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【人材業界の志望動機の書き方】評価される5つの例文と書き方を解説!

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こんにちは!

就活を研究し続けて7年目、書いた記事は1500以上の就活マンです。

 

今回は「人材業界向けの志望動機の書き方」について解説していきます。

人材業界は、常に就活生から人気があります。

 

ただ、マイナビやリクナビに代表されるように、就活自体をサービスとして取り扱っていることから、選考の難易度も高めです。

 

つまり、しっかりとした対策がないと簡単には就職できない業界といえます。

 

そこで本記事では、人材業界の企業に評価される志望動機の書き方について、構成や例文を使って解説していきます。

志望動機で他の就活生と差別化したい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね! 

 

人材業界は就活生からの人気も高いので、どんな志望動機を書けば評価されるのか知りたいです!

任せて!ライバルの多い人気業界だからこそ、差別化できる志望動機が必須だよね。例文も交えて解説するからぜひ参考にしてね。

人材業界に評価される志望動機の書き方【4ステップ】

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志望動機で大切なのは、矛盾のない一貫性のある文章が理想です。

そのためには、下記4つのステップを意識して書きましょう。

 

【人材業界向けの志望動機の構成】

  • 結論から入る
  • なぜ人材業界なのか
  • なぜ人材業界の中でもその企業なのか
  • 自分の企業選びの軸との一致点

 

ステップ① まずは結論から入る

 

志望動機は結論から入るのが何よりも大切です。

結論が最初に来ると、読んでいる面接官もそのあとの内容を理解しやすくなります。

 

【例文】
私が貴社を志望したのは、地元の人と企業をつないで街を元気にしたいと思ったからです。

 

ステップ② 「なぜ人材業界なのか」を示す

 

結論のあとは、「なぜ人材業界なのか」という話を続けます。

「人に価値を置く仕事に興味をもった」「人材紹介サービスを利用して自分も携わりたいと思った」など業界を志望する具体的な話を盛り込むのがポイントです。

 

理由を書くのがむずかしい人は、「コミュニケーション能力の高さ」を証明できるエピソードと結びつけると書きやすいですよ。

 

【例文】

私は学生時代のサークル活動で、メンバーのまとめ役でした。

人の話を聞き、一緒に問題を解決していくという仕事に憧れを持つようになり、人材業界に興味を持つようになりました。

 

例文ではコミュニケーション能力に関して直接触れてはいません。

しかし具体的なエピソードがあるため「この人は誰とでも上手く話ができるんだな」と納得させられる文章ですよね!

 

ステップ③ 「なぜ人材業界の中でもその企業なのか」を示す

 

業界に対する志望動機が伝えられたらあと一歩です。

さらに「その企業でないといけない理由」を書いて志望動機の質を上げましょう。

 

「自社のことをどのように考えているのだろう」「自社の強みを知っているのだろうか」と、採用担当者が最も気になる部分です。

 

「同業他社とは何が違うのか」「強みは何か」を明確にして志望動機に代えるのがポイントです。

具体的に挙げていきますね。

 

【同業他社との違いをベースにしたその企業でないといけない理由】

  • 貴社の◯◯という”企業理念”に最も共感した
  • 貴社の◯◯という”長期ビジョン”に最も共感した
  • 戦略や資金よりもモチベーションのコンサルティングすることに力を入れていて”独自の切り口”を持っている
  • 貴社は顧客満足度調査で”毎年1位を獲得”している
  • 人材紹介だけでなく、利用者にスキルアップスクールを開放して”企業の社会的責任”も果たしている

 

ステップ④ 「自分の企業選びの軸との一致点」を示す

 

最後は「自分の企業選びの軸との一致点」を加えて、オリジナリティのある志望動機に仕上げましょう。

これまでのステップをまとめて志望動機を仕上げると下記のような構成が完成します。

 

【完成した人材業界向けの志望動機】

 「私が貴社を志望したのは、地元の人と企業をつないで街を元気にしたいと思ったからです。(~①)

私は学生時代のサークル活動で、メンバーのまとめ役でした。

人の話を聞き、一緒に問題を解決していくという仕事に憧れを持つようになり、人材業界に興味を持つようになりました。(~②)

なかでも貴社は、無料でエンジニアスクールを開講していて、業界未経験者でもIT業界にチャレンジできるような環境を作っている点が魅力です。(~③)

また、私が企業選びの軸としている「人の可能性を広げられる仕事」という点でも貴社の考えが私の理念と合致する企業だと感じて志望いたしました。(~④)

 

人材業界向けの志望動機の例文【5選】

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この章では、僕が作成した人材業界向けの志望動機を共有します!

前章の4つのステップを踏まえて作成してみたので、ぜひ参考にしてください。

 

志望動機の例文①

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、仕事を通じて多くの人に人生の選択肢を提供できると思ったからです。(~結論)

私は学生時代、多くの友人の悩みに応えて傾聴力が身につきました。

そこで人と企業のニーズを聞き出す人材業界であれば私の力を発揮できる確信しました。(~なぜ人材業界なのか)

中でも貴社は、人の希望に沿った仕事を紹介するだけでなく、適性があると判断すれば惜しみなく全ての仕事を紹介するという独自の営業スタイルを持っています。(~なぜその会社でないといけないのか)

これは、私が企業を選ぶ上で大切にしている「人のために全力を注げる仕事」という点とも合致しているため今回志望いたしました。(~企業選びの軸との一致点)

 

4つの要素が上手く盛り込まれた志望動機です。

「なぜその会社でいけないのか」という点と「企業選びの軸との一致点」が人のために一生懸命になるというところで上手くリンクしているのがわかりますね!

 

志望動機の例文②

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、仕事を通じて人と企業双方に利益のある架け橋のような存在になりたいと思ったからです。(~結論)

私は離職率の高さをゼミの研究で取り上げたことがあり、求職者と企業のミスマッチが原因だと学びました。

そしてこれから社会人になろうとする今、離職率低下で採用コストや教育コストが無駄になる今の社会問題を解決したいと思い人材サービス業に注目しています。(~なぜ人材業界なのか)

貴社では人と企業のミスマッチを防ぐ取り組みのほか、「カンタン書類作成ナビ」や「市場価値審査」など求人以外のコンテンツにも注力している点が魅力です。(~なぜその会社でないといけないのか)

私が企業選びの軸としている「既存サービスにプラスの価値を生み出す仕事」においても合致しているので今回志望いたしました。(~企業選びの軸との一致点)

 

求人サイトを運営する人材業界の志望動機です。

その企業ではないといけない理由は具体的なサービス名とともに列挙されていて、これなら採用担当者も納得してますね。

 

志望動機の例文③

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、人材派遣で人々の生活に安心感を与えたいと思ったからです。(~結論)

私は学生時代に飲食店のアルバイトで、上司から「人が気づかないところまで気が回るし誰とでも仲良くできるんだね」と言われたことがあります。

それから人の潜在ニーズを聞き出す仕事に興味を持ち、「人」に重きを置く仕事が私には最適だと思うようになりました。(~なぜ人材業界なのか)

私は人と企業をマッチングさせた後も双方との良好な関係を築くことが大事だと思っています。

そのため、転職後であっても仕事に関するヒアリングを受けつけしている貴社に大きな魅力を感じています。(~なぜその会社でないといけないのか)

貴社であれば、私が就職活動で大事にしている「サービスと安心を提供する仕事」が実現できます。(~企業選びの軸との一致点)

 

アルバイトでの経験を盛り込まれた例文です。

上司からの評価も高く誰とでも仲良くできるということで、コミュニケーション能力があることがアピールできていますね。

 

志望動機の例文④

 

【例文】

私が貴社を志望したのは、人を育てて利益を生み出す人材コンサルティングに魅力を感じたからです。(~結論)

貴社の企業説明会に参加したときに、社員研修をする前と後で売上が大きく変わったという説明に感銘を受けて、そこから人材コンサルティングに将来性を感じるようになりました。(~なぜ人材業界なのか)

特に貴社は、社員、経営陣の信頼関係強化や部門の垣根をこえた階層別研修などを実施していて、形骸化されない「結果が生まれる研修」を行っているところに憧れを感じています。(~なぜその会社でないといけないのか)

貴社は、私が企業を選ぶときの価値観である「人の潜在能力を高める仕事」にも通じる部分があると強く思い、今回志望いたしました。(~企業選びの軸との一致点)

 

人材コンサルティングを手がける会社への志望動機ですね。

コンサルティングを志望する場合は、研修や企業成長のことなどに触れて人材派遣ビジネスや求人広告ビジネスとは違ったアプローチをするのがおすすめです。

 

志望動機の例文⑤

 

【例文】

私は就職や転職に不安を感じている人の背中を押してあげられる仕事がしたいと思い貴社を志望いたしました。(~結論)

人材業界に興味があるのは、実際に自分が学生時代に人材派遣のサービスを利用し、求職者の気持ちをくみとって上手にアドバイスをくれるコンサルタントの姿に感動したからです。(~なぜ人材業界なのか)

中でも貴社を志望した理由は、どのような年齢や職歴の人でも面談をしっかり行うという「求職者ファースト」の理念に共感したからです。(~なぜその会社でないといけないのか)

これは私が仕事選びで大切にしている「全ての人に需要のある仕事」とも合致していると思うので、貴社であれば私にとって高い意識を持って働くことができます。(~企業選びの軸との一致点)

 

実際に人材紹介を受けた体験を盛り込んだ志望動機です。

利用者側だったからこそわかる他社との違いを伝えられると説得力がよりアップしますよね!

 

なお、もっと志望動機の例文が見たいという就活生には、エントリーシートを無料で閲覧できるサイトの利用もおすすめですよ!

以下は、ES閲覧サイト「unistyle(ユニスタイル)」に掲載されている大手人材派遣会社のエントリーシートです。

 

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会員登録するだけで約7万枚のエントリーシートが閲覧できちゃうので、利用しない手はないですね。

また、本選考のほか、インターンシップ向けESや選考情報も充実しています。

(会員登録は「ユニスタイル無料会員登録」から約3分ほどで完了します!)

 

人材業界はやはり「ヒト」とどのように関わっていきたいかがポイントなんですね。

人材業界は「ヒト」ありきの仕事だからね。仕事を通じてどのように人と関わっていきたいのかをしっかりと伝えることが大切なんだよ!

人材業界向けの志望動機のNG例文【3選】

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人材業界の志望動機としてNGな例文も共有いたします。

NGな理由もあわせて解説するので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!

 

【人材業界に評価されない志望動機のポイント】

  • 最初に結論が入っていない
  • その企業でないといけない理由が明確でない
  • 終始自分のことにしか触れていない

 

NGな志望動機の例文①

 

【NG例文】

私は学生時代に、人の悩みに上手に応えられるようになりたいと思い人間心理学を学びました。

そして貴社の説明会で、求職者の潜在ニーズを引き出すお話を聞き、共感する部分が多く魅力を感じました。

私も貴社に入社し、利益貢献のために働きたいと思い志望させていただきました。

 

最初に結論が入っていない」ところがNGですね。

これでは、何が伝えたいのかわかりづらい文章となってしまいます。

 

また、その会社のことに触れているのは良いですが、共感する部分が多くというのは抽象的であいまいな表現です。

どんな考え方を持っているのか」「企業の考えとどこが一致しているのか」をもっと掘り下げていきましょう。

 

NGな志望動機の例文②

 

【NG例文】

私は働きたい人と雇用したい企業の双方に利益をもたらせる仕事をしたいと考え、貴社を志望しました。

私は昔から人のために働きかけることが好きで、相手のニーズを聞き出せる仕事に興味があります。

さらに社会貢献や経済発展につながる仕事は何かと考えたときに人材業界ならそれが実現ができると思いました。

私が自信を持っている提案力とコミュニケーション能力を生かして仕事をしていきたいと思ったのが、今回志望させていただいた理由です。

 

読みやすく問題のない文章のように見えます。

しかし、この志望動機では「その企業でないといけない理由」が伝わらない文章です。

 

これだと、「他の企業でもできることだな」と採用担当者に思われてしまうおそれがありますね。

 

NGな志望動機の例文③

 

【NG例文】

貴社を志望した理由は、私のスキルを磨いていける仕事だからです。

私は学生時代、上下関係を問わず多くの人の相談に乗ってきました。

「話しやすくて相談しやすい」とも言われたことがあり自信があります。

貴社では「顧客ひとりひとりに合わせた提案とソリューション」に注力しているので、私が成長できる環境が整っているものだと確信しております。

 

これは、終始自分のことを語ったNGな例文です。

自分にメリットのある内容で会社にとってあまり興味のある話とは言えません。

 

自分が成長することやスキルアップなどにフォーカスし過ぎると「仕事に慣れてきたらそのうち転職するのかな?」と思われてしまいます。

志望動機に自分の成長や能力のことに触れること自体は問題ありません。

 

ですが、それによって会社にどのような利益があるのかまで書くようにしましょう。

会社は常に利益追求のもとに成り立っているものだという意識は大切です。

 

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たしかにどれもぼんやりとした志望動機ですね。

正しい志望動機の例文を見たあとだからなおさらだね!志望動機もしっかりポイントを押さえて書かないと、抜け落ちの多い「なんとなく書いた感」が出てしまうんだよ。

人材業界の企業から評価される志望動機のポイント【3点】

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人材業界の企業から評価される志望動機のポイントを共有します。

主に以下の3つのポイントを押さえておくべきですね。

 

【人材業界の企業から評価される志望動機】

  • 「企業選びの軸」と合致していることを説明できている
  • 「なぜ人材業界の中でも自社なのか」に納得できる
  • 「コミュニケーション能力の高さ」がわかる

 

ポイント① 「企業選びの軸」と合致していることを説明できている


まずは、企業選びの軸と合致している内容にしましょう。

グローバルな活動をする企業」や「地域に根差した企業」など、企業を選ぶときにあなたが大切にしているポイントですね。

 

また、人材業界は事業分野が多岐に渡ります。 

人材業界の中でどの分野に興味を持っているのか、志望する企業がどの種類に分類されるのかを調べて、自分の企業選びの軸ともすり合わせましょう。

 

ポイント② 「なぜ人材業界の中でも自社なのか」に納得できる

 

数ある企業の中から、「なぜ自社を志望したのか」と理由を明確にすることが重要です。

採用担当者は、自社を志望する理由が一番注目している部分でもあります。

 

競合にはない強みや独自の取り組みについて、企業研究して知っておきましょう。

その企業でないといけない理由がブレていると、非常に内容の薄い志望動機になってしまいます。

 

ポイント③ 「コミュニケーション能力の高さ」がわかる

 

人材業界で最も求められるものが「コミュニケーション能力の高さ」です。

なぜなら、毎日のように企業や求職者とコミュニケーションを取っていかないといけないからです。

 

志望動機で、コミュニケーション能力の高さがわかる内容を入れるのがポイントです。

例えば、「接客ではお客様に合わせて気配りや対応を柔軟に変えていた」「先輩や後輩関係なく気さくに話しかけてチームの雰囲気を良くしてきた」とかですね。

 

「私はコミュニケーション能力があります!」と自分で伝えるのではなく、エピソードで相手に訴えかけるのが効果的です。

 

なぜその企業でないといけないというのは、企業のことをしっかり研究してないと書けないですね。 

そうなんだ。多くの就活生が業界に対する志望動機はしっかり書けていても、その企業でなくてはいけない理由が抜けていることが多いんだよ!

人材業界向けの志望動機を面接で伝える時の注意点【3点】

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次は、人材業界向けの志望動機を面接で伝えるときに注意するポイントを共有していきます!

志望動機はエントリーシートだけでなく、面接でも聞かれることがほとんどです。

 

【志望動機を面接で伝える時の注意点】

  • 内容に一貫性を持つ
  • 結論から話す
  • 志望動機は何を聞かれていいようにしておく

 

注意点① 内容に一貫性を持つ

 

志望動機の内容には、一貫性を持たせましょう。

人材業界で働く人に求められるのは、相手を納得させられるプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力。

まさに面接の中でも、その能力が試されているからです。

 

自分の経験や強みなどは、実際のエピソードなどを語ることで最初から最後までブレない話ができます。

また「自分の価値観」や「仕事選びの軸」も頭に入れて面接では話すようにしましょう。

 

注意点② 結論から話す

 

面接でも志望動機を伝えるときは、結論ファーストで話をしましょう。

その際、エントリーシートに書いたことをそのまま暗記して話が長くなってしまわないように注意が必要です。

 

面接は文章ではなく会話のやりとりなので、常に簡潔に聞かれたことだけを答えるようにしてください。

面接官も志望動機に関していくつか質問を用意しているハズなので、お互いが話す時間をつくり会話が弾む状態を生み出すのがベストですね。

 

注意点③ 志望動機は何を聞かれてもいいようにしておく

 

何を聞かれてもいいように、エントリーシートで書いた内容を深掘りしておきましょう。

面接官から志望動機に関して細かく聞かれるのは興味を持ってもらえている証拠ですので、チャンスを逃さないようするのが大切です。

 

やり方はカンタンで、自分の志望動機に関して疑問符をつけて考えるということです。

先ほどご紹介した例文をもとに見ていきましょう。

 

 「私が貴社を志望したのは、地元の人と企業をつないで街を元気にしたいと思ったからです。

→なぜ人と企業がつながると街が元気になるのか?

私は学生時代のサークル活動で、メンバーのまとめ役でした。

→具体的にどのようにメンバーをまとめてきたのか?

人の話を聞き、一緒に問題を解決していくという仕事に憧れを持つようになり、人材業界に興味を持つようになりました。

→なぜ話をして問題解決することに憧れたのか?

なかでも貴社は、無料でエンジニアスクールを開講していて、業界未経験者でもIT業界にチャレンジできるような環境を作っている点が魅力です。

→なぜ無料でやっているのか利益の仕組みを知っている?

また、私が企業選びの軸としている「人の可能性を広げられる仕事」という点でも貴社の考えが私の理念と合致する企業だと感じて志望いたしました。

→なぜ人の可能性を広げられる仕事を軸にしているのか?

 

ひとつの志望動機だけでも、一文ずつしっかり見ていくと数々の「なぜ?」が出てきますね。

 

エントリーシートの志望動機は「必要な情報を簡潔にまとめたもの」。

面接での志望動機は「内容をさらに深掘りさせるもの」という認識を持っておきましょう!

 

人材業界の企業の面接では、面接官との会話を意識してコミュニケーション能力の高さを見せるようにするのがおすすめ!

【基礎知識】人材業界の事業モデルは?

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人材業界と聞いて具体的な企業や仕事のイメージがわきますか?

なんとなく「ヒト」を取り扱うことは分かると思いますが、意外と表面的なイメージしか理解できていない就活生も多いですよね。

 

そこで、人材業界の基礎知識をまとめていきます。

人材業界は、以下の4つが代表的な事業モデルです。

 

【人材業界の事業モデル】

  • 人材紹介
  • 人材派遣
  • 求人広告
  • 人材コンサルティング

 

モデル① 人材紹介

 

最も代表的なのが「人材紹介」ですね。

就活エージェントや転職エージェントなどがここに該当します。

 

役割としては人を採用したい企業と仕事を探している求職者を繋ぐという仲介役。

相談に来た求職者にヒアリングを行い、その人に向いている求人を紹介したり、その企業の選考に向けた対策支援を行うのが業務です。

 

職種については、求職者を担当する「キャリアアドバイザー」と企業の求人を集める「法人営業」の2つがメインですね。

 

求職者に求人を紹介し、その人が入社したら企業から報酬を得る「成功報酬型」といわれるビジネスモデルになっています。

 

【代表的な企業例】

リクルートエージェント、マイナビエージェント、パソナキャリア、doda、ビズリーチ、キャリアカーバー、キャリアチケット、Jobspring、キャリアパーク就職エージェントなど

 

モデル② 人材派遣

 

人材派遣はその名のとおり、派遣会社に登録しているスタッフをクライアントである派遣先企業に派遣するビジネスです。

 

最近では正社員雇用をする企業も減少傾向にあることから、今後成長していくであろう分野として注目を集めていますね。

 

【代表的な企業例】

リクルートスタッフィング、パソナ、テンプスタッフ、スタッフサービス、アデコ、ランスタッド、マンパワーグループなど

 

モデル➂ 求人広告

 

求人広告事業とは、企業の求人情報をWEBページなどのメディアに掲載して求職者を集めるサービスです。

就活でおなじみのマイナビやリクナビなんかがここに該当しますね。

 

報酬の形はとしては、求人情報の掲載料という形だったり、求職者が入社した際に発生する成果報酬だったりが存在します。

 

【代表的な企業例】

リクナビ、マイナビ、学情、ディスコ、doda、エン転職、indeedなど

 

モデル④ 人材コンサルティング

 

人材コンサルティングとは、企業の人事戦略の立案や実行をサポートし、主に人事課題に関する提案を行う事業です。

 

このほかにも、新人社員へのマナー研修や現役社員への社内研修、組織コンサルタントなど事業の幅は非常に広くなっています。

 

【代表的な企業例】

リンクアンドモチベーション、ワイキューブ、タワーズワトソン、リクルートマネジメントソリューションズ、アクセンチュアなど

 

【補足】HR業界と人材業界の違い

 

人材業界とよく混同されがちなのが、HR(Human Resources)業界。

HR業界は、企業の人材についての課題を解決するサービスを主に展開しています。

採用だけでなく、人を採用したあとの「育成」や「人事・労務」などを支援するんですね。

 

最近では、Human Resources(人材)とTechnology(テクノロジー)をかけ合わせたHRテック企業も増えています。

HRテックとは、AIやクラウドを活用して人材課題を解決するサービス。

 

HRテックの市場規模は、2021年度に584.7億円、2022年度には785.6億円と急拡大をつづけています。

参考:デロイトトーマツミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2022年度版

 

人材に関わる仕事に関心がある人は、HR業界も狙い目ですね。

HR業界の代表的な企業は、以下のとおり。

 

【代表的な企業例】

ウォンテッドリー、カオナビ、あしたのチーム、Smart HR、ジョブカンなど

 

「ヒト」に関して、いろんな側面から関わっていく業界なんですね。

新卒や転職、第二新卒やアルバイトなど、あらゆる場面で企業と求職者を繋いだり、企業内部の組織なんかを支援する仕事だね!

本記事の要点まとめ

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

人材業界は商品ではなく「ヒト」を取り扱う難しい仕事です。

しかし、多くの人々との出会いがあり感謝されることもあるので、非常にやりがいのある仕事とも言えます。

 

そのため、人と関わるのが好きだという人なら高いモチベーションで働き続けられるでしょう。

人材業界の内定をつかみたい人は、今回ご紹介した志望動機の書き方を参考に作成してみてくださいね。

 

ちなみに、この記事と合わせて「【人材業界ランキング】売上高や平均年収など項目ごとにトップ企業を厳選紹介!」も読んでみてください。

人材業界の中でも、売上高や年収ごとに上位の企業をまとめています。

人材業界を志望している人は、穴場企業がないかぜひ参考にしてください。

 

それでは最後に本記事の要点をまとめて終わりにしますね!

 

【本記事の要点】

  • 「コミュニケーション能力の高さ」など評価される3つのポイントを理解する。
  • 「①結論から入る」「なぜ人材業界なのか」「③なぜ人材業界の中でもその企業なのか」「④自分の企業選びの軸との一致点」の4ステップで質の高い志望動機が完成する。
  • 面接の深堀対策として、自らの志望動機に「なぜ」をぶつける方法がおすすめ。
  • 面接対策は社会人や現役人事に相談すると効果的であり、そのためには複数の就活サイトを併用すべきである。