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【ブラック業界ランキング20選】ブラックだと言われがちな業界を解説!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マンです!

 

これまで7年に渡って業界についても研究し続けてきました!

そんな僕が考えるブラック業界をランキング形式で紹介していきます!!

 

ブラック企業やブラック業界について考える上で大事なことは「なぜその業界にはブラック企業が多いのか?」という視点を持つこと。

 

その視点が持てるようになると、「この業界はブラック業界かも?」と自分でも仮説を立てることができるようになります。

 

そこで今回はブラック業界をただ羅列するだけでなく、それぞれの業界ごとに「なぜその業界がブラック業界だと言えるのか?」という理由まで深堀りしていきますね!

 

ブラック業界はわざわざ経営者が「ブラックにしよう!」と考えているのではなく、その業界の構造に問題がある場合が多いです。その理由を深堀りしながらブラック業界を見ていこう!

なるほど!例えば利益率が低い業界だったり、長時間労働になりやすい業界だったりと色々な理由がありますよね。気になります!

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ブラック業界とは?|ブラック企業の定義について

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まず最初にブラック業界の定義について考えていきましょう。

厚生労働省のサイトにて、「ブラック企業」について説明されていました。

 

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。

引用:厚生労働省「「ブラック企業」ってどんな会社なの?

 

要するに、「極端な長時間労働やノルマを課す」「パワハラが横行している」といった特徴を持つ企業のことをブラック企業と言うんですね。

 

就活マンが考える「ブラック企業」の定義について

 

もう少しブラック企業について深堀りしておきますね。

僕はブラック企業の対をなす、ホワイト企業の定義を「社員を大事にしている企業」としています。

 

よってブラック企業はホワイト企業とは反対の定義となり、「社員を大事にしていない企業」となります。

 

具体的には以下の要因を満たすような企業はブラック企業といえますね。

細かい数字に関しては、個人の体感による部分も大きい。

よって「自分にとってのブラック企業の定義」を明確化しておくと良いですよ!

 

【僕が定義するブラック企業の要因】

  • 月の残業時間が80時間以上である(残業関連)
  • 残業代が満額支払われない(残業関連)
  • 年間休日が105日以下(休日関連)
  • 有給消化ができない(休日関連)
  • 人間関係のトラブルを相談できない(人間関係関連)
  • パワハラやセクハラが横行している(人間関係関連)
  • 3年後離職率が20%以上(離職率関連)

 

なるほど!明確にブラック企業の定義はされていないからこそ、自分にとってのブラック企業の定義を先に明確化しておくことが重要なんですね。

そのとおり。人それぞれブラック企業だと感じる基準は異なるからね!

 ブラック業界の見分け方について

 

それでは次にブラック業界の見分け方を解説していきます。

最初に言ったとおりで、ブラック企業の経営者は“好きでブラックにしているわけじゃない”んですよね。

 

要するに社員を酷使しないと儲からないからブラックになっているということ。

(そもそも「社員を適当に使ってやろう」と考えている企業は論外です)

 

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よって「儲からない業界または人手不足の業界=ブラック企業になりやすい業界」と考えることができます。

 

儲からないから、休日と給料は少なく、労働時間は長くする。

人手不足だから、1人あたりの休日は少なく、労働時間は長くなる。

この両方の場合は悲惨ですねw

 

これらを考慮した上で、ブラック業界を見分ける視点は以下となります。

 

【ブラック業界になりやすい要因】

  • 参入障壁が低く競争が激しい
    (新しい企業がひしめき合うので長時間労働になりやすい)
  • 利益率が低い
    (利益率が低いがゆえに長時間労働なのに給料が低くなりやすい)
  • 衰退傾向にある
    (前年と同じことをしても利益が自動で下がっていくので長時間労働を強いられ、給料も下がっていく)
  • 個人を相手にした事業である
    (1人の個人を相手にした事業は時間あたりの売上が低いので、長時間労働になりやすい)
  • ブラック業界だと知れ渡っていて常に人員不足である
    (人員不足だと1人あたりの仕事量が多くなるのでブラック化しやすい)

 

もちろんこれ以外にもブラック企業化しやすい要因はあります。

ポイントは先に言ったとおり「儲からない」と「人手不足」です。

この2点を押さえておけば、精度高くブラック企業を見極めることができます! 

 

僕がおすすめするホワイト企業との接点獲得方法

 

ブラック業界の傾向をここまで紹介してきました。

そのうえで、結局のところ気になるのは「ホワイト企業とどう繋がるか?」ですよね。

 

僕がおすすめするのは、今の時代はやはりスカウトです。

逆求人サイトに登録して、企業側からのスカウトを狙い、気になる企業を1社1社、口コミサイトで自分にとってホワイト企業がどうか調べますね。

 

僕が今、転職者だとしたら求人の質が高い「ビズリーチ」を利用します。

 

就活生だとしたら、スカウトに種類のある「キミスカ」と、僕の会社で運営しているホワイト企業に特化したスカウト求人サイト「ホワイト企業ナビ」を利用します。

 

注意点として、ホワイト企業に明確な定義はありません。

だからこそ、自分にとってどんな企業がホワイト企業だと言えるのか、労働条件を明確化しておくことを徹底しましょう。

 

ではここまで紹介したブラック業界の傾向を元に、僕が考えるブラック業界になりやすい業界を次の章から紹介していきますね!

ブラック業界ランキング【1〜20位】 

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それではブラック業界の見分け方を理解したところで、この章では僕が考えるブラック業界ランキングを紹介していきます。

 

注意点として、あくまで「ブラック企業が増えやすい業界」を考えたものであって、その業界に属する企業がすべてブラック企業だということではありません。

(大事なことは、なぜブラック業界になりやすいのかという理由を押さえること、企業ごとに判断することです。業界だけにとらわれないようにしましょうね!)

 

【ブラック業界ランキング】

1位:飲食業界
2位:運送業界(トラックやタクシー運転手)
3位:宿泊業界(ホテルや旅館)
4位:教育・学習支援業界(塾など)
5位:介護業界
6位:美容師業界
7位:営業代行業界
8位:小売業界(スーパー・デパート・アパレルなど)
9位:ブライダル業界
10位:派遣業界
11位:投資用不動産業界
12位:娯楽業界(映画館やパチンコなど)
13位:引っ越し業界
14位:証券業界
15位:IT業界(ベンチャー)
16位:広告代理店業界
17位:保険業界
18位:自動車販売業界
19位:金融業界(銀行の個人営業)
20位:建設業界

 

また、このランキングはあくまで僕個人の主観によるランキングです。

しかしながら、厚生労働省が発表する「3年後離職率」などデータや業界構造を元にランク付けしています。

「なぜその業界がブラック企業が多いのか」という視点をメインに参考にしてくださいね。

 

1位:飲食業界

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業界 3年後離職率(平成28年度)
宿泊・飲食業界 50.4%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況

 

ブラック業界ランキング、第1位は「飲食業界」としました。

参入障壁が低く(本当は高い厳しい商売なのですが、身近にあるので飲食店で起業する人が多い)、利益率が低いのが特徴です。

 

材料費や人件費、店舗の賃料だけでなく、集客のための広告宣伝費も必要となり、とにかく経費が高くなってしまう。

それゆえに利益率が低くなり、金銭的に厳しい状況に陥る企業が多いのが現状です。

 

3年後離職率が驚異の50%超え

更には厚生労働省が発表している3年後離職率はなんと50%を超えています。

これは他のどの業界と比べてもトップです。

大卒者が正社員として入社して、3年以内に平均で半分やめている。

 

仕入れや準備などやること満載

飲食店はとにかく忙しい。

営業時間外の仕事が非常に多いんですよね。

材料の調達から仕込み、後片付け、売上の締め作業、アルバイトのシフト管理などなど、忙しいに決まってます。

 

ブラック業界がゆえに正社員は人手不足

そして飲食店は基本的に正社員が人手不足です。

離職率が高いので、すぐに正社員がやめてしまうからですね。

そうなると当然1人あたりの負担が増えて長時間労働になりやすい。

 

個人を相手にする仕事なのでクレームも多い

そして飲食店は個人を相手にする商売なので、とにかくクレームは多い。

マジでモンスターみたいな客って多いじゃないですか...。

あれに正社員は対応しないといけないんだから、メンタルもやられます。

 

一方でやりがいも非常に大きい業界である

一方で、飲食業界は非常にやりがいのある業界です。

僕が運営しているブログは、読者から直接の感謝をされるシーンがほとんどありません。(ですが、誰かの役に立ちますように!と頑張って運営してますw)

 

ですが飲食店の場合は、直接お客さんの笑顔や感謝の言葉を聞くことができる。

「食」は人にとって幸せの1シーンですよね。

そんな食に携わり、人を幸せにできる素晴らしい業界だと僕は思います。

  

2位:運送業界(トラックやタクシー運転手)

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続いて、2位は「運送業界」としました。

運送業界と言っても特に「トラック運転手」と「タクシー運転手」ですね。

 

日刊SPAの早死しやすいランキングで6位と10位に

日刊SPAが発表した早死しやすいランキングで「タクシー運転手が6位」「トラック運転手が10位」にランクインしています。

 

【早死にする職業ベスト10】

1位 大手広告代理店の営業
2位 IT企業の下請けSE
3位 チェーン飲食店店長
4位 若手官僚
5位 病棟勤務の看護師
6位 タクシー運転手
7位 LCCの客室乗務員
8位 自衛官
9位 公立学校の教員
10位 トラック運転手

引用:日刊SPA「早死にする職業ランキング

 

正直、そこまで権威性のあるデータではないですが、1つの参考にはなりますね。

ちなみにこのランキングを考える上で重要なのが「勤務時間が不規則な職種は寿命の低下に影響する」という要因です。

たしかにタクシー運転手もトラック運転手も、勤務時間が不規則ですよね。

 

一方で現代の流通をめちゃくちゃ支えている

一方でアマゾンを始めたとしたネット通販の普及から、本当に今、流通を支えている業界であり、日本経済を支えている業界です。

長時間の運転を経験したことがある人なら分かるとおり、毎日何百キロも運転するって本当に大変ですよね。

そんな大変な仕事を通して、流通を支え、日本経済を支えている。

労働条件は悪くなってしまうことの多い業界ですが、社会の中で本当に重要な仕事だと思います。

 

3位:宿泊業界(ホテルや旅館)

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業界 3年後離職率(平成28年度)
宿泊・飲食業界 50.4%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」 

 

続いて、ブラック業界ランキング第3位は「宿泊業界」です。

こちらも厚生労働省の3年後離職率で飲食業界とセットですが、50.4%です。

 

ちなみに3年後離職率の平均は30%と言われています。

平均よりも20%も高いのは異常です。それほどブラックな条件が整っています。

 

ブラック業界として有名なので人手不足

宿泊業界はブラック業界として非常に有名です。

よって正社員として働きたいという人が減って、常に人手不足なんですよね。

 

2020年4月に、大手ホテルチェーンのスーパーホテルで支配人がめちゃくちゃこき使われているというニュースが出ました。

これで更にブラック業界としての知名度が上がってしまいましたね...。

 

仕事内容が単純な場合が多い

また仕事によっては単純作業も多く、様々な種類の仕事をしたいという方にとっては働きにくい環境でもあります。

フロントでの対応をずっとしたりと、単純作業が嫌いな人には辛いですね。

 

コロナ禍では重要な施設としての役割も

一方で、宿泊業界の重要性は非常に高いんですよね。

僕もそうですが、旅行を生きがいとする人は多く、そんな旅行を最大限に良い思い出とするのは「ホテルや旅館のスタックさんの接客」だと言えます。

 

また今回のコロナ禍では、重要な施設としての役割も持ちました。

こうして考えると、どんな業界、どんな仕事も日本を支え、誰かを支えているとよく分かります。

 

4位:教育・学習支援業界(塾など)

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業界 3年後離職率(平成28年度)
学習支援業界 45.9%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」 

 

ブラック業界ランキング、第4位は「教育・学習支援業界業界」です。

この業界に属するのは、学習塾や家庭教師ですね。

 

3年後離職率が45%を超える

一見、教育関連だしホワイトそうに見えます。

しかし、3年後離職率は驚異の45.9%を誇っています。

 

これは「飲食・宿泊業界」に近い離職率で、3年たったら半分が辞めてしまう。

相当環境が悪くないとこの数字にはなりません。

その理由を深堀りしましょう。

 

長時間労働が当たり前化している

まず学習塾は生徒が学校終わりに通うので、授業をするのは夜がメインです。

22時に授業がすべて終わるとして、その後に書類準備や清掃などを行い、退社するのが24時なんてことは当たり前だそう。

 

保護者への対応とプレッシャーがやばい

そして仕事面でもきついのが保護者への対応です。

成績が伸びなければすぐに文句を言われます。

本当に常識のない親とかって多いので、こうした親全員に対応しないといけないのはキツすぎますね。 

 

生徒の成長を感じ、人生を左右するやりがいのある仕事

一方で、教育業界は生徒の人生を左右するやりがいのある仕事でもあります。

僕がこうして5年以上、就活ブログを書き続けている理由は、誰かの人生を変える可能性があるという重要な仕事だと考えているからです。

 

教育や知識を伝えることは、その相手の人生を変えることになる。

教育業界は労働条件は厳しくなりがちですが、そうした「人生を変える」という重要な役割を持ち、それにやりがいを感じることのできる業界であることは間違いありません。

 

5位:介護業界

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業界 3年後離職率(平成28年度)
医療・福祉業界 39.0%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」 

 

ブラック業界ランキング、第5位は「介護業界」です。

超高齢者会の日本なのに、少子化で老人を介護する人の数は減っています。

それなのに大して儲からないので、給料も上がらないという状況ですね。

 

仕事量と待遇が釣り合ってない職業

個人的に介護職は、本当に仕事量と待遇が釣り合っていない印象です。

求人ボックスのデータによると、介護福祉士の平均年収は308万円。低すぎ。

(国税庁が発表している日本人の平均年収は441万円なので、低さが分かります)

 

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引用:求人ボックス「介護福祉士の仕事の年収・時給・給料情報

 

勤務時間も不規則化しやすい

加えて介護職は、看護師のように勤務時間が不規則です。

夜に不調を起こす人もいるので仕方ないですね。

勤務時間が不規則、仕事は大変、給料は低い。ブラック業界です。

 

これから絶対に給料を上げるべき業界だと思う

この介護業界に対して、僕が言いたいことは、とにかく給料を上げるべきということ。

日本は高齢者の割合が世界で最も高くなるような国であり、そういう意味で先進国。

そんな高齢者を支えているのが介護業界です。

 

それなのに今の給料水準は明らかにおかしい。低すぎる。

自分がいざ介護を受ける立場に立ったとしたら、本当に介護業界の方々の存在は大きなものになると思います。

だからこそ、僕は介護業界の給料を上げるべきだとして、これからも意見を発信していきたいと思います。

 

6位:美容師業界

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ブラック業界ランキング、第6位は「美容師業界」です。

美容師は人気職種かつ、美容院の数はコンビニの数よりも多いと言われるほどに競争が激しいんですよね。

 

平均年収が302万円と非常に低い

厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」によると、美容師の平均年収は2018年度で302万円となっています。

(2014年に至っては263万円とめちゃくちゃ低い...)

 

これだけ年収は低いのに、最初の見習い期間は夜遅くまで練習があったりする。

「美容師の仕事が好きでやっている」という人以外にとっては、間違いなくブラックだと言えますよね。

 

売上を上げにくいのが特徴

ちなみになぜ美容師は国家資格なのにこれほど給料が低いのか?

それは美容院が儲かりにくいからです。

要するに売上をたてにくいんですよね。

 

例えば「売上を2倍にしましょう」となった時、料金を上げるのは難しい。

ワックスやシャンプーなどの商品の合わせ売りも簡単じゃない。

客数を2倍にしようとしても、それだけ人件費がかかり、広告費もかかってしまう。

 

このように美容院自体が売上を上げにくいので、どうしても社員さんに支払う給料を高くできないという背景があるんですよね。

 

7位:営業代行業界

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ブラック業界ランキング、第7位は「営業代行業界」です。

営業代行としてはテレアポや訪問営業がメイン業務となります。

 

下請けかつ労働集約型のビジネスモデル

そもそも営業代行は、自社で独自の商品を持っているわけじゃありません。

他の会社の商品を“営業代行する”のが仕事なので、儲かりにくい。

(下請け仕事は、基本的に儲かりにくい場合が多いと覚えておきましょう)

 

更には完全な「労働集約型」のビジネスモデルです。

労働集約型とは、要するに「1時間仕事すれば◯円」と労働量における報酬が決まっていることを意味します。

 

個人がおこなうアルバイトにように、1時間働いて1000円のような体系。

どれだけ頑張っても大金を稼ぐことはできません。

 

様々な商品や商材を知れる点は大きなメリット

一方で営業代行の会社は、様々な種類の商品や商材を扱うことが多いので、ビジネスモデルや売れる商品の特徴などを勉強することができます。

よって個人的には、将来起業を考えている方におすすめできますね。

そのまま営業代行事業で起業することもできるので!

 

【アドバイス!】

「労働集約型のビジネスモデルかどうか?」は企業を見る時に参考になる!

例えばこうしたブログは書けば書くほど記事が増えていきますよね。
記事が増えれば増えるほどにPVも増えて利益が大きくなるものを「資本集約型」と言います!
YouTubeとかも資本集約型だから、どんどん儲かりやすくなるんだよね。

だから企業も資本集約型で成功している企業は儲かっていて、仕事も楽な場合が多い!

しかし一方で、資本集約型は最初が儲からないという特徴があるので、どちらも一長一短あることを覚えておきましょう。

 

8位:小売業界(スーパー・デパート・アパレルなど)

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業界 3年後離職率(平成28年度)
小売業界 37.4%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」 

 

ブラック業界ランキング、第8位は「小売業界」です。

ここではスーパー・デパート・アパレルなどを全て含みます。

企業によって待遇が大きく異なるので一概には言えないですが、小売業界はサービス残業が非常に多いですね。

 

企業によって年収に大きな差がある

小売業界においては企業によって本当に年収に差があります。

家具のニトリは平均年収が850万円*と非常に高いのですが、古本のブックオフホールディングスは平均年収が316万円*です。

*参考:Ullet「平均年収 小売業界

 

このように「何を売っているか」「儲かる商品を扱っているか」といった違いで大きな差が生まれるので、小売業界でも給料や安定性の高い企業を狙うのがおすすめです。

(そういう企業は人気で倍率も高いのがデメリットですが...。)

 

9位:ブライダル業界

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ブラック業界ランキング、第9位は「ブライダル業界」です。

儲かりにくい業界かつ、結婚式を上げる人が減っているという衰退業界なのでブラック化が進んでいます。

 

完全な衰退業界

そもそもブライダル業界は衰退業界。

結婚する人の数は年々減少していますし、贅沢な結婚式を行う人も減ってきています。

 

以下は厚生労働省による調査結果です。

婚姻件数も、婚姻率もどんどん下がっているのが分かりますよね。

 

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引用:厚生労働省「平成28年度 人口動態統計特殊報告

 

このように衰退業界では、去年と同じことをしていても売上が減るという状況に陥ってしまいます。

 

市場が衰退しているのに、売上は減っているから上司に「おい!売上が減っているぞ!」と怒られる。

こっちからすれば、「うるせえ!市場が衰退してるから仕方ないだろ!」と反論してやりたいところですよね。

 

下りのエスカレーターに乗っている状態

「転職の思考法」という書籍で、衰退業界に身を置くことを「下りのエスカレーターに乗っている状態」と表現されていました。

まさにこれですね。乗っているだけでどんどん売上が落ちていってしまうのです。

 

仕事を通して幸せな顔を間近で見ることができる

一方で、ブライダル業界はやりがいのある仕事です。

「結婚式をするのが夢だった」と答える人も多いほど、結婚式は特別なもの。

そんな特別なイベントに寄り添い、成功させることには、かけがえないやりがいを感じます。

 

衰退業界ではあるものの、こうした個人の幸せに寄り添う仕事ってあまりないので、個人的には大好きな業界ですね。

 

10位:派遣業界

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ブラック業界ランキング、第10位は「派遣業界」です。

人を扱う事業がゆえに苦労も多く、そこまで儲からないビジネスモデルなので待遇も良くない傾向にあります。

 

儲かっている会社との差が激しい

ちなみに人材派遣業界は、本当に儲かっている会社と儲かっていない会社の差が激しいです。

トップのリクルートは平均年収が962万円*。

一方で、別の人材会社は平均年収が353万円*でした。

参考:業界動向サーチ「人材派遣業界

 

また人材派遣業界は、個人事業主が運営している小さいところも多い。

そういった小規模の会社だと、待遇がめちゃくちゃに悪い可能性が高いでしょう。

 

11位:投資用不動産業界

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業界 3年後離職率(平成28年度)
不動産業界 34.2%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」 

 

ブラック業界ランキング、第11位は「投資用不動産業界」です。

投資用不動産業界の営業職は、完全に成果報酬制のところも多く、成果を出せば待遇は良い反面、成果を出さないと恐ろしく低い待遇になる業界ですね。

 

個人相手の仕事なので激務化しやすい

更に詳しく話すと、投資用不動産の営業が相手にするのは個人です。

個人に対して、「家を買って家賃収入を得ましょう」「将来価値が上がる物件だから買いましょう」という営業をかける。

 

想像しただけでめちゃくちゃ大変な営業だということが分かります。

見込み客を探し、何度も何度も話をするが、それでも買ってもらえない。

買ってもらえないと給料に直結してメンタルがやられてしまう。

 

このように仕事の大変さを事前にイメージすることは非常に重要ですよ。

(もちろんここで説明した働き方や営業の仕方は企業によって異なることは補足しておきます)

 

成果を出せれば良い待遇が受けられる

何事もリスクがあれば、大きなリターンもあります。

「成果報酬」ということは、成果を出せばそれだけのリターンが得られるということであり、成果を出せるという自信のある人、実績のある人にとっては素晴らしい仕事である可能性もありますよ!

 

12位:娯楽業界(映画館やパチンコなど)

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業界 3年後離職率(平成28年度)
生活関連サービス業、娯楽業界 46.6%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」 

 

ブラック業界ランキング、第12位は「娯楽業界」です。

生活関連サービス業・娯楽業はめちゃくちゃ多くの業態を含みますが、3年後離職率は46.6%と非常に高い数字となっています。

 

労働環境に関して言うと、「モラルの低いお客さんが多い」という特徴があります。

クレーム対応が苦手な人や、態度の悪いお客さんへの対応が苦手な人にとっては働きにくい環境である可能性もあります。

 

13位:引っ越し業界

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ブラック業界ランキング、第13位は「引っ越し業界」です。

引っ越しは利益がそこまで大きくないので、儲かりにくい事業です。

それにも関わらず、作業員のミスによってクレームが入りやすい事業でもあります。

 

給料もかなり低い

引っ越し業界の大手である「サカイ引越しセンター」の平均年収は437万円*。

*参考:サカイ引越センター「有価証券報告書

大手でさえも日本人全体の平均年収よりも低いってことは、要するに儲からない業界であるということでしょう。

 

長時間労働・有給が取れない・休日取得ができない

実際に引っ越し業界にいた方が書かれている「極論、引越し会社はブラックなのか?長年引越し屋にいた管理人が内情を暴露します」という記事が参考になります。

 

長時間労働かつ、有給が取れない。そして休日の取得もしにくい。

多くの引っ越し会社がこの条件に当てはまるとのことですね。

 

ですが、引っ越し屋さんがいなければ本当に困りますよね。

生活を支えている業界の1つなので、大変ではありますが、お客さんからのありがとうが直接聞ける業界だと言えます。

 

14位:証券業界

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ブラック業界ランキング、第14位は「証券業界」です。

体育会系社員が多く、ノルマが厳しい傾向にある業界です。

(よって体育会系のノリや厳しさが苦手な人には特におすすめできません)

 

ノルマ達成へのプレッシャーが厳しい

証券会社はとにかくノルマ達成へのプレッシャーが激しいとのこと。

また友人や知人にも営業をかける必要がある企業も多く、友人を失いかねません。

 

体育会系の社員が多い

証券会社は体育会系の社員が多く、ノルマ達成をひどく強要してくる上司の元に付くとメンタルをやられる可能性が大ですね。

よって体育会系のノリが苦手な人は避けたほうが良いかもしれません。

 

実績を出せばリターンが大きい業界の1つ

一方で、証券業界は実績が出せれば、その分リターンのある業界でもあります。

企業によっては成果報酬の体型をとっているところも多く、入社してからすぐに実績を出すことで早い昇進を狙うこともできます。

このように実力を試したいような肉食系の人に向いている業界だと僕は考えています。

 

15位:IT業界(ベンチャー)

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ブラック業界ランキング、第15位は「IT業界(ベンチャー)」です。

IT業界はとにかく参入障壁が低く、競争が激しいので、企業ごとに勝ち負けの差が激しい業界です。

 

ベンチャー企業は激務化しやすい

先ほど言ったとおりで、IT業界は競争がとにかく激しい。

そしてベンチャー企業となれば、長時間労働で社員をフル活用しないと利益を出せない可能性が高いですよね。

 

またベンチャーだと売上が全然出ていないところも多い。

よって給料が低くなります。

 

将来起業したい人には向いている

一方でITベンチャー企業は、将来起業したい人には向いています。

「参入障壁が低い」というのは、つまり起業しやすい業界ということでもあるので、IT業界ベンチャーにて業務を学び、専門性を付けることで将来の起業に活かすことは可能ですよね。

 

16位:広告代理店業界

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ブラック業界ランキング、第16位は「広告代理店業界」です。

広告代理店は以前、電通に新卒で入社した女性が自殺してしまったりとブラックな印象が非常に強いですよね。

一方で年収は高い傾向にあるので、一概にはブラックとも言い切れない業界です。

 

クライアントありきの仕事である

まず広告代理店の仕事は、クライアント(顧客)ありきです。

例えばA社がテレビCMを打ちたいと依頼してきたら、A社から何を言われようがお客様なので「はいはい」と聞かないといけません。

 

更には、なんとしてでも締め切りまでにやり切る必要があります。

テレビCMを打ったり、何をするにも「絶対にこの日まで」という締切が広告代理店は特に厳しい。

だから長時間労働になりやすいし、投げ出すこともできない。

こういった事業構造からブラック化しやすいんですね。

 

体育会系の社員が多い

広告代理店に勤めている知り合いが数人いますが、全員が「体育会系の人が多い」と言います。

コピーライターさんなどは比較的おとなしい方も多いみたいですが、営業となると体育会系ばかりでめちゃくちゃ厳しいそう。

 

ここは企業によって大きく異なる部分なので、入社を検討している企業があれば、事前に現場の社員さんから話を聞く機会をもらいましょう。

 

17位:保険業界

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業界 3年後離職率(平成28年度)
金融・保険業界 23.0%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」 

 

ブラック業界ランキング、第17位は「保険業界」です。

特に、生命保険の営業職は長時間労働になりやすい。

お客さんが個人なので、1日にいかに多くの人に会うかが成績を上げるポイントになりますよね。

 

平日なら一般人は基本夜しか空いていません。

ということは、夜遅くまで仕事をしないといけないってことになりますからね。

 

金融・保険業界というくくりで見ると、3年後離職率は23%と低いです。

しかし、生命保険の営業は長時間労働でキツイ仕事なので、離職率はこれよりも圧倒的に高い数字になっていることが予想できます。

 

18位:自動車販売業界

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ブラック業界ランキング、第18位は「自動車販売業界」です。

自動車販売の営業は、一部歩合制なところがあるので売れば高給。売れないと低給。

また土日休みでなければ、祝日やGWも仕事です。

休みの管理も厳しいですね。

 

販売ノルマが非常に厳しい

自動車販売の営業はノルマが厳しいことでも有名です。

ノルマを達成しなかったら、自腹で車を乗り換えさせられたりするところもあるそう。

また自分だけでなく、家族にも販売を強制させられることもあるみたい...。

 

しかし逆を言えば、売れる営業マンにとっては良い環境でもあります。

歩合制により、売れば給料も上がっていくからです。

営業に自信があるタイプの人には向いている業界とも言えますよね。

 

19位:金融業界(銀行の個人営業)

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業界 3年後離職率(平成28年度)
金融・保険業界 23.0%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」 

 

ブラック業界ランキング、第19位は「金融業界」です。

金融業界全体として見ると、支店は残業もなくそこまでブラックではありません。

しかし、銀行の営業マンとなると話が変わってきます。

 

個人への営業がブラック化しやすい

銀行の営業は「個人向け」と「法人向け」に分かれます。

法人相手だと、相手も会社員として比較的、丁寧に対応してくれます。

一方で個人相手だと、全然アポイントが取れなかったり、話を聞いてくれなかったりと雑な対応をされやすいんですよね。

 

個人に対して投資信託や保険などを売れないだけなら良いですが、しっかりとノルマが与えられます。

ノルマを達成しないと詰められることも多くブラックだと感じる人も多いです。

 

20位:建設業界

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業界 3年後離職率(平成28年度)
建設業界 27.8%

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」 

 

ブラック業界ランキング、第20位は「建設業界」です。

大手の建設会社ならまだ良いですが、中小の建設会社はブラックも多い。

その理由を見ていきましょう!

 

中小の建設会社は下請けの下請けの下請けの・・・

中小の建設会社は、大手の建設会社の下請けの下請けの下請け・・・みたいな感じで仕事を受けることが多いそうです。

下請けになればなるほど、当然ですが報酬は下がっていきます。

 

その結果どうなるのか?

とにかく儲からない。

儲からなければ給料は低いですし、経営者は社員を酷使するしかありません。

 

個人的には建設業界に入社するなら大手をおすすめしますね。

上記の理由から中小の建設会社はブラック企業が本当に多いようで。

 

達成感のある仕事である

一方で建設業界の仕事は大きな達成感があります。

建物が実際に建つのを体感できるため、仕事に対するやりがいは大きい。

また経済を支えているという実感もありますよね。

 

ここまでブラック企業が増えてしまいがちな業界を紹介してきました。

どこも利益が出にくい事業構造や、お客さんのモラルの低さが挙げられます。

ですが、どの業界も欠かせないやりがいのある仕事・業界であることは間違いありません。
メリットとデメリットの両側面を見て判断することが重要ですね!

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必読記事①:エントリー数を確保するための“ホワイト企業の探し方“の最適解

必読記事②:マンガで分かる自己分析のやり方【徹底的に自己理解が深まる】 

必読記事③:面接頻出質問42問【就活マンが考えた回答例もすべて共有】

 

これまで書いてきた1000記事の中でも、この3記事は最も就活をうまくいかせるのに重要な記事だから絶対に読み込んでくださいね!

その他のブラック業界まとめ

 

ここまで僕が考えるブラック業界を1〜20位まで紹介しました。

何度も言うように、ブラック業界かどうかは個人の価値観によって決まります。

 

大事なことは、「自分にとってどんな要素があるとブラックだと感じるのか」を明確化しておくこと。

それをまずは自己分析によって深堀りしておきましょう。

(具体的な自己分析のやり方に関しては「マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】」の記事で徹底解説しています)

 

ここでは、1〜20位で紹介した業界に加えて、ブラック業界だと言われている業界をまとめてみました。

 

大事なことは「その業界が本当にブラックなのか?」よりも、「自分がエントリーした企業が自分にとってのブラック企業ではないか?」です。

口コミサイトなども駆使して、しっかりと調べてくださいね。

 

【その他のブラック業界だと言われがちな業界まとめ】

物流業界、医療業界のMR職、コンサルタント業界、マスコミ業界、保育業界、ITベンチャーのブログラミング職

 

ブラック業界に属するすべての企業がブラック企業というわけじゃないです!もちろんホワイト業界の中にもブラック企業はたくさんある。

大事なことは、自分にとってのブラック企業の定義を明確化し、1社1社それに当てはまらないかを確認していくことですよ!

ブラック業界・企業を避けるための施策まとめ

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ここまでブラック業界について紹介していきました。

ブラック業界について考える上で重要なことは、「どうやったらブラック企業を見極めて避けることができるのか?」ということですね。

 

ブラック企業を避けるための具体的な施策をここでは2つ紹介します。

 

【ブラック企業を避けるための具体的な施策】

  1. 口コミサイトに目を通す
  2. 求人サイトで求人の絞り込みをおこなう
  3. OB訪問をして社員さんに話を聞く

 

①口コミサイトに目を通す

 

まず最も手軽にブラック企業を見極める方法は口コミサイトの活用です。

口コミサイトは、現役の社員さんやOBが書き込んだその会社の口コミが無料で見られるサイトのことを指します。

 

【おすすめの口コミサイト】

エンライトハウス(旧カイシャの評判)

Openwork

 

2大大手のサイトで、どちらも全ての口コミを見るためには無料の会員登録が必要です。

ですが、口コミ情報はめちゃくちゃ参考になるのでぜひ活用しましょう!

 

口コミが全て正しいとは限らない

口コミサイトを利用する上で重要な視点は、すべての口コミが正しいとは限らないこと。

その口コミを投稿した人が全然仕事ができなかっただけとか、その人が人間関係に不満があっただけなど様々です。

 

「口コミ=主観」なので、その点に注意した上で、口コミ全体を見て「ブラックじゃなさそうだな」と判断するのがおすすめですね!

 

②求人サイトで求人の絞り込みをおこなう

 

次に求人検索時のテクニックを共有しておきます。

大手求人サイトは、意外にも「求人の絞り込み」が充実しているんですよね。

 

例えばマイナビの場合、新卒入社3年後の定着率、残業時間、有給休暇の平均取得日数、育休取得率90%以上などの働きやすさの要因となる条件を指定することができます。

 

定着率なら70%、残業時間なら25時間、有給休暇の平均取得日数なら10日あたりが日本企業の平均値になってくるので、これらを指定するとブラック企業を避けて求人検索することができますよ。

 

 

③OB訪問をして社員さんに話を聞く

 

ここまで紹介した2つの施策は重要ですが、やっぱり「現在働いている人からの話」が一番参考になります。

OB訪問をすることで現役の社員さんに話を聞くのは効果的ですね!

 

手間がかかるので“内々定を取ってから”がおすすめ

OB訪問はめちゃくちゃ労力がかかりますよね。

アポを取って、実際に会って、お礼メールを送ってと大変です。

よってOB訪問をしてガッツリ内情を聞くのは、内々定を取って「実際に入社しようか考えている企業」に対してがおすすめ!

 

OB訪問をしたところで、そこから内定が取れないと意味がないですから。

OB訪問に役立つサイトやアプリは下記の記事でまとめているので、参考に!

 

 

ここで紹介した3つの施策は、どれか1つ実施すれば100%ブラック企業を避けることができるというものではありません。

しかし1つでも多く実施すればブラック企業を避けられる確率が大幅に上がることは間違いないです。

僕がおすすめするホワイト業界【12選】

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今回、ブラック業界を解説するにあたって同時に「ホワイト業界」もまとめました。

僕がおすすめするホワイト業界15選と、ホワイト企業の特徴に関する記事を用意してあります。

 

ブラック業界、そしてホワイト業界の両面を見ることで「なぜホワイト企業が多いのか?」「ブラック業界とは何が違うのか?」といった視点を持つことができます。

ぜひ少しでも参考になると嬉しいです。

 

【僕が考えるホワイト業界一覧】

  1. 食品業界
  2. 化学業界
  3. インフラ業界
  4. 航空業界
  5. 海運業界
  6. 種苗業界
  7. 医薬品業界
  8. 鉱業業界
  9. 金融業界
  10. 自動車業界
  11. 総合商社業界
  12. 地方公務員
  13. 私立大学職員
  14. 独立行政法人
  15. 団体(農業協同組合など)

 

ちなみに「ホワイト企業」という言葉は実は明確な定義はありません。

一般的には離職率が低くて働きやすい会社=ホワイト企業という認識が広がっていますが、明確な定義はないんですよね。

 

よってホワイト企業について考える上で重要なことは、「自分にとってのホワイト企業の定義」を明確化することに尽きます。

 

僕の場合は、残業時間・年間休日・離職率の3条件を特に重要視していました。

残業時間が短く(月に25時間以内)かつ年間休日がしっかりと確保されている(年間休日120日以上)、そして離職率が低い企業は働きやすい可能性が高いと考えたからです。

 

この3条件のうち1つでも悪い条件だと、僕はそこをホワイト企業だとは考えません。

このように自分なりにホワイト企業の定義を明確化させつつ、ホワイト企業が多いホワイト業界がどこなのか、ぜひ記事を通して把握してもらえると嬉しいです!

 

ホワイト業界の詳しい解説はこちら!

▼ホワイト業界まとめ

» 【ホワイト業界15選】僕がおすすめするホワイト業界を紹介!

 

▼ホワイト企業の特徴まとめ

» 【ホワイト企業の特徴15選】僕が参考にした「見分ける視点」を共有!

 

【補足】ブラック業界に属するホワイト企業は狙い目

 

ここまでブラック業界とホワイト業界を共有してきました。

こうして見ると、多くの人が「ホワイト業界に就職したい」と思いますよね。

 

だからこそ、ホワイト業界に属する企業は倍率が高くなります。

それゆえに就職する難易度が高くなります。

 

そんな中、ブラック業界の中にもホワイト企業はたくさん存在します。

実際、建築業界に属するホワイト企業の方に話を聞いたのですが、「建築業界にブラックな印象があるからなかなか人が集まらない」と言っていました。

 

このように求職者からのイメージの悪い業界は、倍率が低くなるので、こうした業界の中にあるホワイト企業を狙うのは非常に良い戦略だと僕は考えています。

 

業界研究をすることは重要です。

ですが、あくまで最も重要なことは「企業単位」で見ること。

ホワイト業界として紹介した食品業界の中にも、恐ろしくブラックな企業もたくさんあります。

 

よってこの記事を読んだ時に、「なるほど!これらの業界がブラック業界なんだ!やめておこう」と安易に考えるのではなく、「この業界は求職者からの人気がないから倍率も低いだろう。その中でホワイト企業を探すのは有効かもしれない」と一歩踏み込んで考察したり、キャリア戦略を練ることが非常に重要です!

 

なるほど!あくまで業界は「傾向」であって、ホワイト企業かブラック企業かどうかは1社単位で見ていく必要があるんですね。

そうだよ。「◯◯業界の企業だからホワイト企業だろう」みたいな安易な考えで、適当に企業選びしてしまうと入社してからのギャップに苦しむことになるからね。

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました! 

 

今回は僕が考えるブラック業界を共有しましたが、何度も伝えているとおりで、「◯◯業界だからブラック企業だ」とはなりません。

 

あくまでブラック業界とは、「その業界は業界の構造的にブラック企業が多くなりがち」という指標に過ぎない。

 

大事なことは「なぜその業界にはブラック企業が多いのか?」という理由を考え、「どうすればブラック企業を避けることができるのか?自分にできることは何か?」を考えること。

 

今回の記事が少しでもその役に立てば嬉しい限りです。

(1人でも幸せになれる人が増えれば、毎日スタバに1人で通って記事を書き続け、週末は1人映画と漫画を読むだけのつまらない僕の人生も報われます...笑)

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょうか。

 

【本記事の要点】

  • ブラック企業とは「社員を大切にしない企業」だと定義することができる。それゆえに社員さんが鬱になってしまうような労働環境も容認し続けてしまっている。
  • ブラック業界とは、業界の構造ゆえにブラック企業が多くなりがちな業界のことを指す。
  • 僕が考えるブラック業界は「飲食業界、運送業界(トラックやタクシー運転手)、宿泊業界(ホテルや旅館)教育・学習支援業界(塾など)、介護業界、美容師業界、営業代行業界、小売業界(スーパー・デパート・アパレルなど)、ブライダル業界、派遣業界、投資用不動産業界、娯楽業界(映画館やパチンコなど)、引っ越し業界、証券業界、IT業界(ベンチャー)、広告代理店業界、保険業界、自動車販売業界、金融業界(銀行の個人営業)、建設業界」です。

 

今回の記事が少しでもあなたの就活の役に立ったのなら幸せです。

就活攻略論には他にも、僕が4年に渡って書き続けた1000の記事があります。

ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです\(^o^)/