就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
「簡単に内定をもらえる業界ってないのかな…」なんて悩んではいませんか?
結論、内定をもらいやすい業界や企業は存在します。
そこで今回は、「内定をもらいやすい業界」をご紹介していきますね!
僕は7年以上にわたり就活を研究し、業界や職種の分析もずっと続けてきたので、信頼性のある情報を提供できるはずです。
ここでは「内定をもらいやすい業界」について共有した後、内定をもらいやすい企業の特徴や探し方まで、解説していきます。
読めば“内定をもらいやすい業界・企業”を探せるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
内定をもらいやすい業界、詳しく知りたいです!
業界だけじゃなく、内定をもらいやすい企業の特徴や探し方まで共有するから、ぜひ参考にしてほしい!
内定をもらいやすい業界【8選】
ではさっそく、「内定をもらいやすい業界」を共有していきます。
業界の特性や現在の状況から、内定をもらいやすい業界を8つ厳選しました。
興味のある業界があるか、しっかり確認していきましょう!
【内定をもらいやすい業界】
- 不動産業界
- 金融業界
- 人材業界
- IT業界
- アパレル業界
- Web業界
- 代理販売業界
- 飲食業界
上記のような内定をもらいやすい業界の企業を見つけたい人は、逆求人サイトを利用するのが効果的です!
逆求人サイトはプロフィールを登録しておくと、企業からのスカウトが届くサイト。
企業側からアプローチがある仕組みなので、今まで知らなかった業界の優良企業と出会えることも少なくありません。
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業界① 不動産業界
「不動産業界」は、内定をもらいやすい業界として代表的でしょう。
基本的には営業職採用になるので、正確には“不動産業界の営業職”になりますかね。
営業は実力主義であるため、成果のあげられない人は早々と辞めていく傾向があります。
特に不動産業界はその色が強く、売り上げを立てられない人は精神を病んでしまったり、転職を選択したり、といったことが起こりやすい。
したがって、常に営業人材を欲しがっているんですよね。
体力のある人なら積極的に採用したいため、内定を貰いやすくなるわけです。
特に、精神力のある体育会学生を中心に採用しており、面接も1~2回という会社が多いようです。
僕の体育会学生の知り合いでも、「サークルの先輩繋がりで、不動産に面接1回で内定もらえた!」と言っている人がいましたし。
内定はもらっておくだけでも余裕が生まれるので、体育会学生の方は特に、最初に不動産業界の内定を狙っても良いかもしれませんね。
業界② 金融業界
「金融業界」も内定を貰いやすい業界として挙げられます。
保険・証券・銀行など多種ありますが、こちらも不動産同様に営業職としての採用が一般的でしょう。
前述の通り、営業職はやめる人も多いため常に求められている。
これは金融業界でも同様で、比較的内定をもらいやすくなるわけですね。
ただ、金融業はある程度お金が無いと営めないため、金融業界は安定した大手企業が多い。
こういった企業は高学歴の就活生からも人気で、倍率が高くなるという側面もあります。
したがって、金融業界すべてが内定をもらいやすいわけではないので、企業選びには注意しましょう。
業界③ 人材業界
続いては「人材業界」ですね。
前の2つと同様に、特に営業職で内定をもらいやすい業界と言えます。
人材業界は1年目の離職率が高いことでも有名で、新卒1年目で半数が辞めてしまう会社もあるようです。
したがって、常に人材を求めていますし、周りの就活生からの人気も薄いので、内定をもらいやすくなるわけですね。
また、人材業はあまり初期費用がかからないため、小規模の会社でも運営できる。
すなわち、ベンチャー企業で人材業を展開している会社って多いんですよね。
拡大中のベンチャー企業は人を欲しているので、内定を獲りやすい企業となります。
こういった企業側の理由から、内定をもらいやすくなることもあるわけです。
業界④ IT業界
「IT業界」も内定をもらいやすい業界として挙げられますね。
IT業界といっても意味が広いのですが、ここで定義するのはSE・SIerなどと呼ばれるエンジニア分野です。
現在、”企業のデジタル化”という流れは非常に強くなっており、よりたくさんのエンジニアを必要としています。
あきらかに、エンジニアの数が足りないことは数年前から言われ続けていましたが、現状もその状態に大きな変化はありません。
したがって、企業のデジタル化を進めるIT人材は求められており、内定も取りやすくなっているわけです。
最近では文系出身からエンジニアを志す学生も多く、それに伴い、エンジニア採用の約半分を文系が占める企業もあるよう。
それだけ内定をもらいやすくなっているんですよね。
業界⑤ アパレル業界
続いては「アパレル業界」です。
デザイナーというよりも、ショップ店員などがイメージですね。
業務自体はバイトの延長線上にあるので、正直あまり厳正な審査はありません。
学歴を特別重視するというわけではないため、内定は比較的もらいやすい業界と言えるでしょう。
アパレル産業も、人手に応じて売上がたつ業界で、常に人を欲している。
結果、予算の都合はあれど、多くの人材を採用するはずです。
ただし、ファッションセンスなどを問われる選考もあるようなので、ある程度の知識・経験は必要になりますね。
業界⑥ Web業界
6つ目は「Web業界」ですね。
IT業界と混ざる部分もあると思いますが、ここで言うのはWeb広告を中心としたサービスですね。
(Webサイト運営、YouTube運営、広告代理店など)
人材業界と同じく、Web事業も最初のコストが安く済むため、ベンチャー企業の参入が多い。
拡大中のベンチャーは人材を求めているので、内定はもらいやすい部類に入ります。
また、Web関連の技術はかなり奥が深いですが、簡単な仕事であれば即戦力にもなれるんですよね。
すなわち、育成に大きなコストを割かなくても成果が出るため、企業としても新人を採用しやすいわけです。
業界⑦ 代理販売業界
続いて「代理販売業界」です。
こちらはスマホの機種変をするときに対応してくれる店員さんなどを指します。
スマホショップ(au、ドコモ、ソフトバンクなど)では、中小企業がスマホ販売を代理で行っている場合が多く、そういった企業は内定をもらいやすいです。
高卒や専門卒の選考参加者も多いため、大卒であるだけで有利になるはず。
また、業務も多少ややこしい内容になりますがバイトの延長線上でもあるので、育成に時間もかかりません。
採用するリスクがあまりないので、企業も内定を出しやすいわけですね。
業界⑧ 飲食業界
最後に共有するのは「飲食業界」です。
こちらはファミレスなどのチェーン店がイメージしやすいでしょうか。
飲食業界も、業務がバイトの延長線上・選考参加者の学歴が高いとは限らない、などの特徴を抑えています。
それゆえ内定をもらいやすい業界になっているので、ひとつ選択肢として考えられますね。
ルートとしては、もともとバイトで働いていた職場にそのまま採用してもらうケースが多いです。
そこから店長やエリアマネージャーに昇格する人もたくさんいるので、バイト先の職場が気に入っている人は内定を獲っておくのもありでしょう。
意外と内定をもらいやすい業界って多いんですね!
そうだね!人材不足に悩んでいる、もしくは人が増えるほど売り上げが上がる業界は多いから、そういった観点に着目すると良いよ!
内定をもらいやすい職種【3選】
つぎに「内定をもらいやすい“職種”」について共有していきます。
先ほど挙げた業界ならどの職種でも内定を獲りやすいわけではなく、志望する職種によっても難易度は変わってくるんですよね。
この章を読めば、どの業界・業種を狙うべきか見えてくるはずなので、併せて確認していましょう。
【内定をもらいやすい職種】
- 営業職
- エンジニア職(SE・SIer)
- 接客業(店頭スタッフ)
職種① 営業職
内定をもらいやすい職種として「営業職」は筆頭です。
営業は成果のすべてが数字で管理できるので、完全実力主義の世界です。
圧倒的な成果を残す人がいる一方で、成果を出せずにやんでしまう人も多い。
ここがポイントで、成果を出す人は独立してしまい、成果を出せない人は営業をやめてしまうんです。
したがって、2者ともに会社を去ってしまうので、会社としては常にたくさんの営業人材を抱えたいんですよね。
実際、文系新卒の7割は営業として採用されています。
実力主義の厳しい世界ではありますが、内定をもらうまでなら難易度は低めと言えるでしょう。
ちなみに「営業職って厳しいから嫌なんだよなあ…」と感じている方は、「【営業が楽な業界5選】共通する特徴と具体的な入社方法!」を見てみてください。
営業の中でも、比較的辛くない業界を厳選して紹介しているので、営業職に興味がある人なら参考になるはずですよ!
職種② エンジニア職(SE・SIer)
続いては「エンジニア職」ですね。
SE(システムエンジニア)やSIer(エスアイアー)などは、内定をもらいやすい職種に挙げられます。
「日本はデジタル化が遅れている」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
日本に限った話ではないですが、デジタル化を進めなければならないのは事実なので、エンジニア職は依然強く求められているわけです。
特に、SIerは人数が多いほど利益が出る産業なので、SIer企業を狙えば1~2度の面接で内定を獲得できます。
(SIerとは簡単に言うと“エンジニアの派遣会社”で、派遣できるエンジニアが多いほど売上が上がります)
近年では文系未経験からのエンジニア採用も増えているため、文理関係なく内定をもらいやすい職種と言えるでしょう。
エンジニアの採用に興味がある方は「【エンジニア就活の情報まとめ】新卒で就ける職種やエンジニアになる方法を解説!」を見てみてください。
エンジニア就活の基本を網羅的に解説しているので、読めば取るべき対策が見えてくるはずですよ!
職種③ 接客業(店頭スタッフ)
最後の職種は「接客業」です。
アパレルやファミレスの店頭スタッフをイメージしたら分かりやすいですね。
接客業は、未経験からでも活躍しやすい仕事です。
加えてどこも人材不足なので、比較的簡単に内定をもらえる職種でしょう。
ただし、接客業のキャリアを考えると、店長になるには簿記・会計の知識が必要になることもあります。
選考の際に問われることはありませんが、ゆくゆくは数値計算が絡んでくることを把握しておきましょう。
【必見】就活であっさり内定を獲得する方法
ここまで内定をもらいやすい業界や職種をご紹介しました。
ただ、ここまで紹介した業界や職種を受けたからといって確実に受かるというわけではありません。
内定を獲得したいなら、ただやみくもに動くのはNG。
就活であっさり内定を獲得したい人は、以下の行動を意識してください!
【就活であっさり内定を獲得する方法】
- 倍率が低い企業を受ける
- 逆求人サイトを使って自分に興味のある企業を受ける
- 就活エージェントを使ってピンポイントで適性が高い企業を受ける
- 合同説明会で人事とのコネを作る
- リクルーター経由で内定を獲得する
- 長期インターン先からの内定を獲得する
上記のように、適性の高い企業との接点を効率的に獲得していくことが内定獲得への第一歩につながります。
逆にいうと、業界・企業研究や自己分析をおろそかにして、倍率の高い企業やじぶんに合わない企業ばかり受けていると内定を獲得するハードルは上がるでしょう。
心に余裕を持つためにもまずは内定を獲得したい!という人は、上記の行動を意識してみてくださいね!
内定獲得には有益な就活サイトの活用がカギ!
あっさり内定を獲得する方法の中でも、とくに重要なのが”有益な就活サイトの活用”です。
すこしでもはやく内定を獲得したいのであれば、就活エージェントや逆求人サイトの利用は必須!
逆求人サイトは、あなたのプロフィールを読んで「ウチに合っているな」と感じた企業がスカウトを送ってきます。
就活エージェントは、面談を通してあなたの特性を把握したうえで相性の良い企業を紹介してくれるんですよね。
よって、「適性の高い企業」を効率よく見つけられるのです!
僕はこれまで200以上の就活サイトを見てきましたが、中でもおすすめは「キミスカ」と「ミーツカンパニー就活サポート」。
内定をあっさり獲得したい人は、はやいうちから登録しておくといいですよ!
@Kimisuka1
— shi*26卒 (@Ooo_river_) January 17, 2023
キミスカさん経由でつながった企業さんから初めての内定をいただきました😭ありがとうございます😭今後もお世話になります…!
なお、以下の記事で就活の成功に役立つサイトを厳選して紹介しています。
僕がいま就活生だったら利用するサイト6つをまとめているので、ぜひ参考に利用してみてくださいね。
確かに、周りの内定獲得者もこれらの職業ばかりですしね!
そう、文系の7割が営業と言われているくらいだからね!
内定をもらいやすい企業の特徴
次に「内定をもらいやすい企業の特徴」について解説します。
前章までで業界・業種を把握できたと思うので、今度は目線を企業まで絞っていきましょう。
ここまで絞れれば、どんな企業の選考を受けるべきなのか分かるはずですよ。
【内定をもらいやすい企業の特徴】
- 知名度が低い
- 成長中のベンチャー
- 人手を必要とする業界・職種
- 大学内にコネがある
- バイト先である
- 人が辞めやすいブラック企業
特徴① 知名度が低い
まず、「知名度の低い会社」は内定をもらいやすいです。
理由は、そもそも選考応募者数が少ないからですね。
国内だけでも企業は250万社以上あるので、就活生に募集を見つけてもらえない企業がほとんど。
募集をしていること自体を知ってもらえないために、応募者が集まらないんです。
逆に、誰もが聞いたことのある大手企業は、選考の広告を出さなくても勝手に応募者が集まる。
それゆえたくさんの就活生が集まり、倍率が高くなってしまう仕組みです。
最近ではSNSを利用して就活生を集めている企業もありますが、依然として知名度の低い会社は内定をもらいやすい企業と言えるでしょう。
特徴② 成長中のベンチャー
続いては「成長中のベンチャー」であることです。
スタートアップから始まって数十人集まり、今後の拡大を目論んでいる企業ですね。
ベンチャーの多くは、従業員の拡大を狙うタイミングがあります。
それはおよそ100人以下のときであり、そのタイミングで選考を受けられれば、内定をもらいやすい企業と言えるでしょう。
とくにWeb系の企業に多い特徴で、人件費以外のコストがかからないために、積極的な採用に踏み切れるんですよね。
実際、僕の知人の会社でも「あと1年で従業員を50人から200人にする」と謳っている会社があり、採用にかなりの力を入れていました。
ベンチャー企業の見定めは非常に難しいと思いますが、こういった企業は内定をもらいやすいわけです。
ちなみにベンチャー企業の探し方については、「【就活生向け】ベンチャー企業の探し方|8種の方法を紹介!」にて詳細に解説しています。
「具体的な探し方が分からないんだよな…」という方はぜひ参考にしてくださいね。
特徴③ 人手を必要とする業界・職種
3つ目に「人手を必要とする業界・職種」が挙げられます。
例えば、営業やSIerなどがそれに該当しますね。
こういった業界は、人数に応じて売上が上がっていきます。
加えて、最上級のスキルを持ち合わせなくても良いため、人を厳選せずとも戦力になる。
すなわち、「採用する=利益につながる」という構図なので、採用の間口はかなり広いです。
その証拠に営業やSIerの業界では、面接が1~2回で終わることも珍しくありません。
面接が少ないのですから、当然内定はもらいやすくなります。
ただもちろん全ての企業がそうというわけではないので、本章で他に挙げる特徴と併せて見極めるのがおすすめですね。
特徴④ 大学内にコネがある
「大学内にコネがある」と、内定をもらいやすくなります。
特に多いのは以下2つですかね。
【大学内の企業とのコネ】
- 研究室の教授
- 部活/サークルの先輩
どちらも今までの経験から、おすすめの企業を提示してくれるはずです。
企業を紹介してくれたり、運が良ければ特別ルートに乗せてもらえる事もあるでしょう。
ただし、話をすべて鵜呑みにするのはちょっと微妙。
というのも、紹介側の思惑も乗っかる可能性があるためです。
例えば、大学の先輩は「後輩への紹介ノルマ」が課されているだけで、就活生のためを思って紹介してるわけではない、といったケースですね。
これだと、自分に合う企業かどうかは分かりません。
ただ、内定をもらいやすくなるだけです。
なので、話を聞くなら“あくまで一意見として聞く”のが良いでしょう。
内定をもらうこと自体にもメリットがあるので、広い視野を持ちながら一度話を聞いてみるのがおすすめですね。
特徴⑤ バイト先である
続いては「バイト先である」ですね。
想像しやすいと思いますが、大学生がバイト先にそのまま就職するパターンもちょいちょいあります。
かなり厳格なバイト先でない限り、ある程度優遇されながら選考を進めるはずです。
すでに業務内容を掴んでいるし、バイト先としては採用しない理由があんまりないんですよね。
これはファミレスやスーパーなどに限らず、エンジニアなどのオフィスワークでも同じなので、困ったら口ぎきしてみるのもアリでしょう。
特徴⑥ 人が辞めやすいブラック環境
最後にお伝えしておきたいのが「人が辞めやすいブラック企業」という特徴です。
大前提として、「内定をもらいやすい=人がいない」であり、「人がいない=人がよく辞める企業」と言える。
すなわち内定をもらいやすい企業とは、単なるブラック企業である可能性が高いんですよね。
過度に怒られたり、法外な労働時間だったり、この職場ではやっていけないと思った人が多かったから人材不足になっている。
そんな企業からの内定なら持っていてもしょうがないと思います。
したがって、内定をもらいやすいからと言って、すぐに飛びつくのはおすすめしません。
就活は内定を獲るまでがゴールではなく、今後40年以上働いていくためのスタート地点です。
余裕を持つ目的でとるのも良いですが、基本は会社に入ってからも安心して働けるホワイトな職場を目指すべきでしょう。
「そんなこと言ったって、私の学歴じゃホワイト企業なんて無理」と思った方もいるかもしれません。
ですが、僕は偏差値50の中堅大学から大手食品メーカーの内定を勝ち取っています。
学歴のハンディキャップはあったものの、戦略を練って遂行することで、ホワイト企業の内定獲得を果たしました。
つまり、たとえ学歴が無くとも、就活は戦略次第で勝ち抜けるんです。
そんな僕が実践した戦略については以下にて解説しているので、「ホワイトな環境で働きたい…!」という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
\就活生がホワイト企業からの内定を取るための立ち回り/
ブラック企業には気を付けたいですね…。
そうだね。「内定を獲りやすい=人が辞めやすい」とも繋がるから、きちんと精査する必要があるよ。
内定をもらいやすい企業の探し方
次に「具体的な企業の探し方」について解説しますね。
すぐ実践できる7つの探し方を共有するので、読んで行動に移せば“内定をもらいやすい企業”を見つけ出せるはずです。
【内定をもらいやすい企業の探し方】
- 就活エージェントに紹介してもらう
- 中小規模の合同説明会に参加する
- 逆求人サイトでスカウトを待つ
- 大学での専攻に関連する企業で絞る
- 内定をもらいやすい業界・職種で絞る
- 先輩や教授経由で紹介してもらう
- 選考ステップが少ない企業を探す
探し方① 就活エージェントに紹介してもらう
まず1つ目の探し方は「就活エージェントに紹介してもらう」です。
就活エージェントとは、面談を通して求人紹介や選考対策をサポートしてくれるサービス。
サービス内容は以下の通り。
【就活エージェントのサービス内容】
- 就活相談
- 自分に合った求人の紹介
- 選考支援(ES添削や面接対策)
- 企業との面接のセッティング
- 面接後のフィードバック共有
以上のサービスのうち「自分に合った求人の紹介」がポイントです。
“自分に合った求人”とは、すなわち“内定をとりやすい求人”のこと。
就活エージェントに頼れば、こういった都合の良い求人を紹介してくれるんです。
一般には出回っていない非公開求人も含まれるので、思わぬ優良求人との出会いもあるかもですね。
(就活エージェントは口コミも上々です)
▼就活エージェントの口コミ
就活エージェントさんと初めてお話した感想
— 御社くん@21卒NNT (@onsya_kun) May 26, 2020
不透明であやふやだった自分のやりたい事を話を聞いてヒントを示してくれ、会社紹介まで何社かして頂けてこれから頑張るぞ!とモチベ上げることが出来たのでお話して良かったと思いました!!
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
探し方② 中小規模の合同説明会に参加する
続いては「中小規模の合同説明会に参加する」です。
これは僕が就活生のときにも役に立った方法で、2社からの早期内定を獲得できました。
“中小規模”というのがポイントで、採用担当者の記憶に残りやすく、状況によっては1対1で話すこともできる。
企業側も採用目的で参加しており、印象を残せば特別ルートへの招待もあります。
逆に大型の説明会だと、採用担当者が15分ほどテンプレ話すだけですし、自分の印象を残ることもできないんですよね。
よって、内定を得ることが目的なら、中小規模の合同説明会が圧倒的に有益なんです。
ちなみに合同説明会を選ぶなら、僕も内定を2社獲得できた「ミーツカンパニー」がおすすめ。
多くの企業と繋がりを持っており開催頻度も高いため、自分に合った形で活用できます。
内定先も優良企業ですし、人事と直接話しやすい環境が整っているのも良いですね。
一度に参加する就活生の数がそんなに多くないため、遠慮なく人事の方にかかわりを持てる。
「ミーツカンパニー」のもっと詳しい情報については、以下の記事にて解説しています。
実際の利用者の口コミも確認できるので、気になる方は読んでみてくださいね。
探し方③ 逆求人サイトでスカウトを待つ
続いては「逆求人サイトでスカウトを待つ」ですね。
逆求人サイトとは、就活生のプロフィールを企業の担当者が見て、気になる就活生にスカウトを送るタイプの求人サイトです。
一度プロフィール(ESのようなもの)を登録しておけば、勝手に企業と繋がれるコスパ最高のサービスですね。
プロフィールがESを兼ねているので、「オファーが来る=ES選考通過」になる。
説明会やES提出をすることなく選考に乗れますし、プロフィールの出来が良ければ、面接免除や特別ルートへの招待が届く。
利用するなら、スカウトの種類で企業の本気度がわかる「キミスカ」がおすすめ。
正直使わない理由がないサービスなので、他サービスと併用するのが効果的ですよ。
探し方④ 大学での専攻に関連する企業で絞る
続いては「大学での専攻に関連する企業で絞る」です。
分野が被っていれば選考も突破しやすくなるので、その方向性で会社を絞っていく探し方ですね。
文系だとあまり繋がりが無いかもしれませんが、以下のような分野ならそのまま就職につながることもある。
【就職につながる分野例】
- 機械科→メーカー
- 研究→研究職
- 建築科→建築系
- 会計科→経理
- 情報科→エンジニア
就活生の多くは「大学の専攻と就活はまったく関係ない」としがちですが、以上のように専攻から絞ってみるのもおすすめの方法ですよ。
探し方⑤ 内定をもらいやすい業界・職種で絞る
5つ目は「内定をもらいやすい業界・職種で絞る」ですね。
内定をもらいやすい業界・職種・特徴については前述したので、それらの条件から絞って会社を探す方法です。
【内定をもらいやすい業界】
- 不動産業界
- 金融業界
- 人材業界
- IT業界
- アパレル業界
- Web業界
- 代理販売業界
- 飲食業界
- 小売業界
【内定をもらいやすい職種】
- 営業職
- エンジニア職
- 接客業
【内定をもらいやすい企業の特徴】
- 知名度が低い
- 成長中のベンチャー
- 人手を必要とする業界・職種
- 大学にコネがある
- バイト先である
- 人が辞めやすいブラック企業
これらはリクナビ・マイナビ等の求人サイトで簡単に絞り込めます。
気になる条件を重ね合わせて、自分にマッチする企業を探してみましょう。
探し方⑥ 先輩や教授経由で紹介してもらう
続いては「先輩や教授経由で紹介してもらう」という探し方ですね。
大学内のコネをつなげて選考に乗れれば、多少内定をもらいやすくなります。
もちろん誰の紹介でも厳しさは変わりませんが、通常のルートとは違った形で選考に挑めたり、ESを免除してくれたりなどメリットは大きい。
就活生側から「企業を紹介してくれ」とは頼みづらいかもしれませんが、教授や先輩の立場に立つと、紹介することに大きなデメリットはありません。
むしろ頼ってもらったことが嬉しくて、聞いていないことまで教えてくれる方が多いはずです。
ただし、先ほども言ったように、かならずしも最高の企業を紹介してくれるわけではないので、あくまで一意見としてアドバイスを貰いましょう。
探し方⑦ 選考ステップが少ない企業を探す
最後は「選考ステップが少ない企業を探す」という探し方ですね。
選考ステップが少なければ当然、内定はもらいやすくなりますからね。
ただやはり、ブラック企業の存在を忘れてはいけない、というのが注意点。
そもそも選考ステップが少ない企業とは、以下のような特徴があります。
【選考ステップが少ない企業の特徴】
- 人手が必要な業界・職種である
- 選考にコストを割けない中小企業
- 人がすぐ辞めてしまうブラック企業
上2つは大丈夫ですが、最後のブラック企業というのはもちろん避けたいですよね。
なので、「選考ステップが少ない」という理由だけでエントリーするのは危険です。
企業のことをしっかり調べ、本当に自分が希望している企業なのかどうか、しっかりと確認してからエントリーしましょう。
内定をはやめに欲しがる理由も分かりますが、自分の未来のためにブラック企業は排除してくださいね。
探し方ひとつとってもいろんな種類があるんですね!
そうだね!中でも就活サービスは無料で使えるから、積極的に利用するのがオススメだよ!
【重要】内定をもらいやすい人になる
「内定をもらいやすい企業」について解説してきましたが、最後に重要なポイントを共有しますね。
それは「内定をもらいやすい人になる」ということです。
前章までの話でちょくちょく話しましたが、“内定をもらいやすい企業”の行き着く先はブラック企業。
すなわち、企業に目を向けることよりも、自分に目を向けることの方が重要なんですよね。
したがって本章では「内定をもらいやすい人になるための3つの方法」を共有します。
読んで実践すれば選考の突破率はアップするはずなので、ぜひ参考にしてくださいね。
【内定をもらいやすい人になるための方法】
- 徹底的な自己分析で自分を深ぼる
- 企業に就いて深く調べる
- できない部分を割り切って就活のプロを頼る
方法① 徹底的な自己分析で自分を深ぼる
まずは「徹底的な自己分析で自分を深ぼる」です。
基本的には、自分が考えること全てに「なぜ?」と自問自答して深ぼるのがおすすめですね。
多くの就活生は「なぜ」の深堀をしないため、面接で浅い発言ばかりしてしまう。
たくさんの就活生を見てきましたが、本当にこういう就活生は多く、みんな面接で落ちてしまうんです。
事前に「なぜ」を使って自己分析をしておけば、この事態は避けられる。
例えば、銀行員を志望している学生がいるとして、以下の例を見てみましょう。
【「なぜ?」の使い方の例】
「なぜ銀行員を志望しているのか?」
―今の銀行を変えたいから
「なぜ今の銀行を変えたいと思ったのか?」
―使っていて不便だと感じる機能が多いから
「なぜ不便だと感じたのか?」
―速度が重かったり、サーバーがダウンしたり、技術の精度が低いから
「では、銀行員ではなく技術者になるべきでは?」
―確かに…
以上は、「なぜ」と問うたことによって間違いが出てきた良い例です。
実際は銀行員ではなく、エンジニアなどの選択肢も出てきたわけです。
こんな風に「なぜ」を深ぼると深い自己分析に繋がり、それがそのまま面接で出ます。
すぐには効果が出ないかもしれませんが、習慣づけば発言一つ一つが深くなるはずですよ。
ちなみに、もっと詳しい自己分析の方法については別記事にて解説しています。
「自己分析が大事なのは分かったけど、どうやればいいかイマイチわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
方法② 企業について深く調べる
2つ目は「企業について深く調べる」ですね。
「視点を変えながら調べる」を意識して行うと良いでしょう。
企業研究は、業界の流れ(大きな視点)と業務内容(小さな視点)という風に視点を分けて調べると、内容がいっきに深くなります。
以下の例を見てみましょう。
【「視点を変えながら調べる」のテンプレート】
<大きな視点:業界の流れ>
「◯◯業界は、AI・ロボットと相性が良いから、長期的には人から機械に代わっていくだろう。~~という政策も出されたので、今後はより厳しい業界になりそうだ。」
<中間視点:企業の動き>
「◯◯株式会社は、ここ数年で新規事業を2つ打ち出している。どちらもまだ収益にはつながっていなそうだが、業界の厳しい流れに対応しようとしているんだな。」
<小さな視点:従業員の業務>
「◯◯さんは、業界の衰退を感じながらも、信頼できる上司の下で成長したいという欲が強いようだ。新規事業打ち出しからも分かる通り、挑戦的な社員さんが多くて楽しそうだな。」
このように3つの視点で調べると、それぞれを絡ませることで「今後この会社はこうなっていくだろう」と予測ができる。
この予測を面接の中で伝えれば、「ちゃんと考えているんだな」と好印象を与えられます。
思考が深いほど内定は近づくので、企業研究ではこの複数の視点を持つことを意識して行いましょう。
方法③ できない部分を割り切って就活のプロを頼る
最後は「できない部分を割り切って就活のプロを頼る」ですね。
世の中には、就活生が無料で利用できる就活サービスがたくさんあります。
正直、就活生側のデメリットはほぼないので、使わない理由がないんですよね。
勉強をするときに先生に教わるように、部活で自分よりもうまい先輩から教わるように、就活もその領域に長けたプロから色々教わればいいんです。
そもそも20数年生きてきた中でも“就活”は初めてなんですから、分からないことだらけなのが当たり前。
知らないこと「知らない」と割り切って、就活のプロを積極的に頼りましょう。
答えの分からないESや面接でつまづくことも減りますし、就活を効率化できるはずですよ。
ちなみに僕がおすすめする就活サービスは以下の記事で解説しています。
100以上のサービスから34コを厳選して紹介しているので、あなたに合うサービスも必ず見つかりますね。
なるほど、企業ばかりではなく自分にも目を向けるべきなんですね!
その通り!内定をもらいやすい企業にばかり目を向けていると、最終的にはブラック企業にたどり着いてしまうからね!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
早めに内定を持てると余裕が生まれるので、面接でもいかんなく実力を発揮できるようになります。
したがって、今回紹介したような“内定をもらいやすい”業界や職種などを参考に、早めの内定を勝ち取っておくのがおすすめですね。
ただし何度もお伝えしている通り、“内定をもらいやすい企業”の最終地点はブラック企業です。
上手くいかずに焦る気持ちも分かりますが、投げやりにならず、自分が納得できる企業からの内定を貰いましょう。
そのためには企業に目を向けるだけでなく、自分がどうあるべきかも考える必要があります。
“内定をもらいやすい人”になるために、どんな行動を取れば内定をもらえるのか、当サイト(=就活攻略論)を参考に考えてみてくださいね。
ちなみにこの記事を読み終わったら、次に「【早く内定をもらいやすい人の特徴10選】人事に評価されるポイントとは?」を読んでみると良いです。
本記事よりも重要な「内定をもらいやすい人になる方法」を詳細にまとめています。
読めば、これから具体的にどんな行動をとるべきかが分かるはずですよ!
それでは最後に本記事の要点をまとめて終わりましょうか。
【本記事の要点】
- 内定をもらいやすい業界は「不動産業界」「金融業界」「人材業界」「IT業界」「アパレル業界」「Web業界」「代理販売業界」「飲食業界」の8つである。
- 内定をもらいやすい職種は「営業職」「エンジニア職」「接客業(店頭スタッフ)」の3つである。
- 内定をもらいやすい企業の特徴は「知名度が低い」「成長中のベンチャー」「人手を必要する業界・職種」「大学内にコネがある」「バイト先である」「人が辞めやすいブラック環境」の6つである。
- 内定をもらいやすい企業ばかりに目を向けるとブラック企業にたどり着いてしまうので、“内定をもらいやすい人”になる努力をすべき。