就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今回は「ベンチャー企業の定義」について、詳しく解説します!
案外、大企業・中小企業・ベンチャー企業の違いを説明できない人は多いと思います。
就活で難しいのは企業選びです。
自分にとって「ベンチャー企業は合うのか」を理解することも重要ですよね。
まずはそのための基盤になるベンチャー企業に関する知識を押さえましょう。
そこで本記事では、ベンチャー企業の定義から中小企業との違い、メガベンチャーとは何かも解説します。
また、就活を7年以上研究して確立した「ベンチャー企業の効率的な探し方」や「ベンチャー企業が向いている人の特徴」まで詳しく解説していきます。
ベンチャー企業への入社も視野に入れている人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
ベンチャー企業ってなんとなくイメージはできるのですが、実際はよくわかっていません…。
今回の記事で、「ベンチャー企業とは何か」について詳しく解説していくから、ぜひ参考にして。
- 簡単に言うとベンチャー企業とはどんな企業?
- 「ベンチャー企業と中小企業の違い」を簡単に解説
- 「メガベンチャー」とは何かを簡単に解説【企業例も紹介】
- ベンチャー企業の求人の探し方
- ベンチャー企業に入社したいなら「早期内定」を狙おう
- ベンチャー企業に入社するメリット・デメリット
- ベンチャー企業が向いている人の特徴
- 【補足】日本のベンチャー企業の例
- ベンチャー企業に関するよくある質問
- 本記事の要点まとめ
簡単に言うとベンチャー企業とはどんな企業?
実は、ベンチャー企業にハッキリとした定義はありません。
ただ一般的には、以下を満たす企業をベンチャー企業と呼ぶことが多いです。
- 設立から5年ほどの若い企業である
- 成功した時に収益が爆発的に伸びるような事業であること
- 新技術や高度な知識を軸として新事業を手がけている会社
(これまでにない革新的な技術やビジネスモデルであること)
この3つの特徴を踏まえて、簡単にベンチャー企業とは何かを定義するとこうなります。
【簡単に言うとベンチャー企業とは何か?】
設立から5年ほどの若い企業で、成功した時に収益が爆発的に伸びるような新技術や高度な知識を軸にした新事業を手掛ける企業のこと
ベンチャー企業に明確な定義はないため、これが正解ではありません。
設立から5年以上たつ企業でも、ベンチャー企業と呼ぶことは多いですからね。
ですが、ベンチャー企業の1つの定義として押さえておくと良いですよ!
では上記で紹介した3つの特徴を簡単に見ていきましょう。
特徴① 設立から5年ほどの若い企業である
まず設立してから5年以内がベンチャー企業の1つの目安です。
どれだけ革新的な技術で事業を展開していようが、設立してから20年の企業をベンチャー企業とは呼ばないですね。
特徴② 成功した時に収益が爆発的に伸びるような事業であること
次にベンチャー企業の特徴としては、最初赤字で成功したら思いっきり収益が伸びるような事業を展開するという特徴があります。
図で示すと以下のような収益を示します。
特徴③ 新技術や高度な知識を軸として新事業を手がけている会社
ベンチャー企業と呼ばれるためには、新技術や高度な知識を軸とした新事業を手掛けている必要があります。
ここが中小企業との大きな違いですね。
中小企業はもともとあるビジネスモデルを展開する企業となります。
ここまででベンチャー企業の定義について説明しましたが、「新卒でベンチャーに入るのってアリなのかな?」と疑問に思う人もいるでしょう。
そこで、別記事でベンチャー企業への新卒入社について詳しく解説しました。
ベンチャー企業への入社を考えている就活生は、ぜひ読んでみてください。
これら3つを満たす企業を、一般的にベンチャー企業と呼ぶと覚えておこう!
なるほど!設立してすぐの企業をベンチャー企業と呼ぶわけじゃないんですね。
「ベンチャー企業と中小企業の違い」を簡単に解説
ベンチャー企業と中小企業の大きな違いは「定義があるかないか」です。
中小企業は、経済産業省・中小企業庁によって「中小企業の定義」が定められています。
業種分類 | 中小企業基本法の定義 |
製造業その他 | 資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人 |
卸売業 | 資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人 |
小売業 | 資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人 |
サービス業 | 資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人 |
出典:中小企業庁「中小企業・小規模企業者の定義」
要するに、中小企業は「資本金と従業員数」を基準として定められている。
中小企業の中で、ベンチャー企業の特徴を含んだ企業を「ベンチャー企業」と呼んでいるってことですね。
「ベンチャー企業」と混同されやすい言葉
ベンチャー企業と中小企業が間違えられやすいように、その他にも混同されやすい言葉が存在します。
ここではベンチャー企業と似ている3つの言葉について解説しておきますね。
スタートアップ企業
スタートアップ企業とは企業形態を示す言葉ではなく、新たなビジネスモデルを開発する企業で、市場を新規開拓することやその概念を示します。
ジョイントベンチャー
ジョイントベンチャーとは合弁企業とも呼ばれ、複数の企業が互いに出資し合い、新たな会社を立ち上げて新規事業を行うことを示します。
その他にも「既存の企業の株式を買収し、既存の株主や経営陣とともに経営をする」というどちらかの形態で展開されます。
社内ベンチャー
社内ベンチャーとは、企業が新商品や新事業を創り出すために独立した組織のことを示します。
社内ベンチャーは基本的に、大手企業の新規事業を開発する目的で創り出されます。
そのため会社というよりは、「会社の中の一つの組織」と言った方が近いかもしれません。
中小企業やスタートアップとの違いがわからなかったので、勉強になりました!
似たイメージがある人が多いと思うけど、実際には上記のような違いがあるから知識として覚えておいてね。
「メガベンチャー」とは何かを簡単に解説【企業例も紹介】
ベンチャーの中には、「メガベンチャー」と呼ばれる企業も存在します。
メガベンチャーとは「大企業へ成長したベンチャー企業」のこと。
ベンチャーと同じく、メガベンチャーにもはっきりとした定義はありません。
ただ、大企業のように従業員が100名以上いたり、資本金が5,000万以上あるベンチャー企業は「メガベンチャー」と呼ばれることが多いです。
メガベンチャーと呼ばれる企業一覧
メガベンチャーの定義をお伝えしましたが、なんとなくわかりづらいなという人も多いでしょう。
そこで、イメージしやすいように、メガベンチャーと呼ばれている企業をいくつかご紹介しますね。
【メガベンチャー企業一覧】
- リクルートホールディングス
- サイバーエージェント
- メルカリ
- 楽天
- ディー・エヌ・エー
- グリー
- ミクシィ
上記のように知名度の高いメガベンチャー企業は多くあります。
以下の記事で、代表的なメガベンチャーの詳細や、売上・平均年収のランキングをまとめているので、気になる方はぜひ読んでみてください!
メガベンチャーはどこも有名な企業ばかりですね!
大企業といえるほどのベンチャー企業だからね。メガベンチャーについて知りたい人は、上記の記事をぜひ参考にしてほしい!
ベンチャー企業の求人の探し方
この記事を読んでいる人はベンチャー企業への興味がある人でしょう。
そこでベンチャー企業に入社したい人は必須の探し方を3つ紹介します。
【ベンチャー企業の求人の探し方】
- 就活エージェントに紹介してもらう
- 逆求人サイトを利用する
- 中小規模の合同説明会に参加する
探し方① 就活エージェントに紹介してもらう
まず最もおすすめなのは、就活エージェントに求人を紹介してもらう方法です。
就活エージェントとは、面談で要望を聞いたうえであなたに合った求人を紹介してくれるサービスのこと。
就活エージェントに、ベンチャー企業を志望していることや志望業界・職種を伝えることで、あなたに合うベンチャー企業を紹介してもらえます。
エージェントは企業との繋がりもあるので、ネットで調べるだけではわからないベンチャー企業の情報を教えてもらえるのもメリット。
また、求人を紹介して終わりではなく、内定を獲得できるよう選考対策のサポートもしてくれます。
就活エージェントを通して選考を受けることで、内定獲得率も上がるのでぜひ利用してください。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
探し方② 逆求人サイトを利用する
次におすすめなのは、逆求人サイトを利用する方法。
逆求人サイトとは、プロフィールを登録しておくとあなたに興味をもった企業からスカウトが届く仕組みの求人サイトです。
一般的な求人サイトだと、たくさんの求人の中から気になる企業を見つける必要があります。
しかし逆求人サイトであれば、プロフィールを登録してスカウトが届くのを待っておくだけなので、企業探しをかなり効率化できるんですよね。
また、企業側からアプローチできる逆求人サイトは、はやく人材を確保したいベンチャー企業が多く利用しています。
よって、ベンチャー企業への入社を考えているのであれば利用は必須ですよ!
逆求人サイトの中でもおすすめなのは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
プロフィールは1度作成しそのままコピペで転用すればOKなので、複数のサイトに登録してもそれほど手間はかかりません。
スカウトが届いた企業のなかから、興味のあるベンチャー企業にだけ返信して選考を進めていきましょう。
企業はプロフィールを読んだうえでスカウトを送ってきているので、適性がある企業の確率が高い。
自分に合うベンチャー企業と出会いたい人は、1通でも多くのスカウトをもらうためにもぜひ早めに利用を開始してくださいね!
探し方③ 中小規模の合同説明会に参加する
3つ目は、中小規模の合同説明会に参加する方法です。
マイナビやリクナビが行う大規模な合同説明会とちがって、数十人の就活生と数社の企業で行われます。
規模が小さいぶん、企業の人事と直接話せる機会などもあり、社風を掴みやすいのがメリットです。
説明会のなかで良い印象を残せれば、企業から直接その場でスカウトをもらうこともあります。
僕は就活生時代に、「ミーツカンパニー」 に2回参加しました。
その結果、2社から内定をもらえたんですよね!
内定獲得にも近づける可能性があるイベントなので、参加しないと損ですよ。
最近はオンラインでも開催されているため、参加できる日程がないかぜひチェックしてみてくださいね!
【ミーツカンパニーの参加方法】
- 「ミーツカンパニー公式サイト」 にアクセス
- 30秒無料エントリーをクリックし、参加できるイベントを選択
- メールの案内に従って、当日イベントに参加
ちなみに、ここまででご紹介した3つ以外にも、ベンチャー企業の求人を探す方法があります。
以下の記事でまとめましたので、より多くの求人の探し方を知っておきたいという人は、合わせて読んでおいてください!
3つとも、ベンチャー企業と最初から出会える方法ですね!
そのとおり!多くの求人からベンチャー企業を探すのではなく、上記の方法で「ベンチャー企業の中から自分に合う企業を見つける」のが就活をスピーディに進めるコツだよ!
ベンチャー企業に入社したいなら「早期内定」を狙おう
ベンチャー企業を視野に入れている就活生は、「早期内定」を狙うのがおすすめです!
ベンチャー企業は採用にかけられるコストに限りがあります。
そのため、大企業よりもはやいうちに優秀な人材を確保しようと、早期から選考を行っていることが多いんですよね。
はやいところだと、大学3年の12月頃から内定を出しはじめるベンチャー企業もあります。
早期内定を獲得しておくことで、心に圧倒的な余裕ができます。
心の余裕があると、他の企業の選考でも自信のある立ち振る舞いができ、印象も良い。
逆に内定がなく焦った状態だと、自信のなさが伝わり余計にマイナスな印象を与えてしまうこともあります。
また、先にベンチャー企業の内定を獲得しておくと、そのあとに選考を受ける大企業との比較が可能。
しっかり比較して検討したうえで、最終的に自分が納得できる就職先を決められます。
ベンチャー企業への入社も考えている人は、ぜひ早期内定を狙いにいきましょう!
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ベンチャー企業は早期選考を行っているところが多いんですね!
そうなんだ。ベンチャー企業への入社を考えているなら、早期内定を狙って早くから動き出すことが重要だよ!
ベンチャー企業に入社するメリット・デメリット
大企業と違うベンチャー企業のメリット・デメリットを共有します。
ベンチャー企業への入社を考えている人は、良い面も悪い面も知ったうえで検討してくださいね。
ベンチャー企業に入社するメリット
まずベンチャー企業の良い面を見ていきましょう。
ベンチャー企業に入社するメリットとしては、以下の点が挙げられます。
【ベンチャー企業に入社するメリット】
- 幅広い業務経験が積める
- 実力を評価してもらえる
- 若いうちから出世できる可能性がある
- 経営者や役員との距離が近い
- 起業や副業に活かせるスキルを身につけられる
どれも大企業では得られないメリットです。
ベンチャー企業に就職することで得られるメリットは、「【ベンチャー企業に就職するメリット10選】ベンチャーに就活・転職すると何が良い? 」でもっと詳しく解説しているのでぜひこちらも参考にしてください!
ベンチャー企業に入社するデメリット
次に、デメリットについても見ていきましょう。
ベンチャー企業に入社するデメリットとしては、以下の点が挙げられます。
【ベンチャー企業に入社するデメリット】
- 倒産する可能性が高い
- 給料が安い可能性がある
- 長時間労働になりやすい
- 研修制度が薄い
- 1人あたりの業務量が多い
ベンチャー企業ならではのデメリットと言えますね。
デメリットについては、以下の記事でまとめましたので参考にしてください。
メリット・デメリットどちらも知ったうえで、ベンチャー企業に入社したいのかじっくり考えてみてくださいね。
ベンチャー企業も大企業も、それぞれ違ったメリット・デメリットがありますよね。
そのとおり。メリット・デメリットを知って「自分はベンチャー企業が向いているのかな?」と一度考えてみるといいね。
ベンチャー企業が向いている人の特徴
どんな人がベンチャー企業に向いているのか、その特徴を共有していきますね!
以下に当てはまる人はベンチャー企業で働くのが向いているでしょう。
【ベンチャー企業が向いている人の特徴】
- 将来、起業したいと考えている
- 結果を出した分だけ評価してほしい
- 若いうちにどんどん出世していきたい
- 自ら積極的に学ぶ意欲がある
特徴① 将来、起業したいと考えている
将来は起業したいと考えている人は、ベンチャー企業で働くのがぴったりですね。
設立して間もないベンチャー企業では、事業の立ち上げから学ぶことができます。
大企業だと、すでに事業が出来上がっているので、どのように事業を大きくしていくのか学ぶことはできません。
しかし、ベンチャー企業であれば、働きながら事業を軌道に乗せる方法を学ぶことができるのです。
ベンチャー企業で身につけた知識やスキルは、そのまま起業するときに活かせるんですよね。
将来は起業したいと考えている人は、ベンチャー企業で働くのに向いているでしょう。
特徴② 結果を出した分だけ評価してほしい
結果を出した分だけ評価してほしいという人にも、ベンチャー企業は向いています。
大企業だと、まだまだ年功序列の風潮がある企業も少なくありません。
どれだけがんばっても、がんばらなくても評価が大きく変わらないこともあります。
安定した環境で働きたい人には大企業は向いているでしょう。
一方でベンチャー企業の場合は、設立したばかりということもあって、評価基準が「成果」の場合が多いんですよね。
結果を出した分だけ評価してもらえるということです。
がんばって結果を出した分はしっかり評価してほしいという人は、ベンチャー企業が向いているでしょう。
特徴③ 若いうちにどんどん出世していきたい
若いうちにどんどん出世していきたい人も、ベンチャー企業が向いています。
大企業だと、部長や課長クラスで40代、50代の人も多いです。
しかし、ベンチャー企業の場合は結果を出して評価されれば、20代で役員になることも可能!
大企業だと上り詰めるまでに30年近くかかるのに比べ、ベンチャー企業だとがんばり次第でどんどん出世していけるのです。
若いうちに出世したいという上昇志向の強い人は、ベンチャー企業で働くのが向いています。
特徴④ 自ら積極的に学ぶ意欲がある
ベンチャー企業で働くのであれば、自ら積極的に学べるかどうかも大事です。
なぜなら、ベンチャー企業では時間や人手が足りず、研修制度が整っていないことが多いから。
研修がほぼなく、実践を通して学んでいくベンチャー企業は少なくありません。
よって、自ら積極的に仕事に関しての学びを深めていく姿勢が大切なのです。
受け身で教えてもらうのを待っているばかりだと、業務についていけなくなり辛くなってしまうでしょう。
最初はしっかり教えてもらいたいという人は、研修・教育制度が整っている大企業の方が向いています。
仕事において成長意欲が強い人は、ベンチャー企業に向いているんですね!
そうだね!逆に、「安定していたい」「プライベートも大事にしたい」という人は、ベンチャー企業だとつらくなってしまうから大企業の方が向いているね。
【補足】日本のベンチャー企業の例
引用:ベストベンチャー100「トップページ」
ここで、実際にどんなベンチャー企業があるのかをご紹介していきます。
今回は、「ベストベンチャー100」や「Japan Venture Awards(JVA)」に選ばれた企業を例として共有しますね!
【ベンチャー企業の一覧】
- 株式会社AdOps
- iYell株式会社
- M&メディカルリハ株式会社
- REHATCH株式会社
- グリーンモンスター株式会社
- ビジョンズ株式会社
- ランディット株式会社
- 株式会社DUALホールディングス
- 株式会社EgoDiva
- 株式会社ELternal
- 株式会社アクセルスペース
- 株式会社ビビッドガーデン
- アルム株式会社
- MIRAI-LABO株式会社
- 株式会社ミツモア
ベンチャー企業の企業例を見て分かるとおり、知名度が低い企業ばかりです。
事業内容は、Webサービスやコンサルティング、整体院、教育などさまざま。
しかし、ベストベンチャー100やJVAに入賞するような企業は、画期的で高い利益も見込める企業です。
中途採用で即戦力を求める傾向にある企業ばかりですが、「どんな事業を行っているのだろう?」と勉強にもなるので、ぜひ目を通してみてくださいね!
あまり名前を耳にしたことがない企業が多いですね。
大企業と比べるとやっぱり知名度は低い企業が多いよね。ただ、知名度が低いからこそ、競争率も高くない。隠れた優良企業を見つけられれば、内定獲得までも有利に進められるよ。
ベンチャー企業に関するよくある質問
それではこの記事の最後に、ベンチャー企業に関するよくある質問に回答します。
ベンチャー企業への入社を考えている人は、参考にしてください。
【ベンチャー企業についてよくある質問】
- ベンチャー企業は危ない企業が多そうなイメージだが実際は?
- 「ベンチャーキャピタル」という言葉は何か?違いは?
- ブラックなベンチャー企業を見極める方法は?
質問① ベンチャー企業は危ない企業が多そうなイメージだが実際は?
たしかに小さい企業の中には、「社員を雑に扱って労力を搾り取ろう」とする危ない企業も存在します。
これに関しては、ベンチャー企業に限らず、中小企業だろうが大企業だろうがあることですね。
ベンチャー企業に入社するリスクや危ないベンチャー企業の特徴については、別記事でまとめました。
こちらの記事を参考に、求人をしっかりと分析してください。
質問② 「ベンチャーキャピタル」という言葉は何か?違いは?
ベンチャーというと、ベンチャーキャピタルと混同してしまう人もいます。
ですがベンチャーキャピタルとは、「ベンチャー企業などの高い成長が予想される未上場企業に対して、出資を行うための投資会社」のことを指します。
簡単に言うと、ベンチャーキャピタルとは会社に対して出資をする側。
ベンチャー企業は会社から出資を受ける側です。
この2つが混同しないように注意してください。
ただ、ベンチャーキャピタルは未上場企業に投資するだけではなく、「ハンズオン」と呼ばれる経営支援も行います。
投資先が成長できるように様々な経営支援を行い、キャピタリストも一丸となってサポートするのもベンチャーキャピタルとしての仕事です。
質問③ ブラックなベンチャー企業を見極める方法は?
ブラックなベンチャー企業は、以下の方法で見極めることができます。
【ブラックなベンチャー企業の見分け方】
- 口コミサイトをチェックする
- OB訪問をする
- 求人内容を確認する
ベンチャー企業の中にも、ホワイトな企業もあればブラックな企業もあります。
入社後に後悔しないためにも、ブラック企業ではないか必ずチェックしておいてくださいね。
「【ブラック企業の見分け方】"絶対に確認すべき13指標"を解説します!」でブラック企業の特徴をまとめているので、こちらも参考にしてみてください!
ベンチャー企業でも、ホワイトな企業もあれば危ないブラック企業もあるんですね。
大企業だからホワイト、ベンチャー企業だからブラックということはないよ。規模に限らず企業によってさまざまだから、事前にしっかり企業研究をしておこう!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
ベンチャー企業は設立したばかりで、まだまだ不安定な場合が多いです。
しかしそのぶん全員のモチベーションが高かったり、自分自身のスキルアップにつなげることができる企業でもあります。
自分が仕事をする上で、「やりがい」「給与」「安定性」など何を重要視して仕事をしたいか、というところを分析してから選んでくださいね。
「【企業選びの軸】幸福度を高める7つの軸+面接での回答方法!」で企業を選ぶうえで重要な軸の決め方について解説しています。
自分に合った企業を見つけるうえで「企業選びの軸の設定」はかなり重要なので、まだ定まっていない人は一度読んでおいてくださいね。
では最後に、本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- ベンチャー企業に明確な定義はない。
- 一般的には「設立から5年以内・革新的な事業・新技術や高度な知識を軸とした新事業を手掛けている」企業をベンチャー企業と呼ぶことが多い。
- 中小企業は資本金や従業員数の基準がある。ベンチャーと中小企業の違いは「定義があるかないか」。
- メガベンチャーとは、大企業ほどの規模にまで成長したベンチャー企業を指す。
- ベンチャー企業の求人を探すなら「就活エージェント」「逆求人サイト」「中小規模の合同説明会」の利用は必須!
- ベンチャー企業へ入社したいなら「早期内定」を狙うのがおすすめ。
- 将来は起業したい人や若いうちに出世したい人、結果を出した分だけ評価してもらいたい人はベンチャー企業が向いている。