いとしておすすめです。

中小規模の合同説明会であれば採用担当者との距離も近く、個別の質問などもしやすいんですよね。

質問しやすいので企業の内情も把握でき、優良企業を見つけるのに役立ちます。

 

大手の「ミーツカンパニー」はオンラインでも開催されているため、全国の就活生が参加できるのでおすすめです。

ちなみに、実際に僕が就活生のときにミーツカンパニー経由で2社から内定を獲得しています。

頻繁に開催されているので、ぜひ一度は参加してみてくださいね!

 

【ミーツカンパニーの利用方法】

  1. ミーツカンパニー公式サイト」にアクセス
  2. 30秒無料エントリーから参加するイベントを選択
  3. メールの案内に沿って当日のイベントに参加

 

探し方⑦ インターンシップに参加する

 

インターンシップに参加するのも優良企業を探すのにおすすめの方法です。

インターンシップで実際の社員さんと関わったり業務を体験することで、リアルな社風をつかめます。

業務を経験しながら具体的な仕事の進め方などを知れるので、自分に合うかどうかも判断しやすいのがメリット!

 

中には、内定につながるインターンシップもあります。

【優良企業のおすすめインターン8選】参加メリットや重要な注意点も合わせて解説!」でおすすめのインターンを共有しているので、ぜひチェックしてください。

 

探し方⑧ OB訪問をする

 

OB訪問を通して優良企業を探すのもおすすめです。

OB訪問で、現役の社員の人に話を聞くことで企業の実際の雰囲気がわかります。

以下のような質問をすることで、企業の実態が把握しやすくなりますね。

 

【OB訪問での質問例】

  • 仕事終わりはいつも何をされてますか?
  • 家には基本的に何時ごろ帰ることが多いですか?
  • 休日は何をされることが多いんですか?
  • どんな性格の社員さんが多いですか?
  • 辞める人はどんな理由で退職されますか?

 

上記のような質問を投げかけることで、残業や休日出勤の有無、社員間のコミュニケーションなどもわかりますよね。

社風をつかめる質問をすることで、自分に合う優良企業を探しやすくなります。

 

探し方⑨ 優良企業に認定されている企業から探す

 

優良企業に認定されている企業から探すのも、効率的ですね!

優良企業を認定する制度が国内にはいくつかあります。

 

認定されるには厳しい基準をクリアしている必要があるので、優良企業の認定を受けていればブラック企業である確率は低いです。

以下のような制度があります。

 

【優良企業の認定制度】

  • 安全衛生優良企業公表制度
  • 健康経営優良法人認定制度
  • ホワイト企業認定
  • ホワイト企業アワード
  • ユースエール認定制度
  • くるみん認定
  • えるぼし認定

 

上記の制度で認定されていれば、優良企業の可能性が高いです。

企業のHPや求人に書かれていることが多いので、確認してみてください!

 

探し方⑩ 口コミサイトをチェックする

 

口コミサイトをチェックして優良企業を探すのもおすすめです!

会社に関する口コミが掲載されているサイトが複数あるのですが、イメージとしては会社版の食べログですね。

 

口コミを見ることで、その企業の魅力や欠点を把握できるのがメリット。

もちろん1つだけの口コミを過剰に信頼するのはNGですが、多くの口コミで共通の指摘があれば信憑性が高いと判断できますよね。

 

おすすめは口コミサイトの中でも大手の「ライトハウス」と「Openwork」です。

マイナビやリクナビといった大手就活サイトで企業を調べるよりも、圧倒的に効率良く企業の内部情報にアクセスすることができるのでおすすめです!

 

探し方⑪ 大学のキャリアセンターで紹介してもらう

 

次におすすめなのは、大学のキャリアセンターにて中小企業を紹介してもらう方法です。

僕が通っていた私立大学では大学のキャリアセンターに地元企業の求人がきていました。

 

母校のキャリアセンターの人と仲が良いので裏話を聞いたのですが、地元企業の人事担当者がよく求人を持って話に来るそうです。

「◯◯大学の学生さんにぜひ入社して欲しいです!」って来るみたいですね!

 

大学のキャリアセンターに来て求人を出す企業は「相当に採用意欲が高い企業」といえます。

一度自身が通っている大学のキャリアセンターに行って、優良企業はないか聞いてみてください。

隠れた優良中小企業と出会える可能性も少なくありません。

 

「この求人を出している企業の人と1:1で話してみたいな」と思えば、面接とは別に話をしてくれる機会を作ってとお願いできます。

積極的に話し合いの機会を設けることを心がけてください。

もはや面接などの選考を通さず、そうした話し合いを元に「うちに来てよ!」と言われるのが理想ですね!

 

» 【大学のキャリアセンターとは?】求人の紹介方法や怖い担当者への対処法まとめ!

 

探し方⑫ 就活有識者が紹介している企業を参考にする

 

次におすすめなのが、有識者がまとめた企業を参考にすることです。

僕を含め、様々な方がブログにて「おすすめの優良企業」をまとめています。

 

BtoBの隠れ優良企業を以前まとめましたが、様々な有識者の企業選びの基準を参考にするのも非常におすすめです!

 

▼優良中小企業を一覧で紹介した記事

» 【優良中小企業おすすめランキング120選】働きやすい中小企業はどこ?

 

▼BtoB企業を紹介した記事

» BtoBの隠れ優良企業50社【幸福度を上げる職場の要因】

 

探し方⑬ ハローワークで求人を探す

 

そして最後に紹介するのはハローワークです。

ハローワークとは、厚生労働省が運営する機関で求職者支援をおこなっています。

 

企業はハローワークに無料で求人を出すことができるので、マイナビやリクナビに掲載されていない地元の企業の求人などを探すことができます。

ただ、ハローワークの求人は無料で出せることもあり、企業の質はピンキリです。

 

よって、しっかりと求人を精査することが重要。

手間はかかりますが優良企業を見つけるには、前述した口コミサイトなどを使って企業の内情を掴みましょう。

 

口コミサイトにも掲載されていない企業の場合は、公式サイトを調べるほかにも、気になる事業を展開している企業の場合は、直接連絡して詳細を聞くようにしてください。

その時、人事ではなく現場の社員さんからリアルな情報を聞くことが重要です。

 

マイナビやリクナビといった求人サイト以外にも、こんなに企業探しの方法ってあるんですね!

そうなんだよ!企業探しの手段って実はたくさんあるんだ。とくにエージェントや逆求人サイトは内定獲得にも有効だから、ぜひ利用してね!

優良中小企業の基準【5つの基準】

 

優良企業の探し方をご紹介しましたが、「どんな会社が優良企業か判断するのが難しい」という人も多いのではないでしょうか?

 

そこで、優良企業の基準を5つ共有します!

優良企業を探すときは、以下の5つに着目してみてください。

 

【優良企業の基準】

  • 残業時間が短い
  • 離職率が低い
  • 給与水準が高い
  • 年間休日数が多い
  • 福利厚生が充実している

 

基準① 残業時間が短い

 

1つ目の基準は、残業時間が短いことです。

優良企業でも、忙しい時期には残業が発生することもあります。

 

よって、平均の残業時間をチェックしましょう。

以下はOpenworkが調査した月の平均残業時間をまとめた表です。

 

引用:Openwork「日本の月間平均残業時間

 

直近の国内の平均残業時間は、月に24時間前後。

よって、企業の平均残業時間を確認するときには、25時間以下を目安にしてください。

 

基準② 離職率が低い

 

2つ目は、離職率が低いこと。

離職率が高いと、社員がすぐに辞めたくなるようなブラック企業の可能性が高いですからね。

 

とくに注目すべきは、入社3年後の離職率です。

入社3年後の離職率が高いと、入ったばかりの新卒がすぐに辞めていることになるので優良企業かを判断しやすくなります。

厚生労働省の調査では、新卒の入社3年後の離職率は約3割。

 

引用:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況

 

よって、3年後離職率が3割以下をひとつの目安にするとよいでしょう。

3年後の離職率は、企業HPや採用情報に記載してあることも多いので確認してください。

 

基準③ 給与水準が高い

 

給与水準が高いのも、優良企業の基準といえます。

業績が安定しているからこそ給与の水準を高く設定できますし、利益を社員に還元していることの証拠です。

 

企業探しをする際に給与をチェックする人は多いかと思いますが、ポイントは「基本給」を確認すること!

たとえば求人で、「総支給額30万円」と書かれている場合。

その中には、固定残業代や住宅手当が含まれている可能性があります。

 

 

総支給額だけ記載して、その内訳がわからない企業だと基本給が低い可能性も高いので注意してください。

優良企業ほど、基本給をはっきり記載していますよ!

 

基準④ 年間休日数が多い

 

年間休日数の多さも優良企業の基準です。

目安としては、年間休日が120日以上あること。

毎週土日、正月、お盆を合計するとだいたい120日前後になります。

 

逆に、年間休日数が少ないとブラック企業の可能性が高いです。

労働基準法では、年間休日数の最低ラインが105日と定められています。

よって、105日に近い年間休日数の企業は避けた方がよいでしょう。

 

基準⑤ 福利厚生が充実している

 

優良企業の基準として、福利厚生が充実しているかも確認しましょう。

福利厚生には、「法律で定められたもの」と「企業が独自で設けたもの」の2種類があります。

 

 

重要なのは、法律で定められていない企業独自の福利厚生です。

企業独自の福利厚生が充実しているということは、社員が働きやすい環境をつくろうとしている優良企業だといえます。

 

企業探しのときには、どんな福利厚生があるのかもしっかり確認しておきましょう。

以下の記事でホワイト企業の福利厚生についてもまとめているので、ぜひ読んでみてください!

 

» 【ホワイト企業の福利厚生】優良企業の福利厚生の特徴を解説する!

 

優良企業ってなんとなくのイメージしかなかったので、基準がわかりやすくなりました!

基準がはっきりすると、より企業探しもしやすくなるからね。

優良中小企業とブラック中小企業を見分ける方法

f:id:milysong:20211025135922j:plain

 

この章では、優良企業とブラック中小企業の見極め方をお伝えしていきますね!

優良企業とブラック企業には、それぞれ特徴があるので事前に把握しておくことでブラック企業を避けられますよ。

以下の方法で優良企業かどうかを見極めましょう。

 

【優良企業の見分け方】

  1. 求人の掲載頻度を確認する
  2. 残業代の有無を確認する
  3. 採用フローが複数段階あるか確認する

 

見分け方① 求人の掲載頻度を確認する

 

まずは求人の掲載頻度を確認しましょう。

求人サイトで何回もみたことのある企業は要注意!

人が常に足りておらず、ずっと求人を載せている可能性が高いからです。

 

もちろん事業を拡大するために増員募集をしている場合もありますが、募集をかけてもどんどん人が辞めているのかもしれません。

見分けるためにも、「売上が伸びていないのに求人を頻繁に掲載しているか」をチェックしましょう。

 

売上が伸びていないのに求人を出し続けているのは、人の入れ替わりが激しいからだと推測できますからね。

 

見分け方② 残業代の有無を確認する

 

残業代の有無も必ず確認してください!

「残業代あり」と書かれていれば、残業した分だけ給料が支払われます。

 

対して、給与の部分に「みなし残業◯時間含む」と書かれている場合は要注意!

たとえば、みなし残業30時間分含むと書かれていれば、「月に30時間の残業をする前提でその分の残業代が含まれた金額」ということです。

 

つまり、「月給25万円(みなし残業30時間含む)」と書かれていた場合は、残業30時間を含めたトータルの金額が25万円ということ。

ですので、残業代が出るのかみなし残業が含まれているのかは必ず確認しておきましょう!

 

見分け方③ 採用フローが複数段階あるか確認する

 

意外かもしれませんが、採用フローの回数をチェックしておくことも重要です。

選考が書類選考と面接1回だけなど、回数が少ない企業は危険です。

採用フローが少ない場合、「誰でもいいからとにかく欲しい」という人手不足のブラック企業の可能性が高い。

 

優良企業であれば、たくさんの応募者の中から厳選していく必要があるので、必然的に採用フローが多くなります。

書類選考のあとは、グループディスカッションや集団面接、個人面接も数回など採用フローが複数段階あることがほとんどです。

 

上記の方法で、その企業が「ホワイト」なのか「ブラック」なのか見極めることができます。

優良企業の特徴や見極め方のより詳しい解説は「【ホワイト企業の特徴とは?】重要な15の特徴を一覧で共有!」でまとめているので参考にしてください。

 

【補足】ブラック企業は求人にも特徴がある

 

ブラック企業の場合は求人にも特徴が出ているので見分けることが可能です。

以下のような求人は注意しましょう。

 

【ブラック企業の求人の特徴】

  1. 基本給が明記されていない
  2. 給料が高すぎる・低すぎる
  3. 既卒を積極的に募集している
  4. 社員数に対しての募集人数がやたら多い
  5. 自社で独自の商品を持っていない下請け会社
  6. 過剰にキラキラワードが書かれている

 

上記のような求人内容の会社は要注意です。

ブラック企業の見分け方に関してのより詳しい解説は、以下の記事でまとめています。

あなたの大切な社会人スタートをブラック企業で始めないためにも、必ず読んでくださいね。

 

» 【ブラック企業の見分け方】”新卒が”企業を見る時のポイント!

 

ブラック企業は避けたいですね…。見分け方の記事を参考にします!

ぜひそうして欲しい。特徴をしれば、ホワイト企業とブラック企業を見分けやすくなるよ。

優良中小企業を探すときの注意点【3点】

 

優良企業を探すときには、注意すべき点もいくつかあります。

自分が納得できる就職を叶えるためにも、以下の3点には気をつけましょう。

 

【優良企業を探すときの注意点】

  • 大企業ばかりに目を向けない
  • 業界や職種の幅を狭くしすぎない
  • 企業選びの軸を明確にしておく

 

注意点① 大企業ばかりに目を向けない

 

まず大企業ばかりに目を向けすぎないことが大事です。

「優良企業=大企業、有名企業」ではありません。

 

知名度が低くても、優良な中小企業はたくさんあります。

そもそも、世の中に存在する企業の99%は中小企業です。

 

 

つまり、中小企業に目を向けていない人は、全体の1%しかない企業にだけ執着していることになります。

そう考えると、いかにそのハードルが高いことなのか、勿体ないことなのか分かるはずです。 

 

注意点② 業界や職種の幅を狭くしすぎない

 

業界や職種の幅を狭くしすぎないことも大事です!

企業の規模と同じで、1つの業界や職種にこだわりすぎると本当にあなたに合う優良企業と出会えるチャンスを逃してしまいます。

 

実際に働く前のイメージや「◯◯学部だから◯◯業界」といった固定概念は捨てましょう。

視野を広げて企業探しをしてみることで、興味のわく仕事を見つけられる可能性もあります。

優良企業を見つけるなら、業界や職種は絞りすぎないで探すのがコツですよ!

 

注意点③ 企業選びの軸を明確にしておく

 

企業選びの軸を明確にしておくことも大事です。

前章で優良企業の基準を5つ共有しましたが、人それぞれ企業に求めるものは違いますよね。

 

たとえば、基本給は平均くらいでも、インセンティブがあり明確な評価基準が設けられている企業で働きたい!という人もいるでしょう。

一方で、仕事もプライベートも充実させたいから絶対に残業が少ない企業がいい!という人もいるかと思います。

 

就職する企業に何を求めるかは人によってぜんぜん違うので、自分にとって重要な基準はなにかを考えましょう。

自分にとって重要な基準、つまり企業選びの軸を明確にすることで志望動機でも企業への熱意をアピールしやすくなります。

 

以下の記事で、企業選びの軸の設定方法をくわしく解説しているのでぜひ参考にしてください!

 

 

ほとんどの企業が「中小企業」に分類されるんですね!

そうなんだ!だからこそ大手ばかりにエントリーするのはかなりもったいない。優良な中小企業は多くあるからね。

優良中小企業の探し方に関連してよくある質問

 

この章ではここまで解説しきれなかった内容で、よくある質問に答えます。

 

質問① 地元の中小企業を探す方法は何がおすすめ?

 

就活サイトで調べていると、本社が東京や大阪などの都市ばかりですよね。

それゆえに地元企業はどう探せば良いのか迷う人は多いと思います。

 

地元の中小企業を探す方法ですが、おすすめは以下のとおりです。

 

【地元の中小企業の探し方】

  • 大手求人サイトで地域の絞り込みをして探す
  • 大学のキャリアセンターで求人をもらう
  • 大学開催の合同説明会に参加する

 

まず最も効率的な方法としては、やはりマイナビやリクナビなどの大手求人サイトを利用することです。

採用に費用をかけられる中小企業であれば、しっかりとマイナビやリクナビに求人を出していることが多いので、まずはこうした企業からチェックするのが良いと思います。

 

次に、マイナビやリクナビにも掲載のない地場の中小企業ですが、こうした企業は大学のキャリアセンターと繋がりがあることがあります。

 

大学のキャリアセンターにそういった地場の中小企業の求人がないか聞いてみるのもおすすめです。

 

また大学で合同説明会が開催されている場合は、そういった地元企業が集まるような中小規模の合同説明会は参加が有効です。

 

補足として、僕はハローワークで探すのはおすすめしません。

あまりに労働条件の良い企業と悪い企業の求人が混在していて、探しにくいからですね。

ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!

 

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

企業の探し方が分からないがゆえに、既に知っている大企業ばかりエントリーしてしまう人は多いです。

 

しかし倍率が高ければ高いほど良い企業というわけではありません。

単純に知名度が高いだけという場合も多い。

そこで本記事で解説した方法で、ぜひあなたに合った優良企業を見つけてみてください。

 

またここまでで解説しきれなかった内容として、優良中小企業を探す際に、ぜひ業界にも着目してみてください。

業界によって、儲かりやすさや参入障壁の高さが異なります。

それゆえに、業界によって優良企業が多い業界と、反対にブラック企業が多い業界にどうしても分かれてしまいます。

 

もちろん優良企業が多い業界だから全部の会社が優良企業というわけではないのですが、業界の選択によって優良企業と出会う確率を上げることができます。

 

ホワイト業界、ブラック業界それぞれ記事でまとめているので、この記事と合わせて読んでもらって、業界への理解も深めた上で企業探しをしてもらいたいなと思います!

 

▼ホワイト業界(優良企業が多い業界)について解説

» 【ホワイト業界ランキング14選】僕がおすすめするホワイト業界を紹介!

 

▼ブラック業界について解説

» 【ブラック業界ランキング】ブラックだと言われがちな業界は?

 

では最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう。

 

【本記事の要点まとめ】

  • 優良企業を探すときは「優良企業に特化した求人サイト」「就活エージェント」「逆求人サイト」を利用するのが最も効率的。
  • その他にも優良企業を探すには、「中小規模の合同説明会」「インターンシップ」「OB訪問」「認定制度」「口コミサイト」「大学のキャリアセンター」「就職四季報」「有識者が紹介している企業を検索」「ハローワーク」などを利用する方法がある。
  • 優良企業を判断する基準としては「残業時間が短い」「離職率が低い」「給与水準が高い」「年間休日数が多い」「福利厚生が充実している」の5つを確認するとよい。
  • 優良企業とブラック企業を見分けるには、「求人の掲載頻度」「残業代の有無」「採用フローの回数」をチェックする。
  • 優良企業を探すときは、企業の規模や業界・業種を絞りすぎず、企業選びの軸を明確にしておくことが重要。