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【就活後半は受かりやすい?】内定をもらいやすい企業の探し方まとめ!

本記事にはPR情報が含まれます。詳細は広告掲載ポリシーをご覧ください。

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就活生や転職者のみなさん、こんにちは!

これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!

 

今回は、”就活後半は受かりやすいのか”について解説してきます。

「春から就活を続けているけど内定がもらえない…」「スタートダッシュに遅れていつの間にか就活後半になってしまった…」

そんな風に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

通常、就活は春から始まるため、時間が経つにつれ焦りや不安が大きくなりますよね。

特に周りの友人や知り合いが既に就活を終えていると、だんだんと余裕もなくなっていくものです。

 

そこで本記事では、就活後半は受かりやすいのかの考察をお伝えしていきますね。

内定をもらいやすい業界や企業、内定を勝ち取るための必須対策を共有します。

内定がない人がこれから就活を行う上で役立つ情報をまとめたので、ぜひ参考にしてください!

 

全然内定がもらえず、これからどうしていくべきなのかわかりません…。

周りとの差が開いていくと、追い詰められたような気持ちになるよね。この記事では後半の就活を効率的に進める方法を解説するから、ぜひ参考にしてほしい。

就活後半は受かりやすいのか?

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まずは、「就活後半は受かりやすいのか」について考察していきます。

就活後半は受かりやすいといわれることがありますが、実際に内定を取れる確率は高くなると考えてよいでしょう。

就活後半が受かりやすい主な理由として、以下が挙げられます。

 

【就活後半が受かりやすい理由】

  • 一次募集に比べて倍率が下がる可能性がある
  • 海外留学帰りなど優秀な人が受けている
  • 企業によっては積極的に採用している
  • 大学の求人票からの応募で有利に進む可能性がある

 

理由① 一次募集に比べて倍率が下がる可能性がある

 

就活後半は、前半よりも倍率が下がる傾向にあり、受かりやすいといわれています。

就活生の多くは、3月からの一次募集(春募集)に合わせて就活を行います。

採用人数は多いですがそのぶん応募者も多くなるため、春採用の倍率は一年の中で最も高いといえるでしょう。

 

一方、7月以降の二次募集の場合、ほとんどの就活生は内定を取り終えており応募者数は減少します

企業は以下のような理由で二次募集を行うため採用人数も限られますが、倍率も一次募集よりも下がる可能性があります。

 

【企業が二次募集を行う理由】

  • 一次募集での採用人数が予定数に満たなかったため
  • 一次募集での内定辞退枠を埋めるため
  • 海外留学帰りの優秀な就活生を獲得するため

 

「倍率が低い=ライバルが少ない」ということなので、学生時代の受賞経験や語学力などの実績やスキルがあれば内定を取りやすいといえるでしょう。

 

理由② 海外留学帰りなど優秀な人が受けている

 

海外留学帰りなど優秀な就活生とって、就活後半は受かりやすいといわれています。

就活後半では、夏に海外大学を卒業した留学帰りの人や公務員志望から民間就職に切り替えた人なども応募します。

 

このような人たちの多くは基礎学力や語学力に長けており、就活後半に採用選考を受ける正当な理由もあります。

そのため企業側から好印象を持たれやすく、内定を取りやすいと感じる場合もあるようです。

 

ただし、「能力に自信がない…」という人も、就活後半での内定獲得を諦める必要はありません。

たとえば就活後半は上記のような高スペックな人材だけでなく、中身のあるユニークな人材が求められている場合もあります。

「これだけは人に負けない」「人にはない経験・エピソードがある」という人は、自分のユニークポイントを整理した上でうまくアピールしてみましょう。

 

 

理由③ 企業によっては積極的に採用している

 

就活後半でも企業によっては積極的に採用しており、受かりやすいといわれています。

たとえば、就活前半で人材を集められなかった知名度の低い企業や中小企業では、就活後半でも積極的に採用活動を行っています。

 

就活がはじまってから大手企業や有名企業など、難易度の高い企業ばかりを受けていた場合、他の会社にも目を向けただけですんなりと内定を得られるかもしれません。

企業のブランド力だけでなく「自分が会社で何をやりたいか」「どんな業界でスキルを磨いていきたいか」など、就活の軸を改めて見直してみましょう。

 

企業が採用活動を行うのは、就活生を落とすためではなく会社にとって良い人材を獲得するためです。

だからこそ、選考の場で「自分が会社にとっていかに有益な人間か」を伝えることを意識してみてくださいね!

 

理由④ 大学の求人票からの応募で有利に進む可能性がある

 

大学の求人票から応募することで、選考が有利に進む可能性もあります。

大学にくる求人票は、就活後半でも募集していることが多いです。

 

求人票が寄せられるということは、「この大学から学生を採用したい」という意思の表れともいえます。

一般的な求人サイトとはちがって、求人を送った大学の学生をターゲットにした求人なので有利になる可能性が高いのです。

 

【超重要】就活生向けの企業選びの最適解

 

ここまで就活後半は受かりやすい理由を紹介してきました。

僕は就活の成功は「自己分析」と「企業選び」の2つが決めると考えているのですが、就活では特に企業選びに迷いますよね。

 

そこで僕が考える企業選びの最適解を図でまとめてみました。

 

エントリーする企業を探す方法としてやっぱり最適なのは「求人サイト+就活エージェント+逆求人サイト」の3本柱ですね。

 

求人サイトは自分で探す一方で、就活エージェントと逆求人サイトは1度登録してしまえば、あとは自動的に企業との繋がりを持つことができます。

 

▼求人サイトのおすすめ

マイナビリクナビホワイト企業ナビ

※マイナビとリクナビは企業数が多すぎるので検索条件で厳しく絞り込むのが重要。

 

▼就活エージェントのおすすめ(※2つ以上利用して合う担当者だけ継続利用)

ミーツカンパニー就活サポートキャリアチケットキャリアパーク就活エージェント

※これらは保有求人数が多くて実績のある大手が運営会社なので利用するならまずは上記あたりが良い。良い担当者にあたると質の高いES添削や面接対策も受けられるので一石三鳥。微妙な担当者は即切りすべき。

 

▼逆求人サイトのおすすめ(※2つ以上利用してスカウト数を増やす)

Offerbox(オファーボックス) ホワイト企業ナビ

※利用企業数の多い就活生向けのトップサイトなのでまずはこの2つを登録、プロフィールはどちらかのをコピペでいける。

 

上記の3本柱で企業との接点を獲得しつつ、気になる企業があれば、必ず口コミサイトでリアルな職場の状況を確認するようにしてください。

(おすすめの口コミサイト:ライトハウスOpenWork

 

そして最後に最も大切なのが、最終面接まで進んだ企業、または内定を獲得した企業に対して「本当にここに入社すべきか」という確認のために、人事以外の社員に話を聞く機会を、人事にお願いして設けるようにしてください。

 

現場の社員さんに話を聞くことで(特に残業時間や人間関係、仕事内容など)、入社後のギャップを減らすことができて、企業選択の精度を大幅に上げることができます!

(正直面倒な作業だけど、入社後のギャップに後から苦しむよりだいぶマシ!)

 

以上の方法を1つの企業選びの軸として、ぜひ運用してみてください!

 

加えて、企業選びと同じぐらい重要な「自己分析のやり方」は下記の記事でマンガで解説しているので絶対に読んで自己理解を深めてください。

(自己理解を深めることが、企業選びと選考対策の精度を上げる基盤なので!)

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

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就活後半に受かりやすい企業の探し方

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次に、就活後半に内定をもらいやすい企業の探し方を説明します。

前章で就活後半は受かりやすいことをお話ししましたが、だからといって工夫もせずに就活を行っていてはなかなか内定は得られません。

 

真っ向勝負もいいですが、就活を有利に進めるためにも以下の方法を試してみてくださいね。

 

【就活後半に内定をもらいやすい企業の探し方】

  • 就活エージェントを利用する
  • 逆求人サイトを利用する
  • 中小規模の合同説明会に参加する
  • 大学の求人票をチェックする
  • 採用人数が多い企業を探す

 

探し方① 就活エージェントを利用する

 

就活後半でも内定がない場合は、就活エージェントを利用すべきです。

就活エージェントとは、面談を元にして自分に合った求人を紹介してくれる無料のサービスです。

 

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内定の獲得まで支援してもらえるので就活の負担が減り、内定ゼロという不安な状態で利用するのにぴったりだと言えます。

 

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僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」

サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。

 

ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。

 

就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。

 

またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。

 

運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。

就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。

 

▼就活エージェント利用者の声

 

もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう

(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)

» ミーツカンパニー就活サポートを利用する

 

探し方② 逆求人サイトを利用する

 

就活後半でも内定がない場合は、逆求人サイトを利用するのもおすすめです。

逆求人サイトとは、プロフィールを入力するだけで企業からオファーがもらえるサービスのこと。

就活生自身がエントリーする必要はないので、就活の効率化にもなります。

 

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プロフィールを見た上でのオファーなので、あなたの強みなどを評価してくれている企業とのマッチングになります。

9月以降であれば企業の採用意欲も非常に高く、オファーの確率も高いのが特徴です。

 

なお、オファーが届いたからといって、絶対にその企業を受けないといけないわけではありません

まずはチャンスを増やすという意味でも、逆求人型サイトには登録しておきましょう!

 

これまで200以上のサイトを見てきた僕がおすすする逆求人サイトは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!

 

 

逆求人サイトを利用することで、「自分と適性が高い企業」と出会えるので、エントリー数を増やしたり企業を探す際には最も効率的です。

(企業側が自分のことを見て判断してくれるから!)

 

ちなみに以下の記事で、”就活後半に利用すべき就活サイト”をご紹介しています。

これまで100以上のサイトを見てきましたが、その中から「僕がいま就活生だったら絶対に利用する5サイト」を厳選しました!

不安や焦りが大きくなりがちな就活後半ですが、以下の記事で紹介している5サイトを使うことで効率的に内定まで近づけますよ。

 

 

探し方③ 中小規模の合同説明会に参加する

 

就活後半では、中小規模の合同説明会に参加して企業と接点をつくるのもおすすめ。

マイナビやリクナビが開催している超大型の合同説明会は1社あたりの説明が15分ほどと短く、企業ホームページと内容が被っていることも多々あります。

 

また、そのような大型の合同説明会は就活後半の時期には開催されません。

そこでおすすめなのが、就活生数十人に対して企業数社といった中小規模の合同説明会です。

なぜなら就活後半の時期に参加しているのは、採用に積極的な企業だけだからです。

 

さらに、1社あたりの説明を詳しく聞けたり、直接人事の人と話したりできるメリットもあります。

 

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ちなみに僕が就活生の時に参加して2社からの内定を獲得したのが「ミーツカンパニー」の合同説明会です。

こちらは現在オンラインでも実施されているため、自宅にいながら採用活動中の企業と出会うことができます。

 

【就活マンが考えるミーツカンパニーのメリット】

  • 就活マンが就活中に2度参加して2社からの内定を獲得している
  • 中小規模のイベントだと参加企業とのコネを作りやすい
  • オンライン参加も可能なので誰もが対象になる
  • 就活エージェントの連携もイベント参加後に検討できる

 

開催頻度が高く、企業担当者とじっくり話した上で選考に進めるので、安心して企業選びもできますよ。

以下のとおり簡単に利用できるので、ぜひ活用してくださいね。

 

【ミーツカンパニーの利用方法】

  1. ミーツカンパニー公式サイト」にアクセスする
  2. 30秒無料エントリーから参加イベントを選んで登録する
  3. メールの案内に沿って当日のイベントに参加する

 

探し方④ 大学の求人票をチェックする

 

就活後半では、大学のキャリアセンターや就職課などにある求人票を活用するのもおすすめです。

マイナビやリクナビといったナビサイト経由の求人は規模が大きく、一次募集で打ち切られていることが大半。

 

しかし大学の求人票からの応募は随時受け付けていることが多く、就活後半でもチャンスをもらえる可能性があります。

中堅企業や中小企業がメインですが、大学OBも多く「隠れ優良企業」なこともあるため一度目を通してみましょう。

 

 

探し方⑤ 採用人数が多い企業を探す

 

就活後半にとにかく内定が欲しいのなら、新卒を大量採用している企業を探すのもおすすめです。

たとえば企業規模が大きい会社はその分採用人数が多く、企業によっては数百人規模で採用するところもあります。

 

また、成長戦略に積極的で今後の事業展開を見据えている企業も、比較的採用人数が多い傾向にあります。

採用人数が多いということはその分チャンスもあるということなので、内定がほしいのであればこのような企業にエントリーしてみるのもよいでしょう。

 

ただし、大量採用の理由が「離職率が高く、定着率が低い」場合は注意が必要です。

せっかく内定を得たとしても、就職後にすぐ辞めてしまっては元も子もないですよね。

最近ではインターネット上で企業のリアルな口コミもチェックできるため、採用選考に入る前にチェックしておきましょう。

 

 

就活後半でも、工夫次第では内定が取れそうですね!

そうだね。特に、就活エージェントや逆求人サイト、中小規模の合同説明会はかなり有効だから、早めの利用開始をおすすめするよ!

就活後半に受かりやすい企業の特徴

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次に、就活後半に受かりやすい企業の特徴について紹介していきます。

就活後半に内定がないとどうしても焦ってしまいがちですが、中には就活後半でも受かりやすい企業があります。

これらの企業は内定獲得の難易度が比較的低いので、必ずチェックしておきましょう。

 

【就活後半に内定をもらいやすい企業の特徴】

  • 秋採用を行っている企業
  • 通年採用を行っている企業
  • 知名度が低い企業
  • 大手のグループ会社
  • BtoB企業
  • ベンチャー企業

 

特徴① 秋採用を行っている企業

 

秋採用であれば、就活後半でも内定をもらえる可能性があります。

秋採用とは、8月〜11月末までの時期の就活を指した言葉です。

 

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企業が秋採用を行う主な理由は「空いている採用枠を埋めるため」です。

一次募集で予定よりも応募者が集まらなかった場合や、内定辞退によって採用枠に空きが出た場合に秋採用を行います。

 

このような説明をすると「秋採用を行っているのは十分な志望者が集まられなかった企業だけ」というマイナスイメージを持ってしまいがち。

ですが、皆が知っているような有名企業や大企業でも秋採用は行われています。

 

とはいえ、秋採用についての情報が充実しているサイトは少なく、どんな企業が秋採用を行っているのか調べにくいのが現状…。

そこで、秋採用実施企業をまとめた「【保存版】秋採用している企業100社を一覧でまとめてみた!新卒向け」を執筆しました!

 

秋採用での企業の探し方から内定を獲得するポイントまで詳しく解説しているので、これから就活を行う方はぜひ参考にしてくださいね。

 

特徴② 通年採用を行っている企業

 

就活後半では、通年採用を行っている企業もチェックしておきましょう。

通年採用とは、年間を通して企業が随時採用活動を行うことをいいます。

 

通年採用はもともと欧米や外資系企業では当たり前に行われてきました。

就活の多様化やグローバル人材獲得に向け、日本でも通年採用を取り入れる企業は年々増加しています。

 

通年採用のメリットとして、就活生は選考準備に時間がかけられ、企業側はさまざまな人材を出会えることが挙げられます。

ただし、企業側はその分シビアな目で就活生の能力を測るようになるため、それなりの対策やスキルは必要です。

 

逆に言えば、能力さえあれば就活時期の不利益を被らずに内定を獲得するチャンスがあります。

実績面やスキル面で自身のある方は、積極的に通年採用を受けるのがおすすめです。

 

 

特徴③ 知名度が低い企業

 

知名度が低い企業も、就活後半に内定をもらいやすくおすすめです。

就活における応募者数は、企業の知名度に大きく影響します。

応募者数が少ないほどライバルが減り倍率が低くなるため、その分受かりやすいといえるでしょう。

 

「知名度の低い企業はなんだか心配…」と思う方もいるでしょうが、離職率が低く給与もいい「隠れ優良企業」は意外と多いもの。

特に、中小企業は知名度がそこまで高くないところが大半なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

おすすめの中小企業は「【就活生向け】おすすめの中小企業を20社まとめてみた!」でもまとめています。

自分にあった中小企業の探し方や選ぶ際のポイントなどもあわせて解説しているので、参考にしてください。

 

特徴④ 大手のグループ会社

 

大手のグループ会社も、比較的受かりやすいといわれています。

グループ会社とは、親会社と関係のある会社のことを指し、「関連会社」と同じような意味合いを持ちます。

 

就活生からの知名度が高い親会社と比べ、グループ会社は名前が知られていないことが多く倍率も低め。

だからこそライバルが少なく、就活後半でも内定をもらいやすいといわれているのです。

 

なお、グループ会社と子会社は似ているようで異なり、子会社とは「50%以上の株式を保有されている会社」のことをいいます。

つまり、実質的な経営権が親会社に委ねられているということです。

とはいえ、親会社に比べて知名度が低いという点には変わりないので、こちらも比較的受かりやすいといえるでしょう。

 

特徴⑤ BtoB企業

 

BtoB企業も、就活後半に受かりやすい企業として挙げられます。

BtoBとは「Business to Business」の略で、企業が企業に対してモノやサービスを提供するビジネスモデルです。

 

一般的に、就活生からの知名度が高いのはBtoC(Business to Consumer)、つまりモノやサービスを直接個人(一般消費者)に提供するビジネスモデルの企業です。

商品を提供するのが我々消費者になるため、日常的に企業名を聞く機会が多く知名度も比例して高くなります。

 

つまり、BtoB企業は業界・企業研究を熱心に行わなければ出会えないことが多く、ライバルが少ない傾向にあります。

とにかく内定が欲しい就活後半では、このようなBtoB企業に狙いを絞って対策を練るのもよいでしょう。

 

特徴⑥ ベンチャー企業

 

ベンチャー企業も、就活後半に内定をもらいやすいといわれています。

一般的に、ベンチャー企業ではなくいかにその人が戦力となるかという点に価値を見出す傾向があります。

企業が求めている人材と自分の特性が合致すれば、採用される可能性は十分にあるといえるでしょう。

 

ベンチャー企業では、人柄やスキルなどに自信があり、将来の展望まで具体的に考えているような芯のある就活生が好まれやすいといわれています。

そのため、選考ではあたりさわりのない内容ではなく、本音をぶつける覚悟で臨み自分の個性を知ってもらうことが重要です。

 

就活生の人柄をきちんと見るために、大企業よりも面接時間が長くじっくりと行われることも多数。

自分自身をきちんと知ってもらうためにも、面接対策には特に力を入れましょう。

 

 

内定をもらいやすい企業には特徴があるのですね。

そうだね。就活後半で不安を抱えている人はまずこれらの企業を受けてみて、1社でも内定を獲得することで安心感が生まれるかもしれないよ。

就活後半に受かりやすい業界

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次に、就活後半に内定をもらいやすい業界について紹介します。

成長中の業界や人手不足の業界は、比較的受かりやすい傾向にあります。

 

「就活後半に内定がなくて焦っている」という人は、以下の業界にも目を向けてみることをおすすめします。

 

【就活後半に内定をもらいやすい業界】

  • IT業界
  • 介護業界
  • 飲食業界
  • 人材業界
  • 不動産業界

 

業界① IT業界

 

近年ますます需要が高まっているIT業界。

中でもSES企業は、内定をもらいやすいといわれています。

 

SESとはシステムエンジニアリングサービスの略称で、客先のオフィスにエンジニアを派遣し(常駐)、技術的なサービスを提供することをいいます。

SES企業は社員を他社に派遣した時点で売り上げになり、業界的にもエンジニア不足であることから受かりやすいのです。

 

ただし、SES企業は年収が上がりづらく、研修が不十分であることもあるそう。

エントリー前に企業の実態はきちんと把握しておきましょう。

 

 

業界② 介護業界

 

介護業界も、内定をもらいやすい業界のひとつです。

高齢化に伴いその需要は近年増々高まっており、内定をもらいやすいという特徴があります。

 

新卒の介護職員は職場で重宝されることが多く、育成に時間をかけることがほとんどです。

また社員数や役職が少ないため昇進も早く、若い内から管理職も十分目指せます。

 

しかし、介護業界は学歴を問わずに働くことができ、給与も他の業界に比べ低いことがほとんどです。

そのため「新卒なのにもったいない」と言われてしまうこともあるでしょう。

業界の実情をしっかりと把握し、納得した上で採用選考に進むことが重要です。

 

業界③ 飲食業界

 

飲食業界も「内定がもらいやすい業界」のイメージがありますよね。

たしかに飲食業界は基本的に人手不足で、内定がもらいやすいという特徴があります。

 

飲食業は大学時代にアルバイトで携わっていた人も多く、経験者であればさらに受かりやすいでしょう。

人へのこまめな気配りができる、人とのコミュニケーションが好きという人にもおすすめです。

 

また、お店の問題点を把握し分析・改善する課題発見力や企画力、リーダーシップなども必要であるため、これらに自信のある方にとってもやりがいのある職場でしょう。

(ブラック企業も多い業界なので、注意が必要ですが!)

 

業界④ 人材業界

 

人材業界も、就活後半に内定がもらいやすいといわれている業界のひとつです。

「人の人生の重要な節目に立ち会える」「人材紹介を通じて企業の発展に貢献できる」などの理由で人気の業界でもあります。

 

人材業界からの内定がもらいやすい背景としては、離職率の高さがあります。

つまり、離職人数が多い分採用人数も多いということですね。

 

企業規模にもよりますが、人材業界は激務なところが多く成果主義の面もあるので、体力がないと続けるのが難しいといわれています。

逆に言えば、結果さえ出せばその分給料や役職も上がりやすいので、能力主義の人にはぴったりの環境です。

 

 

業界⑤ 不動産業界

 

不動産業界も、就活後半に内定をもらいやすいといわれています。

不動産業界も人材業界と同じく、離職率が高いという背景があります。

 

企業によっては、1年目の離職率が60%というところもあるようです。

ただし営業職であれば学歴を問わずに採用しており、「とにかく内定がほしい!」という就活生にとっては大きなチャンスといえるでしょう。

 

不動産業界の営業職も激務かつ成果主義の一面があります。

しかし、活躍している人の中には20代で年収2000万という人もいるほどなので、「根性なら誰にも負けない」という人は視野に入れてみましょう。

 

 

とにかく内定が欲しいなら、業界から選ぶのもありですね!

そうだね。ただ「入社後に長く勤められるか」はとても重要な問題だから、エントリー前に企業の内情はきちんと確認しておこう。

就活後半に内定を取るための対策

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最後に、就活後半に内定を取るための対策について解説します。

就活後半だからこそ、内定を確実にとるためは入念な対策が必要です。

特に押さえておいてほしいのが、以下の4つの項目です。

 

【就活後半に内定を取るための対策】

  • 後半時期に就活をしている理由を明確にしておく
  • 業界・企業研究や自己分析を一層入念に行う
  • 情報にアンテナを張り、すぐ動けるようにしておく
  • たくさんエントリーし就活の場に慣れる

 

対策① 後半時期に就活をしている理由を明確にしておく

 

就活後半でのエントリーの場合、この時期での就活理由は明確に話せるようにしておきましょう。

 

7月以降に採用活動を行っている企業では、3月からの一次募集も行っていることがほとんどです。

そのため、「春にも募集していたのになぜ志望しなかったのか」を企業が疑問に思うのは当然でしょう。

 

まず知っておいてほしいのは、企業は春に志望していなかった就活生を責めているわけではないということです。

企業がこの質問をする目的は、これまでの就活に対するあなたの姿勢と今の考えを知るためです。

 

採用担当者は、その人が就活当初の春にはどのような業界を志望していたのか、どのように就活を進めていたのか、なぜ弊社を志望するに至ったのかを知り、就活生のパーソナリティを理解したいと思っています。

 

そのため、就活に失敗し秋採用を受けることになったとしても、その原因を分析・反省し改善する能力があることをアピールできれば問題ありません。

経緯を説明する際は自分の失敗を認め、その原因を明確に伝えることが重要です。

 

失敗に対して真摯に向き合い行動している姿勢は、企業側からすれば今後の成長を期待でき、好印象に映るでしょう。

 

対策② 業界・企業研究や自己分析を一層入念に行う

 

就活後半では、業界・企業研究や自己分析を一層入念に行いましょう。

春から就活を進めてきたけれどなかなか内定をもらえない人は、これらの事前準備が不十分である可能性があります。

 

採用担当者は、優秀かつ長く働いてくれるような熱意のある人材を採用したいと考えています。

企業からすれば、準備すらできていない就活生に対して「そこまでうちに入りたくないのかな」という印象を抱くのは当然のことですよね。

 

だからこそ「どうしてこの業界・企業で働きたいのか?この仕事においてどのように活躍できるのか」をきちんと伝えられるようにしておきましょう。

ただ自己分析や業界研究、企業研究って面倒だし、どんな風に取り組めばいいのかいまいちよくわかりませんよね。

 

そこで就活を7年にわたって研究し続けてきた僕が、とにかく”わかりやすさ”を意識した方法をそれぞれ以下の記事にまとめました!

自己分析・業界研究・企業研究に苦手意識がある人、必見です。

 

Check!

▼自己分析の方法をマンガで解説!

» マンガで分かる自己分析のやり方【8ステップで完了する方法】

 

▼業界研究の方法を5ステップで解説!

» 【業界研究のやり方】やること一覧を5ステップで徹底解説!

 

▼企業研究の方法を8ステップで解説!

» 【企業研究のやり方】8ステップで企業研究が完了する方法!

 

対策③ 情報にアンテナを張り、すぐ動けるようにしておく

 

就活後半では、なるべく情報を取り逃さないよう常にアンテナを張り、すぐに動けるよう準備しておきましょう。

特に8月以降は秋採用も行われ、内定獲得のチャンスが増える時期でもあります。

 

「秋採用をしている企業って大丈夫なの?」と思う方もいるでしょうが、実は知名度の高い大企業でも秋採用は行われているんですよ。

秋採用で大手から内定をもらう方法は「【秋採用完全攻略マニュアル2022】 大手の内定も新卒で獲得する方法!」でも解説しています。

 

企業の探し方から具体的な対策方法まで秋採用について詳しくまとめているため、これからエントリーする方は一度目を通しておいてくださいね!

 

対策④ たくさんエントリーし就活の場に慣れる

 

面接で緊張しがちな方は、たくさんエントリーして就活の場に慣れるもの一つの手です。

特に志望度の高い企業の場合には一層頭が真っ白になってしまうことも多いのではないでしょうか。

 

あがり症の人でも面接を重ねることで、受け答えに慣れていくものです。

時間は有限なのでやみくもにエントリーすればいいわけではありませんが、本命の企業の前に何回か面接を受けておくのもよいでしょう。

 

また、1社受けてその1社から内定がもらえるほど就活は簡単ではありません。

就活生の平均エントリー数は30社程度と言われています。

チャンスを増やすという意味でも、エントリー数を増やすのは効果的です。

 

就活準備やエントリー数など、基本的なことを今一度見返してみることが重要ですね!

基本的なことが意外とできていないことも多いからね。ここで紹介したのは必須対策ばかりなので、ぜひ押さえておいてほしい!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

就活後半に内定をもらいやすい業界・企業や内定を得るための対策について理解が深まったのではないでしょうか。

 

就活後半は焦りや不安で心の余裕がなくなるもの。

周りの内定状況と比較して焦りもあるかと思いますが、何よりも大事なのは内定数ではなく「心から働きたい!」と思えるような企業に出会えるかどうかです。

 

最終的に入社できるのは、たった1社のみ。

これから長い社会人生活を送る上で最高の一歩を踏み出せるよう、今やるべきことをコツコツと積み重ねていきましょう。

 

ちなみに、この記事を読み終わったら「就活マンが考える「就活を成功させるために必須の6大ポイント」を共有!」も読んでみてください。

就活を7年以上研究してきた僕が「いま最も効率的だと考える就活の攻略法」をまとめています。

就活後半でも上記でお伝えしている6つのポイントを意識することで、内定まで一気に近づけますよ!

 

それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりとしますか!

 

【本記事の要点】

  • 就活後半は一次募集よりも倍率が低く優秀な人も多く受けるため、内定をもらいやすい。
  • 就活後半に効率的に内定をもらうには、就活エージェントや逆求人サイト、中小規模合同説明会の利用が必須である。
  • 知名度の低い中小企業や大手のグループ企業、BtoBは内定をもらいやすい。
  • 介護業界・人材業界・不動産業界などは内定をもらいやすいが、待遇面に注意。
  • 就活後半に内定をとるには、業界・企業研究や自己分析、エントリー数などまず基本的なことから見返してみる。