就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
今、僕が就活を振り返った時に「これはやっておいて良かった!」と思うこと。
それこそが「早期内定の獲得」なんですよね。
就活が本格化する大学3年生の3月よりも前に内々定が出たら最高!
大企業が内定を出し始める大学4年生の6月までに内々定を獲得できれば、大企業の選考に余裕を持って挑むことができます。
僕は大学4年生になるまでに、5社からの内々定を戦略的に獲得しました。
それによって圧倒的な心の余裕を持つことができたんです。
今回は、そんな“僕が早期内定を獲得するために参加したイベント”を共有します。
まだ多くの就活生が行動していない時こと、動くべきです。
その具体的な動き方をこの記事に凝縮しますね。
心の余裕を持つためにも、早期内定を狙っていこう!
- 早期内定の獲得に繋がる就活イベント5選
- 早期内定の獲得イベントに参加する際のポイント
- 早期内定が獲得できるイベントの選び方
- 早期内定が出る時期について
- 早期内定を獲得することのメリット
- 本記事の要点まとめ
早期内定の獲得に繋がる就活イベント5選
それでは早速、早期内定に繋がる就活イベントをおすすめ順で共有します。
早期内定を獲得するために、必須なイベントは以下の5つです。
【早期内定に繋がるイベント一覧】
- 逆求人サイトからのスカウト獲得
- 就活エージェントとの就活相談会
- ミーツカンパニー(スカウトイベント)
- キミスカライブ(スカウトイベント)
- インターンシップ
① 逆求人サイトからのスカウト獲得
まず僕が最もおすすめする早期内定の獲得方法は「逆求人サイト」です。
プロフィールを登録しておくことで、企業側からスカウトが届きます。
逆求人サイトを利用する企業は、選考のスタートが早い。
更にはプロフィールを読んだ上でスカウトが届くので書類審査がなかったりと「特別ルートの選考」が多いんですよね!
これらの理由により、逆求人サイトを使うと早期内定が出やすいんですよ。
実際にツイッターを見ると、まだ11月にも関わらず、もう内定が出ている22卒がいます。
▼この投稿9月なので内々定が非常に早く出てますね
オファーボックスのおかげでコロナ禍でも早期内定頂くことができました!
— ヘムヘム (@no11abcbdton) September 1, 2020
本当に神ツールです、就活生は必須🔥#オファーボックス就活応援#OfferBoxノベルティで一番欲しいのはAmazonギフト券
利用すべき逆求人サイトは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
全てプロフィールは1つ作成すれば、コピペして転用できるので便利です!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
利用すべき逆求人サイトですが、就活生向けの大手2サイトを併用しましょう。
逆求人サイトはプロフィールを登録して、都度磨き込めば、“自動的に企業との繋がりができる仕組み”になる。
早期内定の獲得だけでなく、就活中ずっと利用できるので、現状僕が最もおすすめする就活サイトなんだよね。
② 就活エージェントとの就活相談会
続いて、特に関東の企業への就職を視野に入れている人におすすめが「就活エージェントからの支援」です。
就活エージェントは人材会社で無料で提供しているサービス。
面談を元に、自分に会った企業を紹介してもらうことができます。
就活エージェントに対して求人を出している企業の多くは、早くから人材を確保したい企業が多いんですよね。
そこで就活エージェントに対して「早期内定が欲しいので、今から選考できる私に合う企業を紹介してください」とお願いしましょう。
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
③ ミーツカンパニー(スカウトイベント)
次におすすめするのが「中小規模のスカウトイベント」です。
これは企業数社と、就活生数十人が参加するような中小規模の就活イベント。
グループワークや座談会を元に、その日に採用担当者からのスカウトがもらえます。
スカウトをもらった場合、採用担当者と1:1で話すことができるんですよね。
それを経由して、特別ルートの選考に参加して、早期内定の獲得ができる。
僕が就活生の時に、2度参加して、2社から内定を獲得したイベントがあります。
それが「ミーツカンパニー」というイベントです。
こちらは日本最大規模かつ、開催頻度が非常に高いのでおすすめです。
▼ミーツカンパニーのイベントの様子
ミーツカンパニーは現在、オンラインでの開催もしているからまずはオンラインから参加するのがおすすめだよ!
④ キミスカライブ(スカウトイベント)
続いて、逆求人サイトで紹介した「キミスカ」が主催するスカウトイベントの「キミスカライブ」も非常におすすめです。
こちらもミーツカンパニーと同様、その日にスカウトが得られます。
ミーツカンパニーに比べて開催頻度が非常に少ない点が懸念ですが、キミスカに登録しておくと開催情報が届きます。
オンラインでのイベント開催もされているので、自宅で気軽に参加できる点が魅力ですね。
(でもオンラインだと直接会ってスカウトをもらうよりも微妙だけどね...)
⑤ インターンシップ
最後に、早期内定を獲得できるイベントとして「インターンシップ」が挙げられます。
数ヶ月単位で参加する長期インターンシップはもちろん、1日だけのワンデイインターンも内定直結型が存在します。
企業としては、インターン参加者の中に良い人がいれば、早いうちに内々定を出して囲い込みたいという狙いがあります。
要するにインターンシップが「人材の囲い込み」の役割を持つんですよね。
懸念点としては、「どのワンデイインターンシップが内定に繋がるのか分からないこと」が挙げられます。
(内定に繋がらないワンデイインターンシップは、ただの会社説明会なので、参加価値がめちゃくちゃ低いからです)
よって個人的には長期インターンシップがおすすめ!
数週間のインターンに参加するだけでも、内定をそのままもらえることも多いです。
「早期内定に繋がるインターンの探し方4選【直結企業34社!】」にて、インターンシップ経由の早期内定の獲得方法は解説しておきました。
以上の5つのイベントが早期内定の獲得にはおすすめ!特に逆求人サイトは就活中ずっと利用できるし、自分に合った企業と繋がれるから本当におすすめ。
早期内定の獲得イベントに参加する際のポイント
ここまで早期内定の獲得に繋がるイベントを紹介してきました。
もちろんイベントに参加するだけじゃ意味ありません。
目的は「早期内定の獲得」なので、内定を獲得するためのポイントを共有します!
【イベント参加前に押さえるべき早期内定の獲得ポイント】
- 自己PRを徹底的に磨き上げる
- 積極的に人事とのコミュニケーションを取りにいく
- 志望度の高さを徹底的に示す
① 自己PRを徹底的に磨き上げる
まず早期内定を獲得できる就活生は、自分の売りが分かっています。
売れる営業マンって、自社商品の売りが分かっていますよね。
逆にそこを分かっていない営業マンは絶対に売れません。
就活でも同じで、「自分という名の商品」の売りが分からないと、企業から採用されることは難しいですよ。
そして、自分を売り込む質問項目こそが「自己PR」です。
どんな企業からも自己PRって聞かれるので、自己PRの質を高めておくことで、評価されるようになります。
(出題頻度の高い質問の回答の質を高めることが重要。全然聞かれないような質問にも回答を準備する人がいるけど、マジで非効率)
自己PRの具体的な書き方
早期内定の時期って、まだ多くの就活生の質問回答内容がしょぼいです。
だからこそ、早い時期から評価される自己PRを作成して磨いておきましょう。
具体的な自己PRの作り方は「【自己PRの例文20選】就活で“絶対に評価される”自己PRの例文集」にて徹底解説していますので。
② 積極的に人事とのコミュニケーションを取りにいく
次に、早期内定の獲得に繋がるイベントに参加したら、積極的に人事に絡みにいきましょう。
「御社の事業内容を聞いて気になりました!今注力されている事業はどんな事業なんですか?」という相手への興味から会話を切り出せばOKです。
会話が盛り上がったら、「御社にすごい興味が湧いて入社したいと思いました。早期に内定を頂く方法はありますか?」と突っ込んで大丈夫。
そもそもどれだけ図々しくしても、企業側からしたら「積極的な子だな」と思うだけです。
このぐらい強引かつ積極的に人事と絡みにいっても、何も損しないなのでぜひ絡みにいきましょう。せっかくイベントに参加するんだから!
(直接が苦手なら、逆求人サイトで繋がった企業とはチャットできるので、積極的に質問したり早期内定ルートを頼むと良い)
③ 志望度の高さを徹底的に示す
そして最後に、新卒を採用する企業が最も重視していることを押さえておいてください。
それは「採用した新卒がすぐに辞めないかどうか」です。
新卒を1名採用するのに企業は40〜100万円の費用を平均でかけます。
それだけの費用をかけて採用した新卒がすぐに辞めたら大損害ですよね。
よって企業は「入社したら辞めない人」をめちゃくちゃ欲しがる。
辞めない人だってことをアピールする方法としては色々あるけど、その中でも重要なのが「志望度の高さを示すこと」なんですよね。
恋愛でもそうで、「3年間ずっと好きで好きでたまらなかったです!!」と言われて付き合った方が続きそうでしょ?
「志望度が高い=入社してから辞めずに頑張ってくれる」と判断できるのです。
1社ごとに志望動機を丁寧に作成してください。
「志望動機の書き方を新卒に解説【就活ブロガーが丁寧に語る!】」に評価される志望動機の文章構成は書いています。
この文章構成に基づいて志望動機を作成すれば、必ず評価されますよ。
たしかにどれも評価されるために重要なポイントですね。
自己PRと志望動機を磨き上げて、積極的に人事と絡むようにする。それだけで早期内定の獲得率が抜群に上がるからね。
早期内定が獲得できるイベントの選び方
続いて、早期内定を獲得できるような就活イベントの選び方を解説します。
「なんとなくこれに参加してみよう」と行動してみることは非常に大事。
でも、それ以上に目的を明確化して参加した方が効率的ですよ。
僕が参加するイベントを選ぶ時に意識していたポイントは以下の2つです。
【早期内定が獲得できるイベントの選び方】
- 参加人数と参加企業数の比率が合わないイベントは参加しない
- 企業の人事と直接接点を持てるイベントを選ぶ
① 参加人数と参加企業数の比率が合わないイベントは参加しない
まず就活イベントを選ぶ時は、参加する就活生と企業の比率をチェックしましょう。
以下のAとBのイベントがあるとしましょう。
A:10社に対して1000人が参加するイベント
B:10社に対して100人が参加するイベント
「早期内定の獲得」という目的を考慮した時、参加すべきはBのイベントです。
Aは1社あたり100人に対して、Bは1社あたり10人の就活生。
1社あたりの就活生が少ない方が、当然人事と密にコミュニケーションが取れます。
また参加人数が少ない方が、自分を見てもらえる可能性が高まりますよね。
ちなみに僕が超大型の合同説明会をおすすめしない理由はここにあります。
② 企業の人事と直接接点を持てるイベントを選ぶ
早期内定の獲得を目的とするなら「企業の採用担当者や人事と直接接点が持てるイベント」を選ぶべきです。
企業側が早期内定を出す理由は、早くから人材を確保するため。
よって実は早い時期だろうが、企業は採用を焦っているんですよね。
「早く人材を確保しなきゃ!」とね。
そんな採用を焦っている人事と直接話して、自己PRをして、早期内定が欲しいと伝えるためには人事と直接話す機会が必要です。
今回の記事でおすすめした、逆求人サイト・就活エージェント・スカウトイベント・インターンシップはすべて人事と直接会話できます。
ただ会社説明を聞くだけのイベントや、エントリーシートの書き方講座などのノウハウだけのイベントでは早期内定は獲得しにくい。
ぜひこうしたイベントを選ぶポイントを押さえておいてくださいね!
イベントの参加人数が参加企業数に対して少なく、直接人事と話せるような就活イベントを選ぶべきなんですね。
そのとおり!そうじゃないと早期内定の獲得には繋がりにくいから。
早期内定が出る時期について
この章からは「早期内定」に関する細かい情報を共有していきます。
(ここまでの解説で早期内定に繋がるイベントに関しての理解はできたと思うので!)
まずはそもそも早期内定はいつ頃出るのか?
最速でいつ内々定が出るのか、早期内定がよく出る時期はいつなのでしょうか?
早期内定が出る時期をまとめました。
(リクナビが調査した「初めて内々定が出た時期はいつですか?」を参考に作成)
内定時期 | 獲得できる人の割合 |
---|---|
大学3年生中 | 約10% |
大学4年生4月 | 約15% |
大学4年生5月 | 約25% |
早期内定獲得者割合 | 約50% |
大学4年生の6月から大企業からの内定が正式に出始めます。
それ以前に獲得した内定が「早期内定」と言われますが、早期内定の獲得者数の目安は約50%ですね。
今回紹介した早期内定の獲得イベントに参加すれば、この50%には簡単に入れます。
更には、大学3年生中に内々定を獲得した10%にも入ることができますよ!
ちなみに具体的に早期内定が出る企業や業界を解説した記事も書いておきました。
例えば、外資系企業やベンチャー企業は早いうちに内定が出るんですよね。
そういった企業の特徴や業界ごとの内定時期が知りたい方は、「【企業一覧】早期内定が獲得できる企業・業界|4の獲得方法」をぜひ読んでください。
内々定が本格的に出始める前に、早期内定を獲得できれば相当余裕をもって就活できますよね。
そうだよ。自分が納得できる早期内定を持っていれば、心に余裕を持った状態で大企業の選考に望めるからね!
早期内定を獲得することのメリット
まずはじめに、早期内定を獲得することがどれだけ重要なのかお話しますね。
早期内定を獲得するメリットは大きく次の3つです。
【早期内定を獲得するメリット】
・心理的余裕を獲得することができる
・企業側への優秀アピールに繋がる
・志向の移り変わりに対応できる
それぞれ簡単に説明すると、まず早期内定は5月前に獲得する内定、または内々定を指します。
そして皆がまだ内定が出ていない時に内定を獲得していると圧倒的な「心理的余裕」を獲得することができます。
「就職したいと思える企業からの内定がある状態」と、「一つも内定がない状態」では面接などでの緊張度に天と地の差が生まれるんですよね。
僕は本日紹介する就活イベントで早期内定を6社獲得していました。すると余裕があったので、面接で全く緊張しなかったんですよね。
他の就活生が「落ちたらヤバイ!」と緊張している中で余裕を持って面接を受けていると、逆にその余裕感が“優秀さ”を演出したようです。
それが更に内定の獲得に繋がり、最終的には22社の内定に繋がりました。
更に内定を持っていることは、「企業からのお墨付きがある」という状態です。
そして他の企業を受ける時にこう言うのです。
「内定を既に6社頂いています。しかし御社に入社したいので、就活を終えずここまで続けてきました!」
これで面接官はイチコロです。志望度の高さと優秀さを同時に伝えることができます。
早期内定を持っていることで、こうした企業へのアピールが可能になります。
(ぜひ早期内定を獲得したらやってみてね!効果抜群すぎてびっくりするよ!)
最後によく1月に言うのですが、外資系企業やベンチャー企業からの内定は持っておいてと就活生にはよく伝えます。
なぜかと言うと、あとから「やっぱベンチャー企業いきたいかも!」と志向が変わった時に手遅れにならないようにするためです。
内定という手札を持っていれば、入社したい企業の志向が変わった時に柔軟に対応することができます。
これら3つが早期内定を獲得するメリットです。
早期内定の最強っぷりが分かったかと思います!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
早期内定の獲得に繋がるイベントの理解ができたと思います。
就活を成功させるためには、やっぱり心の余裕が必要です。
内定がない状況が続いている就活生を見ると、余裕がなくなり、企業選びの精度が下がり、面接でも余計に緊張して、、、と負のスパイラルに陥りがち。
そうならないためにも本記事を参考にして、早期内定を獲得しましょう。
それでは最後に、本記事の要点をまとめて終わりますね。
【本記事の要点】
- 早期内定とは大学4年生の6月以前に出る内定のことを指す。
- 早期内定の獲得に繋がるイベントとしておすすめは「逆求人サイト」「就活エージェント」「スカウトイベント」「インターン」である。
- 早期内定に繋がるイベントを選ぶ上で重要なことは、参加する就活生と参加企業の比率。そして人事と直接話せるかどうかである。
- 早期内定の獲得は圧倒的な心の余裕を生むから超大事!