就活生や転職者のみなさん、こんにちは!
これまで7年、書いた記事は1500記事を超え、求人サイトの運営まで始めた"日本イチの就活マニア"こと就活マン(@syukatu_man)です!
僕はこれまで数百人の就活生から相談をもらってきました。
その中で多かったのは「疲れたので就活をやめたい」という相談です。
不採用になる度に、人格否定された気分になるのは分かる。
せっかくエントリーシートを書いたのに、サクッと落ちた時の精神的ダメージは壮絶ですよね。
ですが、簡単に就活をやめてしまうのは後々の後悔に繋がります。
そこで今回は、「就活をやめたいと感じた時に取った対処法」を就活生100人に聞いた結果をまとめます。
また、早く内定をもらって就活を終わらせる方法もご紹介していくので、少しでも就活をやめたいと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
全然内定も貰えないし、もう就活なんてやめたいです…。
この記事で同じように悩んだ就活生が行った対処法を共有するから、一度試してみて!
- 就活をやめたい人が早く内定をもらって終わらせる方法
- 就活をやめたい時の対処法【10選】
- 就活をやめたいと思う原因3つ
- 実際に就活をやめた場合はどうなるのか?
- 就活をやめたいと親に相談するのはありか?
- 本記事の要点まとめ
就活をやめたい人が早く内定をもらって終わらせる方法
まず結論として、就活を早くやめたいと思った時に、僕が今就活生なら何をするのか先に共有していきます。
【就活を早く終わらせるための手段】
- 就活エージェントを活用する
- 逆求人型サイトに登録しておく
- 辞退した企業に再度連絡してみる
方法① 就活エージェントを活用する
就活を早く終わらせたい人は、就活エージェントを利用するのが一番おすすめです。
就活エージェントとは、面談を元にして自分に合った企業を紹介してくれる無料サービスのこと。
対処法でも少しご紹介しましたが、就活エージェントは就活のプロです。
よって、早く内定をもらうためにどうすればいいのか的確で具体的なアドバイスをくれます。
就活エージェントは求人を紹介してくれるだけでなく、選考対策についても親身にサポートしてくれるので「就活をやめたい」と悩んでいる人はぜひ相談してみましょう。
ただ、就活エージェントは種類が多いので、結局「どの就活エージェントを利用すれば良いのか?」と悩みますよね。
(質が低い就活エージェントを使うと、紹介される求人の質が低く、選考サポートも適当なのでどれを選ぶかはめちゃくちゃ重要です)
僕が最もおすすめするのは「ミーツカンパニー就活サポート」
サービスは何十種類もありますが、僕が今就活生なら「ミーツカンパニー就活サポート」を利用します。
ミーツカンパニー就活サポートを他のエージェントよりもおすすめする理由は、「知られざる優良企業を紹介する」というコンセプトにあります。
就活エージェントの中には、労働条件が本当にやばい企業を紹介してくるところもあるのですが、その点で、ミーツカンパニー就活サポートは紹介企業の質が高いのが大きなメリットです。
またミーツカンパニー就活サポートは、全国の就活生が利用できて、かつオンライン面談にも対応しているのが神。
運営会社も人材業界の超大手である株式会社DYMなので安心できる。
就活エージェントおすすめランキングでも1位としている就活エージェントです。
▼就活エージェント利用者の声
初めて就活エージェントと面談したけど意外と良かった、普通のサイトに絶対載ってないけど私の希望に合う求人めっちゃ紹介してもらった…新潟の企業も紹介してくれるらしい笑
— ま…てぃ (@marietty122111) February 27, 2020
なんだかんだでESと面接のお悩みも解決したし…すげーな
もちろんミーツカンパニー就活サポートを利用するとしても、就活エージェントは担当者の質で決まるので、「この担当者は合わないな」と思えば利用を停止しましょう
(無料なので担当者が合わない場合はすぐに切ればデメリットはなしなので!)
方法② 逆求人型サイトに登録しておく
就活を早く終わらせたいのであれば、逆求人型サイトへの登録も必ず行っておきましょう。
逆求人型サイトとは、プロフィールを登録しておくことで企業側からスカウトが届くタイプの就活サイトのことです。
一般的な就活サイトだと、自分で企業を探して応募して・・・と手間がかかります。
そして、手間をかけたにも関わらず落ちてしまうとどんどん自信もなくなり「もう就活なんてやめたい」と思ってしまうでしょう。
しかし、逆求人型サイトであれば、プロフィールをしっかり登録しておくだけで、あとは企業からスカウトが来るのを待っておくだけ。
自分で企業を探さなくていいので効率的ですし、自信にもつながります。
また、逆求人型サイトではプロフィールを読んだ企業からスカウトが届くので、相性が良い企業とも出会える可能性が高いんですよね。
就活をやめたい、早く終わらせたいと思っている人は必ず登録しておくべきサービスですよ!
これまで200以上のサイトを見てきた僕のおすすめは、「Offerbox(オファーボックス) 」と「ホワイト企業ナビ」の2つ!
どちらも無料で利用できるので、まだ使ったことがない人はぜひこの機会に登録してくださいね。
方法③ 辞退した企業に再度連絡してみる
一度、内定や選考を辞退した企業に連絡してみるのもひとつの手です。
企業側も自社に合う人材を求めています。
よって1度選考辞退された人でも、十分に採用したいと考えています。
断られたところで、何も失うものはありません。
それならガンガンお願いしていきましょう。
以下の記事で、内定辞退した企業への再応募について解説しています。
どう連絡すればいいのか具体的な例文もまとめているので、参考にしてみてください。
いつまでも就活サイトだけで求人を探しているばかりじゃダメってことですね。
就活サイトももちろん利用した方が良いけど、早く就活を終わらせたいんだったら「就活エージェント」と「逆求人型サイト」は必須だね!
就活をやめたい時の対処法【10選】
僕が取る方法を共有した上で、「就活をやめたい」と考えた時に就活生はどんな行動を取ったのかアンケート結果を共有します。
「これはやってみようかな」と思う行動が1つでもあれば、ぜひ行動を起こしてくださいね。
就活生100人に聞いた結果は以下のとおりです。
順位 | 対処法 | 票数 |
---|---|---|
1位 | 一度休んだ | 29人 |
2位 | 内定後のご褒美を設定した | 20人 |
3位 | 就活のやり方を変えた | 18人 |
4位 | 友人に相談した | 10人 |
5位 | 自己分析を改めて実行した | 6人 |
6位 | 就活の目的から立ち返ってみた | 5人 |
7位 | キャリアセンターや就活エージェントを頼った | 5人 |
8位 | 親に相談した | 4人 |
9位 | 大学院に進学することにした | 2人 |
10位 | フリーターになることにした | 1人 |
質問内容:就活をやめたいと感じた時の対処法で最も効果があったことは?
調査方法:ツイッターDMによる直接ヒアリング
調査人数:100人(19卒・20卒)
対処法① 一度就活から離れて休んでみる
就活をやめたいと考えた時の対処法として最も多かったのが、「一度就活から離れて休んでみる」という対処法でした。
これに関して、僕は完全同意ですね。
僕も「就活疲れたな...」と感じた時は、温泉に行ってリクライニングで読書してました。(あの時間って最高だよなぁ)
就活に疲れたときは、以下のような方法で一度リフレッシュしてみるのが有効です。
【就活をやめたい時のリフレッシュ方法】
- 温泉に行ってリラックスする
- 公園やジムに行って体を動かす
- カラオケに行って発散する
- 海辺を散歩してみる
- 旅行に出かける
- 好きな人とデートする
- おいしい食事をしにいく
上記のようにさまざまなリフレッシュ方法があるので試してみてください。
「就活が終わってないのにそんなことしていいの?」と思うかもしれません。
でも考えてみてください。
「就活をやめたい!」と鬱気味になって、やけくそで適当に企業を選び、入社後に全然合わずにすぐに退職することになる。
そんな未来の方が嫌じゃないですか?
疲れてしまった時は1度離れて、好きなことをしてみる。
人の脳はリラックスしている状態の方が、良いアイデアが生まれるものなので、あえて就活から離れる時間を作ってみることは非常に有効ですよ!
対処法② 内定後のご褒美を設定する
次に就活をやめたいと考えた時におすすめの対処法は、「ご褒美の用意」です。
小さい行動に対して、いちいちご褒美を設けるのはおすすめしないですが、「就活を納得して終える」という大きなことに対してはご褒美を用意すべきでしょう。
ちなみに僕も就活生の時にご褒美を用意していたんですよね。
それは「土屋鞄製作所」という革ブランドの名刺入れを買うことでした。
「この名刺入れで仕事している自分、かっけぇ!!!!!!!!」
という妄想とともに、就活を成功させるモチベーションにしてましたねw
就活を納得して終えたらご褒美にこれを買おうと、自分に特別なご褒美を用意してみましょう。
ちなみに「卒業旅行」などの、事前に決まっていたことをご褒美にするのはおすすめしません。
事前に決まっていたご褒美ではなく、特別に用意した新しいご褒美を設定する方がモチベーションアップに繋がるので!
対処法③ 就活のやり方を変える
100人中、18人が取った対処法として「就活のやり方を変える」という対処法がありました。
これはめちゃくちゃ賢い行動ですね。
「就活をやめたいと悩む=今までのやり方ではうまくいかなかった」ということなので、新しいやり方で就活を進めるのは非常に有効だと僕も思います。
就活のやり方を、一部分でも変えることで気分も結果も変わります。
次の章で具体的におすすめの方法をご紹介するので、ぜひ試してみてください。
対処法④ 友人に相談してみる
意外と多かったのが、「友人に相談してみる」という対処法でした。
就活中って、友人も就活で悩んでいることが多いので共感し合えることもある一方で、気を遣うことも多いですよね。
「内定が出なさすぎて就活やめたい!どうしよう!」と相談してすぐに内定が出たら、その友人に対して気まずくなることもあるでしょう。
友人への相談はシビアですが、本当に仲の良い親友レベルの人なら、親身になって相談に乗ってくれると思います。
対処法⑤ 自己分析から再度やり直してみる
就活をやめたいと思った時の対処法、5つ目は「自己分析から再度やり直してみる」ということです。
これは非常に有効ですよ。
自己分析をすることで、「そもそも自分の企業選びの軸は何だったのか?」「自分のことを理解して企業にアピールできる特徴は何なのか」を再認識することができるからです。
自己分析が甘い人は就活がうまくいきません。
企業選びの軸もなく、自己理解もできてない人を企業は評価しないから単純な話ですよね。
自己分析はそれほど重要な作業であり、だからこそ僕はこの就活攻略論で「自己分析のやり方」を詳しく書いています。
遠回りに見えるかもしれませんが、実はそれが最も近道であることはよくある話です。
自己分析が甘いという自覚がある方は、今一度自己分析からやり直してみてください。
対処法⑥ 就活の目的から立ち返ってみる
続いて、就活をやめたいと考えた時の対処法として「就活の目的に立ち返る」ということは非常に重要ですね。
「そもそもなぜ自分は就活をしているのか?」といった就活の目的を今一度明確化しておく作業です。
たとえば、僕はジムに通っているのですが目的は3つあります。
「モテるため」「自分に自信を持つため」「健康維持のため」。
目的が明確だから頑張れますし継続できるんですよね。
そして、目的をはっきりさせることに加えて“目的の達成を切望していること”も重要。
たとえ目的が明確でも、その目的に対して「別に達成できなくても良いか〜」ぐらいなら継続できないからね。
これらをまとめると、就活を継続するためのポイントが見えてきます。
【就活を継続するためのポイント】
- 就活をする目的を明確化する
- その目的は「めちゃくちゃ達成したい」と思える目的かをチェックする
一言でまとめると「めちゃくちゃ達成したい目的を設定せよ」ですね。
そうすれば、なんとなく就活をやらされている人よりもモチベーションが上がり、行動が変わり、結果が変わりますよ。
対処法⑦ 大学のキャリアセンターや就活エージェントを活用してみる
対処法の7つ目は、「大学のキャリアセンターや就活エージェントの活用」です。
大学のキャリアセンターや就活エージェントなど、就活のプロに相談してみることで打開策が見えてくることがあります。
自分では気づけていなかった点を指摘してもらえることもあるでしょう。
「就活がうまくいかない」と感じている時には、プロに客観的な視点からアドバイスをもらうことで道が拓けることも多いですよ。
就活に行き詰まった時には、就活に特化して仕事をしている人に支援してもらいましょう。
対処法⑧ 親に相談してみる
続いて、就活をやめたいと考えた時に「親に相談する」という就活生もいました。
これに関しては本当に親によりますよね...。
「親は正しい」なんてのは嘘で、親が就活生だった時代と今とでは全然違う。
よって「どんな会社が良いかな?」といった企業選びに関する相談はおすすめしません。
一方で「就活がうまくいかなくて悩んでいるんだよね」といったメンタル面の相談はおすすめです。
親身になって悩みに乗ってくれることもあるでしょう。
逆に「甘いんだよ!努力しろ!」と叱られることもあるでしょう。
親に相談できそうな方は、メンタル面の相談はぜひ一度話してみてはいかがでしょうか!
対処法⑨ 大学院への進学を考える
大学院への進学によって就活をやめるという手段もあります。
実際に「就活がうまくいかないから時間を作るため」と大学院に進学する人も少なくないです。
「このまま就活していると投げやりになってしまう」と言うなら、大学院に進学して多少なりとも時間を作ることは有効かもしれません。
一方で、大学院に進学したところで、また大学院でも「就活がうまくいかない」と悩むことになるかもしれない。
結局はあなた次第。結果次第なところがあるので、よくよく考えてみてください。
大学院進学は専門職を志望する人以外にはおすすめしない
大学院進学に関しての僕個人の意見はこれですね。
「理系で研究職に就きたい人」には大学院への進学はめちゃくちゃおすすめ。
やっぱり特に大手だと、研究職は院卒しか取らないところも多いですから。
一方で、専門職に就くわけじゃないのに大学院に進学するのはコスパが悪い。
大学院に進学したところで、学会発表の準備などで忙しく、そこまで時間の余裕を作ることができないのが現実です。
対処法⑩ フリーターになることを決める
10つ目の対処法は「フリーターになる」です。
これに関しては個人的におすすめしませんが、日本に生まれた時点で僕は勝ちだと考えています。
たとえば、ここにAさんとBさんがいるとしましょう。
Aさんは、総合商社に勤務して年収は800万円。
一方でBさんは、フリーターとして週5日アルバイト。年収は250万円。
ほとんどの人が「Aさんの方が幸せ」だと考えますよね。
ですが、実際のところAさんは土日も仕事の付き合いがあります。
平日は終電まで残業です。上司はめちゃくちゃ怖く、パワハラばかり。
鬱になり気味で、顔はやつれてきました。
Bさんはアルバイトの人たちと仲良しで、土日は友達と遊んでいます。
特に結婚願望もなく、家賃は3万円で十分楽しめている。
この例を出してわかるとおりで、幸せに正解はありません。
幸せってのは、誰かからの客観によって決まるのではなく、自分の主観によって決まるということがよく分かりますよね。
だから僕は就活の成功を「10年後の自分が幸せであること」と定義している。
あくまで“自分が”幸せであることが重要なんですよ。
とにかく重要なことは「しっかりと自分の頭で考えて判断を下すこと」です。
どんな選択をしようとも自分が納得できるなら良し。
ちなみに、ここまでは就活生100人に聞いた対処法をご紹介しましたが、「就活がしんどい時に僕が取った7の対処法【即効性あり!】」で僕が行っていた方法もご紹介しています。
「就活をやめたい、しんどい」と感じている時にやってはいけないNG行動についても共有しているので、ぜひ目を通してみてください。
なるほど!「就活をやめたい」と思った時には様々な対処法があるんですね!
そうだね。1つでも役に立ちそうなことがあれば、ぜひ行動に移して欲しい!悩んでいるだけじゃストレスが溜まるばかりだから。
就活をやめたいと思う原因3つ
この章では、そもそも「就活をやめたいと思ってしまう原因」を解説します。
これまで多くの就活生を見てきて思った共通点は以下の3つでした。
【就活をやめたいと思う原因】
- やることが多すぎるから
- 内定が1つも出ない状態が続くから
- 内定を取り消しされたから
原因① やることが多すぎるから
就活を進めていく中で、 「やることが多すぎてやめたい」となる人は多いです。
SPI対策をしながら、企業を探して、更には業界の理解も、、、となってパンクしちゃうパターンですね。
超細かいやることリストを作ろう
やることが多すぎてパンクしちゃう人におすすめなのは、「超細かいやることリスト」を作ること。
頭の中で「あれもこれも、、あ!あれもやらないと」と漠然とやらないといけないことが浮かんでいるとすぐに頭がパンクしてしまう。
そこで「やることリスト」を作りましょう。
「自己分析」という1つの行動を例にとって、ざっくりとしたやることリストと超細かいやることリストの違いを説明します。
【ざっくりとしたやることリスト】
- 自己分析をする
【超細かいやることリスト】
- 自己分析のやり方に関するサイトを5つほど目を通して、最も自己分析の達成に役立ちそうなサイトを1サイト選ぶ
- 選んだ1サイトのやり方を元にして自己分析を進める
- 同時に自己分析に関連する書籍のおすすめを調べて、1冊選ぶ
- 同時進行で選んだ自己分析の本を読み進める
「自己分析」という1つの行動をとっても、細かく行動を分けることが可能ですよね。
やることリストを作る時のポイントは“見た瞬間に行動できるレベルまで細かい行動に分ける”ということです。
「自己分析をする」だけのリストだと、それを読んだ時に「うーん、何から始めようかな」って悩みますよね。
一方で、「自己分析のやり方に関するサイトを5つほど目を通して、最も自己分析の達成に役立ちそうなサイトを1サイト選ぶ」を読んだら、すぐに行動することができます。
やることが沢山でパンクしそうな人は、この「やることリスト」の作成にじっくり1日かけてください。
リストの作成は時間がかかるし、大変です。
しかし長期的に見れば、いちいち「今日は何しよう」とか「他に何をやれば良いかな」と悩む時間をカットできるので、効率的ですよ!
原因② 内定が1つも出ない状態が続くから
内定が1つも出てない状態が続くと、精神的にもつらく「就活をやめてしまいたい」と思うでしょう。
不採用が続いたとしても、既に「本命企業からの内定」が1社でもあれば、全然気持ちに余裕を持てる。
でも内定が出ない状態が続いていると、だんだん余裕がなくなって就活をやめたくなりますよね。
そんな時は、対処法でも話しましたが「自己分析から再度やり直してみる」のが有効です。
「なぜ全然内定が出ないのか?」という根本原因を探りながら自己分析しましょう。
表面的な原因ではなく根本的な原因から改善することで、就活も良い方向に進んでいく可能性があります。
「【内定が出ない原因とは?】即効性のある突破法を共有します!」で内定が出ない本質的な原因をまとめているので読んでみてください。
ちなみに、以下の記事で人事目線の「内定がもらえない人の特徴」についてまとめています。
なかなか内定が出ないという状態が続いている人は、当てはまるものがないか一度チェックしてみてください。
原因④ 内定を取り消しされたから
内定を取り消しされた人は、もう萎えてしまって「就活をやめたい」となりますね。
特に内定企業に絞って、他の企業を辞退した人は最悪な状況。
またイチからエントリーして就活を始めるのは辛いところです。
この場合は1度選考辞退した企業に対して、事情を説明して再度選考を進めさせてもらうのが良いですよ。
たしかにこれらの状況になったら就活をやめたいと思うのも納得できます。
そうだよね。でも諦めないで就活を続けることは本当に大切。これからの人生は長いんだから、ここで踏ん張ろう。
実際に就活をやめた場合はどうなるのか?
それでは最後に、「実際に就活をやめたらどうなるのか」を解説します。
「就活をやめたらニートになっちゃうの!?」と思うかもですが、色々と選択肢があります。
【就活をやめた場合の選択肢】
- ニート
- フリーター
- 就職浪人(または就職留年)
- 起業またはフリーランス
- 専業主婦(専業主夫)
選択肢① ニート
まず最初に就活をやめて、親に支援してもらいながらニートとして生きる人もいるでしょう。
僕は家庭が裕福じゃないので、この選択肢を取ることはできないですが、家庭が裕福な人はそれも1つの「資産」です。
別にずっとニートをする必要もないので、その都度自分のしたいことをするのはアリですよね。
(生き方に正解なんてないんでね!)
選択肢② フリーター
次にフリーターとは、正社員ではなくアルバイトで生計を立てる人のこと。
これも十分に選択肢の1つとして考えられます。
企業によっては、アルバイトの方が断然給料が良いところも多いですからね。
(社会保険料や今回のコロナのような有事の時の安定性など、考慮しないといけないことはたくさんあるけど。)
先日、この動画を見たのですが「人によって幸せの価値観は違う」ということを再認識させられました。
ちなみにフリーターから正社員になることは全然可能です。
もちろん求人の数は、新卒募集よりも減り、かつブラック企業の割合が多くなる印象はあります。
ですが、新卒での就活だろうが自分に合わないブラック企業に入社するリスクはあるので一概には言えないですよね。
もちろん短期的な視点で「フリーター」を選択するのはNG
ちなみにアルバイト歴が長い人と、 正社員歴が長い人のどちらが評価されやすいのかというと、確実に正社員歴が長い人の方が評価されます。
「他の企業に正社員として染まっていない」としてフリーターを評価する企業もありますが、正社員として働いた経験がある人を採用したいと思うのは当然ですよね。
フリーターになるデメリットもしっかりと考慮した上で判断することが重要。
新卒として就活できなくなるので、若干求人が減るなどのデメリットがありますね。
これらを全て考慮した上で、フリーターになるのか考えると良いでしょう。
選択肢③ 既卒就活
就活をやめたいとなった時に最も現実的なのが「既卒就活・就職留年」です。
ちなみに留年して来年、新卒として就活をすることを「就職留年」、卒業してから新卒として就活することを「既卒就活」といいます。
どちらかというと個人的には「既卒就活」が最もおすすめですね。
就職留年の場合だと、企業から必ず「留年した理由」を聞かれます。
はっきりした理由を答えられないと、企業側は「大学をサボって単位を落として留年したのかな」とマイナスな印象を持ってしまうでしょう。
よって、特別な理由がなければ既卒就活の方が良いというのが僕の考えです。
内定がないまま卒業する既卒の就活に関しては、以下の記事でまとめています。
選択肢の一つとして、参考に読んでみてください。
選択肢④ 起業・独立
続いて、就活をやめて起業したりフリーランスとして独立するのも選択肢です。
起業はなかなかハードルが高いので、現実的に考えられるのは「フリーランス」ですね。
フリーランスになるなら、おすすめは「ライター」または「動画編集」あたり。
これらのスキルがあれば、将来的に起業することもできるし、スキルの向上とともに給料アップを目指すことができます。
もちろん死ぬほど読書して知識を得たり、自分で実績を作ったりと圧倒的努力が必要だけどね!
そういった努力ができない人は正社員としてサボっても決まった給料をもらえる方が向いているでしょう。
選択肢⑤ 専業主婦・専業主夫
そして最後は結婚して専業主婦(主夫)になるという選択肢です。
これも非常に現実的だと思います。
正社員になったところで、何年後かに専業主婦(主夫)になるなら一緒のこと。
「そもそも結婚相手が見つかるのか」「結婚相手に経済的な余裕があるのか」などなど不安要素も多いので、すぐにこの選択肢を取ることは難しいですが、選択肢としては全然ありですよね。
なるほど!就活をやめて正社員にならないとした場合、こうした選択肢があるんですね。
そうだよ。色んな選択肢を考えた上で、10年後自分が一番幸せになっているであろう選択肢を“自分で”選択することが重要だ。
就活をやめたいと親に相談するのはありか?
「就活をやめたい」と考える就活生から話を聞いていると、たまに親に関する悩みを相談されることがあります。
「親が就職先を指定してきて、それが自分の希望に合わずにしんどいので就活をやめたい」
「親に就活をやめたいと相談すべきか?」
こんなような質問です。
就活で親の指示に従うべきか?
まず親から就活に関する意見をされることに対して、僕は本当に正解のない話だと思うんですよね。
そもそも「幸せ」って結果論でしかありません。
親の指示を無視して、自分で決断した結果、最悪な結果になった場合は「親の意見を聞いておけば良かった」と思いますよね。
逆に親の指示を受けて、それで最悪なことが起きた場合は、「不幸になったのも親のせいだ」と思うでしょう。
このように結果論でしかないので、正解はありません。
ですが、僕は「自分で決断したことに責任を持つ性格」なので、僕なら親の指示は無視して自分の信じた道を進みますね。
実際、僕は大手食品メーカーを辞める時に、親から反対されました。
辞めてすぐはお金もなく、最悪な生活をしていたので、少しは「親の意見に従った方が良かったかな?」と思うこともあったのですが、自分で決断したことだったので、努力することができたんですよね。
今はこうして会社も経営しているので、親は手のひらを返しています。笑
結果論でしかないので、何が正解と断言できません。
ですが、自分で下した決断に責任が持てる人は、自分で決断する方が良いと僕は思います。
親に就活をやめたいと相談すべきか?
次に就活をやめたいとなった時に、親に相談すべきかという質問。
これに関しても、そもそも「あなたの親は就活やキャリアに関して知識があるのか」という前提があるので、一概に言えません。
ですが、相談をして意見を聞くだけなら問題はないと思います。
もしかすると、親のコネで就職先を探してくれる可能性もありますからね。
1度相談してみて、その回答の質が高ければ頼ってみるのもありだと思います。
就活において親の意見をどのぐらい聞くかは難しい問題ですよね。
そうなんだよね。親との関係性とか、親の知識の深さとかによるから一概には言えないけど、大事なことは自責の念を持つことで、最終的に決断するのは自分であるべきだと僕は思うよ!
本記事の要点まとめ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
就活をやめたいと考えた時の対処法について、理解できたでしょうか。
就活の辛さを乗り切ることは、長い目で見ると重要なことです。
今簡単に諦めてしまって、後で「あの時にもっと頑張ればよかった」と後悔するのが一番微妙ですよね。
一度休んでみたり、イチから就活を考え直してみたりと、リラックスタイムを設けることが個人的には非常に重要だと思います。
これからの長い人生、就活の挫折なんて後からいくらでも挽回することはできる。
だからこそ今全力で頑張ってみましょう。
「これでダメなら仕方ない」と思えるほどの努力は良いものですよ。
応援しています!
ちなみに、この記事を読み終わったら「【早く内定をもらいやすい人の特徴10選】人事に評価されるポイントとは?」も読んでみてください。
内定を早くもらいやすい人の特徴をまとめています。
就活をやめたい人は、「なぜうまくいかないのか」ばかりに目が行きがちですが「どうすれば上手くいくのか」を考えることも大切です。
どんな人が内定をもらいやすいのかを把握することで、現状の自分が改善すべき点が見つかるかもしれません。
ぜひ一度読んでみてくださいね!
では最後に本記事の要点をまとめて終わりましょう。
【本記事の要点まとめ】
- 就活をやめたいときは「一度就活から離れる」「ご褒美を設定する」「やり方を変える」「友人に相談」「自己分析からやり直す」「目的を振り返る」「プロに頼ってみる」「親に相談する」「就職以外の選択肢を考える」などの対処法がある。
- 就活をやめたいと思う主な原因は「やることが多すぎる」「内定が出ない」「内定を取り消された」などがある。
- 就活をやめた場合の選択肢としては「ニート」「フリーター」「既卒就活」「起業」「専業主婦」などがある。
- 就活をやめたい人が早く終わらせるには「就活エージェント」や「逆求人型サイト」を利用するのがおすすめ。